JPH0665158U - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
- Publication number
- JPH0665158U JPH0665158U JP1229293U JP1229293U JPH0665158U JP H0665158 U JPH0665158 U JP H0665158U JP 1229293 U JP1229293 U JP 1229293U JP 1229293 U JP1229293 U JP 1229293U JP H0665158 U JPH0665158 U JP H0665158U
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- Japan
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- spool
- pressure chamber
- return spring
- control valve
- flow control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速走行中における安定した操舵フィーリン
グが車線変更等で損なわれないようにできる流量制御弁
を提供する。 【構成】 スプール収容孔1内にスプール弁2を摺動自
在に収容して高圧室3と背圧室4とを隔成し、高圧室3
にポンプ吐出圧を、背圧室4にアクチュエータへの供給
圧力を各々導入する一方、背圧室4に、スプール弁2を
高圧室3側に付勢する戻しスプリング13を配置した流
量制御弁において、戻しスプリング13とスプール収容
孔1の閉塞端1aとの間に、戻しスプリング13よりば
ね定数が大きい弾性支持部14、15、16、17を縮
設した。
グが車線変更等で損なわれないようにできる流量制御弁
を提供する。 【構成】 スプール収容孔1内にスプール弁2を摺動自
在に収容して高圧室3と背圧室4とを隔成し、高圧室3
にポンプ吐出圧を、背圧室4にアクチュエータへの供給
圧力を各々導入する一方、背圧室4に、スプール弁2を
高圧室3側に付勢する戻しスプリング13を配置した流
量制御弁において、戻しスプリング13とスプール収容
孔1の閉塞端1aとの間に、戻しスプリング13よりば
ね定数が大きい弾性支持部14、15、16、17を縮
設した。
Description
【0001】
この考案は自動車のパワーステアリング装置等アクチュエータに供給されるポ ンプ吐出作動液の流量を適正に制御する流量制御弁に関する。
【0002】
従来、この種の流量制御弁には、特開昭59−57067号公報に記載された ものがある。この流量制御弁では、スプール収容孔内にスプール弁を摺動自在に 嵌合して高圧室と背圧室とを隔成する一方、前記高圧室にポンプ吐出圧を、前記 背圧室に吐出ポートのアクチュエータへの供給圧力を各々導入し、その差圧によ る前記スプール弁の応動でドレンポートの有効流路断面積を調整するようになっ ている。これによって、アクチュエータに対してポンプ低速回転域のときはポン プ吐出作動液の全量が供給され、ポンプ回転数が上昇するとポンプ吐出作動液の 一部がドレンポートに排出されることでポンプ吐出作動液のうちの一定量が供給 され、ポンプ高速回転域になったときはドレンポートからの排出量が更に増加す ることでアクチュエータへの供給量が減少するようにしている。
【0003】 このような流量制御弁において、前記高圧室と吐出ポートとの間に固定オリフ ィスを設け、該固定オリフィスの吐出ポート側にニードル弁を配置し、該ニード ル弁と前記固定オリフィスとで可変オリフィスを構成している。
【0004】
しかしながら、上記従来の流量制御弁では、可変オリフィスのニードル弁をス プール弁に一体に結合しているため、上記ポンプ高速回転域にある高速走行中に 車線変更等をしたときに吐出ポートの圧力が上昇して可変オリフィスの前後の差 圧が小さくなり、これによりスプール弁が前進して可変オリフィスが開き、かつ ドレンポートの有効流路断面積が減少して、アクチュエータへの供給量が増加し てしまい、これにより操舵アシスト力が一時的に増加して、折角操舵力を重くし て得られた安定した操舵フィーリングが損なわれるおそれがある。
【0005】 この考案は上記課題を解決するためになされたもので、高速走行中における安 定した操舵フィーリングが車線変更等で損なわれないようにできる流量制御弁を 提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、この考案は、スプール収容孔内にスプール弁を摺 動自在に収容して高圧室と背圧室とを隔成し、高圧室にポンプ吐出圧を、背圧室 にアクチュエータへの供給圧力を各々導入する一方、前記背圧室に、前記スプー ル弁を前記高圧室側に付勢する戻しスプリングを配置した流量制御弁において、 前記戻しスプリングと前記スプール収容孔の閉塞端との間に、戻しスプリングよ りばね定数が大きい弾性支持部を縮設したものである。
【0007】
上記構成により、通常の運転時、戻しスプリングと弾性支持部のばね力の差に より戻しスプリングは圧縮されるが、弾性支持部は圧縮されないことから、従来 と同様の流量制御特性が得られる。
【0008】 ポンプ高速回転域にあるときに車線変更等で吐出ポートの一時的な圧力上昇が 生じた時、背圧室の圧力は一時的に上昇するが、ポンプ高速回転域で高圧室の圧 力も高くなっていることから、弾性支持部が圧縮変形して前記一時的な圧力上昇 が吸収される。このため、アクチュエータへの供給量が増加することはない。
【0009】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
【0010】 図1は流量制御弁を示す断面図、図2は同流量制御弁の流量特性を示す線図で ある。
【0011】 スプール収容孔1内にはスプール弁2が摺動自在に収容されて高圧室3と背圧 室4とが隔成されている。
【0012】 前記高圧室3には流入ポート5を介して図示しないポンプの高圧室が、また可 変オリフィス6を介して吐出ポート7が接続される一方、前記背圧室4には連通 路8及びオリフィス9を介して前記吐出ポート7が接続されており、これにより 、高圧室3にはポンプ吐出圧が、背圧室4には吐出ポート7の圧力が各々導入さ れるようになっている。
【0013】 前記可変オリフィス6は、前記高圧室3と吐出ポート7との間に設けられた固 定オリフィス10と、前記スプール弁2の高圧室3側に配置されたニードル弁1 1とで構成されている。前記ニードル弁11は前記背圧室4側に縮径するテーパ 部11aと、該テーパ部11aの最小径端に連続して形成されたロッド部11b とを備え、該ロッド部11bの先端にて前記スプール弁2に一体に結合されてい る。
【0014】 一方、前記スプール収容孔1には、図示しないリザーバタンクに接続するため のドレンポート12が形成されている。このドレンポート12の有効流路断面積 は、前記可変オリフィス6の前後の圧力差に応動する前記スプール弁2により調 整されるようになっている。
【0015】 前記背圧室4には、前記スプール弁2を前記高圧室3側に付勢する戻しスプリ ング13が配置され、該戻しスプリング13のスプール弁2側の反対側端と前記 スプール収容孔1の閉塞端1aとの間には、戻しスプリング13よりばね定数が 大きい後述する弾性支持部が縮設されている。
【0016】 この弾性支持部は、前記戻しスプリング13とスプール収容孔1の閉塞端1a との間にスプールシート14を摺動自在に収容してスプール収容孔1の閉塞端1 a側に圧力補償室15を隔成し、該圧力補償室15を連通孔16を介して低圧側 (実施例では前記ドレンポート12)に連通する一方、前記スプールシート14 とスプール収容孔1の閉塞端1aとの間に圧力補償スプリング17を縮設したこ とによって形成されている。前記圧力補償スプリング17は戻しスプリング13 よりばね定数が十分に大きく、伸縮ストロークが十分小さくなっている。
【0017】 以上の構成において、通常の運転時、戻しスプリング13と圧力補償スプリン グ17のばね力の差により戻しスプリング13は圧縮されるが、圧力補償スプリ ング17は圧縮されないことから、従来と同様の流量制御特性が得られる。
【0018】 つまり、ポンプ低速回転域のとき、戻しスプリング13のばね力によりスプー ル弁2は固定オリフィス10側に配置され、ニードル弁11のロッド部11bが 固定オリフィス10のところに配置されることで、可変オリフィス6の開口面積 が最大となっており、しかも可変オリフィス6の前後の圧力差が小さくなってい ることから、上記可変オリフィス6の最大開口状態が維持されて、前記スプール 弁2によりドレンポート12が閉塞されることから、ポンプ吐出作動液の全量が 吐出ポート7から図示しないアクチュエータに供給される。
【0019】 ポンプ回転数が上昇すると、可変オリフィス6の前後の圧力差が増大し、これ によりスプール弁2が後退し、可変オリフィス6の最大開口状態のままでドレン ポート12の有効流路断面積が増加し、ポンプ吐出作動液の一部がドレンポート 12に排出されることから、前記アクチュエータへの供給量がほぼ一定に保持さ れる。
【0020】 ポンプ回転数が更に上昇してポンプ高速回転域になったとき、可変オリフィス 6の前後の圧力差が増大してスプール弁2が後退し、これによりニードル弁11 のテーパ部11aが固定オリフィス10のところに配置されることで、可変オリ フィス6の開口面積が小さくなって前後の圧力差が大きくなり、このためスプー ル弁2が更に後退することで前記ドレンポート12からの排出量が増加して前記 アクチュエータへの供給量が減少する。
【0021】 上記ポンプ高速回転域にある高速走行中に車線変更等をしたとき、吐出ポート 7の圧力が上昇し、これに伴い背圧室4の圧力が一時的に上昇して可変オリフィ ス6の前後の圧力差が減少するが、ポンプ高速回転域で高圧室3の圧力は高くな っていることから、上記可変オリフィス6の前後の圧力差の減少に応動してスプ ール弁2が前進する前に、スプールシート14が圧力補償スプリング17のばね 力に打ち勝って後退する。これにより前記背圧室4の一時的な圧力上昇が吸収さ れるため、ニードル弁11のテーパ部11aが固定オリフィス10に対して元の 位置又はより接近した位置に配置されることから、可変オリフィス6は開かない 。
【0022】 従って、図2に実線で示すような流量特性が得られ、同図に点線、一点鎖線、 二点鎖線で示すように高速走行中の車線変更等でアクチュエータへの供給量が増 加して操舵アシスト力が一時的に増加することはない。
【0023】 尚、この実施例では、戻しスプリング13とスプール収容孔1の閉塞端1aと の間にスプールシート14を摺動自在に収容してスプール収容孔1の閉塞端1a 側に圧力補償室15を隔成し、該圧力補償室15を連通孔16を介して低圧側に 連通することによって、スプールシート14が圧力補償スプリング17の圧縮に 伴いスムーズに移動できるようにした弾性支持部であったが、戻しスプリング1 3のスプール弁2側の反対側端とスプール収容孔1の閉塞端1aとの間に、戻し スプリング13よりばね定数が大きい弾性部材を縮設した弾性支持部であっても 良い。例えば、図示しないが、前記スプールシート14とスプール収容孔1の閉 塞端1aとの間に圧縮空気等の弾性流体を封入して全体を弾性部材に構成したも のでも、或いは図3に示すように、戻しスプリング13のスプール弁2側の反対 側端とスプール収容孔1の閉塞端1aとの間にゴム材等からなるブロック状の弾 性部材18を縮設したものでも良い。後者の弾性支持部では、弾性部材18と戻 しスプリング12との間には座金状のばね力伝達部材19を設けるだけ済む。
【0024】
以上の通りこの考案は、スプール収容孔内にスプール弁を摺動自在に収容して 高圧室と背圧室とを隔成し、高圧室にポンプ吐出圧を、背圧室にアクチュエータ への供給圧力を各々導入する一方、前記背圧室に、前記スプール弁を前記高圧室 側に付勢する戻しスプリングを配置した流量制御弁において、前記戻しスプリン グと前記スプール収容孔の閉塞端との間に、戻しスプリングよりばね定数が大き い弾性支持部を縮設したため、通常の運転時には従来と同様の流量制御特性を得 ることができると共に、ポンプ高速回転域にあるときに吐出ポートの一時的な圧 力上昇が生じても、これによる背圧室の一時的な圧力上昇を吸収できることから 、従来のような操舵アシスト力の一時的な増加を回避して安定した操舵フィーリ ングを保持し得る。
【図1】この考案の第1実施例になる流量制御弁を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示す流量制御弁の流量特性を示す線図で
ある。
ある。
【図3】この考案の第2実施例になる流量制御弁を示す
断面図である。
断面図である。
1 スプール収容孔 1a 閉塞端 2 スプール弁 3 高圧室 4 背圧室 13 戻しスプリング 14 スプールシート(弾性支持部) 15 圧力補償室(弾性支持部) 16 連通孔(弾性支持部) 17 圧力補償スプリング(弾性支持部) 18 弾性部材(弾性支持部) 19 ばね力伝達部材(弾性支持部)
Claims (3)
- 【請求項1】 スプール収容孔内にスプール弁を摺動自
在に収容して高圧室と背圧室とを隔成し、高圧室にポン
プ吐出圧を、背圧室にアクチュエータへの供給圧力を各
々導入する一方、前記背圧室に、前記スプール弁を前記
高圧室側に付勢する戻しスプリングを配置した流量制御
弁において、前記戻しスプリングと前記スプール収容孔
の閉塞端との間に、戻しスプリングよりばね定数が大き
い弾性支持部を縮設したことを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項2】 前記弾性支持部は、前記戻しスプリング
と前記スプール収容孔の閉塞端との間にスプールシート
を摺動自在に収容して前記スプール収容孔の閉塞端側に
圧力補償室を隔成し、該圧力補償室を低圧側に連通する
一方、前記圧力補償室内に、前記戻しスプリングよりば
ね定数が大きい圧力補償スプリングを縮設したことによ
って形成されることを特徴とする請求項1記載の流量制
御弁。 - 【請求項3】 前記弾性支持部は、前記戻しスプリング
のスプール弁側の反対側端と前記スプール収容孔の閉塞
端との間に、前記戻しスプリングよりばね定数が大きい
弾性部材を縮設したことによって形成されることを特徴
とする請求項1記載の流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993012292U JP2594375Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993012292U JP2594375Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 流量制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665158U true JPH0665158U (ja) | 1994-09-13 |
| JP2594375Y2 JP2594375Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=11801268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993012292U Expired - Lifetime JP2594375Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594375Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08216903A (ja) * | 1995-02-17 | 1996-08-27 | Kayaba Ind Co Ltd | パワーステアリング装置 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP1993012292U patent/JP2594375Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08216903A (ja) * | 1995-02-17 | 1996-08-27 | Kayaba Ind Co Ltd | パワーステアリング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2594375Y2 (ja) | 1999-04-26 |
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