JPH0661968U - 金属加工品の清浄装置 - Google Patents

金属加工品の清浄装置

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JPH0661968U
JPH0661968U JP024894U JP2489492U JPH0661968U JP H0661968 U JPH0661968 U JP H0661968U JP 024894 U JP024894 U JP 024894U JP 2489492 U JP2489492 U JP 2489492U JP H0661968 U JPH0661968 U JP H0661968U
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JP
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liquid
tank
cleaning
gas
processed product
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JP024894U
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Inventor
ノイバウアー ヴィルヘルム
コマンズ ヴェルナー
ヴィッテ アレクサンダー
Original Assignee
アイヒェリン ゲーエムベーハー
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/10Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration
    • B08B3/102Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration with means for agitating the liquid

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗浄タンク12と、加工品30用の受容装置
28と、処理液42、47用のタンク14、16と、無
圧サージシャワー52と、タンク14、16を無圧サー
ジシャワー52と連絡する第一配管・バルブ系41、4
3、51と、タンク14、16を洗浄タンク12の排出
口65と連絡する第二配管・バルブ系66、67と、タ
ンク14、16を洗浄タンク12の越流部38と連絡す
る第三配管・バルブ系40と、気体噴入装置22と、気
体噴入装置22を気体容器60と連絡する第四配管・バ
ルブ系61と、真空ポンプ70と、真空ポンプ70を洗
浄タンク12の内部空間と連絡する第五配管・バルブ系
71と、第一〜第五配管・バルブ系を操作する制御装置
75を設ける。 【効果】 希望する無圧水サージをきわめて高い流量で
生成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加工品を液体で処理し、特に清浄後に行う熱処理のため金属加工品 を清浄にする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記種類の装置がドイツの雑誌「HTM」,45(1990),第5号,27 3頁により知られている。
【0003】 加工品を液体で処理し(以下「洗浄」と呼ぶ。)、特に金属加工品を清浄及び /又はフラッシングする装置は代表的には連結した熱処理設備において利用され る。かかる設備として、例えば光輝熱処理、各種の焼なまし処理及び焼入れ操作 、そして窒化、軟窒化、浸炭窒化、浸炭等の拡散操作を行うことのできる真空熱 処理炉、プッシャー型炉、ローラーハース炉、縦型レトルト炉又は多目的バッチ 炉が考えられる。
【0004】 冒頭指摘した種類の従来の装置ではこの場合実質的に専らその効率の観点から 選定した浴が利用されており、以前は原料利用効率、特に環境適合性の問題があ まり意識されていなかった。この理由から以前は金属加工品を清浄にするのに塩 素化炭化水素(CKW)、例えばテトラクロロエタン(ペル)又はトリクロロエ タン(トリ)が使用され、これらは特に脂肪及び顔料の汚れを除去するうえで理 想的清浄剤と見做されたのではあるが、しかしそれらの環境負荷作用は後の時点 にはじめて知られるようになり又考慮されるようになった。
【0005】 その後、環境保護の観点の下、数多くの国で、塩素化炭化水素(CKW)、特 にテトラクロロエタン及びトリクロロエタンの使用、及びハロゲン化炭化水素( HKW)の使用を劇的に減らし又は全く禁止することを目標とした諸規定が施行 されるようになった。
【0006】 トリクロロエタン(トリ)はその後、発癌性の疑いが生じ、欧州ではこの清浄 剤は事実上取引が中止された。
【0007】 これに対しその後、世界のさまざまな国できわめて厳しい環境保護法が制定さ れた。ドイツ連邦共和国では例えば、第2連邦エミッション防止命令により、従 来冷却剤として使用されたフルオロクロロ炭化水素(FCKW)と従来清浄剤と して使用された1,1,1−トリクロロエタンは短い猶予期間後もはや全く使用 してはならないと定められた。
【0008】 アメリカ合衆国では1990年10月27日「大気清浄法(Clean Ai r Act)」が補足され、この補足条項がブッシュ大統領の署名により199 0年11月15日施行された。この法改正は1977年の米国連邦法の極端な先 鋭化である。改正のIII部では特定の事業分野が指摘され、これらの分野がさ まざまな優先権で掌握される。脱脂と金属清浄が優先権No.1としてある。こ れに関連し塩素化炭化水素(CKW)、特にトリクロロエタンもはっきり指摘し てある。この法改正は、かかる物質の生産及び販売を劇的に減らし、しかも例え ば1989年を基準生産量(100%)として1997年に15%に減らすよう 定めている。違反に対しこの法改正は厳しい罰を定めている。
【0009】 他方、金属加工品の熱処理にあたっては、特に加工品に事前に別の加工方式、 例えば二次成形又は切削加工を施した場合、熱処理又はその他の表面処理前に加 工品を十分清浄にするよう指示された。
【0010】 その際金属加工品上に現れる不純物の種類はさまざまである。これらの不純物 は例えば冷却潤滑剤、脂肪、ラッピングペースト、顔料、又は焼入れ油、粉塵、 金属屑からなる。かかる加工品に引き続き表面処理を施す場合加工品表面から汚 れを取り除くことが不可欠である。つまり汚れた表面は例えば窒化、軟窒化又は 浸炭時処理結果に本質的に影響する。つまり前記焼入れ過程(拡散操作)のとき 加工品の外面から例えば窒素及び/又は炭素等の物質が拡散過程を介し金属加工 品の外層に侵入する。表面の特定箇所が汚れたなら、外部の方から向いた拡散過 程は例えばガス軟窒化の場合起きないか又は緩慢に起きるだけか又は時間的に遅 れて起きる。この場合、不純物の範囲で焼入れされていないか又は部分的に焼入 れされただけの加工品表面が結果として得られる。
【0011】 しかし真空熱処理、光輝焼なまし操作、被覆等の場合にも清浄な表面が必須で ある。
【0012】 上記諸問題を背景に、既にかなり前から、一方で人間がこの溶液と接触しても 懸念がなく又他方で良好な清浄結果をもたらすような環境に適合した基材、例え ば水を基材とした清浄液を提供すべくかなりの努力がはらわれてきた。
【0013】 しかしかかる水溶性清浄剤、例えば高洗浄活性の大抵は表面活性剤を含有した 物質は塩素化炭化水素(CKW)に比べ脂肪溶解能が低く、従って清浄過程を相 対運動によって促進し又きわめて高濃度の洗浄剤溶液を使用しなければならず、 そして被清浄加工品と清浄液との間の相対運動によって清浄過程を促進しなけれ ばならない。
【0014】 周知の金属加工品清浄装置では揺動可能な腕により加工品に噴霧し、しかも高 い流出速度で処理液を噴霧することによって加工品と清浄液との間の相対運動が 達成される。こうして加工品は処理液で洗われ、清浄効果は汚れ粒子の機械的引 剥しと化学的作用との組合せとして現れる。高い流出速度に起因した油脂の乳濁 化が浴の状態に不利に作用する。
【0015】 複雑に成形された加工品、例えばクランクシャフト又は支承箇所を有する圧力 ハウジングの場合、表面全体を清浄にできるようにするため関節揺動可能な噴霧 腕等の高価な機械装置を設ける必要があることが判明した。更に周知装置では、 多重揺動可能な噴霧腕を用いた場合でも積重ねたバッチの内部空間又は核内にあ る加工品の全面に達するのがきわめて困難であるので、ばら物又は積重ねたバッ チを清浄にするのが困難である。その原因は或る加工品の空間的周囲にある別の 加工品がこの中央の加工品を遮蔽し、高圧でバッチに噴霧され又は吹付けられる 清浄液もあらゆる表面には浸透し得ないことにある。
【0016】 更に、バッチ全体又はばら物全体を浴に浸漬し、ポンプ装置、プロペラ装置、 循環装置により、ノズル装置により、又はバッチ全体の昇降により、加工品と液 体との間の相対運動を引き起こす装置が知られている。
【0017】 このかなりの技術的支出にも拘らず、バッチ中に貫流が起きず、せいぜい僅か に往復動する液量又は液柱がバッチ内に存在し、移動する液体が実質的にバッチ の外輪郭の周囲を流れることが確認された。
【0018】 更に、イオン成分をごく大量に含む高洗浄活性物質を有する水性清浄液を用い ると数多くの洗浄過程後でも加工品表面に一種の油膜が残り、これが洗浄活性物 質と金属表面との間の強力なイオン交互作用に帰することができることが確認さ れた。この油膜は例えば後にガス窒化過程のとき拡散を著しく損なう。このこと が原因となって最後には、既存の不純物を事前に取り除いた清浄剤の物質自体が 表面を損なうことがある。
【0019】 金属加工品の清浄時発生する別の問題は清浄後、場合によってはフラッシング 後の加工品の乾燥である。
【0020】 従来の設備では金属加工品が浴又は吹付装置から取り出され、次に加熱した周 囲空気により、部品の固有熱を利用した蒸発により、又は吹出しにより又は周囲 空気の加熱により乾燥が行われた。
【0021】 しかしこの装置の欠点として加工品は一定時間大気に曝された。この場合殊に 密に包装したバッチ、創造的加工品、例えば袋穴、凹部等を備えた加工品の場合 、完全乾燥が確実には保証されていない。
【0022】 このことが原因となって既にごく短時間のうちに表面変化を生じることがある 。なぜなら洗浄しフラッシングしたばかりの金属加工品はその表面が高活性であ り、既にごく短時間のうちに腐食斑点を確認することができるからである。しか もなお未溶解塩を含有した清浄液又はフラッシング液を用いると塩が乾燥時加工 品表面に塩斑点として生成することがある。このことからも、引き続き行う拡散 熱処理のとき重大な問題が生じる。
【0023】 最後に、周囲空気加熱の形の従来の加熱はその効率がきわめて悪いのでエネル ギー支出がきわめて高い。
【0024】 最後に、従来の金属加工品清浄装置の別の問題として、使用する清浄剤は特定 の温度範囲内でのみ使用可能である。つまり例えば清浄浴の温度が過度に高いと (ほぼ100℃)、清浄剤が化学的に変化し、その清浄効果が著しく低下する。 他方、清浄浴が十分に温かくないと(濁点以下又はそのすぐ上)、洗浄活性がも はや十分には熱で促進されないのでやはり清浄効果が低下する。給油の粘度が高 くなると化学的洗浄過程が困難になる。
【0025】 冒頭指摘したドイツの雑誌「HTM」,45(1990),第5号273頁か ら、前記欠点を既に一部取り除いた金属加工品清浄装置が知られている。周知装 置では洗浄タンクが使用され、そのなかに加工品は清浄中、場合によってはフラ ッシング及び乾燥中引き留められる。加工品の清浄及びフラッシング時加工品が 浸漬浴内で保持され、この浴はタンク底での空気噴入とポンプ搬送とにより撹拌 される。加工品を乾燥するのに真空乾燥が利用される。
【0026】 この装置は、汚れ粒子が処理液よりも重いのではあるが上昇する気泡が付着力 によって汚れ粒子を連行するので、空気噴入によって処理浴の十分な撹拌が達成 される利点を確かに有してはいる。更に、加工品を同じタンク内に引き留めるこ とによって、加工品がごく小さな周面でのみ周囲雰囲気と接触することが達成さ れる。最後に、真空乾燥によりエネルギーを節約して乾燥が可能となる。
【0027】 しかしこの周知装置も、そこで適用される方法と合わせ、清浄過程の重要な第 一段階のとき、つまりタンク注入時特に大型の汚れに関し十分な清浄効果が現れ ず、後続の工程の間湿った加工品と外部雰囲気との接触がいまなお一定時間継続 し、結局加工品の特定範囲(袋穴、空洞、創造面)が撹拌浴によって十分には洗 浄されない欠点を有する。
【0028】 東ドイツ特許明細書第91177号により事務機器及び類似機器の清浄装置が 知られている。それによれば、脈動気流により生成した泡柱が浴内を上昇し、こ の浴内で前記事務機器が清浄にされる。
【0029】 フランス特許明細書第1410251号により病院の器具類用清浄装置が知ら れており、そこでは圧縮空気を利用して吹付け等により清浄液が移動する。
【0030】 米国特許明細書第2567820号により知られている小型機械部品用清浄装 置では機械部品が籠状容器に入れられ、容器の底は格子により形成される。格子 の下に管リングがあり、その上面に気泡用流出穴を備えている。
【0031】 ドイツ実用新案明細書第8437870号により金属加工品洗浄装置が知られ ており、そこでは洗浄液がノズルを利用して加工品に、しかも18〜55m/s の速度で吹き付けられる。
【0032】 ドイツ特許公開明細書第3715332号により加工品清浄装置が知られてお り、そこではやはり加工品が浸漬浴に入れられ、空気又は別の気体が浴に吹き込 まれる。この場合気泡により連行される汚れ粒子は浴の上縁で越流部により分離 される。
【0033】
【考案の概略】
そこで本考案は、冒頭指摘した種類の装置を、上記欠点が防止され又金属加工 品の清浄効果が全体として向上するよう改良することを課題とする。
【0034】 冒頭指摘した装置において本考案の根底にある課題は以下の工程を実施する装 置によって解決される。 (a)加工品を容量1m3 〜10m3 の洗浄タンクに入れる工程と; (b)洗浄タンクを閉じる工程と; (c)加工品を第一処理液、好ましくは温度50℃〜90℃の清浄液の無圧サー ジで、面を覆う形で洗浄し、その際サージを1分〜10分の間加工品表面積当り 毎時100m3 〜300m3 の流量に設定し、第一処理液を洗浄タンクから排出 口を介し連続的に排出する工程と; (d)排出口を閉じて洗浄タンクにサージを越流部に至るまで充填する工程と; (e)流量を30%〜100%減らす工程と; (f)加工品の周囲を気泡が流れるよう洗浄タンクの底から3〜15分間気体を 吹き込む工程と; (g)排出口を開き、同時に前記工程(c)に従って流量を再び80%〜100 %に高めて洗浄タンクを排気する工程と; (h)前記工程(c)〜(g)と並行して、洗浄タンクから排出され又は溢れる 第一処理液の洗浄と帰還とを連続して行う工程と; (i)場合によっては、第二処理液、好ましくはフラッシング液を使って前記工 程(c)〜(h)を1回又は複数回繰り返して作動する工程と; (j)洗浄タンクを気密に閉じ、3分〜10分の間60mbar〜350mba rの負圧を生成する工程。
【0035】 本考案の根底にある課題がこうして完全に解決される。
【0036】 つまり処理、例えば清浄過程のきわめて危険な第一段階のとき無圧サージで加 工品を洗浄することによってきわめて大きな流量が達成され、加工品は既にかな りの程度処理され又は清浄にされ、その結果例えばそれに続く清浄工程は従来の 装置の場合よりも既にかなり奇麗な加工品において開始することができる。
【0037】 更に、きわめて大きな流量で加工品に注がれるサージは到達不可能な加工品範 囲にも進入し、そこで渦を生成し、そこからも汚れ粒子を連行する。このことは 、薄い液体噴流を高圧で加工品に向ける従来の装置では達成することができない 。なぜならそこでは一方で加工品表面の点状範囲のみ負荷することができ、他方 既に述べたように内側の範囲は到達不可能であるからである。
【0038】 やはり周知の空気噴入装置と比較して本考案による装置は既に清浄浴の吹込み 前に加工品が長時間、つまり浸漬浴がまだ入れてないので空気噴入がまだ全く効 果を持たない時間の間に洗浄される利点を有する。
【0039】 更に、それに続くプロセス経過は処理液を排出する場合でも加工品が絶えず液 体下に保持され、その結果加工品表面に望ましくない化学反応が起き得ないとい う利点を有する。
【0040】 本考案による装置の別の本質的利点として処理浴が連続的に並行して、しかも 処理液を使用する全工程の間に清浄され、別の処理液を供給する必要のない全く 自立した系が成立する。この場合本考案による装置が洗浄工程又はフラッシング 工程の特定の経過に限定されないことは自明である。本考案による装置は例えば 洗浄とそれに続くフラッシングに、又はフラッシング工程を間に又は最後に設け 又は設けることなく予備洗浄、中間洗浄及び再洗浄に適用することができる。本 考案による装置は望ましくは熱処理プロセスと合わせて利用することもでき、だ が同様にその他の製造プロセスでも有利に利用することができる。
【0041】 本考案による装置の好ましい1構成ではフラッシング液として完全脱塩水を用 い、これが工程(i)後に洗剤と混合され、後続のプロセスを実施するため清浄 液として用いられる。
【0042】 この措置の利点として「使用済み」フラッシング浴も引き続きなお清浄浴とし て使用することができ、この場合完全脱塩水は格別良好に清浄液用出発物質とし て適している。
【0043】 本考案の別の1構成では特にmm範囲の粒径の微粒状気流が生成される。
【0044】 この措置の利点として加工品の単位表面積当たりきわめて多くの気体粒が加工 品に衝突し、一方で高い溶液効果を有する強力な液体運動が引き起こされ、他方 で流動液体によっても又衝突する気体粒によっても高い機械的清浄効果が達成さ れる。
【0045】 本考案の更に別の1構成では気体は断続的に圧力を高めて脈動的に液体中に入 れられる。
【0046】 この措置の利点として気体の衝撃的押込みにより、より高い機械的清浄効果が 達成される。衝撃的押込みは例えば、金属加工品の表面に付着した気泡が機械的 に又は圧力変動によって引き剥がされ、それらの箇所に清浄効果が現れることが でき又は別の強く加速された気体粒が金属表面に衝突し得ることも確実にする。
【0047】 本考案の好ましい1構成では気体が空気である。
【0048】 この措置の利点としていつでも用意された経済的な気体を利用することができ る。
【0049】 本考案の更に別の1構成では気体は加工品の表面と化学反応を起こさず及び/ 又はかかる化学反応を促進しない不活性ガスである。
【0050】 この措置の利点として、例えば多くの低級鉄合金の場合のように例えば酸素に 対し敏感な又は酸素が水とで顕微鏡的腐食を引き起こし得るような金属又は合金 を使用する場合これらの材料を清浄にすることができ、その際清浄過程によって 表面に変化が生じることもない。
【0051】 本考案の更に別の好ましい1構成では液体が水である。
【0052】 この措置の利点として清浄剤用溶媒として経済的で環境に即した液体が用いら れ、しかもこれは取扱者にとっても全く危惧する必要がない。或は別のフラッシ ング液を添加物又は洗浄活性物質を有する水と一緒に又はそれらを含むことなく 使用することもできる。
【0053】 更に別の好ましい1構成では清浄剤は加工品の表面と化学反応を起こさず及び /又はかかる化学反応を促進しない軟質脂溶性清浄剤を加えた水である。
【0054】 この措置の利点として洗浄過程後に残留清浄剤が表面上に残ることはない。
【0055】 更に別の好ましい1構成では清浄剤が中性乃至弱アルカリ性である。
【0056】 この措置の利点として一方で金属又は合金がこれらのpH範囲の水性媒質中で 浸食されることがなく、かかる媒質は環境に対し中性であり又媒質を取り扱う人 間にとっても危険でない。
【0057】 本考案の更に別の1構成では持ち込まれた気体が液体と同じ温度である。
【0058】 この措置の利点として、標準温度よりも温度を高めることと関連して液中での 気体の溶解度が低く、加圧下に液体中に溶ける傾向のある気体でもこの事情の下 では溶解せず、気体粒又は気泡として液中を遊動することになる。
【0059】 本考案の更に別の好ましい1構成では加工品がばら物として液貫流可能なドラ ムに詰め込まれ、ドラムは液体中に浸漬され、気体粒がドラムを貫流する。
【0060】 この措置の利点としてドラム内でばら物が付加的に運動することにより加工品 、液体及び気流の特に強力な完全混合及び完全渦流化が達成される。これにより 、例えば、ねじ山を切ったねじ等の小さな部品も優れて清浄にすることが可能と なる。
【0061】 本考案の根底にある課題は、さらに以下の特徴を有する装置によっても解決さ れる。
【0062】 気密に閉鎖可能な洗浄タンク; 加工品、特に金属加工品用に洗浄タンク内に配置した受容装置; 処理液用の少なくとも1つのタンク; 受容装置の上に配置した無圧サージシャワー; タンクを無圧サージシャワーと連絡する第一配管・バルブ系; タンクを洗浄タンクの排出口と連絡する第二配管・バルブ系; タンクを洗浄タンクの越流部と連絡する第三配管・バルブ系; 洗浄タンク内の受容装置の範囲に配置した気体噴入装置; 気体噴入装置を気体容器と連絡する第四配管・バルブ系; 1つの真空ポンプ; 真空ポンプを洗浄タンクの内部空間と連絡する第五配管・バルブ系;及び 第一〜第五配管・バルブ系をプログラム制御式に操作する制御装置。
【0063】 この措置の利点として周知装置の幾つかの要素を変更することにより、特に無 圧サージシャワーと適宜な容量のポンプ・配管・バルブ系とを設けることにより 、希望する無圧水サージをきわめて高い流量で生成することができる。本考案に よる装置の特別の利点は、部分的に知られ又部分的に新規な工程を並列すること によるその柔軟性にある。このことから装置の拡張可能性及び適合能力が特別な 規模で生じる。
【0064】 本考案による装置の1展開では気体噴入装置は液体の方を向き孔を備えた壁を 有し、該壁を通して気体を液中に押込可能である。
【0065】 それ自体知られたこの措置の利点として浴を撹拌する気流は大きな表面にわた って生成され、従って洗浄タンクの内部空間全体を把握する。
【0066】 このことは穿孔壁が洗浄タンクの底面全体を覆うとき特に妥当する。
【0067】 本考案の更に別の好ましい実施態様では壁が洗浄タンク内で横方向にも延び、 気体が側面の孔を通して、気流が横方向に少なくとも洗浄タンク横断面の中心に 到達するような圧力で押込可能である。
【0068】 この措置の利点として、例えば円筒形容器を用いる場合気体粒は下からだけで なく横からも液中に、しかも水平方向に見て少なくとも長手中心軸にまで達する よう流入する。次に浮力により上昇曲線軌道が生じる。これにより、場合によっ てはくぼんだ上面も優れてて清浄にすることができる。
【0069】 本考案による装置の更に別の好ましい1構成では気体噴入装置が容器内に受容 可能な二重壁物体として構成してあり、液体の方を向いたその側面に孔を備えて いる。
【0070】 この措置の利点として単純で頑丈な装置が得られ、この装置は場合によっては 既に設けてある洗浄タンク内に追加的に取り付けることもでき、例えば現在なお 機械式搬送装置又は撹拌装置を利用した容器にも追加装備することができる。
【0071】 本考案による装置の更に別の有利な1構成では物体がセグメント状に細分して あり、セグメント部分に互いに独自に気体を負荷可能である。
【0072】 この措置の利点として被清浄加工品の種類及び長さに応じて選択的にさまざま に構成した気流を発生することができる。
【0073】 最後に、気体噴入装置を多孔質セラミックとして構成した実施態様が好ましい 。
【0074】 この措置の利点として、複雑な中空体を作製する必要がなく、気泡はそれ自身 で細かく分布する。
【0075】 その他の利点は明細書及び添付図面から明らかとなる。
【0076】 前記特徴及び以下に説明する特徴はその都度記載した組合せにおいてだけでな く、本考案の枠を逸脱することなく別の組合せや単独でも勿論適用することがで きる。
【0077】
【実施例】
本考案の実施諸例を図面に示し、以下詳しく説明する。
【0078】 図1に示した装置10は洗浄タンク12と第一処理液用第一タンク14と第二 処理液用第二タンク16と真空ステーション18とフィルタ装置20と気体を洗 浄タンク12内に噴入する装置22とを有する。
【0079】 洗浄タンク12は横断面が円形であり、上面は蓋26で閉鎖してある。洗浄タ ンク12の内部空間に保持装置28があり、これは加工品30の1回のバッチを 受容するよう設けてある。保持装置28は蓋26を開いて上から垂直に洗浄タン ク12内に挿入し又はそこから再び取り出すことができる。
【0080】 加工品30は好ましくは金属加工品、即ち通常の機械部分であり、好ましくは 後の時点に熱処理、例えば軟窒化処理が施される。それ故加工品30は設計上制 約された空洞、穴等を有し、これらは上向き、下向き又は横向きに開口しておく ことができる。
【0081】 更に保持装置28内でドラム32が保持してあり、これが水平軸34を備えて いる。軸34は横方向で洗浄タンク12の壁に挿通してあり、洗浄タンク12の 外側で駆動装置36によって駆動される。
【0082】 ドラム32はここでは詳しく図示していないばら物を受容する。ドラム32は 周面に孔を備えて形成してあり、液体及び気泡が孔を流過できる一方、ドラム3 2内に含まれたばら物は引き留められる。
【0083】 洗浄タンク12は上縁に越流部38を備えている。図面には洗浄タンク12の 越流部38が外周越流部として図示してある。しかし本考案の好ましい実施態様 は越流部が洗浄タンク12の内面に延設してある。こうしてプロセス経過が洗浄 タンク12の内部にずらされ、このことは負圧を印加する点に照らし有利である 。
【0084】 越流部38は一方で導管40を介し第二タンク16と接続してあり、該タンク が図示実施例の場合清浄液42を含む。更に越流部は導管48を介し第一タンク 14と接続してあり、該タンクは図示実施例の場合フラッシング液47を含む。 導管40,48は以下なお詳しく説明するように越流部38とタンク14又は1 6との間の接続を実現又は遮断できるようにするためバルブを備えている。
【0085】 清浄液42を含む第二タンク16は導管41を介しポンプ43の吸込側と接続 してある。ポンプ43は出口側が導管44を介しノズル管46と接続してあり、 該ノズル管は洗浄タンク12の底に配置してある。ここでもタンク16とポンプ 43との間又はポンプ43とノズル管46との間に以下なお説明するように適宜 なバルブが設けてある。
【0086】 ポンプ43は更に吸込側が導管45を介しフラッシング液47を含む第一タン ク14と接続してある。
【0087】 タンク14,16は底の範囲にそれぞれヒータ49を備えている。
【0088】 第二タンク16を基に図1に示したようにタンク16は横に配置した予備精留 塔50を備えており、これは越流部を介しタンク16の本来の内部空間と接続し てある。予備精留塔50は更に図示省略した導管及びポンプを介しタンク16と 接続してあり、予備精留塔50からタンク16内に液体をポンピングすることが できる。タンク14,16が越流堰を備えており、液体42又は47の浮遊する 汚れは予備精留塔50内に達する。汚れを集め、その後これを除去し得るよう予 備精留塔50内をやはりスキマーが移動する。
【0089】 予備精留塔50は更にフィルタ装置20と接続してあり、該装置はフィルタ5 5と油分離器54とを有する。フィルタ装置20は必ずしも必要でなく、付加的 に接続することができる。
【0090】 フィルタ55は予備精留塔50からくる液体から固形物を分離するのに役立つ 。油分離器54の目的はこの液体から油相を分離することであり、分離した油相 は油取出し部57を介し取り出して廃棄部に運ぶことができる。フィルタ55を 離れた液体は再びタンク16に戻すことができる。
【0091】 真空ステーション18が真空ポンプ70を有し、後者は導管71を介し洗浄タ ンク12の内部空間と接続してある。導管71は好ましくは越流部38のすぐ下 で洗浄タンク12に注いでいる。
【0092】 真空ポンプ70は圧側で冷却トラップ72及びコレクタ73と接続してある。 導管71内にも以下なお説明するようにバルブがある。
【0093】 洗浄タンク12は蓋26又は越流部28の範囲で空密に閉鎖可能である。
【0094】 気体を洗浄タンク12内に噴入する装置22が圧力容器60を有し、そのなか に圧力を受けた気体が蓄えてある。圧力容器60はそれ自体図1には図示省略し た圧縮器に接続しておくことができる。この箇所に送風機を用いることは可能で ある。装置22内で処理する気体は好ましくは空気であるが、しかし非反応性保 護ガスを用いることもできる。装置22は気体が洗浄タンク12に供給される前 に加熱されるよう構成することも可能である。
【0095】 圧力容器60は、適宜な圧力制御弁又は減圧弁を配置した導管61により、洗 浄タンク12の壁内に達したノズル62と接続してある。そこから導管61が板 状中空体63に達しており、該中空体は洗浄タンク12の内部空間の底範囲に配 置してある。板状中空体63はその板面がほぼ水平に延び、好ましくは洗浄タン ク12の内断面を底の範囲で可能なかぎり完全に充填する。いずれにしても中空 体63の寸法は垂直に見て保持装置28の寸法とほぼ同じ大きさとなるように努 めるべきである。
【0096】 板状中空体63は本考案の実施態様の場合特殊鋼薄板から構成しておくことが でき、この場合板の上面を形成する特殊鋼薄板が孔65を備えている。孔65を 構成する穴は直径約1mmであり、それぞれ好ましくは25mmの相互間隔に配 置してある。
【0097】 特殊鋼薄板からなる中空体63の代案として多孔質セラミックを使用すること もでき、これが空気分配管を含み又はその孔を空気が貫流する。
【0098】 最後に、図1に示す装置10がなお電子制御装置75を有し、その入力端76 を介しプロセスパラメータが入力可能であり、出力端77は装置10の集成装置 、特に数多くのバルブ及びポンプを制御する。
【0099】 図1の装置10で実行可能なプロセスを以下図2〜図7の状態線図を基に詳し く説明する。
【0100】 洗浄タンク12の蓋26を開き(図示省略)、クレーン等を利用してホルダ2 8を加工品30と一緒に上から洗浄タンク12内に入れる。
【0101】 これを行ったなら洗浄タンク12は蓋26を閉じて再び閉鎖する。この段階の ときこの閉鎖はまだ空密でなくてもよいが、しかし少なくとも防沫性でなければ ならない。
【0102】 図2に本来の第一工程が示してある。
【0103】 希望するプロセスパラメータが事前に入力してある制御装置75により、まず プロセスを実行する準備として清浄液42を入れた第二タンク16内のヒータ4 9が設定され、それと並行して、フラッシング過程が望ましいかぎり、フラッシ ング液47を入れた第一タンク14内のヒータ49が設定される。こうして清浄 液42が、そして場合によってはフラッシング液47が加熱され、しかも50℃ 〜90℃、好ましくは80℃〜90℃の温度に加熱される。これは清浄剤及びフ ラッシング剤(それぞれ添加されるかぎりで。)が最適な動作範囲を有する温度 である。というのもこれらは温度がそれより高いと化学的に変化し又それより低 い温度では清浄効果又はフラッシング効果が低下するからである。
【0104】 液体42、場合によっては47が希望する動作温度になるや制御装置75が所 要のバルブを開く。一方で導管41内のバルブ41aが開き、該導管が第二タン ク16をポンプ43の吸込側と接続する。更に導管51内のバルブ51aが開き 、該導管がポンプ43の圧側をサージシャワー52と接続する。最後に導管67 内のバルブ67aが開き、該導管が導管66を介し洗浄タンク12の排出口とし て働くノズル管65を第二タンク16と接続する。
【0105】 この切換措置の結果として清浄液42の循環路が生じ、これは第二タンク16 からバルブ41a、導管41、ポンプ43、導管51、バルブ51aを介しサー ジシャワー52に通じている。この場合ポンプ43の吐出し量又はバルブ41a ,51aの流路断面は電子制御装置75を介し、サージシャワー52から清浄液 42の無圧サージ80が流出するよう量定され、サージの流量は加工品30の表 面積当たり毎時100m3 〜300m3 の範囲に設定される。
【0106】 従ってサージ80は加工品30を無圧で洗浄し、排出口として働くノズル管6 5、導管66,67及び開いたバルブ67aを介し再び第二タンク16内に達す る。
【0107】 サージ80は付着した汚れ、特に顔料の汚れ、だが脂肪も、連行して排出する ので、無圧サージ80により加工品30は予備清浄される。
【0108】 この場合清浄液42は好ましくは一時的に防食する非発泡性中性洗剤の水溶液 からなる。かかる中性洗剤は本来油乳濁効果が比較的弱いが、しかし絶対的に環 境適合性であり、被清浄物を浸食することがなく又この液体を扱う人間が何らか 傷つくこともない。弱アルカリ性の一時的防食は薄い保護膜として加工品上に残 存し、300℃を超える温度で完全に残りなく蒸発可能である。
【0109】 図2を基に先に説明した工程は好ましくは1分〜10分の間実行される。
【0110】 前記時間が経過したなら制御装置75は図3に示した次の工程に切換わる。
【0111】 この別の工程の間、第二タンク16からポンプ43を介しサージシャワー52 に至る接続がそのまま維持される。しかし先行の工程とは異なりいまや導管67 内のバルブ67aが閉じ、洗浄タンク12は排出しない。
【0112】 その結果洗浄タンク12内に浸漬浴83が生じ、その液面85は矢印86で示 唆したように連続的に上昇する。
【0113】 従って洗浄タンク12には温かい清浄浸漬浴83が連続的に充填され、この工 程は(図示省略した)液位計を介し液面85が越流部38に達したことが認めら れるまで継続される。この状態に達するやこの工程は終了する。
【0114】 図4は浴83を循環撹拌させる次の工程を示す。
【0115】 循環を目的にまず第二タンク16とサージシャワー52との間の接続が維持さ れる、但し例えばポンプ43の吐出し量を例えば30%〜80%減らすことによ って維持され、サージシャワー52からはごく小さなサージ80′が流出するだ けとなる。
【0116】 制御装置75がいまや越流部38と第二タンク16との間の導管40内のバル ブ40aを開き、越流部38を介し溢れた清浄液42は第二タンク16内に流入 することができる。
【0117】 液面85が越流部38に達したなら選択的にサージシャワー52に至る導管5 1内のバルブ51aを閉じるか、又はポンプ53の圧側を洗浄タンク12の底と 接続する接続弁51bを開くことができる。洗浄タンク12の底の方から液を供 給することにより、上昇する気泡で汚れを多く含んだ液体だけが洗浄タンク12 を離れ、サージシャワー52を介し供給される液体が直ちに越流部38内に流出 することはない。
【0118】 同時に制御装置75は圧力容器60と板状中空体63との間の導管61内のバ ルブ61aを開くことにより気体噴入装置22を操作する。
【0119】 その結果気泡が板状中空体63から大規模に流出して加工品30の周囲を洗浄 し同時に清浄浴83を撹拌する。
【0120】 板状中空体63から流出する気体又は空気はそこで、孔65の範囲でそこに支 配する周囲圧力により僅かに高い圧力を受ける。圧縮空気は数多くの孔65を通 して小さな気体粒として板状中空体63から流出し、次に加圧力及びその浮力に 基づき急速に上方に越流部38の方に流れる。
【0121】 加工品30の下面に衝突する気泡が加工品によって側方に転向され、密な粒流 は加工品30が垂直又は垂線に対し傾いているかぎりその垂直壁又は穴を貫流す る。小泡は付着力により、そして液中に存在する乱流により、加工品30の上面 に沿っても案内され、そこにも清浄液42の強力な運動が存在する。
【0122】 孔65から流出する気泡は保持装置28又はそのなかに受容された加工品30 の数多くの衝突箇所により直線方向に走るのでなく、蛇行線状の部分的に渦巻い た軌道上を走る。
【0123】 気泡はドラム32をも貫流し、そこに受容されたばら物もドラム32の回転時 粒状に循環する。
【0124】 清浄浴83を撹拌するためバルブ61aは制御装置75により連続的に開弁保 持することができ、その際撹拌の強さは気流により調節することができる。或い は選択的にバルブ61aを所定の仕方で交互に開閉して脈動的圧力サージで作業 することも可能である。こうして例えば約10〜15秒の時間間隔で5〜10b arの圧縮空気を短時間清浄タンク10内に押し込むことができる。
【0125】 特に顔料の汚れ、砂、穿孔屑又は穿孔スラッジ等の固形物でひどく汚れた加工 品30の場合清浄過程の初期段階ではきわめて高い脈動圧力及び高振動数で運転 される。強力な渦流化は機械的作用のみによってこれらの固形物を加工品30か ら剥ぎ取ることになる。更に、固形物は洗浄タンク12内に受容された清浄液4 2よりも密度が高いにもかかわらず付着力に基づき急速に表面に、即ち越流部3 8の範囲内に運ばれることが判明した。そこではこれらの不純物が導管40を介 しタンク16に供給される。被清浄物が極端に汚れている場合越流部38の範囲 に粗フィルタを設けておくこともできる。
【0126】 先に触れた非発泡性中性洗剤を用いることによって、洗浄タンク12内に強力 に吹き込む場合にも過剰の泡が生成しないよう確保してある。
【0127】 清浄液42が使用温度にあるので加工品30は洗剤中にある洗浄有効物質、例 えば陰イオン界面活性剤により脱脂され、即ち付着した潤滑油等から清浄にされ る。
【0128】 勿論この工程のときポンプ43により補充される循環液量も加工品30の汚れ 度に応じて設定することができる。ポンプ43の吐出し量はこの工程の経過を介 しても例えばまず高い処理量、次に低い処理量で作業することによって変更する ことができる。
【0129】 図4を基に先に説明した工程は好ましくは3分〜15分の間実行される。
【0130】 この時間の経過後に制御装置75は図5を基に説明する次の工程に切換わる。
【0131】 このため制御装置75はポンプ43を、図3を基に説明した工程の吐出し量に 完全に又は殆ど一致した吐出し量に再び切換える。サージシャワー52から再び 流出するサージ80はその流量が毎時100m3 〜300m3 である。しかし同 時に導管67内のバルブ67aが開いて浴83が洗浄タンク12から流出し、こ のことが図5の液面85に下向きの矢印86′で示唆してある。
【0132】 図5に示した工程において加工品30の持続的無圧洗浄は以下の意味を有する : 浴83の排出により液面85が降下すると、液面85がこの加工品を通過する とき、排出中に浮遊する汚れ粒子がこの加工品30に沈着することがある。しか しこのことは絶えず上から、つまりサージシャワー52から残りの新鮮な、即ち 清浄済み清浄液42が補給されることによって防止される。なぜならこの場合加 工品30は浴83の排出時にも絶えず洗浄されるからである。
【0133】 他方、無圧サージ80の投入は加工品30が周囲空気と全く又は殆ど接触しな いことを意味する。つまり浴83の排出時、浴83を排出できるよう洗浄タンク 12の内部空間への空気供給(図示省略)が可能とならねばならない。しかしこ の供給された新鮮空気はこの時点に高活性である加工品30表面に化学反応を引 き起こすことがあり、望ましくない。この理由からも加工品30を持続的無圧洗 浄により絶えず液膜で覆うのが望ましい。
【0134】 浴83が排出されたことは好適な液位計(図示省略)により検知可能であり、 この時制御装置75は図6に示した次の工程に切換わる。
【0135】 この工程のため洗浄タンク12の蓋26は圧密に閉じておかねばならない。
【0136】 制御装置75はいまや洗浄タンク12の内部空間と真空ポンプ70との間の導 管71内のバルブ71aを開く。同時に真空ポンプ70がオンとなる。
【0137】 ここではっきり認識しなければならない点として加工品30はこの時点に浴8 3の温度であり、即ち例えば80℃〜90℃の温度である。
【0138】 真空ポンプ70は洗浄タンク12の内部空間に負圧を発生する。約800mb arのとき加工品30上の残液の蒸発が始まり、水蒸気は図6に矢印90で示唆 したように導管71を介し吸い込まれる。真空ポンプ70は洗浄タンク12内の 圧力を、水温60℃〜80℃のときの蒸気圧に相当する200〜300mbar に下げる。その結果加工品30上になお存在する液体が蒸発し、平らな表面上で の蒸発過程は穴、空洞又はいわゆる創造面、即ち加工品30の上向き開口くぼみ の範囲でよりも迅速に経過する。
【0139】 乾燥過程は3分〜10分の間維持される。最後の液体が加工品30から蒸発し たなら洗浄タンク12の内部空間の圧力は蒸発する液体がもはや存在しないので 急激に例えば70〜80mbarに低下する。好適な時間制御により、又は場合 によってはこの圧力降下を記録し通知する(図示省略した)圧力センサにより、 乾燥過程を制御装置75が終了させる。
【0140】 いかなる方法を希望するかに応じて次に、又は既に乾燥過程の前に、別の処理 液を使った処理工程、例えば第一タンク14内に含まれたフラッシング液47に よる加工品30のフラッシングを続けることができる。プロセス経過は同じであ り、そのかぎりで図2〜図5の説明を参照するよう指示することができる。
【0141】 これに関連して重要なことは以下の点である: 全プロセスの持続する間、特に浴83の循環を行う工程の間、図1の冒頭でフ ィルタ装置20に関連して説明したように当該液体、例えば清浄液42が連続的 に清浄にされる。
【0142】 このことは、装置10が完全に自立的に作動し、即ち運転中処理液の給排を必 要としないことを意味する。
【0143】 老化によって液体の一つがもはや使用不能となってはじめてその液体は好適な 装置により再び精製し又は廃棄して新しい処理液と取り替えねばならない。それ に対し、装置10の正常運転中は濾別した汚れ分の廃棄が必要なだけである。
【0144】 更に、処理液の基材として完全脱塩水を使用するのが好ましい。完全脱塩水は まずフラッシング液47として使用することができる。なぜならフラッシング後 の乾燥過程(図6)中加工品上に塩斑点が生成して後続の熱処理、特に軟窒化の とき障害となることがこれにより防止されるからである。
【0145】 しかもこのフラッシング液47は、それがもはやフラッシング液として使用で きなくなった場合でも、好適な清浄剤を添加することにより精製して後続の洗浄 過程のための清浄液42として使用することができる。こうして、新しい液体を 補充することなく使用済み液体の極端な利用も可能となる。
【0146】 図7は浴83を撹拌する本考案による可能性を示す。
【0147】 図7の配置では真空ポンプ70と洗浄タンク12との間の導管71′が望まし くは蓋26に接続される。
【0148】 図7を基に以下説明する工程は先に図4を基に説明した撹拌工程の代案又は補 足するものと理解すべきである。
【0149】 図7を基に示した工程では浴83を撹拌するため制御装置75を介し真空ポン プ70が投入され、同時に導管71′内のバルブ71a′が開く。
【0150】 このプロセス状態のとき浴83は越流部38に至るまで充填してあるので、真 空ポンプ70はサージシャワー52の範囲に残存した僅かな空気空間91内に強 い負圧を生成する。
【0151】 この負圧は、大気圧のときの水の沸点100℃より低い温度にも拘らず浴83 が沸騰し始めるよう設定される。このため負圧は、その都度低い温度のときの水 の飽和蒸気圧にそれが一致し又付加的に洗浄タンク12内の静水圧、即ちタンク 内部に存在する液柱の高さが考慮されるよう設定しなければならない。
【0152】 例えば浴83の温度が85℃であると、これは600mbarの飽和蒸気圧に 相当する。洗浄タンク12内の液柱が高さ2mであるとそこから更に200mb arの静水圧を引かねばならず、こうして400mbarの所要圧力となる。浴 83の温度80℃、飽和蒸気圧力500mbarのとき、水柱2mのときの静水 圧補償として200mbarを引いた後、300mbarの所要圧力が生じる。
【0153】 従って400(85℃)又は300(80℃)mbarの前記所要圧力を設定 すると、その温度が100℃より低いにもかかわらず浴83は沸騰しはじめる。
【0154】 浴83は沸騰する結果、浴83のどの箇所でも蒸気泡が生成し、つまり加工品 30の表面だけでなくむしろ空洞、穴、袋穴、創造空間等内でも生成する。従っ て蒸気泡は気体噴入装置22によって生成された気泡にとって到達不可能な加工 品箇所にも発生する。しかも更に、上昇する蒸気泡が付着力を介し汚れ粒子をも 連行し、その結果袋穴、創造面等も汚れ粒子の連行によって清浄にすることがで きる。その際真空ポンプ70を介し負圧を適宜に設定することにより沸騰の強さ を変更できることは自明である。負圧沸騰時蒸気泡により上に運ばれた汚れは浴 表面に集められ、沸騰段階終了後に越流部38を介し洗浄タンク12から既に説 明した仕方で取り除くことができる。
【0155】 浴83の沸騰は、清浄時化学清浄プロセスが促進される一方、フラッシング時 には到達困難な空間も前述の如くフラッシングすることができるので清浄中もフ ラッシング中も予定することができる。負圧沸騰時にも浴83の循環及び/又は 撹拌が可能であることは自明である。
【0156】 このためポンプ43の吸込側は導管95を介しノズル管65と接続され、この 場合バルブ95aは導管95内に配置することができる。
【0157】 ポンプ43の適宜な吸込能力により、洗浄タンク12内を負圧が支配している にも拘らずノズル管65で適宜な処理液を吸い込み、サージシャワー52を介し 再び供給することができる。この場合にも好適な措置により各処理液の連続清浄 が可能であることは自明である(図示省略)。
【0158】 更に、真空ポンプ70が上述の如く各処理液の蒸気を吸い込み、この蒸気が真 空ポンプ70内に達してはならないので、導管71′内に復水器92を配置する のが望ましい。この理由から、適宜な空気供給により、真空ポンプ70が常に空 気・蒸気混合気を吸い込むようになっており、この場合蒸気は復水器92内に溜 まり、各処理液タンクに供給される。このことの利点として処理液は水の損失が 可能なかぎり少なく抑えられることによって濃縮、即ち塩化することがない。
【0159】 真空ポンプ70用蒸気量が凝縮蒸気量だけ少なくなり、真空ポンプ70は経済 的に小さく寸法設計することができる。
【0160】 真空ポンプ70は既に触れたように飽和空気のみ排出することができるので、 真空ポンプ70が必要とする空気は好ましくは中空体63を介し供給される。そ の際真空ポンプ70の必要とする空気はそれが丁度浮上空気量に相当するよう量 定することができる。
【0161】 先に図7を基に説明した負圧沸騰プロセスは更に上で図2〜図6を基に説明し た工程にさまざまな仕方で一体化することができる: 第一の選択案では負圧沸騰を持続的に浸漬法内で利用することができ、その結 果全清浄時間又はフラッシング時間の間負圧下に沸騰する。
【0162】 第二の選択案では浸漬操作中の負圧沸騰はフローティングを補足して、即ち清 浄時間又はフラッシング時間のそれぞれ一部の間利用することができる。
【0163】 第三の選択案では負圧沸騰操作は制御装置75により適宜に設定することによ り、全清浄時間又はフラッシング時間の間にしろ個々の時間部分の間にしろ脈動 的にも利用することができる。この場合脈動負圧沸騰は、次に新鮮空気を衝撃的 に添加することにより沸騰、即ち圧力弛緩を引き起こすため、沸騰効果が始まり 又はほぼ始まるまで洗浄タンク12をそれぞれ強く排気することによって達成す ることができる。
【0164】 新鮮空気はこの場合中空体63を介し、又はサージシャワー52を介しても供 給することができる。
【0165】 最後に、循環を補足して又空気噴入による撹拌を補足して浸漬操作中の負圧沸 騰を利用する第四の選択案も可能である。
【0166】 負圧沸騰工程は1分〜20分続けることができる。
【0167】 図8が装置100の変種を示し、ここに単独で示した洗浄タンク104は図1 〜図7の装置10の洗浄タンク12と殆ど同じである。それ故以下では実質的に 異なる要素のみ説明するが、図8では該当部品に一部で同じ符号が用いてある。
【0168】 洗浄タンク104も横断面で見てほぼ円形容器として構成してあり、底にノズ ル管105を備えており、これは図1〜図7の洗浄タンク12のノズル管46、 65をここで代表するものである。
【0169】 洗浄タンク100が更にドラム106を有し、後者は駆動装置107を介し水 平軸108を中心に回転可能である。ドラム106内に六角形の加工品100, 110′…が含まれている。蓋112の範囲に洗浄タンク104が備えている越 流部111は清浄液42を含む第二タンク16とも又フラッシング液47を含む 第一タンク14とも接続してある。更に洗浄タンク104は側面のノズルを介し 真空ステーション18と接続してある。「負圧沸騰」操作を実行するため蓋11 2にもノズル114を設けておくことができる。蓋112の内面に配置してある サージシャワー113は既に何度か説明した如く洗浄タンク104の内部空間内 に受容した加工品110を無圧サージで洗浄するのに役立つ。
【0170】 清浄過程のとき、先に図4について説明したように洗浄タンク104は越流部 111に至るまで清浄液42が充填してある。洗浄タンク104内にあるホルダ 118がさまざまな別の加工品120を担持する。
【0171】 気体(図8に示した実施例ではこの気体が窒素である。)を噴入する装置12 2は底部130と側部131とを有する中空体126からなる。
【0172】 側部131はホルダ118の片側に延び、周面の少なくとも大部分にわたって ホルダを取り囲んでいる。
【0173】 この場合中空体126はホルダ118に対向した側に前述の如く多数の孔を備 えており、該孔は図8に示した実施例の場合ノズル128として構成してある。
【0174】 圧力容器60からくる窒素はノズル128から微粒又は泡127の形で流出す る。泡127は既に説明したように、例えば矢印136で示唆したように加工品 120の完全に周囲を流れる。
【0175】 側部131を設けることによって横向き泡流も生成され、このことが例えば矢 印139によって示唆してある。側面のノズル128から流出する泡は浮力に基 づき上に上昇する傾向があるのでこの場合上向き湾曲線が発生する。
【0176】 側面のノズル128から流出する気泡127の圧力は清浄過程のときそれが少 なくとも洗浄タンク104のほぼ長手中立面に達するよう、即ち図8の工程にお いて矢印138で示唆したように少なくとも横方向の半幅に達するよう設定され る。
【0177】 ホルダ118を少なくとも部分的に取り囲む側部131により、複雑に成形し た加工品120の場合にも迅速な清浄が可能となるよう確保してある。
【0178】 中空体126は分離滑り子132又は133を介し上側部分134と中央部分 135と底部分とに分割可能であり、洗浄タンク104に受容された材料の種類 に応じて底の範囲でのみ、又は単数又は複数の上下に配置した側面範囲でも気体 141が押し込まれる。
【0179】 上昇する気体粒127は矢印137により示唆したように二次流も発生する。 この場合洗浄タンク104内に受容された液体は循環回路に流入する。
【0180】 最後になお図9と図10は本考案による装置の別の実施例を示す。
【0181】 図9と図10において符号150はやはり特に金属加工品の清浄装置であり、 これが洗浄タンク151を含む。洗浄タンク151内にやはり加工品用ホルダ1 52が設けてある。しかしこの場合配置は、図1〜図8の配置とは異なり、ホル ダ152を水平方向に装入ドア153を介し洗浄タンク151から取り出すこと ができるよう行ってある。装入ドア153はこの場合好ましくは矢印で示唆した ように垂直方向に摺動可能である。
【0182】 導管154,155,156を介し、既に詳しく説明したように液体及び気体 を給排することができ、この場合プロセスの経過に違いは生じない。
【0183】 このことは特にサージシャワー157にも妥当し、図9、図10に示した水平 構造の場合図1〜図8の垂直配置の場合よりも作用面積が大きいとしても、この サージシャワーは装置150の場合でも無圧水サージを提供する。
【0184】 装置150の別の特徴は洗浄タンク151が架台160上に配置してあり、こ の架台が同時に処理液用タンク161,162を受容する点にある。図示実施例 ではやはり2つのタンク161,162が清浄液又はフラッシング液用に設けて ある。
【0185】 本考案のさまざまな諸展開が本考案の枠を逸脱することなく可能であることは 自明である。例えば補助ヒータを洗浄タンク12内に設けて、冷えた部品でも作 業できるよう又は残存水量が大量な場合でも補助ヒータで所要の付加的蒸発熱を 用意して乾燥させることができるようにすることができる。
【0186】 洗浄タンク12内にそれ自体周知の超音波発生器を設けて、極端な物理的力に より処理液中にキャビテーションを引き起こすこともできる。こうして加工品に 強力に付着した無機物質を、加工品表面に食い込んだ不純物も除去することが可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属加工品清浄装置の1実施例の全体概要図で
ある。
【図2】「無圧洗浄」工程を説明する図1と同様の図で
ある。
【図3】「無圧洗浄・充填」工程を説明する図1と同様
の図である。
【図4】「気泡撹拌循環」工程を説明する図1と同様の
図である。
【図5】「無圧洗浄・排出」工程を説明する図1と同様
の図である。
【図6】「真空乾燥」工程を説明する図1と同様の図で
ある。
【図7】「負圧沸騰」工程を説明する図1と同様の図で
ある。
【図8】空気を横から噴入する図1〜図7の洗浄タンク
の変形例を示す図である。
【図9】本考案による洗浄タンクの別の水平型変種の側
面概略図である。
【図10】本考案による洗浄タンクの別の水平型変種の
正面概要図である。
【符号の説明】
10 装置 12 洗浄タンク 14 第一処理液用第一タンク 16 第二処理液用第二タンク 18 真空ステーション 20 フィルタ装置 22 噴入装置 30 加工品 ◆
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
フロントページの続き (72)考案者 アレクサンダー ヴィッテ ドイツ連邦共和国 デー7016 ガーリンゲ ン ライフルストラッセ 8

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工品(30;110,120)を液体
    で処理し、特に清浄後に行う熱処理のため次の諸工程を
    行う金属加工品の清浄装置。 (a)加工品(30;110,120)を容量1m3
    10m3 の洗浄タンク(12;104;151)に入れ
    る工程と; (b)洗浄タンク(12;104;151)を閉じる工
    程と; (c)加工品(30;110,120)を第一処理液、
    好ましくは温度50℃〜90℃の清浄液(42)の無圧
    サージ(80)で、面を覆う形で洗浄し、その際サージ
    (80)を1分〜10分の間加工品表面積当り毎時10
    0m3 〜300m3 の流量に設定し、第一処理液(4
    2)を洗浄タンク(12;104;151)から排出口
    (65;105)を介し連続的に排出する工程と; (d)排出口(65;105)を閉じて洗浄タンク(1
    2;104)にサージ(80)を越流部(38,11
    1)に至るまで充填する工程と; (e)流量を30%〜100%減らす工程と; (f)加工品(30;110,120)の周囲を気泡
    (127)が流れるよう洗浄タンク(12;104;1
    51)の底から3〜15分間気体を吹き込む工程と; (g)排出口(65;105)を開き、同時に前記工程
    (c)に従って流量を再び80%〜100%に高めて洗
    浄タンク(12;104;151)を排気する工程と; (h)前記工程(c)〜(g)と並行して、洗浄タンク
    (12;104;151)から排出され又は溢れる第一
    処理液(42)の洗浄と帰還とを連続して行う工程と; (i)場合によっては、第二処理液、好ましくはフラッ
    シング液(47)を使って前記工程(c)〜(h)を1
    回又は複数回繰り返して作動する工程。 (j)洗浄タンク(12;104;151)を気密に閉
    じ、3分〜10分の間60mbar〜350mbarの
    負圧を生成する工程。
  2. 【請求項2】 フラッシング液(47)として完全脱塩
    水を用い、これを前記工程(i)後に洗剤と混合し、後
    続のプロセスを実施するため清浄液(42)として用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 特にmm範囲の粒径の微粒状気流を生成
    することを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 気体(141)を、断続的に圧力を高め
    て脈動的に液体(47)中に入れることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 気体(141)が空気であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 気体(141)が、加工品(30;11
    0,120)の表面と化学反応を起こさず及び/又はか
    かる化学反応を促進しない不活性ガスであることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 清浄剤(42)が、加工品(30;11
    0,120)の表面と化学反応を起こさず、及び/又
    は、かかる化学反応を促進しない軟質脂溶性清浄剤を加
    えた水であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 清浄剤が中性乃至弱アルカリ性であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 押込んだ気体(141)が液体(42;
    47)と同じ温度であることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 加工品(110,110′)をばら物
    として液貫流可能なドラム(106)に詰め込み、ドラ
    ム(106)を液体(42;47)中に浸漬し、気体粒
    がドラム(106)を貫流することを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 気密に閉鎖可能な洗浄タンク(12;
    104;151);加工品(30;110,120)、
    特に金属加工品(30;110,120)用に洗浄タン
    ク(12;104;151)内に配置した受容装置(2
    8;118;152);処理液(42;47)用の少な
    くとも1つのタンク(14;16);受容装置(28;
    118;152)の上に配置した無圧サージシャワー
    (52;113;157);タンク(14;16)を無
    圧サージシャワー(52;113;157)と連絡する
    第一配管・バルブ系(41,41a,43,51,51
    a);タンク(14;16)を洗浄タンク(12;10
    4;151)の排出口(65)と連絡する第二配管・バ
    ルブ系(66,67,67a);タンク(14;16)
    を洗浄タンク(12;104;151)の越流部(3
    8;111)と連絡する第三配管・バルブ系(40,4
    0a);洗浄タンク(12;104;151)内の受容
    装置(28;118;152)の範囲に配置した気体噴
    入装置(22,122);気体噴入装置(22;12
    2)を気体容器(60)と連絡する第四配管・バルブ系
    (61);1つの真空ポンプ(70);真空ポンプ(7
    0)を洗浄タンク(12;104;151)の内部空間
    と連絡する第五配管・バルブ系(71,71a);そし
    て第一〜第五配管・バルブ系(41,41a,43,5
    1,51a;66,67,67a;40,40a;6
    1;71,71a)をプログラム制御式に操作する制御
    装置(75);を有する装置。
  12. 【請求項12】 気体噴入装置(22;121)が、液
    体(42;47)の方を向き孔(64;128,12
    9)を備えた壁を有し、該壁を通して気体(141)を
    液体(42;47)中に押込可能であることを特徴とす
    る請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 穿孔壁が洗浄タンク(12;104;
    151)の底面全体を覆うことを特徴とする請求項12
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 壁が洗浄タンク(104)内で横方向
    にも延び、気体(141)が側面の孔(128)を通し
    て、気流が横方向に少なくとも洗浄タンク横断面の中心
    に到達するような圧力で押込可能であることを特徴とす
    る請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 気体噴入装置(22;122)が容器
    (12;104;151)内に受容可能な二重壁物体
    (63;126)として構成してあり、液体(42;4
    7)の方を向いたその側面に孔(64;128,12
    9)を備えていることを特徴とする請求項11〜14の
    いずれか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 物体(63;126)がセグメント状
    に細分してあり、セグメント部分(130,134,1
    35)に互いに独自に気体(141)を負荷可能である
    ことを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 物体(63;126)の壁を穿孔薄鋼
    板として構成したことを特徴とする請求項14又は15
    記載の装置。
  18. 【請求項18】 気体噴入装置を多孔質セラミックとし
    て構成したことを特徴とする請求項11〜14のいずれ
    か1項記載の装置。
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