JPH066493U - サクションボックスの水切り板取付け構造 - Google Patents

サクションボックスの水切り板取付け構造

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JPH066493U
JPH066493U JP6005591U JP6005591U JPH066493U JP H066493 U JPH066493 U JP H066493U JP 6005591 U JP6005591 U JP 6005591U JP 6005591 U JP6005591 U JP 6005591U JP H066493 U JPH066493 U JP H066493U
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suction box
plate
synthetic resin
inverted
draining plate
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JP6005591U
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博 竹内
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】抄紙機のサクションボックスにおける合成樹脂
製水切り板をサクションボックス本体に強固に取付けつ
つ、該取付け板の構造を利用して合成樹脂製水切り板の
熱膨張を良好に吸収して歪み発生を解消し、同水切り板
の普及促進を図る。 【構成】合成樹脂製水切り板2の抄巾方向側面に同抄巾
方向の係入溝8を形成し、他方ラッチ部10と取付け部
11を有する逆L形取付け板9を形成し、ラッチ部10
を係入溝8に係入すると共に取付け部11をサクション
ボックス本体1の開口端にボルト締めすることによりラ
ッチ部10により上記下部係入溝画成壁16を押さえ付
け、逆L形取付け板9のラッチ部先端面と曲げ部内面と
に第1膨張吸収間隔19及び第2膨張吸収間隔22を存
してサクションボックス1に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は抄紙機の抄紙帯裏面に接触する水切り板を合成樹脂にて形成したサク ションボックス、殊に合成樹脂製水切り板をサクションボックスに適正に取付け るための水切り板の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来サクションボックスは抄紙帯裏面に接触する水切り板を有しているが、こ の水切り板は抄紙帯の高速度走行によって摩耗するためこれを防止すべく全体を セラミックで形成したものが用いられていた。
【0003】 しかしセラミックが高価であり、又取り扱いに注意を要することから近年、水 切り板全体を特殊な合成樹脂で形成するか、或いは水切り板の本体を合成樹脂で 形成し、抄紙帯裏面との接触部をセラミックで形成したものが用いられるように なっている。
【0004】 これら合成樹脂製水切り板は図6に示すようにセラミック製水切り板の取付け 構造と同様、水切り板2の抄巾方向の側面下縁部に傾斜欠き込み部24を設け、 更にサクションボックス本体1の抄巾方向開口端に取付け部25を形成し、この 取付け部25の外側端に傾斜取付け面26を設けて、この取付け面26と上記傾 斜欠き込み部24に跨がるように平板から成る取付け板27を充てがい取付け部 25にボルト15締めすると共に、該ボルト15締めにて傾斜欠き込み部24を 押さえ込み水切り板2を取付ける構造である。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
然しながら上記水切り板がセラミックの場合は温度差による熱膨張及び収縮が ないので両サイドで緩みがないように固定する方法を採ることができるが、合成 樹脂製水切り板は安価であり、取付け、取り扱いにセラミックの如き注意を払わ ずに済む利点を有する反面、熱膨張率が大きく従来の取付け構造ではこの熱膨張 を適正に吸収することができず、膨張によって合成樹脂製水切り板の表面に歪み を発生し、所要の脱水性能が得られない問題を有しており、このため合成樹脂製 水切り板の普及を妨げる原因となっている。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案は合成樹脂製水切り板における上記問題を解決するもので、その手段と して逆L形の取付け板を形成し、該逆L形取付け板の一方L形片で形成したラッ チ部を合成樹脂製水切り板の抄巾方向側面に形成した同抄巾方向係入溝に係入し 、同他方L形片で形成した取付け部をサクションボックス開口端の抄巾方向外側 面に充てがいボルト止めすることによりラッチ部で係入溝画成壁を押さえ付けて サクションボックスに取付け、更に上記ラッチ部先端面と係入溝内端面間に第1 膨張吸収間隔を形成し、上記逆L形取付け板上端の逆L形曲げ部内面と、上記係 入溝画成壁外端面間に第2膨張吸収間隔を形成する構造としたものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、合成樹脂製水切り板はその係入溝画成壁を該係入溝に係入し た逆L形取付け板のラッチ部で押さえ付け、第1膨張吸収間隔及び第2膨張吸収 間隔を存してサクションボックスに取付けられる。
【0008】 従ってラッチ部にて水切り板をサクションボックスに確固に取付ける目的を達 成しながら合成樹脂製水切り板の熱膨張をこの第1、第2膨張吸収間隔で効率的 に吸収し、水切り板の歪みの発生を有効に防止して抄紙帯裏面との密着性を確保 し所要の脱水性能を果す。この取付け構造を採用することにより、従来困難であ った水切り板の合成樹脂化が促進でき、より高度な操業条件の下でも実用化のメ リットが得られ且つ経済的なサクションボックスが提供できる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1乃至図5に基づいて詳述する。1はサクションボッ クス本体である。2は該サクションボックス1の吸引面即ち開口面3を覆うよう に取り付けられ、抄紙帯4の裏面に接触して抄紙帯4表面に流した紙料液の水切 りを行なう水切り板である。
【0010】 該水切り板2は図2Aに示すように全体を合成樹脂で形成するか、或いは図2 Bに示すように水切り板2の本体5を合成樹脂で形成し、抄紙帯4裏面との接触 部6をセラミックで形成し、該合成樹脂性水切り板2の抄巾方向側面7に同抄巾 方向にコ字形を呈する係入溝8を形成する。他方全体視逆L形を呈する取付け板 9を形成し、該取付け板9の一方のL形片でラッチ部10を、他方のL形片で取 付け部11を夫々形成して取付け部11にボルト挿入孔12を設ける。
【0011】 斯くして形成した逆L形取付け板9はそのラッチ部10を上記合成樹脂製水切 り板2の係入溝8に係入し、他方取付け部11をサクションボックス本体1の開 口端に形成したフランジ部13の抄巾方向外側面14に充てがい、ボルト15を 取付け部11のボルト挿入孔12に挿入して締め付ける。
【0012】 この締め付けによって逆L形取付け板9のラッチ部10で水切り板2の下部係 入溝画成壁16を押さえ付け同水切り板2をサクションボックス本体1に確固に 取付ける。
【0013】 図5A乃至図5Cは逆L形取付け板9の取付け形態を示し、図5A及び図5B に示すように上記係入溝8を抄巾方向における水切り板2の一端から他端に亘り 延在させ、同係入溝8に間隔的に複数の取付け板9の各ラッチ部10を係入する か、或いは抄巾方向に巾広の1枚の取付け板9を形成し、ラッチ部10を係入し てボルト15締めする。
【0014】 又は図5Cに示すように上記係入溝8を抄巾方向の両端に形成し、同溝8にラ ッチ部10を係入して取付け板9をボルト15締めする。上記係入溝8は水切り 板2の何れか一方或いは双方の抄巾方向側面に形成して取付け板9をボルト15 締めする。
【0015】 図3,図4に示すように上記逆L形取付け板9による水切り板2の取付けによ ってラッチ部先端面17と合成樹脂製水切り板2の係入溝内端面18間に第1膨 張吸収間隔19を形成し、取付け板9上端の曲げ部内面20と下部係入溝画成壁 外端面21間に第2膨張吸収間隔22を形成する。
【0016】 図3においては水切り板2の抄巾方向側面7即ち上下係入溝画成壁外端面21 ,23の上部係入溝画成壁23を外方へ張り出して下部係入溝画成壁21との間 に段差を設けて上記第1膨張吸収間隔19を形成し、更に上部係入溝画成壁外端 面23と逆L形取付け板9の取付け部11外側面との通りを垂直面となるよう略 一致させつつ、取付け板9をボルト15締めし上記第2膨張吸収間隔22を形成 する。この実施例においては逆L形取付け板9に紙料ガスが付着し生長するのを 有効に防止する。
【0017】 図4においては上下係入溝画成壁外端面21,23を略一致させると共に、同 外端面21,23がサクションボックス本体1の開口端部に形成したフランジ部 13の抄巾方向外側面14の内側となるよう段差を形成し、同外側面14に逆L 形取付け板9をボルト15締めし、該段差によって第1膨張吸収間隔19及び第 2膨張吸収間隔22を形成している。
【0018】 斯くして水切り板2は、係入溝8へ係入してサクションボックス本体1へボル ト15締めされた逆L形取付け板9によって、下部係入溝画成壁16を確固に把 持しながら第1,第2膨張吸収間隔19,22によって熱による膨張を許容され 抄紙帯4の接触及び脱水上有害な歪み発生を防止する。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、合成樹脂製水切り板はその係入溝画成壁を該係入溝に係入した 逆L形取付け板のラッチ部で押さえ付けることにより、第1膨張吸収間隔及び第 2膨張吸収間隔を存してサクションボックスに取付けることができる。従ってラ ッチ部にて水切り板をサクションボックスに確固に取付ける目的を達成しながら 合成樹脂製水切り板の熱膨張をこの第1,第2膨張吸収間隔で効果的に吸収し、 水切り板の歪み発生を有効に防止して抄紙帯裏面との密着性を確保し所要の脱水 性能を発揮することができる。
【0020】 この取付け構造を採用することにより、従来困難であった水切り板の合成樹脂 化が促進でき、より高度な操業条件の下でも実用化のメリットが得られ且つ経済 的なサクションボックスが提供できる。
【0021】 即ち従来合成樹脂製水切り板の膨張によって脱水性能を損ない合成樹脂製水切 り板の普及が妨げられていたが本考案によってこの問題を解消し合成樹脂製水切 り板の普及を促進するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すサクションボックスの断
面図である。
【図2A】同全体を合成樹脂にて形成した水切り板の断
面図である。
【図2B】同全体を合成樹脂で形成し、接触部をセラミ
ックにて形成した水切り板の断面図である。
【図3】同水切り板の取付け部を拡大して示す断面図で
ある。
【図4】水切り板の取付け構造の他例を拡大して示す断
面図である。
【図5A】水切り板の係入溝と逆L形取付け板の取付け
構造を例示する背面図である。
【図5B】同他例を示す側面図である。
【図5C】更に同他例を示す側面図である。
【図6】従来例を示すサクションボックスの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 サクションボックス本体 2 水切り板 4 抄紙帯 8 係入溝 9 逆L形取付け板 10 ラッチ部 11 取付け部 15 ボルト 16 下部係入溝画成壁 19 第1膨張吸収間隔 22 第2膨張吸収間隔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サクションボックス本体の吸引面に、抄紙
    帯の裏面に接触する合成樹脂製水切り板を取付けた抄紙
    機における脱水用サクションボックスにおいて、上記合
    成樹脂製水切り板の抄巾方向側面に同抄巾方向の係入溝
    を形成し、他方全体視逆L形を呈する取付け板を形成
    し、該逆L形取付け板の一方L形片で形成したラッチ部
    を上記係入溝に係入すると共に、同他方L形片で形成し
    た取付け部を上記サクションボックス開口端の抄巾方向
    外側面に充てがいボルト止めし、該ボルト止めによりラ
    ッチ部にて上記係入溝画成壁を押さえ付け、更に上記ラ
    ッチ部先端面と係入溝内端面間に第1膨張間隔を形成
    し、上記逆L形取付け板上端の曲げ部内面と上記係入溝
    画成壁外端面間に第2膨張吸収間隔を形成したことを特
    徴とするサクションボックスの水切り板取付け構造。
JP6005591U 1991-07-05 1991-07-05 サクションボックスの水切り板取付け構造 Pending JPH066493U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162841A (ja) * 2012-03-30 2012-08-30 Seed Co Ltd 古紙再生装置のパルプ供給装置および脱水装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS452486Y1 (ja) * 1968-07-04 1970-02-02
JPS547883A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Nec Corp Semiconductor device and its manufacture

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