JPH0660600A - 磁気テープ・カセット、それに用いるテープ押圧部材とテープ押圧フェルト、及びテープ押圧フェルトの製造方法 - Google Patents
磁気テープ・カセット、それに用いるテープ押圧部材とテープ押圧フェルト、及びテープ押圧フェルトの製造方法Info
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- JPH0660600A JPH0660600A JP5146029A JP14602993A JPH0660600A JP H0660600 A JPH0660600 A JP H0660600A JP 5146029 A JP5146029 A JP 5146029A JP 14602993 A JP14602993 A JP 14602993A JP H0660600 A JPH0660600 A JP H0660600A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープ23を収容し、磁気ヘッド41の通路
となる開口17をもつ磁気テープ・カセット1 に於いて、
テープ押圧フェルト53と磁気テープ23との間の摩擦を減
少させる。 【構成】 磁気ヘッド開口17を持つカセット1 の横断壁
面9 に沿って延びるテープ23の部分は、磁気テープ装置
が作動する間、テープ押圧フェルト53によって磁気ヘッ
ド41に押圧される。ポリ4フッ化エチレンPTFE材料
がテープ押圧フェルト53内に浸漬等により付着される。
テープ押圧フェルト53は望ましくは合成繊維、例えばポ
リアミド繊維によって構成され、クロロフッ化カーボン
内に拡散したポリ4フッ化エチレンに浸して膜で表面を
覆うことにより、減摩擦層がフェルトに形成される。
となる開口17をもつ磁気テープ・カセット1 に於いて、
テープ押圧フェルト53と磁気テープ23との間の摩擦を減
少させる。 【構成】 磁気ヘッド開口17を持つカセット1 の横断壁
面9 に沿って延びるテープ23の部分は、磁気テープ装置
が作動する間、テープ押圧フェルト53によって磁気ヘッ
ド41に押圧される。ポリ4フッ化エチレンPTFE材料
がテープ押圧フェルト53内に浸漬等により付着される。
テープ押圧フェルト53は望ましくは合成繊維、例えばポ
リアミド繊維によって構成され、クロロフッ化カーボン
内に拡散したポリ4フッ化エチレンに浸して膜で表面を
覆うことにより、減摩擦層がフェルトに形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2個の平行する主要面と
それを横断する一連の壁面を持つハウジングと、それら
の横断面の1つに磁気テープ装置の磁気ヘッドの通路と
なる磁気ヘッド用開口を設け、さらにコート面と背面と
を持つ磁気テープを備え、該磁気テープはハウジング内
に収容され、テープ部分は磁気ヘッド用開口に沿って展
張され、磁気テープを部分的に巻いたリールと、磁気ヘ
ッド用開口の近傍の磁気テープの裏側に位置しテープの
面に接しているテープ押圧フェルトを有するテープ押圧
装置とからなる磁気テープ・カセットに関する。本発明
は又、テープ押圧フェルトを中央部分に固着した板状バ
ネからなるテープ押圧装置と該押圧フェルトの製造方法
に関する。
それを横断する一連の壁面を持つハウジングと、それら
の横断面の1つに磁気テープ装置の磁気ヘッドの通路と
なる磁気ヘッド用開口を設け、さらにコート面と背面と
を持つ磁気テープを備え、該磁気テープはハウジング内
に収容され、テープ部分は磁気ヘッド用開口に沿って展
張され、磁気テープを部分的に巻いたリールと、磁気ヘ
ッド用開口の近傍の磁気テープの裏側に位置しテープの
面に接しているテープ押圧フェルトを有するテープ押圧
装置とからなる磁気テープ・カセットに関する。本発明
は又、テープ押圧フェルトを中央部分に固着した板状バ
ネからなるテープ押圧装置と該押圧フェルトの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】上に述べたような形のテープ押圧装置及
び押圧フェルトと、これを磁気テープ・カセット内で用
いることは、既に米国特許出願第4,337,493 号によって
公知である。上記のような形の磁気テープ・カセットを
操作する間、磁気ヘッドが磁気ヘッド用開口を通してハ
ウジング内に入り込み該磁気ヘッドが磁気テープのコー
トされた面に接触し、テープの背後面はテープ押圧フェ
ルトに接触している。既知のテープ押圧フェルトは繊維
質構造であり、磁気テープを磁気ヘッドに対して押圧す
ることによって、適正なヘッド−テープ間の接触関係を
保つようにしている。従って上述した磁気テープ・カセ
ットのテープ押圧フェルトに要求されることは、テープ
が磁気ヘッドと接触する全領域で均一な接触圧を保ち、
テープ押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦抵抗が低
いこと、及びテープ押圧フェルトが塵やほこりを吸収刷
る能力があることである。
び押圧フェルトと、これを磁気テープ・カセット内で用
いることは、既に米国特許出願第4,337,493 号によって
公知である。上記のような形の磁気テープ・カセットを
操作する間、磁気ヘッドが磁気ヘッド用開口を通してハ
ウジング内に入り込み該磁気ヘッドが磁気テープのコー
トされた面に接触し、テープの背後面はテープ押圧フェ
ルトに接触している。既知のテープ押圧フェルトは繊維
質構造であり、磁気テープを磁気ヘッドに対して押圧す
ることによって、適正なヘッド−テープ間の接触関係を
保つようにしている。従って上述した磁気テープ・カセ
ットのテープ押圧フェルトに要求されることは、テープ
が磁気ヘッドと接触する全領域で均一な接触圧を保ち、
テープ押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦抵抗が低
いこと、及びテープ押圧フェルトが塵やほこりを吸収刷
る能力があることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既存のテープ押圧フェ
ルトの欠点は、磁気テープ装置内で磁気テープ・カセッ
トを作動させる間、テープ押圧フェルトと磁気テープと
の間に起こる摩擦の結果、ステック−スリップ現象が起
こり易いことである。これらステック−スリップ現象と
は、磁気テープと押圧フェルトとの間の摩擦によって磁
気テープが一時的に停止し、磁気テープ装置のテープ駆
動機構の引張り強さが増加してテープを再び急に動かす
現象を指す。この現象が続くと、磁気ヘッドを通るテー
プ速度が不規則になり、音声の再生時に雑音を発生させ
る源になる。これらステック−スリップ現象はテープ押
圧フェルトによる磁気テープ上の圧力と、テープ押圧フ
ェルトと磁気テープとの間の摩擦の関係で起こる。他方
磁気ヘッドと磁気テープとの間で十分な情報信号伝達を
行うためには、このテープに加える圧力はある最低値よ
りも低くなってはならない。
ルトの欠点は、磁気テープ装置内で磁気テープ・カセッ
トを作動させる間、テープ押圧フェルトと磁気テープと
の間に起こる摩擦の結果、ステック−スリップ現象が起
こり易いことである。これらステック−スリップ現象と
は、磁気テープと押圧フェルトとの間の摩擦によって磁
気テープが一時的に停止し、磁気テープ装置のテープ駆
動機構の引張り強さが増加してテープを再び急に動かす
現象を指す。この現象が続くと、磁気ヘッドを通るテー
プ速度が不規則になり、音声の再生時に雑音を発生させ
る源になる。これらステック−スリップ現象はテープ押
圧フェルトによる磁気テープ上の圧力と、テープ押圧フ
ェルトと磁気テープとの間の摩擦の関係で起こる。他方
磁気ヘッドと磁気テープとの間で十分な情報信号伝達を
行うためには、このテープに加える圧力はある最低値よ
りも低くなってはならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、本明
細書の最初の章で述べたように、テープ押圧部材とテー
プ押圧フェルトが、磁気テープ装置の作動する間テープ
押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦が小さく保たれ
且つテープ押圧フェルトによる磁気テープ上の圧力が接
触区間の全領域で実質的に均等になり、更にテープ押圧
フェルトの望ましい塵吸収力が落ちないようにすること
である。このため、本発明による磁気テープ・カセット
と、テープ押圧部材とテープ押圧フェルトは、少なくと
も磁気テープに接する側のテープ押圧フェルトがポリ4
フッ化エチレン材によって形成されていることを特徴と
する。
細書の最初の章で述べたように、テープ押圧部材とテー
プ押圧フェルトが、磁気テープ装置の作動する間テープ
押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦が小さく保たれ
且つテープ押圧フェルトによる磁気テープ上の圧力が接
触区間の全領域で実質的に均等になり、更にテープ押圧
フェルトの望ましい塵吸収力が落ちないようにすること
である。このため、本発明による磁気テープ・カセット
と、テープ押圧部材とテープ押圧フェルトは、少なくと
も磁気テープに接する側のテープ押圧フェルトがポリ4
フッ化エチレン材によって形成されていることを特徴と
する。
【0005】この結果、磁気テープとテープ押圧フェル
トの繊維部分との間の接触は、少なくとも部分的にポリ
4フッ化エチレン材料を介して行われることになる。ポ
リ4フッ化エチレンと磁気テープの間の摩擦係数はテー
プ押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦係数より小さ
いので、この様な施工をしたテープ押圧フェルトと磁気
テープとの間の摩擦は減少する。テープ押圧フェルトの
繊維質構成はそのまま維持されるので、望ましい塵吸収
力及びテープ面に対する均一な押圧は維持される。
トの繊維部分との間の接触は、少なくとも部分的にポリ
4フッ化エチレン材料を介して行われることになる。ポ
リ4フッ化エチレンと磁気テープの間の摩擦係数はテー
プ押圧フェルトと磁気テープとの間の摩擦係数より小さ
いので、この様な施工をしたテープ押圧フェルトと磁気
テープとの間の摩擦は減少する。テープ押圧フェルトの
繊維質構成はそのまま維持されるので、望ましい塵吸収
力及びテープ面に対する均一な押圧は維持される。
【0006】移動部材と他の部材との間の摩擦を減少さ
せるために、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)を用い
ることは、周知の事実である。周知の使用法としてポリ
4フッ化エチレンのフィルムが、互いに接触する部材の
表面の1つに施工される。しかしながら、もしそのよう
なフィルムがフェルト上に施された時に、フェルトの塵
吸収力が排除されてしまうことになる。その結果、塵は
テープ入口側のフェルト上に堆積し、摩擦の増加と不均
一な加圧をもたらす。
せるために、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)を用い
ることは、周知の事実である。周知の使用法としてポリ
4フッ化エチレンのフィルムが、互いに接触する部材の
表面の1つに施工される。しかしながら、もしそのよう
なフィルムがフェルト上に施された時に、フェルトの塵
吸収力が排除されてしまうことになる。その結果、塵は
テープ入口側のフェルト上に堆積し、摩擦の増加と不均
一な加圧をもたらす。
【0007】米国特許第 4,796,135号は、PTFE層よ
りなる押圧パッドを持つテープ押圧部材について記述し
ている。IBM公開技報第19巻第6号、1976年11月号
は、PTFEを飽和させたガラス繊維マットを貼り付け
たフォーム・ブロックよりなるテープ押圧部材について
記述している。これら2つのテープ押圧部材はテープ押
圧フェルトよりなるテープ押圧部材より摩擦係数は減少
するが、塵吸収力はこれより小さく、接触面積全体にわ
たる押圧力はテープ押圧フェルトを用いた時より不均一
である。更にこの様なテープ押圧部材の製造は、テープ
押圧フェルトよりなるテープ押圧部材に比べて遙かに複
雑であり、且つより費用がかかる。
りなる押圧パッドを持つテープ押圧部材について記述し
ている。IBM公開技報第19巻第6号、1976年11月号
は、PTFEを飽和させたガラス繊維マットを貼り付け
たフォーム・ブロックよりなるテープ押圧部材について
記述している。これら2つのテープ押圧部材はテープ押
圧フェルトよりなるテープ押圧部材より摩擦係数は減少
するが、塵吸収力はこれより小さく、接触面積全体にわ
たる押圧力はテープ押圧フェルトを用いた時より不均一
である。更にこの様なテープ押圧部材の製造は、テープ
押圧フェルトよりなるテープ押圧部材に比べて遙かに複
雑であり、且つより費用がかかる。
【0008】合成繊維、好ましくはポリアミド繊維より
なるテープ押圧フェルトを用いると、PTFE部材はよ
り良くフェルトに付着し残留するので、より改良された
特性が導き出される。
なるテープ押圧フェルトを用いると、PTFE部材はよ
り良くフェルトに付着し残留するので、より改良された
特性が導き出される。
【0009】本発明は更に上記発明に基いたテープ押圧
フェルトの製法に関する。本方法はテープ押圧フェルト
がクロロフッ化カーボン内に拡散したポリ4フッ化エチ
レンによって膜で表面を覆う。このことはPTFE材が
改良された方法でフェルト内に組み込まれることを可能
にする。現在まで、もしテープ押圧フェルトがCCl 2
FC ClF2 内に拡散したポリ4フッ化エチレンによ
って膜で表面を覆われた場合が最上の結果を得ている。
テープ押圧フェルトへの浸漬は、拡散液の膜で表面を覆
うこと及びテープ押圧フェルト上に適当な被覆方法で液
を拡散させることにより成されることが判明している。
フェルトの製法に関する。本方法はテープ押圧フェルト
がクロロフッ化カーボン内に拡散したポリ4フッ化エチ
レンによって膜で表面を覆う。このことはPTFE材が
改良された方法でフェルト内に組み込まれることを可能
にする。現在まで、もしテープ押圧フェルトがCCl 2
FC ClF2 内に拡散したポリ4フッ化エチレンによ
って膜で表面を覆われた場合が最上の結果を得ている。
テープ押圧フェルトへの浸漬は、拡散液の膜で表面を覆
うこと及びテープ押圧フェルト上に適当な被覆方法で液
を拡散させることにより成されることが判明している。
【0010】
【実施例】図1は本発明による磁気テープ・カセット1
の展開見取り図である。磁気テープ・カセット1 は2個
の平行な主壁面5 、7 及び多くの横断壁面9 、11、13、
15よりなるハウジング3 によって構成される。1つの横
断壁面9 には磁気テープ装置の磁気ヘッドが通る開口17
が設けられる。ハウジング3 は磁気テープ23を保持する
2個のリール19、21を収容する。磁気テープのテープ部
分25は、横断壁面9内の磁気ヘッド開口17に沿って拡が
る。磁気テープ23を保持しているリール19、21は2枚の
テープ案内フォイル27、29の間に置かれる。磁気テープ
は磁性体のコーティングを施した面31と、裏面33とを持
つ。
の展開見取り図である。磁気テープ・カセット1 は2個
の平行な主壁面5 、7 及び多くの横断壁面9 、11、13、
15よりなるハウジング3 によって構成される。1つの横
断壁面9 には磁気テープ装置の磁気ヘッドが通る開口17
が設けられる。ハウジング3 は磁気テープ23を保持する
2個のリール19、21を収容する。磁気テープのテープ部
分25は、横断壁面9内の磁気ヘッド開口17に沿って拡が
る。磁気テープ23を保持しているリール19、21は2枚の
テープ案内フォイル27、29の間に置かれる。磁気テープ
は磁性体のコーティングを施した面31と、裏面33とを持
つ。
【0011】磁気テープ・カセット1 は更にスライド・
カバー35を持ち、カバー35はハウジング3 の開口を覆う
位置と開口が開く位置の間を移動自在である。磁気テー
プ・カセット1 は更にテープ押圧部材37とテープ案内部
材39とを持ち、磁気テープ装置の作動中磁気テープを磁
気ヘッドに対して押圧すると共に、同テープを磁気ヘッ
ドの位置で案内する。
カバー35を持ち、カバー35はハウジング3 の開口を覆う
位置と開口が開く位置の間を移動自在である。磁気テー
プ・カセット1 は更にテープ押圧部材37とテープ案内部
材39とを持ち、磁気テープ装置の作動中磁気テープを磁
気ヘッドに対して押圧すると共に、同テープを磁気ヘッ
ドの位置で案内する。
【0012】図2は磁気ヘッド開口17に於ける磁気テー
プ・カセット1 と、磁気テープ装置の磁気ヘッドとの関
係を示す。磁気ヘッド開口17近傍の磁気テープ23のテー
プ部分25はテープ案内ピン43、45と、テープ押圧部材39
の部分を成すテープ案内47、49とによって案内される。
磁気テープ23のコートされた側は磁気ヘッド41のヘッド
面51と接触し、裏面33はテープ押圧フェルト53と接して
いる。このテープ押圧フェルト53は磁気テープ23のコー
トした面31が磁気ヘッド41のヘッド面51に対して押圧さ
れ、磁気テープと磁気ヘッドとの間の適正な信号伝達を
保証する。しかしながら、磁気テープ23とテープ押圧フ
ェルト53との間の摩擦はあまり高くなってはならない。
そうでないと磁気テープとテープ押圧フェルトとの間に
ステック−スリップ現象が起こる可能性が出てくる。
プ・カセット1 と、磁気テープ装置の磁気ヘッドとの関
係を示す。磁気ヘッド開口17近傍の磁気テープ23のテー
プ部分25はテープ案内ピン43、45と、テープ押圧部材39
の部分を成すテープ案内47、49とによって案内される。
磁気テープ23のコートされた側は磁気ヘッド41のヘッド
面51と接触し、裏面33はテープ押圧フェルト53と接して
いる。このテープ押圧フェルト53は磁気テープ23のコー
トした面31が磁気ヘッド41のヘッド面51に対して押圧さ
れ、磁気テープと磁気ヘッドとの間の適正な信号伝達を
保証する。しかしながら、磁気テープ23とテープ押圧フ
ェルト53との間の摩擦はあまり高くなってはならない。
そうでないと磁気テープとテープ押圧フェルトとの間に
ステック−スリップ現象が起こる可能性が出てくる。
【0013】ディジタル録音用磁気テープは今までビデ
オ録画用にのみ用いられていたテープが用いられる。既
知のテープ押圧フェルトを用いることは、この新しい磁
気テープとフェルトとの間に従来とは異なる摩擦関係の
ために新たな問題を惹起する恐れがある。さらにディジ
タル録音の場合は従来周知のアナログ録音技術より遙か
に厳密なヘッド−テープ関係、とりわけ信号の波長がよ
り小さいために、ステック−スリップ現象が再生の際に
聞きづらい騒音を引き起こす。このディジタル録音の際
のヘッド−テープ間の接触に関するより厳密な要求に応
じるために、ポリ4フッ化エチレン材料(PTFE材
料)が磁気テープとテープ押圧フェルトとの間の摩擦を
減少させる目的で、テープ押圧フェルト内に導入され
た。この摩擦減少のためには、もしPTFE材料が押圧
フェルト53の磁気テープ23と接触する部分に介在すれば
好都合である。この接触領域は、磁気テープ23に面する
テープ押圧フェルト53の側壁面57に接する押圧フェルト
53の部分55として形成される。
オ録画用にのみ用いられていたテープが用いられる。既
知のテープ押圧フェルトを用いることは、この新しい磁
気テープとフェルトとの間に従来とは異なる摩擦関係の
ために新たな問題を惹起する恐れがある。さらにディジ
タル録音の場合は従来周知のアナログ録音技術より遙か
に厳密なヘッド−テープ関係、とりわけ信号の波長がよ
り小さいために、ステック−スリップ現象が再生の際に
聞きづらい騒音を引き起こす。このディジタル録音の際
のヘッド−テープ間の接触に関するより厳密な要求に応
じるために、ポリ4フッ化エチレン材料(PTFE材
料)が磁気テープとテープ押圧フェルトとの間の摩擦を
減少させる目的で、テープ押圧フェルト内に導入され
た。この摩擦減少のためには、もしPTFE材料が押圧
フェルト53の磁気テープ23と接触する部分に介在すれば
好都合である。この接触領域は、磁気テープ23に面する
テープ押圧フェルト53の側壁面57に接する押圧フェルト
53の部分55として形成される。
【0014】図3はテープ押圧フェルト53よりなるテー
プ押圧部材37を示す。テープ押圧部材37は板状バネ59よ
りなり、その中央部分61にテープ押圧フェルト53が固着
される。PTFE材料が押圧フェルト53の板状バネ59か
ら遠い方の側壁面57に接して、テープ押圧フェルト53の
部分55に導入される。PTFE材料はテープ押圧フェル
トの繊維上に配置され、少なくともテープ押圧フェルト
53の前側壁面57上及びその近傍に配置される。
プ押圧部材37を示す。テープ押圧部材37は板状バネ59よ
りなり、その中央部分61にテープ押圧フェルト53が固着
される。PTFE材料が押圧フェルト53の板状バネ59か
ら遠い方の側壁面57に接して、テープ押圧フェルト53の
部分55に導入される。PTFE材料はテープ押圧フェル
トの繊維上に配置され、少なくともテープ押圧フェルト
53の前側壁面57上及びその近傍に配置される。
【0015】望ましくはテープ押圧フェルト53は合成繊
維材料、例えばポリアミドで構成される。何故なら小球
状のPTFE材料がその表面に粘着し易いからである。
合成繊維の直径は、例えば20μmであり、小球の直径
は、例えば15μmである。PTFE材料はテープ押圧フ
ェルトの繊維内にPTFE液を浸透させ、又は上記液を
テープ押圧フェルト上に振りかけることにより、テープ
押圧フェルト上に層を形成する。
維材料、例えばポリアミドで構成される。何故なら小球
状のPTFE材料がその表面に粘着し易いからである。
合成繊維の直径は、例えば20μmであり、小球の直径
は、例えば15μmである。PTFE材料はテープ押圧フ
ェルトの繊維内にPTFE液を浸透させ、又は上記液を
テープ押圧フェルト上に振りかけることにより、テープ
押圧フェルト上に層を形成する。
【0016】上記目的に適する液体はクロロフッ化カー
ボン(CFC)、望ましくはトリクロロフッ化エタンC
Cl2 FCClF2 であるが、他のCFC、例えばトリ
クロロフッ化メタン等も用いることが出来る。勿論PT
FE材料はテープ押圧フェルト53の表面部分55に限定さ
れることなく、全領域に施すことも出来る。更にPTF
E材料を、テープ押圧フェルトの他の領域に比較して、
側壁57近傍により濃密に付着配置することも又可能であ
る。
ボン(CFC)、望ましくはトリクロロフッ化エタンC
Cl2 FCClF2 であるが、他のCFC、例えばトリ
クロロフッ化メタン等も用いることが出来る。勿論PT
FE材料はテープ押圧フェルト53の表面部分55に限定さ
れることなく、全領域に施すことも出来る。更にPTF
E材料を、テープ押圧フェルトの他の領域に比較して、
側壁57近傍により濃密に付着配置することも又可能であ
る。
【図1】本発明による磁気テープ・カセットの部品を展
開した見取り図である。
開した見取り図である。
【図2】磁気テープ装置が作動している間の、磁気テー
プ・カセットの磁気ヘッド用開口部分近傍の断面図。
プ・カセットの磁気ヘッド用開口部分近傍の断面図。
【図3】テープ押圧フェルトを形成したテープ押圧部材
の見取り図。
の見取り図。
1 テープ・カセット 3 ハウジング 5 、7 主壁面 9 、11、13、15 横断壁面 17 磁気ヘッド用開口 19、21 リール 23 磁気テープ 25 テープ部分 27、29 テープ案内フォイル 31 テープのコート面 33 テープの背面 35 スライド・カバー 37 テープ押圧部材 39 テープ案内部材 41 磁気ヘッド 43、45 テープ案内ピン 46、49 テープ案内 51 ヘッド面 53 テープ押圧フェルト 55 部分 57 側壁面 59 板バネ
Claims (13)
- 【請求項1】 2個の平行する主要面とそれを横断する
一連の壁面を持つハウジングと、それらの横断面の1つ
に磁気テープ装置の磁気ヘッドの通路となる磁気ヘッド
用開口を設け、さらにコート面と背面とを持つ磁気テー
プを備え、該磁気テープはハウジング内に収容され、テ
ープ部分は磁気ヘッド用開口に沿って展張され、磁気テ
ープを部分的に巻いたリールと、磁気ヘッド用開口の近
傍の磁気テープの裏側に位置しテープの面に接している
テープ押圧フェルトを有するテープ押圧装置とからなる
磁気テープ・カセットに於いて、少なくとも磁気テープ
と対面するテープ押圧フェルトの側壁面にポリ4フッ化
エチレンが付着されていることを特徴とする、磁気テー
プ・カセット。 - 【請求項2】 請求項1に記載の磁気テープ・カセット
に於いて、少なくとも磁気テープと対面するテープ押圧
フェルトの側壁面に隣接するテープ押圧フェルトの部分
にポリ4フッ化エチレンが付着されていることを特徴と
する、磁気テープ・カセット。 - 【請求項3】 テープ押圧フェルトは合成繊維材料によ
り構成されていることを特徴とする、請求項1又は請求
項2に記載の磁気テープ・カセット。 - 【請求項4】 合成繊維材料はポリアミド繊維である、
請求項3に記載の磁気テープ・カセット。 - 【請求項5】 板状バネよりなり、その中央部分にテー
プ押圧フェルトが固着され、押圧フェルトの板状バネか
ら遠い方の側壁面を持つものに於いて、少なくともポリ
4フッ化エチレン材料がテープ押圧フェルトの板状バネ
から遠い方の側壁面上に付着されたことを特徴とする、
請求項1、2、3又は4に記載の磁気テープ・カセット
に用いられるテープ押圧部材。 - 【請求項6】 少なくとも板状バネから遠い方の側壁面
に隣接するテープ押圧フェルトの部分に、ポリ4フッ化
エチレンが付着されていることを特徴とする、請求項5
に記載のテープ押圧部材。 - 【請求項7】 テープ押圧フェルトは少なくとも一側壁
面にポリ4フッ化エチレンが付着されていることを特徴
とする、請求項1、2、3又は4に記載の磁気テープ・
カセットに用いられるテープ押圧フェルト。 - 【請求項8】 少なくとも一側壁面に隣接する部分にポ
リ4フッ化エチレンが付着されていることを特徴とす
る、請求項7に記載のテープ押圧フェルト。 - 【請求項9】 テープ押圧フェルトがクロロフッ化カー
ボン内に拡散されたポリ4フッ化エチレンの膜で表面を
覆われることを特徴とする、請求項7又は8に記載のテ
ープ押圧フェルトの製造方法。 - 【請求項10】 テープ押圧フェルトは合成繊維により
形成されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 テープ押圧フェルトがCCl2 FCC
lF2 内に拡散されたポリ4フッ化エチレンの膜で表面
を覆われることを特徴とする、請求項9又は10に記載
のテープ押圧フェルトの製造方法。 - 【請求項12】 テープ押圧フェルトはクロロフッ化カ
ーボン内に拡散するポリ4フッ化エチレンに浸漬される
ことにより膜で表面を覆われることを特徴とする、請求
項9、10又は11に記載の方法。 - 【請求項13】 テープ押圧フェルトはクロロフッ化カ
ーボン内に拡散するポリ4フッ化エチレンをテープ押圧
フェルト上に振りかけることにより膜で表面を覆うこと
を特徴とする、請求項9、10又は11に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL92201790:0 | 1992-06-19 | ||
| EP92201790 | 1992-06-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660600A true JPH0660600A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=8210701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146029A Pending JPH0660600A (ja) | 1992-06-19 | 1993-06-17 | 磁気テープ・カセット、それに用いるテープ押圧部材とテープ押圧フェルト、及びテープ押圧フェルトの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660600A (ja) |
| KR (1) | KR940001136A (ja) |
| CN (1) | CN1080084A (ja) |
| TW (1) | TW225599B (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009510595A (ja) * | 2005-09-30 | 2009-03-12 | オリンパス・テクノロジーズ・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド | 産業用携帯電子デバイス用スタイラス維持力 |
-
1993
- 1993-05-20 TW TW082104004A patent/TW225599B/zh active
- 1993-06-14 KR KR1019930010762A patent/KR940001136A/ko not_active Withdrawn
- 1993-06-16 CN CN93106983A patent/CN1080084A/zh active Pending
- 1993-06-17 JP JP5146029A patent/JPH0660600A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW225599B (ja) | 1994-06-21 |
| CN1080084A (zh) | 1993-12-29 |
| KR940001136A (ko) | 1994-01-10 |
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