JPH0663292U - ハンドリング装置のハンド部材 - Google Patents

ハンドリング装置のハンド部材

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JPH0663292U
JPH0663292U JP452093U JP452093U JPH0663292U JP H0663292 U JPH0663292 U JP H0663292U JP 452093 U JP452093 U JP 452093U JP 452093 U JP452093 U JP 452093U JP H0663292 U JPH0663292 U JP H0663292U
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suction port
hand member
diaphragm
valve
hand
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石垣英俊
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単であり、かつ効率を向上させるこ
とができるハンドリング装置のハンド部材を提供する。 【構成】 ハンドリング装置は、真空ポンプと電磁弁と
ハンド部材3とからなる。真空ポンプとハンド部材3と
の間は電磁弁を介して配管する。ハンド部材3は、本体
ブロック4とポペット弁9とで構成する。本体ブロック
4は、吸着口7を有するマニホールドである。ポペット
弁9は、スプリング11で付勢されて吸着口7を開閉す
る弁体8を有する。弁体8は突出部8aを有し、この突
出部8aをダイアフラム18に押し付けると、ダイアフ
ラム18が吸着口7に吸着される。こののち、電磁弁を
閉じると、スプリング11の付勢力でダイアフラム18
が脱落する。本体ブロック4にハンドユニットを連結す
ると、吸着口7を増設することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はハンドリング装置のハンド部材に関し、特に、ワークを移動させる 際に使用するハンドリング装置において用いられ、ワークの着脱を行うハンド部 材に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】
従来、例えば圧力センサ等に使用されるダイアフラムのような小径ワークを取 扱う際には、作業者自身の手で直接作業したり、あるいはワークを吸着可能なハ ンド部材を有するハンドリング装置で機械的に作業したりする方法が既に知られ ている。そして、例えばパレット状の台の上に並べられた複数のワークを別のパ レットに移し変えるような作業をするときには、手作業で行う場合では、ピンセ ットでパレット上のワークを1つずつ摘んで移し変えるようにするが、この場合 、手作業で1つずつ移し変える作業なので、非常に面倒であるうえ時間もかかる ため、従って、ハンドリング装置を使用して機械的に移し変え作業を行うのが最 近の主流となってきている。
【0003】 ここで、従来より知られている一般的なハンドリング装置を図12に示す。 すなわち、図12に示してあるハンドリング装置は、複数のハンドユニット5 6で形成したハンド部材43と、このハンド部材43に負圧力を供給する圧力供 給源である真空ポンプ41と、この真空ポンプ41からハンド部材43に至る流 路を開閉する第1の電磁弁42とを具え、ハンド部材43のハンドユニット56 は、真空ポンプ41から供給される負圧力で小径ワークであるダイアフラム58 の吸着を可能とする真空パッド47と、前記第1の電磁弁42から真空パッド4 7に至る流路を開閉する第2の電磁弁49とで形成したもので、第1および第2 の電磁弁42、49の開閉操作によりダイアフラム58を着脱するようにしてい る。
【0004】 図12において、圧力供給源である真空ポンプ41は、ポンプの駆動により真 空状態を形成して負圧力を発生させるもので、配管部材61を介して後述するハ ンド部材43に接続され、これにより、真空ポンプ41の負圧力が配管部材61 を通ってハンド部材43に供給されるようにしている。
【0005】 真空ポンプ41とハンド部材43との間を接続する配管部材61の途中には第 1の電磁弁42を介在させてあり、真空ポンプ41からハンド部材43に至る負 圧力の流路が第1の電磁弁42で開閉される。
【0006】 ハンド部材43は、真空パッド47(図中の47a、47b)と第2の電磁弁 49(図中の49a、49b)とで形成される複数のハンドユニット56(図中 の56a、56b)で構成される。この各ハンドユニット56の一方を形成する 真空パッド47は、下方に開口する吸着口を有するとともに、その吸着口の周辺 部には環状の吸着面が形成されていて、この吸着面に、小径ワークであるダイア フラム58が密着可能となっている。ここで、真空パッド47に吸着可能なダイ アフラム58は、例えば図13に示すように、一方の端面の中央部に開口する凹 所を有した円盤状をなしていて、真空パッド47の吸着口は、その内径をダイア フラム58の外径よりも小さくしてある。
【0007】 この真空パッド47は、配管材45を介して前記の配管部材61に接続され、 これにより、真空ポンプ41の負圧力は、配管部材61および配管材45を通っ て真空パッド47に供給されるようにしている。
【0008】 この真空パッド47と配管部材61との間を接続する配管材45の途中には、 ハンドユニット56の他方を形成する第2の電磁弁49を介在させてあり、配管 部材61から真空パッド47に至る負圧力の流路が第2の電磁弁49で開閉され る。
【0009】 そして、ハンド部材43は、ダイアフラム58の個数に応じて複数のハンドユ ニット56で構成し、1つのハンドユニット56で1つのダイアフラム58を取 り扱うようにしてある。
【0010】 このハンドリング装置は、上記のように構成したことにより、ハンド部材43 で複数のダイアフラム58を取り扱うことが可能であり、これによって、パレッ ト59上に並べられた各ダイアフラム58を一度に別のパレット(図示せず)へ 移動することができるようになっている。
【0011】 まず、第1の電磁弁42および第2の電磁弁49を閉じた状態で真空ポンプ4 1を駆動させたのち、ハンド部材43の各ハンドユニット56を、パレット59 上に一定配列された各ダイアフラム58の上方に位置させ、それぞれ1対1に対 応させる。そして、第1の電磁弁42を開いたのち第2の電磁弁49を開くと、 真空ポンプ41で発生した負圧力が各ハンドユニット56の真空パッド47に供 給されるようになるため、この負圧力の作用によって、ダイアフラム58が真空 パッド47の吸着口に吸引され、ダイアフラム58が真空パッド47に吸い付い た状態で保持されることとなる。
【0012】 そして、ダイアフラム58を吸着したハンド部材43を、図示しない別のパレ ット上の所定の位置まで移動させたのち、第1の電磁弁42を閉じて真空パッド 47への負圧力の供給を停止すると、各ダイアフラム58が真空パッド47から 脱落してパレット上に所定の状態で配置されることとなる。
【0013】 しかしながら、このような従来のハンドリング装置のハンド部材43にあって は、各ハンドユニット56の真空パッド47にダイアフラム58がそれぞれ対応 しているのかどうかを作業者が確認する必要があった。
【0014】 すなわち、ハンド部材43は、吸着操作をする際に、各真空パッド47の全て にダイアフラム58が対応していないと、第1の電磁弁42および第2の電磁弁 49を開けたときに、ダイアフラム58に対する吸引力が得られないことがある 。
【0015】 例えば、ダイアフラム58の個数がハンドユニット56の数よりも少ないとき のように、ダイアフラム58が配列されたパレット59の上方にハンド部材43 を位置させた際に、ダイアフラム58が対応していないハンドユニット56が存 在する場合には、そのハンドユニット56の第2の電磁弁49を閉じなければ、 ダイアフラム58を吸着させることができないことがあった。つまり、吸着操作 をした際に、図中においてハンドユニットB56bの下方にダイアフラム58が 存在していない状態で、その第2の電磁弁B49bが開いていると、真空パッド B47bの吸着口からエアを大量に吸い込んで真空ポンプ41の真空圧が上がら ないようになるため、所定の負圧力が他のハンドユニット56に供給されなくな り、従って、真空パッドA47aによるダイアフラム58の吸着ができないよう になる。
【0016】 従って、ダイアフラム58の吸着操作をする際には、各ハンドユニット56の 真空パッド47がそれぞれダイアフラム58に対応しているかどうかを作業者が 判断し、真空パッド47の下方にダイアフラム58が存在する場合は、そのハン ドユニット56の第2の電磁弁49を開き、また、真空パッド47の下方にダイ アフラム58が存在していない場合は、そのハンドユニット56の第2の電磁弁 49を閉じたままにしておかなければならない。このため、ハンドリングの自動 化には不向きであった。
【0017】 また、上記のハンドリング装置のハンド部材43にあっては、一度に取り扱え るダイアフラム58の個数を多くするほど、構造が煩雑になるものであった。
【0018】 すなわち、1つのダイアフラム58について1つのハンドユニット56が必要 であるため、多数のダイアフラム58を取り扱うには、それに応じた数のハンド ユニット56が必要となる。従って、一度に吸着できるダイアフラム58の数を 増やすためにハンドユニット56のユニット数を増やすと、それに応じて真空パ ッド47や第2の電磁弁49の数も多くなり、これに伴って、配管材45の本数 も増えて、構造が複雑になってしまうものであった。
【0019】 この考案は上記の問題点を解消し、構造を簡単にすることができるとともに、 ハンドリングの効率を向上させることができるハンドリング装置のハンド部材を 提供することを目的とする。
【0020】
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記の問題点を解決するために、ワークを取り扱うハンドリング装 置において使用され、圧力供給源から供給される負圧力の作用で前記ワークの着 脱を行うハンド部材であって、このハンド部材は、前記圧力供給源と連通可能な 吸着口を有する本体ブロックと、この本体ブロックの吸着口から出没可能な突出 部を有し、付勢部材で付勢されて前記突出部の出没動作で前記吸着口を開閉する 弁体とを具え、前記弁体の突出部で前記ワークを押し付けた際に、前記吸着口が 開いて前記ワークを吸着し、前記圧力供給源による圧力供給を停止した際に、前 記吸着口が閉じて吸着されていたワークを離脱するという構成を有しているもの である。
【0021】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、ハンド部材は、弁体による吸着 口の開閉操作で、圧力供給源から供給される負圧力をワークに作用させたり、あ るいはその作用を停止したりし、これにより、ワークを着脱して取扱うようにな っている。
【0022】 そして、この考案にあっては、吸着操作をする際に、ワークの有無を判断する ことができるようになっている。 すなわち、吸着操作をする際に、吸着口に対応した部位にワークが存在すると きには、弁体の突出部でワークを押し付けることにより、弁体が吸着口を開いて ワークを吸着できるようにし、また、吸着口に対応した部位にワークが存在しな いときには、弁体がスプリングの付勢力で吸着口を閉じたままとなるようにして ある。従って、ハンド部材自身が吸着操作の対象であるワークの有無を自動的に 判断し、その結果、ワークが存在する吸着口のみを開口させることができるので 、外部エアの吸い込みによる圧力供給源の圧力低下を防止し、圧力供給源より供 給される負圧力を常に所定値で確保することができることとなる。
【0023】 また、この考案にあっては、ハンド部材の構造を簡単にすることができる。 すなわち、このハンド部材はブロック構成であるために、外部配管を必要とし ない。つまり、圧力供給源より供給される負圧力は、本体ブロックの内部に形成 される流路を流通するため、ハンド部材には煩雑な配管が不要である。
【0024】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例を説明する。
【0025】 図1は、ハンドリング装置を示す図であって、この考案の概念を示している。 すなわち、図1に示すハンドリング装置は、ハンド部材3と、圧力供給源であ る真空ポンプ1と、この真空ポンプ1からハンド部材3に至る流路を開閉する電 磁弁2とを具え、ハンド部材3は、吸着口7を有する本体ブロック4と、突出部 8aを有し、付勢部材であるスプリング11で付勢されて吸着口7を開閉するポ ペット弁9とで形成したもので、ポペット弁9の開閉操作により小径ワークであ るダイアフラム18を着脱するようになっている。
【0026】 図1において、圧力供給源である真空ポンプ1は、ポンプの駆動により真空状 態を形成して負圧力を発生させるもので、この真空ポンプ1が配管部材21を介 して後述するハンド部材3に接続されることにより、真空ポンプ1の負圧力が配 管部材21を通ってハンド部材3に供給されるようにしている。
【0027】 真空ポンプ1とハンド部材3との間を接続する配管部材21の途中には、図2 に示すような構成をなす電磁弁2を介在させてあり、この電磁弁2の操作により 、真空ポンプ1からハンド部材3に至る負圧力の流路が開閉される。
【0028】 ハンド部材3は、図3および図4に示すように、本体ブロック4とポペット弁 9とで形成される。ハンド部材3の一方を形成する本体ブロック4は、所謂マニ ホールドであって、吸着口7と接続口6とを有し、内部に、吸着口7と接続口6 とを連通する流通路5が形成されているものである。接続口6は、本体ブロック 4の上端面の中央部に開口するとともに、前記の配管部材21の一端を接続可能 とするように形成してある。また、この本体ブロック4には、上下方向に貫通す る1乃至複数の穴(図においては4穴)が形成され、その各上方開口部を蓋体1 2でそれぞれ閉塞することにより、下方に開口する1乃至複数の弁体室13を形 成し、その各下方開口部を吸着口7としてある。そして、この本体ブロック4は 、その接続口6と前記の各弁体室13との間を流通路5で連通することにより、 接続口6が流通路5を介して各吸着口7と連通するようにしてある。
【0029】 各吸着口7には、弁体8と弁座15とで形成されるポペット弁9を設ける。こ のポペット弁9の弁座15は、各吸着口7の周縁部において内方へ突出するフラ ンジ状に形成してあり、弁体8は、弁座15に当接可能であるとともに、吸着口 7を閉塞可能な大きさで形成されて弁体室13内に上下動自在に配設されている 。
【0030】 この弁体8と蓋体12との間には付勢部材であるスプリング11が配設される 。このスプリング11は、弁体室13の内部において弁体8を下方へ付勢するも のであって、ここでは所謂圧縮コイルばねが用いられている。そして、このスプ リング11の付勢力で弁体8が吸着口7を開閉可能となるようにしている。
【0031】 また、弁体8には、下方に突出して小径ワークのダイアフラム18の上端面に 接触可能な突出部8aが形成されていて、閉弁時には、突出部8aの下端が吸着 口7よりも下方に突出し、また開弁時には、突出部8aが弁体室13内に収容可 能となるようにしてある。このとき、弁体8の突出部8aは、その外径が弁座1 5の内径よりも小径に形成され、吸着口7において弁座15と突出部8aとの間 に環状の流路を形成するようにしておく。また、図5および図6に示すように、 本体ブロック4内の流通路5において、弁体室13への開口部は、弁体8の開弁 時に、流通路5と吸着口7との間の流路が弁体8で阻害されない部位に位置させ ておく。
【0032】 なお、10は穴であって、弁体室13内において、スプリング11が配設され ている側の空所を他方の側の空所に連通させ、これにより、弁体8の上下動をス ムーズにするもので、閉弁時には、この穴10が弁座15で閉塞されるようにし ておく。
【0033】 さらに、本体ブロック4には、ハンドユニット16が連結可能となっている。 この場合、本体ブロック4には、その側面に流通路5と連通する連通口22を開 口させ、この連通口22にハンドユニット16を接続する。このハンドユニット 16は、図4中の斜線部分を1つのユニットとして扱うようにしたもので、下方 に開口する吸着口を有するとともに、この吸着口と連通して側方に開口する流通 路が形成されたブロック体に、スプリングで付勢されて吸着口を開閉するポペッ ト弁が設けられている。
【0034】 このとき、本体ブロック4の連通口22を複数箇所に形成したり、ハンドユニ ット16の側面にもその流通路と連通する連通口を開口させたりすれば、ハンド ユニット16を直列又は並列に連結して多数個増設することが可能となる。ハン ドユニット16を増設しないときは、図4に示すように連結口22は盲材17で 栓をしておけばよい。
【0035】 なお、図において、14はシールリングであって、本体ブロック4およびハン ドユニット16の吸着口7を囲うように環状に形成された装着溝に装着されるも ので、ダイアフラム18を吸着口7に吸着した際に、ダイアフラム18と、本体 ブロック4またはハンドユニット16との間の密着状態を良好にするものである 。 また、ここで取り扱われる小径ワークであるダイアフラム18は、例えば図1 3に示すように、一方の端面の中央部に開口する凹所を有した円盤状をなしてい る。
【0036】 次に、上記のものの作用を説明する。 このハンドリング装置は、上記のように構成したことにより、ハンド部材3の ポペット弁9の開閉操作で小径ワークであるダイアフラム18を着脱し、複数の ダイアフラム18をハンド部材3で一度に取り扱うことができるようにしたため 、複数のダイアフラム18を一度に移動させることができるようになっている。
【0037】 例えば、図7に示すように、パレットA19aおよびパレットB19b上に並 べられているダイアフラム18をパレットC20に移し変えるような場合には、 次の手順で操作を行う。
【0038】 まず、常態にあっては、図3に示すように、本体ブロック4に形成された各吸 着口7は、スプリング11の付勢力でポペット弁9が閉じた状態となっている。 そして、電磁弁2を閉じた状態で真空ポンプ1を駆動させたのち、図8に示すよ うに、ハンド部材3をパレットA19aの上方に位置させる。このとき、ハンド 部材3の本体ブロック4は、その各吸着口7を、パレットA19a上に配列され た各ダイアフラム18の上方に位置させて対応させる。
【0039】 次いで、図9に示すように、本体ブロック4の下端面がダイアフラム18の上 端面に接触する状態となる位置まで、各ポペット弁9の弁体8に形成された突出 部8aの下端部を各ダイアフラム18の上端面に押し付け、弁体8をスプリング 11の付勢力に抗して上動させることにより、吸着口7を開口させる。このとき 、吸着口7の下方にダイアフラム18が位置していないときは、その吸着口7に 設けられたポペット弁9は、図10に示すように、スプリング11の付勢力によ り閉じた状態のままとなっている。
【0040】 そして、パレットA19a上のダイアフラム18に弁体8を押し付けた状態で 電磁弁2を開くと、真空ポンプ1の負圧力が配管部材21を介してハンド部材3 に供給されることとなる。この際、ハンド部材3に供給された負圧力は、本体ブ ロック4の流通路5を通って、開口している各吸着口7からダイアフラム18に 作用することとなり、この負圧力の作用により、ダイアフラム18が吸着口7に 吸着し、その状態で保持されるようになっている。
【0041】 そして、ダイアフラム18を吸着させたハンド部材3を、別のパレットC20 上の所定の位置まで移動させたのち、電磁弁2を閉じてハンド部材3への負圧力 の供給を停止すると、各弁体室13内が大気圧に戻るようになるため、この結果 、図11に示すように、スプリング11の付勢力で弁体8が下動しながら、突出 部8aでダイアフラム18が押し下げられることとなり、これにより、各ダイア フラム18が吸着口7から離脱して落下し、パレットC20上に所定の状態で配 置されることとなる。
【0042】 引き続き、パレットB19b上に並べられたダイアフラム18をパレットC2 0に移し変える場合も、上記の操作を繰り返せばよいことになる。
【0043】 そして、上記のハンドリング装置のハンド部材3にあっては、ダイアフラム1 8の有無を自動的に判別することができるようになっている。
【0044】 すなわち、ハンド部材3は、吸着口7を有する本体ブロック4に、スプリング 11で付勢されて吸着口7を開閉するポペット弁9を設けて構成し、このポペッ ト弁9の弁体8に、ダイアフラム18の有無に応じて吸着口7の開閉切換をする 突出部8aを形成したので、ダイアフラム18に対する吸着操作をする際に、ハ ンド部材3をダイアフラム18に押し付けるようにすれば、ダイアフラム18の 有無に応じて、突出部8aがポペット弁9の状態を切り換えることができるよう になっている。
【0045】 つまり、吸着操作をする際に、吸着口7の下方にダイアフラム18が存在する ときは、ポペット弁9の弁体8をダイアフラム18に押し付けると、その吸着口 7が開くようになり、また吸着口7の下方にダイアフラム18が存在しないとき は、弁体8がスプリング11の付勢力で閉じた状態のままとなるため、これによ り、吸着の対象となるダイアフラム18が吸着口7の下方に存在するがどうかを 判断するようになっている。
【0046】 従って、例えば、ダイアフラム18の個数がハンド部材3の吸着口7の数より も少ないようなときでも、ダイアフラム18が配列されたパレット19の上方に ハンド部材3を位置させて、ハンド部材3をダイアフラム18に押し付けるよう にすると、ダイアフラム18が存在する部位の吸着口7のみが開弁してダイアフ ラム18を吸着し、その他の吸着口7は閉弁した状態のままとなる。この結果、 真空ポンプ1から供給される負圧力の流路系統が完全に閉ざされることとなるた め、外部エアを大量に吸い込むことによる真空ポンプ1の真空圧の低下が防止さ れ、各吸着口7に対する負圧力の一定供給を確保するようになっている。
【0047】 また、上記のハンドリング装置のハンド部材3にあっては、その構造を簡単に することができるようになっている。
【0048】 すなわち、ハンド部材3は、マニホールドの本体ブロック4を具えているため 、真空ポンプ1から負圧力を供給するための配管部材21を1本接続すれば、負 圧力の流路は、本体ブロック4内の流通路5で形成されることとなり、その他の 配管材による配管を不要とすることができるようになっている。
【0049】 しかも、一度に取り扱うダイアフラム18の個数を増やすために吸着口7を増 設する場合でも、ハンドユニット16を本体ブロック4に連結することにより容 易に行うことができる。つまり、ハンドユニット16は、吸着口を有するマニホ ールドのブロック体に、その吸着口を開閉するポペット弁を設けて構成してある ので、このハンドユニット16を、その流通路が本体ブロック4の連通口22に 連通するように本体ブロック4に連結すれば、ハンド部材3の吸着口7を簡単に 増設することができるようになり、これによって、一度に取り扱うダイアフラム 18を増やすことができるようになっている。この場合、ハンドユニット16に も連通口が形成されてあれば、ハンドユニット16どうしの連結も可能であり、 従って、ハンド部材3は、次々と直列又は並列にハンドユニット16の増設をす ることができる。
【0050】 また、この際、ハンドユニット16はマニホールドのブロック体を具えている ため、本体ブロック4または別のハンドユニット16と連結する場合でも、負圧 力を供給するための配管が不要である。従って、吸着口を増設する場合、従来で は配管材で配管しなければならなかったために、その配管により構造が複雑にな らざるを得なかったが、この考案にによるハンド部材3にあっては、負圧力の供 給はブロック体内の流通路でなされるため、その負圧力の供給構造を簡単にする ことができるようになっている。
【0051】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、ハンドリング装置のハンド部材を、吸着口を 有するマニホールドの本体ブロックと、突出部を有し、本体ブロックの吸着口を 開閉する弁体とで構成し、ワークに対する吸着操作をする際に、吸着口の下方に ワークが存在すると、本体ブロックをワークに押し付ければ、突出部が弁体を開 けてワークを吸着し、また吸着口の下方にワークが存在しないと、弁体が吸着口 を閉じたままであるため、ハンド部材自身でワークの有無を自動的に判断するこ とができるようになる。従って、ワークに対するハンドリングの自動化および効 率化を可能とすることができる。
【0052】 また、ハンド部材は、マニホールドのブロックで構成されているため、圧力供 給源からの圧力供給を行う配管が一本あれば、その他の配管が不要となるため、 全体的な構造を簡単にすることができる。
【0053】 さらに、ハンド部材において吸着口を増設する場合には、吸着口を有するマニ ホールドのブロック体と、突出部を有し、ブロック体の吸着口を開閉する弁体と で構成したハンドユニットを、本体ブロックに連結するだけでよいため、一度に 取り扱えるワークの個数を任意に、かつ容易に増やすことができるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるハンドリング装置の概念を示す
図である。
【図2】図1に示す電磁弁のバルブポジションを示す図
である。
【図3】この考案によるハンドリング装置のハンド部材
を示す断面図である。
【図4】図3における底面を示す図である。
【図5】図3に示すポペット弁の閉弁状態を示す図であ
る。
【図6】図3に示すポペット弁の開弁状態を示す図であ
る。
【図7】ダイアフラムの移動の例を示す図である。
【図8】ハンド部材の作用を示す第1の図である。
【図9】ハンド部材の作用を示す第2の図であって、開
弁状態を示す図である。
【図10】ハンド部材の作用を示す第2の図であって、
閉弁状態を示す図である。
【図11】ハンド部材の作用を示す第3の図である。
【図12】従来例を示す図である。
【図13】ダイアフラムを示す図である。
【符号の説明】
1、41……真空ポンプ(圧力供給源) 2、42、49、49a、49b……電磁弁 3、43……ハンド部材 4……本体ブロック 5……流通路 6……接続口 7……吸着口 8……弁体 8a……突出部 9……ポペット弁 10……穴 11……スプリング(付勢部材) 12……蓋体 13……弁体室 14……シールリング 15……弁座 16、56a、56b、56……ハンドユニット 17……盲材 18、58……ダイアフラム(小径ワーク) 19、19a、19b、20、59……パレット 21、61……配管部材 22……連通口 45……配管材 47a、47b、47……真空パッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(18)を取り扱うハンドリング
    装置において使用され、圧力供給源(1)から供給され
    る負圧力の作用で前記ワーク(18)の着脱を行うハン
    ド部材(3)であって、該ハンド部材(3)は、前記圧
    力供給源(1)と連通可能な吸着口(7)を有する本体
    ブロック(4)と、該本体ブロック(4)の吸着口
    (7)から出没可能な突出部(8a)を有し、付勢部材
    (11)で付勢されて前記突出部(8a)の出没動作で
    前記吸着口(7)を開閉する弁体(8)とを具え、前記
    弁体(8)の突出部(8a)で前記ワーク(18)を押
    し付けた際に、前記吸着口(7)が開いて前記ワーク
    (18)を吸着し、前記圧力供給源(1)による圧力供
    給を停止した際に、前記吸着口(7)が閉じて吸着され
    ていたワーク(18)を離脱することを特徴とするハン
    ドリング装置のハンド部材。
JP452093U 1993-02-15 1993-02-15 ハンドリング装置のハンド部材 Pending JPH0663292U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240870A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Kansai Univ 把持装置

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