JPH066034B2 - センター入りグミキャンディの製造方法 - Google Patents

センター入りグミキャンディの製造方法

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JPH066034B2
JPH066034B2 JP3089348A JP8934891A JPH066034B2 JP H066034 B2 JPH066034 B2 JP H066034B2 JP 3089348 A JP3089348 A JP 3089348A JP 8934891 A JP8934891 A JP 8934891A JP H066034 B2 JPH066034 B2 JP H066034B2
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JP
Japan
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syrup
center
gummy
gummy candy
manufacturing
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JP3089348A
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JPH04304852A (ja
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益士 山村
康成 高木
希世 楠
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KANRO KK
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KANRO KK
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  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グミキャンディの製造
方法に関し、特に外側のグミ層の中にグミ層とは異なる
物質を充填したセンター入りグミキャンディの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】ゼラチン、水飴、砂糖を煮詰
め、香料、酸味料等を加えたシロップをスターチ上に形
成した押し型に充填して成型するグミキャンディの製造
方法は公知であるが、市場に出回っているのは単層充填
からなる果汁等の味を付けたフルーツ系グミキャンディ
であり、センター入りの複層構造のグミキャンディは、
ほとんど市場に姿を見せていない。センター入りグミキ
ャンディは、テクスチュアの変化を楽しめ、また香り立
ち(フレーバーリリース)が優れているという利点があ
るが、普及が遅れているのはセンター入りグミキャンデ
ィ用の量産充填装置に問題があるからであると思われ
る。
【0003】すなわち、その装置は、外側のグミ層を形
成するためのグミシロップを注出する環状ノズルとその
中心に位置しセンターシロップを注出するセンターノズ
ルとからなる同心円ノズルを有しており、環状ノズルの
開閉に対しセンターノズルの開閉タイミングをずらせる
ことによりグミシロップとセンターシロップとを同時的
に圧出しセンター形成を行おうとするものである。しか
し、この装置は次のような問題がある。
【0004】先ず、グミシロップが硬化するには注出完
了後数時間かかるが、センターシロップは粘度が低いた
め、硬化までの間にセンターシロップがグミシロップに
分散し、センターの存在が不明確となり、テクスチュア
の多層性を得られないだけでなく、センターシロップの
分散により外側のグミ層が十分硬化せず、離型時、包装
時あるいは運搬中に外層のグミ部分が破れ、センターが
流出することが多い。
【0005】かかる問題を解決する手段としては、セン
ターシロップの注出後それがグミシロップ中に分散しな
いようにセンターシロップの粘度を高くすることが考え
られるが、粘度の高いシロップの場合、ノズル注出時の
「切れ」が悪く、このテーリング現象(尾を引くこと/
洩糸性)のためセンターシロップ全体を外層グミシロッ
プで封じ込むことが困難であるというもう1つの問題が
生じている。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、以上の点を
解決すべく研究、実験を重ねた結果、テーリングがなく
またセンターシロップによる分散も生ぜず、センターシ
ロップの漏れのないグミキャンディの製法が見出された
ものであり、更には外側のグミ層が破れる危険がないた
め大量のセンターシロップの注入が可能となり、テクス
チュアの変化に富み且つよりジューシーなグミキャンデ
ィの提供を可能にしたものであり、その要旨とするとこ
ろは、同心円ノズルを用いてセンター入りグミキャンデ
ィを製造する製造方法において、キサンタンガム、ロー
カストビーンガム、グアーガムのうちいずれかまたはそ
れらの混合物を添加したセンターシロップを使用するこ
とを特徴とするグミキャンディの製造方法である。
【0007】かかる効果を奏する機序については必ずし
も明らかではないが、キサンタンガム、ローカストビー
ンガム、グアーガムは、低濃度でも高い粘性を示すが、
圧力がかかると粘性を低下し、放置すると粘度を高める
性格があり、その性質のためこれらを含むセンターシロ
ップがノズルから所定加圧またはピストンで圧出される
とき粘性が低下し相対的に表面張力が増すのでテーリン
グが生じにくくなる一方、ノズル注出後はグミシロップ
中に静置されることになるので粘性が高まり、分散が起
こりにくくなるものと推察される。
【0008】本発明をさらに詳しく説明すると、本発明
が適用されるのは、同心円ノズルを使用してグミキャン
ディを製造する場合である。同心円ノズルは、外側のグ
ミ層を形成するためのグミシロップを注出する環状ノズ
ルとその中心に位置しセンターシロップを注出するセン
ターノズルとからなり、環状ノズルの開閉に対しセンタ
ーノズルの開閉タイミングをずらせるすなわち前者の開
きに対して後者を遅らせて開かせ、前者が閉じられる前
に後者を閉じることによりグミシロップの中にセンター
シロップを閉じ込めるものであり、両シロップの注出
は、ピストンまたは所定の圧力をかけておき、シャッタ
ーを開閉することにより行われる。
【0009】本発明にかかるグミキャンディの外層を構
成するグミシロップは、通常のグミキャンディのシロッ
プであればいかなるものでもよく、例えばゼラチンを5
〜10%含んだ水飴と砂糖を煮詰め、これに必要に応じ
て香料、果汁、酸味料などを加え、更にクエン酸を添加
しその粘性を例えば500〜2500c.p.程度に調
整するなどして得る。
【0010】一方、センターシロップは、 砂糖、水飴
を煮詰めたシロップに前もって少量の砂糖とローカスト
ビーンガム、グアーガム、キサンタンガムのいずれかあ
るいはその混合物を高速撹拌下で分散させながら溶解
し、更にクエン酸を添加し粘度を1000〜5000
c.p.に調整して得る。ローカストビーンガム、グア
ーガム、キサンタンガムのいずれかあるいはその混合物
の添加量は、0.1〜3.0重量%が望ましく、それ以
上の粘度ではテーリングが生じ、それ以下の粘度では分
散が生ずる可能性がある。
【0011】このように調整したシロップをそれぞれノ
ズルに連結した槽に入れそれぞれのノズルから、トレー
内に充填したスターチの上に形成した型押しに向けて注
出する。各シロップの注出の割合は、グミシロップを6
5〜90重量%、センターシロップを35〜10重量%
程度にするのが望ましい。シロップ注出後は、24時間
スターチ中で乾燥後取り出し、スターチを取り除いた後
少量の油をコーティングしてセンターシロップ入りグミ
キャンディを得る。
【0012】
【実施例】第1実施例 グミシロップとして、砂糖42%、水飴50%、ゼラチ
ン8%(いずれも重量%、以下同じ)の混合液を煮詰
め、その後クエン酸を添加し、粘度を1000c.p.
にした。センターシロップは、砂糖50%、水飴50%
の混合液を煮詰めたシロップに前もって少量の砂糖とキ
サンタンガム混合物(05.%)を高速撹拌下で分散さ
せながら溶解し、更にクエン酸を添加し粘度を2500
c.p.に調整した。 一方、トレー中にコーンスター
チを入れ、ドーム型の押し型を押し、充填用の型を多数
準備した。
【0013】次いで、同心円状のダブルノズルを用い外
側にグミシロップ、内側にセンターシロップを入れ型押
しされたスターチに、グミシロップ80%、センターシ
ロップ20%の割合で同時充填を行った。グミキャンデ
ィの平均各重量は約7.0gであった。シロップ注出後
24時間放置し、スターチ中で乾燥後サンプルを取り出
し、スターチを取り除いた後少量の油をコーティングし
て付着を防止した。
【0014】得られたセンターシロップ入りグミキャン
ディのセンター漏れ具合の測定を行った。テストの方法
として、テーリングの外観検査と、グミキャンディの上
から1kg/cm2 の力を3秒間加えこれによって中か
らセンターが漏れ出すか否かを各試験区について100
0個を調査し、従来法で製造したグミキャンディと比較
した。その結果は下記の表1の通りである。
【表1】
【0015】第2実施例この実施例は、果汁を主要成分
センター入りグミキャンディの製法の実施例である。各
シロップの配合は下記の通りである。
【表2】
【0016】上記の配合で調整したA)、B)を同心円
状ダブルノズルを用い、センター量を約25%になるよ
うにタイミングを調整し、同時充填を型押しされたスタ
ーチ上に行った(1個当たり7g)。このシロップを2
4時間スターチ中で乾燥させた後取り出し、少量のオイ
ルをコーティングした。第1実施例と同様の比較テスト
をした結果を表3に示す。
【0017】
【表3】
【0018】第3実施例 この実施例は、第2実施例のセンターシロップの配合材
料中「グアーガム3g」を「ローカストビーンガム3
g」に変え、他の条件をそのままとして実施したもので
ある。その結果は、第2実施例の表3に示されるものと
ほぼ同じであった。
【0019】
【効果】以上から明らかな通り、実験的にも本発明法が
テーリングがなくまたセンターシロップによる分散も生
ぜず、センターシロップの漏れのないことが確認された
ものであり、外側のグミ層が破れる危険がないため大量
のセンターシロップの注入が可能となり、テクスチュア
の変化に富み且つよりジューシーなグミキャンディの提
供が可能となったものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円ノズルを用いてセンター入りグミキ
    ャンディを製造する製造方法において、キサンタンガ
    ム、ローカストビーンガム、グアーガムのうちいずれか
    またはそれらの混合物を添加したセンターシロップを使
    用することを特徴とするセンター入りグミキャンディの
    製造方法
  2. 【請求項2】センターシロップ中に、キサンタンガム、
    ローカストビーンガム、グアーガムのうちいずれかまた
    はそれらの混合物が0.1〜3.0重量%含まれている
    ことを特徴とするセンター入りグミキャンディの製造方
  3. 【請求項3】グミシロップに対し10〜35重量%のセ
    ンターシロップを充填することを特徴とするセンター入
    りグミキャンディの製造方法
JP3089348A 1991-03-29 1991-03-29 センター入りグミキャンディの製造方法 Expired - Lifetime JPH066034B2 (ja)

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