JPH066594Y2 - オ−バ−ト−ン水晶発振回路 - Google Patents

オ−バ−ト−ン水晶発振回路

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JPH066594Y2
JPH066594Y2 JP8736787U JP8736787U JPH066594Y2 JP H066594 Y2 JPH066594 Y2 JP H066594Y2 JP 8736787 U JP8736787 U JP 8736787U JP 8736787 U JP8736787 U JP 8736787U JP H066594 Y2 JPH066594 Y2 JP H066594Y2
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JP
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circuit
mos inverter
overtone
input
oscillation
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JPS63196109U (ja
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俊雄 池田
一成 松本
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案はC−MOSインバータを使用したオーバート
ーン水晶発振回路に関する。
B.考案の概要 この考案はオーバートーン水晶発振回路において、 C−MOSインバータを用いたコルピッツ型発振回路の
C−MOSのゲート入力端に低インピーダンスのゲート
入力バイアス素子を接続したことにより、 構成が簡単で、かつ周囲の環境の影響に左右されないで
安定なオーバートーン発振を起振することができるよう
にしたものである。
C.従来の技術 近年、ICの高速化に伴い、高周波で、かつ安定した発
振器の要望が高まっている。高周波で、かつ安定に発振
させるためには、従来では、高周波数でも充分利得が得
られるトランジスタを増幅器として用いた水晶発振回路
に同調回路(LC同調回路)を接続して、オーバートー
ン発振をさせる手段が主流であった。このトランジスタ
を増幅器とするオーバートーン発振回路は回路構成が極
めて煩雑になり、かつ定数設定が難しい問題があった。
なお、第8図はC−MOSインバータを増幅器として用
いたコルピッツ型水晶発振回路を示したもので同図にお
いて、1、2はC−MOSインバータで、C−MOSイ
ンバータ1は増幅器として使用され、フィードバック高
抵抗Rfにより増幅度が決定されるようになっている。X
talは水晶振動子、C1,C2はコンデンサ、C−MOSイン
バータ2はバッファである。なお、Rfの抵抗値としては
通常106〜107(Ω)オーダーの抵抗が使用される。ま
た、C−MOSインバータ2は発振回路に負荷を接続し
た場合に、負荷の影響が発振回路に及ばないようにする
ものである。
上記のようなC−MOSインバータを増幅器としたコル
ピッツ型水晶発振回路においても、図示しないが、LC
同調回路を接続して、オーバートーン発振させる手段も
考えられている。
D.考案が解決しようとする問題点 C−MOSインバータを増幅器としたコルピッツ型水晶
発振回路にLC同調回路を接続して、オーバートーン発
振を起振させると以下に述べるような問題が発生するた
め好ましくない。
LC同調回路を接続しても、同調回路としてのQ値はあ
まり大きな値にならないため、増幅段へ帰還される周波
数が不安定となる。このため、出力周波数も不安定とな
る。特にコイルLに関しては温度変化による影響が極め
て大きいので、同調周波数が変化する恐れがある。
E.問題点を解決するための手段 この考案は相補型MOSFETからなるC−MOSイン
バータの入出力端間に、水晶振動子と帰還抵抗を接続す
るとともに、C−MOSインバータの入出力端と接地間
にコンデンサを接続したコルピッツ型発振回路を設け、
電源と接地間に直列接続した低インピーダンスのゲート
入力バイアス素子からなる直列回路を設け、この直列回
路の共通接続点を前記発振回路のC−MOSインバータ
の入力端に接続したものである。
F.作用 発振回路のC−MOSインバータの入力ゲートに、低イ
ンピーダンスのゲート入力バイアス素子によりバイアス
電圧を印加することにより、水晶振動子からみた回路側
の入力インピーダンスが小さくなる。このため、水晶振
動子は高周波起振(高次オーバートーン)へと移行して
いく。すなわち、C−MOSインバータの高周波におい
て利得が低下していくことから3倍オーバートーン周波
数における負性抵抗が基本波にこける負性抵抗より大き
くなるため3倍オーバートーンで発振することになる。
G.実施例 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図において、1は増幅段のC−MOSインバータ、
2はバッファのC−MOSインバータであり、C−MO
Sインバータ1の入出力端間に水晶振動子Xtalを、か
つC−MOSインバータ1の入出力端と接地間にコンデ
ンサC1,C2をそれぞれ接続してコルピッツ型発振回路を
形成する。
A,RBはゲート入力バイアス素子となる直列接続した低
抵抗で、この抵抗RA,RBの直列回路は電源と接地間に接
続される。低抵抗RA,RBの直列回路の共通接続点はC−
MOSインバータ1の入力端(入力ゲート)に接続され
る。この共通接続点の電位(バイアス電圧)は抵抗値を
選定して、スレッシュホールド電圧VTH(=VDD/2)
になるようにする。VDDは電源の電圧である。なお、R
A,RBの抵抗値は3倍オーバートーン発振が可能となるよ
うな値で、且つRA=RBに選定される。
上記のように構成された実施例の動作を述べる。
コルピッツ型水晶発振回路のC−MOSインバータ1の
入力ゲートに低抵抗RA,RBによりバイアス電圧を印加す
ると、第2図に示すように水晶振動子Xtalから見た回
路側の入力インピーダンスZinが小さくなるため、水晶
振動子Xtalは高周波起振(高次オーバートーン)へと
移行して行く。オーバートーン起振するには、C−MO
Sインバータ1の高周波における利得が低下して行くこ
とから、3倍オーバートーン周波数における負性抵抗が
基本波における負性抵抗により大きくなるため3倍オー
バートーンで発振されるようになる。
第3図はクロック用C−MOSインバータに、この考案
を適用した実施例を示す回路図で、この第3図において
は帰還抵抗Rfなる高抵抗(ゲート・ドレイン間バイア
ス抵抗)が内蔵されている場合でも、この実施例で第1
図と同様に低抵抗RA,RBによってバイアスをC−MOS
インバータ1の入力ゲートに印加すれば3倍オーバート
ーン発振が可能となる。従って、帰還抵抗Rf内蔵タイ
プのC−MOSインバータでも3倍オーバートーン発振
は可能になる。
ここで、第3図における低抵抗RA,RBをZA,ZB(ゲート
入力バイアス素子)とした回路図を第4図に示す。この
第4図において、3倍オーバートーン発振を可能とする
には次式が成立する。但し、VTHはスレッシュホールド
電圧である。
11=ZA//ZBA・ZB/ZA+ZB…(1) VTH=ZB・VDD/ZA+ZB…(2) 次に第2図の等価回路と同様にして第4図の等価回路を
示すと第5図になる。第5図において、Z1は従来のC
−MOSインバータによるコルピッツ型水晶発振回路の
水晶振動子から見た回路側インピーダンスである。Zin
はゲート入力バイアス素子ZA,ZBを接続したときの水晶
振動子から見た回路側インピーダンスである。
in=Z11//Z1=Z11・Z1/Z11+Z1…(3) 上記のことからZ11の大小,発振角周波数ω、負性抵抗
Lの関係をグラフに示すと第6図のようになる。この
第6図において、ωC=ω(RL=0のとき)で、ωC
ω1<ωC<3ω1を満たすと、3倍オーバートーン発振
が可能となり、3ω1<ωC<5ω1を満たすと5倍オー
バートーン発振が可能となる。但し、ω1は水晶振動子
の基本波共振角周波数である。
第6図の特性図からより高周波数の出力を得る場合には
第1図と第3図に示す実施例では、RA=RBの低抵抗を
極めて小さな値にする必要がある。RA,RBを極めて小
さい値にすると電源(VDD)から接地へ流れる電流が大
きくなる。このため、消費電力が無視出来なくなる。こ
の消費電力を改善した実施例を次に述べる。
第7図が低消費電力のC−MOSインバータによる3倍
オーバートーン水晶発振回路の実施例である。第7図に
おいて、C−MOSインバータ1の入力ゲートに低抵抗
AとツェナーダイオードDZからなる直列回路を設け、
この直列回路の共通接続点をC−MOSインバータ1の
入力ゲートに接続する。このとき、バイアス電圧がC−
MOSインバータのスレッシュホールド電圧VTHになる
ように選定する。ツェナーダイオードDZのインピーダ
ンスは非常に大きいので、RAの値を小さくしても電流
は流れなく、発振周波数の決定はRAのみに依存するこ
とになる。3倍オーバートーン発振を行わせるRAの値
をRA=R2とすれば、第1図,第3図の場合のバイアス
抵抗値RA=RB=R1と比較した場合、R2とR1とは次
の如き式になる。
2=2R1……(4) なお、使用するツェナーダイオードDZのツェナー電圧
はC−MOSインバータのスレッシュホールド電圧にな
るものを使用するか、スレッシュホールド電圧がツェナ
ーダイオードのツェナー電圧に一致するように電源電圧
DDを調整すれば良い。
上述した第1図,第3図及び第7図に示した実施例を用
いることにより、C−MOSインバータを用いたオーバ
ートーン水晶発振回路を確実に発振させることができる
ようになる。このため、最近のようにC−MOSの高速
化が進んで来たことにも充分対応が可能になった。ま
た、トランジスタを使用したオーバートーン発振回路の
ように煩雑な回路ではないため、回路定数の決定が容易
で、かつ小型化、量産化、低価格に対しても優れてい
る。さらに、LC同調回路を使用した場合とは異なり、
コイルを使用しないために、周囲環境の変化に対しても
安定な発振を行わせることができる。
H.考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、C−MOSイン
バータを増幅器としたコルピッツ型水晶発振回路におい
て、C−MOSインバータの入力ゲートにバイアス素子
を用いてバイアス電圧を印加することにより、水晶振動
子側から見た回路インピーダンスを小さくして、安定な
オーバートーン発振を起振することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の等価回路図、第3図はこの考案の第2実施例を示
す回路図、第4図はゲート入力バイアス素子を用いたと
きの回路図、第5図は第4図の等価回路図、第6図は周
波数対負性抵抗特性図、第7図はこの考案の第3実施例
を示す回路図、第8図は従来例の回路図である。 1,2……C−MOSインバータ、RA,RB……低抵
抗、Xtal……水晶発振器、C1,C2……コンデンサ、
f……帰還抵抗。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相補型MOSFETからなるC−MOSイ
    ンバータの入出力端間に、水晶振動子を接続するととも
    に、C−MOSインバータの入出力端と接地間にコンデ
    ンサを接続したコルピッツ型発振回路を設け、電源と接
    地間に直列接続した低インピーダンスのゲート入力バイ
    アス素子からなる直列回路を設け、この直列回路の共通
    接続点を前記発振回路のC−MOSインバータの入力端
    に接続するとともに、その共通接続点の電位をスレシュ
    ホールド電圧となるようにしたことを特徴とするオーバ
    ートーン水晶発振回路。
  2. 【請求項2】前記直列回路はツェナーダイオードと抵抗
    からなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のオーバートーン水晶発振回路。
JP8736787U 1987-06-05 1987-06-05 オ−バ−ト−ン水晶発振回路 Expired - Lifetime JPH066594Y2 (ja)

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JPS63196109U JPS63196109U (ja) 1988-12-16
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