JPH0663577U - クレーン - Google Patents
クレーンInfo
- Publication number
- JPH0663577U JPH0663577U JP362193U JP362193U JPH0663577U JP H0663577 U JPH0663577 U JP H0663577U JP 362193 U JP362193 U JP 362193U JP 362193 U JP362193 U JP 362193U JP H0663577 U JPH0663577 U JP H0663577U
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- crane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウトリガーにより安定保持するタイプの移
動式クレーンにおいて、転倒事故の発生を防止し得る。 【構成】 アウトリガー13の接地盤23とアウトリガ
ー本体19との間に撓み構造31を介装し、上記撓み構
造31の撓み量を検出する検出手段39と、上記検出手
段の検出した撓み量が所定の設定値を越えたときに警報
を発し又は油圧回路を遮断する制御手段41とを具備し
て、撓み量が所定の設定値を越えたとき警報を発し又は
油圧回路を遮断して、作業者に危険を知らせる。
動式クレーンにおいて、転倒事故の発生を防止し得る。 【構成】 アウトリガー13の接地盤23とアウトリガ
ー本体19との間に撓み構造31を介装し、上記撓み構
造31の撓み量を検出する検出手段39と、上記検出手
段の検出した撓み量が所定の設定値を越えたときに警報
を発し又は油圧回路を遮断する制御手段41とを具備し
て、撓み量が所定の設定値を越えたとき警報を発し又は
油圧回路を遮断して、作業者に危険を知らせる。
Description
【0001】
本考案は、クレーンに係り、特に、アウトリガーにより安定保持するタイプの 移動式クレーンにおいて転倒を防止することができるものに関する。
【0002】
クレーンの一種として、アウトリガーを備えた移動式クレーンがある。このク レーンは図1乃至図3に示すように、まず、フレーム1があり、上記フレーム1 の下部にクローラ等の走行体3が取り付けられている。又、フレーム1の上部に は旋回体5が旋回可能に取り付けられており、この旋回体5には原動機7、ブー ム9、及び、巻き上げ機構としてのウインチ11等が搭載されていて、これらは 油圧等により駆動される。又、上記フレーム1には複数箇所(図示のものは4箇 所)にアウトリガー13が取り付けられており、このアウトリガー13も油圧等 により操作される。
【0003】 このアウトリガー13は張り出し機構を備えたアウトリガー本体とアウトリガ ー本体の先端に取り付けられた接地盤とからなるものである。図示のものはその 一例であり、まず、フレーム1に縦軸15を回転軸とする回動自在のブラケット 17が取り付けられている。このブラケット17には、アウトリガーアーム19 がその基端をピン21により回動自在に取り付けられており、又、アウトリガー アーム19の先端にはクロスジョイント22を介して接地盤23が取り付けられ ている。更に、アウトリガーアーム19には張り出し機構としてのシリンダ25 が取り付けられている。すなわち、シリンダ25の先端はアウトリガーアーム1 9の中間部に形成した取り付け孔とピンとの嵌合構造による取り付け部27によ り回動可能に取り付けられ、シリンダ25の基端は上記ブラケット17の上部に 突設したシリンダピンとシリンダに穿設した取り付け孔との嵌合構造による取り 付け部29により回動可能に取り付けられている。
【0004】 上記構成のクレーンを使用する場合には、まず、走行体3を駆動・走行させて クレーンを作業位置に移動し、ここでアウトリガー13をフレーム1の周囲(四 方)に張り出させるとともに、シリンダ25を伸長してアウトリガーアーム19 の接地盤23を接地させ、走行体3を浮上させてアウトリガー13によりフレー ム1を支持させる。尚、シリンダ25の油圧は図示しないチェックバルブにより 止められている。この状態で、ブーム9を伸長させるとともに、旋回体5を旋回 させることにより任意の方向に向け、ウィンチ11により荷役作業等を行うもの である。
【0005】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、アウトリガーを 備えたタイプのクレーンにおいて、転倒事故が発生することがあった。これは、 上記クレーンをたとえば4箇所のアウトリガー13により安定支持しているが、 荷重の吊り過ぎによる場合や接地地盤が陥没する場合にアウトリガー13による 安定バランスが崩れ、転倒事故が発生するものであった。 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、こ のような転倒事故の発生を防止し得るクレーンを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するべく本願考案によるクレーンは、フレームと、上記フレー ムに取り付けられ巻き上げ機構を有するブームと、上記フレームに取り付けられ た走行体と、上記フレームの周囲に複数箇所取り付けられ張り出し機構を備えた アウトリガー本体とアウトリガー本体の先端に取り付けられた接地盤とからなる アウトリガーと、上記接地盤とアウトリガー本体との間に介装された撓み構造と 、上記撓み構造の撓み量を検出する検出手段と、上記検出手段の検出した撓み量 が所定の設定値を越えたときに警報を発し又は油圧回路を遮断する制御手段と、 を具備したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】 クレーンがアウトリガーで安定支持されている状態では、各アウトリガーは各 々不均一ではあるが接地面から反力を受けている。ところが、荷重の吊り過ぎに よる傾倒や接地地盤の陥没等によりバランスが崩れると、転倒側にないアウトリ ガーの反力は徐々に減少し、さらにバランスが崩れると、ついにはアウトリガー は浮き上がりクレーンが転倒する。上記安定状態では、接地盤とアウトリガー本 体との間に設けた撓み構造は接地面からの反力を受けて撓んだ状態となっており 、撓み量は大きい状態となっている。この撓み量は検出手段により検出され制御 手段に入力されるが、制御手段はこの撓み量が傾倒時等の撓み量を基準とした所 定の設定値を越えなければ信号を発せず、荷役作業は継続される。
【0008】 そして、クレーンの過負荷や地盤の陥没等が生じ、転倒側にないアウトリガー の反力が徐々に減少し、撓み構造の撓み量が減少し、検出手段はこの撓み量を制 御手段に入力し、制御手段は撓み量が所定の設定値を越えると信号を発し、この 信号に応じて警報ブザーが警報を発し、又は、油圧回路が遮断される。作業者は この警報又は油圧の停止により、クレーンが転倒する危険性を知り作業を中止す るなどの安全策を講ずることができる。
【0009】
以下、図1乃至図5を参照して本考案の一実施例を説明する。尚、従来と同一 部分には同一符号を付して示し、その説明は省略する。 図4はアウトリガー本体としてのアウトリガーアーム19と接地盤23との間 に形成した撓み構造31を示すものである。まず、接地盤23は、剛性を有する 基盤部33と、上記基盤部33と所定の隙間35を存して配置され周縁部で可撓 性を付与されて接続された撓み部37とで構成されている。そして、撓み部37 は中央で上方に延長され、ここでクロスジョイント22を介してアウトリガーア ーム19と接続されている。張り出し機構としてのシリンダ25を伸長させアウ トリガーアーム19を張り出して接地盤23を地面に接地させ、フレーム1を浮 上させると、接地面の反力が作用して撓み部37が撓み、基盤部33との隙間3 5が小さくなるように構成されている。つまり、この隙間量の減少を撓み量の増 大とするものである。
【0010】 さらに上記隙間量を検出する検出手段としての変位センサ39が基盤部33に 対面して撓み部37に取り付けられている。変位センサ39は上記隙間35の隙 間量を計測して測定量を電気信号に変えるものであり、種々のタイプのものを使 用することができる。又、撓み部37の変位センサ39を取り付けた周囲は撓み 部37が最大撓み状態となったときでも変位センサ39が基盤部33に接触しな いようにその一部が基盤部33側に突出配置されている。
【0011】 又、4箇所の変位センサ39は図3、図4に示すようにリード線43を介して 制御手段41と接続されている。上記制御手段41はマイクロプロセッサ、シー ケンサ、電気回路等で構成されるものであり、上記4箇所の変位センサ39を制 御するとともに、変位センサ39により計測した隙間量が所定の設定値を越えた か否かを判断して設定値を越えたときは警報ブザー(又は、油圧回路を遮断する 装置)45に信号を発してこれらを動作させるように構成されている。
【0012】 上記制御手段41が信号を発する設定値は次のように決定する。まず、アウト リガー13を四方に張り出したクレーンが転倒する場合、いずれか隣合う2箇所 のアウトリガーを結んだ線を支点として、クレーン全体の重心がその支点を越え たとき、反転倒側の2箇所のアウトリガーが無負荷状態となる。したがって、い ずれか隣合う2箇所の検出手段39で計測した隙間量の合計が、無負荷状態にな ったときの反転倒側の2箇所の検出手段39で計測した隙間量の合計より大きく なったとき転倒が起こるので、この値を予め測定し、この値より少し小さい値を 設定値とすることで、転倒前に信号を発するようにする。
【0013】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、クレーンが安定した状態では、 アウトリガーアーム19は接地面からの反力を受け、接地盤23とアウトリガー アーム19の間に設けた撓み構造31は接地面からの反力を受けて撓んだ状態と なっており、隙間量は小さい状態となっている。この状態は検出手段としての変 位センサ39により計測され、その値が制御手段41に入力されるが、いずれか 隣合う2箇所の隙間量の合計が設定値以下であれば制御手段41は信号を発しな い。
【0014】 そして、クレーンの傾倒や地盤の陥没等が生じ、いずれかのアウトリガー13 が無負荷状態となると、そのアウトリガー13における撓み構造31の隙間量が 大きくなり、変位センサ39はこの隙間量を計測して制御手段41に入力する。 制御手段41はいずれか隣合う2箇所の撓み構造31の隙間量の合計が設定値以 上になったか否かを判断し、設定値を越えた場合は警報ブザー等45に信号を発 する。例えば、図2に示すように、図中右側の荷重が過大になった場合はB−C 線を支点に転倒が生じるが、このとき、AとDの2箇所の変位センサ39からの 隙間量の合計が設定値以上になったとき制御手段41が信号を発し、警報ブザー を鳴らし又は油圧回路を遮断する装置を動作させるので、作業者は警報または油 圧の停止によりクレーンが転倒する危険性を知ることができる。
【0015】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、作業者は 警報又は油圧の停止により、クレーンが転倒する危険性を事前に知ることができ るので、作業を中止するなどの安全策を講じクレーンの転倒を回避することがで きる。
【0016】 又、本実施例のクレーンは、接地盤を利用してこれに撓み構造を形成してアウ トリガーの無負荷状態を検出するようにしたので、クレーンに改良・加工を加え ることなく接地盤を交換するだげで既存のクレーンに適用することができ安価な 投資で転倒事故の防止が可能となる。
【0017】 尚、本考案は前記各実施例に限定されない。たとえば、撓み構造としては種々 の構造のものが考えられる。すなわち、図5に示すものは、撓み部37に代えて スブリング等の弾性体47を利用したものであり、アウトリガーアーム19と接 地基盤49との間に弾性体49を介装するとともに、アウトリガーアーム19と 接地基盤49の間に隙間51を設定し、この隙間量を変位センサ53により計測 するようにしたものである。
【0018】 又、図6に示すものは、撓み構造として流体圧シリンダ55を利用したもので あり、アウトリガーアーム19と接地基盤57との間に流体圧シリンダ55を介 装するとともに、流体圧シリンダ55の内圧を圧力センサ59により計測するよ うにしたものである。
【0019】 又、制御手段41が警報ブザー45等に信号を発する設定値の設定方法も種々 のものが考えられる。たとえば、いずれか1箇所の検出手段39で検出した撓み 量を、傾倒時の撓み量を基準とした設定値と比較するようにしても良い。又、い ずれか隣合う2箇所の検出手段39で検出した撓み量が2箇所同時に傾倒時の撓 み量を越えた場合に信号を発するようにしても良い。
【0020】 又、検出手段39として変位センサ39を使用したが、近接スイッチ等に置き 換えることも可能である。この場合は撓み量が所定量を越えた場合に電気的信号 を発し、これに基づいて制御手段が設定値を越えたか否かを判断する。
【0021】 又、アウトリガー13の形式も上記実施例に限定されず、シリンダを垂直に配 したタイプのものでも良い。要はアウトリガー本体と接地盤との間に撓み構造が 形成されればよいものである。又、アウトリガー13の数も任意であり、4箇所 のものに限らず2箇所又は6箇所のものにも適用可能である。
【0022】
以上詳述したように本考案のクレーンによると、作業者は警報又は油圧の停止 により、クレーンが転倒する危険性を事前に知ることができるので、作業を中止 するなどの安全策を講じクレーンの転倒を回避することができる。 又、接地盤を利用しこれに撓み構造を形成してアウトリガーの無負荷状態を検 知するようにしたので、クレーン本体にほとんど加工を加えることなく接地盤を 交換するだげで既存のクレーンにも適用でき安価な投資で転倒事故の防止が可能 になるものである。
【図1】本考案の一実施例を示す図でクレーンの正面図
である。
である。
【図2】本考案の一実施例を示す図でクレーンの平面図
である。
である。
【図3】本考案の一実施例を示す図でアウトリガーの正
面図である。
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図で接地盤の断面図で
ある。
ある。
【図5】本考案の他の実施例を示す図で接地盤の断面図
である。
である。
【図6】本考案の他の実施例を示す図で接地盤の断面図
である。
である。
1 フレーム 3 走行体 9 ブーム 13 アウトリガー 19 アウトリガーアーム 23 接地盤 25 張り出し機構 31 撓み構造 39 検出手段 41 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームと、上記フレームに取り付けら
れ巻き上げ機構を有するブームと、上記フレームに取り
付けられた走行体と、上記フレームの周囲に複数箇所取
り付けられ張り出し機構を備えたアウトリガー本体とア
ウトリガー本体の先端に取り付けられた接地盤とからな
るアウトリガーと、上記接地盤とアウトリガー本体との
間に介装された撓み構造と、上記撓み構造の撓み量を検
出する検出手段と、上記検出手段の検出した撓み量が所
定の設定値を越えたときに警報を発し又は油圧回路を遮
断する制御手段と、を具備したことを特徴とするクレー
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP362193U JPH0663577U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP362193U JPH0663577U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | クレーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663577U true JPH0663577U (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=11562573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP362193U Pending JPH0663577U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | クレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663577U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7364044B2 (en) | 2003-04-10 | 2008-04-29 | Furukawa Co., Ltd. | Safety device against overturning crane |
| KR101258280B1 (ko) * | 2012-01-27 | 2013-04-26 | 주식회사 에버다임 | 아우트리거 슈 |
| JP2014210625A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社前田製作所 | クレーンのアウトリガーの接地検出機構、クレーンの転倒防止制御装置およびクレーンの転倒防止システム |
| EP3812338A1 (en) * | 2019-10-22 | 2021-04-28 | Cargotec Patenter AB | Lorry and method for regulating the maximum allowed lifting moment of a hydraulic lorry crane |
| KR102418346B1 (ko) * | 2021-09-03 | 2022-07-08 | 주식회사 광림 | 지반 안착 인식구조를 가지는 범퍼 아우트리거 장치 |
| CN116588814A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-08-15 | 中铁建工集团有限公司 | 一种汽车吊支腿翘起报警装置 |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP362193U patent/JPH0663577U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7364044B2 (en) | 2003-04-10 | 2008-04-29 | Furukawa Co., Ltd. | Safety device against overturning crane |
| KR101258280B1 (ko) * | 2012-01-27 | 2013-04-26 | 주식회사 에버다임 | 아우트리거 슈 |
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