JPH0660435U - 撹拌ミル容器 - Google Patents

撹拌ミル容器

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JPH0660435U
JPH0660435U JP001543U JP154393U JPH0660435U JP H0660435 U JPH0660435 U JP H0660435U JP 001543 U JP001543 U JP 001543U JP 154393 U JP154393 U JP 154393U JP H0660435 U JPH0660435 U JP H0660435U
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正 林
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Abstract

(57)【要約】 【構成】撹拌すべき材料を封入した状態で回転又は振動
させられる撹拌ミル容器において、容器外面における材
料出入れ用開口の周縁に金属環を接着し、該金属環に締
結具を支持し、蓋を締結するようにした。 【効果】製造が容易であり耐久性に優れた撹拌ミル容器
を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、撹拌により材料の混合、粉砕、又は分散をするための撹拌ミル容器 に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
この種の容器は、一般にボールミル、ポットミル、振動ミル、遊星ミル等と形 態に応じて称されている。原理的には、セラミックス等の耐摩耗性容器内にビー ズ、ボール等の小片又は液体又はこれらの組合わせからなる撹拌用媒体を封入し 、該容器を外部駆動源により転動、振動等させ、容器内部の材料を撹拌し、混合 、粉砕、分散等を行うものである。これに使用される撹拌ミル容器は、耐摩耗性 が要求されるため、金属、樹脂、セラミックス等の硬質材料で形成される。また 、転動等の際に内部の材料が漏出しないように開口部を確実に封止する必要があ る。耐摩耗性の点からは、セラミックス製とするのが望ましく、これには以下の ような開口部の封止構造が従来から用いられていた。
【0003】 図6に示すものは、容器本体101の開口部の周縁に垂直に穴を開け、その穴 にボルト102を挿入し接着したものである。開口部を閉じる蓋には、ボルトを 通すための切欠きが設けられ、蓋を閉じた上からワッシャを挟んで蝶ナット10 2が締結される。容器本体と蓋との間にはシーリングリング105が介入され、 ナット104の締結によりシールがなされる。他の形態として、図7に示すもの は、容器本体201の外周面を金属ケース202で覆い、該金属ケースの上端に 1対の突出片203を設け、これら突出片203の間に支持棒204を架設し、 該支持棒の中央に蝶頭ボルト206を螺合して、蓋205を容器本体に押しつけ 、蓋と容器本体との間のシーリングリング207によりシールする構造としたも のである。
【0004】 図6に示すものは、容器開口部の周縁にボルト用の穴を開ける必要があり、特 に容器がセラミックス製である場合は、焼成前に穴開けをする必要があり、加工 性が悪く、穴開け時に穴の貫通が生じることもあるという難点があった。また、 穴内でのボルトの接着強度は弱く、耐久性にも欠けていた。一方、図7に示すも のは、強度の点での問題はないが、金属ケースを使用するため全体が重く体積も 大きくなるという難点があった。
【0005】 本考案はこのような従来の問題点を解決し、製造容易で耐久性にも優れた撹拌 ミル容器を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案の前記目的は、粉砕、分散又は混合のために撹拌をすべき材料を多数の 撹拌用媒体と共に封入した状態で回転又は振動させられる撹拌ミル容器において 、セラミックス製容器本体と、該容器における材料出入れ用開口の外周縁に接着 された金属環と、前記開口を覆うように被着される蓋と、前記金属環の内側にお いて前記容器本体及び蓋の間に介入されるシーリングリングと、前記金属環に支 持され前記蓋に係合する締結具とを備えたことを特徴とする撹拌ミル容器により 達成される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき、添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考 案に係る撹拌ミル容器の一例を示すもので、上端に開口を有する円筒形の容器本 体1に、蓋2が締結された状態を示している。容器本体1の開口部周縁は、上面 が平らにされ、そこに金属環3が接着されている。金属環3には、直径方向に対 向する2個所に雌ネジつき孔が設けられ、そこにボルト4が植設されている。蓋 2は容器本体の開口部を覆う大きさを有し、その周縁にはボルト4を通す切欠き が設けられ、容器本体1に図示の如く被着される。蓋の上からはワッシャを挟ん で蝶ナット5が締結され、金属環3の内側で蓋と容器本体との間に介入されたシ ーリングリング6によりシールが形成される。この例では、ボルト4及び蝶ナッ ト5が蓋2の締結具を構成している。この容器は、粉砕、分散又は混合のために 撹拌をすべき材料及びビーズ、ボール、液体等の撹拌用媒体を封入した状態で、 回転体又は振動体を有する駆動源に結合され、攪拌動作をする。この例のものは 、容器本体1の高さが160mm、外径が164mm、開口部の直径が94mm となっている。容器本体及び蓋の肉厚は、7mmである。金属環3は、外径14 0mm、幅20mm、厚さ4mmとされている。
【0008】 図2に示すものは、平行な2本の回転ローラの上に載せられて回転する撹拌ミ ル容器の例を示している。この容器は、図1の例より大きなもので、円筒形の容 器本体1の端面に設けられた開口部の周縁に金属環3が接着されている。金属環 3には図1と同様にボルト4が立設され、該ボルトを通す切欠き部を有した蓋2 が被着されている。蓋の上からは蝶ナット5が締結され、金属環3の内側で蓋2 と容器本体1との間のシーリングリング6によりシールが形成されている。この 容器においては、材料出入れ用の開口部と反対側の端面に、空気孔10が設けら れている。この空気孔は、材料の取出しを容易にするためのものである。この例 では、空気孔10の周縁にも金属環13が接着され、該金属環にボルト14が植 設され、該ボルトを通す切欠き部を有した蓋12が被着されている。蓋12の上 からは蝶ナット15が締結され、蓋12と容器本体1との間に介入されたシーリ ングリング16によりシールが形成されている。
【0009】 図3に示すものは円筒形の容器本体1の両端部に金属製リング20がはめられ 、これを平行な2本の回転ローラ上で支持して回転させるようにしたものである 。この例では、材料出入れのための開口部及び空気穴が共に容器本体の周面に設 けられている。従って、開口部の周縁に接着される金属環3は、上面を平らとし 、底面は容器本体周面に沿う凹曲面とされている。他の構成は図1の例と同様で あり、同様の部材には図1と同じ番号が付されている。空気孔10における構造 も図2の例と同様であり、同様の部材には図2と同じ番号が付されている。
【0010】 図1から図3に示す例においては、金属環に予め雌ネジつき孔を金属環に設け てボルトを螺合し、これを容器本体に接着すればよいので製造容易である。また 蓋締結の際は、蓋の切欠き部をボルトに通し、その上から蝶ナットを締めればよ いので操作が容易である。
【0011】 図4及び図5は、本考案の他の例を示している。この例においては、締結具は トグル機構を採用して構成されており、金属環3に溶接により接合された台座7 と、該台座に水平軸70により枢止されたレバー8と、該レバーに水平軸80に より枢止された係止部9とを備えている。蓋2は、周縁が垂直に起立して係止縁 20を形成している。係止部9は、軸80からL字状に延びて先端が曲げられ、 係止縁20に係止する形状とされている。レバー8を図4の状態まで下げる際、 係止部9に作用する締付け反力の作用点と軸80とを結ぶ直線は、軸70を上方 から下方へ通過する。すなわち、該直線は思案点を通過し、締付け反力によって レバーが戻らないトグル作用が得られる。これら台座7、レバー8及び係止部9 は、容器本体の直径方向に対向する2箇所に設ける他、周方向の等分点に設ける 等、適宜配置することができる。図5は、レバー8を持ち上げて係止部9を蓋の 係止縁20から外し、蓋を開放した状態を示している。
【0012】 図4及び図5に示す例においても、金属環に予めトグル機構をなす締結具を溶 接等により取付け、該金属環を容器本体に接着すればよいので製造容易である。 また蓋締結の際は、トグルレバーを下げて締めればよいので操作が容易である。 本考案に係る攪拌ミル容器の容器本体及び蓋を構成する材料は、耐摩耗性の高 いものが使用され、アルミナ、ジルコニア、正方晶含有ジルコニア、ムライト、 窒化珪素、サイアロン、炭化珪素等、又はこれらの複合体の耐摩耗性セラミック スを使用する。金属環を構成する材料としては、ステンレス、真鍮、銅等の種々 の耐蝕性の材料を使用することが望ましく、錆や腐食を防止するための表面処理 を施すのが望ましい。セラミックス製容器本体に金属環を接着するための接着剤 としては、エポキシ系、フェノール系、イソシアン酸エステル系の樹脂等の種々 のものを使用することができる。また、撹拌時の摩擦熱により容器の温度が、例 えば100℃から200℃程度という程度まで上昇することがあるので、これら の場合には耐熱性に優れた接着剤を使用する。金属環に支持する締結具は、2以 上の適宜の箇所に設けることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る撹拌ミル容器においては、容器本体の開口部周縁に金属環を接着 し、該金属環に締結具を支持させているので、金属環と容器との接着面積を特に 大きくすることができ、また締結具は金属環に強固に固定することができる。し たがって、全体として強度が高く耐久性に優れた蓋締結構造が得られる。この構 造は、金属環に予め溶接や螺合等により締結具を支持し、該金属環を容器本体に 接着すればよいので製造容易である。本考案によれば、このように、製造容易で あり耐久性に優れた撹拌ミル容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る撹拌ミル容器の縦断面
図である。
【図2】本考案の他の実施例に係る撹拌ミル容器の縦断
側面図である。
【図3】本考案のさらに他の例に係る撹拌ミル容器の縦
断面図である。
【図4】本考案のさらに他の例に係る撹拌ミル容器の縦
断面図である。
【図5】図4の例を蓋開放状態で示す縦断面図である。
【図6】従来の撹拌ミル容器の例を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来の撹拌ミル容器の他の例を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 撹拌ミル容器本体 2 蓋 3 金属環 4 ボルト 5 蝶ナット 6 シーリングリング 7 台座 8 レバー 9 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉砕、分散又は混合のために撹拌をすべき
    材料を多数の撹拌用媒体と共に封入した状態で回転又は
    振動させられる撹拌ミル容器において、セラミックス製
    容器本体と、該容器における材料出入れ用開口の外周縁
    に接着された金属環と、前記開口を覆うように被着され
    る蓋と、前記金属環の内側において前記容器本体及び蓋
    の間に介入されるシーリングリングと、前記金属環に支
    持され前記蓋に係合する締結具とを備えたことを特徴と
    する撹拌ミル容器。
JP1993001543U 1993-01-26 1993-01-26 撹拌ミル容器 Expired - Fee Related JP2534778Y2 (ja)

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JPH0660435U true JPH0660435U (ja) 1994-08-23
JP2534778Y2 JP2534778Y2 (ja) 1997-05-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229571A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Sumitomo Heavy Industries Techno-Fort Co Ltd ボールミルにおけるミルポット開閉機構
JP2014065010A (ja) * 2012-09-27 2014-04-17 Sankei High Precision Kk 流動体攪拌装置
JP2018161625A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 株式会社栗本鐵工所 回転ミル

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JP2534778Y2 (ja) 1997-05-07

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