JPH0662590A - 誘導電動機の駆動装置 - Google Patents

誘導電動機の駆動装置

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JPH0662590A
JPH0662590A JP4210409A JP21040992A JPH0662590A JP H0662590 A JPH0662590 A JP H0662590A JP 4210409 A JP4210409 A JP 4210409A JP 21040992 A JP21040992 A JP 21040992A JP H0662590 A JPH0662590 A JP H0662590A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 可変周波数インバータによる誘導電動機の運
転において、インバータ周波数を負荷変動に対し自動的
に変化させて、直巻トルク特性に類似したトルク特性を
得る。 【構成】 誘導電動機5の、速度検出器6による速度V
FMは滑り周波数演算器10に入力され、直巻トルク特性
に類似したトルク特性が得られるように滑り周波数FSM
を出力させる。加算器12によって前記の電動機速度周
波数換算値VFMと滑り周波数VFSは加算された後、周波
数演算器8と電圧演算器9に入力され、加算された値V
FOが、最高速度の周波数設定器11の設定値VFT以下の
場合には加算値VFOを、周波数設定値VFTを超える場合
には、設定値VFTを出力する。予め決められた定数によ
って、その速度に於ける電圧指令値VINV を演算し、イ
ンバータ7へ入力する。インバータ7は周波数指令値F
INV と電圧指令値VINV を受け、誘導電動機を駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機と可変周波
数インバータとを組合せることによって、直巻トルク特
性に類似したトルク特性を得るための駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機は、構造的に堅牢で且つ安価
で、また省保守である為、一般動力源として産業機械に
多用されている。図1は誘導電動機を一定周波数で駆動
したときの回転数に対するトルク特性と電流特性の一般
例を示す。図中、1はトルク特性曲線、2は電流特性曲
線、NS は同期速度、TS は停動トルクである。前記ト
ルク曲線1は或回転数で停動トルクTS と呼ばれるピー
クトルクを持ち、これ以上の負荷トルクが加わると電動
機は停止してしまう。2は電流特性曲線で負荷トルクの
増加とともに上昇して電動機停止時で最大となり、この
電流値が起動電流である。起動電流は一般的に定格の数
倍に及ぶ。この様に誘導電動機のトルク特性曲線はピー
クトルクを持ち、起動トルクはピークトルクより可なり
小さいが、起動電流は大きいので、誘導電動機は入力周
波数で決定される同期速度付近でのみ使用される。
【0003】しかし、ドリルやグラインダ等に代表され
る工作機械やミシン、掃除機などの家電製品、コンクリ
ートカッタ等の建設機械等に使用される電動機は起動ト
ルクが大きく、回転数が低下するほど電動機出力トルク
が増大して行くような直巻トルク特性が要求され、且つ
高速回転も要求される。また、交直両用電源としての使
用が要求されることがある。このため前述の様な用途に
は誘導電動機は全く使用されなかった。
【0004】従来この種の用途には直巻トルク特性を有
する直巻電動機が使用されてきた。直巻電動機は、固定
子鉄芯を積層構造として交流による鉄損を減少させれ
ば、原理上交直両用の電源の電動機となるので、広く使
用されている。図2は代表的な直巻特性曲線を示す。図
中、3はトルク特性曲線、4は電流特性曲線である。し
かし、直巻電動機には、構造上、次の問題点がある。 1) ブラシ及び整流子を持っているので、定期的なメ
ンテナンスの必要がある。 2) ブラシと整流子から火花が発生するので、他の電
装装置へのノイズ障害が発生することがある。 3) ブラシ及び整流子は加熱しやいすので、冷却に工
夫がいる。
【0005】また、上述の問題を解決するための従来技
術として、例えば特公昭60−56362号公報と特公
昭58−38080号公報に示すものがある。前者で
は、可変周波数インバータで誘導電動機を駆動する際
に、周波数がある設定値を越えると、出力電圧を一定に
して直巻トルク特性を得る方法が提供されている。しか
し、電動機のギャップ磁束が大幅に減少するため、電動
機効率が非常に悪いという問題があった。一方、後者で
は、可変周波数インバータを駆動する際に、電動機の起
動時のみに、周波数換算した電動機速度に滑り周波数を
加算し、これをインバータ周波数とする事によって、電
動機起動時の過電流を抑え、円滑な起動ができるという
方法が提供されている。しかし、定常運転時のトルク特
性は誘導電動機のトルク特性であり不充分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、省保守であ
る誘導電動機と可変周波数インバータとを組合せ、誘導
電動機からの速度フィードバック量にその誘導電動機の
最適な滑り周波数を加算し、その負荷状態における周波
数及び電圧を演算し、これをインバータ周波数指令値と
する事により、インバータ周波数を負荷変動に対し自動
的に変化させて、直巻トルク特性に類似したトルク特性
を得ることにより、前述の問題点を解決することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】可変周波数インバータで
駆動される誘導電動機において、前記誘導電動機の速度
を検出する速度検出器とトルク特性を決定する滑り周波
数演算器と最高速度の周波数を決定する周波数設定器
と、前記インバータの周波数を決定する周波数演算器
と、前記電動機ギャップ磁束数が常に一定となるV/f
値が予め回路中に入力されている電圧演算器とを有し、
前記電動機速度より滑り周波数演算で演算された滑り周
波数と周波数に換算した電動機速度を加え合せ、この加
算値と前記周波数設定器で設定される最高速度の周波数
を周波数演算器と電圧演算器に入力し、これらの演算出
力を前記インバータの周波数指令値及び電圧指令値とす
ることにより、直巻トルク特性に類似したトルク特性を
得ることを特徴とする誘導電動機の駆動装置を提供す
る。
【0008】
【作用】電動機の速度検出器で検出された電動機速度
は、滑り周波数演算器に入力される。この時、希望する
直巻トルク特性に類似したトルク特性が得られるよう
に、滑り周波数を出力させる。加算器によって前記電動
機速度の周波数換算値と滑り周波数が加算された後、周
波数演算器と電圧演算器に入力されるが、周波数演算の
回路は一種のリミッタ回路であり、加算された値が、最
高速度の周波数設定器により設定される値以下の場合に
はそのまま通過し、前記最高速度の周波数設定値を超え
る場合には、その周波数設定値をそのまま出力し、イン
バータ周波数指令値を演算し、インバータへ入力する。
また、予め決められた定数によって、その速度に於ける
電圧指令値を演算し、インバータへ電圧指令値として入
力する。インバータは前記周波数指令値と電圧指令値を
受け、誘導電動機を駆動する。上述の動作は連続的に行
われ、求める直巻トルク特性に類似したトルク特性が得
られる。
【0009】
【実施例】図3は本発明の実施例を示す構成ブロック図
を示す。図中5は誘導電動機、6は速度検出器、7はイ
ンバータ、8は周波数演算器、9は電圧演算器、10は
滑り周波数演算器、11は最高速度の周波数設定器、1
2は加算器、VINV はインバータ電圧指令値、FINV
インバータ周波数指令値であり、VFMは誘導電動機の速
度、VFSは滑り周波数、VFTは使用条件によって決まる
最高速度の周波数、VFOは誘導電動機の速度VFMの周波
数換算値と滑り周波数VFSとの加算値である。図4及び
図5は本発明の実施例の説明図を示す。図4は誘導電動
機の等価回路で、r1 は1次抵抗、r2 は1次換算の2
次抵抗、l1 は1次漏れインダクタンス、l2 は1次換
算の2次漏れインダクタンス、L0 は励磁インダクタン
ス、Sはスリップ、I1 は電動機電流、V1 は端子電
圧、fは周波数、E2 は2次回路に印加される電圧を示
す。図5は誘導電動機の各周波数におけるトルク特性を
示す。20〜23のトルク特性曲線を励磁インダクタン
スによって作られる磁束数が常に一定となるV/f値と
した時の各周波数に於ける特性曲線である。24の特性
曲線は希望するトルク特性曲線即ち直巻トルク特性に類
似したトルク特性曲線である。上述の20〜23の特性
曲線と交差する点が25〜28であり、その時の滑り周
波数はそれぞれfS1〜fS4である。
【0010】図3において、電動機速度VFMが滑り周波
数演算器10に入力される。この時、滑り周波数演算器
10は、図5において希望されるトルク特性24即ち直
巻トルク特性に類似したトルク特性が得られるように滑
り周波数VFSを出力する。例えば、速度VFMが27の交
差点にあるためには、FS3の滑り周波数だけ加算して出
力する必要がある。かくて、加算器12によって速度V
FMの周波数換算値と滑り周波数VFSは加算され、後述す
る周波数演算器8と電圧演算器9に入力される。周波数
演算器8の回路は一種のリミッタ回路として作用するの
で、上述の加算値VFOが、最高速度の周波数設定器11
により設定される最高速度の周波数VFT以下の場合は、
そのまま通過させ、最高速度の周波数VFTを超える場合
は、最高速度の周波数設定値VFTをそのまま出力する。
電圧指令値VINV は低速度時においてもトルクが減少し
ないように、図4の1次抵抗r1 と1次漏れインダクタ
ンスl1 から計算される1次インピーダンス(r1 +j
ωl1 )による電圧降下を補償するように、予め電圧演
算器9に入力されているV/f値によりインバータ電圧
指令値を演算する。そうすると、励磁インダクスタンス
0 によって作られるギャップ磁束数は如何なる周波数
に於いても一定になるので、低速時に於いてもトルクは
低下しない。演算した値はインバータ7へ電圧指令値V
INV として出力される。インバータ7は前記の周波数指
令値FINV 、電圧指令値VINV を受け誘導電動機5を駆
動する。上述の動作は連続的に行われるので、図5にお
ける直巻トルク特性に類似したトルク特性が得らるので
ある。
【0011】図6に滑り周波数演算回路10の関数ブロ
ック図を示す。滑り周波数fS1は電動機起動時に最大ト
ルクが得られる滑り周波数で、電動機によってその値は
異なる。曲線30は滑り周波数曲線であり、図5の要求
されるトルク特性曲線24が得られるように、予め前述
の滑り周波数演算器の回路中に入力されている。
【0012】図7に周波数演算回路8の関数ブロック図
を示す。滑り周波数VFSと電動機速度VFMの周波数換算
値の和である加算値VFOが入力されると、その値が最高
速度の周波数VFT以下であるならば、その値をそのまま
通し、加算値VFOはインバータ周波数指令値FINV とな
る。この時、インバータ周波数指令値FINV は最高速度
の周波数VFTよりも滑り周波数VFSだけ大きいので、電
動機は加速していく。加算値VFOが最高速度の周波数V
FTを超えた場合は、VFTで制限され、インバータ周波数
INV は最高速度の周波数VFTとなり、電動機は定速運
転になる。
【0013】図8は電圧演算回路9の関数ブロック図を
示す。図中、41は図4のV1/f値が一定の場合の特
性、40はE2/f値が一定の場合の特性であり、VB
は電圧ブースト量で、前述の1次インピーダンス(r1
+jωl1 )と電動機電流I1 とによる電圧降下を補償
する電圧量である。本発明では、如何なる場合でもE2
/f値が一定となるような特性曲線40を、予め前述の
電圧演算回路中に入力してある。前述の加算値VFOが入
力されると、その値が最高速度の周波数VFT以下である
ならば、特性曲線40によって決定される電圧がインバ
ータ電圧指令値VINV になる。前述の加算値VFOが最高
速度の周波数VFTを超えると、出力はその周波数VFT
制限される。
【0014】図9は、本発明の第1実施例の特性曲線
で、入力単相インバータにおける実験データを示し、表
1はその時の電動機の駆動装置の使用及び制御回路設計
値である。
【0015】 図9において、50はトルク特性曲線、51はインバー
タ入力電流、52は電動機電流である。図10は、従来
の本発明を用いない場合の特性曲線で、53はトルク特
性曲線、54はインバータ入力電流、55は電動機電流
である。図9と図10から、本発明を採用することによ
って、直巻トルク特性に類似したトルク特性が得られて
おり、またインバータ入力電流も、従来は25アンペ流
れていたのが、本発明の採用により、4.4アンペアに
抑えられており、起動電流に対する不具合も解決されて
いるのが容易に理解できる。
【0016】図11は本発明の第2実施例の特性曲線
で、入力3相インバータにおける実験データを示し、表
2はその時の電動機と駆動装置の使用及び制御回路設計
値である。
【0017】 図11において、56はトルク特性曲線、57はインバ
ータ入力電流、58は電動機電流である。図12は従来
の本発明を用いない場合の特性曲線で、59はトルク特
性曲線、60はインバータ入力電流、61は電動機電流
である。この実施例でも、直巻トルク特性に類似したト
ルク特性が得られており、また起動電流も第1実施例と
同じように16アンペアから2.2アンペアに大幅に下
がっていることが容易に理解できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、誘導電動機と可変周波数イン
バータとを組合せ、各産業機械分野に欠かせない直巻ト
ルク特性に類似したトルク特性を実現する駆動装置を提
供するものであって、従来使用された直巻電動機に較べ
て、ブラシ等を有せず且つ堅牢な構造となり、耐環境性
と省保守性に優れており、特に屋外で使用する場合に効
果的である。加えて、交直両用電源で使用することもで
きる。また、誘導電動機に較べ、インバータ駆動のため
交直両用電源で使用できるのは勿論であるが、起動電流
を抑えて起動できるので電力事情が悪い所でも使用でき
る。更に、従来の可変周波数インバータで駆動する誘導
電動機に較べて、制御回路の定数変更で簡単にトルク特
性や速度変更ができ、起動時と定速回転時のトルクは大
きくしかも電流は少なくて済むという効果が期待され
る。また、定常運転時のトルク特性は優れており、いか
なる電動機速度においても、電動機のギャップ磁束数は
一定にたもたれているので、効率の向上が期待される。
従って、種々の産業機会の使用条件にも容易に対応する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の誘導電動機の特性曲線図。
【図2】従来の直巻電動機の特性曲線図。
【図3】実施例を示す構成ブロック図。
【図4】実施例を説明するための誘導電動機の等価回路
図。
【図5】実施例を説明するための誘導電動機の各周波数
におけるトルク特性図。
【図6】実施例を示す滑り周波数演算回路の関数ブロッ
ク図。
【図7】実施例を示す周波数演算回路の関数ブロック
図。
【図8】実施例を示す電圧演算回路の関数ブロック図。
【図9】第1実施例の特性を示す実験データによる特性
曲線図。
【図10】図9で従来の本発明を採用しない場合の特性
曲線図。
【図11】第2実施例の特性を示す実験データによる特
性曲線図。
【図12】図11で従来の本発明を採用しない場合の特
性曲線図。
【符号の説明】
1・・・回転数に対するトルク特性曲線 2・・・回転数に対する電流特性曲線 3・・・回転数に対するトルク特性曲線 4・・・回転数に対する電流特性曲線 5・・・誘導電動機 6・・・速度検出器 7・・・インバータ 8・・・周波数演算器 9・・・電圧演算器 10・・・滑り周波数演算器 11・・・最高速度の周波数設定器 12・・・加算器 20・・・トルク特性曲線 21・・・トルク特性曲線 22・・・トルク特性曲線 23・・・トルク特性曲線 24・・・希望するトルク特性曲線 25・・・交点 26・・・交点 27・・・交点 28・・・交点 30・・・特性曲線 40・・・特性曲線 41・・・特性曲線 50・・・トルク特性曲線 51・・・インバータ入力電流 52・・・電動機電流 53・・・トルク特性曲線 54・・・インバータ入力電流 55・・・電動機電流 56・・・トルク特性曲線 57・・・インバータ入力電流 58・・・電動機電流 59・・・トルク特性曲線 60・・・インバータ入力電流 61・・・電動機電流 NS ・・・同期速度 TS ・・・停動トルク VINV ・・・インバータ電圧指令値 FINV ・・・インバータ周波数指令値 VFM・・・誘導電動機の速度 VFS・・・滑り周波数 VFT・・・最高速度の周波数 VFO・・・VFM+VFS1 ・・・1次抵抗 r2 ・・・2次抵抗 l1 ・・・1次漏れインダクタンス l2 ・・・1次換算の2次漏れインダクスタンス L0 ・・・励磁インダクタンス S・・・スリップ I1 ・・・電動機電流 V1 ・・・端子電圧 f・・・周波数 E2 ・・・2次回路に印加される電圧 fS1・・・滑り周波数 fS2・・・滑り周波数 fS3・・・滑り周波数 fS4・・・滑り周波数 VB ・・・電圧ブースト量
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】可変周波数インバータで
駆動される誘導電動機において、前記誘導電動機の速度
を検出する速度検出器とトルク特性を決定する滑り周波
数演算器と最高速度の周波数を設定する周波数設定器
と、前記インバータの周波数を決定する周波数演算器
と、前記電動機ギャップ磁束数が常に一定となるV/f
値が予め回路中に入力されている電圧演算器とを有し、
前記電動機速度より滑り周波数演算で演算された滑り周
波数と周波数に換算した電動機速度を加え合せ、この加
算値と前記周波数設定器で設定される最高速度の周波数
を周波数演算器と電圧演算器に入力し、これらの演算出
力を前記インバータの周波数指令値及び電圧指令値とす
ることにより、直巻トルク特性に類似したトルク特性を
得ることを特徴とする誘導電動機の駆動装置を提供す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図9は、本発明の第1実施例の特性曲線
で、入力単相インバータにおける実験データを示し、表
1はその時の電動機と駆動装置の使様及び制御回路設計
値である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図11は本発明の第2実施例の特性曲線
で、入力3相インバータにおける実験データを示し、表
2はその時の電動機と駆動装置の使様及び制御回路設計
値である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【発明の効果】本発明は、誘導電動機と可変周波数イン
バータとを組合せ、各産業機械分野に欠かせない直巻ト
ルク特性に類似したトルク特性を実現する駆動装置を提
供するものであって、従来使用された直巻電動機に較べ
て、ブラシ等を有せず且つ堅牢な構造となり、耐環境性
と省保守性に優れており、特に屋外で使用する場合に効
果的である。また、誘導電動機に較べ、インバータ駆動
のため交直両用電源で使用できるのは勿論であるが、起
動電流を抑えて起動できるので電力事情が悪い所でも使
用できる。更に、従来の可変周波数インバータで駆動す
る誘導電動機に較べて、制御回路の定数変更で簡単にト
ルク特性や速度変更ができ、起動時と低速回転時のトル
クは大きくしかも電流は少なくて済むという効果が期待
される。また、定常運転時のトルク特性は優れており、
いかなる電動機速度においても、電動機のギャップ磁束
数は一定にたもたれているので、効率の向上が期待され
る。従って、種々の産業機械の使用条件にも容易に対応
することが可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変周波数インバータで駆動される誘導
    電動機において、前記誘導電動機の速度を検出する速度
    検出器とトルク特性を決定する滑り周波数演算器と最高
    速度の周波数を決定する周波数設定器と、前記インバー
    タの周波数を決定する周波数演算器と、前記電動機ギャ
    ップ磁束数が常に一定となるV/f値が予め回路中に入
    力されている電圧演算器とを有し、前記電動機速度より
    滑り周波数演算で演算された滑り周波数と周波数に換算
    した電動機速度を加え合せ、この加算値と前記周波数設
    定器で設定される最高速度の周波数を周波数演算器と電
    圧演算器に入力し、これらの演算出力を前記インバータ
    の周波数指令値及び電圧指令値とすることにより、直巻
    トルク特性に類似したトルク特性を得ることを特徴とす
    る誘導電動機の駆動装置。
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