JPH066145Y2 - 地震感知器を備えてなるエレベータ装置 - Google Patents

地震感知器を備えてなるエレベータ装置

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JPH066145Y2
JPH066145Y2 JP17038688U JP17038688U JPH066145Y2 JP H066145 Y2 JPH066145 Y2 JP H066145Y2 JP 17038688 U JP17038688 U JP 17038688U JP 17038688 U JP17038688 U JP 17038688U JP H066145 Y2 JPH066145 Y2 JP H066145Y2
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elevator
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、地震等による震動を感知する地震感知器を備
えてなるエレベータ装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
まず、地震の周波数について説明する。
一般に、地震波の主成分の周波数は1〜10HZにあると言
われているが、そのうち特に1〜5HZの成分が顕著であ
る。又、電車、ダンプカー、建築工事及び回転機械等種
々の原因による地盤、及び建物の微少振動(以下雑振動
と称す)は地震感知器に対して外乱となり、この外乱振
動の周波数は20HZ以上のものが多いが、10HZ近傍のもの
も含まれるので誤動作防止の点より、日本エレベータ協
会の耐震設計、施工指針の技術基準においては、感知器
の周波数特性として「普通級は水平振動1〜5HZの範囲
でフラット特性、精密級では水平振動0.1〜5HZの範囲
でフラット特性、5HZを越える範囲では感度は下降特性
とすること」となっている。
しかし、従来の地震感知器としては電気式の動電型やス
トレーンゲージ型,圧電型,或いは機械式の重錘落下型
などが一般に用いられているが、これらはいずれも前述
の地震感知器として望ましい周波数特性を得ることが困
難なこと、精度調整が困難であることなどの欠点がある
ため、出願人は最近新しいタイプの光反射型地震感知器
と光透過型地震感知器をそれぞれ提案した。
以下、それぞれの種類の地震感知器について説明する。
まず、光反射型地震感知器については、例えば、第2図
及び第3図に示すように、地震感知部10における容器11
内の逆ドーム状(円錐形状も含む)に構成された底部11
aに比重が大きく低粘度でかつ表面反射率の高い,つま
り光をほとんど透過しない例えば水銀のような液体12と
比重が小さく高粘度でかつ表面反射率の低い,例えば航
空機の作動油のような液体13からなる二重層液体14を入
れ、この容器11の中心線上二重層液体14の上方には発光
ダイオードなどの光源15と容器内からの光を受光する光
電変換素子16を設けて、地震波により容器11内の液体が
揺動すると、この液体表面の形状が変わることによって
変化する容器11内の輝度分布を光電変換素子16により電
気信号に変換出力したものを信号処理部20(交流型の前
置増幅器21とコンパレータ22,23と出力回路24,25からな
る)がこの出力信号10aの大きさに応じて各震動レベル
を識別する機能をこの地震感知器はもっている。
又、第4図及び第5図は光透過型地震感知器の構成を示
す図であり、図中31は逆ドーム状をした透明容器、32は
透明容器31の内に入れられた比重が大きく低粘度でかつ
光をほとんど透過しない,例えば水銀のような液体、33
は同じく透明容器31内に封入された,例えば窒素ガスの
ような不活性ガス、34は透明容器31の光を透過する材質
からなる上蓋、35は上部に透明容器31が嵌入された光を
透過しない材質からなる中空の円筒ケース、36は円筒ケ
ース35の下部に中空の突起部36aが嵌入されボルト36c
により円筒ケース35に固定された光を透過しない材質か
らなる支持部材で、この突起部36aの中空部分36bに
は、例えば発光ダイオードのような光源37が嵌入されて
いる。38は円筒ケース35及び透明容器31の上蓋34を覆う
ように円筒ケース35の上部に被せる光を透過しない材質
からなるケースカバーで、上蓋34と対向する中央部に光
の通路用の穴38aとこの穴38aの周囲には取付け用の穴
38bが設けられている。39はケースカバー38の穴38aと
対向するケースカバー38の上部に配置される光電変換素
子で、光源37からの光を受光して電気信号に変換する例
えばフォトダイオードのような光電変換素子、40は中央
部に光電変換素子39の電線コード39aを通す穴40aを有
し、この周囲にはボルト取付用の穴40bを備えた押さえ
部材で、この押さえ部材40を光電変換素子39の上に載せ
て、ボルト41を押さえ部材40のボルト取付用の穴40b及
びケースカバー38の穴38bを貫通させて円筒ケース35に
設けられたタップ穴35aに挿入することによりケースカ
バー38,光電変換素子39及び押さえ部材40を円筒ケース
35に固定し、地震感知部50を構成する。
次に第5図中、70は信号処理部で、51は地震感知部50の
光電変換素子39の出力信号50aを増幅する直流増幅器、
52は直流増幅器51から出力される直流信号成分により光
源37に流れる電流を制御して発光揮度を自動的に調整す
る光源37の電流制御装置、53は直流増幅器51の出力信号
51aの交流信号成分のみを通過させ、地震動の周波数成
分以外の周波数成分を減衰させるローパスフィルタを備
えた交流増幅器、53aはその出力、54Aは地震感知部50
が所定値〔例えば初期微動(以下P波という)10gal程
度〕以上のレベルの出力信号を発すると、出力装置55に
信号54Aaを入力するコンパレータ、54B,54C,・・
・は地震感知部50が所定値〔例えば本震(以下S波とい
う)80gal,120gal,150gal程度〕以上のレベルの出力信
号を順次発すると、それぞれに対応する信号54Ba,54
Ca,・・・を出力装置55に入力するコンパレータ、出
力装置55はコンパレータ54A,54B,54C,・・・から
の信号が入力されるとエレベータ制御装置に出力を発
し、エレベータ制御装置は例えばエレベータの最寄階停
止運転動作や、非常停止動作などの周知の安全措置を適
宜講じる。
ところで、この地震感知部50を上下方向に加振した場合
には、透明容器31内の液体32は第6図(a)のように、静
止時の実線で示す状態に対して、一点鎖線〔第6図(b)
の平面直径d部分〕で示す状態と破線〔第6図(b)の
平面直径d部分〕で示す状態の間を周期的に変化する
ので、交流増幅器53の出力53aは第7図に示すように、
加振周期Tと同じ周期の交流信号を出力するが、この地
震感知部50を水平方向に加振した場合は、第8図(a)(b)
のように、実線で示す静止時の状態に対して、一点鎖線
と破線で示す状態の間で変化するため、交流増幅器53の
出力53aは第9図に示すように、加振周期Tの1/2の周
期の交流信号を出力する。そして、この地震感知部50の
周波数特性については、上下振動及び水平振動の何れに
対しても液体32自身のもつ固有振動数から、約10HZの加
振周波数近辺に共振点を有するものの、地震感知器とし
て特に問題になるのは第10図(横軸は水平加振周波数)
に示す共振点の出力が高い水平振動の場合であり、水平
加振周波数5HZから交流増幅器53の出力53aの第10図の
二点鎖線で示すように減衰させる働きをもつローパスフ
ィルタ回路を交流増幅器53内に設ければ、共振点の問題
を解決できるだけでなく、前述の基準を十分満足する地
震感知部を得ることができる。このときの上下加振振動
に対する地震感知部50の周波数特性は第11図(横軸は上
下加振周波数)に示す。
又、この地震感知部50の上下加振振動に対する加振加速
度−出力特性については第12図に示すとおり全領域に亘
って比例関係が見られるのに対し、水平加振振動に対す
る加振加速度−出力特性については第13図に示すよう
に、略80gal以下の振動加速度に対する感度が小さく、
略80gal以上の加振加速度に対して大きな感度の比例関
係を有しており、この地震感知部50における上下振動時
と水平振動時の同一加振加速度に対する交流増幅器53の
出力53aの比率については第14図に示す関係が認められ
る。したがって、この地震感知部50は、低加速度領域で
は上下振動に対する感度が高く、高加速度領域では水平
振動に対する感度が高い特徴を有している。故に、この
地震感知部50は地震時のP波(上下振動が主成分)検出
設定値(例えば2.5gal〜10gal)の範囲では、上下振動
を感度よく検出し、S波(水平振動が主成分)検出設定
値(例えば60gal〜150gal)の範囲では、水平振動を感
度よく検出することになる。このような特徴は光反射型
地震感知器も同様に保有している。しかし、温度変化に
対する地震検出感度変化については、光透過型地震感知
器の場合は温度による粘度変化の極めて少ない水銀のよ
うな液体のみを使用しているため、第15図に示すように
温度変化に対して検出感度はほとんど一定となり、周囲
温度が変化しても極めて安定した地震検出感度が得ら
れ、又同一の加振力で地震感知部50を360°全周に亘っ
て水平方向に加振して交流増幅器53の各方向における出
力53aをプロットすると、第16図に示すように、各方向
に亘って略同一の感度が得られることもわかっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この光透過型地震感知器は、光反射型地震感知器のもつ
次の欠点,即ち、 容器内の液体を二重層の液体にしなければ、 所望の周波数特性を得ることが難しく、一方の液体に油
を選択すれば、温度変化の影響を受けて油の粘度が変わ
るため、地震感知部の出力レベルが変動し、かつ周波数
特性も変化してしまう。
地震感知部は第17図に示すように、二重層の液体が入
っている容器11に透明板11b,リング11c,透明板11d
を介して光電変換素子16及び光源15を積み重ねてゆく構
成となるため、部品の製作誤差だけでなく、組立誤差も
加わることになり、光軸の芯出しが困難で、震動する方
向によって地震感知部の出力レベルが均一にならず、誤
動作を起こす恐れがある。
基本的に液体からの反射光を捉える反射型の地震感知
部であるため、検出感度が低い。
などの欠点を解消して、周波数特性の安定した検出感度
の高い地震感知部とすることができるのだが、依然とし
て以下の欠点を有している。
イ地震によるP波の加速度レベルは非常に小さいので、
その検出は例えば10gal程度の小さな値に設定して行わ
なければならないため、単発信号のみで動作させると、
雑振動による誤動作を起こす虞れがある。
ロ電源から混入するノイズには幅が1μsec以下と狭い
が波高値は3000〜5000vに達するような第18図(a)に示
す波形のものがあって、通常のノイズ対策のみでは除去
することが困難で、コンパレータが誤動作することがあ
る。
ハ光源が発光ダイオードの場合、半導体内部の格子欠陥
等による瞬時的輝度変化が生ずれば、光電変換素子から
幅数100msの第18図(b)に示すような波形ののノイズ信号
が出力される。
ニ回路を構成する部品,例えばオペアンプなどから温度
変化等による理由でノイズが出力されることがある。
このため、P波,S波の検出を単発パルス入力信号のみ
でコンパレータを動作させると、誤動作する可能性が極
めて高く、もし誤動作により例えば80gal以上のS波を
検知した場合には、停止後のエレベータは専門技術者の
点検が終わるまで休止状態を維持しなければならない。
そこで、地震感知部10あるいは50の出力信号が所定値レ
ベルを越える波の数をカウントして該カウント値が設定
値以上であれば地震であると判断する方法も考えられる
が、直下型地震のような場合には逆に地震検出の判断に
時間がかかりすぎることになり(0.5HZ〜1HZの周波数
成分をもつ地震波を4パルスカウントすれば4〜8秒か
かることになる)危険である。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、ノイズによる
誤動作の悪影響をできるだけ受けない信頼性の高い地震
感知器を備えたエレベータ装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、底には光をほとんど透過しない液体の入った
逆ドーム状の容器と、前記液体に向かって光を照射する
光源と、前記容器内からの光を受光し電気信号に変換す
る光電変換素子とからなる地震感知部を備え、前記光電
変換素子の発する電気信号の出力レベルが第1の所定値
以上か未満かを検知し、それぞれに対応する信号を出力
する第1の検出器と、前記光電変換素子の発する電気信
号の出力レベルが前記第1の所定値よりも大きな第2の
所定値以上か未満かを検知しそれぞれに対応する信号を
出力する第2の検出器とを有し、前記第1の検出器が前
記第1の所定値以上に対応する出力を発するとその時の
エレベータの運転状態に対応して最寄階停止運転あるい
は運転禁止を指示する指令,前記第2の検出器が前記第
2の所定値以上に対応する出力を発するとその時のエレ
ベータの運転状態に対応して非常停止あるいは運転禁止
を指示する指令をエレベータ制御装置に発する信号処理
部を有する地震感知器を備えてなるエレベータ装置にお
いて、 前記光電変換素子の発する電気信号の出力レベルが前記
第1の所定値よりも小さな基準値以上か未満かを検知し
それぞれに対応する信号を出力する検知器と、所定時間
内における該検知器から出力される前記基準値以上に対
応する出力信号の数をカウントし、該カウント数が設定
値未満か以上かを判別する判別器とを設け、前記基準値
以上に対応する前記検知器の出力信号の数に応じて前記
運転禁止指令を解除する時間を決定する時限装置と、前
記判別器が設定値未満であると判別すると前記第2の検
出器の指令出力が前記エレベータ制御装置に入力されな
いゲート装置を備えるものである。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、本考案が対象とする電気光学的
な原理で動作する感知部からなる地震感知器特有のノイ
ズと地震波による信号とを適宜区別して地震波のみを適
格に判別検出することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は例えば前述の光透過型地震感知部50を利用した
地震感知器の構成を示すブロック図の一例で、図中第4
図及び第5図と同一符号のものは同一のものを示すが、
61は交流増幅器53の交流出力信号53aを全波整流する全
波整流回路、70は地震感知部50が例えば、10gal程度の
加速度で上下方向に加振されると出力するP波検出レベ
ル相当の交流増幅器53のレベル出力53a1によりパルス出
力信号70aを発するように設定されたコンパレータ等の
ような検出器、80は地震感知部50が例えば80gal程度の
加速度で水平方向に加振されると出力するS波第1検出
レベル相当の交流増幅器53のレベル出力53a2によりパル
ス出力信号80aを発するように設定されたコンパレータ
等のような検出器、90は地震感知部50が例えば150gal程
度の加速度で水平方向に加振されると出力するS波第2
検出レベル相当の交流増幅器53のレベル出力53a3により
パルス出力信号90aを発するように設定されたコンパレ
ータ等のような検出器、100は地震感知部50が例えば10g
alから80galまでの間の所定の加速度で水平方向に加振
されると出力するS波基準検出レベルの交流増幅器53の
レベル出力53a4によりパルス出力信号100aを発するよう
に設定されたコンパレータ等のような検知部で、地震感
知部50が第19図に示すような基準値以上の地震を検出す
れば連続的なパルス信号を出力し、一方第18図(a),(b)
に示すようなノイズを発すれば単発的なパルス信号を出
力することになり、後述するその後の信号処理が異なる
ものとなる。
71は検出器70の発するパルス出力信号70aのパルスをカ
ウントし始めて所定時間の間に所定個数(例えば4個程
度)カウントするとHighレベルの出力信号71aを出力す
る判別器、72は検出器70の発するパルス出力信号70aに
おける最終のパルスよりカウントを開始し所定時間(例
えば30秒程度)経過すればHighレベルの出力信号72aを
出力するタイマー回路、73は判別器71の出力信号71aを
セット信号,タイマー回路72の出力信号72aをリセット
信号とする周知のR−Sフリップフロップ回路で、セッ
ト信号が入力されればリセット信号が入力されないかぎ
りHighレベルの出力信号73aを出力しつづける。74はR
−Sフリップフロップ回路73がHighレベルの出力信号73
aを発すると、走行中のエレベータかごを最寄階に停止
させ停止後は運転禁止させるとともに、R−Sフリップ
フロップ回路73がLowレベルの出力信号73aを発すると、
自動復旧を周知のエレベータ制御装置(図示しない)に
指示する出力信号74aを発する出力回路、81は検出器80
の発するパルス出力信号80aのHighレベル信号をセット
信号,後述する信号をリセット信号とするR−Sフリッ
プフロップ回路で、セット信号が入力されればリセット
信号が入力されないかぎりHighレベルの出力信号81aを
出力しつづける。91は検出器90の発するパルス出力信号
90aのHighレベル信号をセット信号,後述する信号をリ
セット信号とするR−Sフリップフロップ回路で、セッ
ト信号が入力されればリセット信号が入力されないかぎ
りHighレベルの出力信号91aを出力しつづける。82はR
−Sフリップフロップ回路81がHighレベルの出力信号81
aを発すると、走行中のエレベータかごを最寄階に停止
させ停止後は運転禁止させるとともに、R−Sフリップ
フロップ回路81がLowレベルの出力信号81aを発する
と、運転禁止を自動的に解除させる指令を出力信号82a
としてエレベータ制御装置に発する出力回路、83は検出
器80がパルス出力信号80aを発すれば即Highレベルの出
力信号83aを出力し、パルス出力信号80aがなくなって
も所定時間(例えば約2秒程度)の間Highレベル状態を
維持するタイマー回路、84は検出器80がパルス出力信号
80aを発しなくなってから所定時間(例えば1分程度)
経過後にHighレベルの出力信号84aを一瞬の間出力する
タイマー回路、101はタイマー回路83がHighレベルの出
力信号83aを発しているときに、検知器100がパルス出
力信号100aを発すると、このパルスをカウントし始め、
カウント数が所定値に達すると少なくともタイマー回路
84の所定時間以上Highレベルの出力信号101aを出力しつ
づける判別器、85はNOTゲート、86はORゲート、87は判
別器101の出力信号101aがLowレベル状態のときにはNOT
ゲート85の出力信号85aをそのまま出力し、判別器101
の出力信号101aがHighレベル状態のときにはNOTゲート8
5の出力信号85aに関係なく一律にLowレベルの信号を出
力するゲート装置である。92は判別器101の出力信号101
aを制御入力信号として、出力信号101aがHighレベル状
態のときにR−Sフリップフロップ回路91がHighレベル
の出力信号91aを出力した場合のみHighレベルの出力信
号92aを出力するANDゲート、93はANDゲート92がHighレ
ベルの出力信号92aを発すると、走行中のエレベータか
ごを一旦非常停止させ、その後低速で最寄階まで運転さ
せて着床停止後は手動による復旧指令91bが入力されな
い限り運転禁止を保持する指令を出力信号93aとしてエ
レベータ制御装置に発する出力回路、94はフリップフロ
ップ回路91にリセット信号を与えるためのORゲートで、
手動による復旧指令91bとゲート装置87の出力信号87a
を入力信号として、何れかがHighレベルの信号になれば
フリップフロップ回路91にリセットがかかるようになっ
ている。
次に、この地震感知器が例えばエレベータの地震管制運
転に利用されたときの動作について、地震発生の場合と
単なるノイズ発生の場合に分けて説明する。
〔地震発生の場合〕
地震が発生すると、この地震感知器における直流増幅器
51の出力信号51aは通常第19図に示すような信号波形を
描く。
まず、地震により10gal以上のP波が発生すれば、全波
整流回路61を通じた交流増幅器53からの出力信号61aは
検出器70で設定された所定のレベルよりも周期的に大き
くなるため、検出器70は連続的なパルス出力信号70aを
出力する。すると、判別器71は検出器70の発するパルス
出力信号70aのパルス数を所定時間内に所定個数カウン
トしてHighレベルの出力信号71aを発する(因に地震以
外の雑振動による上下動やノイズに起因する信号であれ
ば単発的なパルス信号に終わるため、判別器71はHighレ
ベルの出力信号を発しない)ため、R−Sフリップフロ
ップ回路73はHighレベルの出力信号73aを出力保持して
地震が発生したことを記憶するとともに、出力回路74を
通じてエレベータ制御装置に前述の地震管制運転(エレ
ベータかごが走行中であれば最寄階停止運転,停止中で
あれば運転禁止)を指示する。
又、初期微動P波発生後、所定時間が経過して本震S波
が到来し、加振加速度が80gal以上になれば、全波整流
回路61の出力信号61aが検出器80で設定されたS波第1
検出レベルよりも一瞬でも大きくなった時点で、検出器
80がHighレベルの出力信号80aを出力するため、R−S
フリップフロップ回路81はHighレベルの出力信号81aを
出力保持して地震が発生したことを記憶するとともに、
出力回路82を通じてエレベータ制御装置に前述と同様の
地震管制運転を指示する。(この動作はノイズ等により
万一検出器80が働いた場合も全く同様で、予備的に地震
管制運転を行うことになる。) ところで、検出器80が働くような地震が到来した場合に
は、全波整流回路61の出力信号61aの波形は検出器100
で設定された基準レベル(P波検出レベルとS波第1検
出レベルの間のレベル)以上の信号が周期的に発生して
いることを意味するから、タイマー回路83がHighレベル
の出力信号83aを発生している所定時間内には判別器10
1は検出器100の発するパルス出力信号100aのパルスを所
定数以上カウントしているので、Highレベルの出力信号
101aを出力している状態にある。このような状態の中、
さらに地震が強くなり、加振加速度が150gal以上になる
と、既にANDゲート92のゲートが開放状態であるため、
全波整流回路61の出力信号61aが検出器90で設定された
S波第2検出レベルよりも一瞬でも大きくなった時点
で、検出器90がHighレベルの出力信号90aを出力するこ
とにより、R−Sフリップフロップ回路91はHighレベル
の出力信号91aを出力保持して強度の地震が発生したこ
とを記憶するとともに、出力回路93を通じてエレベータ
制御装置に、さらに安全性を重視した地震管制運転(エ
レベータかごが走行中であれば即一旦非常停止して後、
低速で最寄階停止運転,停止後運転禁止する)を指示す
る。そして、専門技術者による点検を行った後、手動に
よるリセット信号91bがR−Sフリップフロップ回路91
及び出力回路93に入力されないかぎり運転禁止状態が継
続される。
尚、地震が発生しても、検出器70のみが働く程度の地震
の場合には、タイマー回路72は検出器70の発する最終パ
ルスから所定時間(例えば30秒程度)経過後にR−Sフ
リップフロップ回路73に対してリセット信号73aを発生
するため、自動的に復帰動作が行われ、専門技術者の点
検を待つまでもなくエレベータの運転が再開される。
又、検出器80は働いたが検出器90は働かなかった程度の
地震の場合には、判別器101がHighレベルの出力信号101
aを出力していることから、ゲート装置87はNOTゲート85
の出力信号85aとは無関係にLowレベルの出力信号87a
を出力しているため、検出器80がパルス出力信号80aを
出力しなくなってから所定時間(例えば1分程度経過後
に、ORゲート86を通してタイマー回路84がHighレベルの
出力信号84aをリセット信号としてR−Sフリップフロ
ップ回路81に入力して、自動的に復帰させる。この場合
も、専門技術者の点検を待つまでもなくエレベータの運
転が再開される。
〔ノイズ発生の場合〕
既に述べたとおり、P波検出用のR−Sフリップフロッ
プ回路73は検出器70が連続したパルス信号を出力しない
かぎり動作しないので、単発的なパルスしか発生しない
ノイズでは誤動作しないように構成されている。
次に、大きなレベルのノイズのため、検出器80が働いて
Highレベルの出力信号80aを発した場合には、R−Sフ
リップフロップ回路81はS波第1検出レベルの地震を感
知した場合と同様、地震が発生したと記憶するととも
に、出力回路82を通じてエレベータ制御装置に地震管制
運転(エレベータかごが走行中であれば最寄階停止運
転,停止中であれば運転禁止)を予備的に指示するが、
この場合はそもそも第18図(a),(b)に示すような単発的
なパルス信号なので、検知器100も単発的なパルス信号
しか出力せず、判別器101の出力信号101aはLowレベル状
態のままである。したがって、ゲート装置87はNOTゲー
ト85の出力信号85aをそのまま出力することになり、検
出器80がパルス出力信号80aを出力しなくなってから所
定時間(例えば約2秒程度)経過後に、タイマー回路83
の出力信号83aがHighレベル状態からLowレベル状態に
変化するのを受けて、NOTゲート85,ゲート装置87及びO
Rゲート86を通じてR−Sフリップフロップ回路81には
リセット信号が自動的に入力されることになり、極めて
早期に復帰動作が行われ、専門技術者の点検を待つまで
もなくエレベータの運転が再開される。即ち、従来の場
合と比べ、極めて短時間のうちに運転禁止が自動的に解
除されることになる。
ここで、検出器80が一瞬でも働けば、エレベータを予備
的にでも地震管制運転に移行させる理由は、震源地の近
い直下型地震の場合も想定してできるだけ安全を確保し
ようとする思想が支配的であるためである。
一方、ノイズにより万一検出器90が働いた場合には、R
−Sフリップフロップ回路91にはあたかも強度の地震が
発生したかの如く、一旦記憶されるが、この場合には判
別器101の出力信号101aがLowレベル状態のままなため、
ANDゲート92により出力回路93へは信号が伝達されずエ
レベータかごが走行中に非常停止するようなことはな
い。そして、タイマー回路83の作動によりゲート装置87
がHighレベルの出力信号87aを発すれば、ORゲート94を
通じてR−Sフリップフロップ回路91にリセット信号が
入力されることになり、初期状態に自動的に復帰する。
以上の説明では、検出器80が働いた場合の自動復帰に要
する時間を地震の場合とノイズの場合の二種類に分けた
例を挙げて説明したが、これは検出器100のパルス出力
信号のパルスの数に応じて復帰時間を変化させるような
時限装置を設けてもよく実施例に限定されない。又、本
震の検出を二段階で行う例について述べたが、建築基準
法のエレベータ耐震設計・施工指針に記載されているよ
うに120galの検出も行うような三段階もしくはそれ以上
で本震レベルを検出するようにしてもよく実施例に限定
されない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、電気光学的な地震感
知器に特有なノイズの影響をできるだけ排除したエレベ
ータの地震管制運転が可能となるため、むやみにエレベ
ータが運転休止してしまうような不都合が回避され、極
めて信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す地震感知器のブロック
図、第2図は光反射型地震感知部の構造の一例を示す断
面図、第3図は光反射型地震感知器の構成を示すブロッ
ク図、第4図は光透過型地震感知部の構造の一例を示す
断面図、第5図は光透過型地震感知器の構成を示すブロ
ック図、第6図は上下振動時の液体の状態を示す説明図
で第6図(a)は正面図、第6図(b)は平面図、第7図は上
下振動時における地震感知部の出力信号波形図、第8図
は水平振動時の液体の状態を示す説明図で、第8図(a)
は正面図、第8図(b)は平面図、第9図は水平振動時に
おける地震感知部の出力信号波形図、第10図は水平振動
時における地震感知部の周波数特性図、第11図は上下振
動時における地震感知部の周波数特性図、第12図は上下
振動時における地震感知部の加速度−出力特性図、第13
図は水平振動時における地震感知部の加速度−出力特性
図、第14図は地震感知部の上下振動に対する感度と水平
振動に対する感度の関係を示す特性図、第15図は光透過
型地震感知部の周囲温度に対する感度を示す特性図、第
16図は地震感知部の加振方向に対する感度を示す特性
図、第17図は反射型地震感知部の具体的構造を示す分解
構造図、第18図(a),(b)はノイズの一例を示す波形図、
第19図は地震の波形の一例を示す波形図である。 10,50……地震感知部 11,31……容器 12,32……液体 15,37……光源 16,39……光電変換素子 20,70……信号処理部 70,80,90……検出器 71,101……判別器 83,84……タイマー回路 24,25,55,74,82,93……出力回路 100……検出器 73,81,91……R−Sフリップフロップ回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底には光をほとんど透過しない液体の入っ
    た逆ドーム状の容器と、前記液体に向かって光を照射す
    る光源と、前記容器内からの光を受光し電気信号に変換
    する光電変換素子とからなる地震感知部を備え、前記光
    電変換素子の発する電気信号の出力レベルが第1の所定
    値以上か未満かを検知し、それぞれに対応する信号を出
    力する第1の検出器と、前記光電変換素子の発する電気
    信号の出力レベルが前記第1の所定値よりも大きな第2
    の所定値以上か未満かを検知し、それぞれに対応する信
    号を出力する第2の検出器とを有し、前記第1の検出器
    が前記第1の所定値以上に対応する出力を発するとその
    時のエレベータの運転状態に対応して最寄階停止運転あ
    るいは運転禁止を指示する指令,前記第2の検出器が前
    記第2の所定値以上に対応する出力を発するとその時の
    エレベータの運転状態に対応して非常停止あるいは運転
    禁止を指示する指令をエレベータ制御装置に発する信号
    処理部を有する地震感知器を備えてなるエレベータ装置
    において、 前記光電変換素子の発する電気信号の出力レベルが前記
    第1の所定値よりも小さな基準値以上か未満かを検知し
    それぞれに対応する信号を出力する検知器と、所定時間
    内における該検知器から出力される前記基準値以上に対
    応する出力信号の数をカウントし、該カウント数が設定
    値未満か以上かを判別する判別器とを設け、前記基準値
    以上に対応する前記検知器の出力信号の数に応じて前記
    運転禁止指令を解除する時間を決定する時限装置と、前
    記判別器が設定値未満であると判別すると前記第2の検
    出器の指令出力が前記エレベータ制御装置に入力されな
    いゲート装置を備えたことを特徴とする地震感知器を備
    えてなるエレベータ装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の逆ドーム状の容器は光
    を透過させない不透明の容器で、光源及び光電変換素子
    は液体の上方に配置されることを特徴とする地震感知器
    を備えてなるエレベータ装置。
  3. 【請求項3】請求項第1項記載の逆ドーム状の容器は光
    を透過させる透明の容器で、光源は液体の下方、光電変
    換素子は液体の上方に配置されることを特徴とする地震
    感知器を備えてなるエレベータ装置。
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