JPH10293207A - カラーフィルターおよびカラーフィルターの製造方法 - Google Patents
カラーフィルターおよびカラーフィルターの製造方法Info
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Abstract
造工程での基板の搬送性を改良し、基板の位置ずれある
いは基板の破損を防止する。また、静電気を原因とする
プラスチックビーズ(スペーサー)の偏在による表示ム
ラ欠陥のないカラーフィルターを得る。 【解決手段】透明基板の表面に少なくとも3色の画素を
有するカラーフィルターにおいて、透明基板裏面側に透
明導電膜を有することを特徴とするカラーフィルター。
Description
カラーフィルターおよび液晶表示装置に関する。更に詳
しくは、本発明は、カラーフィルターの製造工程および
アクティブマトリクス型カラー液晶表示装置の製造工程
において、静電気帯電によって基板表面に異物が付着す
るのを防止したり、基板搬送不良が発生するのを防止し
たり、薄膜トランジスタの劣化を防止する目的で、帯電
防止性を付与したカラーフィルターに関する。
や特開昭61−180203号公報に示されるように、
耐熱性樹脂であるポリイミド中に顔料を分散し、ポジ型
フォトレジストを用いたパターン加工技術を使用して形
成されたカラーフィルターは、250℃以上の耐熱性を
有し、耐光性、高精細、透過性等に優れているカラーフ
ィルターを得ることができる。しかしながら、フォトリ
ソグラフィ法、その他の方法とも透明基板上に樹脂組成
物でカラーフィルター膜を形成するが、この場合、工程
を高湿度コントロールできないため、工程上で静電気帯
電する。特に、基板サイズが大きくなるにしたがって帯
電しやすく、はなはだしい時は、温度制御板の上でガラ
スが密着して、搬送不良を起こす。また、搬送に問題が
ないとしても、帯電した基板を用いてセル組みしたパネ
ルの品位は、その静電気帯電によって、散布したビーズ
(セルギャップ用スペーサー)が偏在しやすく、表示ム
ラ欠陥を発現し、不良品となる割合が高い。また、静電
気帯電は異物付着を増大させ、この点でも歩留まりを低
下させる。はなはだしい場合には、対向側であるアクテ
ィブマトリックス基板のトランジスタを劣化させること
もある。表示ムラ欠陥防止や工程上での良好な搬送性を
維持するために、帯電防止や除電といった改善がカラー
フィルターや液晶表示装置の製造上、非常に重要であ
る。
ツイストネマチックでなく、基板面に平行に電圧を印加
して液晶を基板面と平行な面内で回転させる横電界駆動
方式が提案されている。この方式は視野角が広くできる
特徴があるが、カラーフィルター側に電極を設けずTF
Tなどの駆動素子が形成された基板にのみ電極が置かれ
るために、カラーフィルター側からの外部電界が侵入し
て表示に悪影響を与えやすい問題がある。本発明はカラ
ーフィルター基板裏面に透明導電膜を形成するので表示
に影響を与えずに有害な外部電界を遮断することができ
る。また、基板が不均一に帯電してスペーサー散布時に
スペーサー分布にムラが発生することも抑制する効果が
ある。ガラス基板上に直接透明導電膜を形成できること
から、カラーフィルター基板裏面に貼る偏光フィルム上
などに透明導電膜を形成するのに比べて、基板温度を高
くできたり、下地層からの脱ガスがなかったりすること
で、低抵抗、高透明の透明導電膜を得やすい利点があ
る。
リックスが金属の場合は、カラーフィルター基板表面に
導電性のメッシュが形成されたのと等価になるが、樹脂
ブラックマトリックスでは高い導電率が期待できず、本
発明の効果が特に大きい。
しては、表面の親水化処理(界面活性剤などで電荷をに
がす)や、電荷の中和(コロナ放電などで+−の中和を
する)や、金属(導電品の繊維・粒子の混入)等の混合
などが知られている。しかしながら、液晶デイスプレイ
やカラーフィルターに関しては、不純物のイオン増大
や、ミスト付着、あるいは、透明性を損なう処理は適さ
ないため、製造装置上での改善がなされている。例え
ば、導電性ゴムシート等を透明基板の裏面に使用して搬
送する事も考えられるが、カラーフィルター製造工程上
での耐熱性を有していないものは、不向きである。特開
平7−318878号公報では、ガラス基板の下に金属
板を置いたり、導電性フィルムを張り付けたりして帯電
防止・除電を実施して対処している。
たに改造するスペースのない工程では、実施不可能であ
り、また、張り付けたフィルムを剥がした際に、剥離帯
電を生じる場合があるという問題があった。
カラーフィルター作製において、工程上の搬送性を確保
し、得られるカラーフィルターの光透過性を保持しつ
つ、かつ水やアルカリ、有機溶剤などの耐溶剤性に優
れ、工程通過性の良好な新規カラーフィルターを提供す
ることにあり、既存の装置を使用し、新たな設備投資を
しないで、作業性の高いカラーフィルターを提供するこ
とにある。また、セル組み工程上帯電することによって
生じる液晶パネルでの表示ムラ欠陥を防止し、生産性の
高いカラーフィルターを提供することにある。
め、本発明は下記構成からなる。
の画素を有するカラーフィルターにおいて、透明基板裏
面側に透明導電膜を有することを特徴とするカラーフィ
ルター。
抗値が2kΩ・cm以下であることを特徴とする(1)
に記載のカラーフィルター。
率が96%以上であることを特徴とする(1)に記載の
カラーフィルター。
が10nm以上100nm以下であることを特徴とする
(1)に記載のカラーフィルター。
を設けることを特徴とする(1)に記載のカラーフィル
ター。
クマトリックスが樹脂ブラックマトリックスであること
を特徴とする(1)に記載のカラーフィルター。
た後、表面側に樹脂ブラックマトリックスと画素を設け
ることを特徴とするカラーフィルターの製造方法。 (8)透明基板の表面側に金属ブラックマトリックスを
形成した後、裏面側に透明導電膜を設け、さらに表面側
に画素を設けることを特徴とするカラーフィルターの製
造方法。
フィルターを用いたことを特徴とする液晶表示装置。
あることを特徴とする(9)記載の液晶表示装置。
クスとは、金属膜をパターニングして得られる。
低反射特性が向上された酸化金属/金属の2層膜でも、
あるいはさらに、低反射特性が改善された、酸化金属/
金属/酸化金属などの3層膜でも良い。金属としては、
クロム、ニッケルなどが好ましく用いられる。
エッチング液を用いたエッチングによりパターニングが
可能である。
黒色着色材を含む樹脂をパターニングしたものである。
該樹脂としては、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、アル
キド樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルアルコール、フェ
ノール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂な
どを採用することができる。黒色着色材としては、カー
ボンブラック、グラファイトや黒色染料などが採用でき
る。さらに色調を整えるために紫などの着色材を添加す
ることも適宜許される。
厚を大きくしないと静電気のため温度制御板上でガラス
基板が密着し、工程上の搬送不良が生じやすが、一方、
膜厚の増大は透明性を低下させる。本発明では、2kΩ
・cm以下の比抵抗値、好ましくは600Ω・cm以
下、さらに好ましくは300Ω・cm以下になるように
成膜した透明導電膜を用いることによって、1000枚
連続搬送テストにおいても、全く搬送不良は生じないカ
ラーフィルターを得ることができる。
ルでは、厚い場合で透過率が90%未満であると、明視
野の画素透過率が低くなること、またコントラスト的に
も、不利となる事が分かった。特に、表面側にも透明導
電膜(透明電極)を必要とする場合には、その透過率も
影響するので、実質的に透明性を有する基板として用い
るには、裏面側透明導電膜が96%以上の透過率、好ま
しくは98%以上であれば、光学特性値など特に問題は
生じないことを見出した。
〜(4)が有効である。
主成分とする透明導電膜。
数種を組み合わせて得られる合金を主成分とする透明導
電膜。
ヒクルを主成分とする透明導電膜。
物数種を組み合わせて得られる合金とビヒクルを主成分
とする透明導電膜。
基板、ガラス基板を用いる。カラーフィルター用途に
は、主にガラス基板を用いる場合が多い。本発明の透明
導電膜はディッピング(Dip)法、化学気相成長(C
VD)法、物理気相成長(PVD)法、真空蒸着法、ス
パッタリング法、イオンプレーティング法などのいずれ
かの方法によって成膜され、主としてカラーフィルター
用ガラスの裏面側の電荷を除去するために用いられる。
本発明に特に使用される透明導電膜としては、透明性が
高く、カラー表示適性を損なわない優れたものが好まし
い。代表的な透明導電膜の具体例を示すと、Al、M
o、Cr、Ta、Cu、W、Ti、Au、Ag、In、
Ge、Tb、ITO、In2 O3 、SnO2 、ZnO、
ZnO−Ga、NiCr、等の公知の金属または金属酸
化物が挙げられる。実用的には、上記金属または金属酸
化物の数種組み合わせた合金などが挙げられる。
なう事なく、導電性に優れており、より好ましく用いら
れる。これらの原料は、必要に応じて酸化処理などの表
面処理がなされている場合もある。
ルター上における透明導電膜の膜厚は、10nm以上1
00nm以下、好ましくは15nm以上80nm以下、
さらに好ましくは、20nm以上50nm以下が適して
いる。これより厚いと透過率が下がりすぎてしまい、こ
れより薄いと導電性が不十分となって、搬送性などが問
題となる。
クマトリックスの形成の際に用いられるエッチング液に
侵される。したがって、金属ブラックマトリックスを基
板に形成パターニング後、裏面側に成膜されるのが好ま
しい。しかし、一方、樹脂ブラックマトリックスの形成
に用いられる現像液には侵されない。したがって、予め
基板裏面側に透明導電膜が形成されても、何ら問題な
く、むしろブラックマトリックス工程での除電効果が発
揮される。
成について、具体例を示す。
ーストを塗布し、例えばITOペーストの硬化膜を形成
する。塗布はスピンナー、デイップコーテイング、ロー
ルコーテイング、ダイコーテイング等の方法が適用さ
れ、加熱によって乾燥硬化させる。基材にもよるが、乾
燥はオーブン、ホットプレートあるいは赤外線を使用し
60℃以上300℃の範囲で数時間から数秒実施する。
硬度を損なわない温度範囲として、乾燥温度は最終的に
80℃以上250℃、特に100℃以上200℃が好ま
しく、熱処理時間は、数時間から数分実施する。これよ
り高温度では、クラックなどの不都合が生じ、低温度で
は、乾燥硬化が不十分となる。
電膜をスパッタリングし、例えばITOの膜を形成す
る。スパッタリングは、市販されている機器を用い、枚
葉装置やインライン装置等の方法が適用される。基板温
度が20℃以上300℃以下の範囲になるよう数分から
数秒加熱が行なわれ、導電性を損なわない範囲が好まし
い。基板温度が好ましくは150℃以上280℃以下の
範囲になるよう数秒加熱が行なわれる。特に180℃以
上250℃以下の範囲になるよう数秒の加熱が好まし
い。基板温度に応じて数分から数秒の加熱が適用され
る。上記の範囲より高温では、カラーフィルター表面で
のクラック発生などの不都合が生じる。
電膜を蒸着し、例えばITOの膜を形成する。蒸着は、
市販されている機器を用い、枚葉装置等の方法が適用さ
れる。基板温度が20℃以上300℃以下の範囲になる
よう数分から数秒加熱が行なわれ、導電性を損なわない
範囲が好ましい。基板温度が好ましくは150℃以上2
80℃以下の範囲になるよう数秒加熱が行なわれる。特
に180℃以上250℃以下の範囲になるよう数秒の加
熱が好ましい。基板温度に応じて数分から数秒の加熱が
適用される。上記の範囲より高温では、カラーフィルタ
ー表面でのクラック発生などの不都合が生じる。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
た。
ordar”SE−3300を用いて、透明導電膜の有
無による段差測定にて、膜厚を求めた。
a”または”Hiresta”を用いて、4探針法によ
って表面抵抗値(シート抵抗)を測定し、膜厚を乗じて
比抵抗値を求めた。
000”C光源を用いて測定を行った。JIS Z87
01−1982に定めるXYZ表色系における三刺激値
のY値は、視感透過率を表す。透明基板裏面側の透明導
電膜の透過率は透明基板上に透明導電膜みを形成した試
料を用いて測定する。透明基板をリファレンスとして算
出した透明導電膜だけのY値を透過率とした。
−0101”を用いてサンプルからの検出距離10mm
での帯電電位を求めた。
き基板洗浄機を用いて、水洗、水きり後、赤外線乾燥、
2段の冷却板での冷却後の基板搬送性を評価した。
インSP−910)にカーボンブラックを分散混合した
ペーストを用意。本分散混合ペーストを透明基板上に、
キュア後の膜厚が1.0μmとなるようにスピナーで塗
布後、120℃で20分間セミキュアし、冷却後、ポジ
型フォトレジスト(東京応化(製)OFPR−800)
を乾燥後の膜厚が1.0μmとなるようにスピナーで塗
布後、90℃で10分間セミキュアした。キャノン
(株)製紫外線露光機PLA−501Fを用いて、格子
状パターンのクロム製のフォトマスクを介して150m
J/cm2(365nmの紫外線強度)露光した。露光
後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの
2.38%の水溶液からなる現像液に浸漬し、フォトレ
ジストの現像、ポリイミド前駆体塗膜のエッチングを同
時に行った。エッチング後、不要となったフォトレジス
ト層を、アセトンにて剥離した。このようにして開口部
を形成した後、エッチングされたポリイミド前駆体塗膜
を260℃で30分間キュアして、ポリイミドに転換
し、樹脂ブラックマトリックス(遮光)層を形成した。
(膜厚110nm)を通常のフォトリソグラフィー法を
用いて、クロムブラックマトリックス層を形成した。パ
ターン形成は、フォトレジストの塗布、乾燥、紫外線露
光機を用いて露光、アルカリ現像液に浸漬した後、クロ
ムの酸エッチング、不要となったフォトレジストをアセ
トンにて剥離、表面乾燥という工程を経て、クロムブラ
ックマトリックス層を形成した。
インSP−910)に赤、緑、青、のそれぞれの顔料を
ホモジナイザーにて分散混合し、更に溶媒にて希釈し
て、R、G、Bペーストをそれぞれ調製した。
に、参考例3の赤顔料のペーストを全面塗布、セミキュ
ア後、フォトリソグラフィー法(参考例1と同様)によ
って、ストライプ状にパターン形成し、ブラックマトリ
ックス開口部の1/3を埋めるように形成した後、キュ
アして、赤画素を完成した。次に、ブラックマトリック
スと赤画素を有する透明基板上に、赤画素を形成するの
と同様にして、参考例3の緑顔料のペーストを全面塗
布、セミキュア後、フォトリソグラフィー法によってブ
ラックマトリックス開口部の他の1/3に対して、スト
ライプ状に緑画素を形成した後、キュアして、緑画素を
完成した。さらに、同様にしてブラックマトリックスと
赤画素と緑画素を有する透明基板上に、青顔料のペース
トを全面塗布、セミキュア後、フォトリソグラフィー法
によって、ブラックマトリックス開口部の他の1/3に
対して、ストライプ状に青画素を形成した後、キュアし
て、青画素を完成した。このようにして、樹脂ブラック
マトリックスとR、G、Bストライプを有する透明基板
を得た。
は、参考例4と全く同様にして、クロムブラックマトリ
ックスとR、G、Bストライプを有する透明基板を得
た。
し、裏面側の透明基板上に、スパッタリング法(スパッ
タ装置は、株式会社シンクロン製・マグネトロン型BS
C−7033)にてITO層を形成した。スパッタ装置
内でのITO層形成前の真空排気時間は30分、ITO
の層形成中の基板温度は200℃とした。DC電源を使
用し、磁場は400ガウス、酸素分圧は1%、出力は
1.4kwで、ITO膜を形成した。その後、参考例4
と同様に、表面側にフォトリソグラフィー法によって、
R、G、Bストライプ状に画素を形成させ、透明基板サ
ンプルを得た。
とした他は、参考例6と全く同様にして、R、G、Bス
トライプ状に画素を形成させ透明基板サンプルを得た。
ロピルメトキシシラン23.6gを10℃に冷却し、撹
拌しながら0.01N規定塩酸水溶液5.4gを徐々に
滴下し、滴下後、室温にてさらに1時間撹拌を続けてシ
ラン加水分解物を得た。
で得たシラン加水分解物にエチルアルコ−ル7.5g、
フェネチルアルコ−ル42.5g、シリコ−ン系界面活
性剤0.05gを添加混合し、アルミニウムアセチルア
セトナ−ト0.5gを添加し、充分に撹拌した後、さら
に導電微粒子として、平均粒子径0.05μmの酸化イ
ンジウム/酸化スズ系混合無機酸化物を20.5g添加
し、充分に分散して導電ペーストコーティング液を得
た。
Bストライプを有する透明基板の表面側に市販のアクリ
ル系保護膜材料をスピナーで塗布し、100℃で10分
間、さらに250℃で60分間キュアを実施して、厚さ
1.0μmの保護膜を形成させた。
画素と青画素とを有するカラーフィルター側を表面と
し、透明基板の裏面上に、スピンコ−ト法にて参考例9
で得た導電ペーストコーティング液を塗布。回転数は最
初400回転/分で2秒間、次に1000回転/分で8
秒間とした。この後、80℃で10分間、さらに120
℃で4時間加熱キュアした。本実施例において得られた
カラーフィルター基板は、透明導電膜の厚みが260n
mであった。緑画素の透過率は53.5%と良好であっ
た。該透明導電膜の比抵抗は1.95kΩ・cmであっ
た。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の電位は
−0.03KVであり、搬送性は良好であった。同様に
して素ガラス上に該透明導電膜を形成し透明導電膜のみ
の透過率を測定したところ、96.1%であった。
透明基板の裏面上に、スピンコート法にて導電ペースト
コーティング液を塗布後、回転数を変更してサンプルを
得た。回転数は最初400回転/分で2秒間、次に80
0回転/分で8秒間とした。この後、実施例1と同様に
加熱キュアした。透明導電膜の厚みは410nmで、緑
画素の透過率は52.9%と実施例1に比べ不良であっ
た。該透明導電膜の比抵抗は1.80kΩ・cmであっ
た。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の電位は
−0.03KVで、搬送性は良好であった。同様にして
素ガラス上に該透明導電膜を形成し透明導電膜のみの透
過率を測定したところ、95.0%であった。
透明基板の裏面上に、スピンコート法にて導電ペースト
コーティング液を塗布後、回転数を変更してサンプルを
得た。回転数は最初400回転/分で2秒間、次に60
0回転/分で8秒間とした。この後、実施例1と同様に
加熱キュアした。透明導電膜の厚みは570nmで、緑
画素の透過率は52.2%と実施例1に比べ不良であっ
た。該透明導電膜の比抵抗は1.48kΩ・cmであっ
た。、基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の電位
は−0.03KVで、搬送性は良好であった。同様にし
て素ガラス上に該透明導電膜を形成し透明導電膜のみの
透過率を測定したところ、93.8%であった。
画素と青画素とを有するカラーフィルター側を表面と
し、透明基板の裏面上に酸化錫微粒子を分散させた導電
性塗料(触媒化成工業(株)製”ELCOM”P304
7)をスピンコート法にて塗布し、110℃ で5分間
乾燥し、厚さ1μmの透明導電膜を得た。緑画素の透過
率は52.3%と実施例1に比べて小さく不良であっ
た。該透明導電膜の比抵抗値は104Ω・cmと大きか
った。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の電位
は−0.1kVで、静電気のため温度制御冷却板上でか
らリフトピンにてガラス基板を剥離しにくく位置ずれが
おきることがあり、搬送性は不良であった。同様にして
素ガラスに上に該透明導電膜を形成し透明導電膜のみの
透過率を測定したところ、透過率は94%であった。
同様にして透明導電膜が裏面に形成されたカラーフィル
ターを得た。該カラーフィルターの緑画素の透過率は4
8%で実施例1に比べて小さく不良であった。該透明導
電膜の比抵抗値は104Ω・cmと大きかった。基板洗
浄機通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.04
kVで、搬送性は良好でった。同様にして素ガラスに上
に該透明導電膜を形成し透明導電膜のみの透過率を測定
したところ、透過率は86%であった。
画素、青画素を有するカラーフィルターにおいて、画素
を形成した側を表面として、透明基板の裏面上に、スパ
ッタリング法にてITO膜を形成したサンプルを得た。
スパッタリング時の基板温度は200℃ とした。IT
O膜厚みは、10nmで、緑画素の透過率は55.5%
であった。該ITO膜の比抵抗値は6×10-2Ω・cm
であった。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の
電位は−0.03KVで、搬送性は良好であった。同様
にして素ガラス上に該ITO膜を形成しITO膜のみの
透過率を測定したところ、99.7%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、15nmとした。
緑画素の透過率は55.5%であった。該ITO膜の比
抵抗値は3.15×10-2Ω・cmであった。基板洗浄
機通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03K
Vで、搬送性は良好であった。同様にして素ガラス上に
該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定したと
ころ、99.6%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、21nmとした。
緑画素の透過率は55.4%であった。該ITO膜の比
抵抗値は8.61×10-3Ω・cmであった。基板洗浄
機通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03K
Vで、搬送性は良好であった。同様にして素ガラス上に
該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定したと
ころ、99.5%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、30nmとした。
緑画素の透過率は54.0%であった。該ITO膜の比
抵抗値は4×10-3Ω・cmであった。基板洗浄機通過
後のカラーフィルター基板の電位は−0.03KVで、
搬送性は良好であった。同様にして素ガラス上に該IT
O膜を形成しITO膜のみの透過率を測定したところ、
99.1%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、48nmとした。
緑画素の透過率は57.0%であった。該ITO膜の比
抵抗値は9.1×10-4Ω・cmであった。基板洗浄機
通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03KV
であり、搬送性は、良好であった。同様にして素ガラス
上に該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定し
たところ、98.3%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、82nmとした。
緑画素の透過率は54.3%であった。該ITO膜の比
抵抗値は5.4×10-4Ω・cmであった。基板洗浄機
通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03KV
であり、搬送性は、良好であった。同様にして素ガラス
上に該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定し
たところ、97.4%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、100nmとし
た。緑画素の透過率は54.0%であった。該ITO膜
の比抵抗値は3.6×10-4Ω・cmであった。基板洗
浄機通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03
KVであり、搬送性は良好であった。同様にして素ガラ
ス上に該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定
したところ、97.0%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、145nmとし
た。緑画素の透過率は53.8%であった。比抵抗値は
2.18×10-4Ω・cmであった。基板洗浄機通過後
のカラーフィルター基板の電位は−0.03KVであ
り、搬送性は、良好であった。同様にして素ガラス上に
該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測定したと
ころ、96.5%であった。
画素、緑画素、青画素を有するカラーフィルターにおい
て、画素を形成した側を表面として、透明基板の裏面上
に、スパッタリング法にてITO膜を形成したサンプル
を得た。ただし、ITO膜の厚みは、180nmとし
た。緑画素の透過率は53.5%であった。該ITO膜
の比抵抗値は2.16×10-4Ω・cmであった。基板
洗浄機通過後のカラーフィルター基板の電位は−0.0
3KVであり、搬送性は良好であった。同様にして素ガ
ラス上に該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測
定したところ、96.0%であった。
画素、緑画素、青画素形成前に透明基板裏面にITO膜
を形成したカラーフィルターサンプルの裏面のITO膜
の厚みは、12nmで、緑画素の透過率は55.5%で
あった。該ITO膜の比抵抗値は5.64×10-2Ω・
cmであった。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基
板の電位は−0.03KVであり、搬送性は良好であっ
た。同様にして素ガラス上に該ITO膜を形成しITO
膜のみの透過率を測定したところ、99.7%であっ
た。
赤画素、緑画素、青画素形成前に透明基板裏面にITO
膜を形成したカラーフィルターサンプルのITO膜の厚
みは、12nmで、緑画素の透過率は55.5%であっ
た。該ITO膜の比抵抗値は5.40×10-2Ω・cm
であった。基板洗浄機通過後のカラーフィルター基板の
電位は−0.03KVであり、搬送性は良好であった。
同様にして素ガラス上に該ITO膜を形成しITO膜の
みの透過率を測定したところ、99.7%であった。
素、緑画素、青画素を形成し、さらにアクリル系保護膜
を積層したサンプルの裏面側にスパッタリング法にてI
TO膜を形成した。ITO膜の厚みは、13nmで緑画
素の透過率は55.5%であった。該ITO膜の比抵抗
値は4.30×10-2Ω・cmであった。基板洗浄機通
過後のカラーフィルター基板の電位は−0.03KVで
あり、搬送性テストは、良好であった。同様にして素ガ
ラス上に該ITO膜を形成しITO膜のみの透過率を測
定したところ、99.6%であった。
ックスと赤画素と緑画素と青画素とを有し、透明基板の
裏面上に透明導電膜のない)を比較サンプルとしてテス
トした。基板洗浄機通過後のサンプルの電位は、−0.
06KVと実施例に比べてやや大きかった。緑画素の透
過率は55.7%であった。搬送性テストは、静電気の
ため冷却板からリフトピンにてガラス基板を剥離しにく
く、大きくガラスが撓むなど、搬送性は不良であった。
通過後のサンプルの電位は、−2.1kVと大きかっ
た。搬送性テストは、静電気のため冷却板からリフトピ
ンにてガラス基板を剥離しにくく、大きくガラスが撓む
など、搬送性は不良であった。
透明基板の裏面に透明導電膜を設けることによって、帯
電防止効果を有することを特徴とするカラーフィルター
は、搬送性が良好で、しかも透明性が良好であり、かつ
静電気を原因とするプラスチックビーズ(スペーサー)
の偏在による表示ムラ欠陥のないカラーフィルターを得
ることができる。また、横電界駆動方式の液晶表示装置
において、外部からの電界の侵入を抑制することができ
表示品質を改善できる。
Claims (10)
- 【請求項1】透明基板の表面側に少なくとも3色の画素
を有するカラーフィルターにおいて、透明基板裏面側に
透明導電膜を有することを特徴とするカラーフィルタ
ー。 - 【請求項2】透明基板裏面側の透明導電膜の比抵抗値が
2kΩ・cm以下であることを特徴とする請求項1に記
載のカラーフィルター。 - 【請求項3】透明基板裏面側の透明導電膜の透過率が9
6%以上であることを特徴とする請求項1に記載のカラ
ーフィルター。 - 【請求項4】透明基板裏面側の透明導電膜の膜厚が10
nm以上100nm以下であることを特徴とする請求項
1に記載のカラーフィルター。 - 【請求項5】透明基板の表面側にオーバーコートを設け
ることを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ
ー。 - 【請求項6】カラーフィルターを構成するブラックマト
リックスが樹脂ブラックマトリックスであることを特徴
とする請求項1に記載のカラーフィルター。 - 【請求項7】透明基板裏面側に透明導電膜を設けた後、
表面側に樹脂ブラックマトリックスと画素を設けること
を特徴とするカラーフィルターの製造方法。 - 【請求項8】透明基板の表面側に金属ブラックマトリッ
クスを形成した後、裏面側に透明導電膜を設け、さらに
表面側に画素を設けることを特徴とするカラーフィルタ
ーの製造方法。 - 【請求項9】請求項1〜5に記載のカラーフィルターを
用いたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項10】液晶表示装置が横電界駆動方式であるこ
とを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2983298A JPH10293207A (ja) | 1997-02-24 | 1998-02-12 | カラーフィルターおよびカラーフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3929997 | 1997-02-24 | ||
| JP9-39299 | 1997-02-24 | ||
| JP2983298A JPH10293207A (ja) | 1997-02-24 | 1998-02-12 | カラーフィルターおよびカラーフィルターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10293207A true JPH10293207A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=26368083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2983298A Pending JPH10293207A (ja) | 1997-02-24 | 1998-02-12 | カラーフィルターおよびカラーフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10293207A (ja) |
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-
1998
- 1998-02-12 JP JP2983298A patent/JPH10293207A/ja active Pending
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