JPH0664878U - 印刷機の洗浄ワイピング装置 - Google Patents
印刷機の洗浄ワイピング装置Info
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Landscapes
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- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄液を含浸した状態で回転胴体に圧接させ
つつ、移動させるに十分な強度および吸水性を有し、優
れたワイピング効果が得られる洗浄用シートを効果的に
適用することのできる印刷機の洗浄ワイピング装置を提
供する。 【構成】 ポリエステルと木材パルプとの繊維混合から
なる不織布で帯状に形成した洗浄用シート(2)と、洗
浄用シート(2)を回転胴体(20)に圧接する押圧手
段(7)と、洗浄用シート(2)を胴体周面(20A)
に沿って移動させる手段と、洗浄用シート(2)に洗浄
液を供給する洗浄液供給手段(8)とを具備した印刷機
の洗浄ワイピング装置。
つつ、移動させるに十分な強度および吸水性を有し、優
れたワイピング効果が得られる洗浄用シートを効果的に
適用することのできる印刷機の洗浄ワイピング装置を提
供する。 【構成】 ポリエステルと木材パルプとの繊維混合から
なる不織布で帯状に形成した洗浄用シート(2)と、洗
浄用シート(2)を回転胴体(20)に圧接する押圧手
段(7)と、洗浄用シート(2)を胴体周面(20A)
に沿って移動させる手段と、洗浄用シート(2)に洗浄
液を供給する洗浄液供給手段(8)とを具備した印刷機
の洗浄ワイピング装置。
Description
【0001】
本考案は、印刷機の洗浄ワイピング装置に関し、特に、オフセット印刷機など の印刷機にあって印刷にかかわる回転胴体の周面を掃拭するための洗浄布を具え た洗浄ワイピング装置に関する。
【0002】
従来の印刷機として知られているものにオフセット印刷機がある。かかるオフ セット印刷機は一般にその印刷部を構成する版胴,ブランケット胴および圧胴な どの回転胴体を有しており、これらの回転胴体周面から付着した不要なインクを 拭き取ったり、印刷後その被印刷体(以下で記録シートという)に転写されたイ ンクを定着させるための回転胴体である乾燥・冷却用シリンダの周面から付着物 を掃拭したりするために洗浄ワイピング装置が設けられている。そして、このよ うな従来の洗浄ワイピング装置では布または合成繊維製の不織布で形成された洗 浄用シートが用いられてきた。
【0003】 かかる洗浄用シートは供給用ロールから巻取用ロールに歩進的に移動させられ ると共に、その間に洗浄液を洗浄用シートに供給して浸み込ませ、洗浄用シート を回転胴体の周面に圧接させつつ、上記移動方向とは反対の方向に回転胴体を回 転させることで、これらの周面上から不要インクやブランケット胴から発生する ゴムの粉、さらには紙粉などが掃拭洗浄される。
【0004】
しかしながら、このような従来の印刷機の洗浄ワイピング装置にあっては、洗 浄用シートに使用されている、例えばナイロン等合成繊維製の不織布の吸水性が 低いために洗浄液が十分に含浸されず、回転胴体回りの汚れを掃拭するに十分で なく、所望の洗浄効果を挙げることができないという問題があった。
【0005】 このように十分な洗浄効果が得られないと、その結果、記録シート上にその汚 れが転写されることによって、印刷された画像の品位が損ねられる。
【0006】 また、ワイピング性能を向上させ洗浄用シートへのインクやごみの堆積を防ぐ ためには、新しい洗浄用シートを頻繁に、例えば約30秒に1回の割合で回転胴 体との圧接位置に歩進的に送り出す必要があることから高速印刷性能に支障をき たす問題があった。
【0007】 本考案の目的は、上述した従来の問題点を解消し、洗浄液を含浸した状態で回 転胴体の周面に圧接させつつ移動させるに十分な強度を有すると共に優れた吸水 性によりワイピング性能の向上と安定した洗浄効果が得られる洗浄用シートを用 いることで、高速印刷性能を維持しつつ所定の良好な印刷が期待できる印刷機の 洗浄ワイピング装置を提供することにある。
【0008】
かかる目的を達成するために、本考案は、ポリエステル繊維と木材パルプ繊維 との混合になる不織布で帯状に形成され回転する胴体の印刷にかかわる周面に少 なくとも線接触の状態で該周面の洗浄掃拭が可能な洗浄用シートと、該洗浄用シ ートを前記回転する胴体の周面に圧接した状態に保つ押圧手段と、前記洗浄用シ ートを所定のタイミングで前記周面に沿ってその回転方向とは逆方向に移動させ る洗浄用シート移動手段と、該移動手段の移動方向の前記押圧手段上流側に配設 され、前記洗浄用シートに洗浄液を供給する洗浄液供給手段とを具備したことを 特徴とするものである。
【0009】
本考案によれば、洗浄液供給手段により洗浄液が供給された洗浄用シートはポ リエステル繊維と木材パルプ繊維との混合になる不織布であるために、押圧手段 によって回転する胴体の周面に押圧されても十分に洗浄液を含浸した状態に保つ ことができ、その摺接によって効率良く、かつ耐摩耗性を保持して周面から汚れ を洗浄掃拭することができる。また、洗浄用シートの摺接部により十分汚れが吸 収掃拭されるタイミングで洗浄用シート移動手段により移動が行われて、洗浄用 シートの新たな部分による洗浄掃拭が繰返されるので、安定した確実な洗浄ワイ ピング動作を長期にわたり実施することができる。
【0010】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0011】 図1は本考案にかかる洗浄ワイピング装置の構成例を示す。なお、印刷機全体 の構成についてはここで示さないが、20はオフセット印刷機の印刷部を構成し ている回転胴体、すなわち、版胴,ブランケット胴,圧胴もしくは冷却用のシリ ンダのいずれか1つを示す。1はこのような回転胴体20の周面20Aに圧接し 、その表面を洗浄掃拭する洗浄ワイピング装置である。2はその洗浄ワイピング 作用のために前記周面20Aに摺接しつつ、矢印方向に所定のタイミングで歩進 送りされる帯状に形成された本考案にかかる洗浄用シートであり、木材パルプと ポリエステル繊維との不織布で形成されている。なお、この洗浄用シート2につ いては後で詳述する。
【0012】 3は洗浄用シート2を巻回した状態に保持する供給ロール、4は供給ロール3 から繰り出され、回転胴体20の周面20Aを洗浄掃拭した後の洗浄用シート2 を巻取る巻取ロールであり、供給ロール3から繰り出された洗浄用シート2はガ イドローラ5および6を経て、巻取ロール4に巻取られるが、その途中で回転胴 体周面20Aに向けて偏倚される押圧部材7により洗浄用シート2が上記周面2 0Aに押圧された状態に保たれる。なおここで、洗浄用シート2は押圧部材7に より回転胴体周面20Aとその軸方向に少なくとも線接触するように構成されて おり、洗浄ワイピング装置1は回転胴体20に対して洗浄用シート2をそのよう な姿勢に保つように配設される。また、8は洗浄用シート2の矢印で示す送り出 し方向に対して押圧部材2の上流側に設けられ、洗浄用シート2に向けて洗浄液 を噴射し供給する洗浄液供給ノズル、9は洗浄ワイピング装置1自体の筐体であ る。なお、洗浄液としては、インク溶剤ないし、通常の水か、またはこれらの適 宜混合になるものなど、自在に選択されてよい。
【0013】 ついで、このように構成した印刷機の洗浄ワイピング装置による洗浄掃拭動作 について説明する。
【0014】 先にも述べたように、洗浄ワイピング装置1は一定量づつ矢印方向に回転する 版胴などの回転胴体20の周面20Aにその洗浄用シート2が圧接の形で少なく とも線接触を保つように印刷機側に保持されており、その摺接状態で洗浄用シー ト2により周面20Aからインクやごみによる汚れが洗浄液によって洗われつつ 、掃き取られる。なおこの場合、洗浄液は押圧部材2の上流側で洗浄液供給ノズ ル8からの噴射によって洗浄用シート2に供給されるもので、本考案にかかる洗 浄用シート2は後述するように十分な吸水性を有しているために、回転胴体周面 20Aを洗浄掃拭する状態で洗浄液の不足をきたすようなことがない。
【0015】 かくして一定量回転する回転胴体20に対してこれに圧接した形で洗浄掃拭が 済むと、その都度不図示のステッピングモータなどで構成される洗浄シート移動 手段により洗浄用シート2は矢印方向に歩進的に所定量移動され、巻取リール4 に巻取られて洗浄用シート2の新たな部分が押圧部材7によって回転胴体周面2 0Aに向け圧接され、次の洗浄掃拭のための待機状態となる。
【0016】 なお、押圧部材7を回転胴体周面20Aに向けて偏倚させる手段としては示し てないが、エアシリンダ,油圧シリンダ,電磁式あるいはロータリアクチュエー タ等いずれであってもよい。また、押圧部材7の押圧面も、図1に示すような円 弧面の外、掃拭可能なブレード式とするなり、さらにはかかるものを弾性体で形 成するようにしてもよい。
【0017】 ついで、本考案にかかる洗浄用シート2について詳述する。本例の洗浄用シー ト2は木材パルプと繊維とポリエステル繊維との混合からなる不織布を帯状に形 成したもので、かかる不織布の好適例として、E.I.デュポン・ドゥ・ヌムー ル・アンド・カンパニーから市販されているスパンレースド不織布であるソンタ ラ(Sontara(登録商標名))を用いることができる。
【0018】 このようなスパンレースド不織布は、木材パルプ繊維と合成有機繊維とからな る集合体を、例えば細かい金鋼等で支持しながら、0.05〜0.13mmの直 径を有するオリフィスのバンクから細い柱状の水を噴流処理して、噴流のエネル ギーEと噴流の衝撃力Iとの積であるE・Iを供給することにより製造される。 そこで、このようにして得られたスパンレースド不織布では、ランダムな方向に 並んだ数百万の木材パルプ繊維と合成有機繊維とが絡み合って形成されており、 非常に高い細菌バリヤー性を有している。
【0019】 またこのようなスパンレースド不織布の中でも廉価であり吸水性等の要求を満 足するものとしては木材パルプ繊維とポリエステル繊維との混合体であることが 望ましく、この場合の木材パルプ/ポリエステルの混合比は70〜30%/30 〜70%であり、好ましくは60〜40%/40〜60%に保たれるものがよい 。
【0020】 さらにまた、この木材パルプ/ポリエステルからなるスパンレースド不織布の 目付量は、両者の混合比等にも依存するが、50〜250g/m2 の混合比、好 ましくは100〜200g/m2 の範囲内としたものがよい。
【0021】 なお、木材パルプ繊維とポリエステル繊維とからなるスパンレースド不織布の 掴み破壊強度は、繊維の絡み具合にも依存するが、ほぼ10.4ないし22.6 kgであり極めて強靭である。
【0022】 特に吸水性と目付量との関係を表1に示す。従来の洗浄ワイピング装置用洗浄 布として使用されてきたポリエステル繊維とポリビニルアルコール繊維とからな る比較用の不織布と、本考案に用いることができる不織布の実施例として、木材 パルプ繊維とポリエステル繊維とがこの表1に示す割合で混合されたもの、デュ ポン社製ソンタラ(商品名)型番8801および8805との吸水量を比較した 結果を示した。
【0023】
【表1】
【0024】 この表1から明らかなように目付量が大きい木材パルプ/ポリエステル繊維か らなる不織布の吸水量は、ポリエステル/ポリビニルアルコール繊維不織布の吸 水量の約3倍であった。そこで、このような木材パルプ/ポリエステル不織布を 洗浄ワイピング装置の洗浄用シート2として使用した場合、ワイピング性能とし てその繰り出しインターバルが約5分に1回で十分洗浄効果を得られることが確 認できた。
【0025】 なお、これまでに述べてきた実施例では、好適例として、印刷機が複数の回転 胴体を有するオフセット印刷機の場合についてであったが、本考案の適用は、か かるオフセット印刷機に限られるものではなく、その印刷部に記憶媒体などによ って汚れ易い回転胴体を有する印刷機に広く適用できることはいうまでもない。
【0026】
以上説明してきたように、本考案によれば、ポリエステル繊維と木材パルプ繊 維との混合になる不織布で帯状に形成され回転する胴体の印刷にかかわる周面に 少なくとも線接触の状態で該周面の洗浄掃拭が可能な洗浄用シートと、該洗浄用 シートを前記回転する胴体の周面に圧接した状態に保つ押圧手段と、前記洗浄用 シートを所定のタイミングで前記周面に沿ってその回転方向とは逆方向に移動さ せる洗浄用シート移動手段と、該移動手段の移動方向の前記押圧手段上流側に配 設され、前記洗浄用シートに洗浄液を供給する洗浄液供給手段とを具備したので 、その洗浄用シートが十分な吸水性,耐摩耗性と共に包含力および均一性を有し ていることから回転胴体周面に圧接して洗浄掃拭を行うにあたり拭きむらのない 掃拭を実施することができ、また、洗浄液を十分に含浸した状態で効率良く洗浄 が行える外、洗浄用シート自体がその湿乾にかかわらず十分な機械的強度を有す るので、洗浄用シート供給にかかわる部材の設計に幅を持たせることができる。 また、洗浄用シートがインクやごみなどの吸着に十分な包含力を有するので、延 命効果が得られる。さらにまた、ほぐれ難いことから不織布を形成しているポリ エステル繊維や木材パルプ繊維の糸状体が掃拭時に回転胴体側に付着して、記録 シート上に再転移され、印刷の品位を損うような虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による構成をその動作と共に模
式的に示す説明図である。
式的に示す説明図である。
1 洗浄ワイピング装置 2 洗浄用シート 3 供給ロール 4 巻取ロール 5,6 ガイドローラ 7 押圧部材 8 洗浄液供給ノズル 9 筐体 20 回転胴体(版胴,ブランケット胴,圧胴,シリン
ダ) 20A (回転胴体)周面
ダ) 20A (回転胴体)周面
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリエステル繊維と木材パルプ繊維との
混合になる不織布で帯状に形成され回転する胴体の印刷
にかかわる周面に少なくとも線接触の状態で該周面の洗
浄掃拭が可能な洗浄用シートと、 該洗浄用シートを前記回転する胴体の周面に圧接した状
態に保つ押圧手段と、前記洗浄用シートを所定のタイミ
ングで前記周面に沿ってその回転方向とは逆方向に移動
させる洗浄用シート移動手段と、 該移動手段の移動方向の前記押圧手段上流側に配設さ
れ、前記洗浄用シートに洗浄液を供給する洗浄液供給手
段と、 を具備したことを特徴とする印刷機の洗浄ワイピング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082850U JP2606047Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印刷機の洗浄ワイピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082850U JP2606047Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印刷機の洗浄ワイピング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664878U true JPH0664878U (ja) | 1994-09-13 |
| JP2606047Y2 JP2606047Y2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=13785853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992082850U Expired - Fee Related JP2606047Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印刷機の洗浄ワイピング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606047Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012082073A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Xerox Corp | レーザ切断装置用のベルト清掃システム |
| JP2016073938A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | ファナック株式会社 | 清掃装置および清掃装置を含むシステム |
| JP2016175033A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | キヤノン株式会社 | フィルム洗浄装置 |
| KR102084893B1 (ko) * | 2019-10-08 | 2020-05-26 | 주식회사 에스앤티 | 파우더 클리닝 장치를 가지는 3d 프린터 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWM281964U (en) | 2005-06-30 | 2005-12-01 | Likesen Co Ltd | Double-sided tape |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP1992082850U patent/JP2606047Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012082073A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Xerox Corp | レーザ切断装置用のベルト清掃システム |
| JP2016073938A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | ファナック株式会社 | 清掃装置および清掃装置を含むシステム |
| JP2016175033A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | キヤノン株式会社 | フィルム洗浄装置 |
| KR102084893B1 (ko) * | 2019-10-08 | 2020-05-26 | 주식회사 에스앤티 | 파우더 클리닝 장치를 가지는 3d 프린터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606047Y2 (ja) | 2000-09-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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