JPH0667309B2 - 帆立貝入りリキュールの製造法 - Google Patents
帆立貝入りリキュールの製造法Info
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- JPH0667309B2 JPH0667309B2 JP325390A JP325390A JPH0667309B2 JP H0667309 B2 JPH0667309 B2 JP H0667309B2 JP 325390 A JP325390 A JP 325390A JP 325390 A JP325390 A JP 325390A JP H0667309 B2 JPH0667309 B2 JP H0667309B2
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Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、清酒または蒸留酒と帆立貝を原料とするリキ
ュールの製造方法に関する。
ュールの製造方法に関する。
従来の技術 一般に貝類に上品な旨味があり、帆立貝などは生または
煮焼きして食べられ、酒の肴としてもよく用いられてい
るが、帆立貝を原料にして特有の風味を付したアルコー
ル飲料はいまだ製造されていない。
煮焼きして食べられ、酒の肴としてもよく用いられてい
るが、帆立貝を原料にして特有の風味を付したアルコー
ル飲料はいまだ製造されていない。
発明が解決しようとする問題点 そこで、家庭で手軽に楽しめる酒として、また貝の風味
づけの調味料として帆立貝の風味を生かした酒をつくる
ため研究を重ね、この発明に至った。帆立貝は生のまま
用いると生臭さが強く生じて少くとも飲料として不適当
なものができた。乾物即ち干し帆立貝を用いると、その
ままではやはり生臭さが生じることが分かった。
づけの調味料として帆立貝の風味を生かした酒をつくる
ため研究を重ね、この発明に至った。帆立貝は生のまま
用いると生臭さが強く生じて少くとも飲料として不適当
なものができた。乾物即ち干し帆立貝を用いると、その
ままではやはり生臭さが生じることが分かった。
本発明の目的は、干し帆立貝を焦げない程度に焼くこと
により生臭さがほとんどなく、上品な旨味と焙焼による
香ばしさが相まって帆立貝特有の風味が行かされたリキ
ュール(酒税法上)の製造法を提供することにある。
により生臭さがほとんどなく、上品な旨味と焙焼による
香ばしさが相まって帆立貝特有の風味が行かされたリキ
ュール(酒税法上)の製造法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の上記の目的は、干し帆立貝を焦げない程度に焙
焼し、前記焙焼した干し帆立貝を温度30〜70℃の清酒ま
たは蒸留酒と混和して帆立貝の成分を5〜40時間抽出
し、帆立貝成分の抽出後濾過により帆立貝を分離すると
ともに帆立貝成分の抽出によって生じた混濁を除去する
ことを特徴とするリキュールの製造法を提供することに
よって達成される。
焼し、前記焙焼した干し帆立貝を温度30〜70℃の清酒ま
たは蒸留酒と混和して帆立貝の成分を5〜40時間抽出
し、帆立貝成分の抽出後濾過により帆立貝を分離すると
ともに帆立貝成分の抽出によって生じた混濁を除去する
ことを特徴とするリキュールの製造法を提供することに
よって達成される。
帆立貝成分はそれを抽出する酒の温度が高いほど、また
時間が長いほどよく抽出されるが、、抽出しすぎると、
かえって不快な風味となるから、抽出温度及び時間は帆
立貝の風味を行かす観点から上述の範囲に限定される。
また抽出後の酒は白く混濁するから、上述のように帆立
貝成分の抽出後濾過により混濁物質を除くことが重要で
ある。かくして、本発明の方法により、帆立貝の良好な
風味を有し、しかも透明なリキュールを安定して製造す
ることができる。
時間が長いほどよく抽出されるが、、抽出しすぎると、
かえって不快な風味となるから、抽出温度及び時間は帆
立貝の風味を行かす観点から上述の範囲に限定される。
また抽出後の酒は白く混濁するから、上述のように帆立
貝成分の抽出後濾過により混濁物質を除くことが重要で
ある。かくして、本発明の方法により、帆立貝の良好な
風味を有し、しかも透明なリキュールを安定して製造す
ることができる。
帆立貝成分の抽出條件を設定するために実施した試験結
果を第1表に示す。
果を第1表に示す。
この発明に使用する干し帆立貝は焦がすと、焦げくさい
においがつくので焙焼は焦げない程度にするのがよい。
においがつくので焙焼は焦げない程度にするのがよい。
帆立貝の量としては、酒180mlに対して0.1から0.5g程度
入れれば十分である。0.1g以下では風味が乏しくなり、
また0.5g以上では不快な味が生じる。
入れれば十分である。0.1g以下では風味が乏しくなり、
また0.5g以上では不快な味が生じる。
帆立貝成分の抽出に際しては、清酒の場合には60℃より
低い温度で長時間置くことは火落ちを起こすなど品質劣
化のおそれがあることから、抽出条件として温度60〜65
℃で12〜24時間抽出するのがよく、また焼酎など蒸留酒
の場合には防災上およびアルコール欠減の発生上高温で
抽出することは好ましくないので温度40℃前後で抽出す
るとよい。
低い温度で長時間置くことは火落ちを起こすなど品質劣
化のおそれがあることから、抽出条件として温度60〜65
℃で12〜24時間抽出するのがよく、また焼酎など蒸留酒
の場合には防災上およびアルコール欠減の発生上高温で
抽出することは好ましくないので温度40℃前後で抽出す
るとよい。
帆立貝成分抽出後の混濁を除く方法としては、珪藻土も
しくは活性炭を濾過助材に用いる濾過法またはメンブレ
ンフィルター(濾過膜)による濾過法が有効で、混濁物
はよく除去され、処理時間も短かくて済む。ただし、活
性炭による方法では風味が若干低下する。
しくは活性炭を濾過助材に用いる濾過法またはメンブレ
ンフィルター(濾過膜)による濾過法が有効で、混濁物
はよく除去され、処理時間も短かくて済む。ただし、活
性炭による方法では風味が若干低下する。
これに対して、おり下げによる方法は操作が繁雑で時間
がかかるうえ、原料酒類によっては、混濁を除くことは
できない(第2表参照)。
がかかるうえ、原料酒類によっては、混濁を除くことは
できない(第2表参照)。
濾過処理後、成分抽出済の帆立貝を添加して帆立貝入り
とするが、この帆立貝は成分抽出後のものを用いる。水
で煮沸させてから、濾過処理酒に加えれば再度混濁を生
じることはない。
とするが、この帆立貝は成分抽出後のものを用いる。水
で煮沸させてから、濾過処理酒に加えれば再度混濁を生
じることはない。
本発明の原料酒類としては、清酒または焼酎、ウィスキ
ーなどの蒸留酒を用いるが、これらの原料酒類にぶどう
糖、液糖、くえん酸もしくはりんご酸などの調味料、果
実などの香料、または着色料を用いることにより品質は
多様化し消費者の好みや用途に応じたリキュールが製造
できる。
ーなどの蒸留酒を用いるが、これらの原料酒類にぶどう
糖、液糖、くえん酸もしくはりんご酸などの調味料、果
実などの香料、または着色料を用いることにより品質は
多様化し消費者の好みや用途に応じたリキュールが製造
できる。
以下実施例を挙げるが、勿論この発明はこの実施例によ
り限定されるものではない。
り限定されるものではない。
実施例1 ホーロータンク(容量2kl)に、予め65℃に加熱した清
酒1800と粗く刻み焦げ目がつかない程度に炭化で焼い
た干し帆立貝3kgを入れかく拌によりよく混ぜ合わせた
後、温度がなるべく下がらないように保温して24時間帆
立貝成分の抽出を行った。抽出終了後は珪藻土を濾過助
材として常法により濾過し、帆立貝を分離するとともに
混濁を除去して抽出酒を清澄にした。
酒1800と粗く刻み焦げ目がつかない程度に炭化で焼い
た干し帆立貝3kgを入れかく拌によりよく混ぜ合わせた
後、温度がなるべく下がらないように保温して24時間帆
立貝成分の抽出を行った。抽出終了後は珪藻土を濾過助
材として常法により濾過し、帆立貝を分離するとともに
混濁を除去して抽出酒を清澄にした。
市販用容器のワンカップ型ガラス容器(容量200ml)を
用い、成分抽出後分離し、10分間程度煮沸処理した帆立
貝と65℃に加熱した濾過ずみの抽出酒180mlを容器に入
れ密封して製品とした。
用い、成分抽出後分離し、10分間程度煮沸処理した帆立
貝と65℃に加熱した濾過ずみの抽出酒180mlを容器に入
れ密封して製品とした。
実施例2 原料酒類は25度焼酎(アルコール分25%の焼酎)。実施
例1と同様にして焙焼した帆立貝3.5kgと約40℃に予熱
した25度の焼酎1800をタンク内で混和した後、なるべ
く温度が下がらないように保温して15時間放置し、帆立
貝成分の抽出を行った。次いで孔径0.45ミクロンのメン
ブランフィルター膜を用いて濾過し、帆立貝の分離と抽
出による混濁を除去した。
例1と同様にして焙焼した帆立貝3.5kgと約40℃に予熱
した25度の焼酎1800をタンク内で混和した後、なるべ
く温度が下がらないように保温して15時間放置し、帆立
貝成分の抽出を行った。次いで孔径0.45ミクロンのメン
ブランフィルター膜を用いて濾過し、帆立貝の分離と抽
出による混濁を除去した。
分離した帆立貝は沸騰水中に数分間程浸してから抽出酒
とともに市販用容器に封入した。
とともに市販用容器に封入した。
実施例3 この例での製造法は実施例2とおおよそ同じであるが、
焼酎1800にぶどう糖20kgを溶かし、実施例2とは異な
る甘味の効いたまろやかなリキュールを製造た。使用し
た帆立貝は2.5kg帆立貝成分の抽出は10時間であった。
焼酎1800にぶどう糖20kgを溶かし、実施例2とは異な
る甘味の効いたまろやかなリキュールを製造た。使用し
た帆立貝は2.5kg帆立貝成分の抽出は10時間であった。
試験事項と成績結果(1) 1.帆立貝成分の抽出条件(温度と時間)の検討とその成
績結果(第1表)各酒類900mlに焙焼した干し帆立貝1.5
gを加えたものを試料とした。
績結果(第1表)各酒類900mlに焙焼した干し帆立貝1.5
gを加えたものを試料とした。
(1) 清酒 官能成績はパネル5名で下記の採点基準により官能検査
を行い、パネル5名の採点合計値を示す。以下の官能成
績についても同様である。
を行い、パネル5名の採点合計値を示す。以下の官能成
績についても同様である。
採点基準1:特有の風味が優れている 2:特有の風味がある 3:風味がよくない、または乏しい (2) 焼酎 また、上表中、ぶどう糖の添加量とはそれぞれのアルコ
ール分とした焼酎容量に対する添加したぶどう糖重量比
率(%)を示す。
ール分とした焼酎容量に対する添加したぶどう糖重量比
率(%)を示す。
試験事項と成績結果(2) 2.成分抽出酒の混濁除去法とその結果(第2表) 3.製品の分析測定値例(第3表)
Claims (2)
- 【請求項1】干し帆立貝を焦げない程度に焙焼し、前記
焙焼した干し帆立貝を温度30〜70℃の清酒または蒸留酒
と混和して帆立貝の成分を5〜40時間抽出し、帆立貝成
分の抽出後濾過により帆立貝を分離するとともに帆立貝
成分の抽出によって生じた混濁を除去することを特徴と
するリキュールの製造法。 - 【請求項2】成分抽出済みの帆立貝を煮沸処理した後加
えて帆立貝入りリキュールとすることを特徴とする請求
項(1)記載のリキュールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325390A JPH0667309B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 帆立貝入りリキュールの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325390A JPH0667309B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 帆立貝入りリキュールの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03206878A JPH03206878A (ja) | 1991-09-10 |
| JPH0667309B2 true JPH0667309B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=11552302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP325390A Expired - Lifetime JPH0667309B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 帆立貝入りリキュールの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667309B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1087599C (zh) * | 1997-12-15 | 2002-07-17 | 海南海脉冲海洋生物有限公司 | 扇贝营养素 |
| JP4435272B1 (ja) * | 2009-07-06 | 2010-03-17 | 篁博 長谷川 | 容器漬貝干物食品 |
| JP6918656B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2021-08-11 | 三菱商事ライフサイエンス株式会社 | ニガヨモギを含有するフレーバードワインの製造方法 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP325390A patent/JPH0667309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03206878A (ja) | 1991-09-10 |
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