JPH0661003B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH0661003B2 JPH0661003B2 JP1015032A JP1503289A JPH0661003B2 JP H0661003 B2 JPH0661003 B2 JP H0661003B2 JP 1015032 A JP1015032 A JP 1015032A JP 1503289 A JP1503289 A JP 1503289A JP H0661003 B2 JPH0661003 B2 JP H0661003B2
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- Japan
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- layer
- undercoat layer
- photosensitive member
- ester resin
- electrophotographic photosensitive
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定の下引き層を層構成に有する電子写真感光
体に関する。
体に関する。
〔従来の技術〕 電子写真感光体は、帯電、露光、現像、転写、クリーニ
ング、除電のサイクルで数万回から数十万回使用され
る。この際、導電性基体の上に直接感光層を設けると多
数枚複写サイクルの過程で感光層が導電性基体から剥離
し、感光体の寿命が短かくなるとい問題が生じる。ま
た、繰り返しコロナ帯電を受けるために、感光層が絶縁
破壊されてピンホールができ、その結果コピーに白斑が
発生するという問題もあった。
ング、除電のサイクルで数万回から数十万回使用され
る。この際、導電性基体の上に直接感光層を設けると多
数枚複写サイクルの過程で感光層が導電性基体から剥離
し、感光体の寿命が短かくなるとい問題が生じる。ま
た、繰り返しコロナ帯電を受けるために、感光層が絶縁
破壊されてピンホールができ、その結果コピーに白斑が
発生するという問題もあった。
このような欠点を改良するために従来から電子写真感光
体の導電性基体と感光層との間に下引き層をもうけるこ
とが一般に知られている。すなわち、これまでに下引き
層として、特開昭58−105155にはポリビニールアルコー
ルが、特開昭49−69332および52−10138にはマレイン酸
系樹脂が、特開昭60−66258にはナイロン樹脂が、特開
昭62−280854にはポリビニールピロリドンが、特開昭62
−280865には8−ナイロンと酸化チタンと酸化錫とアン
チモンとの混合物が、特開昭61−80158にはヒドラゾン
化合物を含有する樹脂がそれぞれ開示されている。しか
しいずれも十分な特性が得られておらず、導電性基体と
感光層との接着性が悪かったり、帯電、露光の繰り返し
により残留電位が上昇したりあるいは低温低湿下に地カ
ブリが発生したりするという欠点があった。
体の導電性基体と感光層との間に下引き層をもうけるこ
とが一般に知られている。すなわち、これまでに下引き
層として、特開昭58−105155にはポリビニールアルコー
ルが、特開昭49−69332および52−10138にはマレイン酸
系樹脂が、特開昭60−66258にはナイロン樹脂が、特開
昭62−280854にはポリビニールピロリドンが、特開昭62
−280865には8−ナイロンと酸化チタンと酸化錫とアン
チモンとの混合物が、特開昭61−80158にはヒドラゾン
化合物を含有する樹脂がそれぞれ開示されている。しか
しいずれも十分な特性が得られておらず、導電性基体と
感光層との接着性が悪かったり、帯電、露光の繰り返し
により残留電位が上昇したりあるいは低温低湿下に地カ
ブリが発生したりするという欠点があった。
本発明の目的は繰り返し使用しても帯電性能が低下せ
ず、残留電位の上昇もなく、従って画像濃度の低下や地
カブリの発生がなく、特に低温低湿下でも地カブリのな
い良好な画質を与える環境安定性に優れた電子写真感光
体を提供することである。
ず、残留電位の上昇もなく、従って画像濃度の低下や地
カブリの発生がなく、特に低温低湿下でも地カブリのな
い良好な画質を与える環境安定性に優れた電子写真感光
体を提供することである。
すなわち、本発明は不透明な導電性基体上に下引き層、
感光層を順次積層してなる電子写真感光体において、該
下引き層が下記一般式(I)で表わされるポリメチレン
エステル樹脂からなり、かつ該ポリメチレンエステル樹
脂の分子量が3万〜10万であることを特徴とする電子写
真感光体である。
感光層を順次積層してなる電子写真感光体において、該
下引き層が下記一般式(I)で表わされるポリメチレン
エステル樹脂からなり、かつ該ポリメチレンエステル樹
脂の分子量が3万〜10万であることを特徴とする電子写
真感光体である。
一般式(I)で表わされるポリメチレンエステル樹脂
は、下記構造式のε−カプロラクトンモノマーを開環重
合して得られる。
は、下記構造式のε−カプロラクトンモノマーを開環重
合して得られる。
該ポリメチレンエステル樹脂は、柔軟性に富み導電性基
体および感光層との接着性に優れ、繰り返し使用しても
感光層が剥離することがない。また、低温低湿下でも電
気抵抗が上昇せず、そのため地カブリのない良好な画質
が得られる。
体および感光層との接着性に優れ、繰り返し使用しても
感光層が剥離することがない。また、低温低湿下でも電
気抵抗が上昇せず、そのため地カブリのない良好な画質
が得られる。
該ポリメチレンエステル樹脂をトルエン、キシレン、メ
チルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、ジクロルエ
タン、クロルベンゼン等の有機溶媒溶液に分散し、バー
コート、スピンコート、ディップコート等の方法で導電
性基体上に塗布することによって下引き層が形成され
る。
チルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、ジクロルエ
タン、クロルベンゼン等の有機溶媒溶液に分散し、バー
コート、スピンコート、ディップコート等の方法で導電
性基体上に塗布することによって下引き層が形成され
る。
本発明でいうポリメチレンエステル樹脂の分子量は3万
〜10万であることが必要である。すなわち、該ポリメ
チレンエステル樹脂の分子量が3万より低いと下引き層
の塗膜強度が低下し、分子量が10万を越えると有機溶
媒溶液に溶解しにくくなるため、塗膜形成が困難にな
る。また、下引き層の厚さは0.5μm〜10μmである
ことが好ましい。すなわち、0.5μmより薄いと導電性
基体からの電荷注入が阻止されなくなり、コピーに白斑
が現れる。一方、下引き層の厚さが10μmを越えると
残留電位が上昇し地カブリの原因となる。
〜10万であることが必要である。すなわち、該ポリメ
チレンエステル樹脂の分子量が3万より低いと下引き層
の塗膜強度が低下し、分子量が10万を越えると有機溶
媒溶液に溶解しにくくなるため、塗膜形成が困難にな
る。また、下引き層の厚さは0.5μm〜10μmである
ことが好ましい。すなわち、0.5μmより薄いと導電性
基体からの電荷注入が阻止されなくなり、コピーに白斑
が現れる。一方、下引き層の厚さが10μmを越えると
残留電位が上昇し地カブリの原因となる。
該ポリメチレンエステル樹脂はそれ自体単独で使用でき
るが、光散乱性下引き層または光吸収性下引き層の目的
で酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミニウム粉末と
いった無機顔料を添加してもよい。
るが、光散乱性下引き層または光吸収性下引き層の目的
で酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミニウム粉末と
いった無機顔料を添加してもよい。
本発明の好ましい具体例では、感光層として電荷発生層
と電荷移動層が順次積層してなる機能分離積層構造の感
光層が適している。該機能分離積層構造の感光層を用い
た、本発明の電子写真感光体の層構成を第1図に示す。
と電荷移動層が順次積層してなる機能分離積層構造の感
光層が適している。該機能分離積層構造の感光層を用い
た、本発明の電子写真感光体の層構成を第1図に示す。
導電性基体1は、アルミニウム、ニッケル、真ちゅう、
銅、ステンレスのような金属シートあるいは円筒、プラ
スチックシートの上にアルミニウム、クロム、パラジウ
ム、金属酸化物などを真空蒸着したもの、プラスチック
板や紙などに導電処理したもの、および金属酸化物のシ
ートあるいは円筒などが使用できる。
銅、ステンレスのような金属シートあるいは円筒、プラ
スチックシートの上にアルミニウム、クロム、パラジウ
ム、金属酸化物などを真空蒸着したもの、プラスチック
板や紙などに導電処理したもの、および金属酸化物のシ
ートあるいは円筒などが使用できる。
電荷発生層3に用いられる電荷発生材としては公知の有
機あるいは無機の光導電性顔料が使用できる。これらの
顔料のうちでも、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料、
ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料、あるいはフタロ
シアニン系顔料または酸化亜鉛が電荷発生材として優れ
た特性を持っている。
機あるいは無機の光導電性顔料が使用できる。これらの
顔料のうちでも、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料、
ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料、あるいはフタロ
シアニン系顔料または酸化亜鉛が電荷発生材として優れ
た特性を持っている。
前記の電荷発生材は適当な接着剤例えば、ポリビニール
ブチラール、ポリエステル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリカーボネート等の結着剤溶液に
分散し、バーコート、スピンコート、ディップコート等
の方法で特定のポリメチレンエステル樹脂からなる下引
き層2上に塗布することによって電荷発生層3が形成さ
れる。
ブチラール、ポリエステル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリカーボネート等の結着剤溶液に
分散し、バーコート、スピンコート、ディップコート等
の方法で特定のポリメチレンエステル樹脂からなる下引
き層2上に塗布することによって電荷発生層3が形成さ
れる。
一方、電荷移動層4に用いられる電荷移動材としては、
公知の正孔移動物質あるいは電子移動物質のいずれかが
使用できる。
公知の正孔移動物質あるいは電子移動物質のいずれかが
使用できる。
このうち、適当な正孔移動物質としては、主鎖又は側鎖
にアントラセン、ビレン、フェナントレン等の多環芳香
族化合物またはインドール、カルバゾール、オキサゾー
ル、イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ト
リアゾールなどの含窒素環式化合物を有する化合物、あ
るいはヒドラゾン化合物等であり、例えばポリ−N−ビ
ニールカルバゾール、N−エチルカルバゾール、2,5−
ジフェニル−1,3,4−オキサジアゾール、p−ジエチル
アミノベンツアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾン)等
がある。また、適当な電子移動物質としては、クロルア
ニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシ
アノキノンジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオ
レノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、
2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロ
チオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ
〔1,2-b〕チオフエン−4−オン、1,3,7−トリニトロジ
ベンゾチオフエン−5,5−ジオキサイド等がある。これ
らの電荷移動材は一般に低分子であり、それ自身では製
膜性に乏しいために、適当な結着剤溶液に溶解させて塗
布される。
にアントラセン、ビレン、フェナントレン等の多環芳香
族化合物またはインドール、カルバゾール、オキサゾー
ル、イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ト
リアゾールなどの含窒素環式化合物を有する化合物、あ
るいはヒドラゾン化合物等であり、例えばポリ−N−ビ
ニールカルバゾール、N−エチルカルバゾール、2,5−
ジフェニル−1,3,4−オキサジアゾール、p−ジエチル
アミノベンツアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾン)等
がある。また、適当な電子移動物質としては、クロルア
ニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシ
アノキノンジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオ
レノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、
2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロ
チオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ
〔1,2-b〕チオフエン−4−オン、1,3,7−トリニトロジ
ベンゾチオフエン−5,5−ジオキサイド等がある。これ
らの電荷移動材は一般に低分子であり、それ自身では製
膜性に乏しいために、適当な結着剤溶液に溶解させて塗
布される。
電荷移動材とともに使用される結着剤としてはポリカー
ボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ポリメタ
クリレート、ポリビニールアセテート、シリコン樹脂、
塩化ビニール−酢酸ビニール共重合体樹脂、エポキシ樹
脂等が適用されるが中でもポリカーボネートが好まし
い。電荷移動層の塗布厚は10〜30μm、好ましくは
15〜25μmである。
ボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ポリメタ
クリレート、ポリビニールアセテート、シリコン樹脂、
塩化ビニール−酢酸ビニール共重合体樹脂、エポキシ樹
脂等が適用されるが中でもポリカーボネートが好まし
い。電荷移動層の塗布厚は10〜30μm、好ましくは
15〜25μmである。
また、感光層としては前述の機能分離積層構造の感光層
に限らず、単層構造のもの、または他の機能分離積層構
造の感光層が適応可能である。例えばよく知られている
酸化亜鉛や硫化カドミウムなどの無機光導電性物質を樹
脂中に分散含有させた感光層やセレン、セレン−テルル
などを感光層に用いたもの、アモルファスシリコン系材
料を感光層に用いたもの等が適用できる。
に限らず、単層構造のもの、または他の機能分離積層構
造の感光層が適応可能である。例えばよく知られている
酸化亜鉛や硫化カドミウムなどの無機光導電性物質を樹
脂中に分散含有させた感光層やセレン、セレン−テルル
などを感光層に用いたもの、アモルファスシリコン系材
料を感光層に用いたもの等が適用できる。
以下、本発明の実施例について述べるが、これらは単な
る例示に過ぎず、本発明がこれらの条件のみに限定され
るものではない。
る例示に過ぎず、本発明がこれらの条件のみに限定され
るものではない。
実施例1 分子量8万のポリメチレンエステル樹脂(プラクセル
H、ダイセル化学工業社製)10gを、トルエン90g
に溶解して下引き層の塗工溶液とした。該塗工溶液を厚
さ100μmのアルミニウム蒸着ポリエステルフィルム
である導電性基体に塗工して、乾燥後の厚さが5μmの
下引き層を形成した。
H、ダイセル化学工業社製)10gを、トルエン90g
に溶解して下引き層の塗工溶液とした。該塗工溶液を厚
さ100μmのアルミニウム蒸着ポリエステルフィルム
である導電性基体に塗工して、乾燥後の厚さが5μmの
下引き層を形成した。
次いで、 をガラスビースを用いた分散装置で5時間分散し、電荷
発生層の塗工溶液とした。この溶液を上記下引き層の上
に塗布し、60℃で10分乾燥後、20℃で3時間真空
乾燥し、厚さ0.5μmの電荷発生層を形成させた。
発生層の塗工溶液とした。この溶液を上記下引き層の上
に塗布し、60℃で10分乾燥後、20℃で3時間真空
乾燥し、厚さ0.5μmの電荷発生層を形成させた。
次いで、 を混合溶解して電荷移動層の塗工溶液とした。この溶液
を上記電荷発生層の上に塗布し、同様に乾燥して厚さ2
0ミクロンの電荷移動層とした。
を上記電荷発生層の上に塗布し、同様に乾燥して厚さ2
0ミクロンの電荷移動層とした。
前記の様にして得られた本発明の電子写真感光体の電子
写真特性を、川口電機社製のエレクトロスタティックペ
ーパーアナライザーEPA 8100型を用い、次のような条件
で測定した。
写真特性を、川口電機社製のエレクトロスタティックペ
ーパーアナライザーEPA 8100型を用い、次のような条件
で測定した。
エレクトロスタティックペーパーアナライザーの測定結
果は、表面電位が−1240V、半減露光感度(E1/2)が
1.24lux・secであった。
果は、表面電位が−1240V、半減露光感度(E1/2)が
1.24lux・secであった。
また、上記のエレクトロスタティックペーパーアナライ
ザーにより次の条件で帯電、露光の繰り返し評価を1000
回まで実施した。結果を表1に示す。
ザーにより次の条件で帯電、露光の繰り返し評価を1000
回まで実施した。結果を表1に示す。
実施例1による電子写真感光体は表1のように1000回帯
電、露光を繰り返しても表面電位、暗減衰、感度の変化
がなく、残留電位も上昇していなかった。また、感光層
が剥離することもなかった。
電、露光を繰り返しても表面電位、暗減衰、感度の変化
がなく、残留電位も上昇していなかった。また、感光層
が剥離することもなかった。
実施例2 導電性基体として直径60mmのアルミニウムドラムに、
実施例1と同様の下引き層の塗工溶液、電荷発生層の塗
工溶液電荷移動層の塗工溶液を同様の方法により塗布
し、本発明の電子写真感光体を作製した。該電子写真感
光体をゼロックス社製複写機2700にセットして、23
℃、55%RHの雰囲気下で20000枚までコピーテストを
行なった。その結果、感光体にピンホールの発生がなく
均一な画像が得られた。この場合におけるマクベス濃度
計による画像濃度と地カブリの結果は表2に示すとおり
初期と20000枚コピー後では殆ど差異がなかった。
実施例1と同様の下引き層の塗工溶液、電荷発生層の塗
工溶液電荷移動層の塗工溶液を同様の方法により塗布
し、本発明の電子写真感光体を作製した。該電子写真感
光体をゼロックス社製複写機2700にセットして、23
℃、55%RHの雰囲気下で20000枚までコピーテストを
行なった。その結果、感光体にピンホールの発生がなく
均一な画像が得られた。この場合におけるマクベス濃度
計による画像濃度と地カブリの結果は表2に示すとおり
初期と20000枚コピー後では殆ど差異がなかった。
次に上記の電子写真感光体を10℃、15%RHの雰囲気
下で上記の複写機にてコピーしたが、地カブリはまった
く発生していなく、感光層が剥離することもなかった。
下で上記の複写機にてコピーしたが、地カブリはまった
く発生していなく、感光層が剥離することもなかった。
実施例3 分子量4万のポリメチレンエステル樹脂(プラクセル
H、ダイセル化学工業社製)を用いて、実施例1と同様
の方法により下引き層を塗工した。また、実施例1のジ
スアゾ顔料を下記構造式のピスアゾ顔料に変え、 更にヒドラゾン化合物を下記構造式のスチリル化合物に
変えた以外は、実施例1と同様にして、 電荷発生層及び電荷移動層を塗工し、本発明の電子写真
感光体を作製した。
H、ダイセル化学工業社製)を用いて、実施例1と同様
の方法により下引き層を塗工した。また、実施例1のジ
スアゾ顔料を下記構造式のピスアゾ顔料に変え、 更にヒドラゾン化合物を下記構造式のスチリル化合物に
変えた以外は、実施例1と同様にして、 電荷発生層及び電荷移動層を塗工し、本発明の電子写真
感光体を作製した。
次に該電子写真感光体を実施例1と同様に電子写真特性
を測定したところ、表面電位は−980V、半減露光感
度(E1/2)は1.52lux・secであった。また、実施例2と
同様の方法によりコピーテストを行ったところ、15
℃、20%RHの雰囲気下でも地カブリ、白斑のない均一
な画像が得られ、感光層が剥離することもなかった。
を測定したところ、表面電位は−980V、半減露光感
度(E1/2)は1.52lux・secであった。また、実施例2と
同様の方法によりコピーテストを行ったところ、15
℃、20%RHの雰囲気下でも地カブリ、白斑のない均一
な画像が得られ、感光層が剥離することもなかった。
実施例4 下引き層の厚さを10μmとした以外は、すべて実施例
3と同様の方法により本発明の電子写真感光体を作製し
た。該電子写真感光体を実施例1と同様に電子写真特性
を測定したところ、表面電位は−1420V、半減露光感度
(E1/2)は1.73lux・secであった。また、実施例2と同
様の方法によりコピーテストを行ったところ、感光層が
剥離することもなく、コピーに白斑は見られなかった。
3と同様の方法により本発明の電子写真感光体を作製し
た。該電子写真感光体を実施例1と同様に電子写真特性
を測定したところ、表面電位は−1420V、半減露光感度
(E1/2)は1.73lux・secであった。また、実施例2と同
様の方法によりコピーテストを行ったところ、感光層が
剥離することもなく、コピーに白斑は見られなかった。
比較例 下引き層の樹脂としてポリアミド(ナイロンCM8000,東
レ社製)を用いて、実施例1と同様の方法により厚さ3
μmの下引き層を塗工した。該下引き層の上に実施例3
と同じ電荷発生層、電荷移動層を塗工して比較用の感光
体を作製した。該感光体を実施例1と同様に電子写真特
性を測定したところ、初期の半減露光感度(E1/2)は
1.86lux・secで残留電位(VR)は50Vであった。その
後2000回の帯電、露光を繰り返した後では半減露光感度
(E1/2)が3.49lux・sec、残留電位(VR)が145V
まで変化した。また、実施例2と同様の方法によりコピ
ーテストを行なったところ、地カブリのひどいコピーが
得られた。
レ社製)を用いて、実施例1と同様の方法により厚さ3
μmの下引き層を塗工した。該下引き層の上に実施例3
と同じ電荷発生層、電荷移動層を塗工して比較用の感光
体を作製した。該感光体を実施例1と同様に電子写真特
性を測定したところ、初期の半減露光感度(E1/2)は
1.86lux・secで残留電位(VR)は50Vであった。その
後2000回の帯電、露光を繰り返した後では半減露光感度
(E1/2)が3.49lux・sec、残留電位(VR)が145V
まで変化した。また、実施例2と同様の方法によりコピ
ーテストを行なったところ、地カブリのひどいコピーが
得られた。
〔発明の効果〕 本発明は特定のポリメチレンエステル樹脂を下引き層と
して用いることにより、繰り返し使用した場合でも残留
電位が上昇せず、感度が変化しなく、更に低温低湿下で
もカブリのない均一なコピーが得られ、またコピーに白
斑が発生することもなく環境安全性に優れ、導電性基体
と感光層との接着性が向上した電子写真感光体が得られ
る。
して用いることにより、繰り返し使用した場合でも残留
電位が上昇せず、感度が変化しなく、更に低温低湿下で
もカブリのない均一なコピーが得られ、またコピーに白
斑が発生することもなく環境安全性に優れ、導電性基体
と感光層との接着性が向上した電子写真感光体が得られ
る。
第1図は本発明の電子写真感光体の好適な層構成を示す
図である。 1…導電性基体、2…下引き層、3…電荷発生層、4…
電荷移動層、5…感光層
図である。 1…導電性基体、2…下引き層、3…電荷発生層、4…
電荷移動層、5…感光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−204558(JP,A) 特開 昭62−272280(JP,A) 特開 昭62−280854(JP,A) 特開 昭57−204558(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】不透明な導電性基体上に下引き層、感光層
を順次積層してなる電子写真感光体において、該下引き
層が下記一般式(I)で表わされるポリメチレンエステ
ル樹脂からなり、かつ該ポリメチレンエステル樹脂の分
子量が3万〜10万であることを特徴とする電子写真感光
体。 - 【請求項2】前記下引き層の塗布厚が0.5μm〜10μm
であることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1015032A JPH0661003B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1015032A JPH0661003B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02196244A JPH02196244A (ja) | 1990-08-02 |
| JPH0661003B2 true JPH0661003B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=11877495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1015032A Expired - Fee Related JPH0661003B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5929402B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2016-06-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57204558A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-15 | Toray Ind Inc | Transparent electrophotographic receptor |
| JPS62272280A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| JPS62280854A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-05 | Mita Ind Co Ltd | 電子写真用有機感光体 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1015032A patent/JPH0661003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02196244A (ja) | 1990-08-02 |
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