JPH066694B2 - 艶出し剤組成物 - Google Patents

艶出し剤組成物

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JPH066694B2
JPH066694B2 JP61028274A JP2827486A JPH066694B2 JP H066694 B2 JPH066694 B2 JP H066694B2 JP 61028274 A JP61028274 A JP 61028274A JP 2827486 A JP2827486 A JP 2827486A JP H066694 B2 JPH066694 B2 JP H066694B2
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JP
Japan
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resistance
wax
aliphatic
polishing agent
emulsion
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敏治 田中
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RINREI WAX CO
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は艶出し剤組成物に関する。さらに詳しくは、脂
肪族または脂環族イソシアネートと、ヒドロキシル基を
有する脂肪族ポリエステルまたはポリエーテルから生成
するウレタン樹脂の水分散液または乳濁液を含有してい
る成る艶出し剤組成物であって、耐ブラックヒールマー
ク性,耐スカッフ性,耐摩耗性を改良し、且つ光沢、レ
ベリング性等を同時に満足する艶出し剤組成物に関す
る。
[従来の技術] 艶出し剤のうち床用の艶出し剤の分類はJFPA(日本
フロアーポリッシュ工業会)規格−OOにある。業務用
の床用の艶出し剤として主流を占め、また家庭用として
も重要な位置を占めつつあるのはこの規格に示す水性の
ノンバファブルタイプで、次いでセミバフォブルタイプ
であり、これらは従来から多く知られている。例えば、
特公昭44−24407号,特公昭49−1458号,
Cosmetic Chemical Specialties,61(9),86(1985)等々に
開示されているのは、アクリル系の共重合物のエマルジ
ョン,ポリエチレンワックスエマルジョン,アルカリ可
溶性樹脂,可塑剤,その他から成る床用艶出し剤であ
る。
また、従来の艶出し剤では得られなかった耐すべり性を
得ることを目的としてポリウレタン水性乳濁液を含有し
て成る艶出し剤が開発されている(特公昭53−225
48号)。
従来より、床用艶出し剤の性能を、少しでも改良するた
めの努力がされている。例えば、艶出し剤の主要な成分
であり、艶出し剤の大部分の性質を左右するアクリル系
の共重合物のモディファイ等、耐ブラックヒールマーク
性等の改良のためにポリエチレンワックスのモディファ
イ等、等々の検討が種々行なわれている。しかしなが
ら、これらの艶出し剤成分は、それぞれ単独で艶出し剤
の性質に影響するものではなく、相互に複雑に影響し合
い、一元的に考えることはできない。例えば耐ブラック
ヒールマーク性を上げる工夫をすると光沢が減少する、
或いは耐すべり性が低下する、耐摩耗性を上げると剥離
性が悪くなる等々である。
[発明が解決しようとする問題点] 大型スーパーマーケット,デパート,ホール等人通りの
多い場所(重歩行と言う)では艶出し剤の摩耗が激し
く、光沢が著しく減少し、さらに、耐ブラックヒールマ
ーク性,耐スカッフ性も悪く、その結果専用の剥離剤を
用いて剥離し新たな艶出し剤を塗布しなければならなく
多大の費用を必要とする。
一方、特公昭53−22548号は従来の艶出し剤では
得られなかった耐すべり性を得ることを目的として、ポ
リウレタンの水性乳濁液を含有して成る艶出し剤を提供
するものである。しかしながら、本特許の実施例に具体
的に記載されているポリウレタン水性乳濁液を用いた場
合、乾燥性が悪く、バファブルタイプの艶出し剤には適
用できるが、アクリル系共重合物エマルジョンを主要成
分とするノンバファブルタイプおよびセミバファブルタ
イプの艶出し剤には適用できない。また塗布した際レベ
リングが悪く平滑な膜が形成しない等の欠点がある。
そこで本発明は、アクリル系の共重合物のエマルジョン
を主要成分とする従来の艶出し剤の、とりわけ、耐ブラ
ックヒールマーク性、耐摩耗性を改良すると同時に、特
公昭53−22548号の乾燥性,耐レベリング性を改
良することを目的とした艶出し剤組成物を提供するもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は上記目的を達成するために鋭意研究を続け
た結果、本発明を完成するにいたった。すなわち本発明
は、炭素数8〜38の脂肪族または脂環族イソシアネー
トとヒドロキシル基を有する平均分子量500〜500
0の脂肪族ポリエステルまたはヒドロキシル基を有する
平均分子量200〜6000の脂肪族ポリエーテルから
生成するウレタン樹脂の水分散液または乳濁液を含有し
て成ることを特徴とする艶出し剤組成物である。
本発明の艶出し剤成分に用いられるワックスは慣用され
ているものであれば如何なるものを使用しても良く、天
然ワックスと合成ワックスがある。具体的には、天然ワ
ックスとしてはカルナバワックス,キャンデリラワック
ス,モンタンワックス,モンタン誘導ワックス,セレシ
ンワックス,パラフィンワックス等,合成ワックスとし
ては、ポリエチレンワックス,マイクロクリスタリンワ
ックス,フィシャートロプシュワックス,アマイドワッ
クス等がある。好ましくはポリエチレンワックスであ
る。これらはすでに広く知られている。
アクリル系共重合物エマルジョンとしては、スチレン,
メチルスチレン,アクリル酸,アクリル酸メチル,アク
リル酸エチル,メタクリル酸,メタクリル酸メチル,メ
タクリル酸エチル,メタクリル酸ブチル,アクリル酸ヘ
キシル,アクリル酸2-エチル−ヘキシル,酢酸ビニルな
らびにこれらの型の共重合物の単独または混合物等があ
げられる(特公昭44−24409号)。さらに多価金
属キレート剤を添加して成る金属架橋型のものであって
も良い。特公昭49−1548号,Monufacturing Chem
ist and Aerosol News.June.31(1969)に公知である。
可塑剤は、エチルカルビートル,メチルカルビートル,
ブチルカルビートル,ジブチルフタレート,トリブトキ
シエチルフォスフェート,ε−カプロラクタム等があ
る。アルカリ可溶性樹脂も含むことができる。最も多く
用いられるのはスチレン−無水マレイン酸共重合樹脂で
ある。Soap.,47,54(1971)。
ウレタン樹脂水分散物および乳濁液では、とりわけ後者
は数多く知られている。本発明に用いることができるウ
レタン樹脂水分散液または乳濁液は極めて限定される。
すなわち、脂肪族または脂環族イソシアネートと脂肪族
ジオールから製造された1つまたはそれ以上の付加反応
生物、好ましくは鎖伸長剤としての少量の脂肪族ジアミ
ンをも添加して生成された付加反応物が有用である。こ
の物質を一側面から見ると、次の様な性質を有している
と良い。
無黄変タイプである。黄変タイプであると、床に塗布
後床の美感を損う。
平均粒子径が、1500オングストローム以下好まし
くは1000オングストローム以下がよい。1500オ
ングストローム以上の平均粒子径を持つと艶出し剤の光
沢が低下する傾向があり、さらに5000オングストロ
ーム以上の平均粒子径になると、目視で、塗膜上に多数
の「つぶつぶ」を確認することができる。
乾燥が早く、表面がべとべとしない。
活性剤または/および溶剤は極めて少ないか、含有し
ない方が良い。
以上より、ここで用いるイソシアネートは、ヘキサメチ
レンジイソシアネート,イソホロンジイソシアネート,
2.2.4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート,ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート,リジンジイソ
シネアート等がある。イソシアネートの黄変性について
は、J.Polymer Sci.,10,503(1972)に記載されている。
適切なジオールはヒドロキシル基を有する脂肪族ポリエ
ステル例えばアジピン酸と炭素数2〜6の短鎖脂肪族ジ
オールから生成するポリエステル、またはヒドロキシル
基を有する脂肪族ポリエーテル例えばエチレンオキシ
ド,プロピレンオキシド、またはテトラヒドロフランの
重合によって得られたポリエーテルである。一般に、エ
チレングリコールおよび1.6−ヘキサンジオールの様な
低分子ジオールはウレタン樹脂の生成に於いて直接用い
られる。これらは、鎖伸長および変性に有用である。
上記ウレタン樹脂の水分散液または乳濁液は市場にあっ
て入手できるものである。例えばポリビニルケルカルイ
ンダストリーズ社のネオレッツがある。例えばR-960,R-
962,R-963等があげられる。
これらについて、フロリダで5年間暴露した結果、黄変
は認めなかったことがわかっている。
粒径は、Coulten社のNano-Sigerで測定すると平均粒径
は460〜500オングストロームであった。またトリ
エチルアミン1.2%以下、活性剤はノニオンで1%以下
の含有量である。
ウレタン樹脂水分散物または乳濁液の配合比は、従来の
艶出し剤に対し、任意の割合いで良いが、好ましくは、
固型分に対し1〜50%である。
具体的に示すと、固型分に対し、ワックスは1〜80
%、好ましくは5〜45%、アクリル系共重合物は20
〜95%、好ましくは50〜85%、アルカリ可溶性樹
脂は15%以下、好ましくは3〜7%、可塑剤は1〜3
0%、好ましくは3〜10%、ウレタン樹脂水分散液ま
たは乳濁液は任意の割合で含むことができるが、好まし
くは1〜50%である。この他に、消泡剤,防カビ剤,
エマルジョンモディファイヤー,香料,染料等を含むこ
とができる. 本発明は床用としては、ビニルアスベスト床タイル,ピ
ュアビニル床タイル,塩ビシート等の化学床タイル・床
シート,クリンカタイル等の石質床材、木床等に有用で
ある。また金属,プラスチック,木,ビニルクロスおよ
びこれらの塗装面等にも有用である。
[発明の効果] 本発明組成物には次の様な効果がある。
耐ブラックヒールマーク性が良い。重歩行地域に於い
てもブラックヒールマークの付着は極めて少ない。
耐スカッフ性が良い。
耐摩耗性が良い。重歩行地域で且つ土砂が多く持ち込
まれる条件下であっても良い結果を示す。
よって、摩耗による光沢減少等が見られない。
乾燥性が良い。塗布後10〜20分で歩行が可能にな
る。
レベリングが良い。
これらの効果の外に光沢を同時に満足する。また、耐水
性,耐洗剤性,変色性,耐すべり性,剥離性も満足す
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例および比較例を挙げて、本発明組
成物の特徴について例証する。
実施例および比較例はいずれもノンバファブルタイプお
よびセミバファブルタイプの艶出し成分を配合した。
注1 ロームアンドハース社のB−505,B−832 注2 ポリビニルケミカルインダストリーズ社のネオレ
ッツR−960,R−962,R−963 注3 アルコケミカル社のSMA2625Aスチレン−
無水マレイン酸樹脂 注4 東邦化学工業(株)のハイテックE−4B 注5 大日本インク化学工業(株)のメガファックF−
120 試験項目とその方法 試験は、実際試験と実験室に於ける試験によった。
実際試験は、大型スーパーマーケットに於いて16ヶ月
間にわたる試験を行った。実験室試験は次によった。耐
ブラックヒールマーク性はASTM規格D−2869,
耐スカッフ性はASTM規格D−2869に準ずる方
法,耐摩耗性はJIS規格K−6902,乾燥性は指触
による方法,レベリング性は目視による方法,耐水性は
JFPA規格−06,耐洗剤性はJFPA規格−08,
耐変色性は紫外線照射法(照射距離30cm,ランプ条件
400W,450cd/cm2,最強スペクトル3650Å,
放射限界2800Å),剥離性はJFPA規格−07、
ダートピックアップ性は目視による方法によりそれぞれ
試験した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数8〜38の脂肪族または脂環族イソ
    シアネートとヒドロキシル基を有する平均分子量500
    〜5000の脂肪族ポリエステルまたはヒドロキシル基
    を有する平均分子量200〜6000の脂肪族ポリエー
    テルから生成するウレタン樹脂の水分散液または乳濁液
    を含有して成る艶出し剤組成物。
JP61028274A 1986-02-12 1986-02-12 艶出し剤組成物 Expired - Lifetime JPH066694B2 (ja)

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