JPH06605U - センタ仕事用チャックの締付部材 - Google Patents
センタ仕事用チャックの締付部材Info
- Publication number
- JPH06605U JPH06605U JP4031692U JP4031692U JPH06605U JP H06605 U JPH06605 U JP H06605U JP 4031692 U JP4031692 U JP 4031692U JP 4031692 U JP4031692 U JP 4031692U JP H06605 U JPH06605 U JP H06605U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非常に固い加工面をもつワークを滑りを生じ
ることなく把握できるセンタ仕事用チャックの締付部材
を得ること。 【構成】 中空のチャック本体1の正面外周寄りに、ワ
ーク30の外周を締付ける円弧面を有する複数の締付部
材3を回動自在に取付ける。チャック本体1の前面中央
にはワーク30の端部のセンタ孔26にはまるセンタ部
材15を配置する。チャック本体1内には上記各締付け
部材3の駆動手段を設ける。上記各締付部材3の円弧面
に超硬質粒子の層による微細な超硬質の凹凸層11を形
成する。
ることなく把握できるセンタ仕事用チャックの締付部材
を得ること。 【構成】 中空のチャック本体1の正面外周寄りに、ワ
ーク30の外周を締付ける円弧面を有する複数の締付部
材3を回動自在に取付ける。チャック本体1の前面中央
にはワーク30の端部のセンタ孔26にはまるセンタ部
材15を配置する。チャック本体1内には上記各締付け
部材3の駆動手段を設ける。上記各締付部材3の円弧面
に超硬質粒子の層による微細な超硬質の凹凸層11を形
成する。
Description
【0001】
この考案は、旋盤や研削機などにおけるセンタ仕事用チャックの締付部材に関 するものである。
【0002】
旋盤におけるセンタ仕事の場合、主軸端部にセンタ部材を取付け、このセンタ 部材と心押台に取付けたセンタ部材を、ワークの両端に設けたセンタ孔にはめ込 んでワークを保持する。
【0003】 しかし、上記のようにワークの両端をセンタ部材で保持しただけでは主軸の回 転力がワークに伝わらないので、回し板と回し金を用いてワークを回転させる方 法が古くから用いられている。
【0004】 また、ワークドライビングセンタもあり、このセンタは、ワークのセンタ孔に 係合するセンタ部材を取付けた本体にワークの端面に喰い込む爪を設けたもので ある。
【0005】 さらに、中空のチャック本体の正面外周寄りに、ワーク外周を締付ける円弧面 を有する複数の締付部材を回動自在に取付け、上記チャック本体の前面中央には ワーク端部のセンタ孔にはまるセンタ部材を配置し、同本体内には上記各締付け 部材の駆動手段を設けたセンタ仕事用チャックが開発されている。
【0006】
上記の従来技術のうち、回し板と回し金を用いる方法は回し板を主軸端に固定 し、回し金はワークに取付けて回し板のピンや溝と、回し金の一部を係合させて 回転を伝えることになるので、取付けが面倒である。 また、ワークドライビングセンタは爪がワークの端面に喰い込むだけであるか ら大きな回転力を伝えることができないという問題がある。
【0007】 さらに、円弧面により締付けるものは、この円弧面に設けた凹凸がワークに喰 い込むもので、ワークに加わる切削力により均一で強力な締付力が得られる利点 があるが、焼入れされた硬質材料製のシャフトのような硬質材料からなるワーク を把握する場合、円弧面の凹凸がワークに食い込めないので滑りが生じ、強力な 把握ができないという問題が生じた。 この考案の課題は、上記のような従来技術の問題点を解決することができるセ ンタ仕事用チャックの締付部材を提供することである。
【0008】
上記の課題を解決するために、この考案は中空のチャック本体の正面外周寄り に、ワーク外周を締付ける円弧面を有する複数の締付部材を回動自在に取付け、 上記チャック本体の前面中央にはワーク端部のセンタ孔にはまるセンタ部材を配 置し、同本体内には上記各締付け部材の駆動手段を設けたセンタ仕事用チャック において、上記各締付部材の円弧面に超硬質粒子の層による微細な超硬質の凹凸 層を形成する構成を採用した。
【0009】
この考案は上記の構成であるから、各締付部材が外方に開いている状態とし、 チャック本体に固定したセンタ部材と、心押台のセンタ部材でワークの両端を支 承する。
【0010】 つぎに、チャック本体内の駆動手段を働かせて、各締付部材を締付方向に回動 させると、各締付部材の円弧面に設けた超硬質の凹凸がワークの外周に圧着して ワークを締付ける。 締付部材によるワークの締付けを解除するには前記駆動手段により各締付部材 を弛め方向に回動させればよい。
【0011】
図に示す実施例において、1は中空のチャック本体で、その正面に固定した複 数(実施例では3個)の筒状ブラケット4内に回転軸2を取付け、この各軸2の 先端にワークの締付部材3を固定してある。
【0012】 5は本体1の中央に設けた管状の駆動部材で、この駆動部材5を図示省略して ある油圧シリンダにより駆動するドローバー6で進退させるようになっている。
【0013】 7は、図3のように本体1の角形凹所内に回動不可で進退自在に取付けた複数 の進退部材で駆動部材5とともに進退し、この各進退部材7の内周の雌ねじ8に 前記軸2の後部の雄ねじ9が螺合し、かつ軸2の中間部には鍔10が設けてある 。
【0014】 上記各締付部材3の円弧面には微細な超硬質の凹凸層11が形成してある。
【0015】 上記回転軸2の後端には凹孔を設けてこの凹孔に押圧部材12を進退自在に装 着し、この部材12をばね13によって後方に押して、本体1の後壁14に圧着 せしめることにより、回転軸2は殆んど軸方向に動かないようにする。
【0016】 15は本体1の前面中央に固定したセンタ部材、16は上記本体1の前壁内面 において、各進退部材7の前四隅に対向するように設けた各四個の凹孔で、この 各凹孔16にはめたばね17により各進退部材7を後方に押す。このばね17は 前記ばね13より強いものを用いる。
【0017】 18は前記駆動部材5に装着した戻し部材で、その3方に突出した押圧部19 を各進退部材7の後方に位置させる。 上記押圧部19には各回転軸2の雄ねじ9が遊嵌する開口20を設けてある。
【0018】 上記戻し部材18は駆動部材5の鍔22で受けられ、チャック本体1の前壁内 面の複数の凹孔23にはめた押ばね24により後方へ押されている。
【0019】 図4は上記締付部材3の凹凸層11の詳細を示すもので、ダイヤモンドの微粒 子27を鋼、ニッケルなどの金属をバインダ28として締付部材3の円弧面にメ ッキ方法と類似する公知の電着方法により固着せしめたものである。
【0020】 つぎに上記実施例の作用を説明する。 本体1内の戻し部材18が前進してその押圧部19が進退部材7の後部を支持 している状態でワーク30端のセンタ孔26を本体1の前面のセンタ部材15に はめ、図示省略してある心押台のセンタ部材をワーク30の後端のセンタ孔には めて、このセンタ部材を前進させることによりワーク30を両センタ支持とする 。
【0021】 つぎに、図示省略してある油圧シリンダを働かせてドローバー6を駆動部材5 と共に図1に向って左方へ後退させる。 上記のように駆動部材5が後退すると、戻し部材18もばね24により後退し 、押圧部19による各進退部材7の押圧を解くので、各進退部材7が各ばね17 により後退を始める。
【0022】 各部材7は本体1に対して回動不可であり、回転軸2は殆んど軸方向に動かな いので、各進退部材7が後退を始めると、雌ねじ8と雄ねじ9の作用により各回 転軸2と共に、各締付部材3が内側へ回り、その円弧面に設けた細かい超硬質の 凹凸層11が図2のようにワーク30の外周に接触して喰い込む。
【0023】 この場合、各進退部材7は各別のばね17により別々に後方へ押されているか ら、ワーク30の外周が偏心していても、各部材7が、それに応じた位置になる から、各締付部材3は均一にワークを締付ける。
【0024】 こうして各締付部材3の円弧面の凹凸層11がワーク30の外周に接触した条 件で、チャック本体1を図2の矢印方向に回転させ、図示省略してあるバイトや グラインダによりワーク30の切削加工を始める。
【0025】 切削開始と共に、ワーク30には切削抵抗が加わり、ワーク30と凹凸層11 間で滑りが発生しようとするが、円弧状の凹凸層11は図2のように本体1の回 転方向に向けて次第にワーク30の方に突出するように形成してあるので、ワー ク30に抵抗が加わると、各締付部材3の凹凸層11はますますワーク30の外 周に圧着されるので滑りを生じない。
【0026】 上記の締付状態を解除するには、ドローバー6により駆動部材5を前進させる 。 部材5が前進すると、その鍔22が戻し部材18をバネ24に抗して押し進め るから、その各押圧部19が各進退部材7をばね17に抗して押し戻し、雌ねじ 8と雄ねじ9の作用で各回転軸2を締付部材3と共に開放位置まで回す。 なお、上記各締付部材3の駆動手段は上記実施例以外の任意の機構を利用し得 る。
【0027】
この考案は上記のように各締付部材の円弧面にダイヤモンドの微粒子のような 超硬質材料の微粒子からなる凹凸層を設けたので、焼入れされたシャフトのよう な硬い表面を有するワークを加工する場合でも凹凸層がワークに喰い込んで滑り を生じることなく加工できる。従って、高精度の加工が能率よく行える。
【図1】実施例の縦断側面図
【図2】同上の一部切欠正面図
【図3】同上要部の一部切欠縦断正面図
【図4】締付部材の一部拡大断面図
1 チャック本体 3 締付部材 11 凹凸層 15 センタ部材 27 超硬質微粒子 28 バインダ 30 ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 中空のチャック本体の正面外周寄りに、
ワーク外周を締付ける円弧面を有する複数の締付部材を
回動自在に取付け、上記チャック本体の前面中央にはワ
ーク端部のセンタ孔にはまるセンタ部材を配置し、同本
体内には上記各締付け部材の駆動手段を設けたセンタ仕
事用チャックにおいて、上記各締付部材の円弧面に超硬
質粒子の層による微細な超硬質の凹凸層を形成したセン
タ仕事用チャックの締付部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031692U JPH06605U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | センタ仕事用チャックの締付部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031692U JPH06605U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | センタ仕事用チャックの締付部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06605U true JPH06605U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12577211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4031692U Pending JPH06605U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | センタ仕事用チャックの締付部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06605U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4624079A4 (en) * | 2023-08-09 | 2026-03-25 | Yamazaki Mazak Corp | Chuck claw, chuck claw production method, part processing method, chuck claw repair method, hybrid machine tool and program |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5419282A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-13 | Toyota Motor Corp | Chuck having diamond grain |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4031692U patent/JPH06605U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5419282A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-13 | Toyota Motor Corp | Chuck having diamond grain |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4624079A4 (en) * | 2023-08-09 | 2026-03-25 | Yamazaki Mazak Corp | Chuck claw, chuck claw production method, part processing method, chuck claw repair method, hybrid machine tool and program |
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