JPH0663236A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH0663236A
JPH0663236A JP24001292A JP24001292A JPH0663236A JP H0663236 A JPH0663236 A JP H0663236A JP 24001292 A JP24001292 A JP 24001292A JP 24001292 A JP24001292 A JP 24001292A JP H0663236 A JPH0663236 A JP H0663236A
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balls
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機のトラブルを防止してスムーズな玉の
発射を行い、かつ無駄な遊技玉の購入をなくする。 【構成】 補給センサ玉有フラグがあり、半端センサ玉
有フラグがあり、排出センサ玉有フラグがあり、かつオ
ーバーフローフラグがなければ、ステップS64で条件
確認1フラグをセットする。また、上玉受皿満杯フラグ
があるか否かを判別し、上玉受皿満杯フラグがあるとき
は玉の排出に必要な条件は揃っているが、購入玉の排出
に対して十分条件でないと判断し、ステップS67で条
件確認2フラグをクリアする。これにより、玉貸機3の
玉貸出し動作を停止させ、玉の過剰保留をなくす。発射
装置への玉の案内通路に必要以上の遊技玉が停留せず、
これに起因する玉圧で玉がみが起ることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機に係わ
り、詳しくは、カードリーダが読み出した有価データの
範囲内で、遊技媒体を貸出す遊技媒体貸出装置を備えた
パチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、カード式のパチンコ遊技システム
が提唱されており、これは磁気カードを媒体として遊技
を行うものである。このカード式のパチンコ遊技システ
ムは、例えば1台のパチンコ遊技機と1台の玉貸機とが
対になって遊技店の島設備に配置されている。このよう
なカード方式は、遊技者が記憶媒体であるカードのみを
持ち歩けばよく、落下しやすいパチンコ玉を大量に持ち
運ぶ手間を軽減することができるという利点がある。
【0003】遊技店にとっても遊技機と対になっている
玉貸機の売上によってパチンコ遊技機の売上を把握する
ことができるようになっている。
【0004】また、完全なカード式のパチンコ遊技シス
テムではなく、いわゆるプリペードカードによって玉貸
機から玉を貸出す遊技機もある。上述のような玉貸機
は、通常、「ハンバーガ」あるいは「サンドイッチ」と
称されている。
【0005】玉貸機を備えた従来のパチンコ遊技機で
は、遊技球の入賞に伴って放出された賞品球を通常は上
玉受皿(以下、上皿という)で受けるとともに、上皿が
満杯のとき下玉受皿(以下、下皿という)で受けるよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパチ
ンコ遊技機にあっては、上皿が満杯になっても玉貸機か
ら玉を購入できる機能を停止しておらず、購入玉が上皿
に払い出されることを許容していたため、遊技者の裁量
によって上皿に玉が保留されていた。そのため、例えば
上皿が満杯のとき、玉貸機から玉を購入した場合には玉
の過剰保留となって上皿の玉収納部から発射装置への玉
の案内通路(玉を1列に整列させる所)に余計に必要以
上の遊技玉が停留し、これによる玉圧によって上記案内
通路で、玉がみが起り、結果的に遊技機のトラブルを招
来し、具体的にはスムーズな玉の発射ができなくなると
いう問題点があった。
【0007】また、上皿が満杯になっても玉貸機から玉
を購入できるため、無駄に遊技玉を購入することがある
という問題点があった。サービスの向上のためには、改
善の余地があった。
【0008】そこで本発明は、遊技機のトラブルを防止
してスムーズな玉の発射ができ、かつ無駄に遊技玉を購
入することのないパチンコ遊技機を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明によるパチンコ遊技機(例えば、パチンコ装置)
は、カードリーダが読み出した有価データの範囲内で、
遊技媒体(例えば、パチンコ玉)を貸出す遊技媒体貸出
装置(例えば、玉貸機3)と、遊技媒体の入賞に伴って
放出された賞品球および遊技媒体貸出装置の作動による
貸し玉を受ける上玉受皿(例えば、上皿21)と、上玉
受皿に連通する下玉受皿(例えば、玉貯留皿32)と、
を備えたパチンコ遊技機において、前記上玉受皿に所定
数以上の玉が収納されたときに検出状態となる上玉受皿
満杯検出手段(例えば、上玉受皿センサ217)と、前
記上玉受皿と下玉受皿とを連通する玉通路62に所定数
以上の玉が収納されたときに検出状態となるオーバーフ
ロー検出手段(例えば、オーバーフローセンサ61)
と、前記上玉受皿満杯検出手段あるいはオーバーフロー
検出手段の出力のうち、少なくとも1つの信号に基づい
て遊技媒体の貸出し動作を停止させる遊技媒体貸出停止
手段(例えば、CPU210)と、を設けたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明では、上皿に所定数以上の玉(例えば、
賞品球あるいは貸し玉、又は双方)が収納されたとき
(上皿満杯のとき)、あるいは上皿と下皿とを連通する
玉通路に所定数以上の玉が収納されたとき(オーバーフ
ロー状態のとき)の何れか1つの状態が検出されると、
遊技媒体貸出装置の玉貸出し動作が停止する。
【0011】したがって、上記状態では玉貸機から玉を
購入できないので、玉の過剰保留がなくなって上皿の玉
収納部から発射装置への玉の案内通路に必要以上の遊技
玉が停留せず、これに起因する玉圧で玉がみが起ること
を防止でき、遊技機のトラブルがなく、スムーズな玉の
発射ができる。また、上記状態で玉貸機から玉を購入で
きないので、無駄に遊技玉を購入することがなく、サー
ビスを向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図10は本発明に係わるパチンコ玉
排出装置をパッキーカード方式のパチンコ装置に適用し
た場合の一実施例を示している。図1はパチンコ装置の
全体を示す外観斜視図である。図1において、1はパチ
ンコ装置であり、パチンコ装置1は同様のものが遊技店
内に所定数設置されている。本実施例のパチンコ装置1
は大きく分けてパチンコ機2と、パチンコ機2の側方に
配設された遊技媒体貸出装置してのカード式玉貸機(以
下、単に玉貸機という)3によって構成され、これらが
対をなして設置されている。
【0013】玉貸機3は比較的狭い幅の縦長タイプに形
成され、一定の奥行を有している。そして、パチンコ装
置1の側方に配設されることによって、遊技者の便宜を
図れるようになっている。また、玉貸機3はパチンコ機
2と分離することが可能であり、修理の際には交換する
ことができる構造になっているが、少なくともパチンコ
装置1と玉貸機3が信号上、接続されていないと遊技が
できないようになっている。
【0014】玉貸機3にはカードリーダーが内蔵され、
玉貸機3の前面パネル4には上記カードリーダーに対応
するパッキーカード方式のカードが挿入されるカード挿
入口5と、カードの残り度数を表示するカード残度数表
示器6とが設けられている。なお、カード挿入口5はカ
ードの受け付けを表示可能なものが用いられ、例えばカ
ード挿入口5の上にカード受付け表示器7を有し、カー
ド受付け表示器7は発光ダイオード等からなり、カード
の受け付けが有効であることを表示する。
【0015】カード残度数表示器6は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残り度数を10
0の位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が
100円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で
遊技者に表示する。
【0016】したがって、例えば3000円のパッキー
カードを挿入した場合には30度としてカード残度数表
示器6に表示される。パッキーカードとしては、例えば
1000円、2000円、3000円、5000円のも
のが相当し、既にメタルを用いたパチンコ型スロットル
マシンの場合と同様に市場に出回っている。
【0017】ここで、パッキーカード(PAQY CA
RD)とは、パチンコ遊技専用の「プリペイドカード」
のことをいう。したがって、本実施例ではパチンコ玉を
持込む以外に、パッキーカードをカード挿入口5に挿入
することによって必要な玉を確保してゲームを開始する
ことが可能になっている。
【0018】パチンコ機2は、正面側に見える部分とし
て額縁状前面枠11と、額縁状前面枠11の開口部に配
設され、ガラス12aを支持する金枠(ガラス枠)12
と、遊技盤13と、前面表示パネル14と、前面表示パ
ネル14の下方の前面操作パネル15とを有している。
額縁状前面枠11はパチンコ機2を設置している木製の
枠体16に開閉可能に支持されており、同様に金枠12
は額縁状前面枠11に開閉可能に支持されている。
【0019】前面表示パネル14は前面側が突出しつつ
やや盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示
パネル14には賞品球としてのパチンコ玉および玉貸機
3の作動による貸し玉を受ける上皿(上玉受皿)21が
形成されるとともに、前面側にカード度数表示器(カー
ド残高表示器)22、玉貸釦(変換釦)23、カード排
出釦(返却釦)24および玉貸し可能表示器25が設け
られている。なお、玉貸し可能表示器としてはドットL
ED25に限らず、例えば細長い形状の表示ランプ25
aにしてもよい。前面表示パネル14は一端側が額縁状
前面枠11に開閉可能に支持されている。また、26は
上皿21の玉を後述の玉貯留皿32に移すために、両者
を接続する通路を開閉するための押し釦である。
【0020】カード度数表示器22は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残高を100の
位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が10
0円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で遊技
者に表示する。したがって、例えば3000円のパッキ
ーカードを挿入した場合には30度としてカード度数表
示器22に表示される。
【0021】なお、本実施例ではカード度数表示器22
として7セグメントの発光ダイオードを用いて3列で構
成しているが、これに限らず、例えばドットLED、液
晶、蛍光表示管等を用いて構成してもよい。これは、カ
ード残度数表示器6についても同様である。また、カー
ド度数表示器22をカード残度数表示器6と一緒にした
構成としてもよい。
【0022】玉貸釦23は、カード挿入口5に挿入され
たパッキーカードの残高の範囲内で1度を単位としてパ
チンコ玉をパチンコ機2裏面の後述の玉排出装置(賞球
を行う機能も兼ねているもの)から排出して貸し出すた
めに遊技者によって押されるスイッチである。この場
合、パチンコ玉を貸し出し可能な状態の表示は玉貸し可
能表示器25によって行われる。なお、パチンコ玉を貸
し出し可能な状態にあれば、玉貸釦23全体が輝くもの
でもよい。
【0023】一方、パチンコ玉を貸し出し可能な状態に
なければ、玉貸し可能表示器25が消灯し、かつ玉貸釦
23を押してもパチンコ玉の貸し出しのための排出が行
われない。この玉貸釦23を1回押すと、1度に相当す
る分だけのパチンコ玉(例えば、25玉)が貸し出され
て上皿21に供給される。2回押すと、2度に相当する
分だけのパチンコ玉が貸し出される。
【0024】カード排出釦24は、カード挿入口5に挿
入されたパッキーカードをカード挿入口5から外部に引
出すためのもので、本実施例では遊技者がゲームを終了
したい場合などに、この釦を押すことにより、パッキー
カードがカード挿入口5から再び外部に引出される。遊
技者は引出されたパッキーカードを手にし、他のパチン
コ台でゲームを開始するか、あるいは今回はひとまずゲ
ームを終るかの自由な選択ができる。
【0025】前面操作パネル15には、その左側に灰皿
31が形成されるとともに、前面中央側が前方に突出す
るような形状に形成され、その突出部の内部は玉貯留皿
(下玉受皿)32となっている。玉貯留皿32は上皿2
1がパチンコ玉で一杯のときに賞品玉を受ける等の役目
がある他、玉を一時的に貯留するためのものである。玉
貯留皿32は玉通路によって上皿21と連通している。
また、前面操作パネル15には玉抜きレバー33および
発射装置の発射操作ノブ34が設けられている。
【0026】玉抜きレバー33は玉貯留皿32に貯留さ
れた玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜きレバ
ー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留皿32
の下底部が一部開口して玉を下方に放出することができ
る。発射操作ノブ34は1列に整列しているパチンコ玉
のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊技盤13前面
の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作を行うもので
ある。
【0027】一方、パチンコ機2の額縁状前面枠11の
上部には左側から順次、賞品玉排出時に点灯する賞品玉
排出表示器41、貸玉排出時に点灯する貸玉排出表示器
42、パチンコ機2において打止状態が発生したときに
点灯する完了ランプ43が設けられている。
【0028】遊技盤13は、例えば木製のベニアからな
り、その前面側が遊技領域になっている。遊技領域は発
射されたパチンコ玉を上方から落下させつつアウトある
いはセーフの判定を行う部分であり、遊技領域に設けた
各種入賞具や変動入賞装置等の入賞口に玉が入って有効
にセーフとなる場合は所定数の賞品玉が後述の玉排出装
置から排出されて、これが上皿21に供給される。ま
た、発射操作ノブ34を操作して玉が発射されても、フ
ァールになったときには、パチンコ玉が発射位置に戻る
か、あるいは玉貯留皿32に排出される。
【0029】遊技盤13における遊技領域は任意の構成
をとり得ることができ、例えばいわゆる第1種に属する
もの、第2種に属するもの、あるいは第3種に属するも
のなどがあり、パチンコ遊技を行うものであれば、本発
明の適用対象になり得る。本実施例では第1種に属する
ものを採用している。
【0030】次に、図2はパチンコ機2の裏機構の構成
を示す図である。図2において、パチンコ機2の裏機構
の主要なものとして、貯留タンク(上タンク)51、玉
導出樋52、外部端子基盤53、玉排出装置54、玉抜
き装置55、排出制御装置56、遊技盤制御装置57、
セーフ玉払出装置58、発射制御装置59、スピーカ6
0およびオーバーフローセンサ61がある。
【0031】貯留タンク51は排出される前の玉を予め
貯留しておくもので、この貯留タンク51の玉数の不足
は補給センサ(図示略)によって検出され、不足のとき
は島設備から玉が補給される。貯留タンク51内の玉は
玉導出樋52により誘導され、玉排出装置54によって
排出される。
【0032】なお、この玉導出樋52は特に限定されな
いが、短時間に多量の玉を排出できるように2条に形成
されており、その途中には玉の重りを防止する玉ならし
部材71および待機玉検出器(半端センサ:図示略)が
設けられている。また、このような2条構成は玉排出装
置54および玉抜き装置55の内部についても同様であ
る。
【0033】外部端子基盤53はAC電源の入力やホー
ルの管理装置との間における信号の授受などについての
中継を行うものである。玉排出装置54は内部に2つの
排出ソレノイドを有し、上方の玉導出樋52から流入す
るパチンコ玉を2つの排出ソレノイドを用いて下方に排
出するもので、本実施例の場合、賞品球に対応する玉の
排出と、玉の購入に伴う貸し玉の排出との双方の排出を
行う。玉抜き装置55は貯留タンク51などの裏メカに
存在する玉を抜くためのもので、玉抜き操作が行われる
と、玉排出通路のゲートを回収側に切り換えて玉を抜取
るように作動する。
【0034】セーフ玉払出装置58はセーフソレノイド
を1回オンさせる毎に、セーフ玉を1個だけ移動させて
排出し、その後、直ちに次の玉を保持するという動作を
行うことにより、賞球排出に対応させてセーフ玉を排出
するものである。このように、セーフ玉を一時的に保持
しておくことにより、実際にセーフ玉が入賞によって生
じたという確認を取り、不正防止や遊技者とのトラブル
が避けられる。
【0035】排出制御装置56は玉の排出に必要な各種
制御を行うもので、遊技盤制御装置57は同じく遊技盤
13における遊技の実行に必要な各種制御を行うもので
ある。発射制御装置59は玉の発射に必要な各種制御を
行う。スピーカ60は遊技に必要な効果音(例えば、玉
の排出に伴う効果音)を報知するもので、玉排出数、賞
態様および玉の貸出しに応じて各種の音を発生して遊技
者に知らせる。オーバーフローセンサ(オーバーフロー
検出手段)61は上皿21と玉貯留皿32とを連通する
玉通路62に設けられ、この玉通路62に所定数以上の
玉が収納されたとき、検出状態となって玉貯留皿32の
オーバーフローを検出するものである。
【0036】次に、図3はパチンコ装置1における制御
系のブロック図である。図3において、この制御系は大
きく分けると、パチンコ遊技や玉の貸出し等に必要な制
御を行うCPU201と、各種情報信号を受け入れて波
形整形あるいは必要に応じてA/D変換する等の処理を
行ってCPU201に出力する入力フィルタ202と、
CPU201の作動クロックの基本となる周波数を刻む
水晶(クリスタル)203と、CPU201のから制御
信号をドライブして各種駆動信号を生成して各表示器等
に出力するドライバ204と、CPU201、入力フィ
ルタ202、ドライバ204に必要な電源を供給する電
源部205と、パチンコ遊技に関連する各種状態を検出
して必要なデータを入力フィルタ202に出力するセン
サ群と、ドライバ204からの信号によって駆動される
アクチュエータ群とによって構成される。
【0037】CPU201、入力フィルタ202、水晶
203およびドライバ204は排出制御装置56の機能
を実現するもので、マイクロコンピュータを含むボード
ユニットによって実装されている。そして、マイクロコ
ンピュータのボードユニットは玉貸機3のカードリーダ
ー、島設備、遊技店の管理装置等との間で制御信号やデ
ータの授受が行われるようになっている。
【0038】入力フィルタ202には、排出センサ11
1および排出センサ112(すなわち、玉排出装置54
の2条の各排出センサ)の各出力信号、セーフ玉払出装
置58で1個当て排出されるセーフ玉を検出するセーフ
センサ211の出力信号、玉導出樋52の待機玉を検出
する半端センサ(待機玉検出器のことで、以下単に半端
センサという)212の出力信号、賞球データ受信信号
線213からの賞球データ、同期信号線214からの遊
技盤制御装置57と排出制御装置56との信号の同期を
とる同期信号、玉貸機3に接続された球貸し要求信号線
215からの信号、同じく玉貸機3に接続された球貸し
単位信号線216からの信号、上皿21が満杯であるこ
とを検出する上玉受皿センサ217からの信号、オーバ
ーフローセンサ(オーバーフロー検出手段)61からの
オーバーフロー状態検出信号、補給センサ218の出力
信号、球抜きスイッチ219からの球抜き信号、打止め
信号線220からの打止め信号および排出制御装置56
の動作をリセットするリセットスイッチ221からの信
号が入力されている。
【0039】ここで、図4は上玉受皿センサ(上玉受皿
満杯検出手段)217の配置を示す図である。図4はパ
チンコ機2の前面表示パネル14を開いた状態であり、
この図において、231は玉排出装置54から排出され
た玉を上皿21へ導く排出開口部である。排出開口部2
31は前面表示パネル14に形成された矩形状の排出口
232に接続されるようになっており、この排出口23
2から上皿21の玉滞留部に玉が流入する。なお、21
Aは上皿21へ玉が流入するとき、玉が下にこぼれない
ようにするための上皿入口壁部である。
【0040】排出開口部231を構成する壁面の側部に
は上玉受皿センサ217が設けられており、上玉受皿セ
ンサ217としては、例えば近接センサタイプのものが
使用され、排出開口部231の部分まで玉が滞留した状
態から上皿21に所定数(上皿21が満杯となる数)以
上の玉が収納されて上皿21が満杯であることを検出す
る。
【0041】再び図3に戻り、球抜き信号は玉抜きセン
サ(図示略)から出力されるもので、玉抜きセンサは遊
技店の係員が玉抜処理を開始するための操作、すなわち
パチンコ機2の前面に設けられた操作用孔に玉抜き棒
(図示略)を挿入する操作がなされたことを検出する。
【0042】役物装置から出力される賞球データとして
は、各種始動入賞口に入賞した場合の排出数データ等が
あり、例えば7個あるいは15個賞球のデータとなって
いる。球貸し要求信号は遊技者がカードリーダーにパッ
キーカードを挿入して玉の貸出しを要求した場合の信号
であり、球貸し単位信号は100円を1単位とする信号
で、例えば購入釦(玉貸釦)24を1回(すなわち、1
度数に相当)押す毎に出力される。
【0043】ドライバ204からは玉排出装置54の2
条の各排出ソレノイド301、排出ソレノイド302、
セーフソレノイド303、玉抜きソレノイド304、遊
技盤13の前面などに配置された各種のランプ305に
対して制御信号が出力されるとともに、不正信号線30
6に不正信号が、賞球データ送信信号線307に賞球デ
ータ送信信号が、玉貸機3へ玉貸しの完了を知らせる玉
貸し完了信号線308に玉貸し完了信号が、同じく玉貸
機3へ玉貸しの受付け可能状態を知らせる玉貸し受付可
能信号線309に玉貸し受付可能信号が出力され、さら
に発射停止信号線310に発射停止信号が出力される。
【0044】排出ソレノイド301、排出ソレノイド3
02は玉排出装置54で玉の排出を行うときに作動する
もの、セーフソレノイド303はセーフ玉払出装置58
で1個当てセーフ玉を排出するときに作動するもの、玉
抜きソレノイド304は玉抜き装置55に内蔵され、貯
留タンク51などの裏メカに存在する玉を抜くとき、玉
抜き操作が行われた場合に、玉排出通路のゲートを回収
側に切り換えるためのものである。不正信号は遊技店の
管理装置等に出力されて管理のために使用され、賞球デ
ータ送信信号は遊技盤制御装置57に出力され、球貸し
完了信号および球貸し受付可能信号は玉貸機3に内蔵の
カードリーダー制御回路に出力され、さらに発射停止信
号は発射制御装置59に出力される。
【0045】CPU201は遊技媒体貸出停止手段とし
ての機能を有し、玉排出装置54の作動を制御して玉の
排出制御や玉抜き制御を行うとともに、特に本実施例で
は上皿21の満杯が検出されたとき、あるいはオーバー
フロー状態が検出されたときの少なくとも一方が検出さ
れると、玉貸機3の貸出し動作を停止させるような制御
を行う。
【0046】次に、上述したCPU201によって行わ
れる各種制御の手順を図5〜図10を参照して詳細に説
明する。CPU201による制御は、パチンコ装置1の
電源の投入と同時に開始され、電源が投入されている限
り繰り返してその処理が実行される。
【0047】メインルーチン 最初に、メインルーチン(いわゆるゼネラルフロー)に
ついて図5を参照して説明する。このルーチンは、前述
したようにパチンコ装置1の電源の投入後、繰り返して
行われ、具体的には後述のリセット待ち処理で1ms毎
にソフト的に割込みがかかって繰り返される。
【0048】メインルーチンが起動すると、まずステッ
プS1で入力処理を行う。この入力処理では、例えば各
種検出スイッチからの論理変換やチャタリング防止処理
が行われる。チャタリング防止処理としては、例えばC
PU201で各種検出スイッチからの信号をソフト的に
2回読み込む処理を行うことにより、ノイズの時定数等
を考慮し、チャタリング防止を図るような処理がある。
【0049】次いで、ステップS2で電源の投入時か否
かを判別し、初回の電源投入時であれば、ステップS3
に進んでRAMのクリアを行うとともに、ステップS4
で初期設定を行う。これにより、RAMのワーキングエ
リアがクリアされたり、フラグの設定、出力ポートのリ
セット、サブルーチンのイニシャライズ等が行われる。
その後、リセット待ちになり、1ms毎のソフト割込に
よりメインルーチンが繰り返される。
【0050】一方、ステップS2で初回の電源投入時で
なければ、すなわち2回目以降のルーチンでは既に電源
を投入した後であるから、今度はNOに分岐し、ステッ
プS5で出力処理を行う。ここでは、例えば出力ポート
にデータを出力したり、ソレノイドに切換信号を出力す
るなどの処理が行われる。次いで、ステップS6で玉払
出し開始確認条件監視処理を行う。これは、玉排出装置
54によって賞品球あるいは玉貸しのための排出を開始
する条件が揃ったか否かを確認するためのもので、例え
ばセーフ玉がある、玉貸し要求信号があるなどのデータ
に基づいて確認が行われる。
【0051】次いで、ステップS7でスイッチ(SW)
の入力監視処理を行う。これは、各種検出スイッチから
の入力情報を監視するもので、具体的にはセンサ群、す
なわち排出センサ111、排出センサ112、セーフセ
ンサ211、半端センサ212、賞球データ受信信号線
213、球貸し要求信号線215、球貸し単位信号線2
16、オーバーフローセンサ61、補給センサ218な
どからの出力信号を監視することが行われる。
【0052】ステップS8ではスイッチの入力監視処理
の結果に基づいて対応するステップに分岐する処理を行
う。分岐先のステップとしては、ステップA〜ステップ
Hがある。ここで、各分岐先ステップの処理内容は、次
の通りである。 ステップA:セーフ玉の確認および購入確認処理を行
う。これは、入賞によってセーフ玉が生じたことの確認
を行う必要があること、および遊技者が玉を購入するた
めに玉貸釦23を押した場合に球貸し要求信号や球貸し
単位信号が発生して受信したことの確認を行う必要があ
るためである。
【0053】ステップB:賞球データ送受信処理を行
う。これは、賞球データ受信信号線213からの賞球デ
ータを受信するとともに、賞球データを受け取った場合
に、それを送信するものである。 ステップC:賞品玉、購入玉の排出をスタートする処理
を行う。これにより、玉排出装置54の作動が開始して
賞品玉あるいは購入玉が遊技者に払い出される。
【0054】ステップD:玉の排出処理を行う。これ
は、玉の排出数を数えて規定数になる直前に玉排出装置
54の排出ソレノイド301、302の作動タイミング
を制御して玉噛みを防止するためである。 ステップE:排出終了処理を行う。これにより、規定数
を数え終わり玉排出装置54の作動が停止して賞品玉あ
るいは購入玉の払い出しが終了する。
【0055】ステップF:セーフ玉払い出しおよびウエ
イト処理を行う。これは、賞品玉の排出が終了した時点
で、セーフ玉払出装置58のセーフソレノイド303を
1回オンさせて今回のセーフ玉を1個だけ排出するとと
もに、その後、次回の賞品玉を連続して払い出す場合
に、玉の排出動作の間に一定のウエイト時間を設けてス
ムーズな排出動作が実行されるようにするものである。 ステップG:玉抜処理を行う。これは、玉抜き装置55
を作動させて貯留タンク51などの裏メカに存在する玉
を抜くためのもので、係員によって玉抜き操作が行われ
ると、玉排出通路のゲートが回収側に切り換えられて玉
がホール側に抜き取られる。
【0056】ステップH:玉がみ処理を行う。これは、
玉排出装置54の動作を終了するとき、玉が排出カムに
噛まれるという不具合を防止するための処理である。
【0057】上記ステップA〜ステップHのうちの何れ
かのステップを経ると、次いで、ステップS9に進み、
ソレノイド制御処理を行う。これは、所定のステップ状
態によって対応するソレノイドへ駆動情報を設定するも
のである。ソレノイド制御処理を経ると、メインルーチ
ンにリターンする。
【0058】次に、上述のメインルーチンにおけるステ
ップS6、ステップA、オーバーフロー監視処理、上玉
受皿センサ玉有監視処理、貸玉のための条件判定処理を
実行する各サブルーチンについて説明する。ステップAのサブルーチン 図6はステップAのサブルーチンを示すフローチャート
である。まず、ステップS20で玉の購入信号があるか
否かを判別する。購入信号は、遊技者が玉貸釦23を押
してパチンコ玉の購入を希望したときに発生する。購入
信号があれば、ステップS21に進んで条件確認2フラ
グがあるか否かを判別する。条件確認2フラグは玉排出
装置54までの部分で玉の排出に必要な条件が揃ってお
り、オーバーフロー状態でなく、かつ上皿21が満杯で
ないときにセットされるものである。したがって、ステ
ップS21の判別結果がNOのとき(条件確認2フラグ
がないとき)には、上皿21が満杯であると判断し、ス
テップS22、23の処理を行わず、今回はそのままメ
インルーチンにリターンする。
【0059】一方、ステップS21の判別結果がYES
のとき(条件確認2フラグがあるとき)には、上皿21
が満杯でないので、ステップS22で購入球数を排出カ
ウンタにセットし、ステップS23で次の実行ステップ
Cの処理(すなわち、購入球排出処理)をセットしてメ
インルーチンにリターンする。
【0060】このように、玉排出装置54までの部分で
玉の排出に必要な条件が揃っていても、上皿21が満杯
であれば、遊技者が玉貸釦23を押してパチンコ玉の購
入を希望したとしても、玉の排出が行われない。したが
って、上皿21に過剰な遊技球が保留されるという事態
を避けることができ、上皿21の玉収納部から発射装置
への玉の案内通路に必要以上の遊技球が停留せず、これ
に起因する玉圧で玉がみが起ることを防止することがで
き、遊技機のトラブルを防止してスムーズに玉を発射さ
せることができる。また、無駄な遊技球の購入を避ける
ことができ、結果的に遊技者に対するサービスを向上さ
せることができる。
【0061】上記ステップS20で購入信号がなけれ
ば、ステップS24に進んでセーフ玉があるか否かを判
別する。セーフ玉がなければ、賞品球としての玉の払い
出しを行う必要がないので、今回はメインルーチンにリ
ターンする。
【0062】一方、セーフ玉があれば、賞品球としての
玉の払い出しを行う必要があるので、ステップS25に
進んで条件確認1フラグがあるか否かを判別する。条件
確認1フラグは玉排出装置54までの部分で玉の排出に
必要な条件が揃っており、オーバーフロー状態でないと
きにセットされるものである。ステップS25の判別結
果がYESのとき(条件確認1フラグがあるとき)に
は、ステップS26に進んで次の実行ステップBの処理
(すなわち、賞球データ送受信処理)をセットしてメイ
ンルーチンにリターンする。また、ステップS25の判
別結果がNOのとき(条件確認1フラグがないとき)に
は、メインルーチンにリターンする。これにより、セー
フ玉に対応して賞品球の払い出しが行われる。
【0063】玉払出開始確認条件監視処理 図7はステップS6の玉払出開始確認条件監視処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。まず、ステッ
プS30でオーバーフロー監視処理を行う(詳細はサブ
ルーチンで後述する)。これにより、オーバーフロー状
態になったか否かの監視が行われる。次いで、ステップ
S31で排出センサ1、2玉有判定処理を行う。排出セ
ンサ1、2は玉排出装置54における2条の各排出セン
サ111、排出センサ112をそれぞれ指している。し
たがって、このステップS31では玉排出装置54の2
条の各通路に配置された排出センサ111、排出センサ
112の部分に排出可能な玉が存在しているか否かを判
別することになる。
【0064】次いで、ステップS32で上玉受皿センサ
玉有監視処理を行う(詳細はサブルーチンで後述す
る)。これにより、上玉受皿センサ217の出力に基づ
いて上皿21が満杯になったか否かの監視が行われる。
次いで、ステップS33で半端センサ監視処理を行う。
これにより、半端センサ212の出力に基づいて玉導出
樋52に待機玉が存在しているか否かの監視が行われ
る。
【0065】次いで、ステップS34で補給センサ監視
処理を行う。これにより、補給センサ218の出力に基
づいて貯留タンク51に十分に玉があるか否かの監視が
行われる。次いで、ステップS35で条件判定処理を行
う。これは、玉排出装置54までの部分で玉の排出に必
要な条件が揃っているか、オーバーフロー状態でない
か、上皿21が満杯でないかなどの各条件から玉排出の
必要・十分条件を判定するものであり、詳細はサブルー
チンで後述する。
【0066】オーバーフロー監視処理 図8はオーバーフロー監視処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。まず、ステップS40でオーバー
フロースイッチ(すなわち、オーバーフローセンサ6
1)がオンしているか否かを判別し、オンしているとき
は、玉貯留皿32に玉がオーバーフローしている可能性
があると判断して、ステップS41で100msをカウ
ントするカウンタ100をクリアし、ステップS42で
2秒をカウントするカウンタ2000がタイムアップし
たか否かを判別する。
【0067】カウンタ2000がタイムアップしていな
ければ今回のルーチンを終了し、タイムアップすると、
すなわち、オーバーフロースイッチのオン状態が2秒以
上継続すると、玉貯留皿32に玉がオーバーフローして
いると判断して、ステップS43でオーバーフローフラ
グをセットするとともに、ステップS44でカウンタ2
000をクリアし、その後、リターンする。
【0068】これにより、ランプ305の1つであるオ
ーバーフローランプを点灯させて遊技者に知らせる。遊
技者がオーバーフローランプの点灯を見て玉貯留皿32
から玉を抜くと、オーバーフロー状態は解消する。
【0069】一方、ステップS40でオーバーフロース
イッチがオフしているときは、ステップS45に分岐
し、カウンタ2000をクリアする。次いで、ステップ
S46でカウンタ100がタイムアップしたか否かを判
別する。カウンタ100がタイムアップしたとき(10
0ms経過したとき)は、ステップS47に進んでオー
バーフローフラグをクリアするとともに、ステップS4
8でカウンタ100をクリアしてリターンする。一方、
100ms経過していないときは、そのままリターンし
てループを繰り返す。このように、オーバーフロースイ
ッチのオフ状態が100ms以上継続すると、オーバー
フローフラグがクリアされて上述した処置が解除され
る。
【0070】上玉受皿センサ玉有監視処理 図9は上玉受皿センサ玉有監視処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。まず、ステップS50で上玉
受皿センサ217がオンしているか否かを判別し、オン
しているときは、上皿21に玉が満杯の可能性があると
判断して、ステップS51で1000ms(1秒)をカ
ウントするカウンタ1000をクリアし、ステップS5
2でカウンタ2000がタイムアップしたか否かを判別
する。
【0071】カウンタ2000がタイムアップしていな
ければ今回のルーチンを終了し、タイムアップすると、
すなわち、上玉受皿センサ217のオン状態が2秒以上
継続すると、上皿21に玉が満杯であると判断して、ス
テップS53で上玉受皿満杯フラグをセットするととも
に、ステップS54でカウンタ2000をクリアし、リ
ターンする。
【0072】一方、ステップS50で上玉受皿センサ2
17がオフしているときは、ステップS55に分岐し、
2000ms(2秒)をカウントするカウンタ2000
をクリアする。次いで、ステップS56でカウンタ10
00がタイムアップしたか否かを判別する。カウンタ1
000がタイムアップしていなければ今回のルーチンを
終了し、タイムアップすると、すなわち1000msが
経過すると、ステップS57に進んで上玉受皿満杯フラ
グをクリアするとともに、ステップS58でカウンタ1
000をクリアしてリターンする。このように、上玉受
皿センサ217のオフ状態が1000ms(1秒)以上
継続すると、上玉受皿満杯フラグがクリアされる。
【0073】条件判定処理 図10は条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。まず、ステップS60で補給センサ玉有フ
ラグがあるか、ステップS61で半端センサ玉有フラグ
があるか、ステップS62で排出センサ玉有フラグがあ
るか、さらにステップS63でオーバーフローフラグが
あるか否かをそれぞれ判別する。
【0074】補給センサ玉有フラグは補給センサ218
によって貯留タンク51に玉があることが検出されてい
るときセットされる。半端センサ玉有フラグは半端セン
サ212により玉導出樋52に待機玉が存在していると
きセットされる。排出センサ玉有フラグは排出センサ1
11、112により玉排出装置54の排出カムの部分に
玉が存在しているときセットされる。オーバーフローフ
ラグは玉貯留皿32に玉がオーバーフローしていると
き、セットされる。
【0075】補給センサ玉有フラグがあり、半端センサ
玉有フラグがあり、排出センサ玉有フラグがあり、かつ
オーバーフローフラグがなければ、ステップS64に進
んで条件確認1フラグをセットする。
【0076】条件確認1フラグがセットされるのは、
(I)貯留タンク51に十分な玉が存在し、(II)排
出前の玉が1単位の貸し玉数や賞球数以上に対応する分
だけ玉導出樋52に存在し、(III)玉排出装置54
の2条の通路に玉が連続して存在しており、(IV)玉
貯留皿32がオーバーフローしていない(玉を皿に放出
しても差し支えない)、という4つの条件が揃ったとき
である。このとき、条件確認1フラグ=1となって玉の
排出処理を開始するための必要十分条件、すなわち玉の
排出開始条件が成立する。したがって、賞球データ信号
や球貸し要求信号に応じて玉の払い出しが行われ、かつ
一定数の玉の排出が保証される。なお、上皿21が満杯
でないという条件は条件確認1フラグのセット条件に入
っていない。これにより、上皿21が満杯でも賞品球の
払い出しが行われ、セーフ玉がセーフ玉払出装置58に
溜まってトラブルの原因になる等の不具合が避けられ、
また遊技者の利益に直接結び付く賞品球が確実に払い出
される。
【0077】次いで、ステップS65で上玉受皿満杯フ
ラグがあるか否かを判別する。上玉受皿満杯フラグがあ
るときは玉の排出に必要な条件は揃っているが、購入玉
の排出に対して十分条件でないと判断し、ステップS6
7で条件確認2フラグをクリアしてリターンする。ま
た、上玉受皿満杯フラグがないときは玉の排出に必要な
条件および購入玉の排出に対する十分条件が揃っている
と判断し、ステップS66で条件確認2フラグをセット
してリターンする。
【0078】したがって、条件確認2フラグがセットさ
れるのは、(I)貯留タンク51に十分な玉が存在し、
(II)排出前の玉が1単位の貸し玉数や賞球数以上に
対応する分だけ玉導出樋52に存在し、(III)玉排
出装置54の2条の通路に玉が連続して存在しており、
(IV)玉貯留皿32がオーバーフローしていない(玉
を皿に放出しても差し支えない)、(V)上皿21が満
杯でない、という5つの条件が揃ったときである。この
とき、条件確認2フラグ=1となって購入玉の排出処理
を開始するための必要かつ十分条件、すなわち購入玉の
排出開始条件が成立する。したがって、球貸し要求信号
に応じて玉の払い出しが行われ、かつ一定数の玉の排出
が保証される。
【0079】これに対して、上記各条件(I)、(I
I)、(III)、(IV)のうち1つでも欠けると、
ステップS68に進んで条件確認1フラグをクリアする
とともに、ステップS69で条件確認2フラグをクリア
してリターンする。このケースは、玉の排出処理を開始
するための必要条件が成立しない場合である。
【0080】以上のように、本実施例では賞品球あるい
は貸し玉の排出によって上皿21が満杯になると、玉貸
機3の玉貸出し動作が停止する。したがって、玉貸機3
から玉を購入できないので、玉の過剰保留をなくするこ
とができ、上皿21の玉収納部から発射装置への玉の案
内通路に必要以上の遊技玉が停留せず、これに起因する
玉圧で玉がみが起ることを防止することができ、遊技機
のトラブルをなくしてスムーズに玉を発射させることが
できる。また、無駄な遊技球の購入を避けることがで
き、結果的に遊技者に対するサービスを向上させること
ができる。
【0081】なお、上皿21と下皿32とを連通する玉
通路62に所定数以上の玉が収納されてオーバーフロー
状態になったときは、条件確認1フラグ、条件確認2フ
ラグが共にクリアされ、賞品球および貸し玉の排出が両
方とも行われず、同様に玉の過剰保留をなくして、玉圧
で玉がみが起ることを防止できる。このように、上皿2
1への購入玉の収納量を制限しているものは従来なく、
本実施例の技術は新規で有意義なものである。
【0082】玉貸機の配置場所は上記例に限るものでは
ない。例えば、前面表示パネルの部分や皿前装飾体の部
分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよい。
【0083】また、本発明に係わる遊技機は上記実施例
のようなパッキーカード方式のパチンコ装置に適用する
例に限らない。、例えば、クレジット方式のパチンコ装
置にも適用することができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、上皿に所定数以上の玉
が収納されたとき、あるいは下皿のオーバーフロー状態
の何れか1つの状態が検出されると、遊技媒体貸出装置
の玉貸出し動作を停止しているので、玉貸機から玉が購
入されず、玉の過剰保留をなくすることができる。した
がって、上皿の玉収納部から発射装置への玉の案内通路
に必要以上の遊技玉が停留せず、これに起因する玉圧で
玉がみが起ることを防止することができ、遊技機のトラ
ブルをなくしてスムーズに玉を発射させることができ
る。また、無駄な遊技球の購入を避けることができ、結
果的に遊技者に対するサービスを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の一実施例の構成
を示す斜視図である。
【図2】同実施例のパチンコ遊技機の裏機構の構成を示
す図である。
【図3】同実施例のパチンコ遊技機の制御系のブロック
図である。
【図4】同実施例の上玉受皿センサの配置を示す図であ
る。
【図5】同実施例の制御のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【図6】同実施例のステップAのサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】同実施例の玉払出開始確認条件監視処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】同実施例のオーバーフロー監視処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図9】同実施例の上玉受皿センサ玉有監視処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】同実施例の条件判定処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 3 玉貸機(遊技媒体貸出装置) 11 額縁状前面枠 21 上皿(上玉受皿) 32 玉貯留皿(下玉受皿) 54 玉排出装置 55 玉抜き装置 56 排出制御装置 57 遊技盤制御装置 58 セーフ玉払出装置 61 オーバーフローセンサ(オーバーフロー検出手
段) 201 CPU(遊技媒体貸出停止手段) 217 上玉受皿センサ(上玉受皿満杯検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードリーダが読み出した有価データの
    範囲内で、遊技媒体を貸出す遊技媒体貸出装置と、 遊技媒体の入賞に伴って放出された賞品球および遊技媒
    体貸出装置の作動による貸し玉を受ける上玉受皿と、 上玉受皿に連通する下玉受皿と、 を備えたパチンコ遊技機において、 前記上玉受皿に所定数以上の玉が収納されたときに検出
    状態となる上玉受皿満杯検出手段と、 前記上玉受皿と下玉受皿とを連通する玉通路に所定数以
    上の玉が収納されたときに検出状態となるオーバーフロ
    ー検出手段と、 前記上玉受皿満杯検出手段あるいはオーバーフロー検出
    手段の出力のうち、少なくとも1つの信号に基づいて遊
    技媒体の貸出し動作を停止させる遊技媒体貸出停止手段
    と、を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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