JPH0664222A - 光書込みヘッド - Google Patents
光書込みヘッドInfo
- Publication number
- JPH0664222A JPH0664222A JP21501392A JP21501392A JPH0664222A JP H0664222 A JPH0664222 A JP H0664222A JP 21501392 A JP21501392 A JP 21501392A JP 21501392 A JP21501392 A JP 21501392A JP H0664222 A JPH0664222 A JP H0664222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron emission
- rod
- conductive thin
- thin film
- optical writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 30
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 16
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体に照射される光量を均一にした光書込
みヘッドを提供すること。 【構成】 蛍光体84が棒状電子放出源87から放出さ
れる電子で刺激されて発光し、その光は透明な真空部材
(ケーシング)82を通して感光体90に照射される。
その際、導電性薄膜が形成された反射部材11の方向に
向かった電子は、前記反射部材によりグリッド電極86
やアノード電極側83に反射される。また、導電性薄膜
11は棒状電子放出源の長手方向における電子放出量の
違いを補償するような形状をしているために蛍光体から
の発光量は均一となり、感光体に対して一様な照射がな
される。
みヘッドを提供すること。 【構成】 蛍光体84が棒状電子放出源87から放出さ
れる電子で刺激されて発光し、その光は透明な真空部材
(ケーシング)82を通して感光体90に照射される。
その際、導電性薄膜が形成された反射部材11の方向に
向かった電子は、前記反射部材によりグリッド電極86
やアノード電極側83に反射される。また、導電性薄膜
11は棒状電子放出源の長手方向における電子放出量の
違いを補償するような形状をしているために蛍光体から
の発光量は均一となり、感光体に対して一様な照射がな
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光書込みヘッドに係
り、特に感光体への光の照射量が均一になるようにした
直熱型三極真空管構造を原理構造とする光書込みヘッド
の改良に関する。
り、特に感光体への光の照射量が均一になるようにした
直熱型三極真空管構造を原理構造とする光書込みヘッド
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種情報機器の出力装置として
は、高速・高品質のものが求められ、かかる要求を満た
すため、記録すべき画像情報を光信号に変換して感光体
に書き込む方式のものが普及してきている。ここで用い
られる光書込み装置としては、回転多面体ミラーやガル
バノミラー等とレーザを組み合わせたもの、液晶などに
よる光シャッタアレイを用いるもの、発光ダイオードア
レイやプラズマ放電素子アレイ、電界発光素子アレイ等
のアレイ光源を用いるもの、CRTと光ファイバを組み
合わせたもの等がある。しかし、これらの光書込み装置
は、信頼性、コスト、占有容積等の点で十分と言えず、
新たな方式の光書込み装置の研究が進められ、その一つ
として螢光表示管の原理を応用したものがある。
は、高速・高品質のものが求められ、かかる要求を満た
すため、記録すべき画像情報を光信号に変換して感光体
に書き込む方式のものが普及してきている。ここで用い
られる光書込み装置としては、回転多面体ミラーやガル
バノミラー等とレーザを組み合わせたもの、液晶などに
よる光シャッタアレイを用いるもの、発光ダイオードア
レイやプラズマ放電素子アレイ、電界発光素子アレイ等
のアレイ光源を用いるもの、CRTと光ファイバを組み
合わせたもの等がある。しかし、これらの光書込み装置
は、信頼性、コスト、占有容積等の点で十分と言えず、
新たな方式の光書込み装置の研究が進められ、その一つ
として螢光表示管の原理を応用したものがある。
【0003】この螢光表示管の原理を応用した光書込み
ヘッドは、直熱型三極真空管構造を基本としている。図
5(A),(B)に蛍光表示管の原理を応用した光書込
みヘッドの断面図と部分拡大平面図を示す。
ヘッドは、直熱型三極真空管構造を基本としている。図
5(A),(B)に蛍光表示管の原理を応用した光書込
みヘッドの断面図と部分拡大平面図を示す。
【0004】図5(A),(B)に示すように、この光
書込みヘッド81は、基板82とその上に低融点ガラス
で接着されたケーシング89とにより真空容器(ケーシ
ング)が構成されている。基板82上には、パターニン
グされたアノード電極83が設置され、このアノード電
極83上に電着により螢光体画素84が塗布されてい
る。これらのアノード電極83と蛍光体画素84は、光
書込みヘッド81の長手方向に列状に多数配設されてい
る。また、このアノード電極83の上方には、タングス
テン線に電子放射性物質が塗布された電子源としてのフ
ィラメントカソード87が張られ(実際の間隔は約50
0μm)、このフィラメントカソード87とアノード電
極83の間には、金属メッシュを加工したグリッド電極
86がアノード電極83とフィラメントカソード87に
対して一定距離に保持されている。
書込みヘッド81は、基板82とその上に低融点ガラス
で接着されたケーシング89とにより真空容器(ケーシ
ング)が構成されている。基板82上には、パターニン
グされたアノード電極83が設置され、このアノード電
極83上に電着により螢光体画素84が塗布されてい
る。これらのアノード電極83と蛍光体画素84は、光
書込みヘッド81の長手方向に列状に多数配設されてい
る。また、このアノード電極83の上方には、タングス
テン線に電子放射性物質が塗布された電子源としてのフ
ィラメントカソード87が張られ(実際の間隔は約50
0μm)、このフィラメントカソード87とアノード電
極83の間には、金属メッシュを加工したグリッド電極
86がアノード電極83とフィラメントカソード87に
対して一定距離に保持されている。
【0005】基板82上には、短冊状に整形されたアノ
ード電極83が基板82の長手方向に多数設置されてい
る。このアノード電極83とグリッド電極86との電気
的接触を避けるため、蛍光体画素84の設置領域を残し
てアノード電極83と基板82が絶縁層85により被覆
されている。絶縁層85により露出したアノード電極8
3上には電着により蛍光体画素84が設置されている。
ード電極83が基板82の長手方向に多数設置されてい
る。このアノード電極83とグリッド電極86との電気
的接触を避けるため、蛍光体画素84の設置領域を残し
てアノード電極83と基板82が絶縁層85により被覆
されている。絶縁層85により露出したアノード電極8
3上には電着により蛍光体画素84が設置されている。
【0006】かかる構成の光書込みヘッド81は、ロッ
ドレンズ91を挟んで感光体90と対向配置されてい
る。また、感光体90は図示しない駆動装置により光書
込みヘッド81の長手方向に対して垂直方向(即ち、副
走査方向X)に搬送される。
ドレンズ91を挟んで感光体90と対向配置されてい
る。また、感光体90は図示しない駆動装置により光書
込みヘッド81の長手方向に対して垂直方向(即ち、副
走査方向X)に搬送される。
【0007】このような光書込みヘッド81においてフ
ィラメントカソード87に交流のフィラメント電圧が印
加され、更に、この交流電圧の他に、接地電圧に対して
常に正の電位となるように直流のカットオフ電圧が重畳
されている。フィラメント電圧がフィラメントカソード
87に印加されると、これが加熱され、塗布されている
電子放射性物質から熱電子が放出される。グリッド電極
86には、フィラメントカソード87に対し正の電圧が
加えられ、フィラメントカソード87から放出された熱
電子は加速され、一部はグリッド電極86に流れ込みグ
リッド電流となるが、グリッド電極86を通過した熱電
子はアノード電極83に向う。
ィラメントカソード87に交流のフィラメント電圧が印
加され、更に、この交流電圧の他に、接地電圧に対して
常に正の電位となるように直流のカットオフ電圧が重畳
されている。フィラメント電圧がフィラメントカソード
87に印加されると、これが加熱され、塗布されている
電子放射性物質から熱電子が放出される。グリッド電極
86には、フィラメントカソード87に対し正の電圧が
加えられ、フィラメントカソード87から放出された熱
電子は加速され、一部はグリッド電極86に流れ込みグ
リッド電流となるが、グリッド電極86を通過した熱電
子はアノード電極83に向う。
【0008】ここで、フィラメントカソード87に対し
て正の電圧がアノード電極83に加えられている場合に
は、グリッド電極86を通過した熱電子はアノード電極
83に到達し、アノード電極83に塗布されている蛍光
体画素84を刺激し、これらを発光させる。また、フィ
ラメントカソード87に対し負の電圧がアノード電極8
3に印加されている場合には、グリッド電極86を通過
した熱電子はアノード電極83に到達できず、蛍光体画
素84は発光しない。そこで、駆動回路(図示せず)に
より、記録すべき画像情報に応じてアノード電極83に
印加する電圧のON/OFF制御を選択的に行い、蛍光
体画素84の発光・非発光を制御する。
て正の電圧がアノード電極83に加えられている場合に
は、グリッド電極86を通過した熱電子はアノード電極
83に到達し、アノード電極83に塗布されている蛍光
体画素84を刺激し、これらを発光させる。また、フィ
ラメントカソード87に対し負の電圧がアノード電極8
3に印加されている場合には、グリッド電極86を通過
した熱電子はアノード電極83に到達できず、蛍光体画
素84は発光しない。そこで、駆動回路(図示せず)に
より、記録すべき画像情報に応じてアノード電極83に
印加する電圧のON/OFF制御を選択的に行い、蛍光
体画素84の発光・非発光を制御する。
【0009】なお、ケーシング89の真空側の面には導
電性薄膜89aが形成され、これをフィラメント電位ま
たは正の一定の電位に保つことにより、導電性薄膜89
aは外部からの静電気により電子がケーシング89内面
に帯電し、発光強度にばらつきを発生することを防ぐ電
気的シールドとして働いている。
電性薄膜89aが形成され、これをフィラメント電位ま
たは正の一定の電位に保つことにより、導電性薄膜89
aは外部からの静電気により電子がケーシング89内面
に帯電し、発光強度にばらつきを発生することを防ぐ電
気的シールドとして働いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の光書込みヘッドにおいて、フィラメントカソード8
7にはカットオフバイアスの低減と電位勾配による輝度
の分布を小さくするために、図6に示すように交流電圧
が印加されている。即ち、フィラメントトランス92の
センタータップにカットオフバイアスVCを印加する電
源93が接続され、この場合、フィラメントカソード電
圧の振幅が中央部を境に左右に半分ずつ振り分けられ、
フィラメントカソード87の端部へ向かって大きくなっ
ている。フィラメントカソード電圧は交流であるのでカ
ットオフバイアスVCを中心に、プラス側に振れたりマ
イナス側に振れたりする。これに対応してフィラメント
カソード87から電子が放出される。
来の光書込みヘッドにおいて、フィラメントカソード8
7にはカットオフバイアスの低減と電位勾配による輝度
の分布を小さくするために、図6に示すように交流電圧
が印加されている。即ち、フィラメントトランス92の
センタータップにカットオフバイアスVCを印加する電
源93が接続され、この場合、フィラメントカソード電
圧の振幅が中央部を境に左右に半分ずつ振り分けられ、
フィラメントカソード87の端部へ向かって大きくなっ
ている。フィラメントカソード電圧は交流であるのでカ
ットオフバイアスVCを中心に、プラス側に振れたりマ
イナス側に振れたりする。これに対応してフィラメント
カソード87から電子が放出される。
【0011】この場合、フィラメントカソード87に流
れる電流を考えると、グリッド電極86やアノード電極
83からの電流がフィラメントカソード87に流入する
ことになり、フィラメント電流はフィラメントカソード
87の位置により異なる。フィラメントカソード87の
高電位側から低電位側に移るにつれてフィラメント電流
は大きくなり位置の関数となる。仮に、フィラメントカ
ソード87の抵抗率が一定で、グリッド電流やアノード
電流も一様にフィラメントカソード87に流入すると考
えると、フィラメントカソード87内の電位は位置に対
し2次関数的な変化を示す。即ち、フィラメントカソー
ド87の中央部より端部の方が、時間平均をとると電位
は高く、フィラメントカソード87から放出される電子
はより大きな加速度が与えられる。さらに、電流の2乗
に比例するジュール熱によりフィラメントカソード87
の温度は決まる。この場合も、発生するジュール熱の時
間平均値はフィラメントカソード87の中央部より端部
の方が大きくなりフィラメント温度も高くなる。
れる電流を考えると、グリッド電極86やアノード電極
83からの電流がフィラメントカソード87に流入する
ことになり、フィラメント電流はフィラメントカソード
87の位置により異なる。フィラメントカソード87の
高電位側から低電位側に移るにつれてフィラメント電流
は大きくなり位置の関数となる。仮に、フィラメントカ
ソード87の抵抗率が一定で、グリッド電流やアノード
電流も一様にフィラメントカソード87に流入すると考
えると、フィラメントカソード87内の電位は位置に対
し2次関数的な変化を示す。即ち、フィラメントカソー
ド87の中央部より端部の方が、時間平均をとると電位
は高く、フィラメントカソード87から放出される電子
はより大きな加速度が与えられる。さらに、電流の2乗
に比例するジュール熱によりフィラメントカソード87
の温度は決まる。この場合も、発生するジュール熱の時
間平均値はフィラメントカソード87の中央部より端部
の方が大きくなりフィラメント温度も高くなる。
【0012】以上の「フィラメント電流の位置関数」
「ジュール熱」等の原因により、図7に示すように、フ
ィラメント端部は中央部より電子の放出量が多くなる。
ここで、蛍光体画素84の発光量は、入射する電子エネ
ルギと数に比例するので、光書込みヘッドの中央部より
両端部の蛍光体画素の方が輝度は高くなる。これは、
「印字濃度のばらつき」という問題につながる。
「ジュール熱」等の原因により、図7に示すように、フ
ィラメント端部は中央部より電子の放出量が多くなる。
ここで、蛍光体画素84の発光量は、入射する電子エネ
ルギと数に比例するので、光書込みヘッドの中央部より
両端部の蛍光体画素の方が輝度は高くなる。これは、
「印字濃度のばらつき」という問題につながる。
【0013】そこで、本発明は、前記問題点を解決する
ためになされたものであり、感光体に照射される光量を
均一にした光書込みヘッドを提供することを目的とす
る。
ためになされたものであり、感光体に照射される光量を
均一にした光書込みヘッドを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ほぼ真空に保持されたケーシング部材の内
部に棒状電子放出源と、この棒状電子放出源の加熱用電
源と、前記棒状電子放出源から放出された熱電子の加速
用電源と、アレイ状に配設された蛍光体とを備え、前記
蛍光体を画素単位に選択的に棒状電子放出源からの熱電
子で刺激して発光させ、この発光を前記ケーシング部材
に近接配置された感光体に照射することにより感光体に
画像情報を書き込む光書込みヘッドにおいて、前記ケー
シング部材の内面に前記熱電子を反射せしめる反射部材
を備えて構成した。
に本発明は、ほぼ真空に保持されたケーシング部材の内
部に棒状電子放出源と、この棒状電子放出源の加熱用電
源と、前記棒状電子放出源から放出された熱電子の加速
用電源と、アレイ状に配設された蛍光体とを備え、前記
蛍光体を画素単位に選択的に棒状電子放出源からの熱電
子で刺激して発光させ、この発光を前記ケーシング部材
に近接配置された感光体に照射することにより感光体に
画像情報を書き込む光書込みヘッドにおいて、前記ケー
シング部材の内面に前記熱電子を反射せしめる反射部材
を備えて構成した。
【0015】
【作用】蛍光体が棒状電子放出源から放出される電子で
刺激されて発光し、その光は透明な真空部材(ケーシン
グ)を通して感光体に照射される。その際、導電性薄膜
が形成された反射部材の方向に向かった電子は、前記反
射部材によりグリッド電極やアノード電極側に反射され
る。また、導電性薄膜は棒状電子放出源の長手方向にお
ける電子放出量の違いを補償するような形状をしている
ために蛍光体からの発光量は均一となり、感光体に対し
て一様な照射がなされる。
刺激されて発光し、その光は透明な真空部材(ケーシン
グ)を通して感光体に照射される。その際、導電性薄膜
が形成された反射部材の方向に向かった電子は、前記反
射部材によりグリッド電極やアノード電極側に反射され
る。また、導電性薄膜は棒状電子放出源の長手方向にお
ける電子放出量の違いを補償するような形状をしている
ために蛍光体からの発光量は均一となり、感光体に対し
て一様な照射がなされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の光書込みヘッドの実施例を図
面を参照して説明する。図1(A)に光書込みヘッドの
断面図を示し、図1(B)に本発明の要部をなす反射部
材の拡大図を示す。なお、既に説明した部分には同一符
号を付し、重複記載を省略する。
面を参照して説明する。図1(A)に光書込みヘッドの
断面図を示し、図1(B)に本発明の要部をなす反射部
材の拡大図を示す。なお、既に説明した部分には同一符
号を付し、重複記載を省略する。
【0017】図1(A),(B)に示すように、ケ−シ
ング89の上部内面には反射部材Hが取り付けられ、こ
の反射部材Hは、第1導電性薄膜11と、第2導電性薄
膜12とからなる。
ング89の上部内面には反射部材Hが取り付けられ、こ
の反射部材Hは、第1導電性薄膜11と、第2導電性薄
膜12とからなる。
【0018】ケーシング89の上部内面の中央部にはほ
ぼ楕円形をした第1導電性薄膜部11と、この第1導電
性薄膜部11の周囲に形成された絶縁溝13を挟んで第
2導電性薄膜部12が形成されている。前記導電性薄膜
部材としてはITOやSnO 2 が好適であり、スプレー
法,塗布法,真空蒸着法,スパッタ法等により作成され
る。また、前記導電性薄膜のパターニングは、一般的な
フォトリソ工程とプラズマを用いる気相のエッチング、
酸やアルカリの溶液を用いる液相のエッチング、あるい
はフォトレジストのリストオフ等により行われる。
ぼ楕円形をした第1導電性薄膜部11と、この第1導電
性薄膜部11の周囲に形成された絶縁溝13を挟んで第
2導電性薄膜部12が形成されている。前記導電性薄膜
部材としてはITOやSnO 2 が好適であり、スプレー
法,塗布法,真空蒸着法,スパッタ法等により作成され
る。また、前記導電性薄膜のパターニングは、一般的な
フォトリソ工程とプラズマを用いる気相のエッチング、
酸やアルカリの溶液を用いる液相のエッチング、あるい
はフォトレジストのリストオフ等により行われる。
【0019】このようにして得られる第1導電性薄膜部
11は、図2に示すようにフィラメントカソード87の
加熱用電源EFのセンタータップより低電位になるよう
に(図3参照)バイアス電源EBを介して電子の加速用
電源EA1 に接続されている。この時、バイアス電源E
Bの電圧はフィラメントカソード87の加熱用電源EF
の最大電圧と同程度かそれ以上に設定する。このように
電位設定をすることにより、フィラメントカソード86
から放出される電子は第1導電性薄膜部11に流入しな
くなり、その分グリッド電極86やアノード電極83の
方向に多く放出されることになる。
11は、図2に示すようにフィラメントカソード87の
加熱用電源EFのセンタータップより低電位になるよう
に(図3参照)バイアス電源EBを介して電子の加速用
電源EA1 に接続されている。この時、バイアス電源E
Bの電圧はフィラメントカソード87の加熱用電源EF
の最大電圧と同程度かそれ以上に設定する。このように
電位設定をすることにより、フィラメントカソード86
から放出される電子は第1導電性薄膜部11に流入しな
くなり、その分グリッド電極86やアノード電極83の
方向に多く放出されることになる。
【0020】一方、第2導電性薄膜部12は図示しない
別のバイアス用電源によりフィラメントカソード87の
加熱用電源EFの電位と同等もしくはそれ以下の電位に
保持されている。ここで、第1導電性薄膜部11は、フ
ィラメントカソード87の電子放出量の分布に対応して
フィラメントカソード87の長手方向と垂直方向の幅が
変化してパターニングされている。即ち、電子放出量の
少ないフィラメントカソード87の中央部に対応した第
1導電性薄膜部11はその幅が両端部に比べて広く、フ
ィラメントカソード87から導電性薄膜側に向かう電子
に対する反射制御機能が強く働く。結果的に、図4に示
すように、フィラメントカソード87からの電子の放出
量の分布が補償され、蛍光体画素が設置されているアノ
ード電極83には、アノード電極83の設置位置によら
ず一様な発光量が得られるような数の電子が流入するこ
とになる。従って、電子の放出量がほぼ均一になるの
で、従来の如き「印字濃度のばらつき」を抑制すること
ができ、印字品質の優れた印刷物を得ることが可能とな
る。
別のバイアス用電源によりフィラメントカソード87の
加熱用電源EFの電位と同等もしくはそれ以下の電位に
保持されている。ここで、第1導電性薄膜部11は、フ
ィラメントカソード87の電子放出量の分布に対応して
フィラメントカソード87の長手方向と垂直方向の幅が
変化してパターニングされている。即ち、電子放出量の
少ないフィラメントカソード87の中央部に対応した第
1導電性薄膜部11はその幅が両端部に比べて広く、フ
ィラメントカソード87から導電性薄膜側に向かう電子
に対する反射制御機能が強く働く。結果的に、図4に示
すように、フィラメントカソード87からの電子の放出
量の分布が補償され、蛍光体画素が設置されているアノ
ード電極83には、アノード電極83の設置位置によら
ず一様な発光量が得られるような数の電子が流入するこ
とになる。従って、電子の放出量がほぼ均一になるの
で、従来の如き「印字濃度のばらつき」を抑制すること
ができ、印字品質の優れた印刷物を得ることが可能とな
る。
【0021】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ことなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加
えることができる。例えば、第1導電性薄膜部11は、
フィラメントカソード87の電子放出量の分布に対応し
てフィラメントカソード87の長手方向と垂直方向の幅
が変化してパターニングされており、電子放出量の少な
いフィラメントカソード87の中央部に対応した第1導
電性薄膜部11はその幅が両端部に比べて狭く、かつフ
ィラメントカソード87の加熱用電源の電位と同等もし
くはバイアス用電源によりそれ以上の電位に保持され、
他方の導電性薄膜12がフィラメントカソード87の加
熱用電源の瞬時最小電位と同等もしくはそれ以下の電位
に保持されていてもよい。
ことなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加
えることができる。例えば、第1導電性薄膜部11は、
フィラメントカソード87の電子放出量の分布に対応し
てフィラメントカソード87の長手方向と垂直方向の幅
が変化してパターニングされており、電子放出量の少な
いフィラメントカソード87の中央部に対応した第1導
電性薄膜部11はその幅が両端部に比べて狭く、かつフ
ィラメントカソード87の加熱用電源の電位と同等もし
くはバイアス用電源によりそれ以上の電位に保持され、
他方の導電性薄膜12がフィラメントカソード87の加
熱用電源の瞬時最小電位と同等もしくはそれ以下の電位
に保持されていてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、棒状電子放出源の電子放出量の違いに応
じて、棒状電子放出源から放出される電子の一部を反射
する反射部材を備えているので、蛍光体から感光体に照
射される光量を均一にできる。
発明によれば、棒状電子放出源の電子放出量の違いに応
じて、棒状電子放出源から放出される電子の一部を反射
する反射部材を備えているので、蛍光体から感光体に照
射される光量を均一にできる。
【図1】(A)は本発明の実施例の光書込みヘッドの断
面図、(B)は前記光書込みヘッドの反射部材の模式図
である。
面図、(B)は前記光書込みヘッドの反射部材の模式図
である。
【図2】前記実施例における電気回路図である。
【図3】前記実施例における反射部材の電位を説明する
図である。
図である。
【図4】電子放出量の分布を本発明と実施例とで比較し
て示す図である。
て示す図である。
【図5】従来の光書込みヘッドを示す図であって、
(A)は断面図、(B)は光書込みヘッドの基板部の平
面図である。
(A)は断面図、(B)は光書込みヘッドの基板部の平
面図である。
【図6】従来のフィラメントカソードに対する駆動回路
を示す図である。
を示す図である。
【図7】従来の光書込みヘッドの電子放出量の分布を示
す図である。
す図である。
11…第1導電性薄膜部 12…第2導電性薄膜部 83…アノード電極 86…グリッド電極 87…フィラメント電極(棒状電子放出源) 89…ケーシング EF…加熱用電源 EA1 …加速用電源 H…反射部材
Claims (3)
- 【請求項1】 ほぼ真空に保持されたケーシング部材の
内部に棒状電子放出源と、この棒状電子放出源の加熱用
電源と、前記棒状電子放出源から放出された熱電子の加
速用電源と、アレイ状に配設された蛍光体とを備え、前
記蛍光体を画素単位に選択的に棒状電子放出源からの熱
電子で刺激して発光させ、この発光を前記ケーシング部
材に近接配置された感光体に照射することにより画像情
報を書き込む光書込みヘッドにおいて、 前記ケーシング部材の内面に前記熱電子を反射せしめる
反射部材を備えたことを特徴とする光書込みヘッド。 - 【請求項2】 前記反射部材は、互いに電気的に絶縁さ
れた少なくとも2個の導電性薄膜からなり、一方の導電
性薄膜が前記加熱用電源の電位と同等もしくはそれ以上
の電位に保持され、他方の導電性薄膜が前記加熱用電源
の瞬時最小電位と同等もしくはそれ以下の電位に保持さ
れたことを特徴とする請求項1記載の光書込みヘッド。 - 【請求項3】 前記反射部材の形状は、前記棒状電子放
出源から放出された熱電子が前記感光体に均一に照射さ
れるような形状であることを特徴とする請求項1記載の
光書込みヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21501392A JPH0664222A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 光書込みヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21501392A JPH0664222A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 光書込みヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664222A true JPH0664222A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16665279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21501392A Pending JPH0664222A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 光書込みヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664222A (ja) |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP21501392A patent/JPH0664222A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6300713B1 (en) | Focusing electrode for field emission displays and method | |
| JP4304809B2 (ja) | 表示用パネル及びこれを用いた表示装置 | |
| JPS60240035A (ja) | 制御グリツド構造体及びこれを用いた真空蛍光式プリント装置 | |
| JP2629521B2 (ja) | 電子銃及び陰極線管 | |
| US4730203A (en) | Write head for an optical printer | |
| JPH0664222A (ja) | 光書込みヘッド | |
| JPH06115156A (ja) | 光書込みヘッド | |
| US4743800A (en) | Array of light emitting elements for electrophotographic printer | |
| US4825230A (en) | Optical writer with vacuum tube and electro-optic shutter | |
| EP0527240A1 (en) | Light projecting device | |
| JPH06115157A (ja) | 光書込みヘッド | |
| US6204600B1 (en) | Field emission device having floating electrode and conductive particle layer | |
| JPH05345444A (ja) | 光書込みヘッド | |
| JPH0364076B2 (ja) | ||
| JPH04364968A (ja) | 光書き込み装置 | |
| JPH0195073A (ja) | 蛍光プリンタヘッド | |
| JPH04336558A (ja) | 光書き込み装置 | |
| KR100322080B1 (ko) | 레이저 음극선관 | |
| JPH0622104B2 (ja) | 光書込デバイス | |
| JPH05330132A (ja) | 光書込みヘッド用基板 | |
| JPS61267224A (ja) | 蛍光表示管における蛍光面形成方法 | |
| JPH08287853A (ja) | 蛍光表示管 | |
| JPH0461458B2 (ja) | ||
| KR19980084254A (ko) | 형광표시관 | |
| JPH04310981A (ja) | 光書込み装置 |