JPH0664797B2 - Vtrのキヤプスタンサ−ボ回路 - Google Patents

Vtrのキヤプスタンサ−ボ回路

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JPH0664797B2
JPH0664797B2 JP60277977A JP27797785A JPH0664797B2 JP H0664797 B2 JPH0664797 B2 JP H0664797B2 JP 60277977 A JP60277977 A JP 60277977A JP 27797785 A JP27797785 A JP 27797785A JP H0664797 B2 JPH0664797 B2 JP H0664797B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、VTR(磁気記録再生装置)のキャプスタ
ンサーボ回路に関するものである。
〔発明の概要〕
この発明のVTRのキャプスタンサーボ回路は、キャプ
スタンモータの比較的長周期の速度ドリフト、定数誤差
等を検出してテープ送り速度を補正するような速度偏差
補償回路を設け、記録開始時点等でキャプスタンモータ
が停止状態から定速回転状態に立ち上がる期間には、前
記速度偏差補償回路から得られる速度情報のサンプル数
が多くなるように制御すると共に、位相ループのゲイン
が高くなるように設定するものである。そのため、キャ
プスタンの定速サーボ状態に到る時間が短くなり、記録
開始時間を短縮することができる。
〔従来の技術〕
第3図は、本出願人が先に提案したVTRのキャプスタ
ンサーボ回路(特願昭60−162274号)のブロッ
ク図を示したもので、1はテープ送りを制御するためキ
ャプスタンモータ、2はキャプスタンモータの回転数を
検出している周波数発電機から出力される2相のパルス
信号FG(A),FG(B)の周波数を電圧に変換する
周波数電圧変換器(f−V変換器)、3は前記f−V変
換器から得られたキャプスタンのスピード情報と、後述
するキャプスタンの位相情報を演算してキャプスタンモ
ータ1のスピードコントロール信号を形成する演算増幅
器、4は再生時にテープに記録されているCTL信号
(PB−CTL)と、基準信号(REF)を比較し、テ
ープ送りの位相情報を形成する位相検出器、5はEX−
OR回路、6は再生モード−記録モード(アセンブリ記
録)切換用のスイッチ、7は記録モードで位相情報を前
記演算増幅器3に供給するための速度偏差補償回路で、
前記FG信号をカウントしているFGカウンタ7a、基
準のカウント値がセットされている基準カウント値発生
回路7b、前記FGカウンタ7aと、基準カウント値発
生回路7bのデータを比較しているコンパレータ7c、
D/A変換器7d、及びオフセット回路7e等から構成
されている。
上述したように構成されているキャプスタンモータのサ
ーボ回路によると、再生時にはf−V変換器2から出力
されるキャプスタンモータ1の速度情報と、位相検出器
4から出力される位相情報によってテープの送行制御が
行われ、回転ヘッドが記録トラックを正確に走査するよ
うなトラッキング制御が行われる。
この場合、速度偏差補償回路7には、FG信号がEX−
OR回路で2倍されて、例えば定速時の周波数として9
00Hzの信号がFGカウンタ7aに入力されており、例
えば2秒毎に出力されているゲート信号Gによって計数
されているので、その計数値は1800となっている。
したがって、基準カウント値発生回路7bが1800に
設定されている場合はコンパレータ7cの出力は0であ
り、このときに定速回転するような電圧すなわち、再生
時の位相検出器4の出力信号に相当するような電圧がオ
フセット回路7eから出力されるように設定されてい
る。
したがって、この再生状態から切換スイッチ6を切換え
てアセンブリ編集等を行う場合でも、モータの慣性によ
って編集点前後の記録トラックのピッチが乱れることが
なく、再生時のトラックピッチを保つことができる。
又、上述したようなキャプスタンサーボ回路はFGカウ
ンタ7aのゲート信号Gとして比較的長い周期の信号が
使用されているので、キャプスタン径のバラツキや、回
転ムラは速度偏差補償回路7によって補正され、キャプ
スタンの寸法精度が多少悪くても記録トラックピッチが
乱れることがないという利点を有する。
なお、上述した実施例では一定時間内に出力されるFG
信号の計数値によって速度偏差値を検出するように構成
されているが、FG信号を所定値計数する時間を基準時
間と比較し、時間計測値を速度偏差出力として位相情報
にすることもできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したキャプスタンサーボ回路はFG
信号の計数サンプル値がキャプスタンの回転ムラ等に影
響されないように比較的に長間隔(2秒)で出力される
ように設定されているため、キャプスタンの停止状態か
ら直接記録モードにするときは、定速のサーボ状態にな
るまでの立上がり時間が長くなるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、かかる問題点を解消するために、例えば、
キャプスタンの回転スピードを検出する回路を設け、こ
の検出回路が所定値以下のスピードを検出しているとき
は、速度偏差を検出している計数サンプル数が多くなる
ように制御すると共に、位相サーボ系のサーボループの
ゲインを高くして定常走行までの立ち上がりを早くす
る。
〔作用〕
記録時等において、制御目標値に対する過渡偏差が大き
い回転スタート時には、速度偏差情報となるFG信号の
計数値、又は計測時間値のサンプル数が多くなるように
切り換えられるため、この速度偏差値を位相情報とする
サーボループの位相余裕を増加させて、サーボループの
利得を高く設定する。そのためキャプスタンが定常回転
数に到る時間を短縮することができるようになる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すVTRのキャプスタ
ンサーボの概要を説明するためのブロック図で、11は
キャプスタンモータ、12はf−V変換器、13は速度
サーボ情報と位相サーボ情報が入力されている演算増幅
器、14は再生時にCTL信号と基準信号(REF)を
比較して位相差を検出する位相検出器、15はEX−O
R回路、16は再生モード、及び記録モードの切換えス
イッチ、17は前述した速度偏差補償回路を示し、FG
カウンタ17a,基準カウント値発生回路17b,コン
パレータ17c,D/A変換器17dを備えており、オ
フセット用信号を可変抵抗器VRより供給できるように
構成されている。
18は再生時には前記位相比較器14からの位相情報を
選択し、記録時に速度偏差補償回路17の偏差信号を選
択して前記演算増幅器に供給するため伝達回路の一例を
示したもので、時定数回路(r0r1r2,c1)によ
って位相おくれ補償を行う差動増幅器18a及びコンデ
ンサC2、抵抗r4、R0、R1を時定数とする積分器
を構成する差動増幅器18b等から形成されている。
20はキャプスタンの回転数を検出しているスピード検
出器であって、このスピード検出器20は記録モードで
回転数が所定数以下の場合(立上がり時)にはゲイン、
積分定数を切り換えるスイッチ18cを制御して、伝達
回路18の利得を高くすると共に、ゲート時間、及びF
Gカウント値の設定回路21を制御して、FGカウンタ
17aから出力される計数値のサンプル数を多くするよ
うに制御するものである。
この発明のVTRのキャプスタンサーボ回路は上述した
ような構成とされているので、前述したように再生時に
はf−V変換器12から出力される速度情報と、CTL
信号及び基準信号(REF)の位相差を検出している位
相検出器14の出力が伝達回路18の位相補償回路、ス
イッチ16のPB接点、積分器を介して位相情報として
キャプスタンモータ11のコントロール信号として出力
され、回転ヘッドのトラッキングをとるように作用して
いる。
又、この再生状態ではFGカウンタ17aが計数してい
るFGパルスが基準のFGカウント値と比較され、その
差出力が速度偏差情報としてD/A変換器17dからス
イッチ18cのNOR接点に供給されている。
したがって、前述した先行技術にみられるように切換ス
イッチ16を記録モードにし、アセンブリ編集とする場
合も、編集切換点前後の記録トラックピッチが乱れるこ
とがない。
ところで、磁気テープが停止している状態から記録モー
ドになったときは、キャプスタンモータ11が定速走行
となるまでの立ち上がり時間が短いことが要請される
が、この方式のキャプスタンサーボ回路では速度偏差補
償回路17のFGカウンタ17aから出力される時間あ
たりの計数データの数が少ないため、伝達回路の積分器
の時定数は大きく設定されている。そのため、キャプス
タンモータのインデンシャル応答が悪く定速状態までに
立ち上がる時間が長くなる。
しかし、この発明の場合はキャプスタンモータの回転数
を検出しているスピード検出器20が例えば、所定値以
下のスピード状態を計数しているときはスイッチ18c
を切り換えてその接点を図示のようにST側に接続し、
抵抗値をR0に切り換えて積分時定数を小さくすると共
に、ループ利得を高くするように働く。
又、スピード検出器の出力によって設定回路21が切り
換えられ、ゲート間隔を例えば30Hz程度に高くすると
共に、定速時に30HzにおいてFG信号がカウントされ
る計数値を基準カウント値発生回路17bにロードす
る。
したがって、キャプスタンモータが停止状態から定速回
転数近傍に立ち上がる期間には、速度偏差補償回路17
からは、例えば1/30秒間隔で速度偏差情報が出力さ
れるようになると共に、伝達回路のループ利得も高くな
るように制御されるので、定速回転に到る立ち上がり時
間が先行技術のものより短縮することができる。
キャプスタンモータ11が定速状態のスピードに近づい
たあとは、スピード検出器20の検出信号が消失し、も
とのサーボ状態に戻すことはいうまでもない。
速度偏差補償回路17は、第2図に示すように高速のク
ロックΦを計数しているカウンタ17eと、このカウン
タ17eをリセットするためFG信号を分周している分
周回路17fにより所定のFGパルス数に対応する時間
計測値を出力し、この時の標準時間計測値が入力されて
いる基準時間発生回路17gの出力とコンパレータ17
cにより比較し、速度偏差情報を得るようにしてもよ
い。
このような回路構成にすると、立ち上がり時には、早い
クロックΦを1/Nに分周されたFGパルス毎に計数し
てキャプスタンの回転スピードを高い頻度で計測するこ
とができるようになり、立ち上がりの速度偏差サンプル
数を簡単に増加させることができる。
なお、先行技術にも記載されているように速度偏差補償
回路17はVTRのシステムコントロールを行うCPU
によって具現化することができる。
又、伝達回路18も第1図のものに限定されることな
く、ループゲインを制御できるものであれば他の回路構
成でもよいことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のVTRのキャプスタン
サーボ回路は記録時に速度補償回路を位相サーボ系とす
ることによってアセンブリ編集における編集点前後のト
ラックピッチの乱れを防止すると共に、キャプスタンの
回転ムラ、精度のバラツキ、回路の温度特性のドリフト
を吸収することができる。さらに、キャプスタンモータ
の立ち上がり時には速度補償回路から出力されている計
数サンプル値の出力間隔が小さくなるように制御され、
位相サーボ系のループ利得を高くするようにしているの
で、キャプスタンの定速回転への立ち上がりが短縮され
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すVTRのキャプスタン
サーボ回路のブロック図、第2図は速度補償回路の他の
実施例を示すブロック図、第3図は本発明の先行技術を
示すブロック図である。 図中、11はキャプスタンモータ、12は周波数電圧変
換器、13は演算増幅器、14は位相検出器、15はE
X−OR回路、16は切換スイッチ、17は速度偏差補
償回路、18は伝達回路、20はスピード検出器、21
は設定回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数発電機の出力に基づいてキャプスタ
    ンモータの回転数を制御する速度電圧を出力する速度サ
    ーボ回路と、再生時に基準信号とテープ長手方向に記録
    された一定周期のコントロール信号との位相が一致する
    ような位相制御電圧を出力する位相サーボ回路と、上記
    周波数発電機の出力の一定期間内のパルス数計測値、又
    は所定パルス数に対応した時間計測値に基づいて、基準
    値からのずれを検出して電圧に変換する速度偏差補償回
    路とを設け、前記位相サーボ回路及び速度偏差補償回路
    の各出力を再生時と記録時で選択的に切換えて、前記速
    度サーボ回路の出力に加算するように構成されているV
    TRのキャプスタンサーボ回路において、記録開始時に
    は前記速度偏差補償回路において生成されるパルス数計
    測値又は、時間計測値のサンプリング周期を早くすると
    共に、位相サーボループのループゲインを高くするよう
    に構成したことを特徴とするVTRのキャプスタンサー
    ボ回路。
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