JPH0668111U - 回転磁気ヘッドクリーニング機構 - Google Patents

回転磁気ヘッドクリーニング機構

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JPH0668111U
JPH0668111U JP1339093U JP1339093U JPH0668111U JP H0668111 U JPH0668111 U JP H0668111U JP 1339093 U JP1339093 U JP 1339093U JP 1339093 U JP1339093 U JP 1339093U JP H0668111 U JPH0668111 U JP H0668111U
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JP
Japan
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magnetic head
cleaning
rotary
rotating
rotary magnetic
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久則 椿
佳史 田代
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープローディング手段のアンローディング
状態時のみ、回転磁気ヘッドへのクリーニングを行う。 【構成】 装置10A内には、磁気テープTを回転磁気
ヘッド22と一体に回転する回転ドラム22に所定の角
度範囲に亘って添接させるテープローディング機構部3
0がアンローディング位置とテープローディング完了位
置との間で往復移動自在となっている。また、テープロ
ーディング機構部30がアンローディング状態時のみ、
アーム51に接着したクリーニング部材54は、カムギ
ア55の第1カム面55aによって回転ドラム23に
当接している。更に、アンローディング状態時で、且
つ、回転磁気ヘッド22へのクリーニングを必要とした
時のみ、クリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60
によって回転ドラム23と一体に回転磁気ヘッド22が
回転できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テープローディング手段のアンローディング状態時のみ、回転磁気 ヘッドへのクリーニングを行うよう構成した回転磁気ヘッドクリーニング機構に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ビデオ・テープレコーダ(VTR)とか回転式デジタル・オーディ オ・テープレコーダ(R−DAT)などのヘリカルスキャン方式の磁気記録及び /又は再生装置内に設けられた回転ドラムと一体に回転する回転磁気ヘッドへの クリーニングを行う回転磁気ヘッドクリーニング機構には各種の構造形態がある 。 ここでは一例として従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構について図4乃至図 6を用いて説明する。
【0003】 図4は従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用した磁気記録及び/又は 再生装置において、テープローディング手段がアンローディング状態で、且つ、 回転磁気ヘッドクリーニング機構部の非動作状態を示した平面図、図5は従来の 回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用した磁気記録及び/又は再生装置におい て、テープローディング手段がテープローディング途中状態で、且つ、回転磁気 ヘッドクリーニング機構部の動作状態を示した平面図、図6は図4及び図5に示 した回転磁気ヘッド機構部を拡大して示した斜視図である。
【0004】 図4及び図5に示した従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構部40を説明す る前に、この回転磁気ヘッドクリーニング機構部40を採用したヘリカルスキャ ン方式の磁気記録及び/又は再生装置10について説明する。
【0005】 図4及び図5において、磁気記録及び/又は再生装置10(以下、装置10と 記す)の基台となるシャシーベース11の前方には、二点鎖線で図示したテープ カセット1を装着するためのスペースが確保されており、ここにテープカセット 1が着脱自在となっている。上記テープカセット1の内部には、供給リール2に 巻回した磁気テープTがテープカセット1の前面側左右に立設したガイドポール 3,4間に張架されながら巻取リール5に巻かれている。
【0006】 また、シャシーベース11の奥方には、回転磁気ヘッド22と一体に回転する 回転ドラム23を備えた回転磁気ヘッド機構部20が設置されている。 上記回転磁気ヘッド機構部20は、図6にも拡大して示した如く、シャシーベー ス11上に固定設置されると共に、磁気テープTをヘリカル(螺旋状)に案内す るリード部21aを形成した固定ドラム21と、固定ドラム21と極僅かな間隔 を離して回転しながら対向すると共に、複数の回転磁気ヘッド22を一体的に取 り付けた回転ドラム23と、固定ドラム21に対して軸24を中心に回転ドラム 23を回転させるドラムモータ25とから概略構成され、ドラムモータ25によ って回転ドラム23を回転させ、磁気テープTを固定ドラム21及び回転ドラム 23に所定の角度範囲に亘って添接しながら走行させて、回転ドラム23と一体 に回転する複数の回転磁気ヘッド22により磁気テープTに記録及び/又は再生 するよう構成されている。この際、複数の回転磁気ヘッド22は、固定ドラム2 1側の回転ドラム23の外周部底面23bに形成した複数の凹部23b内に夫 々一体的に取り付けられており、且つ、回転磁気ヘッド22の先端部は固定ドラ ム21の外周部21a及び回転ドラム23の外周部23aより極僅か突出してい る。 尚、磁気テープTを添接する際の所定の角度範囲は、装置10の機種によって異 なっており、例えば約180度,約270度などに設定されている。
【0007】 再び図4及び図5に戻り、シャーシベース11上に装着したテープカセット1 の前方に形成したローディングポケット1a内には、テープカセット1から磁気 テープTを引き出して回転磁気ヘッド機構部20方向にテープローディングする ためのテープローディング手段30(以下、テープローディング機構部30と記 す)が移動自在に設けられている。 上記テープローディング機構部30は、供給側にテープガイドローラ31及び傾 斜ポール32を立設した供給側ローディングべース33がシャーシベース11上 に形成した供給側案内溝11aに沿って回転磁気ヘッド機構部20の奥方まで移 動できるよう設けられ、一方、供給側と略対称な巻取側に傾斜ポール34及びテ ープガイドローラ35を立設した巻取側ローディングべース36がシャーシベー ス11上に形成した巻取側案内溝11bに沿って回転磁気ヘッド機構部20の奥 方まで移動できるよう設けられている。 また、供給側ローディングべース33及び巻取側ローディングべース36は、シ ャーシベース11に設置したローディングモータ37から歯車列38(詳細図を 省略する)を介して連結されている。そして、ローディングモータ37の正逆回 転により、供給側ローディングべース33及び巻取側ローディングべース36が テープローディング前のローディングポケット1a内に至るアンローディング位 置と、テープローディング完了時に回転磁気ヘッド機構部20の奥方まで至るテ ープローディング完了位置と間を往復移動自在となっている。
【0008】 次に、従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構部40は、シャーシベース11 上に形成した巻取側案内溝11b近傍に設けられている。 上記回転磁気ヘッドクリーニング機構部40は、アーム41が回動軸42を中心 に引張スプリング43の付勢力によって時計方向(矢印方向)に付勢されて回動 できるよう支持されている。このアーム41上の一端にはスポンジなどを用いた クリーニングローラ44が軸着されており、一方、回動軸42を介した他端には 弓形円弧状のカム面41aが形成されている。
【0009】 そして、図4に示したように、テープローディング機構部30を構成する部材 (31〜38)がテープローディング前のアンローディング位置に至っている状 態では、アーム41を付勢する引張スプリング43の付勢力によって、アーム4 1上のクリーニングローラ44が複数の回転磁気ヘッド22を取り付けた回転ド ラム23から離れて退避しており、一方、アーム41の弓形円弧状のカム面41 aが巻取側案内溝11b上に突出した状態で待機している。
【0010】 その後、図5に示したように、ローディングモータ37を動作させて、テープ ローディング機構部30によりテープカセット1内の磁気テープTをテープカセ ット1外に引き出してテープローディング動作を行うと、テープローディング途 中段階の限られた区間(期間)内で、巻取側案内溝11bに沿って回転磁気ヘッ ド機構部20方向に移動する巻取側ローディングべース36が巻取側案内溝11 b上に突出した状態で待機しているアーム41の弓形円弧状のカム面41aに当 接するので、アーム41は引張スプリング43の付勢力に抗しながら回動軸42 を中心に反時計方向(矢印方向)に回動し、アーム41上のクリーニングローラ 44が複数の回転磁気ヘッド22を取り付けた回転ドラム23に当接する。この 際、クリーニングローラ44が当接する位置は、回転磁気ヘッド22が位置した 高さ位置部分の回転ドラム23に当接させているが、クリーニングローラ44の 一部は寸法余裕を見計らって固定ドラム21にも当接させている。また、テープ ローディング動作中には、ドラムモータ25によって回転ドラム23が軸24を 中心に反時計方向に回転している。従って、回転ドラム23に当接したクリーニ ングローラ44は、回転ドラム23と協働して回転しながら複数の回転磁気ヘッ ド22の先端に付着したゴミを除去することにより複数の回転磁気ヘッド22を クリーニングしている。
【0011】 更にその後、巻取側ローディングべース36が巻取側案内溝11bに沿って回 転磁気ヘッド機構部20の奥方のテープローディング完了位置方向に至ると、巻 取側ローディングべース36はアーム41の弓形円弧状のカム面41aから当接 を解除されるので、再びクリーニングローラ44が回転ドラム23から離れて退 避する。そして、テープローディング機構部30がテープローディング完了位置 に至ると、磁気テープTは所定の角度範囲に亘って固定ドラム21及び回転ドラ ム23に添接しながら、不図示のキプスタンとピンチローラとで磁気テープTを 挟持駆動している。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構部40では、テープローデ ィング機構部30がテープローディング動作を行う度に、クリーニングローラ4 4によって複数の回転磁気ヘッド22の先端に付着したゴミをクリーニングして いるものの、回転磁気ヘッド22の先端に付着したゴミがこびりついた状態では ゴミを完全に除去することができない場合があり、磁気テープTへの記録及び/ 又は再生上問題となっている。この理由は、テープローディング途中段階の限ら れた区間(期間)だけしかクリーニングローラ44が回転ドラム23に当接しな いため、回転磁気ヘッド22へのクリーニングを行う時間が短時間となり、こび りついたゴミは短時間では完全に除去することができない。
【0013】 更に、従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構部40では、巻取側ローディン グべース36の移動に伴ってアーム41の弓形円弧状のカム面41aに巻取側ロ ーディングべース36が接離する構成のため、回転磁気ヘッドクリーニング機構 部40を設置する場所が巻取側案内溝11b近傍に限定されてしまい、回転磁気 ヘッドクリーニング機構部40の設置場所が設計時狭められているなどの問題点 がある。
【0014】 そこで、回転磁気ヘッド22の先端に付着したこびりついたゴミでも完全に除 去でき、且つ、回転磁気ヘッドクリーニング機構部の設置場所をある程度自由度 を持って設計することができる回転磁気ヘッドクリーニング機構が望まれている 。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、テープローディング手段のテ ープローディング動作に伴って磁気テープを回転磁気ヘッドと一体に回転する回 転ドラムに所定の角度に亘って巻き付ける磁気記録及び/又は再生装置に適用さ れ、前記回転磁気ヘッドの回転中にクリーニング部材を添接して該回転磁気ヘッ ドへのクリーニングを行う回転磁気ヘッドクリーニング機構であって、 前記テープローディング手段と連動して設けられ、前記テープローディング手段 がアンローディング位置に至った際に、前記クリーニング部材を前記回転磁気ヘ ッドが位置した高さ位置部分の前記回転ドラムに当接させる一方、前記テープロ ーディング手段のテープローディング動作に伴って前記クリーニング部材の前記 回転磁気ヘッドへの当接を解除する回転磁気ヘッドクリーニング手段と、 前記テープローディング手段がアンローディング状態で、且つ、前記回転磁気 ヘッドへのクリーニングを必要とした際に前記回転ドラムと一体に前記回転磁気 ヘッドを回転させるクリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段とを具備したこと を特徴とする回転磁気ヘッドクリーニング機構を提供するものである。
【0016】
【実施例】
以下に本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構の一実施例を図1及び 図3を参照して詳細に説明する。
【0017】 図1は本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用した磁気記録及 び/又は再生装置において、テープローディング手段がアンローディング状態で 、且つ、回転磁気ヘッドクリーニング機構部の動作状態を示した平面図、図2は 本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用した磁気記録及び/又は 再生装置において、テープローディング手段がテープローディング開始状態で、 且つ、回転磁気ヘッドクリーニング機構部の非動作状態を示した平面図、図3は 回転磁気ヘッドへのクリーニングをするためのクリーニング時・回転磁気ヘッド 回転手段を示した回路図である。
【0018】 本考案では、テープローディング機構部(手段)30がアンローディング状態 時のみ、回転磁気ヘッドクリーニング手段50(以下、回転磁気ヘッドクリーニ ング機構部50と記す)と、クリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60との 協働により回転磁気ヘッド22へのクリーニングを行うよう構成したことを特徴 とするものである。 尚、本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構部50を採用したヘリカル スキャン方式の磁気記録及び/又は再生装置10Aの内部構成のうちで回転磁気 ヘッド機構部20,テープローディング機構部30は、従来例で説明した磁気記 録及び/又は再生装置10と全く同一構成であり、説明の便宜上、先に示した構 成部材と同一構成部材に対しては同一の符号を付して必要に応じて説明する。 また、本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構部50の動作に伴って回 転磁気ヘッド機構部20の動作が一部異なるものであり、ここでは回転磁気ヘッ ドクリーニング機構部50の構成と、回転磁気ヘッド機構部20の動作及び回転 磁気ヘッドクリーニング機構部50の動作とを中心に図1乃至図3を用いて説明 する。
【0019】 図1及び図2において、本考案の要部となる回転磁気ヘッドクリーニング機構 部(回転磁気ヘッドクリーニング手段)50は、装置10Aの基台となるシャシ ーベース11の奥方で、且つ、回転磁気ヘッド機構部20を設置した右側で、シ ャシーベース11に形成した巻取側案内溝11b側に設けられている。 上記回転磁気ヘッドクリーニング機構部50は、アーム51が回動軸52を中心 にトーションプリング53の付勢力によって反時計方向(矢印方向)に付勢され て回動できるよう支持されている。このアーム51の一端には“コ字状”に折り 曲げ形成したコ字曲げ部51aにスポンジなどを用いたクリーニング部材54が 接着されている。このクリーニング部材54は、回転磁気ヘッド22が位置した 高さ位置部分の回転ドラム23に当接できるようアーム51に一体に回転するこ となく接着されて、回転磁気ヘッド22の先端にこびりついたゴミでも除去でき 、且つ、繰り返しのクリーニングにも十分に対応できる材質が用いられている。 この際、クリーニング部材54の一部は寸法余裕を見計らって固定ドラム21に も当接させている。
【0020】 また、アーム51を付勢しているトーションプリング53は、一端をアーム5 1に掛止させ、他端をシャシーベース11の右奥方に形成した曲げ部11cに掛 止させており、且つ、トーションプリング53の付勢力は回転磁気ヘッド22に クリーニング部材54を当接しても回転磁気ヘッド22に何らのダメージを与え ない程度の適性な押圧力に予め設定されている。 尚、アーム51に接着したクリーニング部材54を用いることなく、従来例に用 いた回転式のクリーニングローラ44(図4,図5)でも良い。 一方、回動軸52を介したアーム51の他端には、先端が半円状の当接部51b が形成されている。このアーム51の当接部51bは、トーションプリング53 の付勢力によって下記するカムギア55上に形成したカム面55aに常に当接し ている。
【0021】 また、カムギア55は、ローディングモータ37から歯車列56(詳細図を省 略する)を介して連結されている。この歯車列56は従来例で説明したテープロ ーディング機構部30(図4,図5)と連結した歯車列38(図4,図5)を含 んだ他にカムギア55と連結する歯車列を備えているものであり、従って、カム ギア55はテープローディング機構部30と連動するようになっている。
【0022】 また、カムギア55の上面には、カム面55aが一体的に形成されており、こ のカム面55aは第1カム面55aと第2カム面55aとで連接して形成さ れている。 上記カム面55aのうちで第1カム面55aは、円形の第2カム面55aの 径寸法より引っ込んで小さな角度範囲に形成されており、図1に示したように、 テープローディング機構部30がテープローディング前のアンローディング状態 時のみ、この第1カム面55aにアーム51の当接部51bが当接することに より、トーションプリング53の付勢力によってアーム51が回動軸52を中心 に反時計方向(矢印方向)に回動して、アーム51の一端のコ字曲げ部51aに 接着したクリーニング部材54が回転ドラム23に適性な押圧力で当接できるよ うになっている。従って、テープローディング機構部30がアンローディング状 態時のみ、クリーニング部材54により回転ドラム23と一体に回転する回転磁 気ヘッド22へのクリーニングが許容される状態に至っている。
【0023】 一方、上記カム面55aのうちで第2カム面55aは、第1カム面55a の角度範囲を除いて大きな角度範囲に亘って同一径に形成されており、図2に示 したように、テープローディング機構部30がテープローディング動作開始から テープローディング完了に至るまでこの第2カム面55aにアーム51の当接 部51bが当接することにより、トーションプリング53の付勢力に抗しながら アーム51が回動軸52を中心に時計方向(矢印方向)に回動して、アーム51 の一端のコ字曲げ部51aに接着したクリーニング部材54が回転ドラム23か ら当接を解除されて退避できるようになっている。
【0024】 上記のように構成した回転磁気ヘッドクリーニング機構部50は、カムギア5 5をローディングモータ37と歯車列56を介して連結させれば良く、即ち、テ ープローディング機構部30と連動させれば良いものであり、従って歯車列56 は設計時にある程度の自由度を持って適宜な歯車数で構成することができるので 、従来例と比較すると回転磁気ヘッドクリーニング機構部50をある程度の自由 度を持って所望の設置場所に配設することができる。
【0025】 次に、本考案の要部となるクリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60につ いて図1乃至図3を併用して説明する。 上記クリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60は、テープローディング機構 部30がテープローディング前のアンローディング状態に至った時で、且つ、回 転磁気ヘッド22へのクリーニングを必要とした時のみ、回転ドラム23と一体 に回転磁気ヘッド22を強制的に回転させるよう構成している。
【0026】 図1において、テープローディング機構部30がアンローディング状態に至っ た時には、通常回転ドラム23が停止している状態であり、且つ、上記したよう にアーム51の一端のコ字曲げ部51aに接着したクリーニング部材54が回転 磁気ヘッド22が位置した高さ位置部分の回転ドラム23に当接しているものの 、この状態では、回転ドラム23が停止しているので回転磁気ヘッド22へのク リーニングが当然できない状態である。
【0027】 そこで、図1及び図3に示した如く、回転磁気ヘッド22へのクリーニングを 必要と判断した時に、回転ドラム23をドラムモータ25により回転させるため のクリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60として、クリーニング釦61, 回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62がマイクロコンピュータ63と接続されて いる。 即ち、装置10Aの外装部(図示せず)にクリーニング釦61が設置されており 、使用者が回転磁気ヘッド22へのクリーニングを望んだ時にクリーニング釦6 1を押動することにより、クリーニング釦61と接続したマイクロコンピュータ 63を介してドラムモータ25を回転させるようになっている。そして、クリー ニング釦61として例えばロックタイプを用いた場合にはクリーニング釦61の 押動後の予め設定した所定の時間ドラムモータ25を回転させることができ、例 えばノンロックタイプを用いた場合にはクリーニング釦61への押動を続けてい る間ドラムモータ25を回転させることができる。 また、テープローディング機構部30がアンローディング状態以外の時には、ク リーニング釦61を押動してもマイクロコンピュータ63側は受け付けないよう になっている。 また、回転磁気ヘッド22へのクリーニング中には、“クリーニング中”の表示 を装置10A側又はモニタTV側で行うようにしても良い。
【0028】 更に、マイクロコンピュータ63は、回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62と も接続されており、この回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62で“ヘッド汚れ状 態”と判定された時にドラムモータ25を回転させるようになっている。 ここで、回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62とは、磁気テープTの再生映像信 号のエンベロープからゴミ付きによるドロップアウト成分(欠落)を取り出して 、ドロップアウト量を所定の設定値と比較して“ヘッド汚れ状態”と判定した後 、マイクロコンピュータ63内に記憶させておき、テープローディング機構部3 0がアンローディング状態に至った時に、“ヘッド汚れ状態”であると自動的に 回転ドラム23を回転させてクリーニング部材54により回転磁気ヘッド22へ のクリーニングを行うように設定している。勿論、ここでも回転磁気ヘッド22 へのクリーニング中には、“クリーニング中”の表示を装置10A側又はモニタ TV側で行うようにしても良い。 また、回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62は磁気テープTの再生映像信号を使 用しているため、記録中には検出できないものの、ビデオムービなどでは記録モ ードからポーズモードにして“つなぎ取り”を行う際、僅か数秒間だけ磁気テー プTを戻して再生することにより回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62を動作さ せることが可能となる。 尚、実施例では、クリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60の構成部材とし て、クリーニング釦61,回転磁気ヘッド汚れ自動検出回路62の両者をマイク ロコンピュータ63と接続して構成したが、いずれか一方のみをマイクロコンピ ュータ63と接続する場合も当然考えられる。
【0029】 このようにテープローディング機構部30がアンローディング状態時に、ドラ ムモータ25を強制的に回転させると、回転ドラム23に当接したクリーニング 部材54が回転ドラム23と一体に回転する回転磁気ヘッド22に付着したゴミ を除去でき、且つ、テープローディング動作にかかわることなくクリーニング時 間を長く設定できるので、とくに回転磁気ヘッド22にこびりついたゴミを完全 に除去できる。
【0030】 尚、テープローディング動作において、上記マイクロコンピュータ63の動作 は、図2に示したように、ローディングモータ37によりテープローディング機 構部30が通常のテープローディング動作を開始して、カムギア55の第2カム 面55aによってクリーニング部材54が回転磁気ヘッド22から離れた後に 、回転ドラム23の回転を始めるようにソフト的に設定している。 一方、上記とは逆のアンローディング動作において、上記マイクロコンピュータ 63の動作は、テープローディング機構部30が通常のアンローディング位置に 至る直前にドラムモータ25に電気的にブレーキをかけるか、又はアンローディ ング動作を一時中断してドラムモータ25への電流を止めて慣性による回転が止 まるのを待ってアンローディング動作を完了するようにソフト的に設定している ので、これらのソフト的動作によってクリーニング部材54の回転ドラム23へ の接離に対しては何等の支障も生じない。
【0031】 従って上記構成による回転磁気ヘッドクリーニング機構部50は、テープロー ディング機構部(テープローディング手段)30と連動して設けられ、且つ、テ ープローディング機構部30がアンローディング状態の時のみ、クリーニング部 材54による回転磁気ヘッド22へのクリーニングが許容されているので、クリ ーニング時・回転磁気ヘッド回転手段60を介して回転磁気ヘッド22へのクリ ーニング時間を従来より長く設定することが可能となり、回転磁気ヘッド22に こびりついたゴミでもクリーニング部材54により完全に除去することができ、 クリーニング後に回転磁気ヘッド22により磁気テープTへの記録及び/又は再 生を良好に行うことができると共に、更に、回転磁気ヘッドクリーニング機構部 50を採用した磁気記録及び/又は再生装置10Aの品質及び信頼性を向上する こともできるなどの実用的な利点がある。
【0032】
【考案の効果】
以上詳述した本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構は、テープロー ディング手段がアンローディング状態の時のみ、クリーニング部材による回転磁 気ヘッドへのクリーニングが許容されているので、クリーニング時・回転磁気ヘ ッド回転手段を介して回転磁気ヘッドへのクリーニング時間を従来より長く設定 することが可能となり、回転磁気ヘッドにこびりついたゴミでもクリーニング部 材により完全に除去することができ、クリーニング後に回転磁気ヘッドにより磁 気テープへの記録及び/又は再生を良好に行うことができると共に、更に、回転 磁気ヘッドクリーニング機構を採用した磁気記録及び/又は再生装置の品質及び 信頼性を向上することもできるなどの実用的な利点がある。
【0033】 更に、本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機構は、テープローディン グ手段と連動させれば良いものであり、従って従来例と比較すると回転磁気ヘッ ドクリーニング手段をある程度の自由度を持って所望の設置場所に配設すること ができるなどの利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機
構を採用した磁気記録及び/又は再生装置において、テ
ープローディング手段がアンローディング状態で、且
つ、回転磁気ヘッドクリーニング機構部の動作状態を示
した平面図である。
【図2】本考案に係わる回転磁気ヘッドクリーニング機
構を採用した磁気記録及び/又は再生装置において、テ
ープローディング手段がテープローディング開始状態
で、且つ、回転磁気ヘッドクリーニング機構部の非動作
状態を示した平面図である。
【図3】回転磁気ヘッドへのクリーニングをするための
クリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段を示した回路
図である。
【図4】従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用
した磁気記録及び/又は再生装置において、テープロー
ディング手段がアンローディング状態で、且つ、回転磁
気ヘッドクリーニング機構部の非動作状態を示した平面
図である。
【図5】従来の回転磁気ヘッドクリーニング機構を採用
した磁気記録及び/又は再生装置において、テープロー
ディング手段がテープローディング途中状態で、且つ、
回転磁気ヘッドクリーニング機構部の動作状態を示した
平面図である。
【図6】図4及び図5に示した回転磁気ヘッド機構部を
拡大して示した斜視図である。
【符号の説明】
10A…磁気記録及び/又は再生装置(装置)、20…
回転磁気ヘッド機構部、22…回転磁気ヘッド、23…
回転ドラム、30…テープローディング手段(テープロ
ーディング機構部)、50…回転磁気ヘッドクリーニン
グ手段(回転磁気ヘッドクリーニング機構部)、54…
クリーニング部材、60…クリーニング時・回転磁気ヘ
ッド回転手段、T…磁気テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープローディング手段のテープローディ
    ング動作に伴って磁気テープを回転磁気ヘッドと一体に
    回転する回転ドラムに所定の角度に亘って巻き付ける磁
    気記録及び/又は再生装置に適用され、前記回転磁気ヘ
    ッドの回転中にクリーニング部材を添接して該回転磁気
    ヘッドへのクリーニングを行う回転磁気ヘッドクリーニ
    ング機構であって、 前記テープローディング手段と連動して設けられ、前記
    テープローディング手段がアンローディング位置に至っ
    た際に、前記クリーニング部材を前記回転磁気ヘッドが
    位置した高さ位置部分の前記回転ドラムに当接させる一
    方、前記テープローディング手段のテープローディング
    動作に伴って前記クリーニング部材の前記回転磁気ヘッ
    ドへの当接を解除する回転磁気ヘッドクリーニング手段
    と、 前記テープローディング手段がアンローディング状態
    で、且つ、前記回転磁気ヘッドへのクリーニングを必要
    とした際に前記回転ドラムと一体に前記回転磁気ヘッド
    を回転させるクリーニング時・回転磁気ヘッド回転手段
    とを具備したことを特徴とする回転磁気ヘッドクリーニ
    ング機構。
JP1339093U 1993-02-26 1993-02-26 回転磁気ヘッドクリーニング機構 Pending JPH0668111U (ja)

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