JPH067364Y2 - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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JPH067364Y2
JPH067364Y2 JP1986102972U JP10297286U JPH067364Y2 JP H067364 Y2 JPH067364 Y2 JP H067364Y2 JP 1986102972 U JP1986102972 U JP 1986102972U JP 10297286 U JP10297286 U JP 10297286U JP H067364 Y2 JPH067364 Y2 JP H067364Y2
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直彦 井上
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流体供給源からのライン圧力を制御して制
御圧を得るようにした圧力制御弁に関し、例えば車両の
能動型サスペンションに適用して好適なものである。
〔従来の技術〕
従来の車両用の圧力制御弁としては、例えば実開昭59
−150046号公報に記載されているものがある。
この従来例は、ロックアップ室に供給する圧力を減圧弁
を使用した圧力制御部で調圧し、ロックアップクラッチ
の締結力を制御するものであり、ライン圧を比例ソレノ
イド及び固定オリフィスによって制御してパイロット圧
を形成し、これを減圧弁のスプールの一方の端部に供給
し、スプールの他方の端部に油圧源としてのコンバータ
圧を供給し、このコンバータ圧とパイロット圧とが平衡
する位置にスプールが移動し、これに応じてコンバータ
圧が減圧されてロックアップ圧としてロックアップ室に
供給されるように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の圧力制御弁にあっては、パイ
ロット圧を固定オリフィスと比例ソレノイドの推力とに
よるパイロット圧発生機構を使用して形成するようにし
たため、常時パイロット圧発生機構でライン圧を消費
し、しかもその流量はスプールの応答性との関係であま
り絞ることができないので、車両の能動型サスペンショ
ンに適用しようとした場合には油圧ポンプの稼働率が高
くなり、エンジンの負荷も大きくなるので、燃費が低下
して実用的でないと共に、パイロット系に固定オリフィ
スを用いているため油温の変化に伴う粘性の変化による
応答性の変化が大きい等の問題点があった。
そこで、この考案は、パイロット圧を形成する減圧弁
を、固定絞りを使用することなく且つスプールを可動さ
せる必要がないときには、閉止状態として流体を消費し
ないように構成することにより、上記従来例の問題点を
解決することができる圧力制御弁を提供することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、主弁ハウジン
グ2内を移動可能なメインスプール6と、入力ポート2
cを閉塞する方向にメインスプール6を付勢する付勢力
として制御圧Pがフィードバックされるフィードバッ
ク室6hと、前記付勢力に対向するようにメインスプー
ル6を付勢するパイロット圧PPPが供給されるパイロ
ット圧室6gと、を備え、制御圧Pとパイロット圧P
PPとの圧力差に基づき決定される前記メインスプール
6の移動位置に応じて、入力ポート2cと入出力ポート
2d、或いは入出力ポート2dとドレンポート2eを連
通させ、パイロット圧PPPに基づいた制御圧Pを入
出力ポート2dから出力する圧力制御弁において、前記
制御圧を1次圧として入力し、パイロットスプール7を
用いて前記入力した制御圧を減圧して前記パイロット圧
を形成する減圧弁5を設け、該減圧弁5は前記パイロッ
トスプール7に対して、比例ソレノイド8の推力を前記
パイロット圧を増圧させる方向に作用させ且つ前記パイ
ロット圧をフィードバックして当該パイロット圧を減圧
する方向に作用させ、比例ソレノイド8の推力に比例し
た圧力を発生させることを特徴としている。
〔作用〕
この考案においては、圧力制御弁は、3方スプール弁の
フィードバック室に制御圧を供給すると共に、このフィ
ードバック室とはスプールを挟んで反対側に形成したパ
イプ圧室にパイロット圧を供給して、パイロット圧に応
じた制御圧を発生させ、減圧弁がパイロット圧減圧方向
にパイロット圧をフィードバックしてパイロットスプー
ルに作用させると共に、このパイロットスプールにパイ
ロット圧増圧方向に比例ソレノイドの推力を作用させて
比例ソレノイドの推力に比例したパイロット圧を発生さ
せる。このため、制御圧に変動を生じないときにはパイ
ロット圧も調圧されず入力流量も遮断され消費エネルギ
が低減される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す断面図である。
図中、1は圧力制御弁であって、比較的大径の挿通孔2
aと、その下端に連設する挿通孔2aより僅かに小径の
挿通孔2bとが同軸上に形成された有底円筒状の主弁ハ
ウジング2と、その上端部を閉塞する挿通孔2aと同軸
的に連通しその径よりもかなり小径の挿通孔3aを形成
した減圧弁ハウジング3とを有し、主弁ハウジング2内
に主圧力制御部4が、減圧弁ハウジング3内に主圧力制
御部4にパイロット圧を供給する減圧弁としての減圧弁
部5がそれぞれ形成されている。
主圧力制御部4は、主弁ハウジング2の挿通孔2a,2
b内にその軸方向に摺動可能に配設されたメインスプー
ル6を有する。そして、主弁ハウジング2の挿通孔2a
に対応する内周面に、その下側から入力ポート2c、入
出力ポート2d及びドレンポート2eがその順に形成さ
れている。
一方、メインスプール6には、入力ポート2cに対向す
るランド6a及びドレンポート2eに対向するランド6
bが形成されていると共に、下端部に両ランド6a,6
bよりも小径の挿通孔2bに挿入されるランド6cが形
成され、且つ内部にランド6a及び6b間の環状溝部6
dとランド6a及びランド6c間の段部6eとを連通す
る連通孔6fが設けられている。そして、弁ハウジング
2の挿通孔2aの上端部とスプール6のランド6bの上
端との間にパイロット圧室6gが、弁ハウジング2の挿
通孔2aの下端部とスプール6のランド6a及び6cと
の間にフィードバック室6hが、スプール6のランド6
cの下端部と挿通孔2bの底部との間にダンパ室6iが
それぞれ形成され、ダンパ室6iが固定絞り6kを介し
て後述する油圧源の油タンク18に接続されている。
また、スプール6は、そのランド6bの上端面と弁ハウ
ジング2の挿通孔2aの上端面との間に介挿されたオフ
セットスプリング6lによって下方に付勢されている。
減圧弁部5は、減圧弁ハウジング3の挿通孔3a内に軸
方向に摺動自在に配設されたスプール7(パイロットス
プール)と、スプール7と一体に接続された作動子8a
及び励磁コイル8bを有する比例ソレノイド8とで構成
されている。
弁ハウジング3には、その内周面に入力ポート3b及び
ドレンポート3cが所定間隔を保って形成され、入力ポ
ート3bが油圧配管又は内部の連通路3dを介して主圧
力制御部4の入出力ポート2dに連通されている。
スプール7は、入力ポート3b及び3cに対向するラン
ド7a及び7bを有すると共に、内部にランド7a及び
7b間の環状溝7cとスプール7の下端面とを連通する
連通路7dが形成されている。
また、前記主弁ハウジング2の挿通孔2aと減圧弁ハウ
ジング3の挿通孔3aとの間に固定絞り10が設けら
れ、この固定絞り10とスプール7の下端面との間にフ
ィードバック室7fが形成され、このフィードバック室
7f内にオフセットスプリング9が介挿され、このオフ
セットスプリング9によってスプール7が上方に付勢さ
れている。
そして、弁ハウジング2の入力ポート2cが、油圧配管
12を介して油圧源13に接続され、入出力ポート2d
が油圧配管14を介して制御対象となる能動型サスペン
ション15の油圧シリンダの圧力室に接続されている。
油圧源13は、油圧配管12にチェック弁16を介して
接続されたエンジン(図示せず)の出力軸に連結された
油圧ポンプ17と、油圧配管12及びタンク18間に接
続されたアンロード弁19と、油圧配管12のアンロー
ド弁19の下流側に接続されたアキュムレータ20及び
圧力スイッチ21とを備えており、アンロード弁19で
設定された所定のライン圧Pを出力する。
また、能動型サスペンション15は、車両のバネ下及び
バネ上間に介装された油圧シリンダ21を有し、そのシ
リンダチューブ21aの上端部が車体側部材22に回動
可能に取付けられていると共に、ピストンロッド21b
の下端が車輪側部材23に取付けられ、さらに車体側部
材22と車輪側部材23との間に車体の静荷重を支持す
るコイルスプリング24が介装されている。
そして、油圧シリンダ21のピストンロッド21bの上
端に固着されたピストン21cによって画成される圧力
室21dが油圧配管14を介して圧力制御弁1の入出力
ポート2dに接続されていると共に、固定絞り25を介
してアキュムレータ26に連通されている。ここで、固
定絞り25は、油圧シリンダ21の圧力室21dに伝達
される車両のバネ下共振周波数域に対応する比較的高周
波数(7〜8Hz以上)の振動入力に対してのみこれを吸
収するように作用する。
一方、車体側部材22には、車体の姿勢変化状態を検出
する上下加速度検出器27が配設され、この上下加速度
検出器27から車体の姿勢変化即ち上下加速度に応じた
電圧信号でなる姿勢変化検出信号が出力され、これが制
御装置28に供給される。
制御装置28は、圧力制御弁1で所定のオフセット圧P
を出力するためのオフセット圧指令値Vを出力する
オフセット圧設定回路29と、前記上下加速度検出器2
7の上下加速度検出信号が供給される積分回路30と、
両回路29,30の出力を加算する加算器31とを備え
ている。ここで、積分回路30は、上下加速度検出器2
7の上下加速度検出信号‖を積分することにより、上下
加速度に比例する上下速度算出値Kn‖を算出してこれ
を指令値Vとして加算器31に供給し、この加算器3
1でオフセット指令値Vと加算された指令値Vが圧
力制御弁1における減圧弁部5の比例ソレノイド8に供
給される。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、圧力制御部4
に、減圧弁部5からのパイロット圧PPFがパイロット
圧室6gに供給されていないものとすると、オフセット
スプリング6lによってメインスプール6が下方に付勢
されているので、ランド6aによる入力ポート2cの閉
塞状態が解かれ、これにより油圧源13からの所定値に
維持されたライン圧Pが環状溝6dを介して入出力ポ
ート2dに供給されて、これが能動型サスペンション1
5の油圧シリンダ21の圧力室21dに供給される。こ
のとき、油圧源13から環状溝6d内に供給される作動
油は、連通路6fを通じてフィードバック室6hに供給
されるので、このフィードバック室6hの圧力が上昇
し、メインスプール6をオフセットスプリング6lに抗
して上昇させ、ランド6aによって入力ポート2cが閉
じられ、オフセットスプリング6lの付勢力とフィード
バック室6hの圧力による押圧力とが平衡する位置にメ
インスプール6が維持され、入出力ポート2dから出力
される制御圧Pは低圧力となっている。
この状態で、例えば車両が凹凸のない平坦な良路を定速
走行しているものとすると、この走行状態では車体にピ
ッチ、ロール、バウンス等の揺動を生じないので、上下
加速度検出器27の上下加速度検出信号‖は略零であ
り、これを積分回路30で積分した上下速度算出値‖も
零となる。このため、制御装置28からは、オフセット
圧設定回路29から出力されるオフセット圧指令値V
のみでなる指令値Vが出力され、これが減圧弁部5の
比例ソレノイド8に供給される。
すると、比例ソレノイド8が付勢状態となるので、これ
に供給される指令値Vに応じた分だけ作動子8aが下
降し、スプール7をオフセットスプリング9に抗して下
降させる。したがって、スプール7のランド7aによる
入力ポート3bの閉塞状態が解除され、入力ポート3b
とフィードバック室7fとが環状溝7c及び連通路7d
を介して連通される。このとき、減圧弁部5の入力ポー
ト3bには、主圧力制御部4の入出力ポート2dから出
力される制御圧Pが供給されているので、フィードバ
ック室7fの圧力PPFが上昇し、これに応じてスプー
ル7を上昇させてランド7aによって入力ポート3aを
閉塞する。
ここで、フィードバック室7fの圧力PPFは、スプー
ル7の下端面の断面積をAPF、比例ソレノイド8の推
力をF、オフセットスプリング9のセット力をfPS
とすると、次式のように調圧される。
PF=(F−fPS)/APF……(1) このフィードバック室7fの圧力PPFは、パイロット
圧として、固定絞り10を介して主圧力制御部4のパイ
ロット圧室6gに導かれ、その内部圧力が増加すること
により、メインスプール6が下降し、これによってラン
ド6aによる入力ポート2cの閉塞状態が解除されて、
油圧源13からのライン圧Pが環状溝6dを介して入
出力ポート2dに供給され、その制御圧Pが所定のオ
フセット圧Pに制御される。そして、この制御圧P
が油圧シリンダ21の圧力室21dの圧力に供給され
て、その圧力がオフセット圧Pに制御される。
このとき、環状溝6dに入力されるライン圧Pが連通
路6fを介してフィードバック室6hに導入されるの
で、このフィードバック室6hの圧力が上昇して、オフ
セットスプリング6lのセット力及びパイロット圧P
PPに基づく押圧力に抗してメインスプール6を上昇さ
せ、ランド6aによって入力ポート2cを閉じる。
従って、メインスプール6の制御圧Pは、フィードバ
ック室6hの断面積をAMF、パイロット圧室の断面積
及び圧力をそれぞれAPP及びPPP、オフセットスプ
リング6lのセット力をfMSとしたとき、下記(2)式
で表されるように調圧される。
=(APP・PPP+fMS)/AMF……(2) さらに、メインスプール6の下端のダンパ室6iには、
固定絞り6kを介して背圧Pが作用されている。この
固定絞り6kは、メインスプール6の移動に伴うダンパ
室6iの流量変動に対して圧力差を生じさせるため、メ
インスプール6の急激な移動を抑制する作用がある。
この背圧Pを考慮すると、前記制御圧Pは、下記
(3)式で表すことができる。
PC={(APP・PPP+fMS)−(APP-AMF)・PR}/AMF ……(3) このとき、車両の姿勢変化がない定常状態では、制御装
置28の指令値Vがオフセット指令値Vに維持され
ており、減圧弁部5の比例ソレノイド8の推力が一定値
に維持されているので、減圧弁部5のフィードバック室
7fの圧力PPFと主制御弁4のパイロット圧室6gと
の間の作動油移動を生じないので、両室7f及び6gの
圧力は等しくなっている(PPF=PPP)。この定常
状態では、前記(1)式及び(3)式とから制御圧Pは、下
記(4)式で表すことができる。
したがって、制御圧Pは、下記(4)式の右辺第2項の
パラメータを適当に選定することにより、ほぼ、 とすることができる。
ここで、パイロット圧室6gの断面積APPは、フィー
ドバック室6h及び7fの断面積の積AMF・APF
比較して遥かに大きい(APP‖AMF・APF)の
で、比例ソレノイド8の推力Fに対して制御圧P
高圧を得ることが可能となる。
そして、この制御圧Pが能動型サスペンション15の
油圧シリンダ21の油圧室21dに供給されるので、油
圧シリンダ21にオフセット圧Pに応じた推力が発生
して、車体側部材22及び車輪側部材23間が中立状態
に制御される。
この状態で、タイヤが路面凸部に乗り上げることによ
り、バネ上共振周波数域に対応する比較的低周波数の振
動入力が車輪側部材23及びピストンロッド21bを介
して圧力室21dに入力されると、この振動入力によ
り、圧力室21dの圧力が昇圧されることになり、この
昇圧分が油圧配管14を通じて主圧力制御部4に伝達さ
れる。
このため、主圧力制御部4のフィードバック室6hの圧
力が上昇するので、メインスプール6がパイロット圧P
PP及びオフセットスプリング6lの押圧力に抗してさ
らに上昇し、これによって環状溝6dとドレンポート2
eとの間が連通する。したがって、油圧シリンダ21の
圧力室21d、油圧配管14及び環状溝6d内の作動油
が油タンク18に戻され、これに応じて路面凸部乗上げ
による昇圧分が減少される。このとき、メインスプール
5の移動によって、ダンパ室6iには、固定絞り6kを
介して背圧Pが供給されてメインスプール6に減衰力
を与え、且つパイロット圧室6gが昇圧されるが、その
昇圧分は、パイロット圧室6g内の作動油が固定絞り1
0を介して減圧弁部5のフィードバック室7fに供給さ
れ、フィードバック室7fをポート3b,3cから遮断
して閉じ込めているスプール7を上昇させて環状溝7c
を開くので、連通路7d及びドレンポート3cを介して
油タンク18に戻される。したがって、メインスプール
6の移動を妨げることがない。
そして、路面凸部乗上げによる昇圧分が減少するに従っ
てフィードバック室6hの圧力PMFが低下し、これに
応じてメインスプール6が下降し、制御圧Pがオフセ
ット圧Pとなると、ランド6bによってドレンポート
2eが閉塞される。
このように、メインスプール6が下降すると、パイロッ
ト圧室6g内のパイロット圧PPPが減少するので、減
圧弁部5のスプール7が中立位置より下降して、入力ポ
ート3bとフィードバック室7fとの間がスプール7の
環状溝7c及び連通路7dを介して連通され、制御圧P
がフィードバック室7fに供給されるので、前記(1)
式に従ってフィードバック7fの圧力が調圧される。
また、パイロット圧室6gとフィードバック室7fとの
間に固定絞り10が設けられているので、メインスプー
ル6の移動によって生ずるパイロット圧室6gの圧力P
PPの圧力変化がフィードバック室7fの圧力PPF
減衰されて伝達される。
さらに、路面の細かな凹凸によるバネ下共振周波数域に
対応する比較的高周波数の振動入力が油圧シリンダ21
の圧力室21dに伝達されると、この場合には、振動入
力による圧力室21dの圧力変動が固定絞り25及びア
キュムレータ26によって吸収され、圧力制御弁1には
伝達されず、圧力制御弁1のメインスプール6が作動さ
れることはない。
この定速走行状態から、例えばブレーキペダル(図示せ
ず)を踏み込んで制動状態とし、これにより車体にノー
ズダイブが生じると、前輪側の能動型サスペンションに
対応する車体側部材15に取付けられた上下加速度検出
器27から車体の姿勢変化に対応した正の値の上下加速
度検出信号‖が出力される。このため、制御装置28の
積分回路30から上下加速度検出信号‖を積分した上下
速度算出値Kn・‖でなる姿勢変化抑制指令値+V
出力され、これが加算器31でオフセット指令値V
加算されて指令値Vとして比例ソレノイド8に供給さ
れる。このため、その推力Fが増加されるので、減圧
弁部5のスプール7が中立位置より下降し、これによっ
て前述したようにフィードバック室7fの圧力が上昇
し、これに応じて主圧力制御部4のパイロット圧室6g
の圧力が上昇するので、メインスプール6が下降して、
前記(5)式にしたがって、制御圧Pが増加される。こ
のように、制御圧Pが増加すると、油圧シリンダ21
の圧力室21dの圧力も増加し、これによって油圧シリ
ンダ21で車体の姿勢変化に抗する付勢力を発生し、車
体の姿勢変化を抑制する。
逆に、車体側部材22が上昇する状態となると、これに
応じて上下加速度検出器27から負の上下加速度検出信
号が出力されるので、比例ソレノイド8に対する指令値
がオフセット指令値Vより減少し、これに応じて
減圧弁部4のフィードバック室7fの圧力PPFが減少
し、主圧力制御部4のパイロット圧室6gのパイロット
圧PPPが減少することにより、メインスプール6が中
立位置より上昇して制御圧Pが減少される。これに応
じて油圧シリンダ21の圧力室21dの圧力も低下する
ので、車体側部材22の上昇を助長する付勢力の発生を
抑制することになる。
同様に、車両が旋回状態に移行して、車体にロールが生
じた場合にも、縮み側の能動型サスペンション15に対
して油圧シリンダ21の圧力室21dの圧力を上昇さ
せ、伸び側の能動型サスペンション15に対して圧力室
21dの圧力を減少させることにより、アンチロール効
果を発揮させることができ、その他バウンス、ピッチ等
の車体の姿勢変化に対してもこれらを抑制する制御を行
うことができる。
このように、上記実施例によると、メインスプール6が
静止している定常状態では、主圧力制御部4のパイロッ
ト圧室6g内のパイロット圧PPPは一定値に維持さ
れ、これに応じて減圧弁部5のフィードバック室7fの
圧力PPFも一定値に維持されるので、スプール7のラ
ンド7aによって入力ポート3bを閉塞しておくことが
でき、メインスプール6が下降してパイロット圧室6g
のパイロット圧PPPが低下するときだけ入力ポート3
bとフィードバック室7fとが連通されて制御圧P
消費するので、油圧源13からのライン圧Pの消費量
を減少させることができ、このときに油圧ポンプ17の
作動を停止させることができ、エンジンに対する負荷を
減少させて燃費を向上させることができる。
また、減圧弁部5の入力ポート3bとスプール7のラン
ド7aとの間の開度は、フィードバック室7fの圧力P
PFが比例ソレノイド8の推力と平衡するように決定さ
れるため、メインスプール6の移動が早い場合でも、入
力ポート3bとランド7aとの間が十分に開き、パイロ
ット圧室6gのパイロット圧PPPを一定に維持するた
めに素早い応答が可能となる。
さらに、減圧弁部5の入力ポート3bに対する供給圧と
して制御圧Pを使用することにより、油圧源13から
のライン圧Pを直接使用する場合に比較して制御圧P
の設定圧が低い場合での入力ポート3b位置での差圧
が大きくならず、減圧弁部5の感度が過度に高くならな
くて済み、安定性を向上させることができる利点があ
る。
なお、上記実施例においては、アクチユエータとして油
圧シリンダを適用した場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、水圧シリンダ、空気圧シリン
ダ等の他の流体圧シリンダを適用し得ることは言うまで
もない。
また、上記実施例においては、姿勢変化検出値として上
下加速度検出器27の検出信号を積分した上下速度算出
信号を適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、車体側部材22及び車輪側部材23
の相対変位を検出し、その相対変位検出信号の微分値に
よって圧力制御弁1を制御するようにしてもよく、さら
に車両のロール又はピッチによる姿勢変化を横加速度検
出器又は前後加速度検出器で検出し、これを積分して圧
力制御弁を制御するようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、主圧力制御部4と減圧
弁部5とを一体に構成した場合について説明したが、こ
れに限らず、両者を別体として構成し、そのパイロット
圧室6gとフィードバック室7fを固定絞り10を含む
油圧配管又は所定の長さ及び管径とを所定の減衰率に設
定した油圧配管によって連通させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、この考案を能動型サスペ
ンションの圧力制御を行う場合に適用したが、これに限
定されるものではなく、他の流体圧を使用する機器の圧
力制御にも適用し得ること勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、3方スプール弁の一
方のスプール端部側に制御圧が供給されるフィードバッ
ク室を形成すると共に、他方のスプール端部側にパイロ
ット圧が供給されるパイロット圧室を形成することによ
り、当該パイロット圧に応じた制御圧を発生させる圧力
制御弁において、前記制御圧を1次圧として入力し、パ
イロットスプールを用いて前記入力した制御圧を減圧し
て前記パイロット圧を形成する減圧弁を設け、該減圧弁
は前記パイロットスプールに対して、比例ソレノイドの
推力を前記パイロット圧を増圧させる方向に作用させ且
つ前記パイロット圧をフィードバックして当該パイロッ
ト圧を減圧する方向に作用させ、比例ソレノイドの推力
に比例した圧力を発生させる構成としたので、調圧を行
わない時には減圧弁への入力流量が遮断され、消費エネ
ルギーを低減することができると共に、応答性を向上さ
せることができ、しかも減圧弁の入力側に固定絞りを必
要としないので、作動流体の温度変化に対して応答性の
変動が少なく、特に、低温時の応答性劣化が少ない等の
効果が得られる。さらに、減圧弁の1次圧となる制御圧
と2次圧となるパイロット圧との間に極端に大きな差圧
を生じることがなく、制御圧の低圧側から高圧側までの
全ての領域で減圧弁の感度を略一定に維持することがで
き、圧力制御の安定性を向上させることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図である。 図中、1は圧力制御弁、2は主弁ハウジング、3は減圧
弁ハウジング、4は主圧力制御部、5は減圧弁部、6は
メインスプール、6gはパイロット圧室、6hはフィー
ドバック室、6iはダンパ室、6kは固定絞り、6lは
オフセットスプリング、7はスプール(パイロットスプ
ール)、7fはフィードバック室、8は比例ソレノイ
ド、9はオフセットスプリング、10は固定絞り、13
は油圧源、15は能動型サスペンション、21は油圧シ
リンダ、21aは圧力室である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主弁ハウジング2内を移動可能なメインス
    プール6と、入力ポート2cを閉塞する方向にメインス
    プール6を付勢する付勢力として制御圧Pがフィード
    バックされるフィードバック室6hと、前記付勢力に対
    向するようにメインスプール6を付勢するパイロット圧
    PPが供給されるパイロット圧室6gと、を備え、制
    御圧Pとパイロット圧PPPとの圧力差に基づき決定
    される前記メインスプール6の移動位置に応じて、入力
    ポート2cと入出力ポート2d、或いは入出力ポート2
    dとドレンポート2eを連通させ、パイロット圧PPP
    に基づいた制御圧Pを入出力ポート2dから出力する
    圧力制御弁において、前記制御圧を1次圧として入力
    し、パイロットスプール7を用いて前記入力した制御圧
    を減圧して前記パイロット圧を形成する減圧弁5を設
    け、該減圧弁5は前記パイロットスプール7に対して、
    比例ソレノイド8の推力を前記パイロット圧を増圧させ
    る方向に作用させ且つ前記パイロット圧をフィードバッ
    クして当該パイロット圧を減圧する方向に作用させ、比
    例ソレノイド8の推力に比例した圧力を発生させること
    を特徴とする圧力制御弁。
  2. 【請求項2】前記減圧弁5のパイロット圧を絞り10を
    介してパイロット圧室6gに供給するようにした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の圧力制御弁。
  3. 【請求項3】前記スプールは、フィードバック室6hに
    対向するランド6aと、パイロット圧室6gに対向する
    ランド6bと、前記ランド6aに連接してこれより小径
    のランド6cとで構成され、ランド6cと主弁ハウジン
    グ2とによって絞り6kを介してドレーン圧が導入され
    るダンパ室6iが形成されている実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の圧力制御弁。
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