JPH06641Y2 - 金属製固定クリップ - Google Patents

金属製固定クリップ

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JPH06641Y2
JPH06641Y2 JP4477688U JP4477688U JPH06641Y2 JP H06641 Y2 JPH06641 Y2 JP H06641Y2 JP 4477688 U JP4477688 U JP 4477688U JP 4477688 U JP4477688 U JP 4477688U JP H06641 Y2 JPH06641 Y2 JP H06641Y2
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JP
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opening
clip
boss portion
clip body
elastic holding
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JP4477688U
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JPH01148115U (ja
Inventor
光司 荒川
Original Assignee
加藤発条株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えばボス部を突設してなる一の部材と、該
ボス部の挿通孔を穿設してなる他の部材同士を、重合状
態に固定する金属製固定クリップの改良に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来のこの種固定クリップとして、実開昭57−第15
5308号公報(特に第3図)に示すものが存する。
該従来の固定クリップは、金属弾性板に対する打ち抜き
加工と折り曲げ加工により一体成形されるもので、具体
的には、第4図Aに示す如く、クリップ本体1全体が断
面略Ω字状を呈して、その下部開口2を画成する両側壁
に、先端縁に尖鋭歯3aを有する一対の弾性挾持片3・
3をスリット4を介して形成すると共に、該各弾性挾持
片3を一定の角度をもって互いに内側に傾斜させる構成
を採用している。
そして、実際の使用に際しては、同図Bに示す如く、挿
通孔6に対するボス部5の挿通状態を得て、合成樹脂製
の一の部材P1に他の部材P2を重合した後、挿通孔6
から突出するボス部5の先端をクリップ本体1の開口2
内に差し込んで、該ボス部5の両側面に上記一対の弾性
挾持片3・3の各先端尖鋭歯3aを食い込ませと、一対
の弾性挾持片3・3のボス部5に対する挾持状態をもっ
て、クリップ本体1がボス部5に固着されるので、これ
により、一の部材P1と他の部材P2同士が重合固定さ
れることとなる。
従って、従来クリップの使用に際しては、開口2内に差
し込まれたボス部5に対して、単に各弾性挾持片3の尖
鋭歯3aを食い込ませるだけで、クリップ本体1の固着
状態を得て、部材P1・P2同士を簡単に固定できるこ
ととなる。
「考案が解決しようとする課題」 然し乍ら、従来の固定クリップにあっては、本体1の全
体形状が断面略Ω字状を呈して、該Ω字状を画成する両
側壁に弾性挾持片3を形成する構成を採用しているだけ
であるから、部材P1・P2の固定前においても勿論で
あるが、特に固定後の状態にあって、クリップ本体1に
図中矢印X方向の荷重が加わると、クリップ本体1のΩ
字形状の変形を伴って、特に下部開口2が容易に拡開し
てしまう恐れがある。
この為、従来クリップにおいて、一旦Ω字形状の本体1
が変形して開口2が拡開すると、該開口2を画成する両
側壁に形成されている一対の弾性挾持片3・3も、当然
に両側壁の変形に追随して互いに離間する方向に移動し
て、両者3・3間の対向間隔を徒に拡げてしまうので、
これにより、ボス部5に対する食い込み状態が非常に甘
くなって、重合固定状態にある部材P1・P2同士がガ
タについて、両者P1・P2の固定状態が頗る不安定と
なったり、或いはクリップ自体がボス部5から脱落し
て、部材P1・P2の固定が不能となってしまう等の問
題点を有していた。
「課題を解決するための手段」 而して、本考案は、従来の課題を有効に解決するために
開発されたもので、略Ω字状を呈するクリップ本体を備
え、該クリップ本体の下部側に部材に突設されたボス部
を差し込む開口を形成すると共に、該開口を画成する両
側壁に開口内に差し込まれたボス部を両側から挾持する
一対の弾性挾持片を形成してなる金属製固定クリップを
前提として、クリップ本体の中央部に、上記ボス部を差
し込む開口を形成して、該開口縁に一対の弾性挾持片を
連続して形成する一方、クリップ本体の両側部に、先端
係止部を有するロック腕と自由端縁を有する略Ω字状の
立上り壁部とを形成して、該立上り壁部の自由端縁とロ
ック腕の先端係止部とを向い合わせ状態に係止させる構
成を採用した。
「作用」 依って、本考案にあっても、挿通孔に対するボス部の挿
通状態を得て、一の部材に他の部材を重合した後、挿通
孔から突出するボス部の先端を、クリップ本体の中央部
に形成された開口内に差し込んで、該ボス部を一対の弾
性挾持片で両側から挾持すれば、一の部材と他の部材と
が簡単に重合固定されることは言うまでもない。
然し、本考案にあっては、クリップ本体の両側部に形成
されるロック腕の先端係止部と立上り壁部の自由端縁の
係止状態により、立上り壁部の拡開防止は勿論のこと、
最終的には、弾性挾持片と連続する開口の拡開が完全に
防止されるので、例えクリップ本体に従来と同様な荷重
が加わっても、開口が不用意に拡開する心配が全くなく
なる。
従って、一対の弾性挾持片が互いに離間して、ボス部の
両側面に対する食い込み状態が弱くなる心配がなくなる
ので、重合固定状態にある部材同士がガタついたり、ク
リップ自体がボス部から脱落することが完全に防止され
る。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係る固定クリップも、金属弾性板に対す
る打ち抜き加工と折り曲げ加工により一体成形されて、
一の部材に突設されたボス部を差し込む開口と、該開口
内に差し込まれたボス部を両側から挾持する一対の弾性
挾持片を有するものではあるが、特徴とするところは、
第1図に示す如く、クリップ本体11の中央部に、ボス
部を差し込む開口12を形成すると共に、該開口12縁
に一対の弾性挾持片13・13を一定の角度をもって傾
斜する状態に連続形成して、該一対の弾性挾持片13・
13の各先端尖鋭歯3aをボス部の両側面に食い込ませ
ると共に、クリップ本体11の両側部夫々に、開口12
の拡開を防止するロック構造14を新たに付設する構成
にある。
このロック構造14を詳しく説明すると、第2図にも示
す如く、クリップ本体11の両側部に、折り返された先
端係止部15aを有するロック腕15と、該ロック腕1
5の先端係止部15aに係止する自由端縁16aを有す
る略Ω字状の立上り壁部16を夫々独立して形成し、該
Ω字状立上り壁部16の自由端縁16aを、ロック腕1
5の折り返された先端係止部15aに向い合わせ状態の
下で係止させることにより、各立上り壁部16のΩ字形
状の拡開を防止すると同時に、該立上り壁部16から内
側に続く開口12の拡開を防止する構成となっている。
尚、本実施例にあっては、両側部に付設されるロック構
造14の各ロック腕15と立上り壁部16とを、各側に
おいて夫々逆向きとなるように形成しているが、ロック
腕15と立上り壁部16とを、両側において同一向きに
形成することも、実施に応じ可能である。
依って、斯る構成の金属製固定クリップを用いて、ボス
部5を突設してなる合成樹脂製の一の部材P1と、挿通
孔6を穿設してなる他の部材P2とを重合固定する場合
には、第3図に示す如く、挿通孔6に対するボス部5の
挿通状態を得て、一の部材P1に他の部材P2を重合し
た後、挿通孔6から突出するボス部5の先端をクリップ
本体11の中央部に形成された開口12内に差し込ん
で、該ボス部5の両側面に一対の弾性挾持片13・13
の各先端尖鋭歯3aを強制的に食い込ませれば、一の部
材P1と他の部材P2同士が重合固定される。
従って、例え本実施例に係る固定クリップが、クリップ
本体11の両側部にロック構造14を付設すると雖も、
固定作業は従来クリップと何ら変わることなく、極めて
簡単に行なえることとなる。
然し、本実施例にあっては、クリップ本体11の両側部
において、ロック腕15の先端係止部15aとΩ字状立
上り壁部16の自由端縁16aの係止状態により、立上
り壁部16のΩ字形状の拡開防止は勿論のこと、最終的
には、弾性挾持片13と連続する開口12の拡開が完全
に防止されるので、例え部材P1・P2の固定状態にあ
って、クリップ本体11に図中矢印X方向の荷重が加わ
っても、開口12が不用意に拡開することが絶対になく
なる。
従って、従来の如く、一対の弾性挾持片13・13が互
いに離間して、ボス部5の両側面に対する食い込み状態
が弱くなる心配が全くなくなるので、本実施例にあって
は、重合固定状態にある部材P1・P2同士がガタつい
たり、クリップ本体11がボス部5から脱落することが
完全に防止されることとなる。
尚、使用前のクリップ本体11自体に不測の外力等が加
わっても、既述したロック腕15の先端係止部15aと
Ω字状立上り壁部16の自由端縁16aの係止状態によ
り、同様に開口12の拡開が防止できることは言うまで
もない。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、クリップ本体の中央部に、部材
のボス部を差し込む開口を形成すると共に、該開口縁に
一対の弾性挾持片を連続して形成する一方、クリップ本
体の両側部に、先端係止部を有するロック腕と、自由端
縁を有する立上り壁部とを形成して、該立上り壁部の自
由端縁とロック腕の先端係止部とを向い合わせ状態に係
止させることを特徴とするものであるから、ロック腕の
先端係止部と立上り壁部の自由端縁の係止状態により、
各立上り壁部の拡開防止は勿論のこと、最終的には、弾
性挾持片と連続する開口の拡開を有効に防止できること
となった。
従って、例えクリップ本体に荷重が加わっても、開口が
不用意に拡開する心配が全くなくなるので、従来の如
く、一対の弾性挾持片が互いに離間して、ボス部の両側
面に対する食い込み状態が弱くなる心配が全くなくなる
結果、固定状態にある部材同士が不用意にガタついた
り、クリップ自体がボス部から脱落することが完全に防
止されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る金属製固定クリップを示
す全体斜視図、第2図は同クリップの開口拡開防止のロ
ック構造を示す要部拡大斜視図、第3図は部材同士を重
合固定した状態を示す要部断面図、第4図Aは従来の金
属製固定クリップを示す全体斜視図、同図Bは同クリッ
プを用いて部材同士を重合固定した状態を示す要部断面
図である。 P1・・・一の部材、5・・・ボス部、P2・・・他の
部材、6・・・挿通孔、11・・・クリップ本体、12
・・・開口、13・・・弾性挾持片、13a・・・尖鋭
歯、15・・・ロック腕、15a・・・先端係止部、1
6・・・Ω字状立上り壁部、16a・・・自由端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略Ω字状を呈するクリップ本体を備え、該
    クリップ本体の下部側に部材に突設されたボス部を差し
    込む開口を形成すると共に、該開口を画成する両側壁に
    開口内に差し込まれたボス部を両側から挾持する一対の
    弾性挾持片を形成してなる金属製固定クリップにおい
    て、 クリップ本体の中央部に、上記ホズ部を差し込む開口を
    形成して、該開口縁に一対の弾性挾持片を連続して形成
    する一方、クリップ本体の両側部に、先端係止部を有す
    るロック腕と自由端縁を有する略Ω字状の立上り壁部と
    を形成して、該立上り壁部の自由端縁とロック腕の先端
    係止部とを向い合わせ状態に係止させるように構成した
    ことを特徴とする金属製固定クリップ。
JP4477688U 1988-04-04 1988-04-04 金属製固定クリップ Expired - Lifetime JPH06641Y2 (ja)

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JP4477688U JPH06641Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 金属製固定クリップ

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JPH01148115U JPH01148115U (ja) 1989-10-13
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