JPH0667016A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents
カラーフィルターの製造方法Info
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- JPH0667016A JPH0667016A JP22401892A JP22401892A JPH0667016A JP H0667016 A JPH0667016 A JP H0667016A JP 22401892 A JP22401892 A JP 22401892A JP 22401892 A JP22401892 A JP 22401892A JP H0667016 A JPH0667016 A JP H0667016A
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- Japan
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- color filter
- liquid crystal
- substrate
- protective film
- color
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーフィルターの機械加工時に形成する有
機物の保護被膜の残渣による悪影響を防止する。 【構成】 透明導電膜上に形成したカラーフィルターの
保護被膜を溶解除去した後に、酸素含有雰囲気下で紫外
線を照射し、次いで洗浄処理をすることによって保護被
膜の溶解残渣による液晶の表示不良を防止する。
機物の保護被膜の残渣による悪影響を防止する。 【構成】 透明導電膜上に形成したカラーフィルターの
保護被膜を溶解除去した後に、酸素含有雰囲気下で紫外
線を照射し、次いで洗浄処理をすることによって保護被
膜の溶解残渣による液晶の表示不良を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶表示装置等
に使用されるカラーフィルターの製造方法に関し、とく
に液晶の表示特性に影響を与える物質をカラーフィルタ
ーから除去する方法に関する。
に使用されるカラーフィルターの製造方法に関し、とく
に液晶の表示特性に影響を与える物質をカラーフィルタ
ーから除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、透明電極を設けたガラ
ス等の透明な基板を1ないし10μm程度のギャップを
設けてその間に液晶物質を封入し、電極間に印加した電
圧によって液晶を一定の方向に配向させることによって
形成される透明部分と不透明部分によって画像を表示し
ている。カラー液晶表示装置はいずれかの透明電極基板
上に光の三原色に対応する赤(R)、緑(G)、青
(B)の三色のカラーフィルターを設けており、液晶の
シャッター作用によって3原色を加色して所望の色を表
示している。
ス等の透明な基板を1ないし10μm程度のギャップを
設けてその間に液晶物質を封入し、電極間に印加した電
圧によって液晶を一定の方向に配向させることによって
形成される透明部分と不透明部分によって画像を表示し
ている。カラー液晶表示装置はいずれかの透明電極基板
上に光の三原色に対応する赤(R)、緑(G)、青
(B)の三色のカラーフィルターを設けており、液晶の
シャッター作用によって3原色を加色して所望の色を表
示している。
【0003】カラー液晶表示装置用のカラーフィルター
は、透明基板、着色層、保護膜、透明導電膜という順に
積層されたものがしられており、RGBの三原色の位置
に対向する電極あるいは薄膜トランジスタを形成した透
明基板とを1ないし10μmの間隔を保持し液晶物質を
封入して液晶表示装置を形成している。
は、透明基板、着色層、保護膜、透明導電膜という順に
積層されたものがしられており、RGBの三原色の位置
に対向する電極あるいは薄膜トランジスタを形成した透
明基板とを1ないし10μmの間隔を保持し液晶物質を
封入して液晶表示装置を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラーフィルターは図
3に断面図を示すようにガラス基板31などの透明基板
上に顔料分散法、染色法、電着法、印刷法等によって
R、G、Bの三原色を所定の形状とした着色層32を形
成し、着色層上には着色層を保護する目的で保護膜33
を形成し、更に保護膜の上には、液晶を駆動するための
透明電極34が形成されている。
3に断面図を示すようにガラス基板31などの透明基板
上に顔料分散法、染色法、電着法、印刷法等によって
R、G、Bの三原色を所定の形状とした着色層32を形
成し、着色層上には着色層を保護する目的で保護膜33
を形成し、更に保護膜の上には、液晶を駆動するための
透明電極34が形成されている。
【0005】カラー液晶表示装置には、液晶の駆動方法
によって単純マトリックス方式とアクティブマトリック
ス方式があるが、最近ではパーソナルコンピュータなど
の表示装置用には画質に優れ、それぞれの画素を確実に
制御することが可能であり、また動作速度も速いアクテ
ィブマトリックス方式の採用が進められている。
によって単純マトリックス方式とアクティブマトリック
ス方式があるが、最近ではパーソナルコンピュータなど
の表示装置用には画質に優れ、それぞれの画素を確実に
制御することが可能であり、また動作速度も速いアクテ
ィブマトリックス方式の採用が進められている。
【0006】アクティブマトリックス方式の液晶表示装
置では各画素毎に薄膜トランジスタ(TFT)素子をガ
ラス基板上に形成し、各素子のスイッチング作用によっ
て各画素の液晶のシャッター作用を制御している。これ
らの素子の対極には一様な透明電極が形成されている。
置では各画素毎に薄膜トランジスタ(TFT)素子をガ
ラス基板上に形成し、各素子のスイッチング作用によっ
て各画素の液晶のシャッター作用を制御している。これ
らの素子の対極には一様な透明電極が形成されている。
【0007】透明電極には、酸化錫、酸化インジウムお
よびITOと称するこれらの複合酸化物が使用されてい
る。透明電極の成膜方法には、蒸着、イオンプレーティ
ング、スパッタリング等の各種の方法があるが、カラー
フィルターの透明電極の基体となる保護膜は合成樹脂で
形成されているので保護膜の耐熱性の面から比較的低温
での成膜が可能な方法が求められている。このためにカ
ラーフィルター用の透明電極の製造にはスパッタリング
が広く用いられている。
よびITOと称するこれらの複合酸化物が使用されてい
る。透明電極の成膜方法には、蒸着、イオンプレーティ
ング、スパッタリング等の各種の方法があるが、カラー
フィルターの透明電極の基体となる保護膜は合成樹脂で
形成されているので保護膜の耐熱性の面から比較的低温
での成膜が可能な方法が求められている。このためにカ
ラーフィルター用の透明電極の製造にはスパッタリング
が広く用いられている。
【0008】カラーフィルターには、使用する液晶表示
装置の大きさに応じてさまざまなものが要求されてお
り、パーソナルコンピュータやワークステーション用の
対角が10インチ以上のものから、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダ用の1インチ以下のものまで各種の大き
さのものが製造されている。
装置の大きさに応じてさまざまなものが要求されてお
り、パーソナルコンピュータやワークステーション用の
対角が10インチ以上のものから、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダ用の1インチ以下のものまで各種の大き
さのものが製造されている。
【0009】カラーフィルターの製造工程では、各種の
大きさのものを一回の処理操作によってできるだけ数多
く製造するために、大面積の基板を使用して1枚の基板
上に複数のカラーフィルターを同時に作製し、最終工程
において所定の大きさに切断したり、基板のガラス面の
研磨処理等の機械加工を行っている。
大きさのものを一回の処理操作によってできるだけ数多
く製造するために、大面積の基板を使用して1枚の基板
上に複数のカラーフィルターを同時に作製し、最終工程
において所定の大きさに切断したり、基板のガラス面の
研磨処理等の機械加工を行っている。
【0010】カラーフィルター基板の切断、面取り、あ
るいは基板の裏面すなわち液晶表示装置の観察者側の面
の研磨等の機械加工時に、既に形成されているカラーフ
ィルターの着色層や電極を保護するために、保護被膜を
形成することが行われる。保護被膜としては塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂やポリビニルアルコール等の
有機化合物が用いられている。切断等の機械加工の終了
後には保護被膜を溶剤で剥離することが必要であり、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂の場合には、トリク
ロロエタン等の有機溶剤で溶解除去し、ポリビニルアル
コールの場合には温水で溶解することが行われている。
るいは基板の裏面すなわち液晶表示装置の観察者側の面
の研磨等の機械加工時に、既に形成されているカラーフ
ィルターの着色層や電極を保護するために、保護被膜を
形成することが行われる。保護被膜としては塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂やポリビニルアルコール等の
有機化合物が用いられている。切断等の機械加工の終了
後には保護被膜を溶剤で剥離することが必要であり、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂の場合には、トリク
ロロエタン等の有機溶剤で溶解除去し、ポリビニルアル
コールの場合には温水で溶解することが行われている。
【0011】ところが、保護被膜の一部が残渣として残
留したカラーフィルターを対向する基板と組立て、液晶
を封入した場合には、有機物である保護被膜の残渣が液
晶中へ溶解し、液晶の電気的な特性に悪影響を及ぼし、
カラー液晶表示装置に表示むらが生じる等の問題があ
る。とくに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のように塩
素等のイオン性の物質を生成させるものはとくに液晶に
対する影響が大きいという問題があった。一方、カラー
フィルター面に保護被膜の残渣が残留しないように、高
温、あるいは長時間の保護被膜の除去処理を行うと、カ
ラーフィルターを劣化させるので、このような手段によ
る保護被膜の完全な除去には問題があった。
留したカラーフィルターを対向する基板と組立て、液晶
を封入した場合には、有機物である保護被膜の残渣が液
晶中へ溶解し、液晶の電気的な特性に悪影響を及ぼし、
カラー液晶表示装置に表示むらが生じる等の問題があ
る。とくに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のように塩
素等のイオン性の物質を生成させるものはとくに液晶に
対する影響が大きいという問題があった。一方、カラー
フィルター面に保護被膜の残渣が残留しないように、高
温、あるいは長時間の保護被膜の除去処理を行うと、カ
ラーフィルターを劣化させるので、このような手段によ
る保護被膜の完全な除去には問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記した問
題点を解決する手段を検討した結果、保護被膜の除去工
程の終了の後に、酸素含有雰囲気下で紫外線を照射し、
次いで水等の洗浄液で洗浄することにより、カラー液晶
表示装置の表示品質を悪化させる有機物の残渣をカラー
フィルターから除去することが可能であることを見いだ
したものである。
題点を解決する手段を検討した結果、保護被膜の除去工
程の終了の後に、酸素含有雰囲気下で紫外線を照射し、
次いで水等の洗浄液で洗浄することにより、カラー液晶
表示装置の表示品質を悪化させる有機物の残渣をカラー
フィルターから除去することが可能であることを見いだ
したものである。
【0013】照射する紫外線は、酸素を励起してオゾン
を生成する波長である184.9nmと、このオゾンを
分解し酸素ラジカルを発生する253.7nmの紫外線
を多く発生する合成石英を管球の材料に用いた低圧水銀
灯を使用することが好ましい。 低圧水銀灯と処理すべ
きカラーフィルター面との距離は20mmないし50m
mとすることが好ましく、低圧水銀灯の出力が大きいと
着色層等にも悪影響を及ぼすので40〜60mW/cm
2 の強度の低圧水銀灯を使用することが好ましく、紫外
線の照射時間は30〜60秒とすることが好ましい。紫
外線の照射時間が長くなると着色層を劣化させる可能性
がある。また、紫外線照射を行う装置内の雰囲気は酸素
を含有することが必要であるが、雰囲気は空気であって
も良い。
を生成する波長である184.9nmと、このオゾンを
分解し酸素ラジカルを発生する253.7nmの紫外線
を多く発生する合成石英を管球の材料に用いた低圧水銀
灯を使用することが好ましい。 低圧水銀灯と処理すべ
きカラーフィルター面との距離は20mmないし50m
mとすることが好ましく、低圧水銀灯の出力が大きいと
着色層等にも悪影響を及ぼすので40〜60mW/cm
2 の強度の低圧水銀灯を使用することが好ましく、紫外
線の照射時間は30〜60秒とすることが好ましい。紫
外線の照射時間が長くなると着色層を劣化させる可能性
がある。また、紫外線照射を行う装置内の雰囲気は酸素
を含有することが必要であるが、雰囲気は空気であって
も良い。
【0014】
【作用】本発明は、カラーフィルターの切断、研磨、面
取り等の機械的加工時のカラーフィルターの保護の目的
で形成する有機物の保護被膜を溶解除去した後の残渣
を、酸素含有雰囲気において紫外線照射した後に、洗浄
処理することによって、確実に保護被膜に由来する有機
物の残渣を除去することができ、カラー液晶表示装置に
おける表示面の劣化を防止することが可能となる。以下
に本発明の実施例を示し、更に詳細に説明する。
取り等の機械的加工時のカラーフィルターの保護の目的
で形成する有機物の保護被膜を溶解除去した後の残渣
を、酸素含有雰囲気において紫外線照射した後に、洗浄
処理することによって、確実に保護被膜に由来する有機
物の残渣を除去することができ、カラー液晶表示装置に
おける表示面の劣化を防止することが可能となる。以下
に本発明の実施例を示し、更に詳細に説明する。
【0015】
【実施例】本発明のカラーフィルターの製造方法を図面
を参照して説明する。図1は、カラーフィルター基板の
一例を示す図であり、図1(A)では、1枚の基板1に
4個のカラーフィルター形成部2を設けている。着色
層、保護膜、透明電極を形成した後に、有機物の保護被
膜によって基板の全面を被覆し、個別のカラーフィルタ
ー3に切断加工した後に、保護被膜を有機溶剤等によっ
て溶解して剥離している。
を参照して説明する。図1は、カラーフィルター基板の
一例を示す図であり、図1(A)では、1枚の基板1に
4個のカラーフィルター形成部2を設けている。着色
層、保護膜、透明電極を形成した後に、有機物の保護被
膜によって基板の全面を被覆し、個別のカラーフィルタ
ー3に切断加工した後に、保護被膜を有機溶剤等によっ
て溶解して剥離している。
【0016】図2にカラーフィルター表面から保護膜の
残渣を除去する処理装置21の1例を示す。図2(A)
は、紫外線処理工程を示し、図2(B)には洗浄処理工
程を示している。処理装置21は、紫外線照射部22を
有しており、紫外線照射部には低圧水銀灯23が取り付
けられている。紫外線照射部の前後には紫外線漏洩防止
カバー24が取り付けられており、処理すべきカラーフ
ィルター基板25が搬送装置26によって照射部に送ら
れて紫外線の照射を受け、紫外線と雰囲気の酸素が紫外
線で励起されて発生したオゾンと、これがさらに分解し
て生成した酸素ラジカルによって有機物の残渣27が処
理される。また、処理装置の排気口28にはオゾン分解
装置29が結合されており、排気中のオゾンを完全に分
解して外部へ放出している。紫外線処理工程を終了した
カラーフィルター基板は、搬送装置によって洗浄工程に
送られ、水洗ノズル30から噴射される水によって表面
の洗浄が行われ、有機物被膜の残渣が完全に取り除かれ
る。
残渣を除去する処理装置21の1例を示す。図2(A)
は、紫外線処理工程を示し、図2(B)には洗浄処理工
程を示している。処理装置21は、紫外線照射部22を
有しており、紫外線照射部には低圧水銀灯23が取り付
けられている。紫外線照射部の前後には紫外線漏洩防止
カバー24が取り付けられており、処理すべきカラーフ
ィルター基板25が搬送装置26によって照射部に送ら
れて紫外線の照射を受け、紫外線と雰囲気の酸素が紫外
線で励起されて発生したオゾンと、これがさらに分解し
て生成した酸素ラジカルによって有機物の残渣27が処
理される。また、処理装置の排気口28にはオゾン分解
装置29が結合されており、排気中のオゾンを完全に分
解して外部へ放出している。紫外線処理工程を終了した
カラーフィルター基板は、搬送装置によって洗浄工程に
送られ、水洗ノズル30から噴射される水によって表面
の洗浄が行われ、有機物被膜の残渣が完全に取り除かれ
る。
【0017】
実施例1 大きさ300mm×350mm、厚さ1.1mmのガラ
ス基板(コーニング社製7059材)を充分に洗浄し、
その上に、赤色感光性樹脂を1.2μmの膜厚になるよ
うに塗布し、その後温度70℃で30分間オ−ブン中で
乾燥させ、水銀ランプを用いて露光し、水によるスプレ
ー現像を1分間行い、赤色画素を形成すべき領域に赤色
のレリーフ画像を形成し、さらに150℃で30分間、
加熱硬化させた。同様の工程を繰り返して、緑色画素を
形成すべき領域に緑色のレリーフ画素を形成し、青色画
素を形成すべき領域に青色のレリーフ画素を形成して着
色層を形成した。
ス基板(コーニング社製7059材)を充分に洗浄し、
その上に、赤色感光性樹脂を1.2μmの膜厚になるよ
うに塗布し、その後温度70℃で30分間オ−ブン中で
乾燥させ、水銀ランプを用いて露光し、水によるスプレ
ー現像を1分間行い、赤色画素を形成すべき領域に赤色
のレリーフ画像を形成し、さらに150℃で30分間、
加熱硬化させた。同様の工程を繰り返して、緑色画素を
形成すべき領域に緑色のレリーフ画素を形成し、青色画
素を形成すべき領域に青色のレリーフ画素を形成して着
色層を形成した。
【0018】続いて光硬化性アクリレートオリゴマーと
して、o−クレゾールノボラックエポキシアクリレート
(分子量1500〜2000)を50重量部、多官能重
合性モノマーとして、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート(日本化薬製DPHA)を50重量部混合
し、さらに重合開始剤としてイルガキュアー651(チ
バガイギー社製)2重量部を混合した配合物を、エチル
セルソルブアセテート200重量部中に溶解させ、その
溶液10gを用いてスピンコーターで前記着色層上に
2.0μmの厚さに塗布した。塗布膜に接してフォトマ
スクを配置して、2.0kWの超高圧水銀ランプによっ
て着色層上のみに紫外線を10秒間照射した。続いて温
度25℃の1,1,2,2−テトラクロロエタンからな
る現像液中に1分間浸漬して、塗布膜の未硬化部分を除
去した。
して、o−クレゾールノボラックエポキシアクリレート
(分子量1500〜2000)を50重量部、多官能重
合性モノマーとして、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート(日本化薬製DPHA)を50重量部混合
し、さらに重合開始剤としてイルガキュアー651(チ
バガイギー社製)2重量部を混合した配合物を、エチル
セルソルブアセテート200重量部中に溶解させ、その
溶液10gを用いてスピンコーターで前記着色層上に
2.0μmの厚さに塗布した。塗布膜に接してフォトマ
スクを配置して、2.0kWの超高圧水銀ランプによっ
て着色層上のみに紫外線を10秒間照射した。続いて温
度25℃の1,1,2,2−テトラクロロエタンからな
る現像液中に1分間浸漬して、塗布膜の未硬化部分を除
去した。
【0019】次に、得られた保護膜を形成した基板をス
パッタリング装置の器壁から碍子によって絶縁された基
板保具に取り付けてロード室から基板の加熱室に入れ、
基板の温度を200℃に加熱し、アルゴンの圧力を5.
0×10-3torr、酸素の圧力を5×10-5torr
の分圧となるように成膜室にアルゴン、酸素を導入し、
基板とITOターゲットとの間の距離を80mm、IT
Oターゲットとアノードとの距離を40mmに設定する
とともに、フォトエッチングにより開口パターンを形成
した板厚0.2mmのメタルマスクを介してスパッタリ
ングを行った。
パッタリング装置の器壁から碍子によって絶縁された基
板保具に取り付けてロード室から基板の加熱室に入れ、
基板の温度を200℃に加熱し、アルゴンの圧力を5.
0×10-3torr、酸素の圧力を5×10-5torr
の分圧となるように成膜室にアルゴン、酸素を導入し、
基板とITOターゲットとの間の距離を80mm、IT
Oターゲットとアノードとの距離を40mmに設定する
とともに、フォトエッチングにより開口パターンを形成
した板厚0.2mmのメタルマスクを介してスパッタリ
ングを行った。
【0020】以上のような方法でITO膜を成膜したカ
ラーフィルターに、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂を保護膜として10μmの厚さに塗布した後に、カラ
ーフィルターの切断加工を行い、保護膜をトリクロロエ
タンによって除去した後に、乾燥し、紫外線の照射の行
った。紫外線の照射は、低圧水銀灯(ウシオ電気製)に
よって得られる紫外線を50mmの距離で、45秒間空
気中で照射した。次いでカラーフィルターを純水で洗浄
した後に乾燥した。
ラーフィルターに、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂を保護膜として10μmの厚さに塗布した後に、カラ
ーフィルターの切断加工を行い、保護膜をトリクロロエ
タンによって除去した後に、乾燥し、紫外線の照射の行
った。紫外線の照射は、低圧水銀灯(ウシオ電気製)に
よって得られる紫外線を50mmの距離で、45秒間空
気中で照射した。次いでカラーフィルターを純水で洗浄
した後に乾燥した。
【0021】このようにして得られたカラーフィルター
のITO膜上の有機物の量をX線光電子分光分析により
調べた結果を表1に示す。分析装置としてVGサイエン
ティフィック社製のESCASCOPEを使用し、IT
O膜のインジウム面積のピーク面積を100として各元
素の量をそのピーク面積比で示している。
のITO膜上の有機物の量をX線光電子分光分析により
調べた結果を表1に示す。分析装置としてVGサイエン
ティフィック社製のESCASCOPEを使用し、IT
O膜のインジウム面積のピーク面積を100として各元
素の量をそのピーク面積比で示している。
【0022】
【表1】
【0023】比較例1 紫外線の照射を行わなかった点を除いて実施例1と同様
にしてカラーフィルターを製造した。得られたカラーフ
ィルターを実施例1と同様にして分析した結果を表1に
示す。このように実施例1においては、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体に起因する炭素、塩素の量が比較例1
に比して著しく減少しており、ITO膜上の保護被膜の
残渣が良好に除去されていることがわかった。
にしてカラーフィルターを製造した。得られたカラーフ
ィルターを実施例1と同様にして分析した結果を表1に
示す。このように実施例1においては、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体に起因する炭素、塩素の量が比較例1
に比して著しく減少しており、ITO膜上の保護被膜の
残渣が良好に除去されていることがわかった。
【0024】これらの実施例1および比較例1のカラー
フィルターを使用してカラー液晶表示装置を作製した結
果、実施例1のカラーフィルターを用いたカラー液晶表
示装置には画像のむらは認められなかったが、比較例1
のカラーフィルターを用いたものはには、画像のむらが
認められた。
フィルターを使用してカラー液晶表示装置を作製した結
果、実施例1のカラーフィルターを用いたカラー液晶表
示装置には画像のむらは認められなかったが、比較例1
のカラーフィルターを用いたものはには、画像のむらが
認められた。
【0025】
【発明の効果】カラーフィルターの切断、研磨、面取り
等の機械的加工時にカラーフィルターの保護の目的で形
成する有機物の保護被膜を溶解除去した後の残渣を、酸
素含有雰囲気において紫外線照射した後に、洗浄処理す
ることによって液晶表示装置の特性に悪影響を及ぼさな
いように除去することが可能となる。
等の機械的加工時にカラーフィルターの保護の目的で形
成する有機物の保護被膜を溶解除去した後の残渣を、酸
素含有雰囲気において紫外線照射した後に、洗浄処理す
ることによって液晶表示装置の特性に悪影響を及ぼさな
いように除去することが可能となる。
【図1】カラーフィルター基板の1例示す図である。
【図2】本発明の方法によるカラーフィルターの製造工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図3】カラーフィルターを説明する断面図を示す。
1…基板、2…カラーフィルター形成部、3…カラーフ
ィルター、21…処理装置、22…紫外線照射部、23
…低圧水銀灯、24…紫外線漏洩防止カバー、25…カ
ラーフィルター基板、26…搬送装置、27…シランカ
ップリング剤の塗布層、28…排気口、29…オゾン分
解装置、30…水洗ノズル
ィルター、21…処理装置、22…紫外線照射部、23
…低圧水銀灯、24…紫外線漏洩防止カバー、25…カ
ラーフィルター基板、26…搬送装置、27…シランカ
ップリング剤の塗布層、28…排気口、29…オゾン分
解装置、30…水洗ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 カラーフィルター上に一時的に形成した
有機物の保護被膜を溶解除去した後に、酸素含有雰囲気
下で紫外線を照射し、次いで洗浄処理することを特徴と
するカラーフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22401892A JPH0667016A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | カラーフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22401892A JPH0667016A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | カラーフィルターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667016A true JPH0667016A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16807299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22401892A Pending JPH0667016A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | カラーフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667016A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9196834B2 (en) | 2013-06-14 | 2015-11-24 | Samsung Display Co., Ltd. | Method of manufacturing an organic light emitting structure and method of manufacturing an organic light emitting display device |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22401892A patent/JPH0667016A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9196834B2 (en) | 2013-06-14 | 2015-11-24 | Samsung Display Co., Ltd. | Method of manufacturing an organic light emitting structure and method of manufacturing an organic light emitting display device |
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