JPH0662788B2 - 改良された切断の容易さおよび耐粘着性を有する熱成型品 - Google Patents

改良された切断の容易さおよび耐粘着性を有する熱成型品

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JPH0662788B2
JPH0662788B2 JP4029040A JP2904092A JPH0662788B2 JP H0662788 B2 JPH0662788 B2 JP H0662788B2 JP 4029040 A JP4029040 A JP 4029040A JP 2904092 A JP2904092 A JP 2904092A JP H0662788 B2 JPH0662788 B2 JP H0662788B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、トレーの如き熱成型品、並びに
それらの製造および取り扱い特性を改良するための方法
に関する。
【0002】改良された結晶化速度を有するポリエステ
ル組成物を開発するため、数多くの研究がなされてき
た。例えば、米国特許番号4,380,621には、ポリエステ
ルの末端基の少なくともいくつかが式−−Y-+(式
中、M+はアルカリ性金属イオン、好適にはナトリウム
である)を有するところの、迅速結晶化ポリエステルが
開示されている。これらの組成物は、アルカリ性金属塩
または相当する塩基、例えばNaOH、の存在下ポリエ
ステルを重合することにより製造され得る。この組成物
は、カルボン酸基を含有している酸化ポリエチレンワッ
クスを含む種々の添加剤と一緒にコンパウンド化でき
る。この組成物は、射出成型品の製造に使用するための
成型用粉体の製造に有益である。
【0003】米国特許番号4,801,640には、改良された
寸法安定性、耐摩耗性、伸延性、およびスリップ特性を
有するポリエステルフィルムが開示されている。このフ
ィルムは、硬化させた有機粒子、例えばメラミン/ホル
ムアルデヒド樹脂、そしてエステルワックス類の塩類を
含む種々のアルカリ金属塩から選択された核形成剤を含
有している。
【0004】米国特許番号4,365,036には、充填剤また
はパラフィンを含む添加剤と共に、ヨウ化ナトリウムと
ポリマー状化合物との複合体である結晶促進剤を含有し
ているところの、迅速結晶化ポリアルキレンテレフタレ
ート樹脂が開示されている。この製品は成型用組成物と
して有益である。
【0005】米国特許番号4,448,913には、安息香酸ナ
トリウムと低密度ポリエチレンの如きポリ−アルファ−
オレフィンとから成る結晶速度促進剤と一緒に、PET
および充填剤または補強剤を組み合わせる、ことによっ
て与えられる迅速結晶化により特徴づけられるポリエチ
レンテレフタレート成型組成物が開示されている。この
組成物の実施例は少量のワックスを含有している。
【0006】米国特許番号3,960,807には、熱可塑性結
晶可能ポリエステル、ポリマー状の亀裂停止剤、例えば
ポリ−4−メチルペンテン−1、および核形成剤、例え
ばタルク、から得られるトレーの如き熱成型品が開示さ
れている。
【0007】米国特許番号4,463,121には、改良された
耐衝撃性を示すところの、少量成分のポリオレフィンを
含有している部分結晶化ポリエチレンテレフタレート製
の壁を有する熱成型製品が開示されている。従来の核形
成剤(例えばタルク)は必要とされていない。
【0008】日本特許公開57/025352には、グラスファ
イバー、ナトリウムのアセチルアセトンキレート物の如
き金属キレート、モンタンワックス、およびPET樹脂
から成るところの、改良された離型特性を有するポリエ
ステル樹脂組成物が開示されている。この組成物は、優
れた成型性、離型特性、および光沢を有する。
【0009】日本特性公開59/109551には、グラスファ
イバーで補強したPETにモンタンワックスエステルを
添加することによって製造されたところの、寸法安定性
を示すポリエステル樹脂が開示されている。良好な離型
特性を与える。
【0010】日本特許公開57/096,039には、ポリ燐酸ア
ンモニウムとパラフィンを含有しているポリブチレンテ
レフタレート樹脂組成物が開示されている。この樹脂組
成物は良好な物性と外観を有している。
【0011】日本特許公開55/154,130には、ポリオレフ
ィンワックスでコートしたミクロ粉体シリカを含有して
いるところの、滑り性を示すポリエステルフィルムが開
示されている。このブレンド物をシートに押出した後、
引き伸ばす。
【0012】日本特許公開56/109,245には、例えばポリ
エチレンワックス、を含有しているポリエチレンテレフ
タレート樹脂組成物が開示されている。結晶核形成剤、
例えば安息香酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウ
ムなどを存在させ得る。この組成物は、低温の金属性鋳
型内で成型しても光沢のある外観を示す。
【0013】日本特許公開53/143,651には、常温で固体
状のワックスとポリブチレンテレフタレート樹脂をブレ
ンドすることによって得られるロータリー製品が開示さ
れている。
【0014】オーブンでの使用に適切なプラスチック製
トレーが近年益々普及してきた。上記トレーを製造する
ために通常用いられるプラスチックは結晶性ポリエチレ
ンテレフタレート(CPET)である、と言うのは、こ
れは良好な高熱特性を与え、そして例えば200℃以上
の温度で0.5時間以上の調理に耐え得るからである。
しばしば、CPET組成物には、加工を容易するための
迅速結晶化を得るため、数パーセント以下の量の結晶促
進剤、例えば低密度ポリエチレン、が含まれている。し
かしながら、上記ポリマーブレンド物の使用は特定の欠
点を有している。特に、ポリマーブレンド物は単一ポリ
マーから本質的に成る組成物よりも一般に再利用が困難
であることが明らかになってきた。容易に再利用できる
ポリマー製品を得ることに関するこの問題を鑑み、本質
的に単一なポリマー成分としてポリエチレンテレフタレ
ートから成るトレー用組成物および他の熱成型組成物を
提供することが望まれている。
【0015】上記再利用問題に加えて、他のポリマー類
を含有しているPET組成物は、加工の難しさを有して
いる。例えば、PETのペレットは、ほとんどいつも、
溶融加工に先立ち高温で乾燥する必要がある。しかしな
がら、ポリエチレンのペレットは、溶融することなく高
温に耐えることはできない。従って、有意な量のポリエ
チレンを含有している成型品は、PETのペレットと該
ポリエチレンとの「単一バッグ」混合物からは容易に製
造できない。更に、上記ブレンド物中のポリエチレンは
鋳込みロールおよび真空成型装置に堆積する可能性があ
ることを見いだした。このような困難さを回避する目的
で、本発明は、ポリエチレンの添加無しでも加工性およ
び迅速結晶化を維持するCPETから製造された製品を
提供する。
【0016】
【発明の要約】本発明は、 (a)約90〜約99.9重量%の熱可塑性結晶可能ポ
リエステル樹脂; (b)有効な結晶化剤として働くに充分な量のナトリウ
ムイオン;および (c)製品のバリ取り時にヘアーおよびフェザー状の端
部が生成するのを減少させ、そして積み重ねるとき、多
数の上記製品が互いに粘着しようとする傾向を減少させ
る、に充分な量のワックス;から本質的に成るブレンド
物から製造されたトレーの如き熱成型品を提供するもの
である。
【0017】本発明は更に、 (a)(i)約90〜約99.9重量%の熱可塑性結晶
可能ポリエステル樹脂;(ii)有効な結晶化剤として
働くに充分な量のナトリウムイオン;および(iii)
約0.05〜約1.5重量%のワックス;を一緒にブレ
ンドし; (b)このブレンド物をシートに押出し; (c)このシートを製品に熱成型し;そして (d)この熱成型した製品の周囲から過剰の材料をバリ
取りする; 段階から成る、熱成型品の製造方法を提供するものであ
る。
【0018】
【発明の詳細な記述】本発明の熱成型品は、主に熱可塑
性結晶可能ポリエステル樹脂から成るブレンド物から製
造される。適切なポリエステル樹脂には、特定のポリア
ルキレンテレフタレート類、ポリエチレン2,6−ナフ
タレンジカルボキシレート、ポリ−1,4−ジ(メチレ
ン)シクロヘキサンテレフタレート、特にポリエチレン
テレフタレート(PET)が含まれる。PETは、エチ
レングリコールとテレフタル酸とから誘導可能な交互単
位を有するポリマーを得るための縮合重合反応によって
製造されたところの、よく知られた材料である。イソフ
タル酸またはシクロヘキサンジメタノールの如き物質か
ら誘導される他のコモノマー類を少量混合することで、
このポリマーの融点または結晶化速度を変化させてもよ
く、そして改良された溶融強度を与えるため、分枝剤、
例えばトリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、トリメリット酸の如きベンゼントリカルボン酸から
誘導可能なコモノマーを混合してもよい。改良された溶
融強度を有するポリマー類は、より容易に鋳込みでき、
それがダイスを出るとき「ネックイン」しないところ
の、平らなシートを生じ得る。これらの製品を製造する
ために用いられる組成物中のPETの量は、例えば約9
0〜約99.9重量%であってもよく、好適には約99
〜約99.8重量%である。
【0019】効率良い熱成型加工を行うことを可能にす
るに有効な、結晶化剤として働くに充分な量のナトリウ
ムイオンを、このPETに加える。このナトリウムイオ
ンは、通常、テレフタル酸部分から誘導されるポリマー
鎖上のカルボキシレート末端基に会合した対イオンとし
て存在している。従って、このナトリウムイオンは、ナ
トリウム−PET成分、即ちナトリウムで中和したPE
T、として加えることができる。ナトリウムで中和した
PETは公知の材料であり、この製造は米国特許番号4,
830,621(この開示はここでは参照にいれられる)に記
述されている。二者択一的に、ナトリウムイオンは、イ
ンサイチューでナトリウム−PETを生じる他のいかな
る形態で加えられてもよいが、但し、この添加したアニ
オンがいかなる悪影響も示さないことを条件とする。例
えば、適切なナトリウムアイオノマーがこのナトリウム
源として使用できる。脂肪酸のナトリウム塩はあまり望
ましいものではない、と言うのは、それらが存在してい
ると、このポリマーの分子量低下をもたらす可能性があ
るからである。
【0020】存在しているナトリウムイオンの量は、該
PETを基準にして通常約60〜約250ppmである
べきである。約60ppm以下の量が存在している場
合、結晶化速度の改良は充分には認められず、一方約2
50ppm以上の場合、結晶化速度が速すぎる可能性が
あり、その結果、非晶質シートの鋳込みを困難にする。
更に、過剰量のナトリウムイオンが存在していると、こ
のポリマーの分子量に対して悪影響を与える可能性があ
る。好適には、このナトリウムイオン量は約100〜約
250ppmである。このナトリウムイオンをナトリウ
ム−PETの形態で供給する場合、必要とされるナトリ
ウム−PETの量は、勿論、このPET上の中和される
酸末端基の数に応じて変化する。通常、ナトリウムの適
切な量は、約800〜約4500ppmのナトリウムイ
オンを含有しているPET樹脂の濃縮物を約3〜約15
重量%添加することによって供給され得る。好適には、
約1500〜約2000ppmのナトリウムイオンを含
有しているナトリウム−PETを約5〜約10重量%使
用することができる。
【0021】ナトリウムイオンをPETに添加すると良
好な結晶特性が得られるが、このような組成物を単独で
用いることは、トレーの如き熱成型品の製造にとって充
分には適切でない。即ち、上記組成物から製造されたト
レーは、特にパンチカッターを用いてそれらをバリ取り
することで最終的形状にするとき、細かい糸またはフェ
ザー、或は「エンジェルヘアー」の形成を示す。このよ
うにして生じた不均一な端は商業的に許容されるもので
はない。更に、上記トレーを積み重ねるとき、絡みもし
くは粘着の問題を示し、その結果、積み重ねたものから
単一のトレーを取り出すことが困難になる。これらの問
題を回避する目的で、該ポリマー状組成物に少量のワッ
クスを添加すべきである。0.05〜約1.5重量%の
量が適当であることが見いだされ、好適には約0.1〜
約0.6重量%である。より少ないレベルでは、このワ
ックスの利点が充分には認識されず、そしてより高いレ
ベルでは、このワックスが鋳込みロールおよび成型装置
上にプレートアウトする。このワックスの化学的特性は
特に限定されるものではないと考えられるが、勿論、加
工条件下で劣化しないことを条件とし、さもなければ有
効性を示さない。例えば、このワックスは、好適には、
得られるトレーが脆くなる程ポリエステルマトリックス
の固有粘度を低下させる反応基または他の部分を本質的
に含有していないものであるべきである。従って、適切
なワックスには、ポリオレフィンワックス、例えばポリ
プロピレンワックスまたはポリエチレンワックス、好適
には酸化した高密度ポリエチレンワックス、特に低密度
ポリエチレンワックスが含まれる。あまり適切でないワ
ックスには、パラフィンワックス、アミドワックス類、
金属石鹸、およびグリコール類が含まれる。しかしなが
ら、上記ワックスも、脆さが問題にならない程開始ポリ
エステルの固有粘度が充分に高い場合、本発明の利点を
ある程度提供し得る。食品用として用いられるトレーの
場合、また、このワックスは上記使用に関して必要な政
府認可を有することが望ましい。
【0022】このワックスは、望まれるならば個別に該
組成物に供給され得るが、より便利には、約2〜約11
%のワックスを含有しているPET樹脂濃縮物として供
給される(約9重量%以上のレベルのときは、この組成
物の溶融ブレンドが困難になる)。この濃縮物は、望ま
れるならば、上述したナトリウムイオン供給用と同じ濃
縮物であり得る。従来量の他の添加剤、例えば抗酸化
剤、充填剤、二酸化チタンの如き白色化剤、チャネルブ
ラックまたはフタロシアニンの如き着色剤、および加工
助剤もまた、別々か或は濃縮物として該組成物に添加さ
れ得る。
【0023】これらの成分は、別々か或は濃縮物の使用
による供給に拘らず、ブレンダーまたは押出し機の如き
装置を用いた通常手段で一緒に溶融ブレンドされる。ブ
レンド後、このポリマー混合物は、通常、ポリエチレン
テレフタレートの熱成型に関する分野の技術者によく知
られた技術によって、シートに押出される。特に、この
溶融したシートは、このシートのPETが本質的に非晶
質の状態にあることを確保する目的で、それがダイスを
出た後直ぐに急冷されるべきである。
【0024】本発明の製品は、このシートに熱成型を受
けさせることにより最終的に調製される。熱成型方法、
例えば真空補助、空気補助、機械プラグ補助または整合
鋳型の熱成型のいずれかによって、該シートは、熱安定
性を示す形状に変換させられる。このような熱成型方法
は本分野の技術者によく知られており、そして通常、成
型性を促進させる目的で、該シートをそれのガラス転移
温度以上に予備加熱することが含まれる。このシートを
成型可能にし、そしてこの初期の非晶質PETをある程
度、例えば25〜35%、結晶化させることを可能にす
る、に充分な温度に、熱成型鋳型それ自身を加熱すべき
である。成型温度の実施可能範囲は約120〜215℃
であり、好適な範囲は約130〜190℃である。熱成
型加工で製造され得る製品の例は、ボトル、ジャー、
缶、ボール、トレーおよび皿の如き容器である。
【0025】公知の手段により、この熱成型用鋳型の空
洞から、その成型した部分を取り出すことができる。熱
硬化した部分をその鋳型から取り出したとき、その部分
に付着したままになっている該シート状物の過剰部分を
バリ取りで除去する。望ましくは、この材料の残りの部
分(再研磨)を該押出し機に再び導入することで再利用
することができる。
【0026】本発明の利点は、それら自身、熱成型段階
およびそれに続く加工段階で現れる。このナトリウムイ
オンが存在していることで、熱成型温度において適切で
迅速なPET結晶化が得られ、その結果、この初期の非
晶質材料が、その熱成型用鋳型内に保持されている間
に、少なくとも部分的に結晶化する。このワックスが存
在していると、シート状物の過剰部分をバリ取りで除去
するときのフェザー状端部の形成をなくさせ、そしてま
た、それらを積み重ねるとき、トレーの如き製品に関す
る絡みまたは粘着の問題を最小限にする。この熱成型し
た部分は、更に、良好な外観と色特性を有している。
【0027】
【実施例】実施例1〜2および比較実施例C1〜C4 下記の表に示した成分AおよびBからキューブブレンド
物を製造した。成分Aは、示した以外、共重合したトリ
メリット酸分枝剤を約0.2重量%含有しておりそして
固有粘度が1.05のポリエチレンテレフタレート樹脂
であった。成分Bは、表に示したように、単一成分か、
或は予めコンパウンド化した成分から成るブレンド物の
どちらかであった。成分Bの主要構成要素は、リニア低
密度ポリエチレン(LLDPE)またはナトリウムPE
T(即ち、上述したのと同じPETであるが、1770
ppmのナトリウムを含有しておりそして0.70の固
有粘度を有している)のどちらかであった。これらの実
施例のいくつかに存在させた成分Bの他の材料には、ワ
ックス、即ち酸化した高密度ポリエチレンワックス、
0.95g/cm3、融点105℃(HoechstTM Wax PED
521)、または低密度ポリエチレンワックス、0.93
g/cm3、融点119℃(HoechstTM Wax PE520)、並
びに二酸化チタン(TiPureTM R101)およびフェノール
系抗酸化剤(IrganoxTM 1010)が含まれる。(端数を四
捨五入したため、これらの量を加えても正確に100%
にはならない。)
【0028】
【表1】 表I 組成、重量% 実施例 A B C1 100 --なし--- -- -- -- C2 97 LLDPE 3 -- -- -- C3 92.5 NaPET 7.5 -- -- -- 1 92 NaPET 7.5 PED521 0.3 TiO2 0.2 Irg 0.02 2 92 NaPET 7.5 PE 520 0.3 TiO2 0.2 Irg 0.02 C4 97a LLDPE 3 -- -- -- a. PET、IV 0.95、Goodyear製。
【0029】これらのキューブブレンド物を乾燥した
後、押出すことで、非晶質シートを生じさせた。これら
のシートの特定部分、即ち厚さが0.76mm(30ミ
ル)の部分、を熱成型して、結晶化したトレーを得た。
最良の成型結果が得られるように市販材料(比較実施例
C4)のための条件を調節して比較熱成型実験を開始
し、次に、対照(比較実施例C1)のためサイクル時間
を変化させ、そして単一添加剤としてナトリウム含有P
ETを含有しているシート(比較実施例C3)を製造し
た。この比較熱成型実験において、オーブン用ヒーター
を421℃そして成型温度を177℃にセットした。最
適性能のための成型時間を表IIに示した:
【0030】
【表2】 PET/NaPETブレンド物(C3)の熱成型速度
は、ポリエチレンとのブレンド物である市販のCPET
対照(C4)に一致していることが分かる。しかしなが
ら、ポリエチレン無しのトレー(C3)は、このトレー
をバリ取りプレスしたとき劣った切断が観察され、その
結果、ヘアーおよびフェザー状の端部が生じ、そのた
め、それらは商業的に許容できるものではないことが観
察された。積み重ねたときのこの切断したトレーもまた
粘着もしくは絡みの問題を有しており、そのため、これ
らは許容できるものではなかった。
【0031】実施例1のワックス含有ブレンド物から得
たCPETのトレーを上述したように製造した。この組
成物から得られるトレーは、ヘアーもしくはフェザー状
の端部を生じさせることなく切断され、そして絡みの問
題を示さなかった。
【0032】本発明のサンプルおよび比較サンプルに関
する切断もしくはバリ取りの品質を更に、ブレンド物を
0.025mm(10ミル)の非晶質シートに鋳込みし
た後、150℃で3時間焼きなましすることによって、
測定した。クリッカーカッターを用いて、各々のシート
から1辺が64mm(2.5インチ)の正方形を切り出
した。以下の表IIIに、各々の切断の品質を3〜1に
ランク付けした。「3」は、数多くの望ましくない「エ
ンジェルヘアー」が存在していることを示しており、一
方「1」は、有るとしても少ないエンジェルヘアーが存
在していることを示している。
【0033】
【表3】 これらの結果は、PET単独(C1)は非常に劣った切
断を有することを示している。LLDPE、即ち通常用
いられている核形成剤、を存在させると、この切断の品
質が若干改良される(C2)。ワックス無しでナトリウ
ムPETを含有しているサンプルC3に関して、それは
良好に熱成型され得ることが表IIのデータに示されて
はいるが、同様に、非常に劣った切断を示している。ワ
ックスを添加すると(実施例1および2)、この切断の
相対的品質が大きく改良される。種々のサンプルの色合
いを評価する目的で、射出成型した厚さが3.2mm
(0.125インチ)の板材を製造した後、150℃で
3時間焼きなましした。これらの板材のHunterlab色
を、ASTM D2244-89に従って測定して、L、aおよびb
値で表IVに報告する。「L」は白色の度合(100は
白色であり、0は黒色であり、絶対値は使用した特別な
測定装置の関数である)を示し、「a」は緑色/赤色度
(負の値は若干の緑色度を示している)を表し、そして
「b」は黄色/青色度(小さい正の値は、低い黄色度を
示しており、望ましい)を表している。
【0034】
【表4】 これらの結果は、比較実施例C1の組成物が比較的劣っ
た色合いを有していることを示している。実施例1のブ
レンド物は有意に改良された色合いを示し、そして実施
例2の色合いは、C4、即ちポリエチレンを用いた市販
のブレンド物、の色合いと同様、良好である。
【0035】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0036】1. (a)90〜99.9重量%の熱可
塑性結晶可能ポリエステル樹脂;(b)有効な結晶化剤
として働くに充分な量のナトリウムイオン;および
(c)製品のバリ取り時にヘアーおよびフェザー状の端
部が生成するのを減少させ、そして積み重ねるとき、多
数の上記製品が互いに粘着しようとする傾向を減少させ
る、に充分な量のワックス;から本質的に成るブレンド
物から製造された熱成型品。
【0037】2. 該熱可塑性結晶可能ポリエステル樹
脂がポリエチレンテレフタレートである第1項の熱成型
品。
【0038】3. 該ナトリウムイオン量が60〜25
0ppmでありそして該ワックス量が0.05〜1.5
重量%である第2項の熱成型品。
【0039】4. 800〜4500ppmのナトリウ
ムイオンを含有しているポリエチレンテレフタレート樹
脂濃縮物を3〜15重量%添加することにより該ナトリ
ウムイオンを供給する第3項の熱成型品。
【0040】5. 2〜9%のワックスを含有している
ポリエチレンテレフタレート樹脂濃縮物を3〜15重量
%添加することにより該ワックスを供給する第3項の熱
成型品。
【0041】6. 該ポリエチレンテレフタレートが、
共重合させた分枝剤を含有している第2項の熱成型品。
【0042】7. 該ワックスがポリオレフィンワック
スである第2項の熱成型品。
【0043】8. 該ワックスが低密度ポリエチレンワ
ックスである第2項の熱成型品。
【0044】9. 該ワックスが酸化した高密度ポリエ
チレンワックスである第2項の熱成型品。
【0045】10. トレーの形状の第2項の熱成型
品。
【0046】11. (a)(i)90〜99.9重量
%の熱可塑性結晶可能ポリエステル樹脂;(ii)有効
な結晶化剤として働くに充分な量のナトリウムイオン;
および(iii)0.05〜1.5重量%のワックス;
を一緒にブレンドし;(b)このブレンド物をシートに
押出し;(c)このシートを製品に熱成型し;そして
(d)この熱成型した製品の周囲から過剰の材料をバリ
取りする;段階を含んで成る、熱成型品の製造方法。
【0047】12. 800〜4500ppmのナトリ
ウムイオンを含有しているポリエチレンテレフタレート
樹脂濃縮物を3〜15重量%添加することにより該ナト
リウムイオンを供給する第11項の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/01 KJT 7242−4J C08L 67/02 LPA 8933−4J // C08J 5/18 CFD 9267−4F (C08L 67/02 23:06) B29K 67:00 B29L 22:00 4F C08L 67:02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)90〜99.9重量%の熱可塑性結
    晶可能ポリエステル樹脂; (b)有効な結晶化剤として働くに充分な量のナトリウ
    ムイオン;および (c)製品のバリ取り時にヘアーおよびフェザー状の端
    部が生成するのを減少させ、そして積み重ねるとき、多
    数の上記製品が互いに粘着しようとする傾向を減少させ
    る、に充分な量のワックス;から本質的に成るブレンド
    物から製造された熱成型品。
  2. 【請求項2】(a)(i)90〜99.9重量%の熱可
    塑性結晶可能ポリエステル樹脂; (ii)有効な結晶化剤として働くに充分な量のナトリ
    ウムイオン;および (iii)0.05〜1.5重量%のワックス;を一緒
    にブレンドし; (b)このブレンド物をシートに押出し; (c)このシートを製品に熱成型し;そして (d)この熱成型した製品の周囲から過剰の材料をバリ
    取りする;段階を含んで成る、熱成型品の製造方法。
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