JPH0661027B2 - 薄膜el表示パネルの駆動方法 - Google Patents

薄膜el表示パネルの駆動方法

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JPH0661027B2
JPH0661027B2 JP27720185A JP27720185A JPH0661027B2 JP H0661027 B2 JPH0661027 B2 JP H0661027B2 JP 27720185 A JP27720185 A JP 27720185A JP 27720185 A JP27720185 A JP 27720185A JP H0661027 B2 JPH0661027 B2 JP H0661027B2
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JP
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frame
line
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敬 塚田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は文字,図形等の表示を行うマトリックス型薄膜
EL表示装置に関し、表示品質の向上及び長期信頼性を
保証する為の駆動方法に関するものである。
従来の技術 薄膜EL表示装置は薄膜EL素子を走査電極及びデータ
電極で構成されたマトリックス電極間に介設して、両電
極間にパルス電圧を印加することにより発光表示素子と
して動作する。通常は走査電極に沿って書込みパルス電
圧Vを線順次走査により印加し、一画面の走査終了
後、EL表示パネル全面に書込みパルス電圧とは逆極性
のリフレッシュパルス電圧Vを印加することにより、
任意の文字,図形等を表示させることができる。このよ
うな駆動方法は一斉反転リフレッシュ駆動法と読ばれ、
1フレームに書込みパルス電圧V及びリフレッシュパ
ルス電圧Vにより、2回発光するので、高輝度でフリ
ッカのないEL表示装置が実現できる。ところで、この
駆動方法を用いた表示装置において、固定の文字,図形
等の表示パターンを長時間発光状態にしておいた場合、
非発明表示に戻しても表示パターンが残存する現象(こ
こでは以後シフト現象と称す。)を生じる。シフト現象
を生じた場合の電圧・輝度特性を第3図に示す。初期値
の輝度特性aに対しシフト現象を生じた輝度特性はbの
ように全体として低電圧側に移動し、かつ飽和輝度が若
干低下した状態となる。つまり低輝度領域においては発
光開始閾値電圧がVthからVth′に低下し、初期値のV
thにおいてはB′の輝度が生じる。一方、高輝度領域
においては動作電圧Vにおいて輝度はBからB
に低下する。この為、特に表示パターンから非発光パタ
ーンにした時には、本来輝度が零であるべきものが
′の輝度で発光し、表示パターンがうき出てしまう
ことになる。このシフト現象はパネルの上下部分にいく
程大きい傾向にあり、実際の線順次走査駆動と対応させ
て説明する。第4図に一斉反転リフレッシュ駆動方式に
おけるEL素子への印加電圧波形をA,B,Cに示す。
走査電極数をnとした場合、Aは第1ライン(パネル最
上部)、Bは第2/nライン(パネル中央部)、Cは第n
ライン(パネル最下部)の印加電圧波形である。書込み
パルス電圧Vは線順次走査により1フレームに1回、
各走査電極ラインに印加され、走査終了後のフレームの
最後で全走査電極ラインに書込みパルス電圧Vは逆極
性のリフレッシュパルス電圧Vが印加されて全絵素が
リフレッシュされる。今、印加電圧の関係をV=V
>Vthの発光するに充分なパルス電圧とする。EL素子
が発光するとEL層の界面に内部分極が生じ、これが次
のパルス電圧に重畳する一種のメモリー作用をもつこと
が知られている。内部分極の電荷Qを考えるにあたり、
書込みパルス電圧をVによる電荷をQ,逆極性のリ
フレッシュパルス電圧Vによる電荷をQとする。こ
の電荷(Q,Q)は内部放電していくので、休止期
間が長い程、その減衰量は大きくなる。この内部分極の
電荷量のEL層界面における蓄積の片寄り状態を破線で
示すと共にA,B,Cの各走査ラインについて、書込み
パルス電圧Vの印加からリフレッシュパルス電圧V
の印加までの時間t及びリフレッシュパルス電圧V
の印加から書込みパルス電圧Vの印加までの時間t
での相対比較をすると、A第1ライン:|Q・t
<|Q・t|…(t>t),B第n/2ライン:
|Q・t|=|Q・t|…(t=t)C第
nライン|Q・t|>|Q・t|…(t<t
)となり中央部分を除いて上部分では内部分極は書込
みパルス電圧Vへの重畳分の方が大きく、一方下部分
では内部分極はリフレッシュパルス電圧Vへの重量分
の方が大きくなる。
Dは1フレーム間における各走査ライン時間での平均蓄
積電荷量を図示したもので、第n/2ラインを零中心に正
・負の蓄積電荷量がEL層界面に片寄った状態になる。
つまり書込みパルス電圧Vとリフレッシュパルス電圧
との位相差が基本的には分極量の差となるので、分
極量の差が大きくなるのは書込みパルス電圧Vとリフ
レッシュパルス電圧Vとの位相関係が近づいている状
態であり、表示パターンの上・下部分においてはシフト
現象が顕著になってくる傾向にある。
発明が解決しようとする問題点 以上のように従来の一斉反転リフレッシュ駆動方式にお
いては、書込みパルス電圧とリフレッシュパルス電圧と
の間では非対称位相関係が生じて内部分極量の不均一に
より特に表示パネルの上・下部分でのシフト現象が強く
出る為、長期間の固定パターン表示等で残像が生じ表示
品質の低下をもたらしていた。本発明はかかる点に鑑
み、これを改良するためなされたものであり、走査電極
の位置に関係なく内部分極量の均一化をはかることによ
りシフト現象の生じない新規な駆動方式を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は一斉反転リフレッシュ駆動方法において線順次
走査の順序を1フレーム毎に逆転させた薄膜EL表示パ
ネルの駆動方法である。
作用 本発明は前記した駆動方法により奇数フレームと偶数フ
レームとでEL表示素子の内部分極量のアンバランスを
打消すことにより、全体として内部分極量の均一化をは
かるのでシフト現象を防止することができる。
実施例 第1図は本発明における一実施例を説明する薄膜EL表
示パネルへの印加パルス電圧波形図である。ここで、
A,B,Cは従来例の第4図と同様でAは第1走査ライ
ン、Bは第n/2走査ライン、Cは第n走査ラインの印加
電圧波形を示したものである。以下、本発明の駆動方式
について説明する。第1フレームにおいては書込みパル
ス電圧Vを線順次走査により上から下への走査し、走
査終了後、表示パネル全面をリフレッシュする為に全走
査電極ラインに書込みパルス電圧Vと逆極性のリフレ
ッシュパルス電圧Vを印加する。次の第2フレームに
おいては線順次走査方向を第1フレームと逆の下から上
へ線順次走査を行って書込みパルス電圧Vを印加し走
査終了後、同様にリフレッシュパルス電圧Vを印加す
る。(つまり第1フレームで最初に走査された第1ライ
ンは第2フレームでは最終に走査され、同様に第1フレ
ームで最終に走査された第nラインは第2フレームでは
最初に走査される。)このようにフレーム毎に線順次走
査の方向を逆転させるものである。明らかなように奇数
フレームと偶数フレームの印加電圧(V,V)の位
相関係は対称にすることができる。この駆動方式におけ
る内部分極の電荷量を第4図の場合と同様な比較を行っ
てみると 第1〜第2フレーム間 A第1走査ライン:|Q・tD1|=|Q・tR1|, |Q・tD2|=|Q・tR2|…… t=t B第n/2走査ライン:|Q・tD1|=|Q・t
R1|, |Q・tD2|=|Q・tR2|…… t=t C第n走査ライン:|Q・tD1|=|Q・tR1|, |Q・tD2|=|Q・tR2|…… t=t となり正・負の電荷量はどの走査ラインにおいても同じ
値となり、内部分極の不均一がなくなるのでEL層界面
での電荷蓄積の片寄りも生じなく結果としてシフト現象
を防止することが可能となる。
蓄積電荷量は印加電圧値にも関係するのでV=V
条件が一番望ましい。第2図に駆動回路の構成例を示
す。薄膜EL表示パネル1にはマトリックス配置の走査
電極2及びデータ電極3が設けられ各電極はシフトレジ
スタ回路・ラッチ回路・高耐圧ドライバー回路(図示せ
ず)から成る駆動回路4,5,6が接続されている。こ
こで4はデータ側駆動回路、5は走査側奇数フレーム駆
動回路、6は走査側偶数フレーム駆動回路である。又、
7,8,9はEL表示パネルを発光・消灯させる為のパ
ルス電圧発生回路であり、7はデータ側変調用駆動回
路、8は走査側変調用駆動回路、9はリフレッシュ駆動
回路である。表示データ信号は1フレームメモリー回路
10で1フレーム分のデータがメモリーされ、ここでフ
レーム同期信号回路11の出力により奇数フレーム時は
走査ラインの上部から下部に対応する順序で、一方偶数
フレーム時には逆に走査ラインの下部から上部に対応す
る順序で1フレームメモリー回路10から表示データが
出力されデータ側駆動回路4のDATA端子に入力され
る。同様に走査側に対してはフレーム同期回路11の出
力を走査信号回路12に送り、ここで奇数フレーム時は
走査信号出力を走査側奇数フレーム駆動回路5のDAT
A端子へ、偶数フレーム時には走査側偶数フレーム駆動
回路6のDATA端子に供給される。これにより奇数フ
レーム時は走査側奇数フレーム駆動回路5により矢印で
示すように上部から下部方向に線順次走査され、一方偶
数フレーム時には走査側偶数フレーム駆動回路6により
矢印で示すように下部から上部方向に線順次走査が行な
われる。データ側駆動回路4のDATA入力信号は上記
走査側駆動回路5,6の線順次走査の走査順序に対応し
て入力されているので、表示パネル1は実質的表示デー
タ信号に対応した表示がなされる。尚、ここではフレー
ム毎の線順次走査方向を変える為、走査側駆動回路とし
て奇数フレーム及び偶数フレーム用の2組を用いたが、
駆動回路内のシフトレジスタ回路がシフト方向が双方向
可能な回路又は2組のシフトレジスタ回路を用いて並列
接続しシフト方向を各々がフレーム毎に分担することが
できる駆動回路構成であれば、走査側駆動回路は1組だ
けで良い。さらに実施例では1フレーム毎に線順次走査
方向を逆転させたが、これに限らず上部又は下部からの
線順次走査に要したフレーム数が同等(例えば10フレ
ーム毎の線順次走査方向の切換え等)の条件になれば基
本的には分極量の均一化が可能でありシフト現象は防止
できることはいうまでもない。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば一斉反転リフレッ
シュ駆動方式において線順次走査の走査方向をフレーム
毎に逆転させる駆動方式を行うことにより走査ラインの
全てに渡ってEL素子の界面に生じる内部分極量の均一
化をはかることにより電荷蓄積の片寄りをなくすこと
で、EL表示パネルの全面にわたって表示パターンの残
像が生じるシフト現象を防止することができ、表示品質
の向上がはかれ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薄膜EL表示パネルの駆動方法におけ
る薄膜EL表示パネルへの印加電圧波形を示す波形図、
第2図は同方法の具体駆動回路の構成を示すブロック
図、第3図は従来の薄膜EL表示装置の表示におけるシ
フト現象を生じたEL素子と正常なEL素子の電圧対輝
度特性を示す特性図、第4図は従来の薄膜EL表示装置
の駆動方法を説明する印加電圧波形を示す波形図であ
る。 V……書込みパルス電圧、V……リフレッシュパル
ス電圧、1……薄膜EL表示パネル、4……データ側駆
動回路、5……走査側奇数フレーム駆動回路、6……走
査側偶数フレーム駆動回路、10……1フレームメモリ
ー回路、11……フレーム同期信号回路、12……走査
信号回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査電極とデータ電極とをマトリックス配
    置した薄膜EL表示パネルを走査電極に沿って書込みパ
    ネル電圧を印加して線順次走査を行い、1フィールド走
    査終了後にEL表示パネル全面にリフレッシュパルスを
    印加する一斉反転フィールドリフレッシュ駆動方法であ
    って、1フレーム毎に線順次走査の走査方向を逆転させ
    たことを特徴とする薄膜EL表示パネルの駆動方法。
JP27720185A 1985-12-10 1985-12-10 薄膜el表示パネルの駆動方法 Expired - Lifetime JPH0661027B2 (ja)

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