JPH0664237A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0664237A
JPH0664237A JP22102092A JP22102092A JPH0664237A JP H0664237 A JPH0664237 A JP H0664237A JP 22102092 A JP22102092 A JP 22102092A JP 22102092 A JP22102092 A JP 22102092A JP H0664237 A JPH0664237 A JP H0664237A
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JP
Japan
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recording
line
phase excitation
unit
data
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JP22102092A
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English (en)
Inventor
Takahiko Tokumasu
貴彦 徳増
Takeo Ohashi
威夫 大橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2相励磁と1相励磁を交互に繰り返す1−2
相励磁方式において、1相励磁と2相励磁と組み合わせ
た2ステップを1単位として複数単位でモータを駆動す
ることにより、記録紙の均一な移動量を保証する回転制
御を実現すると共に、低電圧駆動の不利や低速回転の不
利を覆し高画質な印字記録を実現する記録装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 中央制御部11に駆動制御部と記録制御部が
設けられており、駆動制御部は、1−2相励磁方式にお
ける1相励磁と2相励磁の2ステップを1単位として複
数単位でステッピングモータの駆動を制御する。また、
記録制御部は、前記複数単位で駆動されるステッピング
モータの駆動タイミングに同期させて、複数ラインの画
情報を前記記録部をして連続で記録紙に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単体のプリンタとして、
またファクシミリ装置などのプロッタ部として用いられ
る記録装置に関し、特に1相励磁と2相励磁を交互に繰
り返す1−2相励磁方式によりステッピングモータを駆
動する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などのプロッタ
部として、感熱記録式、ドットインパクト方式、あるい
はレーザビーム方式(電子写真方式)等の記録装置が多
用されているが、この記録装置は、ステップピッチで回
転するステッピングモータをその駆動源に採用したもの
が多い。
【0003】従来のこの種の記録装置としては、例えば
実開平2−65560号公報に記載されたものがあり、
ステッピングモータの励磁方式を2相励磁または1−2
相励磁方式に切り換えることにより、副走査線密度を変
更している。すなわち、モータの励磁方式を2相励磁方
式から1−2相励磁方式に変えることにより、所定時間
内の記録紙の送り量を約1/2にしている。
【0004】ここで、2相励磁と1−2相励磁方式の違
いを述べる。従来の記録装置で使用されているステッピ
ングモータは、2相励磁のときに1ステップで7.5度
の移動角を持っているが、1−2相励磁の場合には3.
75度の移動角しか持ってない。また、2相励磁では常
に2つの相を励磁するのに対し、1−2相励磁では1つ
の相を励磁する場合と2つの相を励磁する場合が交互に
現れる。このことから容易に推察できるが、1−2相励
磁における1相励磁と2相励磁では出力トルクおよび反
応速度が変わってくる。従って、負荷があると実際に
は、1相励磁時に記録紙の送り量が1/2に達しない場
合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は従来の記録装置
における1−2相励磁方式による記録紙の移動量を示す
特性図である。図示の1−2相励磁は、100pps
(Pulse Per Second)のモータ制御により、散発的に2
相励磁と1相励磁を行ったライン毎のデータ印字例を示
したものである。図示のように、1−2相励磁のモータ
駆動で各励磁に対し異なるデータを印字しようとした場
合、1相励磁状態での記録紙の移動量と、2相励磁状態
における記録紙の移動量とが異なるため記録紙の送り精
度が不均一になり、均等な印字ができないため高画質を
得られないという不具合があった。
【0006】付け加えて、モータの1ステップの角度精
度に付いて述べると、負荷の小さい場合では、2相励磁
も1−2相励磁の場合も殆ど変わらず、約0.5度であ
る。従って、2相励磁の場合は0.5/7.5、また1
−2相励磁の場合は0.5/3.75であるため、1ス
テップの移動角が小さい1−2相励磁の方が2相励磁に
比べて1ステップ当たりの精度が悪く、前記不均等印字
に陥る危険性が高い。このように、モータの回転速度が
遅い場合に不均等印字の傾向は強まり、2相励磁に比べ
て回転速度が遅い1−2相励磁の不利は否めない。
【0007】さらに、ステッピングモータの駆動方法に
は、定電圧駆動方法と定電流駆動方法があり両方とも良
く使われているが、後者はコストが高い欠点がある。従
って、最近の記録装置では、定電圧駆動方法が主流とな
っている。しかしながら、この定電圧駆動方法は、基本
的にモータの微少な駆動制御に対して不向きであり、前
記不均等印字発生の要因となっている。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、2相励磁
と1相励磁を交互に繰り返す1−2相励磁方式におい
て、1相励磁単独による散発的な又は間欠的なモータ駆
動を改め、2相励磁と組み合わせた2ステップを1単位
として複数単位でモータを駆動することにより、記録紙
の均一な移動量を保証する回転制御を実現すると共に、
低電圧駆動の不利や低速回転の不利を覆し高画質な印字
記録を実現する記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】また、請求項2記載の発明は、2相励磁と
1相励磁の最小組合わせ単位である2ステップ単位にモ
ータを駆動することにより、本駆動制御に付随して記録
紙に印字記録を行う記録部を始めとする周辺装置の構成
を最小限に抑え、低コストで高画質な印字記録を実現す
る記録装置を提供することを目的としている。次に、2
ステップ単位にモータを駆動するためには、このモータ
駆動に合わせて2ライン分のデータを記録紙に印字記録
する必要がある。ところが、ラインバッファから記録部
にデータを転送するためには所定の転送時間たとえば1
0msを要し、データ転送は第1ライン、第2ラインと
前記転送時間をかけて順次転送される。ここで、図6に
示した駆動タイミングを注目すると、これは2相励磁、
1相励磁が散発的に行われている例であり、その駆動間
隔は10msとなっている。これに対し、2ステップ単
位にモータを駆動すると、その駆動間隔は5msとな
る。このため、例えば図6中、nラインと(n+1)ラ
インを連続で印字記録する場合では、0ms時に第1ス
テップを駆動する2相励磁パルスが、また5ms時に第
2ステップを駆動する1相励磁パルスが出力されること
となる。従って、5ms間隔で1相励磁パルスが出力さ
れた時点(5ms時)では、まだ第2ラインである(n
+1)ラインのデータが記録部に転送終了しておらず、
2ステップ単位のモータ駆動に合わせた2ラインの連続
記録ができない。
【0010】そこで、請求項3記載の発明は、第1ライ
ンのデータを記録部に転送終了し印字可能な時点から、
第2ラインのデータ転送時間を見越して第1ラインの印
字タイミングを遅延させることにより、第1および第2
の2ライン連続記録を実現する記録装置を提供すること
を目的としている。この場合、図6においてnラインの
印字タイミングおよび第1ステップの駆動タイミングは
5ms時に遅延するわけであるが、記録部がサーマルヘ
ッド等の熱式記録部材を使用する感熱記録部であるとき
には、この遅延によりサーマルヘッドの温度が低下し、
5ms時点で適正温度まで加熱することができない虞れ
がある。これは特に、第1ラインであるnラインの印字
までに時間経過があると顕著になる。
【0011】そこで、請求項4記載の発明は、第1ライ
ンの印字タイミングおよび第1ステップの駆動タイミン
グを遅延させた場合に、この遅延時間内で予備印字を行
うことにより、本印字までに熱式記録部材をある程度の
温度に予熱し、本印字での適正な記録温度を保証する記
録装置を提供することを目的としている。次に、予備印
字の際に熱式記録部材たとえばサーマルヘッドに与えら
れる印字パルスは、全ヘッドに隈無く与えられるもので
はなく、第1ラインのデータに従って与えられる。この
ため、第1ラインのデータが全白であれば、予熱を行う
画素がなく、予備印字の効果がない。
【0012】そこで、請求項5記載の発明は、第1ライ
ンのデータが全白の場合に第2ラインのデータを2度書
きすることにより、予備印字効果を保証する記録装置を
提供することを目的としている。ただし、この場合、前
述したように第2ラインのデータがラインバッファから
記録部に転送終了するのは、図6中、10ms時とな
る。このため、上記説明で第1ラインの印字タイミング
すなわち第1ステップの駆動タイミングとした5ms時
点では、まだ第2ラインのデータが転送終了していな
い。このため、本来の第1ラインの印字タイミング0m
s時点から、丁度1データ転送時間分遅延させた10m
s時点まで、第1ラインの印字タイミングを遅延させる
必要がある。
【0013】そこで、請求項6記載の発明は、第2ライ
ンのデータ転送時間を見越して第1ラインの印字タイミ
ングを遅延させることにより、第2ラインのデータ転送
終了を待って第1ラインに予備印字を行うことができる
記録装置を提供することを目的としている。また、請求
項7記載の発明は、予備印字の記録エネルギーを本印字
の記録エネルギーに対して低い値に設定することによ
り、予備印字時の発熱温度を発色温度以下に抑え、本来
全白ラインである第1ラインに記録が行われることを防
止する記録装置を提供することを目的としている。
【0014】次に、従来技術にあっては、1ラインの全
データが白の場合には、記録時間を短縮するために、あ
るいはファクシミリ装置であれば通信時間を短縮するた
めに、前記全白ラインを記録(印字)しないで記録紙だ
けを搬送する方法が採用されていた。これを一般に、白
ラインスキップと呼んでいる。従来のこの種の記録装置
は、例えば特開昭59−63885号公報に記載されて
いるが、白ラインスキップにおいては、前記データ転送
を行うことなくモータをステップ送りすることにより、
不要なデータ転送にかかる時間を切り詰めてスループッ
トを上げている。
【0015】そして、記録紙の搬送量(移動量)につい
ては少なくとも2種類を有し、かつ一方が他方の倍の搬
送量を有していなければ、前記した白ラインスキップは
効果が無くなってしまう。すなわち、1ラインの記録時
間よりも記録紙の搬送時間の方が速くないと効果が無
い。この2種類の移動量すなわちモータ駆動が2相励磁
方式、1−2相励磁方式に対応している。なお、前記し
た記録紙の搬送量は、ファクシミリ装置においては、一
般的に副走査線密度に呼応している。
【0016】ところが、このような従来の白ラインスキ
ップでは特に欠点とはなっていなかったが、2ステップ
単位にモータを駆動するようにすると、1ステップ単位
に且つ1ライン単位で行われていた従来の白ラインスキ
ップに考察が必要になる。そこで、請求項8記載の発明
は、2ラインが両方とも全白データの場合に白ラインス
キップを行うことにより、2ステップ単位のモータ駆動
に適した白ラインスキップを実現する記録装置を提供す
ることを目的としている。
【0017】また、請求項9記載の発明は、ハーフトー
ンモードでは予め全白ラインが無いものとしてスキップ
動作を行わないことにより、全白ラインの判断処理を省
略し処理の簡略化および迅速化を図る記録装置を提供す
ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、1相励磁と2相励磁を交互
に繰り返す1−2相励磁方式によりステップ駆動される
ステッピングモータと、このステッピングモータの駆動
により所定ステップで送られる記録紙と、この記録紙に
ライン毎の画情報を印字記録する記録部と、この記録部
によって印字記録される複数ラインの画情報を予めライ
ン毎に格納するラインバッファと、を備えた記録装置に
おいて、前記1相励磁と2相励磁の2ステップを1単位
として複数単位で前記ステッピングモータの駆動を制御
する駆動制御部と、この複数単位の駆動タイミングに同
期させて複数ラインの画情報を前記記録部をして連続で
記録紙に記録させる記録制御部と、を備えたことを特徴
とする。
【0019】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載の記録装置において、1
相励磁と2相励磁の2ステップを1単位として1単位で
前記ステッピングモータの駆動を制御し、この2ステッ
プを1単位とする駆動タイミングに同期させて2ライン
の画情報を前記記録部をして連続で記録紙に記録するこ
とを特徴とする。
【0020】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項2記載の記録装置において、記
録部をして第2ラインの前に記録される第1ラインの印
字タイミングをラインバッファから記録部に第1ライン
のデータが転送されてから該データ転送時間の半分の時
間相当分だけ遅延させ、ステッピングモータの第1ステ
ップの駆動タイミングをラインバッファから記録部に第
1ラインのデータが転送されてから最大で前記データ転
送時間の半分の時間相当分だけ遅延させることを特徴と
する。
【0021】また、請求項4記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項3記載の記録装置において、記
録部が熱式記録部材を使用する感熱記録部であるとき、
第1ラインの印字タイミングまでの遅延時間内に記録部
をして予備印字を行うことを特徴とする。また、請求項
5記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項3
記載の記録装置において、記録部が熱式記録部材を使用
する感熱記録部であるとき、第1ラインのデータが全白
の場合に第1ステップの駆動タイミングおよび第1ライ
ンの印字タイミングを遅延させ、第1ラインに第2ライ
ンのデータによって予備印字を行うことを特徴とする。
【0022】また、請求項6記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項5記載の記録装置において、第
1ステップの駆動タイミングおよび第1ラインの印字タ
イミングをそれぞれ前記データ転送時間の半分だけ遅延
させ、該第1ラインの印字タイミングをラインバッファ
から記録部に第1ラインのデータが転送されてからトー
タルでデータ転送時間分遅延させることを特徴とする。
【0023】また、請求項7記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項5または6記載の記録装置にお
いて、予備印字の記録エネルギーを本印字の記録エネル
ギーに対して低い値に設定したことを特徴とする。ま
た、請求項8記載の発明は、上記目的を達成するため
に、請求項5記載の記録装置において、2ラインが両方
とも全白データの場合に白ラインスキップを行うことを
特徴とする。
【0024】また、請求項9記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項8記載の記録装置において、ハ
ーフトーンモードでは白ラインスキップを禁止すること
を特徴とする。
【0025】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、駆動制御部が1相励磁と2相励磁の2ステップを1
単位として複数単位でステッピングモータの駆動を制御
し、この複数単位の駆動タイミングに同期させて、記録
制御部が複数ラインの画情報を記録部をして連続で記録
紙に記録させる。
【0026】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、1相励磁と2相励磁の2ステップを1単
位として1単位でステッピングモータの駆動を制御し、
この2ステップを1単位とする駆動タイミングに同期さ
せて2ラインの画情報を記録部をして連続で記録紙に記
録する。また、上記構成を有する請求項3記載の発明に
おいては、記録部をして第2ラインの前に記録される第
1ラインの印字タイミングをラインバッファから記録部
に第1ラインのデータが転送されてから該データ転送時
間の半分の時間相当分だけ遅延させ、ステッピングモー
タの第1ステップの駆動タイミングをラインバッファか
ら記録部に第1ラインのデータが転送されてから最大で
前記データ転送時間の半分の時間相当分だけ遅延させ
る。
【0027】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、記録部が熱式記録部材を使用する感熱記
録部であるとき、第1ラインの印字タイミングまでの遅
延時間内に記録部をして予備印字を行う。また、上記構
成を有する請求項5記載の発明においては、記録部が熱
式記録部材を使用する感熱記録部であるとき、第1ライ
ンのデータが全白の場合に第1ステップの駆動タイミン
グおよび第1ラインの印字タイミングを遅延させ、第1
ラインに第2ラインのデータによって予備印字を行う。
【0028】また、上記構成を有する請求項6記載の発
明においては、第1ステップの駆動タイミングおよび第
1ラインの印字タイミングをそれぞれデータ転送時間の
半分だけ遅延させ、該第1ラインの印字タイミングをラ
インバッファから記録部に第1ラインのデータが転送さ
れてからトータルでデータ転送時間分遅延させる。ま
た、上記構成を有する請求項7記載の発明においては、
予備印字の記録エネルギーを本印字の記録エネルギーに
対して低い値に設定する。
【0029】また、上記構成を有する請求項8記載の発
明においては、2ラインが両方とも全白データの場合に
白ラインスキップを行う。また、上記構成を有する請求
項9記載の発明においては、ハーフトーンモードでは白
ラインスキップを禁止する。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜9いずれかに記載された発明の一実施
例に係る記録装置を適用したファクシミリ装置を示すブ
ロック構成図である。まず、構成を説明する。図におい
て、中央制御部11は、マイクロコンピュータシステム
から構成され、このファクシミリ装置全体を管理制御す
るものである。受信時、データは、回線から回線制御回
路12を介してモデム13に伝達され、このモデム13
においてアナログ信号からデジタル信号に変調される。
変調されたデータは、メモリ部14のラインバッファに
一旦蓄積された後、本発明の記録装置であるプロッタ部
15に転送され、このプロッタ部15によって所定の解
像度で画像として記録紙に記録され出力される。
【0031】スキャナ部16は、プロッタ部15と同じ
解像度で原稿画像を画素に分解し、各画素を画信号に変
換する。操作部17は、各種操作ボタン、テンキー等を
備え、オペレータがこのファクシミリ装置を任意に操作
する部分であり、プロッタ部15における記録線密度
(すなわち記録紙の移動量を決める励磁方式)をも指定
することができる。また、操作ガイダンスやオペレータ
へのメッセージ等は表示部18に表示される。
【0032】上記構成において、プロッタ部15には、
記録紙を所定ステップで搬送するためにステッピングモ
ータが設けられており、このステッピングモータは、そ
の励磁方式が前記記録線密度に応じて、常に2相を励磁
する2相励磁方式か、1相励磁と2相励磁を交互に繰り
返す1−2相励磁方式いずれかに切り換えられてステッ
プ駆動される。また、プロッタ部15には、ステップ送
りされる記録紙にライン毎の画情報を印字記録する記録
部が設けられており、その記録方式は感熱記録式、ドッ
トインパクト方式、レーザビーム方式、あるいはインク
ジェット方式等、種々の方式が可能であるが、本実施例
においては、サーマルヘッド、ラインヘッド、シリアル
ヘッドなどの熱式記録部材を使用した感熱記録部とす
る。
【0033】ここで、請求項1記載の実施例において
は、中央制御部11に駆動制御部と記録制御部が設けら
れており、プロッタ部15のモータ励磁方式が1−2相
励磁方式の場合に以下のように機能する。すなわち、駆
動制御部は、1−2相励磁方式における1相励磁と2相
励磁の2ステップを1単位として複数単位で前記ステッ
ピングモータの駆動を制御する。また、記録制御部は、
前記複数単位で駆動されるステッピングモータの駆動タ
イミングに同期させて、複数ラインの画情報を前記記録
部をして連続で記録紙に記録させる。
【0034】また、請求項2記載の実施例は、2相励磁
と1相励磁の最小組合わせ単位である2ステップ単位に
モータを駆動するもので、この場合、前記駆動制御部
は、2ステップ単位でステッピングモータを駆動し、ま
た記録制御部は、2ステップを1単位とする駆動タイミ
ングに同期させて、2ラインの画情報を記録部をして連
続で記録紙に記録させる。
【0035】なお、プロッタ部15の記録部によって印
字記録される複数ラインの画情報は、予めライン毎にメ
モリ部14のラインバッファに格納され、その数が既定
数になった時点で記録部に転送される。このために、記
録部によって連続記録されるライン数をNとすると、N
=2n(ただし、nは0を除く整数)で表わされ、この
ときラインバッファに最低限必要な格納ライン数Mは、
N(=2n)<Mとされる。従って、請求項1記載の実
施例においてはn>2であるからラインバッファのライ
ン数M>4となり、請求項2記載の実施例においてはn
=1であるからラインバッファのライン数M>2とな
る。
【0036】次に、図2を参照しながら作用を説明す
る。図2は図1のプロッタ部における1−2相励磁方式
による記録紙の移動量を示す特性図である。なお、図2
に示すものは、1相励磁と2相励磁の2ステップを1単
位として1単位でステッピングモータを駆動した場合の
実施例である。図示のように、2相励磁に引き続き1相
励磁を行うことにより、この励磁期間たとえば5ms〜
15ms間では直線的にモータをステップ駆動すること
ができ、このときの記録紙の移動量を2相励磁、1相励
磁の区別無くほぼ均等にすることができる。これは20
0ppsのモータ駆動に相当し、1相・2相の励磁タイ
ミングを連続に制御することにより、記録紙の移動変化
を滑らかにすることができる。図2と図6を比べてみれ
ば、この違いは明らかである。
【0037】また、このような2ステップ単位のモータ
駆動に同期させて2ラインの画情報、例えばnライン、
(n+1)ラインのデータを連続で記録することによ
り、前記記録紙の移動量が均等なことから、等ピッチで
記録紙上にライン印字することができる。このように、
本実施例においては、2相励磁と1相励磁の最小組合わ
せ単位である2ステップ単位にモータを駆動することに
より、1−2相励磁方式において励磁相の数が違っても
記録紙の移動量を一定にでき、また例えばラインバッフ
ァ数Mが最少数で済むことから小規模、低コストの構成
により本駆動制御を実現することができる。また、記録
紙の移動量を一定化できるので、記録紙への印字記録を
等ピッチで実施することができ、記録品位を向上するこ
とができる。
【0038】なお、図2では2ステップ単位でモータを
駆動する実施例を示したが、2nステップ単位でモータ
を駆動することも可能であり、この場合、広い範囲たと
えば図2においてはn〜(n+5)までの範囲を一気に
励磁できるので、間欠励磁の頻度を抑えることができ、
記録紙の移動量が一層定量化する。このため、低速回転
で駆動したとしても、また微小回転に不利な停電圧駆動
であっても、記録紙の移動量を一定にでき、低コストで
高画質の記録が得られる。
【0039】また、本実施例によれば、1−2相励磁方
式の必ずどちらか1方から励磁を始めて2ラインを連続
で記録するので、連続記録を行うラインの始めが安定す
るという利点がある。さらに、記録部がサーマルヘッド
を使用する感熱記録装置であれば、連続で記録すること
により予備印字を行う回数が少なて済むため、低エネル
ギーで記録できる。
【0040】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1において、
中央制御部11の記録制御部は、プロッタ部15をして
第2ラインの前に記録される第1ラインの印字タイミン
グを、メモリ部14のラインバッファからプロッタ部1
5に第1ラインのデータが転送されてから該データ転送
時間の半分の時間相当分だけ遅延させる。一方、中央制
御部11の駆動制御部は、前記ステッピングモータの第
1ステップの駆動タイミングを、メモリ部14のライン
バッファからプロッタ部15に第1ラインのデータが転
送されてから最大で該データ転送時間の半分の時間相当
分だけ遅延させる。
【0041】次に、図3を参照しながら作用を説明す
る。図3は図1のプロッタ部における1−2相励磁方式
によるモータ駆動のタイミングチャートであり、同図
(a)はラインバッファのデータラッチ状態、同図
(b)はデータの復号化処理状態、同図(c)はディテ
ールモードのモータ駆動状態、同図(d)はセミスーパ
ーファインモードの第1実施例に係るモータ駆動状態、
同図(e)はセミスーパーファインモードの第2実施例
に係るモータ駆動状態を示す。なお、請求項3記載の発
明に係る本実施例においても2ステップ単位および2ラ
イン連続記録のモータ駆動を基調に動作を説明する。
【0042】図3(a)に示すように、本実施例のライ
ンバッファは4本分のラインデータを格納するようにな
っている。これらのラインバッファには、図3(b)に
示すライン毎の復号化処理が終了してからデータがセッ
トされる。なお、このデータ処理には4ライン目に時間
が掛かると仮定し、データ転送にはt=10ms掛かる
と仮定している。すなわち、図3(a)に示す全黒の部
分がラインバッファ転送時間tを示す。
【0043】最初のデータ転送タイミングは、連続記録
のための2ライン分のデータがラインバッファに格納さ
れた時点Aすなわち10ms時点である。このA時点か
ら10ms経過した20ms時点で、第1ラインnのデ
ータがラインバッファから記録部に転送終了する。この
転送終了と同時に、図3(d)に示すように、ラッチパ
ルスによってサーマルヘッドに第1ラインnのデータが
取り込まれる。
【0044】本実施例ではここで印字および駆動タイミ
ングの遅延を実行する。すなわち、第1ラインnのデー
タがラッチパルスによって取り込まれた時点(20m
s)で印字および駆動が可能になるが、この時点で第1
ラインnの印字を実行してしまうと印字の終了した時点
すなわち15ms時点では未だ第2ライン(n+1)の
データ転送が終了していない。このため、第1ラインn
と第2ライン(n+1)の連続記録ができない。
【0045】そこで、第1ラインnのデータを記録部に
転送終了し印字可能な20ms時点から、第2ライン
(n+1)のデータ転送時間を見越して第1ラインnの
印字タイミングを、前記データ転送時間tの半分だけ遅
延させ、25ms時点とする。これにより、第1および
第2の2ライン連続記録を実現する。一方、この印字タ
イミングの遅延に合わせてステップモータの駆動タイミ
ングもt/2時間分遅延させる。この動作タイミングが
図3(d)に示される。ただし、この遅延時間は最大の
もので、例えばモータの立上り特性や負荷特性等により
レスポンスの悪いモータを使用した場合にはこの限りで
はない。すなわち、図3(e)に示すように遅延時間を
短くし、第1ステップの駆動タイミングをt/4時間分
だけに留めることができる。なお、図3(e)の場合、
遅延時間の短縮は駆動タイミングについてのみであり、
印字タイミングは図3(d)と同一とする。
【0046】このような第1ラインの印字タイミングお
よび第1ステップの駆動タイミングを遅延させながら、
20msの時点で、連続2ライン印字の2ライン目のデ
ータを転送する。そして、2ライン目は30msの時点
で印字を行う。さらに、次の印字制御すなわち(n+
2)、(n+3)ライン目の印字制御に移り、2ライン
のデータがラインバッファに格納され、2ライン連続で
印字できる状態になるまで印字を行わない。すなわち、
B印の40ms時点まで、次のデータ転送をしない。以
降、上述したような制御を繰り返し、2ラインの連続記
録を実行する。
【0047】このように、本実施例においては、第1ラ
インの印字タイミングをデータ転送時間tの半分だけ遅
らせ、また第1ステップの駆動タイミングを最大でデー
タ転送時間tの半分だけ遅らせることにより、モータの
励磁速度を副走査線密度に関係なく一定にすることがで
き、2ライン連続記録の安定した紙送り精度を維持する
ことができる。
【0048】なお、図3(c)に示すディテールモード
は標準モードに比べて記録紙の移動量が約1/2となる
モードであり、図3(d)に示すセミスーパーファイン
モードは標準モードに比べて記録紙の移動量が約1/4
となるモードである。ディテールモードにおいては、4
ステップ単位でモータ駆動し、1ラインのデータを2度
書きしながらライン連続印字を行う。
【0049】また、以上の請求項1〜3記載の実施例
は、プロッタ部15の記録方式が感熱記録式以外でも実
施可能である。以下、請求項4記載の発明を実施例に基
づいて説明する。まず、構成を説明する。図1および図
3(d)において、プロッタ部15の記録部がサーマル
ヘッド等の熱式記録部材を使用する感熱記録部であると
き、中央制御部11は、第1ラインの印字タイミングま
での遅延時間t/2内に、プロッタ部15の記録部をし
て予備印字(予熱)を行う。
【0050】次に、作用を説明する。図3(d)および
図2において、第1ラインの印字タイミングまでの遅延
時間t/2内に行われる予備印字Pが示される。予備印
字Pは、第1ラインのデータによって行われ、図示の例
であれば、それぞれn、n+2、n+4の各ラインのデ
ータによって行われる。
【0051】ここで、予備印字タイミングであるが、図
3(d)に示す第1ラインのデータラッチタイミングに
同期して、遅延時間t/2の前半部分に一致している。
ただし、予備印字タイミングは図示の実施例に限るもの
ではなく、例えば遅延時間t/2の後半部分でも良い
し、遅延時間t/2全域としても構わない。なお、図3
(e)の実施例であれば、遅延時間t/4内に予備印字
は行われる。
【0052】このように、本実施例においては、2ライ
ン連続記録のために設定した遅延時間t/2を利用して
予備印字を行うので、間欠印字により印字間隔が開いた
場合であっても本印字に先だって予熱を行うことがで
き、また予備印字のために特に時間を設ける必要がない
ため、記録速度が遅くなることもない。以下、請求項5
または6記載の発明を実施例に基づいて説明する。
【0053】まず、構成を説明する。図1において、プ
ロッタ部15の記録部がサーマルヘッド等の熱式記録部
材を使用する感熱記録部であるとき、中央制御部11
は、第1ラインのデータが全白の場合に、駆動タイミン
グおよび印字タイミングを遅延させ、第1ラインに第2
ラインのデータによって予備印字を行う。図4は第1ラ
インのデータが全白の場合に図1のプロッタ部による記
録紙の移動量を示す特性図である。図において、第1ス
テップの駆動タイミングおよび第1ラインの印字タイミ
ングは、それぞれ前記データ転送時間tの半分だけ遅延
される。すなわち、本t/2時間の遅延により、第1ラ
インの印字タイミングは、ラインバッファから記録部に
第1ラインのデータが転送されてからトータルでデータ
転送時間t分遅延される。なお、この遅延時間は、図2
の予備印字タイミングを基調として示されている。
【0054】次に、作用を説明する。メモリ部14のラ
インバッファからプロッタ部15の記録部までのデータ
転送時間tが最低10msである場合、図3(c)また
は図5(c)に示すように、1−2相励磁の駆動制御に
おいて1受信データを2度書きすれば、データ転送時間
tと印字駆動タイミングが同期するので、今まで説明し
たような遅延制御は必要ない。
【0055】しかしながら、2度書きをせず1−2相励
磁駆動の1パルス分に1受信データを1度印字すること
を考えた場合、図2に示すような2ラインを連続で印字
することが記録紙の移動量を考えると理想的である。こ
のような2ラインデータ制御を行った場合、図2のサー
マルパルスの印字タイミングを考えると図5(c)の連
続なサーマルパルスの出力と違い、データ2ライン分毎
にオフの時間が10ms開く。すなわち、図2において
は、15ms〜25msと35ms〜45msの時間帯
である。
【0056】そこで、前述したように、実際のデータの
前にこれから印字しようとするデータ情報により、事前
にサーマルパルスの記録エネルギーを出力する予備印字
Pを実施する。しかし、図2中の(n+2)ライン目の
データが全白データだと、図2の20ms〜25msで
の予備印字Pおよび25ms〜30msの(n+2)ラ
イン目の本印字で、実際にサーマルヘッドに記録エネル
ギーは出力しないことになる。このため、サーマルヘッ
ドは、15ms〜30msまで印字エネルギーがオフと
なる。
【0057】そこで、図4に示すように本実施例では、
メモリ部14のラインバッファにデータを蓄積した時点
で、すなわち20msのラッチパルス出力時点で、2ラ
イン連続印字制御の第1ラインが全白であった場合、中
央制御部11によりモータの駆動タイミングを変更し、
かつ予備印字Pw のデータを第2ラインの全白でないデ
ータを印字することとする。これにより、実際に記録を
行う前にサーマルヘッドを暖めることができる。
【0058】具体的には、図4に示すように本来(n+
2)ライン目のデータが印字されるタイミングをt/2
時間分遅延させ、第1ラインのラッチタイミング20m
sからデータ転送時間t分遅れた30msの時点でモー
タの1−2相駆動を行い、かつ(n+3)ライン目のデ
ータにより30ms〜35msで予備印字Pw を行う。
【0059】このように、本実施例においては、第1ラ
インのデータが全白の場合に印字タイミングおよび駆動
タイミングを遅延させ、第2ラインのデータによって予
備印字を行うので、全白データによる予備印字を回避し
て予備印字効果を確実に上げることができる。また、本
実施例においては、第2ラインのデータ転送時間を見越
して第1ラインの印字タイミングを遅延させるので、デ
ータ無しの無意味な予備印字を回避し、確実に予備印字
を行うことができる。
【0060】以下、請求項7記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1において、
中央制御部11は、第1ラインのデータ(図2)または
第2ラインのデータ(図4)によって予備印字Pまたは
Pw を行うとき、この予備印字PまたはPw の記録エネ
ルギーを本印字の記録エネルギーに対して低い値に設定
する。
【0061】次に、作用を説明する。予備印字Pまたは
Pw の記録エネルギーを本印字に対して低くするため
に、図2または図4に示される実施例は、本印字の印字
時間より短い時間に制御するものである。このような時
間制御によるものの他に、例えばサーマルヘッドに対し
て印加される電圧値を可変したり、あるいはサーマルヘ
ッドの温度を検知して所定予備印字レベルに達した時点
で印加パルスを停止する方法が考えられる。
【0062】このように、本実施例においては、予備印
字時の発熱温度を発色温度以下に抑え、本来全白ライン
である第1ラインに記録が行われることを防止できる。
以下、請求項8記載の発明を実施例に基づいて説明す
る。まず、構成を説明する。図1において、2ラインが
両方とも全白データの場合に、中央制御部11は、白ラ
インスキップを行う。
【0063】次に、作用を説明する。上記のような2ラ
イン連続印字制御において、2ラインとも全白データで
あった場合を図5(a)に示す。ここで全白データは、
25ms〜35msの間のデータである。また、図中で
三角印は、サーマルヘッドによるデータラッチタイミン
グである。すなわち、データラッチタイミングの10m
s前からサーマルヘッドにデータを転送し始める。
【0064】全白データであることは、サーマルヘッド
に転送する前、ラインバッファに2ライン分のデータが
蓄積され印字を開始しようとした時には既に分かってい
る。そこで、2ラインが両方とも全白であった場合、図
5(b)に示すようにデータ転送およびサーマルヘッド
のストローブを止め、モータの駆動のみを前半の10m
s(20ms〜30ms)で行ってしまい、次のデータ
転送に備える。このとき、20ms、25ms時点に逆
三角で示すように、ラッチパルスも停止される。
【0065】なお、図5(c)は1−2相200pps
のモータ駆動での1ライン2度書きの場合の例を示して
いる。ここでは、データを待避しておくバッファが少な
くとも4ライン以上あるときに、本印字においても2ラ
インずつ印字していくように制御して、2ラインとも白
ラインであった場合、モータ駆動を2相励時の200p
psで動かすことにより印字を速くする。このとき、モ
ータ駆動の2相200pps駆動時もバッファの残りの
2ラインに次のデータを蓄えていく。このような制御に
より、データ印字の時間を速める。
【0066】このように、本実施例においては、2ライ
ンが全白データであった場合に、モータ駆動をデータ転
送1回分の時間tで動作させ、2ライン分の白ラインス
キップを行うので、不要なデータ転送に掛かる時間を切
り詰めてスループットを上げることができる。以下、請
求項9記載の発明を実施例に基づいて説明する。
【0067】まず、構成を説明する。図1において、中
央制御部11は、プロッタ部15による記録画像が写真
等を記録するハーフトーンモードの場合、白ラインスキ
ップを禁止する。次に、作用を説明する。このハーフト
ーンモード時のモータ駆動状態が図5(a)に示され、
25ms〜35msに示すように、2ラインとも全白デ
ータであっても白ラインスキップを行わず、全白データ
を2ラインともそのまま記録する。これは、ハーフトー
ンの場合は全白データが連続する可能性が殆ど無いの
で、白ラインスキップを考慮に入れての制御より無視の
制御の方が効率が良いためである。
【0068】このように、本実施例においては、ハーフ
トーンモードでは予め全白ラインが無いものとしてスキ
ップ動作を行わないことにより、全白ラインの判断処理
を省略し処理の簡略化および迅速化を図ることができ、
スループットを上げることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る記録装置によれば、駆動制御部が1相励磁と2
相励磁の2ステップを1単位として複数単位でステッピ
ングモータの駆動を制御し、この複数単位の駆動タイミ
ングに同期させて、記録制御部が複数ラインの画情報を
記録部をして連続で記録紙に記録させるので、記録紙の
均一な移動量を保証する回転制御を実現すると共に、低
電圧駆動の不利や低速回転の不利を覆し高画質な印字記
録を実現することができる。
【0070】また、請求項2記載の発明に係る記録装置
によれば、1相励磁と2相励磁の2ステップを1単位と
して1単位でステッピングモータの駆動を制御し、この
2ステップを1単位とする駆動タイミングに同期させて
2ラインの画情報を記録部をして連続で記録紙に記録す
るので、本駆動制御に付随して記録紙に印字記録を行う
記録部を始めとする周辺装置の構成を最小限に抑え、低
コストで高画質な印字記録を実現することができる。
【0071】また、請求項3記載の発明に係る記録装置
によれば、記録部をして第2ラインの前に記録される第
1ラインの印字タイミングをラインバッファから記録部
に第1ラインのデータが転送されてから該データ転送時
間の半分の時間相当分だけ遅延させ、ステッピングモー
タの第1ステップの駆動タイミングをラインバッファか
ら記録部に第1ラインのデータが転送されてから最大で
前記データ転送時間の半分の時間相当分だけ遅延させる
ので、モータの励磁速度を副走査線密度に関係なく一定
にすることができ、2ライン連続記録の安定した紙送り
精度を維持することができる。
【0072】また、請求項4記載の発明に係る記録装置
によれば、記録部が熱式記録部材を使用する感熱記録部
であるとき、第1ラインの印字タイミングまでの遅延時
間内に記録部をして予備印字を行うので、間欠印字によ
り印字間隔が開いた場合であっても本印字に先だって予
熱を行うことができ、また予備印字のために特に時間を
設ける必要がないため、記録速度が遅くなることもな
い。
【0073】また、請求項5記載の発明に係る記録装置
によれば、記録部が熱式記録部材を使用する感熱記録部
であるとき、第1ラインのデータが全白の場合に第1ス
テップの駆動タイミングおよび第1ラインの印字タイミ
ングを遅延させ、第1ラインに第2ラインのデータによ
って予備印字を行うので、全白データによる予備印字を
回避して予備印字効果を確実に上げることができる。
【0074】また、請求項6記載の発明に係る記録装置
によれば、第1ステップの駆動タイミングおよび第1ラ
インの印字タイミングをそれぞれデータ転送時間の半分
だけ遅延させ、該第1ラインの印字タイミングをライン
バッファから記録部に第1ラインのデータが転送されて
からトータルでデータ転送時間分遅延させるので、デー
タ無しの無意味な予備印字を回避し、確実に予備印字を
行うことができる。
【0075】また、請求項7記載の発明に係る記録装置
によれば、予備印字の記録エネルギーを本印字の記録エ
ネルギーに対して低い値に設定するので、予備印字時の
発熱温度を発色温度以下に抑え、本来全白ラインである
第1ラインに記録が行われることを防止できる。また、
請求項8記載の発明に係る記録装置によれば、2ライン
が両方とも全白データの場合に白ラインスキップを行う
ので、不要なデータ転送に掛かる時間を切り詰めてスル
ープットを上げることができる。
【0076】また、請求項9記載の発明に係る記録装置
によれば、ハーフトーンモードでは白ラインスキップを
禁止するので、全白ラインの判断処理を省略し処理の簡
略化および迅速化を図ることができ、スループットを上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜9いずれかに記載された発明の一実
施例に係る記録装置を適用したファクシミリ装置を示す
ブロック構成図である。
【図2】請求項1〜4記載の記録装置における1−2相
励磁方式による記録紙の移動量を示す特性図である。
【図3】請求項1〜4記載の記録装置における1−2相
励磁方式によるモータ駆動のタイミングチャートであ
り、同図(a)はラインバッファのデータラッチ状態、
同図(b)はデータの復号化処理状態、同図(c)はデ
ィテールモードのモータ駆動状態、同図(d)はセミス
ーパーファインモードの第1実施例に係るモータ駆動状
態、同図(e)はセミスーパーファインモードの第2実
施例に係るモータ駆動状態を示す。
【図4】請求項5〜7記載の記録装置における1−2相
励磁方式による記録紙の移動量を示す特性図である。
【図5】請求項8または9記載の記録装置における1−
2相励磁方式によるモータ駆動のタイミングチャートで
あり、同図(a)は請求項9記載の全白データを2ライ
ンともそのまま記録するハーフトーンモードのモータ駆
動状態、同図(b)は請求項8記載の白ラインスキップ
を示すモータ駆動状態、同図(c)は1−2相励磁方式
において1受信データを2度書きするモータ駆動状態を
示す。
【図6】従来の記録装置における1−2相励磁方式によ
る記録紙の移動量を示す特性図である。
【符号の説明】 11 中央制御部(駆動制御部、記録制御部) 14 メモリ部(ラインバッファ) 15 プロッタ部(記録装置、ステッピングモータ、
記録紙、記録部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/92 9212−2C H04N 1/12 Z 7205−5C 1/31 9186−5C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1相励磁と2相励磁を交互に繰り返す1−
    2相励磁方式によりステップ駆動されるステッピングモ
    ータと、 このステッピングモータの駆動により所定ステップで送
    られる記録紙と、 この記録紙にライン毎の画情報を印字記録する記録部
    と、 この記録部によって印字記録される複数ラインの画情報
    を予めライン毎に格納するラインバッファと、を備えた
    記録装置において、 前記1相励磁と2相励磁の2ステップを1単位として複
    数単位で前記ステッピングモータの駆動を制御する駆動
    制御部と、 この複数単位の駆動タイミングに同期させて複数ライン
    の画情報を前記記録部をして連続で記録紙に記録させる
    記録制御部と、を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録装置において、 1相励磁と2相励磁の2ステップを1単位として1単位
    で前記ステッピングモータの駆動を制御し、 この2ステップを1単位とする駆動タイミングに同期さ
    せて2ラインの画情報を前記記録部をして連続で記録紙
    に記録することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記録装置において、 記録部をして第2ラインの前に記録される第1ラインの
    印字タイミングをラインバッファから記録部に第1ライ
    ンのデータが転送されてから該データ転送時間の半分の
    時間相当分だけ遅延させ、 ステッピングモータの第1ステップの駆動タイミングを
    ラインバッファから記録部に第1ラインのデータが転送
    されてから最大で前記データ転送時間の半分の時間相当
    分だけ遅延させることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録装置において、 記録部が熱式記録部材を使用する感熱記録部であると
    き、 第1ラインの印字タイミングまでの遅延時間内に記録部
    をして予備印字を行うことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の記録装置において、 記録部が熱式記録部材を使用する感熱記録部であると
    き、 第1ラインのデータが全白の場合に第1ステップの駆動
    タイミングおよび第1ラインの印字タイミングを遅延さ
    せ、 第1ラインに第2ラインのデータによって予備印字を行
    うことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の記録装置において、 第1ステップの駆動タイミングおよび第1ラインの印字
    タイミングをそれぞれ前記データ転送時間の半分だけ遅
    延させ、該第1ラインの印字タイミングをラインバッフ
    ァから記録部に第1ラインのデータが転送されてからト
    ータルでデータ転送時間分遅延させることを特徴とする
    記録装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の記録装置におい
    て、 予備印字の記録エネルギーを本印字の記録エネルギーに
    対して低い値に設定したことを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の記録装置において、 2ラインが両方とも全白データの場合に白ラインスキッ
    プを行うことを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記録装置において、 ハーフトーンモードでは白ラインスキップを禁止するこ
    とを特徴とする記録装置。
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