JPH0665200A - フタルイミド化合物の製造法 - Google Patents

フタルイミド化合物の製造法

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JPH0665200A
JPH0665200A JP4245523A JP24552392A JPH0665200A JP H0665200 A JPH0665200 A JP H0665200A JP 4245523 A JP4245523 A JP 4245523A JP 24552392 A JP24552392 A JP 24552392A JP H0665200 A JPH0665200 A JP H0665200A
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JP
Japan
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reaction
substituted
group
formamide
compound
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JP4245523A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kaneko
哲也 金子
Mare Sakamoto
希 坂本
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フタルイミド化合物をフタル酸無水物を経
ずにフタル酸化合物から直接、合成する方法。 【構成】 フタル酸化合物とホルムアミドを100〜
140℃で0.5〜3.0時間反応させる。反応液を氷
水に注入するだけで容易に単離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】フタルイミド化合物は、染料や顔
料の合成中間体として重要であり、また、医薬品、農
薬、香料などに使われるアントラニル酸の重要な中間体
でもある。
【0002】
【従来の技術】これまで、フタルイミド化合物は、フタ
ル酸無水物と尿素との高温反応で合成していたが、この
方法は置換基を有するフタル酸無水物の場合、系が均一
とならず、また単離精製が困難であることが問題であっ
た。
【0003】その他、Org.Synth.,1,457のようにフタル
酸無水物とアンモニア、または炭酸アンモニウムとの反
応で合成できるが、高温度で反応する必要があった。
【0004】ホルムアミドを使用した例では有機化合物
合成法、(8),108などの例があるが、いずれも酸無水物
を原料とした反応であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フタルイミド化合物の
原料であるフタル酸無水物化合物の合成方法は、高温や
高圧を必要とし操作上、困難または危険な合成方法であ
ったり、また単離精製が複雑であったりした。種々のフ
タル酸無水物化合物合成に有効な無水酢酸法では目や呼
吸粘膜を強く刺激する無水酢酸を大量に使用しており、
特に、高温反応中は蒸気が発生するので危険であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意、検
討の結果、一般式(2)で表されるフタル酸化合物をホ
ルムアミドを大過剰用いて120℃で1〜2時間反応さ
せることにより目的とするフタルイミド化合物を一段反
応で、純度よく合成でき、また、反応後氷水中に注入す
るだけで容易に単離できることを見いだし、本発明に至
った。
【0007】一般式(2)
【化2】
【0008】[式中、置換基Rは水素原子、ハロゲン原
子、ニトロ基、カルボン酸基、置換または未置換のアル
キル基、置換または未置換のアルコキシ基、置換または
未置換のアミノ基を表す。nは置換基Rの数で0〜4の
整数を表す。]すなわち、本発明は、一般式(1)で表
されるフタルイミド化合物の新規な合成方法を提供する
ことにある。
【0009】一般式(1)
【化3】 [式中、置換基Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
基、カルボン酸基、置換または未置換のアルキル基、置
換または未置換のアルコキシ基、置換または未置換のア
ミノ基を表す。nは置換基Rの数で0〜4の整数を表
す。]
【0010】一般式(2)
【化4】 [式中、置換基Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
基、カルボン酸基、置換または未置換のアルキル基、置
換または未置換のアルコキシ基、置換または未置換のア
ミノ基を表す。nは置換基Rの数で0〜4の整数を表
す。]
【0011】その合成方法は、上記一般式(2)で示さ
れるフタル酸化合物の1〜10倍重量、好ましくは3〜
5倍重量のホルムアミド中に添加後、撹拌しながら昇温
し、100〜140℃、好ましくは、120〜130℃
で0.5〜3時間、好ましくは1〜2時間反応させる。
反応温度を高く、また、長時間反応させると副生成物が
できることがあるので注意する。この後すぐに、好まし
くは系内温度が100℃以上のうちに、添加したフタル
酸化合物の20倍重量以上の氷水中に反応液を徐々にあ
けて均一なスラリ−とする。反応終了後100℃以下に
温度が下がると析出物が固化することがあるので注意す
る。得られた白色のフタルイミド化合物をろ過し、ろ液
が中性になるまで大量の水でふりかけ洗浄すると湿粉末
のフタルイミド化合物を得ることができる。反応の際、
溶解度を上げるためにホルムアミド以外の溶媒、例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなど
を加えても良い。このとき収率が下がることがあるので
注意する。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0013】実施例1 フタルイミドの合成ホルム
アミド245gに、フタル酸粉末50gを撹拌しながら
ゆっくりと添加し、25分で120℃まで昇温し、12
0〜130℃で1時間反応させた。110℃まで下がっ
た反応液を氷水2.5lに注入し、析出した沈澱をろ
過、水洗、乾燥して白色粉末を得た。収率78%、融点
231〜234℃。この粉末の赤外線吸収スペクトル測
定の結果を図1に示した。
【0014】実施例2 3−ニトロフタルイミド
の合成ホルムアミド95gに3−ニトロフタル酸粉末5
0gを撹拌しながらゆっくりと添加し、30分で120
℃まで昇温し、120〜130℃で1.5時間反応させ
た。110℃まで下がった反応液を氷水2lに注入し、
析出した沈澱をろ過、水洗、乾燥して白色粉末を得た。
収率87%、融点215〜219℃。この粉末の赤外線
吸収スペクトル測定の結果を図2に示した。
【0015】実施例3 ピロメリティックジイミ
ドの合成ホルムアミド60gにピロメリット酸粉末20
gを撹拌しながら、ゆっくりと添加し、20分で120
℃まで昇温し、120〜130℃で2.5時間反応させ
た。110℃まで下がった反応液を氷水1.5lに注入
し、析出した沈澱をろ過水洗、乾燥して白色粉末を得
た。収率86%、融点300℃以上。この粉末の赤外線
吸収スペクトル測定の結果を図3に示した。
【0016】実施例4 4,5−ジクロロフタル
イミドの合成ホルムアミド120gに4,5−ジクロロ
フタル酸粉末30gを撹拌しながらゆっくりと添加し3
5分で130℃まで昇温し、130℃で2時間反応させ
た。120℃まで下がった反応液を氷水2.4lに注入
し、析出した沈澱をろ過、水洗、乾燥して白色粉末を得
た。収率82%、融点203〜206℃。この粉末の赤
外線吸収スペクトル測定の結果を図4に示した。
【0017】実施例5 3,4,5,6−テトラ
クロロフタルイミドの合成ホルムアミド90gに3,
4,5,6−テトラジクロロフタル酸粉末30gを撹拌
しながらゆっくりと添加し、40分で140℃まで昇温
し、140〜1450℃で2時間反応させた。110℃
まで下がった反応液を氷水2lに注入し、析出した沈澱
をろ過、水洗、乾燥して白色粉末を得た。収率85%、
融点300℃以上。この粉末の赤外線吸収スペクトル測
定の結果を図5に示した。
【0018】実施例6 3,4,5,6−テトラ
ブロモフタルイミドの合成ホルムアミド125gに、
3,4,5,6−テトラブロモフタル酸粉末30gを撹
拌しながらゆっくりと添加し、30分で120℃まで昇
温し、120〜130℃で1.5時間反応させた。11
0℃まで下がった反応液を氷水2.5lに注入し、析出
した沈澱をろ過、水洗、乾燥して白色粉末を得た。収率
85%、融点300℃以上。この粉末の赤外線吸収スペ
クトル測定の結果を図6に示した。
【0019】
【発明の効果】本合成方法によれば、フタル酸化合物を
ホルムアミドと加熱するだけでフタル酸無水物を経ず
に、直接、フタルイミド化合物を純度よく合成できるよ
うになった。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】図1は、フタルイミドの赤外線吸収スペクトル
である。
【0022】
【図2】図2は、3−ニトロフタルイミドの赤外線吸収
スペクトルである。
【0023】
【図3】図3は、ピロメリティックジイミドの赤外線吸
収スペクトルである。
【0024】
【図4】図4は、4,5−ジクロロフタルイミドの赤外
線吸収スペクトルである。
【0025】
【図5】図5は、3,4,5,6−テトラクロロフタル
イミドの赤外線吸収スペクトルである。
【0026】
【図6】図6は、3,4,5,6−テトラブロモフタル
イミドの赤外線吸収スペクトルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で示されるフタルイミド化
    合物を、フタル酸化合物から酸無水物を経ずに直接ホル
    ムアミドを作用させることにより得ることを特徴とする
    フタルイミド化合物の製造法。一般式(1) 【化1】 [式中、置換基Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
    基、カルボン酸基、置換または未置換のアルキル基、置
    換または未置換のアルコキシ基、置換または未置換のア
    ミノ基を表す。nは置換基Rの数で0〜4の整数を表
    す。]
JP4245523A 1992-08-21 1992-08-21 フタルイミド化合物の製造法 Pending JPH0665200A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106866495A (zh) * 2017-03-30 2017-06-20 济南爱思医药科技有限公司 一种合成环戊酰亚胺的方法
CN114874128A (zh) * 2022-04-13 2022-08-09 宁夏博安生物科技有限公司 一种合成邻苯二甲酰亚胺的方法

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CN106866495B (zh) * 2017-03-30 2019-11-19 济南爱思医药科技有限公司 一种合成环戊酰亚胺的方法
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