JPH0664199U - ガラス固化体の表面検査装置 - Google Patents
ガラス固化体の表面検査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス固化体の表面検査装置に係り、ガラス
固化体の上面からの検査試料の採取をも可能とし、均一
な検査試料の採取により検査の信頼性の向上を図る。 【構成】 ガラス固化体2表面に押圧される拭き取り具
11を前記ガラス固化体2の半径方向に移動させる水平
移動手段31と、拭き取り具11のガラス固化体2表面
への当接位置を上下方向に移動する昇降手段32と、拭
き取り具11の鉛直面内における傾斜角度を変更する角
度変更手段34と、拭き取り具11の当接面11aをそ
の法線方向に付勢する押圧手段33とを具備しており、
水平移動手段31および昇降手段32によって検査試料
採取位置に配される拭き取り具11の傾斜角度を角度変
更手段34によって設定し、拭き取り具11とガラス固
化体2との接触状態を押圧手段33によって均一な状態
に保持する。
固化体の上面からの検査試料の採取をも可能とし、均一
な検査試料の採取により検査の信頼性の向上を図る。 【構成】 ガラス固化体2表面に押圧される拭き取り具
11を前記ガラス固化体2の半径方向に移動させる水平
移動手段31と、拭き取り具11のガラス固化体2表面
への当接位置を上下方向に移動する昇降手段32と、拭
き取り具11の鉛直面内における傾斜角度を変更する角
度変更手段34と、拭き取り具11の当接面11aをそ
の法線方向に付勢する押圧手段33とを具備しており、
水平移動手段31および昇降手段32によって検査試料
採取位置に配される拭き取り具11の傾斜角度を角度変
更手段34によって設定し、拭き取り具11とガラス固
化体2との接触状態を押圧手段33によって均一な状態
に保持する。
Description
【0001】
本考案は、放射性廃棄物の取り扱い性を向上させるために形成されるガラス固 化体の表面検査装置に関するものである。
【0002】
原子炉関連設備からの放射性廃棄物を処理するための一手段として、放射性廃 棄物を粉末状や粒状にした固形物を加熱溶解したガラスに均一に混合し、これを ガラス固化容器内に流し込んで固化させることにより、ガラス固化体を形成し、 該ガラス固化体の状態で廃棄物貯蔵施設等に搬送して保管する計画がなされてい る。
【0003】 しかしながら、ガラス固化体を形成する際、特に放射性廃棄物を混合した溶融 ガラスをガラス固化容器に流し込んで固化させる工程において、放射性物質を含 んだ塵埃等がガラス固化容器の表面に付着すると、廃棄物貯蔵施設等への搬送時 に放射性物質が外部に拡散する原因となるので、ガラス固化体の形成後に、その 表面の放射線汚染の状況を適宜検査する必要がある。
【0004】 従来、このようなガラス固化体の表面検査装置として、図3および図4に示す 構造のものが採用されている。該表面検査装置1は、概略円筒形状のガラス固化 体2を直立状態に支持しかつその中心軸回りに旋回させるガラス固化体旋回手段 3と、該ガラス固化体旋回手段3の近傍に配置される表面拭き取り手段4とを具 備している。
【0005】 前記ガラス固化体旋回手段3は、ガラス固化体2を載置するターンテーブル5 と、該ターンテーブル5をギヤ6・7よりなる動力伝達手段8を介して旋回させ る駆動モータ9と、前記ターンテーブル5に載置されるガラス固化体2の周方向 に間隔をおいて3箇所に設置されガラス固化体2の側面2aを転動させられる支 持ローラ10とを具備している。そして、前記駆動モータ9の作動によって旋回 させられるターンテーブル5によりガラス固化体2をその中心軸心2b回りに旋 回させるとともに、支持ローラ10によってガラス固化体2を直立状態に保持す るようになっている。
【0006】 前記表面拭き取り手段4は、前記直立状態に配されるガラス固化体2の側面2 aに密接状態に配置され該ガラス固化体2の旋回によってその表面を摺動させら れることにより、表面に付着している塵埃等を拭き取る拭き取り具11と、該拭 き取り具11をガラス固化体2の半径方向に移動させる水平移動手段12と、該 水平移動手段12を上下方向に移動させる昇降手段13と、前記拭き取り具11 をガラス固化体2の側面2aに密接状態となるように付勢する押圧手段14とを 具備している。
【0007】 前記拭き取り具11(スミヤ具)は、ガラス固化体2の側面2aに密接させら れる先端面11aにグラスファイバ等よりなる拭き取り材15を取り付けた柱状 の部材である。
【0008】 前記水平移動手段12は、例えば、前記拭き取り具11を先端に取り付けた水 平軸テーブル12aと、該水平軸テーブル12aを摺動自在に支持する水平軸ベ ース12bとからなり、後述する昇降手段13によって昇降させられるようにな っている。また、前記押圧手段14は、前記水平軸テーブル12aと水平軸ベー ス12bとを連結する引張バネよりなり、該引張バネ14の一端を水平軸ベース 12bに、他端を水平軸テーブル12aの後部に取り付けられることにより、水 平軸テーブル12aを常に前方に向けて付勢している。水平軸ベース12bには 、水平軸テーブル12aの移動範囲を決定するストッパ16が配設されており、 前記拭き取り具11の必要以上の移動を制限するようになっている。また、拭き 取り具11は、水平軸テーブル12aに垂直軸17回りに回転自在に取り付けら れるとともに、該垂直軸17と同軸に配され水平軸ベース12bに設けられたラ ックギヤ18に噛み合うピニオンギヤ19を有している。これにより、拭き取り 具11は、水平軸テーブル12aの移動に伴って水平旋回させられるようになっ ている。図3において、符号20は傾斜部材、符号21はローラであって、後述 する昇降手段13の作動によって水平移動手段12が下方に移動させられると、 その下端位置において、ローラ21が傾斜部材20の傾斜面20aを転動して水 平軸テーブル12aを後方に移動させ、拭き取り具11を後方に移動させつつ水 平旋回させて、ガラス固化体2の表面から退避させることができるようになって いる。
【0009】 前記昇降手段13は、例えば、前記ターンテーブル5の近傍に立設される直線 ガイド13aと、該直線ガイド13aに平行に配されかつその軸心回りに回転自 在に支持されるボールネジ13bと、該ボールネジ13bをギヤ13c・13d を介して回転させる昇降モータ13eと、ボールネジ13bに螺合し前記水平軸 テーブル12aに取り付けられるナット13fとにより構成されている。そして 、昇降モータ13eを作動させることにより、ギヤ13c・13dを介してボー ルネジ13bを回転させ、ナット13fに取り付けられた水平軸テーブル12a を上下方向に移動させることができるようになっている。
【0010】 このように構成された表面検査装置1によれば、昇降手段13の作動により拭 き取り具11を上方に移動させつつ、ガラス固化体旋回手段3の作動によってガ ラス固化体2を旋回させ、拭き取り具11でガラス固化体2の側面2aを拭き取 るようにして塵埃を採取することができることになる。この際に、拭き取り具1 1は、押圧手段である引張バネ14により常に前方に付勢されているので、該引 張バネ14の付勢力によってガラス固化体2の表面に密接させられる。これによ り、ガラス固化体2の寸法誤差や、偏心等によって拭き取り具11とガラス固化 体2との接触位置が変化した場合であっても、拭き取り具11とガラス固化体2 との密接状態が保持され、ガラス固化体2の側面2aの全範囲に亘る試料採取が 可能となる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記のようなガラス固化体2においては、溶融ガラスの注入時にガ ラス固化容器の表面に付着する塵埃が、該ガラス固化体の側面のみならず、その 上面にも付着することが多い。したがって、上記のような、拭き取り具11をガ ラス固化体2の半径方向からのみ近接させる表面検査装置1では、十分な汚染状 況の検査を実施することができず、ガラス固化体2の上方から拭き取り具11を 近接させることができる表面検査装置の開発が望まれている。
【0012】 また、上記表面検査装置1においては、拭き取り具11を引張バネ14によっ てガラス固化体2表面に付勢することとしたが、バネによる付勢力は、一般に、 バネの変位が大きくなると変化するため、ガラス固化体2の偏心量等が大きい場 合であると、拭き取り具11のガラス固化体2への押圧力が変化して、検査試料 の採取が不均一となり、検査の信頼性が低下してしまうことになるという不都合 が考えられる。
【0013】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ガラス固化体2の上 面2bからの検査試料の採取をも可能とし、かつ、均一な検査試料の採取により 検査の信頼性を向上することができるガラス固化体2の表面検査装置を提供する ことを目的としている。
【0014】
上記目的を達成するために、本考案は、次の3つの手段を提案している。 第1の手段は、直立状態に配される略円筒形状のガラス固化体表面に押圧され 該ガラス固化体表面を摺動させられる拭き取り具と、該拭き取り具を前記ガラス 固化体の半径方向に移動させる水平移動手段と、前記拭き取り具のガラス固化体 表面への当接位置を上下方向に移動する昇降手段と、前記拭き取り具のガラス固 化体表面への当接面の鉛直面内における傾斜角度を変更する角度変更手段と、前 記拭き取り具の当接面をその法線方向に付勢する押圧手段とを具備しているガラ ス固化体の表面検査装置を提案しており、 第2の手段は、角度変更手段が、水平移動手段に搭載されガラス固化体の半径 方向に移動させられるベース部と、該ベース部に、その移動方向に直交しかつ水 平状態に配される水平軸回りに揺動可能に取り付けられるリスト部と、該リスト 部を揺動させるリスト部駆動手段とからなり、押圧手段が、前記リスト部の先端 に、前記水平軸に間隔を空けて直交する揺動軸回りに概略中心位置を揺動自在に 取り付けられその一端に拭き取り具を取り付けるレバー部と、該レバー部の他端 に取り付けられかつ前記水平軸と同軸に配される回転部材に掛け渡され重力によ り引張される巻回部材とを具備しているガラス固化体の表面検査装置を提案して おり、 第3の手段は、レバー部の一端に取り付けられる拭き取り具を揺動軸回りにバ ランスさせるカウンタウェイトが、レバー部の他端に取り付けられているガラス 固化体の表面検査装置を提案している。
【0015】
第1の手段に係るガラス固化体の表面検査装置によれば、昇降手段の作動によ って上下方向に移動させられ、水平移動手段の作動によってガラス固化体の半径 方向に移動させられる拭き取り具のガラス固化体表面への当接面の角度を角度変 更手段の作動によって鉛直面内において変更することにより、ガラス固化体側面 のみならずガラス固化体上面にも接触させることが可能となる。また、このよう にして接触させられた拭き取り具とガラス固化体とは、押圧手段によって接触状 態に保持されることになる。 第2の手段に係るガラス固化体の表面検査装置によれば、水平移動手段の作動 によって、ベース部がガラス固化体に対して前後方向に移動させられる。そして 、リスト部駆動手段を作動させることにより、リスト部がベース部の移動方向に 直交する水平軸回りに、鉛直面内で揺動させられることになる。また、リスト部 の先端には、前記水平軸に直交する揺動軸が、水平軸に間隔を空けて配されてい るので、前記リスト部の揺動に伴って、揺動軸が水平軸回りに回転させられるこ とになる。該揺動軸に概略中心部を揺動自在に取り付けられたレバー部は、巻回 部材を介して重力により一方の端部を水平軸の方向に引張されているので、他の 端部に取り付けた拭き取り具が揺動軸を支点として一定の力でガラス固化体の表 面に付勢される。ここで、巻回部材は、水平軸と同軸に配される回転部材に掛け 渡されているので、リスト部が水平軸回りに揺動された場合にあっても、レバー 部を水平軸の方向に引張して拭き取り具をガラス固化体との当接面の法線方向に 付勢することが可能となる。 また、第3の手段に係るガラス固化体の表面検査装置によれば、レバー部に取 り付けられる拭き取り具がカウンタウェイトによって揺動軸回りにバランスされ ているので、リスト部の揺動によって、その姿勢が変化しても、押圧手段による 付勢力が変動することなく、拭き取り具がガラス固化体の表面に一定の押圧力で 密接させられることになる。
【0016】
以下、本考案に係るガラス固化体の表面検査装置の一実施例について、図1お よび図2を参照して説明する。 これら各図において、符号30は表面検査装置、31は水平移動手段、32は 昇降手段、33は押圧手段、34は手首機構(角度変更手段)、35はカウンタ ウェイトである。 なお、本実施例において、図3および図4に示す従来例と構成を共通とする箇 所に同一符号を付し、説明を簡略化する。
【0017】 本実施例の表面検査装置30も、概略円筒形状のガラス固化体2を直立状態に 支持しかつその中心軸2b回りに旋回させるガラス固化体旋回手段3の近傍に配 置される表面拭き取り手段である。そして、ガラス固化体2の表面に密接状態に 配置され、該ガラス固化体2の旋回によってその表面を摺動させられて、付着し ている塵埃等を拭き取る拭き取り具11と、該拭き取り具11をガラス固化体2 の半径方向に移動させる水平移動手段31と、該水平移動手段31を上下方向に 移動させる昇降手段32と、前記拭き取り具11をガラス固化体2の表面に密接 状態となるように付勢する押圧手段33とを具備している点で、従来例の表面検 査装置1と共通している。しかし、本実施例の表面検査装置30は、特に、水平 移動手段31に垂直面内で揺動する手首機構34が配設されている点、および、 押圧手段33の構成において従来例の表面検査装置1と相違している。
【0018】 本実施例の昇降手段32は、ガラス固化体旋回手段3の近傍に立設される昇降 軸ベース32aと、該昇降軸ベース32aの天井面32bに取り付けられる昇降 モータ32cと、該昇降モータ32cに直結され昇降軸ベース32aに直立状態 に支持されるボールネジ32dと、該ボールネジ32dに螺合しかつ水平移動手 段31に取り付けられるナット32eと、ボールネジ32dと平行に昇降軸ベー ス32aに取り付けられる直線ガイド32fとを具備している。 また、本実施例の水平移動手段31は、前記ナット32eおよび直線ガイド3 2fのブロック32gに固定される水平軸ベース31aと、該水平軸ベース31 aに取り付けられる水平移動用モータ31bと、該水平移動用モータ31bにピ ニオンギヤ31cおよびラックギヤ31dを介して接続され、水平軸ベース31 aに摺動自在に支持される水平軸テーブル31eとを具備している。
【0019】 前記手首機構34は、前記水平軸テーブル31eのガラス固化体2に臨む先端 面31fに取り付けられる手首ベース34a(ベース部)と、該手首ベース34 aに設けられ前記水平軸テーブル31eの移動方向に直交しかつ水平状態に配さ れる水平軸34b回りに揺動可能に取り付けられる手首ケーシング34c(リス ト部)と、該手首ケーシング34cを水平軸34b回りに揺動させる手首揺動手 段34d(リスト部駆動手段)とを具備している。該手首揺動手段34dは、例 えば、前記水平軸テーブル31eの後端に取り付けられスプロケット34e・3 4fおよびチェーン34gを介して手首ケーシング34cに接続される手首回転 用モータ34hにより構成される。
【0020】 前記押圧手段33は、前記手首ケーシング34cの先端に、前記水平軸34b に間隔を空けて直交状態に配される揺動軸34j回りに揺動自在に取り付けられ る棒状のレバー33a(レバー部)と、前記水平軸34bおよび前記手首回転用 モータ34hとそれぞれ同軸かつ回転自在に配されるホイール33b(回転部材 )・33cと、該ホイール33b・33cに掛け渡され前記レバー33aの一端 に接続されるワイヤ33d(巻回部材)と、該ワイヤ33dの他端に取り付けら れる押圧用ウェイト33eとを具備している。前記レバー33aの他端には、拭 き取り具11が取り付けられている。図1において、符号33f・33gはワイ ヤ33dと手首回転用モータ34hとの干渉を回避するための迂回用ホイールで ある。
【0021】 さらに、前記レバー33aのワイヤ33dが接続されている端部には、カウン タウェイト35が取り付けられている。該カウンタウェイト35は、前記揺動軸 34jを支点として、拭き取り具11と吊り合う程度の重量および距離に設定さ れている。
【0022】 このように構成された表面検査装置30によってガラス固化体2の側面2aか ら検査試料を採取するには、まず、水平移動用モータ31bを作動させて水平軸 テーブル31eを後退させ、拭き取り具11がガラス固化体2からその半径方向 に十分離れた状態とした後に、昇降手段32を作動させて、拭き取り具11の上 下方向位置を設定する。次に、ガラス固化体旋回手段3を作動させてガラス固化 体2をその軸心2b回りに旋回させた状態で、再度、水平移動用モータ31bを 作動させて水平軸テーブル31eを前進させ、拭き取り具11をガラス固化体2 の側面2aに近接させる。このとき、拭き取り具11は、その先端面11aがガ ラス固化体2の側面2aに対向する姿勢、すなわち、水平姿勢となるように、手 首回転用モータ34hを作動させて調整しておく。
【0023】 そして、拭き取り具11がガラス固化体2の側面2aに接触した位置からガラ ス固化体2の予想される偏心量あるいは変形量を越える距離だけ水平方向に移動 した位置で水平移動手段31を停止する。この状態で、手首ケーシング34cの 先端に取り付けられたレバー33aは、揺動軸34j回りに揺動することになる が、該レバー33aには、揺動軸34jを支点として押圧用ウェイト33eによ る付勢力が付与されているので、拭き取り具11はガラス固化体2の側面2aに 一定押圧力で密接状態に配される。
【0024】 この場合にあって、例えば、ガラス固化体2がターンテーブル5に偏心した状 態で搭載されていても、あるいは、ガラス固化体2が変形していることによって 、その旋回による側面2aの位置に変動が発生した場合であっても、押圧手段3 3によって拭き取り具11がその先端面11aの法線方向に常に付勢されている ので、拭き取り具11とガラス固化体2とが接触状態に保持されることになる。 しかも、押圧手段33は、押圧用ウェイト33eの重力により、拭き取り具11 に付勢力を付与しているので、ガラス固化体2の側面2a位置が大きく変動して も、一定の押圧力で拭き取り具11とガラス固化体2とを接触させ、均一な拭き 取り条件にて検査試料を採取することができる。その結果、ガラス固化体2側面 2aの各部において均一な採取を実施することができ、検査の信頼性を向上させ ることができることになる。
【0025】 次に、本実施例の表面検査装置30を使用してガラス固化体2の上面2cから 検査試料を採取する場合について説明する。 まず、ガラス固化体2の上方に、拭き取り具11を配置した状態で、手首回転 用モータ34hを作動させて、手首ケーシング34cを水平軸回りに約90゜揺 動させ、拭き取り具11の先端面11aをガラス固化体2の上面2cに対向させ る。そして、昇降手段32を作動させて拭き取り具11を、ガラス固化体2の上 面2cに接触させ、その位置からガラス固化体2の旋回による上面2cの変動量 を越える距離だけ下降させる。この状態においては、手首ケーシング34c先端 の揺動軸34jは水平状態とされているので、該揺動軸34jに揺動自在に取り 付けられているレバー33aは、垂直面内で揺動させられる。
【0026】 このとき、レバー33aに取り付けられているワイヤ33dは、水平軸34b と同軸に配されるホイール33bに巻回されているので、手首ケーシング34c の揺動とともに屈曲させられており、レバー33aの一端を押圧用ウェイト33 eの重量により、一定の力で上方に引き上げるようになっている。したがって、 拭き取り具11がガラス固化体2の上面2cから離れることなくかつ一定の押圧 力で接触状態に保持されることになる。
【0027】 また、レバー33aが垂直面内で揺動させられることになると、該レバー33 aの揺動動作に重力によるモーメントが作用することになるが、この場合にあっ ても、レバー33aにカウンタウェイト35が配設され、拭き取り具11の重量 によるモーメントとバランスしたモーメントが発生させられているので、該拭き 取り具11の押圧力が変動することなく、一定状態に保持されることになる。
【0028】 なお、本考案に係るガラス固化体2の表面検査装置30にあっては、以下の技 術を採用することができる。 昇降手段32をボールネジ32d等よりなる構成としたが、これに代えて、 ラックアンドピニオン等、任意の直線移動機構を採用すること。 水平移動手段31をラックギヤ31d・ピニオンギヤ31c等よりなる構成 としたが、これに代えて、ボールネジ等、任意の直線移動機構を採用すること。 水平移動用モータ31bを水平軸ベース31aに搭載することとしたが、こ れに代えて、昇降軸ベース32a下部に配置し、ドライブシャフト、ギヤ等の伝 達手段を介して水平軸テーブル31eを移動させるようにすること。これにより 、迂回用ホイール33f・33gを削除して押圧手段33を簡素化することがで きるとともに、水平移動用モータ31bの保守性、健全性等の向上を図ることが できる。 昇降用モータ32cを昇降軸ベース32aの天井面32bに取り付けること としたが、これに代えて、該昇降軸ベース32aの下部に配置し、ギヤ等の伝達 手段を介して取り付けること。 ホイール33dを手首回転用モータ34hと同軸に配置することとしたが、 これに代えて、水平軸テーブル31eの任意位置に配置すること。 手首揺動手段34dを手首回転用モータ34h、スプロケット34e・34 f、チェーン34gよりなることとしたが、これに代えて、任意の駆動機構を採 用すること。
【0029】
以上詳述したように、本考案の第1の手段に係るガラス固化体の表面検査装置 は、ガラス固化体表面に押圧される拭き取り具を前記ガラス固化体の半径方向に 移動させる水平移動手段と、拭き取り具のガラス固化体表面への当接位置を上下 方向に移動する昇降手段と、拭き取り具の鉛直面内における傾斜角度を変更する 角度変更手段と、拭き取り具の当接面をその法線方向に付勢する押圧手段とを具 備しているので、角度変更手段によって拭き取り具の鉛直面内における傾斜角度 を変更するので、ガラス固化体の側面のみならず上面からも検査試料を採取する ことができる。その結果、ガラス固化体の全ての汚染状況を把握することができ 、適当な除染処理を施すことにより、放射性物質の外部への拡散を防止すること ができるという効果を奏する。 また、本考案の第2の手段に係るガラス固化体の表面検査装置は、角度変更手 段が、水平移動手段によりガラス固化体の半径方向に移動させられるベース部と 、リスト部駆動手段によりベース部の水平軸回りに揺動させられるリスト部とか らなり、押圧手段が、リスト部先端の揺動軸回りに概略中心位置を揺動自在に取 り付けられその一端に拭き取り具を取り付けるレバー部と、その他端に取り付け られかつ水平軸と同軸に配される回転部材に掛け渡され重力により引張される巻 回部材とを具備しているので、第1の手段の効果に加えて以下の効果を奏する。 巻回部材を重力によって引張することにより、揺動軸を支点として拭き取り 具のガラス固化体への押圧力を発生させるので、ガラス固化体の偏心等による表 面の変動によっても押圧力を一定値に保持して、検査試料の採取条件を均一化す ることができる。これにより、検査の信頼性を向上することができる。 巻回部材が、水平軸と同軸の回転部材に掛け渡されているので、リスト部が 揺動させられた場合であっても拭き取り具をその当接面の法線方向に付勢するこ とができる。したがって、ガラス固化体の側面および上面においても、押圧手段 による拭き取り具のガラス固化体への押圧力を同様に作用させることができる。 また、本考案の第3の手段に係るガラス固化体の表面検査装置は、レバー部の 一端に取り付けられる拭き取り具を揺動軸回りにバランスさせるカウンタウェイ トが、レバー部の他端に取り付けられているので、第2の手段の効果に加えて、 揺動軸の傾斜角度が変化させられて、レバー部に重力によるモーメントが作用し ても、拭き取り具のガラス固化体への押圧力を一定状態に保持することができる という効果を奏する。
【図1】本考案に係るガラス固化体の表面検査装置の一
実施例を示す正面図である。
実施例を示す正面図である。
【図2】図1の表面検査装置を示す平面図である。
【図3】ガラス固化体の表面検査装置の従来例を示す正
面図である。
面図である。
【図4】図3の表面検査装置を示す平面図である。
2 ガラス固化体 11 拭き取り具 11a 先端面(当接面) 30 表面検査装置 31 水平移動手段 31a 水平軸ベース 31b 水平移動用モータ 31c ピニオンギヤ 31d ラックギヤ 31e 水平軸テーブル 32 昇降手段 32a 昇降軸ベース 32b 天井面 32c 昇降モータ 32d ボールネジ 32e ナット 32f 直線ガイド 33 押圧手段 33a レバー(レバー部) 33b ホイール(回転部材) 33c ホイール 33d ワイヤ(巻回部材) 33e 押圧用ウェイト 33f・33g 迂回用ホイール 34 手首機構(角度変更手段) 34a 手首ベース(ベース部) 34b 水平軸 34c 手首ケーシング(リスト部) 34d 手首揺動手段(リスト部駆動手段) 34e・34f スプロケット 34g チェーン 34h 手首回転用モータ 34j 揺動軸 35 カウンタウェイト
Claims (3)
- 【請求項1】 放射性物質のガラス固化体表面から放射
線汚染状況の検査試料を採取する装置であって、直立状
態に配される略円筒形状のガラス固化体表面に押圧され
該ガラス固化体表面を摺動させられる拭き取り具と、該
拭き取り具を前記ガラス固化体の半径方向に移動させる
水平移動手段と、前記拭き取り具のガラス固化体表面へ
の当接位置を上下方向に移動する昇降手段と、前記拭き
取り具のガラス固化体表面への当接面の鉛直面内におけ
る傾斜角度を変更する角度変更手段と、前記拭き取り具
の当接面をその法線方向に付勢する押圧手段とを具備し
ていることを特徴とするガラス固化体の表面検査装置。 - 【請求項2】 角度変更手段が、水平移動手段に搭載さ
れガラス固化体の半径方向に移動させられるベース部
と、該ベース部に、その移動方向に直交しかつ水平状態
に配される水平軸回りに揺動可能に取り付けられるリス
ト部と、該リスト部を揺動させるリスト部駆動手段とか
らなり、押圧手段が、前記リスト部の先端に、前記水平
軸に間隔を空けて直交する揺動軸回りに概略中心位置を
揺動自在に取り付けられその一端に拭き取り具を取り付
けるレバー部と、該レバー部の他端に取り付けられかつ
前記水平軸と同軸に配される回転部材に掛け渡され重力
により引張される巻回部材とを具備していることを特徴
とする請求項1記載のガラス固化体の表面検査装置。 - 【請求項3】 レバー部の一端に取り付けられる拭き取
り具を揺動軸回りにバランスさせるカウンタウェイト
が、レバー部の他端に取り付けられていることを特徴と
する請求項2記載のガラス固化体の表面検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP526993U JP2597487Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ガラス固化体の表面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP526993U JP2597487Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ガラス固化体の表面検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664199U true JPH0664199U (ja) | 1994-09-09 |
| JP2597487Y2 JP2597487Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=39204029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP526993U Expired - Fee Related JP2597487Y2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ガラス固化体の表面検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597487Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051928A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Toshiba Corp | 汚染拭き取り装置、汚染除去方法および汚染検査方法 |
| JP2011247828A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物検査装置 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP526993U patent/JP2597487Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051928A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Toshiba Corp | 汚染拭き取り装置、汚染除去方法および汚染検査方法 |
| JP2011247828A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物検査装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597487Y2 (ja) | 1999-07-05 |
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