JPH0667172B2 - ステツピングモ−タの磁極板の組立方法 - Google Patents

ステツピングモ−タの磁極板の組立方法

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JPH0667172B2
JPH0667172B2 JP62004454A JP445487A JPH0667172B2 JP H0667172 B2 JPH0667172 B2 JP H0667172B2 JP 62004454 A JP62004454 A JP 62004454A JP 445487 A JP445487 A JP 445487A JP H0667172 B2 JPH0667172 B2 JP H0667172B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はステッピングモータの磁極板の組立方法に関す
る。詳説すれば、磁極板同志及び押えばねと磁極板との
組立に関する。
(従来の技術並びに発明の解決しようとする問題点) 従来例においては、磁極板を組み立てる際には溶接方法
を採用していた。第9図に図示のように、重ね合わせた
磁極板a,bの一方aの内側に溶接用凸部cを設け、磁
極板a,bの外側にそれぞれ配設した電極棒d,e間に
通電することにより、凸部cにより磁極板a,bを溶着
していた。
しかしこの電気溶接方式では、電気抵抗溶接時に発生す
るスパッタリングによる塵埃のため又は電気抵抗のわず
かな差に起因して溶接部の強度が変化するため、磁極板
間の強靱な溶着を実施できない等の問題点があった。
又公知例として、かしめにより金属板を結合する方法が
開示されている(特公昭44−3474)。この方法は
「圧縮加工により凹部を形成すると共に硬度を付加せし
め該凹部のほぼ中心に嵌合口を穿設せる金属板及び突起
部を形成せる金属板を、前者金属板の嵌合口より後者金
属板の突起部を嵌合せしめるように重合し、前者金属板
の凹部にて後者金属板の突起部を着するようにした」
ものである。
この方法は、前記特公昭44−3474号公報において
説明するように、第1の金属板の突起部の先端部を鋲代
わりに第2の金属板にかしめて両金属板を結合する従来
の方法においては、かしめられる金属板の板厚が厚い場
合、或いはその材質が銅アルミ系軽金属であって結合口
の開口端部の硬度が低い場合にはかしめ不良剥離が起こ
る等の欠陥を有するので、これを克服するために、下端
に突起を有するポンチの下降運動により基台に載置した
金属板に衝撃的に圧縮加工を施し凹部を形成して凹部の
硬度を増加すると共に、凹部のほぼ中心位置に嵌合口を
穿設して第2の金属板を形成し、第1の金属板の突起部
を第2の金属板の嵌合口に上端部を突出せしめて嵌合
し、第2の金属板と重合し、第1の金属板の突起部の先
端部を第2の金属板の凹部内にかしめるものである。
しかしながら、この改良された金属板結合方法において
は、凹部内の着は必ずしも完全な固定をもたらすもの
ではなく、使用中に水平方向の外力が加わった場合に
は、着した突起部が凹部内を横動するので、突起部と
凹部との間に隙間が形成され、いわゆるガタが発生し、
両金属板の着固定に不具合が生じる等の問題点があっ
た。又改良される以前の鋲状頭により両金属板を結合す
る方法においても、鋲状頭とかしめた金属板との間にす
きまによるガタが発生し易い等の問題点があった。
(問題を解決するための手段、作用) 本発明は前述の欠陥を克服することを目的とするもの
で、磁極板が互いに又は磁極板と押えばねとが密着的に
着され、使用中に部材間に隙間やズレの発生すること
のない磁極板の組立方法を提供する。
第1は、円板状磁極板同志を組み立てるステッピングモ
ータの磁極板の組立方法に関する。
すなわち、一面に凸部(10)と他面にカシメパンチ用
凹部(12)とを設けた第2の円板状磁極板(8)と凸
部(10)とほぼ同一の内法の透孔(14)を穿設した
第1の円板状磁極板(6)とを準備し、 第1の円板状磁極板(6)の下に第2の円板状磁極板
(8)を重ねて、凸部(10)を透孔(14)に下方よ
り挿入し、 凹部(12)より狭い巾を具えた角状突起(16)と凹
部(12)の内法とほぼ同一の巾を具えた段部(17)
とを有する第1のカシメパンチ(18)を凹部(12)
の下方より当てがい、凹部(12)又は凸部(10)よ
りも巾の狭い突起(20)を具えた第2のカシメパンチ
(22)を上方より下降せしめて、凸部(10)へ衝撃
を加えて、下方に位置する第1のカシメパンチ(18)
の角状突起(16)と同形のくぼみ(19)及び凹部
(12)と同形の段部(17)を形成し、同時に第2の
カシメパンチ(22)の突起(20)の下降時の衝撃力
により、凸部(10)をその中心部より斜め上方に変形
して、透孔(14)内側面に、第2の円板状磁極板
(8)の凸部(10)を密着嵌合せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法である。
第2は、円筒状磁極板同志を組み立てるステッピングモ
ータの磁極板組立方法に関する。
すなわち、底面(3)の一面に凸部(10)と他面にカ
シメパンチ用凹部(12)を設けた第1の円筒状磁極板
(2)と、底面(5)に凸部(10)とほぼ同一の内法
の透孔(14)を穿設した第2の円筒状磁極板(4)と
を準備し、 第2の円筒状磁極板(4)の底面(5)の下に第1の円
筒状磁極板(2)の底面(3)を重ねて、凸部(10)
を透孔(14)に下方より挿入し、 凹部(12)より狭い巾を具えた角状突起(16)と凹
部(12)の内法とほぼ同一の巾を具えた段部(17)
とを有する第1のカシメパンチ(18)を凹部(12)
の下方より当てがい、凹部(12)または凸部(10)
よりも巾の狭い突起(20)を具えた第2のカシメパン
チ(22)を上方より下降せしめて、凸部(10)へ衝
撃を加えて、下方に位置する第1のカシメパンチ(1
8)の角状突起(16)と同形のくぼみ(19)及び凹
部(12)と同形の段部(17)を形成し、同時に第2
のカシメパンチ(22)の突起(20)の下降時の衝撃
力により、凸部(10)をその中心部より斜め上方へ変
形して、透孔(14)内側面に、第1の円筒状磁極板
(2)の底面(3)の凸部(10)を密着嵌合せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法である。
第3は、押えばねを円筒状磁極板又は円板状磁極板へ組
立てるステッピングモータの磁極板の組立方法に関す
る。
すなわち、底面(9)の一面に凸部(10)と他面にカ
シメパンチ用凹部(12)を設けた第2の円板状磁極板
(8)または底面(3)の一面に凸部(10)と他面に
カシメパンチ用凹部(12)を設けた第1の円筒状磁極
板(2)と、凸部(10)とほぼ同一の内法の透孔(3
0)を穿設した押えばね(24)とを準備し、 第1の円筒状磁極板(2)の底面(3)または第2の円
板状磁極板(8)の底面(9)に押えばね(24)を重
ねて、凸部(10)を透孔(30)へ下方より挿入し、 凹部(12)の内法と同一巾の突起(32)を具えたカ
シメパンチ(34)を下方より第1の円筒状磁極板
(2)の底面(3)の凹部(12)または第2の円板状
磁極板(8)の凹部(12)に当てがい、凹部(12)
または凸部(10)よりも巾の狭い突起(20)を具え
た第2のカシメパンチ(22)を上方より下降せしめ
て、凸部(10)に衝撃を加えて、凸部(10)をその
中心より斜め上方へ変形し、変形端部により、押えばね
(24)を第1の円筒状磁極板(2)又は第2の円板状
磁極板(8)へ係着せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法である。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
本実施例のパーマネントマグネット型ステッピングモー
タは、第1の円筒状磁極板2、第2の円筒状磁極板4及
び第1の円板状磁極板6、第2の円板状磁極板8とを有
する。
第3図乃至第5図は第1、第2の円板状磁極板6,8の
組立順序を図示する。第3図において、下側に位置する
第2の円板状磁極板8の底面9の上面には凸部10を、
下面には凸部10に対向する位置に凹部12をそれぞれ
形成する。又上側に位置する第1の円板状磁極板6には
前記凸部の巾とほぼ同一の内法を具え、凸部10の嵌合
可能な透孔14を穿設する。第4図、第5図は組立て工
程を示すもので、先ず第2の円板状磁極板8の凸部10
を下方より第1の円板状磁極板6の透孔14に押しこ
み、次に第2の円板状磁極板8の凹部12に、この凹部
よりも僅かに小さい径を有する角状突起16とこの凹部
の内法とほぼ同一の巾を具えた段部17を具えた第1の
カシメパンチ18を下方より挿入して凹部12に当てが
い、凹部12又は凸部10よりも巾の狭い突起20を具
えた第2のカシメパンチ22を上方より降下せしめて、
透孔14へ挿入した凸部10へ衝撃を加える。この衝撃
作用により、下方に位置する第1のカシメパンチ18の
角状突起16と同形のくぼみ19と段部17を形成する
と同時に第2のカシメパンチ22の下降時の衝撃作用に
より、その突起部20が凸部10の頭部をたたき、凹部
を形成する際に分力により凸部10は透孔14内でその
中心より矢印方向(第5図)に変形23して、第1の円
板状磁極板6の透孔14の内側面に第2の円板状磁極板
8の凸部10を密着嵌合せしめるので、円板状磁極板
6,8は抜け落ちないように組み立てられる(第2図参
照)。
本実施例は、円板状磁極板6,8の組立てについて述べ
たが、円筒状磁極板2,4の組立てについても同様な方
法で行われることは勿論である。この場合には、第1図
に図示のように、第1の円筒状磁極板2の底面3と第2
の円筒状磁極板4の底面5とを重ねた状態で、円筒状磁
極板2,4を組み立てるもので、原理的には第2図〜第
5図を参照して説明したと同様な方法が実施される。
次に第1の円筒状磁極板2に押えばね24を組み付ける
場合について説明する。原理的には、前述の第1、第2
の円板状磁極板6,8と全く同一である。第1図、第6
図、第7図、第8図において、第1の円筒状磁極板2の
底面3には凸部10、凹部12を、押えばね24には透
孔30を設ける。凹部12にはカシメパンチ34の突起
32を下方より嵌合し、押えばね24の透孔30にはカ
シメパンチ22の突起部20を当てがい、カシメパンチ
22を下降せしめて衝撃を加えると、この衝撃作用によ
り第1の円筒状磁極板2の凸部10を矢印方向へ変形4
0し、この変形部40の端部で押えばね24上面をおお
うので、押えばね24は第1の円筒状磁極板2に密に係
着され、押えばね24と第1の円筒状磁極板2との組立
てが完了する(第2図参照)。
又同一の原理に基づく方法により、第2の円板状磁極板
8の底面9へ押えばね24を組み立てることができる
(第1図参照)。
尚第2図に図示のように、第1、第2の円板状磁極板
6,8の端部にそれぞれ形成した断面L字状部42,4
4とで逆コ字状のカシメ用逃げ孔46を構成し、この逃
げ孔46にカシメ用刃部(図示せず)を圧入してかしめ
を行い、第1、第2の円筒状磁極板2,4と第1、第2
の円板状磁極板6,8との組み付けを強固にすることが
できる。
尚本実施例においては、パーマネントマグネット型のス
テッピングモータについて説明したが、この型以外のモ
ータの磁極板についても、同様の方法を用いて組み立て
ることが可能であり、従って同様の作用、効果を達成す
ることが可能であることは勿論である。
(効果) 本発明における一対の円板状磁極板又は一対の円筒状磁
極板(以下単に磁極板という)は下方に位置する磁極板
の凸部を上方に位置する磁極板の透孔に嵌合し、嵌合し
た磁極板の上、下方向にそれぞれ配設した一対のカシメ
パンチを用いて、上方に設けたカシメパンチの下降時の
衝撃作用により、上方の磁極板の透孔に係合する凸部を
斜め方向に変形せしめて、凸部を透孔内側面に密着させ
ることにより、上下磁極板を組み立てる方法を採用して
いるので、上、下磁極板の抜け落ちが防止され、磁極板
の嵌着部にガタが発生しない等の効果がある。
又押えばねを磁極板へ組み付ける場合には、一対のカシ
メパンチを用いて、磁極板の凸部を変形し、この変形部
で押えばねの上面をおおうように形成したので、押えば
ねと磁極板との抜け落ちとガタ防止に役立つことができ
る。また形状の異なる円筒状磁極板、円板状磁極板にそ
れぞれ同一機能をもつ凸部と透孔とを設けてあるから、
円筒状磁極板と円板状磁極板との相互の組立てを迅速容
易に組み替えることができ、又円筒状磁極板と押えば
ね、円板状磁極板と押えばねとの組み付けも容易且つ迅
速に実施できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパーマネントマグネット型ステッ
ピングモータ磁極板の組立て構成を示す一実施例の一部
切欠断面図。第2図は磁極板の位置を組み替えた別の実
施例の一部切欠断面図。第3図、第4図、第5図は本発
明に係る円板状磁極板の組立て方法の順序を示す略線断
面図。第6図、第7図、第8図は円筒状磁極板と押えば
ねとの組立て方法の順序を示す略線図。第9図は従来例
の磁極板の溶接関係を示す略線図。第10図(A),
(B)は本発明に係る円板状磁極板の斜視図。 2…第1の円筒状磁極板、3…第1の円筒状磁極板の底
面、4…第2の円筒状磁極板、5…第2の円筒状磁極板
の底面、6…第1の円板状磁極板、8…第2の円板状磁
極板、9…第2の円板状磁極板の底面、10…凸部、1
2…凹部、14…透孔、16…角状突起、17…段部、
18…第1のカシメパンチ、19…くぼみ、20…突
起、22…第2のカシメパンチ、23…変形、24…押
えばね、30…透孔、32…突起、34…カシメパン
チ、40…変形部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に凸部(10)と他面にカシメパンチ
    用凹部(12)とを設けた第2の円板状磁極板(8)
    と、凸部(10)とほぼ同一の内法の透孔(14)を穿
    設した第1の円板状磁極板(6)とを準備し、 第1の円板状磁極板(6)の下に第2の円板状磁極板
    (8)を重ねて、凸部(10)を透孔(14)に下方よ
    り挿入し、 凹部(12)より狭い巾を具えた角状突起(16)と凹
    部(12)の内法とほぼ同一の巾を具えた段部(17)
    とを有する第1のカシメパンチ(18)を凹部(12)
    の下方より当てがい、凹部(12)又は凸部(10)よ
    りも巾の狭い突起(20)を具えた第2のカシメパンチ
    (22)を上方より下降せしめて、凸部(10)へ衝撃
    を加えて、下方に位置する第1のカシメパンチ(18)
    の角状突起(16)と同形のくぼみ(19)及び凹部
    (12)と同形の段部(17)を形成し、同時に第2の
    カシメパンチ(22)の突起(20)の下降時の衝撃力
    により、凸部(10)をその中心部より斜め上方に変形
    して、透孔(14)内側面に、第2の円板状磁極板
    (8)の凸部(10)を密着嵌合せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法。
  2. 【請求項2】底面(3)の一面に凸部(10)と他面に
    カシメパンチ用凹部(12)を設けた第1の円筒状磁極
    板(2)と、底面(5)に凸部(10)とほぼ同一の内
    法の透孔(14)を穿設した第2の円筒状磁極板(4)
    とを準備し、 第2の円筒状磁極板(4)の底面(5)の下に第1の円
    筒状磁極板(2)の底面(3)を重ねて、凸部(10)
    を透孔(14)に下方より挿入し、 凹部(12)より狭い巾を具えた角状突起(16)と凹
    部(12)の内法とほぼ同一の巾を具えた段部(17)
    とを有する第1のカシメパンチ(18)を凹部(12)
    の下方より当てがい、凹部(12)または凸部(10)
    よりも巾の狭い突起(20)を具えた第2のカシメパン
    チ(22)を上方より下降せしめて、凸部(10)へ衝
    撃を加えて、下方に位置する第1のカシメパンチ(1
    8)の角状突起(16)と同形のくぼみ(19)及び凹
    部(12)と同形の段部(17)を形成し、同時に第2
    のカシメパンチ(22)の突起(20)の下降時の衝撃
    力により、凸部(10)をその中心部より斜め上方へ変
    形して、透孔(14)内側面に、第1の円筒状磁極板
    (2)の底面(3)の凸部(10)を密着嵌合せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法。
  3. 【請求項3】底面(9)の一面に凸部(10)と他面に
    カシメパンチ用凹部(12)を設けた第2の円板状磁極
    板(8)、または底面(3)の一面に凸部(10)と他
    面にカシメパンチ用凹部(12)を設けた第1の円筒状
    磁極板(2)と、凸部(10)とほぼ同一の内法の透孔
    (30)を穿設した押えばね(24)とを準備し、 第1の円筒状磁極板(2)の底面(3)、または第2の
    円板状磁極板(8)の底面(9)に押えばね(24)を
    重ねて、凸部(10)を透孔(30)へ下方より挿入
    し、 凹部(12)の内法と同一巾の突起(32)を具えたカ
    シメパンチ(34)を下方より第1の円筒状磁極板
    (2)の底面(3)の凹部(12)または第2の円板状
    磁極板(8)の凹部(12)に当てがい、凹部(12)
    または凸部(10)よりも巾の狭い突起(20)を具え
    た第2のカシメパンチ(22)を上方より下降せしめ
    て、凸部(10)に衝撃を加えて、凸部(10)をその
    中心より斜め上方へ変形し、変形端部により、押えばね
    (24)を第1の円筒状磁極板(2)又は第2の円板状
    磁極板(8)へ係着せしめる ステッピングモータの磁極板の組立方法。
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