JPH0664163A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH0664163A
JPH0664163A JP22166892A JP22166892A JPH0664163A JP H0664163 A JPH0664163 A JP H0664163A JP 22166892 A JP22166892 A JP 22166892A JP 22166892 A JP22166892 A JP 22166892A JP H0664163 A JPH0664163 A JP H0664163A
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film
pressure plate
pressure
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ink
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Tatsuo Furuta
達雄 古田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数のノズル開口部11と、ノズル開口部1
1に対応するインク室21と、インク室21に対応する
PI圧力板31と、PI圧力板31に連接された圧力発
生器40と、圧力発生装置40とインク室21を隔離す
るPIフィルム30からなるインクジェットヘッドにお
いて、PI圧力板31とPIフィルム30とが一体であ
り、かつ、樹脂により構成されているインクジェットヘ
ッド。 【効果】 PIフィルム30が樹脂からなるため、剛性
が低く圧力発生器40の変位を妨げる反力が低く押えら
れ、吐出効率が良い。かつ、高密度化が可能である。ま
た、PI圧力板31とPIフィルム30が一体であるた
め、耐久信頼性に優れたインクジェットヘッドが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させ、
紙等に印字記録を行なうインクジェットヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一例の断面斜視図を図4に
示す。図4において、ノズル形成部材10には、複数の
ノズル開口部11が形成されている。ノズル形成部材1
0には、圧力室形成部材20が連接する。圧力室形成部
材20には、Niフィルム301が連接する。Niフィ
ルム301には、厚肉部があり、これがNi圧力板31
1である。Ni圧力板311には、圧力発生器40が、
接着剤70により接合されている。ノズル形成部材10
と、圧力室形成部材20と、Niフィルム301に囲ま
れた範囲がインク室21であり、インクが満たされてい
る。
【0003】Niフィルム301は、Niの電鋳により
製造された箔である。また、Ni圧力板311は、Ni
フィルム301上にパターニングして、電鋳工程を繰り
返すことで製造されている。即ち、Niフィルム301
とNi圧力板311はNi電鋳により、一体構成で製造
されている。
【0004】Niの電鋳により製造されるNiフィルム
301の厚みは、3μである。これは、電鋳法において
欠陥無く成膜される最低の厚みである。
【0005】図5に従来の他の技術を示す。図5におい
て、PIフィルム302とSUS圧力板312を除く他
の部材については、図4と全く同じである。
【0006】PIフィルム302は5μ厚みのポリイミ
ド樹脂である。SUS圧力板312の材質はステンレス
である。SUS圧力板312は、PIフィルム302上
にステンレス箔を積層したのち、ステンレス箔に対し、
感光性レジストでパターニングして、エッチングとを行
うことで製造されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術のうち、Ni電鋳で製造する場合、圧力発生器40へ
かかるNiフィルム301の反力が大きくなる、と言う
問題点を有する。
【0008】前述の従来技術の場合、圧力発生器40は
縦型圧電素子を使用している。駆動回路からの信号によ
り圧力発生器40に電圧が解除されると、圧力発生器4
0は、Ni圧力板311と、Niフィルム301を変位
させる。
【0009】Niフィルム301の剛性が高いことは即
ち、圧力発生器40の変位を妨害する反力が高いことに
なる。従って、圧力発生器40により生じるインク室2
1の体積変化が小さくなる。このため、インク吐出効率
が悪い。金属箔のように剛性の高いNiフィルム301
においては、それだけ圧力発生器40の発生力を吸収し
効率が悪くなる。
【0010】次に、他の従来技術である、PIフィルム
302にステンレス箔のSUS圧力板312を積層する
ものは、上述の反力の問題は解消できる。
【0011】しかしながら、PIフィルム302とSU
S圧力板312の接合が困難である。ラミネート、接着
など周知の接合技術では、十分な接合信頼性が得られ
ず、使用中に剥離し、ために圧力発生器40の力を伝え
られずインク吐出が出来なくなる、という問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドでは、フィルムと圧力発生板を樹脂で一体の構造
とすることを特徴とする。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明の一実施例の主要断面図を示
す。
【0014】図1において、ノズル形成部材10には、
複数のノズル開口部11が形成されている。ノズル形成
部材10には、圧力室形成部材20が連接する。圧力室
形成部材20には、PIフィルム30が連接する。PI
フィルム30には、厚肉部があり、これがPI圧力板3
1である。PI圧力板31には、圧力発生器40が、接
着剤70により接合されている。
【0015】ノズル形成部材10と、圧力室形成部材2
0と、PIフィルム30と、PI圧力板31に囲まれた
範囲がインク室21であり、インクが満たされている。
インクは、共通流路22から、供給口23を通じてイン
ク室21に供給される。
【0016】本実施例においては、圧力発生器40とし
て、縦型の積層圧電素子を用いている。圧力発生器40
は、駆動電圧により変位する活性部41と、変位しない
不活性部42に区分される。圧力発生器40の不活性部
42は、固定基板50上の電極51に接合されている。
【0017】また、圧力発生器40の固定基板に接合し
ない面には、共通電極52が半田付けされている。電極
51と、共通電極52は、フレキシブルプリント基板6
0により、駆動回路に接続する。
【0018】動作について説明する。待機状態にある圧
力発生器40は、駆動回路により電圧を印加されてい
る。これにより、活性部41が自然長よりも縮んでい
る。吐出命令即ち電圧解除により、圧力発生器40は自
然長へ復帰する。この変位により、PI圧力板31がノ
ズル形成部材10に向かい押し出される。インク室21
内のインクは、PI圧力板31の変位により圧力が高め
られ、ノズル開口部11よりインク滴として吐出され
る。
【0019】インク滴吐出後に圧力発生器40には電圧
が印加され、再び待機状態に戻る。そして、吐出したイ
ンク滴量にあたるインクが、供給口23より補充され
る。
【0020】本実施例において、PIフィルム30とP
I圧力板31は、ポリイミド樹脂により一体で構成され
ている。従来例で取り上げた、Niフィルム301に比
べ、剛性が低いため、発生する反力が低くなる。
【0021】しかしながら、本実施例のPIフィルム3
0とPI圧力板31の製造は、従前の樹脂成形方法即
ち、機械的加工、射出成形、エッチングなどで行うこと
が困難であった。それは、PIフィルム30の厚みの狙
い値が、5μ以下であるためである。
【0022】そこで本実施例において、採用した製造方
法は、キャスティングである。図2にその概念図を示
す。
【0023】図2において、マスター130は、ステン
レス板である。マスター130上には、PI圧力板31
に対応した位置に溝131がほられている。この溝13
1は、通常のハーフエッチング技術により形成した。
【0024】加熱溶融した樹脂を、マスター130上に
供給したのち、ホットプレス132により加圧する。こ
のとき、ホットプレス132と、マスター130の間隔
がPIフィルム30となる。冷却後、マスター130か
ら剥離し、焼成する。
【0025】このような工程によりPIフィルム30の
厚みは、狙いとした5μ以下を実現できた。これを用い
たインクジェットヘッドは、従来のNiフィルム301
を用いて構成したインクジェットヘッドに比べ、吐出イ
ンク滴量が30%増加した。これは、PIフィルム30
の剛性が低いため、圧力発生器40の変位を妨げる反力
が減少したためである。
【0026】(実施例2)本発明を用いた、他の実施例
について図3に基づき説明する。インクジェットヘッド
としての構成は、前記実施例1と同様であるが、印字密
度を上げることを目的としている。
【0027】印字密度を上げるためには、PI圧力板3
1のピッチを縮めることが必要である。実施例1で述べ
た製造方法は、マスター130をステンレス板に対しエ
ッチングにより製造している。本実施例のマスター23
0を図3に示す。図3のマスター230は、ステンレス
板に放電加工を施して製造している。
【0028】ステンレス板に対するエッチング加工は、
溝深さ対溝幅の比率が1対1であり、PI圧力板31を
高密度に、即ちピッチを狭く配置するためには、溝深さ
を浅くしなくてはならない。
【0029】既に実施例1で述べた通り、PI圧力板3
1と、圧力発生器40は接着剤70により接合される。
このとき、PI圧力板31の厚みが薄いと、接着剤70
がPIフィルム30の領域にはみだし、圧力発生器40
への反力を高くする。
【0030】マスター230はステンレス板に放電加工
により、溝231が加工されている。放電加工によれ
ば、溝深さ対溝幅の比率を自由に設定できる。従って、
接着剤のしみだしに対応できる厚みで、かつ高密度なP
I圧力板31の配置が可能となる。
【0031】本実施例では、PI圧力板31のピッチが
180ドット/インチまで狭めることができた。これ
は、従来技術である、PIフィルム302にステンレス
板をラミネートし、ステンレス板をエッチングしてSU
S圧力板312を得る方法では実現できなかった。従来
技術では、ピッチを狭めるに従い、SUS圧力板312
とPIフィルム302の接合面積が減少し、十分な接合
強度が得られなかったためである。
【0032】本実施例では、PIフィルム30とPI圧
力板31は一体であり、接合強度になんら問題はないこ
とが、耐久試験により確認されている。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、圧力
発生器40の変位を妨げる反力を減少できる。ことた
め、圧力発生器40が発生する力を効率よく、インク室
21の体積変化に結び付けることができる。従って、従
来に比べ、吐出するインク滴の重量を増すことが可能と
なった。
【0034】また、PI圧力板31とPIフィルム30
が一体構造であるため、接合強度が向上し、ヘッドのイ
ンク吐出の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェットヘッドの主
要断面図。
【図2】本発明の実施例の、図1に示すPIフィルム3
0とPI圧力板31の製造方法の説明図。
【図3】本発明の他の実施例のPIフィルム30とPI
圧力板31の製造方法の説明図。
【図4】従来のインクジェットヘッドの主要断面図。
【図5】従来の他のインクジェットヘッドの主要断面
図。
【符号の説明】
10 ノズル形成部材 11 ノズル開口部 20 流路形成部材 21 インク室 22 共通流路 23 供給流路からインク室にインクを導く供給口 30 本発明におけるPIフィルム 31 本発明におけるPI圧力板 40 縦型積層圧電素子で構成された、圧力発生器 41 圧電素子の活性部 42 圧電素子の不活性部 50 固定基板 51 固定基板上の電極 52 共通電極 60 フレキシブルプリント基板 70 接着剤 80 ケース 130 ステンレス板にハーフエッチングして製造した
マスター 131 ステンレス板にハーフエッチングにより形成し
た溝 132 ホットプレス 230 ステンレス板に放電加工して製造したマスター 231 ステンレス板に放電加工により形成した溝 301 Ni電鋳のフィルム 302 ポリイミド樹脂のフィルム 311 Ni電鋳の圧力板 312 ステンレス箔の圧力板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズル開口部と、ノズル開口部に
    対応するインク室と、インク室に対応する圧力板と、圧
    力板に連接された圧力発生装置と、圧力発生装置とイン
    ク室を隔離するフィルムからなるインクジェットヘッド
    において、前記圧力板と前記フィルムとが一体であり、
    かつ、樹脂により構成されていることを特徴とする、イ
    ンクジェットヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2717738A1 (fr) * 1994-03-28 1995-09-29 Seiko Epson Corp Tête d'enregistrement à jet d'encre.
EP0733480A1 (en) * 1995-03-23 1996-09-25 SHARP Corporation Ink jet head allowing highly dense arrangement of nozzles
US8602533B2 (en) 2010-03-26 2013-12-10 Panasonic Corporation Ink jet head and ink jet device having the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2717738A1 (fr) * 1994-03-28 1995-09-29 Seiko Epson Corp Tête d'enregistrement à jet d'encre.
EP0733480A1 (en) * 1995-03-23 1996-09-25 SHARP Corporation Ink jet head allowing highly dense arrangement of nozzles
US8602533B2 (en) 2010-03-26 2013-12-10 Panasonic Corporation Ink jet head and ink jet device having the same

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