JPH066496U - ニードルカンバス - Google Patents

ニードルカンバス

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JPH066496U
JPH066496U JP4987492U JP4987492U JPH066496U JP H066496 U JPH066496 U JP H066496U JP 4987492 U JP4987492 U JP 4987492U JP 4987492 U JP4987492 U JP 4987492U JP H066496 U JPH066496 U JP H066496U
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JP
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fiber
needle
canvas
web
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Application number
JP4987492U
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English (en)
Inventor
悦男 橋本
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Daiwabo Co Ltd
Daiwabo Holdings Co Ltd
Original Assignee
Daiwabo Co Ltd
Daiwabo Holdings Co Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】素材の特性を損なわず、しかも帯電防止効果が
付与されたニードルカンバスを提供する。 【構成】基布に繊維ウェブをニードルパンチングしてな
るニードルカンバスにおいて、繊維ウェブの繊維素材中
に、内部がその繊維素材と同質であってしかも外部は金
属コーティングが施された金属コーティング繊維が混入
されていることを特徴とするニードルカンバス。 【効果】繊維ウェブ内に金属コーティング繊維が混入さ
れることにより、金属コーティング繊維が導電性である
ためニードルカンバスは帯電防止効果を有し、また、金
属コーティング繊維の内部は繊維ウェブと同質の繊維素
材であるため素材的な特性を損なうことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は抄紙機に用いられるドライヤカンバス、さらに詳しくはカンバス基布 に繊維ウェブをニードルパンチングしてなるドライヤニードルカンバスに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機のドライヤパートにおいては紙の乾燥が進むにつれ、合成樹脂カンバス と紙、あるいは合成樹脂カンバスとロール等の摩擦により静電気が発生して帯電 する。この静電気の帯電は爆発、引火、吸引、反発等の災害や障害の危険を引き 起こすため、従来から合成樹脂カンバス(以下カンバスと称する)の帯電防止手 段がいろいろ為されてきていた。
【0003】 従来のカンバスにおける帯電防止の手段としては実開平02−57998号公 報や実開平02−57998号公報に記載されているような、経糸の一部に導電 性モノフィラメントを配したものがあり、ニードルカンバスにおける帯電防止の 手段としては実公昭62−199893号公報記載の、不織布に金属繊維を混入 してニードルパンチングしたもの等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが帯電防止効果を付与したニードルカンバスを作成するために基布の一 部に導電性モノフィラメントを配したものを基布に用いてその上に繊維ウェブを ニードルパンチングすると、繊維ウェブによりその帯電防止効果が妨げられて帯 電防止能力が従来品に比較して低くなる。
【0005】 そのため金属繊維を繊維ウェブ内に混入したニードルカンバスが用いられてき ているが、金属繊維はこの繊維ウェブの繊維素材とは柔軟度や硬さ等の性質が全 く異なるものであるため、梳綿機においては分繊する際にきれいに分繊されずに 塊になって、他の繊維ウェブと均一に混入することが困難であったり、硬さのた めワイヤや他の部品を傷付けたりし、また、ニードルパンチングによりこれらの 金属繊維の塊が表面に露出したりすると、その部分は本来の繊維ウェブとは表面 性が異なり通気度が異なり、繊維ウェブに樹脂加工を施すと付着量の差によるム ラが生じて、このニードルカンバスを抄紙機に用いると紙面にムラが生じるとい う不都合が発生する。本考案はかかる不都合を解決することを目的として提供さ れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はニードルカンバスの繊維ウェブを構成する繊維素材の中に該繊維素材 と同質であってしかも金属コーティングを施した繊維を混入させることによりか かる不都合を解決した。
【0007】 即ち、基布に繊維ウェブをニードルパンチングしてなるニードルカンバスにお いて、該繊維ウェブの繊維素材に、該繊維素材と同質の繊維素材に金属コーティ ングを施した繊維(以下金属コーティング繊維という)が混入されていることを 特徴とするニードルカンバスである。ここでいうコーティングとはメッキ、蒸着 、塗付等による被膜をすべて含むものである。
【0008】 金属コーティング繊維の混入割合は繊維ウェブに対し、1%〜30重量%が好 ましく、1重量%以下であればあまりに拡散し過ぎるため帯電防止効果がほとん どない。
【0009】 帯電防止効果を増加するためには金属コーティング繊維の混入割合を増加すれ ばよいが、その分コストも上昇するため、帯電防止効果と種々のコストを勘案す ると、好ましくは1%〜20%、より好ましくは1%〜10%である。
【0010】 また、金属コーティング繊維は繊維ウェブを構成する繊維素材と同質の繊維素 材に金属コーティングが施された繊維であることが望ましく、さらに好ましくは 同一の繊維素材に金属コーティングが施された繊維であることである。
【0011】 この金属コーティング繊維において、繊維素材への金属コーティング量があま り厚過ぎると被膜金属の特性のみが発揮されてしまって内部繊維素材の特性が消 失してしまうため、内部繊維素材の特性をも生かすためには金属のコーティング 量は繊維に対して0.01〜0.5ミクロンが好ましい。
【0012】
【作用】
ニードルカンバスにおける不織布内に金属コーティング繊維が混入されること により、金属コーティング繊維が導電性であるためニードルカンバスは発生した 電荷を拡散したり放電したりして帯電を防止することになる。
【0013】 また金属コーティング繊維の内部は繊維ウェブと同質の繊維素材であるため素 材的な特性が損われず、ニードルカンバスは例えば表面硬さ等の物性は金属コー ティング繊維を混入しない場合と同等となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図に基づいて説明すると図1は本考案実施例1、実施例3、実 施例5の織り組織を示す断面組織図、図2は本考案実施例2、実施例4、実施例 6の織り組織を示す断面組織図である。
【0015】 [実施例1];これはニードルカンバスにおいて、繊維ウェブ素材としてナイ ロン繊維とアクリル繊維とを混紡したものに、更にナイロン繊維にニッケルコー ティングを施した繊維を混入して繊維ウェブを作成し、該繊維ウェブを基布にニ ードルパンチングしてニードルカンバスとしたものである。基布および繊維ウェ ブの仕様については表1の通りである。
【0016】
【表1】
【0017】 [実施例2];基布は実施例1とは異なった仕様のものを用い、繊維ウェブは 実施例1と同一素材で一部デニールおよびウェブ調合の異なる仕様のものを用い てニードルカンバスとしたものである。基布および繊維ウェブの仕様については 表2の通りである。
【0018】
【表2】
【0019】 [実施例3];これはニードルカンバスにおいて、基布仕様は実施例1と同一 のものを用い、繊維ウェブ素材としてナイロン繊維とアクリル繊維とを混紡した ものに更にアクリル繊維にニッケルコーティングを施した繊維を混入して繊維ウ ェブを作成し、該繊維ウェブを基布にニードルパンチングしてニードルカンバス としたものである。基布及び繊維ウェブの仕様については表3の通りである。
【0020】
【表3】
【0021】 [実施例4];基布仕様は実施例2と同一のものを用い、繊維ウェブは実施例 3と同一素材で一部デニールおよびウェブ調合の異なる仕様のものを用いてニー ドルカンバスとしたものである。基布および繊維ウェブの仕様については表4の 通りである。
【0022】
【表4】
【0023】 [実施例5];これはニードルカンバスにおいて、基布仕様は実施例1と同一 のものを用い、繊維ウェブ素材としてナイロン繊維とアクリル繊維とを混紡した ものに更にナイロン繊維にクロムコーティングを施した繊維を混入して繊維ウェ ブを作成し、該繊維ウェブを基布にニードルパンチングしてニードルカンバスと したものである。基布および繊維ウェブの仕様については表5の通りである。
【0024】
【表5】
【0025】 [実施例6];基布仕様は実施例2と同一のものを用い、繊維ウェブは実施例 5と同一素材で一部デニールおよびウェブ調合の異なる仕様のものを用いてニー ドルカンバスとしたものである。基布および繊維ウェブの仕様については表6の 通りである。
【0026】
【表6】
【0027】 [実施例7];これはニードルカンバスにおいて、基布仕様は実施例1と同一 のものを用い、繊維ウェブ素材としてナイロン繊維とアクリル繊維とを混紡した ものに更にアクリル繊維にクロムコーティングを施した繊維を混入して繊維ウェ ブを作成し、該繊維ウェブを基布にニードルパンチングしてニードルカンバスと したものである。基布および繊維ウェブの仕様については表7の通りである。
【0028】
【表7】
【0029】 [実施例8];基布仕様は実施例2と同一のものを用い、繊維ウェブは実施例 7と同一素材で一部デニールおよびウェブ調合の異なる仕様のものを用いてニー ドルカンバスとしたものである。基布および繊維ウェブの仕様については表8の 通りである。
【0030】
【表8】
【0031】 帯電圧防止効果を比較するため、実施例1のニードルカンバスと従来の基布の 一部に導電性モノフィラメントを配したドライヤカンバス(比較例1)と比較例 1をカンバス基布にして実施例1の不織布のうちの金属コーティング繊維を取り 除いた不織布を重ねたニードルカンバス(比較例2)のそれぞれを走行テストマ シーンに掛けた上、カンバスを一定スピードで走行させ、該カンバスから30m m離れた計測位置で集電式電位測定器(春日電機製KS−525)を用いてテス トした。その際の設定条件および結果については表9に示す通りである。
【0032】
【表9】
【0033】 この結果は、もともと帯電防止効果を持つドライヤーカンバス(比較例1)に 金属コーティング繊維を含まない不織布を重ねる(比較例2)と帯電圧防止効果 が減少し、もともと帯電防止効果を持たないカンバス基布に金属コーティング繊 維を混入した不織布を重ねる(実施例1)ことによりこのニードルカンバスは帯 電圧防止効果が認められることを示している。
【0034】
【考案の効果】
ニードルカンバスにおいて繊維ウェブ内に金属コーティング繊維が混入される ことにより、金属コーティング繊維が導電性であるためニードルカンバスは帯電 防止効果を有する。
【0035】 また、金属コーティング繊維は繊維ウェブと同質の繊維素材であるため素材的 な特性を損なうことがないという効果があり、表面性においても例えばニードル カンバスの表面硬さ等の物性は金属コーティング繊維が混入されない場合と同等 となる。
【0036】 更に、樹脂加工においても表面性が同等なため加工方法を変える必要はなく、 金属コーティング繊維を混入しない場合と同様の手間で仕上るという効果を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1、実施例3、実施例5の織り組織を
示す断面組織図
【図2】 実施例2、実施例4、実施例6の織り組織を
示す断面組織図
【符号の説明】
1:繊維ウェブ、2:繊維素材、3:金属コーティング
繊維、4:タテ糸、5:表ヨコ糸、6:中ヨコ糸、7:
裏ヨコ糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布に繊維ウェブをニードルパンチング
    してなるニードルカンバスにおいて、該繊維ウェブの繊
    維素材に、該繊維素材と同質の繊維素材に金属コーティ
    ングを施した繊維が混入されていることを特徴とするニ
    ードルカンバス。
JP4987492U 1992-06-22 1992-06-22 ニードルカンバス Pending JPH066496U (ja)

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