JPH0663114A - 接合用ペースト及びこれを用いた人工骨の製造方法 - Google Patents

接合用ペースト及びこれを用いた人工骨の製造方法

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JPH0663114A
JPH0663114A JP4238989A JP23898992A JPH0663114A JP H0663114 A JPH0663114 A JP H0663114A JP 4238989 A JP4238989 A JP 4238989A JP 23898992 A JP23898992 A JP 23898992A JP H0663114 A JPH0663114 A JP H0663114A
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glass
artificial bone
cao
semi
bonding paste
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JP4238989A
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Shiyunsuke Komatsudani
俊介 小松谷
Takehiro Shibuya
武宏 渋谷
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工骨部材の接合に好適な接合用ペースト
と、この接合用ペーストを用い、複雑な形状でも容易に
得られ、しかも機械的強度等の特性を損なわない人工骨
の製造方法を提供する。 【構成】 まずSiO2 −P25 −CaO−MgO系
結晶性ガラスからなる矩形状ガラス焼結体11、半円柱
状ガラス焼結体12、13、14、15を用意する。ま
たSiO2 −P25 −CaO−MgO系結晶性ガラス
粉末と、エタノールと、プロパノールと、ポリビニルブ
チラールとからなる接合用ペーストを用意する。次いで
半円柱状ガラス焼結体12、13、14、15の下面1
2a、13a、14a、15aに前記接合用ペーストを
塗布し、矩形状ガラス焼結体11の上面11a及び下面
11bに接触させ、乾燥させる。その後、これらを熱処
理することによって、上下面に半円柱状の突起部を有す
る人工骨10を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接合用ペースト及びこ
れを用いた人工骨の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、人工骨材料としてはTi合金等の
金属、アルミナ、アパタイト、リン酸カルシウム等のセ
ラミックス、SiO2 −P25 −CaO−MgO系、
SiO2 −CaO−MgO系等の結晶化ガラスが知られ
ている。これらの中でもSiO2 −P25 −CaO−
MgO系結晶化ガラスやSiO2 −CaO−MgO系結
晶化ガラスは、高強度で、しかも生体活性に優れた有用
な材料であり、特に注目されている。
【0003】ところで上記したような結晶化ガラスは表
面から内部へ向かって結晶が析出する、いわゆる表面結
晶化タイプの結晶化ガラスであるため、鋳造法により成
形されたガラスを結晶化熱処理すると体積収縮が起こっ
てクラックが発生してしまう。それゆえこのような材料
を用いて人工骨を作製する場合、薄板状に成形されたガ
ラスを粉砕して200メッシュ以下の粉末とし、これを
ラバープレス法等によって加圧成形した後、該成形物を
焼成してガラス粉末を焼結、結晶化させ、さらに所望の
形状になるように切削加工する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような方
法では、加工に多大な労力と時間を要し、また高度な加
工技術を要するために生産性が低いこと、加工による形
状の自由度に制限があり、複雑な形状が得難いこと、加
工量が多いためにクラックが生じて得られる人工骨の機
械的強度が低下し易いこと等の問題を有している。
【0005】このような事情から、複数個のガラス部材
を接合して複雑な形状の人工骨を作製することが試みら
れているが、接合のための接着剤として適当なものが存
在しないのが現状である。
【0006】即ち、従来よりチタン等の高強度部材とリ
ン酸カルシウム等の生体活性部材とを接合するための接
着剤が種々提案されている。例えば特公平2−3778
6号には、2,2ビス[4−(3メタクリロキシ−2−
ハイドロキシプロボキシ)フェニル]プロパン(BiS
−GMA)と、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト(TEGDMA)と、ベンゾルパーオキシド(BP
O)と、4−メタクリロキシエチルトリメリット酸及び
/又はその無水物(4−META)と、フィラーとを含
有する生体材料用接着剤が開示されている。また特開平
2−225382号には、水溶性高分子物質の水溶液中
にセラミック原料を充填剤として含有する接合材料が開
示されている。
【0007】しかしながら上記特公平2−37786号
の接着剤は、長期埋入によって生体内でBis−GMA
が劣化し、フィラーが脱落するおそれがある。またフィ
ラーに樹脂粉末を使用する場合、接着剤が生体活性を示
さないために、接着剤が接着面からはみ出すとガラス部
材の生体活性を損なうという欠点がある。特に生体活性
を有する多孔質なガラス部材を接着する場合、気孔内に
接着剤が侵入し、気孔内部の生体活性を阻害したり、気
孔内部への新生骨の増生侵入を阻害するという問題が生
じる。一方、特開平2−22538号に開示の接合材料
は、人工骨部材同士をセラミックス充填剤の焼結により
接合させるものであり、充填剤と同材質の人工骨部材の
接合にしか適用できない。それゆえガラス部材同士を接
合することが不可能である。また焼結による接合のた
め、接合部の強度が低いという問題も有している。
【0008】本発明の目的は、人工骨部材、特にガラス
からなる人工骨部材の接合に好適な接合用ペーストと、
この接合用ペーストを用い、複雑な形状でも容易に得ら
れ、しかも機械的強度等の特性を損なわない人工骨の製
造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の接合用ペースト
は、主成分としてSiO2 とCaOを含有し、生体活性
を示す結晶性ガラス粉末と、有機溶剤と、バインダーと
からなることを特徴とする。
【0010】また本発明の人工骨の製造方法は、生体活
性を示すガラス部材を複数個用意する工程と、主成分と
してSiO2 とCaOを含有し、生体活性を示す結晶性
ガラス粉末と、有機溶剤と、バインダーとからなる接合
用ペーストを用意する工程と、少なくとも1つのガラス
部材の表面に、前記接合用ペーストを塗布する工程と、
該ガラス部材の接合用ペーストが塗布された部分に、他
のガラス部材を接触させた後、これらを熱処理してバイ
ンダーを燃焼除去し、また結晶性ガラス粉末を軟化させ
てガラス部材同士を接合させるとともに結晶化させる工
程とからなることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の接合用ペーストは、熱処理するとペー
スト中の結晶性ガラス粉末が軟化して人工骨部材同士を
融着一体化させるとともに該ガラス粉末が結晶化するた
め、人工骨部材同士を強固に接合できる。
【0012】またこのようにして形成された結晶化ガラ
スからなる接合部分は生体活性を示し、生体内でシリカ
イオンやカルシウムイオン等を溶出して体液中からハイ
ドロキシアパタイトを析出させることができる。それゆ
え被接合物である人工骨部材の生体活性を阻害すること
がない。また人工骨部材に生体活性がない場合でも、接
合部分から溶出したシリカイオンやカルシウムイオンに
よって人工骨部材表面にハイドロキシアパタイトを析出
させ、自然骨との結合を可能にする。
【0013】本発明において使用する結晶性ガラス粉末
は、熱処理するとアパタイト(Ca10(PO46
O)、ウオラストナイト(CaO・SiO2 )、ジオプ
サイド(CaO・MgO・2SiO2 )等の結晶を析出
する性質を有するものであり、またガラス中からシリカ
イオンやカルシウムイオンを溶出し、生体活性を示すも
のである。なお結晶性ガラス粉末の組成に限定はない
が、特にSiO2 22.0〜50.0%、P25 8.
0〜30.0%、CaO20.0〜53.0%、MgO
1.0〜16.0%、Al23 0〜9.0%、F2
0〜2.0%、B23 0〜5.0%からなり、アパタ
イトと、ウオラストナイト及びジオプサイドの少なくと
も1種を析出するSiO2 −CaO−MgO−P25
系ガラスや、少なくとも90%以上がSiO2 40.0
〜60.0%、CaO 30.0〜45.0%、MgO
1.0〜17.0%からなり、ウオラストナイトを析
出するSiO2 −CaO−MgO系ガラス等が強度が高
く、しかも高い生体活性を示すため好ましい。
【0014】有機溶剤としては、ガラス粉末の分散性が
よいメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類を単独
で、或は混合して使用することが好ましい。なお本発明
において、溶媒として有機溶剤を使用する理由(水を使
用しない理由)は、上記したような生体活性を有する結
晶性ガラス粉末は有機溶剤とは反応しないが、水とは反
応し易く、焼結性や結晶化特性の低下を招くためであ
る。
【0015】バインダーとしては、結合力や分散性に優
れたポリビニルブチラール(以下、PVBと略す)やエ
チルセルロースを使用することが好ましい。
【0016】また結晶性ガラス粉末、有機溶剤及びバイ
ンダーの混合割合は、重量百分率で結晶性ガラス粉末5
〜90%、有機溶剤10〜95%、バインダー0.1〜
20%である。これらの割合を上記のように限定した理
由は次の通りである。結晶性ガラス粉末が5%より少な
いと人工骨部材を十分に接合できず、90%より多いと
ペーストにならない。有機溶剤が10%より少ないとペ
ーストにならず、95%より多いと人工骨部材を十分に
接合できない。バインダーが0.1%より少ないと接着
力が弱く、ガラス粉末を人工骨部材に固着させることが
できず、20%より多いとガラス粉末の焼結性を疎外
し、接合部の強度が低下する。
【0017】なお本発明の接合用ペーストは、ガラス部
材同士の接合用としてだけでなく、セラミックス部材同
士、金属部材同士、ガラス部材とセラミックス部材、ガ
ラス部材と金属部材、セラミックス部材と金属部材等種
々の材料を用いて人工骨を作製する際にも使用すること
が可能である。
【0018】次に、前記接合用ペーストを用いた本発明
の人工骨の製造方法を説明する。
【0019】まず生体活性を示すガラス部材を複数個用
意する。ガラス部材に使用するガラスは生体活性を示す
ものであれば制限はないが、特に先記したSiO2 −P
2 5 −CaO−MgO系やSiO2 −CaO−MgO
系の結晶性ガラス又は結晶化ガラスからなるものを使用
することが好ましい。これらのガラスは、先記したよう
に生体内でシリカイオンやカルシウムイオンを溶出する
ため、高い生体活性を示す。なおガラス部材は、接合時
の熱処理による体積収縮を極力防止するために、ガラス
粉末を焼結、或は焼結結晶化させたものを使用すること
が望ましい。
【0020】また先記した接合用ペーストを用意する。
【0021】次いで少なくとも1つのガラス部材の表面
に、前記接合用ペーストを塗布する。
【0022】さらに該ガラス部材の接合用ペーストが塗
布された部分に、他のガラス部材を接触させ、乾燥させ
る。その後、これらを熱処理してバインダーを燃焼除去
し、また結晶性ガラス粉末を軟化させてガラス部材同士
を接合させるとともに結晶化させる。熱処理温度は、ペ
ーストに含まれる結晶性ガラス粉末が上記SiO2 −P
25 −CaO−MgO系ガラスやSiO2 −CaO−
MgO系ガラスの場合、1000〜1200℃が適当で
ある。なおガラス部材が結晶性ガラスからなる場合は、
このとき同時に結晶化させればよい。
【0023】このようにして作製された人工骨は、殺
菌、洗浄して使用されるが、必要に応じてさらに穴開け
や面取り等の後加工を施しても良い。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0025】(実施例1)まず生体活性を示すガラス部
材として、図1(a)に示すような矩形状ガラス焼結体
11、及び半円柱状ガラス焼結体12、13、14、1
5をそれぞれ用意した。また接合用ペーストP1 を用意
した。
【0026】矩形状ガラス焼結体11、及び半円柱状ガ
ラス焼結体12、13、14、15は次のようにして作
製した。
【0027】重量%でSiO2 34.0%、CaO 4
4.7%、MgO 4.6%、P25 16.2%、F2
0.5%の組成を有するようにガラス原料を調合し、
白金坩堝に入れて1400〜1600℃で3時間熔融し
た後、ロール成形し、ボールミルにて粉砕した。さらに
この粉砕物を200メッシュの篩で分級してガラス粉末
1 を得た。なおこのガラス粉末G1 は、1000〜1
200℃で1〜4時間熱処理するとアパタイト、ウオラ
ストナイト及びジオプサイドを析出し、生体活性を示す
結晶性ガラスである。
【0028】次にガラス粉末G1 を矩形状及び半円柱状
にプレス成形した。さらに60℃/時の速度で昇温し、
750℃で2時間焼成することによって、30×15×
10mmの大きさの矩形状ガラス焼結体11、及び5φ
×15mmの大きさの半円柱状ガラス焼結体12、1
3、14、15を作製した。
【0029】また接合用ペーストP1 は、ガラス粉末G
1 と、エタノールと、プロパノールと、PVBとを、重
量%でそれぞれ83.0%、8.3%、8.3%、0.
4%の割合で混練して作製した。
【0030】次いで半円柱状ガラス焼結体12、13、
14、15の下面12a、13a、14a、15aに接
合用ペーストP1 をそれぞれ塗布し、図1(a)に示す
ように矩形状ガラス焼結体11の上面11a及び下面1
1bに接触させ、乾燥させた。
【0031】さらにこれらを60℃/時の速度で昇温
し、1100℃で2時間熱処理することによって、PV
Bを燃焼除去し、またペースト中に含まれていたガラス
粉末を軟化させて矩形状ガラス焼結体11と半円柱状ガ
ラス焼結体12、13、14、15とを融着一体化させ
るとともに、全体を結晶化させて、図1(b)に示すよ
うな上下面に半円柱状の突起部を有する緻密な人工骨1
0を得た。
【0032】(実施例2)まず生体活性を示すガラス部
材として、図2(a)に示すようなペレット状結晶化ガ
ラス緻密体21、22、円柱状結晶化ガラス緻密体2
3、及び半円筒状結晶化ガラス多孔体24、25をそれ
ぞれ用意した。また接合用ペーストP2 を用意した。
【0033】ペレット状結晶化ガラス緻密体21、22
及び円柱状結晶化ガラス緻密体23は次のようにして作
製した。
【0034】重量百分率で、SiO2 53.0%、Ca
O 39.5%、MgO 7.5%の組成を有するよう
にガラス原料を調合した後、実施例1と同様にして熔
融、成形、粉砕、分級し、ガラス粉末G2 を得た。なお
ガラス粉末G2 は1000〜1200℃で1〜4時間熱
処理するとウオラストナイトを析出し、生体活性を示す
結晶性ガラスである。
【0035】次いでガラス粉末G2 をペレット状及び円
柱状にプレス成形し、さらに60℃/時の速度で昇温
し、1100℃で2時間焼成して結晶化させた。このよ
うにして10φ×3mmの大きさのペレット状結晶化ガ
ラス緻密体21、22、及び4φ×14mmの大きさの
円柱状結晶化ガラス緻密体23を得た。
【0036】半円筒状結晶化ガラス多孔体24、25は
次のようにして用意した。まずガラス粉末G2 と、エタ
ノールと、プロパノールと、PVBとを、重量%でそれ
ぞれ76.3%、7.6%、15.3%、0.8%の割
合で混練してスラリー状にし、これを半円筒状のウレタ
ンフォームに含浸させ、乾燥させた。その後、これらを
60℃/時の速度で昇温し、1100℃で2時間焼成す
ることによって、外径10mm、内径4mm、高さ14
mmの半円筒状の結晶化ガラス多孔体24、25を作製
した。
【0037】また接合用ペーストP2 は、ガラス粉末G
2 と、エタノールと、プロパノールと、ブタノールと、
PVBと、エチルセルロースとを、重量%でそれぞれ7
9.4%、7.9%、7.9%、4.0%、0.4%、
0.4%の割合で混練して作製した。
【0038】次に、円柱状結晶化ガラス緻密体23の上
面23a及び下面23bに接合用ペーストP2 を塗布
し、図2(a)に示すように2枚のペレット状結晶化ガ
ラス緻密体21、22を接触させ、乾燥させた。さらに
円柱状結晶化ガラス緻密体23の側面23c、半円筒状
結晶化ガラス多孔体24、25の上面24a、25aと
下面24b、25bにそれぞれ接合用ペーストP2 を塗
布し、図2(b)に示すように円柱状結晶化ガラス緻密
体23の側面23cに2個の半円筒状結晶化ガラス多孔
体24、25を接触させて、乾燥させた。
【0039】その後、これらを60℃/時の速度で昇温
し、1100℃で2時間焼成することによって、PVB
及びエチルセルロースを燃焼除去し、またペースト中に
含まれていたガラス粉末を軟化させて、ペレット状結晶
化ガラス緻密体21、22と、円柱状結晶化ガラス緻密
体23と、半円筒状結晶化ガラス多孔体24、25とを
融着一体化させ、図2(c)に示すような側面に多孔質
部分を有する人工骨20を得た。
【0040】このようにして得られた人工骨20を、ビ
ーグル犬の大腿骨に人工的に形成した欠損部に埋入し、
術後の経過を観察したところ、8週間後には自然骨と強
固に結合しているのが認められた。
【0041】なお実施例1及び2では、接合用ペースト
の結晶性ガラス粉末とガラス部材とが同一組成の場合を
示したが、本発明はこれに限られるものではなく、異な
るガラス組成同士の場合でも適用することが可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の接合用ペー
ストを用いれば、人工骨部材、特にガラスからなる人工
骨部材を強固に接合することができる。また使用する結
晶性ガラス粉末が生体活性を示し、自然骨との結合に寄
与するため、人工骨部材の接合用として好適である。
【0043】また本発明の人工骨の製造方法によれば、
ガラス部材を適当に組み合わせて用いることにより、複
雑な形状の人工骨を容易に、しかも機械的強度等の特性
を損なわずに作製することができる。また生体活性を示
すガラス部材及び接合用ペーストを使用するため、高い
生体活性を示す人工骨を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人工骨の製造方法の一実施例を示す説
明図である。
【図2】本発明の人工骨の製造方法の他の実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 上下面に半円柱状の突起部を有する人工骨 11 矩形状ガラス焼結体 12、13、14、15 半円柱状ガラス焼結体 20 側面に多孔質部分を有する人工骨 21、22 ペレット状結晶化ガラス緻密体 23 円柱状結晶化ガラス緻密体 24、25 半円筒状結晶化ガラス多孔体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主成分としてSiO2 とCaOを含有
    し、生体活性を示す結晶性ガラス粉末と、有機溶剤と、
    バインダーとからなることを特徴とする接合用ペース
    ト。
  2. 【請求項2】 結晶性ガラス粉末が、SiO2 −P2
    5 −CaO−MgO系ガラス又はSiO2 −CaO−M
    gO系ガラスからなることを特徴とする請求項1の接合
    用ペースト。
  3. 【請求項3】 生体活性を示すガラス部材を複数個用意
    する工程と、主成分としてSiO2 とCaOを含有し、
    生体活性を示す結晶性ガラス粉末と、有機溶剤と、バイ
    ンダーとからなる接合用ペーストを用意する工程と、少
    なくとも1つのガラス部材の表面に、前記接合用ペース
    トを塗布する工程と、該ガラス部材の接合用ペーストが
    塗布された部分に、他のガラス部材を接触させた後、こ
    れらを熱処理してバインダーを燃焼除去し、また結晶性
    ガラス粉末を軟化させてガラス部材同士を接合させると
    ともに結晶化させる工程とからなることを特徴とする人
    工骨の製造方法。
JP4238989A 1992-08-14 1992-08-14 接合用ペースト及びこれを用いた人工骨の製造方法 Pending JPH0663114A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU731707B2 (en) * 1998-10-13 2001-04-05 Mitsui Chemicals, Inc. Binder composition and process for the production of a board using the same
US7695580B2 (en) * 2006-01-17 2010-04-13 Air Products And Chemicals, Inc. Method of forming a ceramic to ceramic joint

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU731707B2 (en) * 1998-10-13 2001-04-05 Mitsui Chemicals, Inc. Binder composition and process for the production of a board using the same
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