JPH0664303B2 - 原稿自動送り装置 - Google Patents

原稿自動送り装置

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JPH0664303B2
JPH0664303B2 JP60175471A JP17547185A JPH0664303B2 JP H0664303 B2 JPH0664303 B2 JP H0664303B2 JP 60175471 A JP60175471 A JP 60175471A JP 17547185 A JP17547185 A JP 17547185A JP H0664303 B2 JPH0664303 B2 JP H0664303B2
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康義 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原稿自動送り装置、詳細には例えば、複写装置
あるいは情報記録装置等の画像形成機器に用いられる原
稿自動送り装置に関する。
更に詳しくは、画像の領域指示機能を有しかつ自動的に
複写原稿を露光用原稿載置台(プラテン)上に整合、更
に排出する画像形成機器の原稿自動送り装置に関するも
のである。
以下、複写装置に用いられる原稿自動送り装置、領域指
示装置(以降デジタイザーと呼ぶ)を例に挙げ説明を行
なう。
〔従来の技術〕 従来、複写装置に於いては、原稿の複写を行なう場合、
人手により原稿載置台に原稿を載置して行なって来た
が、近年、複数のシート原稿の複写等においては、人手
によって一枚毎にシート原稿を原稿載置台に載置してい
くのでは能率が悪い事からシート原稿を自動的に搬送
し、自動的に複写を行なう装置が提示され利用されてい
る。
例えば、第9図は本発明のシート原稿自動送り装置の一
実施例の一つを示した断面図である。第1図に於いて、
1はシート原稿を積載する入口トレイである。そしてそ
の入口トレイ1上のシート原稿2は、図示下側を表(画
像面)に積載されている。またピツクアツプローラ3
は、ゴム系の摩擦係数の大きい材質で構成され、送りロ
ーラ軸10を中心に揺動する。この送りローラ軸10に
は、送りローラ5(ピツクアツプローラ3と同一材質)
が固定されており、送りローラ軸10が回転するととも に回転し、この回転はギア(図示せず)により、ピツク
アツプローラ3にも伝わり、送りローラ5とピツクアツ
プローラ3は同一回転方向となるよう又、ローラ周速が
同一となるよう構成されている。また第1の給紙ローラ
4は回転軸(図示せず)が給紙トレイ1に固着され、ピ
ツクアツプローラ3と第1の給紙ローラ4の間にシート
原稿2が挿入され、ピツクアツプローラ3が、原稿を押
しつけ搬送される時に、従動するように構成されてい
る。
また第2の給紙ローラ6は、給紙ローラ軸10に向って
押しつけ力を持つようスライド自在に構成されており、
シート原稿が送りローラ5と第2の送りローラ6との間
を通る時には、従動するよう構成されている。また、ピ
ツクアツプアーム8は、ピツクアツプアーム軸7を揺動
軸として揺動し、一端がU字型の溝9aをもっている。
そして、送りローラ軸10を揺動軸として揺動する給紙
アーム9に固着された軸9bと、かん合している。そこ
で、ピツクアツプアーム軸7が反時計方向に揺動回転す
ると、ピツクアツプアーム8は反時計方向に揺動し、又
給紙アーム9も送りローラ軸10を中心として、反時計
回りに揺動する。この時、ピツクアツプローラ3は第1
の給紙ローラ4から離れる。次にピツクアツプアーム軸
7が、時計方向に揺動回転すると、ピツクアツプアーム
8は時計方向に揺動し、給紙アーム9も送りローラ軸1
0を中心として時計方向に揺動する。この時、第1の給
紙ローラ4と離れていたピツクアツプローラ3は、第1
の給紙ローラ4と圧接し、シート原稿2がある時シート
原稿をはさみ込み給紙可能状態となる。
なお原稿有無センサー11は、シート原稿有無を検知す
る反射型のセンサーである。また、先端検知センサー1
2は、シート原稿の先端を検知する反射型センサーであ
る。
さらに全面ベルト15は、シート原稿全面をカバーする
大きさの巾をもった無端ベルトであり、表面は原稿を摩
擦力で搬送できるよう、十分な摩擦係数をもったゴム係
の材料がコーテイングされている。また、汚れた時で
も、アルコール等で汚れが落ちるよう、処理がほどこさ
れている。そしてこの全面ベルト15は、駆動ローラ1
3及びターンローラ19にかけられており、ターンロー
ラ19は第1図左方にその軸19aに力が加わって、ベ
ルト15が張力を十分持ち駆動ローラ13と全面ベルト
15が滑りをおこさないように構成されている。なお、
14は駆動ローラ13の駆動軸である。さらに押えコロ
16・17・18は全面ベルト15の内側に設けられ、
送りローラ5と押えコロ16・押えコロ16と17・押
えコロ17と18及び押えコロ18と排紙ローラ20の
間が搬送可能シート原稿サイズよりいくぶんせまいピン
チ間でおかれている。各ローラ16・17・18は弱い
圧力で、全面ベルト15を複写機本体間の原稿プラテン
ガラス47に押しつけ、シート原稿2が原稿プラテンガ
ラス47と全面ベルト15の間を通過する際には搬送力
を増している。
なお、排出検知センサー22はセンサーで、シート原稿
排出を検知し、ある一定時間原稿が通らないとジヤムラ
ンプ(図示せず)を点燈させる。
さらに排出ローラ20・50は排出コロ21・51によ
り押圧を受けており、原稿プラテンガラス47上でコピ
ーが終了したシート原稿をはさみ込んで排紙トレイ61
上に排出する。なお、排出ローラ20・50は駆動ベル
ト49によって回転し、また排出コロ21・51は、シ
ート原稿の動きに従動する。又、519は排出コロ51
の軸である。
次に第6図において、駆動ギア42は、モータ43の回
転軸43aに固着され、アイドラギア41を介してギア
40にモータの駆動が伝わる。ここでギア40の回転
は、電磁クラツチ35のON・OFFによってクラツチ
軸44に伝わり、電磁クラツチ35に通電された時、O
N状態となる。さらに、電磁ブレーキ34はクラツチ軸
44の回転を停止する動きをし、電磁ブレーキ34に通
電されるとクラツチ軸44の回転は停止する。ギア36
はクラツチ軸44に固着され、クラツチ軸44が回転す
ると回転し、クロツク円板ギア37に回転を伝え増速し
てクロツク円板38を回転させる。クロツク円板38は
円周上に細かい溝を有し、フオトインタラプタ39は溝
数を読んでクロツク数を数える。そしてクラツチ軸44
の回転は、クラツチ軸44に固着された駆動プーリー3
3と駆動ローラ軸14に固着された従動プーリー31に
かけられたベルト32により駆動ローラ軸14に伝わ
る。またプーリー(大)25は駆動ローラ軸14上にバ
ネクラツチ(図示せず)を介して取りついており、バネ
クラツチ制御環26をプランジヤー27がクラツチ爪2
8を介して制御することにより駆動伝達のON・OFF
を行う。さらにプーリー(小)23は、ベルト24を介
してプーリー(大)25の回転伝達を受け、送りローラ
軸10とはワンウエイクラツチ(図示せず)を介して取
りついている。
さて全面ベルト15の周速は、送りローラ5の周速より
わずかに速くなるようプーリー(大)25とプーリー
(小)23の直径の比が選ばれている。そしてシート原
稿2が全面ベルト15にくわえこまれベルト15と同一
速度となった時、送りローラ5はシート原稿2に追従す
るようプーリー(小)23と送りローラ軸10はワンウ
エイ結合されている。なお、送りローラ5とピツクアツ
プローラ3とは、同一回転方向、同一周速度をもつよう
ギア結合されている。またプランジヤー30は、レバー
29を介して給紙ローラ軸7を揺動させ、ピツクアツプ
ローラ3の上下運動を行う。
次に上記構成に於いて、動作を順に説明する。
シート原稿2を入口トレイ1上に載置し、ピツクアツプ
ローラ3と給紙ローラ4間にシート原稿を挿入する。す
ると、原稿有無センサー11がシート原稿を感知し、一
定時間たつとプランジヤー30が通電されピツクアツプ
ローラ3が降下し、ピツクアツプローラ3と給紙ローラ
4で原稿をはさみ込む(シート原稿なしの状態ではピツ
クアツプローラ3は上方に持ち上がっている)。それと
同時にモータ43が回転し、またクラツチ35にも通電
され駆動ローラ13が回転する。この状態では、プラン
ジヤー27には通電されず、バネクラツチ(図示せず)
によりプーリー25(大)は静止しており、シート原稿
は搬送されない。モータ43が回転し一定時間たつとプ
ランジヤー30に通電されクラツチ爪28が制御環26
より離れ、駆動ローラ軸14の回転が送りローラ軸10
に伝わり送りローラ5及びピツクアツプローラ3が回転
する。この時にシート原稿2は搬送され始める。そし
て、シート原稿2の先端が、送りローラ5と第2の給紙
ローラ6の間を通り越すと、先端検知センサーによって
シート原稿2の先端が検知され、この時からフオトイン
タラプタ39はクロツク円板38のクロツク数を数え始
める。次にシート原稿2は、全面ベルト15と原稿プラ
テンガラス47の間に入り込み、その先端が押えコロ1
6の下方にくると、全面ベルト15の搬送力は増しシー
ト原稿2は全面ベルト15の周速と同一速度となり、送
りローラ5の周速度より速くなって送りローラはシート
原稿2に従動する。そしてシート原稿2の後端が紙有無
センサー22に検知されると、プランジヤー30への通
電は切れピツクアツプローラ3は上方に上る。又シート
原稿2の後端が先端検知センサー12に検知されるとと
もに、プランジヤー27への通電は切れ、送りローラ5
及びピツクアツプローラ3の回転は止まる。これは次の
シート原稿を受付けない為である。
さてモータ43は、先端検知センサー12に紙先端が検
地され、フオトインタラプタ39が一定のクロツク数を
数えると通電が切られ、又同時にクラツチ35の通電が
切れ、ブレーキ36に通電されてクラツチ軸44が瞬時
に止まる。これにより、駆動ローラ軸14の回転さらに
は全面ベルト15の動きが瞬時に止まり、シート原稿2
は原稿プラテン47の所定位置に止まる。なおブレーキ
36への通電は、一定時間後切れる。そしてただちに、
複写機本体にコピースタート信号が送られコピーが開始
され、複写機本体の露光がスタートする。
そして本体コピー終了信号によりモータ43が回転し、
クラツチ35に通電されて全面ベルト15がシート原稿
2を排出し始め、排出ローラ20・50及び排出コロ2
1・51間に原稿はくわえられ、シート原稿2は排紙ト
レイ61上に排出される。なお次の原稿を原稿有無セン
サー11が感知している時は、排出検知センサー22が
シート原稿2の先端を検知後プランジヤー27に通電さ
れ、シート原稿を同様の手順で送り込む。
また排紙部の駆動は、ターンローラ19に固着されたギ
ア48からアイドラーギア45を介して、ギア46に伝
えられる。このギア46は排出ローラ軸20aに固着さ
れていて、軸20aとギア46は一体に回動する。さら
に排出ローラ軸20aにはプーリー20bが固着されて
いて、ベルト49により軸52に固着されたプーリー5
2aに回転力が伝達される。
以上のように全面ベルト15が駆動されている間は、排
紙部の排出ローラ21及び51は駆動力を得ている。
次に以上の装置とは別に、近年、複写装置に於いては種
々の新しい機能が盛り込まれ多機能化が計られた装置が
利用されるようになってきている。
その新しい機能のうちの1つに多重複写機能がある。こ
れは一枚の転写紙の一面に複数原稿の複写を行うもので
ある。例えば、2枚の原稿があり、一方の原稿には或る
部分に画像があり、他方の原稿には別の部分に画像があ
ったとする。これをまず、一方の画像を転写紙に複写し
た後、再度転写紙の同じ面に他方の画像を複写すれば、
2枚の原稿画像が一枚の転写紙の同一面に複写されるこ
とになり、多重複写が完成する。
このような複写は、従来複写装置でも行いえた。すなわ
ち、1枚目の複写が完了し装置外へ排出された転写紙
を、2枚目の複写に対応させ、再び複写装置中へ手差し
機構等を用いて送り込めば良い。これに対し、最近の複
写装置では操作パネル上で多重複写を選択すれば自動的
に転写紙が複写装置内で循環し複数原稿の入れ替えによ
り多重複写が行えるようになっている。また、更には複
数原稿(例えば2枚の原稿)を複写装置の原稿載置台上
に並べておけば、原稿の入れ替えを行わなくても多重複
写の選択により自動的に多重複写が行えるようにもなっ
ている。
もう1つの新しい機能としては、多色複写機能がある。
これは、通常の黒色用現象器の代りに、色(例えば赤、
青等)現象器を用いるものであり、これにより、色付き
複写画像を得ることができる。方法としては、複写装置
中にある黒現象器を色現象器と入れ替えて行う方法もあ
るが、最近の複写装置では、予め、装置中に黒現象器以
外に複数の色現象器を収納しておき、操作パネル上で色
複写を選択すれば自動的に色画像を得られるようになっ
ている。
これまでに述べた多重複写機能と、多色複写機能を組み
合わせれば更に多機能化を計ることもできる。この場
合、多重複写と色複写を選択すると自動的に一枚の転写
紙の同一面に、複数原稿の色付き画像を得られる。ま
た、選択の仕方によっては、或る原稿の画像を黒に、別
の原稿の画像は色付きにして多重、多色画像を得ること
もできる。
また一つの新しい機能として、領域指定機能がある。こ
れは、一つの原稿画像から必要な領域の画像のみ取り出
して複写するものである。方法としては、まず、所望の
画像領域をX,Y寸法で測定し、その値を操作パネル上
で入力するとその信号に応じて、画像を形成する感光体
近傍に設けられた発光素子アレイが、部分的にかつ時系
列的に発光し、感光体上の不要領域の静電潜像を消去
し、これにより、必要領域画像を得るという方法があ
る。
最近に於いては、座標位置検出素子(いわゆるデジタイ
ザ)により領域指定することも行われるようになってき
ている。これを利用すると、デジタイザ上に原稿を於い
て必要画像領域を押圧すれば自動的にその領域が検出さ
れ、上に述べた必要領域の測定作業を行う必要がないの
で好都合である。
以上に述べた多重複写機能、多色複写機能及び領域指定
機能を組み合わせると更に多機能化が計れる。先の多重
複写の場合には、複数の原稿はそれぞれ画像の在る部分
が異なり、多重複写を行った場合、複写像の重なりを生
じないような原稿を選ぶ必要があったが、これに領域指
定機能が加わることにより、重なりを生ずるような画像
領域は消去することができ、原稿を選ぶ必要性がなくな
る。従って、この3つの機能の組み合わせにより、どの
ような原稿からも多重、多色画像を得られることにな
る。
もちろん、先に述べた如く原稿に対し不要領域画像を消
去し必要領域画像を得る事は容易に達成される。
第6図は、デジタイザを有しかつ原稿搬送装置を有した
複写装置の一例であり、以下その操作手順を説明する。
まず、操作者はデジタイザー101上に所望の原稿11
2を画像面を上向きにしかつ原稿の右端を原稿突き当て
(図示せず)に当接させ、また、原稿112の奥側(紙
面の裏面側)を図示しない突き当てに当接させて載置す
る。次に、スタイラスペン113により、原稿面上の所
望の領域を入力する。デジタイザーの入力方式、あるい
は検知方式に関しては従来から種々雑多な提案がなされ
ているのでここでは詳読しない。入力作業が終了すると
操作者は、フアンクシヨンキー1141,1142…1
14nで、指定した領域の画像を現出するかいなか、そ
して色指示等を選択し所望のモード設定を行う。該デジ
タイザ101および該フアンクシヨンキー1141,…
114nにより入力された信号は、信号ライン115に
より複写装置本体に伝達される。
次に、操作者は該原稿112を画像面を下向きにして複
写装置本体上面に設置してある原稿搬送装置の該入口ト
レイ1上の所定の位置(図示せず)に配置させる。以下
原稿搬送装置の動作は前述した如くであるので省略す
る。以上の様な操作を経る事によって操作者は所望の複
写画像、すなわち指定した領域の画像だけが複写された
り、逆に指定した領域の画像だけを消却したり又指定し
た領域の画像だけを色指示したりしたコピーが得られ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上が、最近の複写装置に於ける多機能化の動向である
が、これらの機能を持つ複写装置でもまだ利用方法に於
いてはなはだ不都合がある。それは次のようなものであ
る。
これまでの複写装置においては、前記デジタイザは複写
作業の支障とならない様な装置上の場所又は装置外の場
所に置かれる。更に、デジタイザは少なくともこれが利
用される複写装置が複写可能な原稿サイズ以上の大きさ
を有しているため場所の制約が生じて来るのが通例であ
る。
ことに、装置外にデジタイザを設置した場合には操作者
は多くの作業手順を踏まねばならない。
具体的には原稿のデジタイザでの突き当て基準、更に原
稿の複写装置本体での突き当て基準があるため操作する
側にとってははなはだ判断の煩わしい処であった。更に
又、特に領域の指定ミスをして、再度指定し直す場合に
は、作業が倍加して、はなはだ不都合であった。
また、前述装置を使用する場合、機械本体の原稿載置面
上に送られた原稿のコピーが終了すると、原稿はデジタ
イザー表面に排出されることになるが、元々デジタイザ
ーの表面材質としては、この上に原稿を置いてデジタイ
ジングする必要上、原稿(紙)に対する摩擦係数が大き
く滑りにくいものが選ばれるのが普通である。このた
め、コピーが終了してデジタイザー表面上へ排出される
原稿は、その表面上で抵抗を受けるので、原稿はスムー
ズに排出されず、最悪の場合には原稿が完全に排出され
ずに装置内に滞留してジヤムになる恐れがある。また、
たとえ原稿がデジタイザーの表面に完全に排出されたに
しても、原稿がデジタイザーの表面材質から受ける上述
の抵抗力により、原稿を整然とした形でデジタイザーの
表面上に積載することは望み難い。
さらに、コピーを終了した原稿は機械本体の原稿載置面
上に於て、光学系のハロゲンランプからの輻射熱を受け
て温度が高くなっているため、この原稿がコピー終了後
即、デジタイザーの表面に排出された場合、デジタイザ
ー表面が原稿からの熱を受けて昇温することが想起され
る。この事は特に、多数枚の原稿をセットし、1枚1枚
送るいわゆるADFとデジタイザーを併設した場合に深
刻であり、この場合デジタイザー表面に多数の昇温した
原稿が積載されることになるのでデジタイザー表面の昇
温によるデジタイザーの該動作あるいは、デジタイザー
裏面に設けられた電極の損傷が懸念される。
また、長い間には原稿を給送する際に生ずる微細な紙粉
がデジタイザー表面にたまって、これがデジタイザーを
使用する際に障害となって、デジタイザーの誤動作につ
ながることが予想される。
上記以外にも従来装置では以下のような問題を生じてい
た。
つまりデジタイザーは既に知られているように、1対の
電極板の上を絶縁性のシートを覆った構成になっている
ので、原稿がくり返し、デジタイザー表面に排出される
ことになると、原稿のエツジによりこのシートが傷つい
て最悪の場合には中の電極板が露出してくることも考え
られ、安全上問題がある。
また、このシートは上述の如く、絶縁性を有したシート
のため、原稿排出時の原稿との摺擦により帯電し易く、
この帯電により原稿のスムーズな排出が阻止される恐れ
がある。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような問題を解決して多機能化を計ると
ともに作業手順が少く、利用しやすい複写装置を提供す
るために発明されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述目的を達成するために本発明に係る原稿自動送り装
置は、読取り位置の上方に設けられ、領域指示を達成す
る座標位置検出装置と、 領域指示された原稿を読取り位置に送る給送手段と、 読取られた原稿を上記座標位置検出装置へ排出する排出
手段と、 上記座標位置検出装置上部に開閉自在に設けられ、上記
座標位置検出装置を保護する保護部と、 を備え、 閉じ位置における上記保護部材が排出された原稿の収積
台を兼ねる事を特徴とする。
〔実施例〕
以下図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第5図は、本発明のデジタイザー付き原稿自動送り装置
の一実施例の一つを示した断面図であるが、第9図と同
一の構成には同一番号を付して再度の説明は省略する。
11は原稿有無センサーで、シート原稿有無を検知す
る。12は先端検知センサーでシート原稿の先端を検知
する。101はデジタイザーで、原稿を表向きに設置
し、原稿の領域をスタイラスペン等の手段で本体に入力
する前記の装置である。102は原稿を設置する際の突
き当て基準である。
さて、次に本発明の駆動部の一実施例を説明するが、第
6図とほぼ同じであるので再度の説明は省略する。
本発明に係るデジタイザー付き原稿自動送り装置を原稿
自動送り装置として使用する際の動作の説明は第6図,
第9図と同じである。
ただし、本体コピー終了信号によりモータ43が回転
し、クラツチ35に通電されて全面ベルト15がシート
原稿2を排出し始め、排出ローラ20・50及び排出コ
ロ21・51間に原稿はくわえられ、シート原稿2は原
稿自動送り装置上に排出される。
次に、本装置を用いて領域指定をするための動作を説明
する。
まず、操作者は本装置のカバー106を開放し、デジタ
イザー101上に所望の原稿112を画像面を上向きに
し、かつ、原稿の右端を原稿突き当て102に当接さ
せ、また原稿112の奥側(紙面の裏面側)を図示しな
い突き当てに当接させて載置する。次に図示しないスタ
イラスペンにより、原稿面上の所望の領域を入力する。
デジタイザーの入力方式あるいは検知方式に関して従来
から種々雑多な提案がなされているので、ここでは詳説
しない。入力作業が終了すると操作者は図示しないフア
ンクシヨンキーで、指定した領域の画像を現出するかい
なか等のモード設定を行う。次に原稿112を裏がえし
て原稿突き当て102に当接した側を先端にして入口ト
レイ1上からピツクアツプ3と給紙ローラ4間に挿入す
ると前述の様に原稿112を自動的に原稿プラテンガラ
ス上に搬送して、コピー動作を開始し、指定した領域の
画像だけが複写されたり逆に指定した領域の画像だけを
消却した等の所望のコピーが得られる。
次に、本発明が対象とする、デジタイザの上面近傍に第
2の原稿搬入口を設けたデジタイザー付原稿自動送り装
置について説明する。
第7図に於いて、111はデジタイザによる領域指定を
終了した原稿112を搬入するための原稿搬入口であ
り、103は該原稿搬入口付近に設けられた原稿有無検
知センサーである。
104,104′は前期原稿を搬送するためのローラ対
であり、105,105′は該原稿をプラテンガラス上
に導くためのガイド板である。
これらの駆動部の実施例を第10図に示す。
ここで、107はモータ軸43bに固定されたプーリで
あり、110はローラ14の回転のON・OFFするた
めの電磁クラツチであり、電磁クラツチ110の入力側
にはプーリ108が固定されている。そしてプーリ10
7及び108の間にはゴムベルト109が所定の張力を
もって張られており、モータ43の駆動力を電磁クラツ
チ4に伝達している。電磁クラツチの出力側には、ロー
ラ104が固定されている。
次に本装置に於ける動作の説明を行う。
前述の説明のように原稿上の所望の領域をデジタイザに
より入力し、モード設定した後原稿を原稿搬入口111
に挿入し、ローラ対104,104′の当接部に突き当
てると原稿有無センサー103が原稿を感知し、一定時
間たつとモータ43が回転し、また、クラツチ35にも
通電され駆動ローラ13が回転する。この状態では、プ
ランジヤー27及び電磁クラツチ110には、通電され
ず、バネクラツチ(図示せず)によりプーリー25
(大)は静止しており、シート原稿は搬送されない。
その後一定時間たつと電磁クラツチ110に通電され、
ローラ104が回転し、原稿112が搬送され始める。
そして原稿112がガイド板105,105′に沿って
送られ、原稿先端が先端検知センサーにより検知される
とこの時からフオトインタラプタ39はクロツク円板3
8のクロツク数を数え始める。次に原稿112は全面ベ
ルト15と原稿プラテンガラス47の間に入り込み、搬
送される。
さてモータ43は、先端検知センサー12に紙先端が検
知され、フオトインタラプタ39が一定のクロツク数を
数えると通電が切られ、又同時にクラツチ35の通電が
切れ、ブレーキ36に通電されてクラツチ軸44が瞬時
に止まる。これにより、駆動ローラ軸14の回転さらに
は全面ベルト15の動きが瞬時に止まり、シート原稿2
は原稿プラテン47の所定位置に止まる。なおブレーキ
36への通電は、一定時間後切れる。そしてただちに、
複写機本体にコピースタート信号が送られコピーが開始
され、複写機本体の露光がスタートする。
そして本体コピー終了信号によりモータ43が回転し、
クラツチ35に通電されて全面ベルト15がシート原稿
112を排出し始め、排出ローラ20・50及び排出コ
ロ21・51間に原稿はくわえられ、シート原稿2はカ
バー106上に排出される。なお次の原稿を原稿有無セ
ンサー11が感知している時は、排出検知センサー22
がシート原稿112の先端を検知後プランジヤー27に
通電され、シート原稿を同様の手順で送り込む。
その後の排紙部の駆動については前述の場合と同様であ
るのでここでは省略する。
以上説明した様に、従来の原稿自動送り装置の上面にデ
ジタイザーを併設し、入口トレイ1上からの原稿を原稿
プラテンガラス上に送り込む第1搬送手段と、デジタイ
ザーの上面近傍より原稿112をUターンさせて第1の
搬送手段の途中経過へ送り込む第2の搬送経過及び送り
ローラ対(104,104′)を設けた事により、本発
明の原稿自動送り装置付きデジタイザーを用いれば、以
下に列挙する利点が得られる。
まず、第1に本装置を用いれば、通常のシートコピー動
作において煩雑なシート原稿をプラテンにのせて圧着板
を閉じてスタートキーを押す作業をなくすという従来の
原稿自動送り装置としての長所を充分に得る事ができ
る。
第2に、本装置には座標位置検出装置(デジタイザー)
が装備されているので、従来から行われていたテンキー
による煩雑な座標入力作業がスタイラスペンによる簡単
な作業で行なえる。
第3に、第10図で説明した構成においては領域指定し
た原稿を一度操作者が原稿の方向を誤らない様にしなが
ら、かつ裏返しにして入口トレイ1上に移動しなければ
ならなかったが、第7図に示した本発明の実施例によれ
ば、デジタイザー101上で所望の領域を入力した後に
原稿112を原稿搬入口111に挿入したローラ対10
4,104′に当接させるだけの作業で前述したような
動作により原稿112は原稿プラテンガラス上に送り込
まれ所望のコピーが得られる。また本構成によれば、原
稿を裏返して入口トレイ1まで移動させる作業が軽減さ
れるばかりでなく、原稿を移動することにより原稿の左
右方向手前、奥方向の基準側を誤って原稿を載置してし
まって無駄なコピーをしてしまうという危険性もまった
くなくなった。
第4に、複写装置本体に対して原稿送り装置とデジタイ
ザーを一体的に構成する事により装置として場所の制約
を受けず、更に又操作者にとっても場所の制約を受けず
にかつ容易な作業で操作ミスを皆無にする事が出来る。
以上の説明では、原稿自動送り装置として原稿を1枚づ
つ送るタイプのいわゆるDF(ドキユメントフイーダ
ー)にデジタイザーを併設したタイプを例に挙げて説明
したが、多数枚の原稿をセツトし1枚1枚送るいわゆる
ADF(オートドキユメントフイーダー)とデジタイザ
ーを併設するとしても本発明で詳説した発明の骨子及び
思想、効果等は実現できることは明白である。
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、106は本発
明になる原稿受け台、107及び108はシート原稿自
動取扱い装置301に固着して設けられた原稿受け台1
06の回動支部、109はシート原稿自動取扱装置30
1の一部に突き出た突部、106aは原稿受け台106
の一部を成す爪部で、該受け台を閉じた際にこの爪部1
06aは、シート原稿自動取扱装置の突部109に係合
する。106bは原稿受け台106の一部を成す突起
で、110はシート原稿自動取扱い装置301の内部に
配置されたマイクロスイツチであって、原稿受け台の開
閉状態を検知する。
上記の構成に於てまず初めに、デジタイザーを使用して
コピーを行う場合には原稿受け台106を第1図に示す
ように開放する。この時第3図に示すように原稿受け台
106の突起106bがマイクロスイツチ110を押
し、このマイクロスイツチからの押圧信号が複写機本体
302のマイクロプロセツサユニツト(以下MPU)に
入力される。この状態で原稿自動送り装置301の下部
搬送口112(第7図参照)に原稿を挿入し、原稿有無
センサー11(第7図)が原稿を感知しても、MPUか
らプランジヤー30への通電信号は発せられないため、
原稿の自動給送は行なわれない。ここに於て、デジタイ
ザー上に原稿を置き、前述の如く、原稿上の所望の領域
を入力しモード設定した後、原稿搬入口111(第7
図)に挿入し、原稿は自動給送される。そして複写動作
中に原稿受け台106を閉じれば、この上に原稿は自動
排出される。
次にデジタイザーを使用せずにコピーを行なう場合に
は、原稿受け台106を第2図に示すように閉じ、原稿
受け台106の爪部106aを原稿自動送り装置301
の突部に係合させる。その後、下部原稿搬送口112に
原稿を挿入し、モード設定して通常のコピー動作と開始
すれば良い。
以上述べた本発明になる原稿受け台106には、原稿に
対する摩擦係数が小さく座標帯電の小さいものが選ばれ
るのが良く、また、その形状としては例えば第2図
(a)に図示する如く、原稿受け台106の一部に斜面
106cを設けて、原稿の載置性を良好にする工夫がな
されている。同じく載置性を良好にするために第2図
(b)に示すように原稿受け台106の表面にリブを設
けて原稿との接触面積を小さくし、滑り性を良くするこ
ともできる。さらに、コピー動作中に昇温した原稿から
の熱的悪影響をデジタイザーが受けることのないよう
に、原稿受け台106の材質には断熱性に優れたものが
選ばれるのが良い。
以上説明したように、本発明ではデジタイザー表面に原
稿受け台を配設したので原稿自動送り装置から排出され
た原稿は、前述したようなデジタイザーの表面材質から
の抵抗力や、この表面材質の摩擦帯電による静電吸着力
の影響を受けることなく原稿はスムーズに排出され、多
数原稿の処理に際しても排出された原稿の載置性が良好
となる効果を得る。特に本発明になる原稿受け台として
は、載置性を良くするため、その材質や形状を任意に選
ぶことができるので適用範囲が広く、実用性の高い装置
であると言える。また該原稿受け台は既述の如く、回動
可能に配設されているので、デジタイザーを使用する場
合にはジヤマにならな位置まで退避させることができ、
操作性も良好である。
さらに、光学系のハロゲンランプからの輻射熱を受けて
昇温した原稿が排出されても原稿が直接デジタイザー表
面上に載置されるわけではなく、原稿受け台の材質には
断熱性の優れたものを選ぶこどができるので、デジタイ
ザーは原稿の熱による該動作や電極の損傷と言ったよう
な悪影響を受けることもなくなる。また、デジタイザー
表面を覆う形で原稿受け台が配設されているので、不意
な衝撃によるデジタイザーの破損や紙粉等のホコリによ
る流動性からデジタイザーを保護することも可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る原稿自動送り装置は上述の通りの構成であ
って、座標位置検出装置を保護する開閉自在の保護部材
を備え、且つこの保護部材を収積台に兼用するので、座
標位置検出装置を保護できると共に原稿の排出がスムー
ズに行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図(a)(b)は本発明になる装置の斜視
図、 第3図は同じく本発明になる装置の一部を示す断面図、 第4図は本発明が対象とする装置の外観を示す斜視図、 第5図,第7図,第9図は装置の断面図、 第6図,第8図は装置の駆動部を説明するための概略
図、 第10図は従来のデジタイザーの装置構成を示す斜視図
である。 101はデジタイザー、301はデジタイザー付原稿自
動送り装置、302は複写機本体、106は原稿受け
台、106aは原稿受け台106の一部と成す爪部、1
06bは原稿受け台106の一部を成す突起、106c
は原稿受け台106の一部を成す斜面構造部、109は
デジタイザー付原稿自動送り装置の一部に固着した突部
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 楠元 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 白鳥 達哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小澤 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山本 康義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大橋 将志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木村 彰良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−204066(JP,A) 特開 昭52−53430(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取り位置の上方に設けられ、領域指示を
    達成する座標位置検出装置と、 領域指示された原稿を読取り位置に送る給送手段と、 読取られた原稿を上記座標位置検出装置へ排出する排出
    手段と、 上記座標位置検出装置上部に開閉自在に設けられ、上記
    座標位置検出装置を保護する保護部と、 を備え、 閉じ位置における上記保護部材が排出された原稿の収積
    台を兼ねる事を特徴とする原稿自動送り装置。
  2. 【請求項2】該保護部材の原稿接触面側がシート排出方
    向に対し平行に凹凸形状を有する事を特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の原稿自動送り装置。
  3. 【請求項3】保護部材の一部が斜度を有する面である事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    原稿自動送り装置。
JP60175471A 1985-08-09 1985-08-09 原稿自動送り装置 Expired - Fee Related JPH0664303B2 (ja)

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JP60175471A JPH0664303B2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 原稿自動送り装置
DE19863626932 DE3626932A1 (de) 1985-08-09 1986-08-08 Papiervorschubvorrichtung mit bildbereichsbestimmungsvorrichtung
US07/224,234 US4829341A (en) 1985-08-09 1988-07-25 Document feeding apparatus with image area designation device

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