JPH0668406A - 再生増幅回路 - Google Patents

再生増幅回路

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JPH0668406A
JPH0668406A JP4218971A JP21897192A JPH0668406A JP H0668406 A JPH0668406 A JP H0668406A JP 4218971 A JP4218971 A JP 4218971A JP 21897192 A JP21897192 A JP 21897192A JP H0668406 A JPH0668406 A JP H0668406A
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JP
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reproducing head
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Application number
JP4218971A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Shoji
吉輝 庄司
Kinji Kawamoto
欣士 河本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット電圧の発生による出力信号の波形
クリップを防止することのできる再生増幅回路を簡易な
構成で提供する。 【構成】 再生ヘッド1に検知電流が流れている時間だ
けスイッチ部6を導通し、再生ヘッド1出力と増幅部5
入力とをコンデンサ6を介して接続し、増幅部5の入力
信号の平均電位を増幅部5の入力バイアス電位とするこ
とで増幅部5出力のオフセット電圧発生を防止し、出力
信号の波形クリップを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル磁気記録装置等
で使用される再生増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DATを始めとし高密度デジタル
磁気記録を応用した機器が開発されつつあり、さらにこ
のような機器の小型、低消費電力化のため、再生ヘッド
に与える検知電流を低減する再生増幅回路の構成が提案
されている。
【0003】以下に、このような従来の再生増幅回路に
ついて説明する。図7は従来の再生増幅回路のブロック
図である。図7において1は記録媒体に記録されている
磁気信号を電気信号に変換して出力する再生ヘッドであ
り、磁気抵抗素子が用いられている。2は再生ヘッド1
に断続的に検知電流を出力する検知電流源部、4は再生
ヘッド1の出力を伝達するコンデンサ、5はコンデンサ
4から伝達される再生ヘッド1の出力を増幅する増幅
部、3は検知電流源2の出力する検知電流の断続と増幅
部5の動作を同期して制御する制御部であり、検知電流
源部2および増幅部5に制御信号3aを出力している。
図8は図7の再生増幅回路の動作を説明するための波形
図である。
【0004】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。再生ヘッド1は記録媒体から発生する記録信号磁
束の変化を受けることにより磁気抵抗素子の抵抗値が変
化し、前記磁気抵抗素子に検知電流源部2より出力する
検知電流を流すことにより前記記録媒体の記録信号を電
気信号として出力する。
【0005】検知電流は磁気抵抗素子の微少な抵抗値変
化を検知するため数mA以上となる。図7の再生増幅回
路は検知電流を断続的に再生ヘッド1に出力し、検知電
流の平均値を低下することで回路の低消費電力化を図っ
ている。
【0006】図8(a)に制御部3が出力する制御信号
3aを示す。図8(a)に示すように制御部3は周期T
に対しT/n(n>1)の時間だけ”H”レベルとなる
制御信号3aを検知電流源部2に対し出力する。なお周
期Tは前記記録信号の最小周期の1/2以下としてい
る。図8(b)に検知電流源部2から出力される検知電
流波形を示す。図8(b)に示すように検知電流源部2
は制御信号3aが”H”レベルの時間だけ再生ヘッド1
に検知電流を出力し、連続的に再生ヘッド1に検知電流
を出力する場合に対して検知電流の平均値は1/nとな
る。図8(c)に記録媒体の記録信号を、図8(d)に
再生ヘッド1の出力を示す。図8(d)に示すように再
生ヘッド1の出力は周期Tで前記記録信号を標本化した
信号となる。再生ヘッド1の出力はコンデンサ4により
増幅部5に伝達される。増幅部5は制御信号3aが”
H”の時間だけ電源が投入され増幅動作を行い、制御信
号3aが”L”の時間は電源が投入されず増幅動作しな
いよう制御されている。従って再生ヘッド1により前記
記録信号を標本化した信号部分だけが増幅されて図示し
ない次段の回路に出力される。図8(e)に増幅部5の
出力を示す。
【0007】増幅部5の出力は周期Tで前記記録信号を
標本化した信号であり、また周期Tは前記記録信号の最
小周期の1/2以下としているため、図示しない次段の
回路により、前記記録信号を復元することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、検知電流が流れている時の再生ヘッド1
出力の平均電位と増幅部5の入力バイアス電位との差が
増幅部5により増幅され、図8(e)にvで示すオフセ
ット電圧として増幅部5出力に発生する。再生ヘッド1
の抵抗値偏差が大きい場合や増幅部5の増幅率が大きい
場合、前記オフセット電圧も大きくなり、増幅部5出力
信号の波形クリップが発生するという問題を有してい
た。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、オフセット電圧の発生による出力信号の波形クリッ
プを防止することのできる再生増幅回路を簡易な構成で
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の再生増幅回路は (1)記録媒体から信号を再生する再生ヘッドと、前記
再生ヘッドに検知電流を与える検知電流源部と、前記再
生ヘッド出力を伝達するコンデンサと、前記コンデンサ
と直列に接続されるスイッチ部と、前記スイッチ部に接
続され、前記再生ヘッド出力を増幅する増幅部と、前記
検知電流源部の検知電流の断続と前記スイッチ部の開閉
を同期して制御する制御部とを備えている。
【0011】(2)記録媒体から信号を再生する複数の
再生ヘッドと、前記複数の再生ヘッドに選択的に検知電
流を与える検知電流源部と、前記複数の再生ヘッドそれ
ぞれに対応して設けられ、前記複数の再生ヘッド出力を
伝達する複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサそ
れぞれと直列に接続される複数のスイッチ部と、前記複
数のスイッチ部に接続され、前記複数のスイッチ部によ
り選択された前記再生ヘッド出力を増幅する増幅部と、
前記検知電流源部の検知電流の選択と前記複数のスイッ
チ部の開閉を同期して制御する制御部とを備えている。
【0012】(3)上記(1)または(2)において前
記再生ヘッドに前記検知電流源部の検知電流が供給開始
された後に該再生ヘッドに接続されている前記スイッチ
部を導通状態とし、前記再生ヘッドに前記検知電流源部
の検知電流が供給停止される前に該再生ヘッドに接続さ
れている前記スイッチ部を非導通状態とするスイッチ制
御部を備えている。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、 (1)再生ヘッドに検知電流が流れている時間のみ再生
ヘッド出力と増幅部入力とをコンデンサを介して接続
し、増幅部の入力信号の平均電位を増幅部の入力バイア
ス電位とすることで増幅部出力のオフセット電圧発生を
防止し、出力信号の波形クリップを防止する。
【0014】(2)検知電流を流す再生ヘッドの選択と
同期して該選択された再生ヘッドに接続されたコンデン
サを増幅部入力と接続するようにし、増幅部の入力信号
の平均電位を常に増幅部の入力バイアス電位とすること
で増幅部出力のオフセット電圧発生を防止し、出力信号
の波形クリップを防止する。
【0015】(3)再生ヘッドに検知電流を供給開始お
よび供給停止する時点はスイッチ部を非導通状態とし、
過渡的な再生ヘッド出力の電位を増幅部入力に印加しな
いようにすることで出力信号に雑音が重畳することを防
止する。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0017】まず、本発明の請求項1における再生増幅
回路について説明する。図1は本発明の請求項1におけ
る再生増幅回路の構成を示すブロック図である。 図1
において前記従来例と異なる構成要素について述べる。
【0018】6はコンデンサ4と増幅部5の間に直列に
接続され、再生ヘッド1出力と増幅部5入力を継断する
スイッチ部であり、6aはスイッチ部6の入力端子であ
る。制御部3はスイッチ部6に制御信号3aを出力して
いる。また増幅部5は制御部3により制御されることは
ない。上記した以外の構成要素は前記従来例における図
7の同じ番号を付与した構成要素と同じものである。図
2は図1の再生増幅回路の動作を説明するための波形図
である。
【0019】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。再生ヘッド1および検知電流源部2の動作は前記
従来例と同じであり、再生ヘッド1に検知電流源部2よ
り出力する検知電流を流すことにより前記記録媒体の記
録信号を再生ヘッド1から電気信号として出力する。
【0020】制御部3の検知電流源部2に対する制御動
作も前記従来例と同じであり、検知電流源部2が検知電
流を断続的に再生ヘッド1に出力するよう制御する。
【0021】図2(a)に制御部3が出力する制御信号
3aを、図2(b)に検知電流源部2から出力される検
知電流波形を、図2(c)に再生ヘッド1の出力を示
す。再生ヘッド1の出力はコンデンサ4によりスイッチ
部6に伝達される。スイッチ部6はたとえばC−MOS
を用いたアナログスイッチなどで構成され、制御信号3
aが”H”の時間だけ閉じられ、コンデンサ4の出力を
増幅部5の入力に接続する。またスイッチ部6は制御信
号3aが”L”の時間は開かれ、コンデンサ4の出力は
オープン状態となる。従ってコンデンサ4は検知電流が
流れている時の再生ヘッド1出力の平均電位と増幅部5
の入力バイアス電位との電位差を保持する。図2(d)
にスイッチ部6の入力端子6aの信号を示す。図2
(d)に示すように入力端子6aの信号は前記図2
(c)に示す再生ヘッド1の出力に対し前記電位差だけ
レベルシフトされ、検知電流が流れている時の入力端子
6aの平均電位は増幅部5の入力バイアス電位となる。
スイッチ部6は制御信号3aにより検知電流が流れてい
る時間は前記図2(d)に示す信号を増幅部5に出力す
る。これにより増幅部5には増幅部5の入力バイアス電
位を平均電位とする再生ヘッド1出力の信号が入力され
る。増幅部5は再生ヘッド1出力の信号を増幅し、図示
しない次段の回路に出力する。図2(e)に増幅部5の
出力を示す。上記したように増幅部5の入力信号の平均
電位は増幅部5の入力バイアス電位となるため、図2
(e)に示すように増幅部5の出力には前記図8(e)
に示したオフセット電圧は発生しない。従って再生ヘッ
ド1の抵抗値偏差が大きい場合や増幅部5の増幅率が大
きい場合でも増幅部5出力信号の波形クリップは発生す
ることがない。
【0022】以上のように本実施例によれば、再生ヘッ
ドに検知電流が流れている時間のみ再生ヘッド出力と増
幅部入力とをコンデンサを介して接続し、増幅部の入力
信号の平均電位を増幅部の入力バイアス電位とすること
で増幅部出力のオフセット電圧発生を防止し、出力信号
の波形クリップを防止することができる。また前記従来
例のように増幅部の動作を制御部により制御する必要が
なく、回路構成を簡易なものとすることができる。
【0023】次に、本発明の請求項2における再生増幅
回路について説明する。図3は本発明の請求項2におけ
る再生増幅回路の構成を示すブロック図である。 図3
において11、12は記録媒体の記録信号を再生する再
生ヘッドであり、前記従来例における図7の1と同じも
のである。20は再生ヘッド11および再生ヘッド12
に選択的に検知電流を出力する検知電流源部、41、4
2はそれぞれ再生ヘッド11、12の出力を伝達するコ
ンデンサ、61、62はそれぞれコンデンサ41、42
の出力を継断するスイッチ部、50はスイッチ部61、
62からの出力を増幅する増幅部、30は検知電流源2
0の出力する検知電流の選択とスイッチ部61、62の
開閉を同期して制御する制御部であり、検知電流源部2
0およびスイッチ部61、62に制御信号30a、30
bを出力している。図4は図3の再生増幅回路の動作を
説明するための波形図である。
【0024】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。請求項2における再生増幅回路は記録媒体の記録
信号を再生する複数個の再生ヘッドの出力を時分割で増
幅する構成の場合に増幅部出力のオフセット電圧発生を
防止し、出力信号の波形クリップを防止することを目的
としている。
【0025】図4(a)、(b)に制御部30が出力す
る制御信号30a、30bを示す。図4(a)、(b)
に示すように制御部3は周期Tを時分割し選択的に”
H”レベルとなる制御信号30a、30bを検知電流源
部20に対し出力する。なお周期Tは前記記録信号の最
小周期の1/2以下としている。図4(c)、(d)に
検知電流源部20から出力される再生ヘッド11、12
の検知電流波形を示す。図7(c)、(d)に示すよう
に検知電流源部20は制御信号30aが”H”レベルの
時間だけ再生ヘッド11に検知電流を出力し、制御信号
30bが”H”レベルの時間だけ再生ヘッド12に検知
電流を出力する。
【0026】まず制御信号30aが”H”レベルで再生
ヘッド11に検知電流が出力されている場合の動作につ
いて述べる。
【0027】再生ヘッド11の動作は前記従来例と同じ
であり、検知電流源部20より与えられた検知電流によ
り前記記録媒体の記録信号を電気信号として出力する。
再生ヘッド11の出力はコンデンサ41を介してスイッ
チ部61に伝達される。スイッチ部61はたとえばC−
MOSを用いたアナログスイッチなどで構成され、制御
信号30aが”H”の時間だけ閉じられ、コンデンサ4
1の出力を増幅部50の入力に接続する。またスイッチ
部61は制御信号30aが”L”の時間は開かれ、コン
デンサ41の出力はオープン状態となる。従ってコンデ
ンサ41は再生ヘッド11に検知電流が流れている時の
再生ヘッド11出力の平均電位と増幅部50の入力バイ
アス電位との電位差を保持する。よって再生ヘッド11
に検知電流が流れている時のスイッチ部61の入力信号
平均電位は前記請求項1における図2(d)に示したと
同様に、増幅部50の入力バイアス電位となる。スイッ
チ部61は制御信号30aにより再生ヘッド11に検知
電流が流れている時間はコンデンサ41出力を増幅部5
0に出力する。これにより増幅部50には増幅部50の
入力バイアス電位を平均電位とする再生ヘッド11出力
の信号が入力される。増幅部50は再生ヘッド11の出
力信号を増幅して図示しない次段の回路に出力する。従
って再生ヘッド11に検知電流が出力されている場合、
増幅部50の出力には前記図2(e)に示したと同様に
オフセット電圧は発生しない。
【0028】次に制御信号30bが”H”レベルで再生
ヘッド12に検知電流が出力されている場合の動作につ
いて述べる。
【0029】再生ヘッド12の動作も前記従来例と同じ
であり、検知電流源部20より与えられた検知電流によ
り前記記録媒体の記録信号を電気信号として出力する。
再生ヘッド12の出力はコンデンサ42を介してスイッ
チ部62に伝達される。スイッチ部62は制御信号30
bが”H”の時間だけ閉じられ、コンデンサ42の出力
を増幅部50の入力に接続する。またスイッチ部62は
制御信号30bが”L”の時間は開かれ、コンデンサ4
2の出力はオープン状態となる。従ってコンデンサ42
は再生ヘッド12に検知電流が流れている時の再生ヘッ
ド12出力の平均電位と増幅部50の入力バイアス電位
との電位差を保持する。以下は制御信号30aが”H”
レベルの場合で述べたと同様の動作により、増幅部50
には増幅部50の入力バイアス電位を平均電位とする再
生ヘッド12出力の信号が入力される。増幅部50は再
生ヘッド12の出力信号を増幅して図示しない次段の回
路に出力する。従って再生ヘッド12に検知電流が出力
されている場合も前記図2(e)に示したと同様に増幅
部50の出力にはオフセット電圧は発生しない。
【0030】なお図3は再生ヘッドが2個の場合の構成
について示しているが、さらに多数の再生ヘッドの場合
であっても同様の構成で実現できることは言うまでもな
い。
【0031】以上のように本実施例によれば、記録媒体
の記録信号を再生する複数個の再生ヘッドの出力を時分
割で増幅する構成の場合に、検知電流を流す再生ヘッド
の選択と同期してこの選択された再生ヘッドに接続され
たコンデンサ出力を増幅部入力と接続することにより、
増幅部の入力信号の平均電位を常に増幅部の入力バイア
ス電位とし、増幅部出力のオフセット電圧発生を防止す
ることができる。従って各再生ヘッドの抵抗値のばらつ
きが大きい場合等の、出力信号の波形クリップを防止す
ることができる。
【0032】次に、本発明の請求項3における再生増幅
回路について説明する。図5は本発明の請求項3におけ
る再生増幅回路の構成を示すブロック図である。 図5
において前記請求項1の実施例と異なる構成要素入力つ
いて述べる。
【0033】7はスイッチ部6の開閉を制御するスイッ
チ制御部である。スイッチ制御部7からスイッチ部6に
対し、スイッチ制御信号7aが出力されており、スイッ
チ制御部7には制御信号3aが入力されている。上記し
た以外の構成要素は前記請求項1の実施例における図1
の同じ番号を付与した構成要素と同じものである。図6
は図5の再生増幅回路の動作を説明するための波形図で
ある。
【0034】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。前記請求項1の実施例では制御部3の制御信号3
aにより検知電流源部2の検知電流の継断とスイッチ部
6の開閉を同期して行うが、検知電流源部2の検知電流
出力応答の遅延やスイッチ部6の開閉の遅延によっては
増幅部5入力に過渡的な電圧変動が入力され、増幅部5
出力に雑音として重畳されることがある。
【0035】請求項3の再生増幅回路は上記雑音の重畳
を防止することを目的とする。再生ヘッド1および検知
電流源部2の動作は前記請求項1の実施例と同じであ
り、再生ヘッド1に検知電流源部2より出力する検知電
流を流すことにより記録媒体の記録信号を再生ヘッド1
から電気信号として出力する。制御部3の検知電流源部
2に対する制御動作も前記請求項1の実施例と同じであ
り、検知電流源部2が検知電流を断続的に再生ヘッド1
に出力するよう制御する。図6(a)に制御部3が出力
する制御信号3aを、図6(b)に再生ヘッド1の出力
を示す。図6(b)に示すように再生ヘッド1の出力は
検知電流源部2の検知電流出力応答の遅延により制御信
号3aの立ち上がりに対して時間t1だけ遅延してい
る。再生ヘッド1の出力はコンデンサ4によりスイッチ
部6に伝達される。スイッチ部6の開閉はスイッチ制御
部7からのスイッチ制御信号7aにより制御される。図
6(c)にスイッチ制御信号7aを示す。スイッチ制御
部7は制御信号3aを入力し、制御信号3aの立ち上が
りに対して時間t2(t2>t1)だけ遅延させてスイ
ッチ制御信号7aを”H”とする。またスイッチ制御部
7は制御信号3aの立ち下がりに対して時間t3だけ早
くスイッチ制御信号7aを”L”とする。なお時間t3
はスイッチ部6の開閉の遅延時間以上としている。スイ
ッチ部6はスイッチ制御信号7aが”H”の時間だけ閉
じられ、コンデンサ4の出力を増幅部5の入力に接続す
る。またスイッチ部6はスイッチ制御信号7aが”L”
の時間は開かれ、コンデンサ4の出力はオープン状態と
なる。以下の動作は前記請求項1の実施例で述べた動作
と全く同様であり、説明を省略する。従って増幅部5入
力には検知電流源部2の検知電流出力応答の遅延やスイ
ッチ部6の開閉の遅延により生じる過渡的な電圧変動が
印加されることがなく、増幅部5の出力に雑音として重
畳されることがない。なお請求項2の再生増幅回路に本
発明のスイッチ制御部を適応しても良いことは言うまで
もない。
【0036】以上のように本実施例によれば、再生ヘッ
ドに検知電流の供給が開始された後にスイッチ部を閉
じ、再生ヘッドに検知電流の供給が停止される前にスイ
ッチ部を開くように制御するスイッチ制御部を設けるこ
とにより、請求項1の実施例で述べた効果に加えて、増
幅部出力の雑音発生を防止することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、 (1)記録媒体から信号を再生する再生ヘッドと、前記
再生ヘッドに検知電流を与える検知電流源部と、前記再
生ヘッド出力を伝達するコンデンサと、前記コンデンサ
と直列に接続されるスイッチ部と、前記スイッチ部に接
続され、前記再生ヘッド出力を増幅する増幅部と、前記
検知電流源部の検知電流の断続と前記スイッチ部の開閉
を同期して制御する制御部とを備えることにより、簡易
な構成で増幅部出力のオフセット電圧発生による出力信
号の波形クリップを防止することができる。
【0038】(2)記録媒体から信号を再生する複数の
再生ヘッドと、前記複数の再生ヘッドに選択的に検知電
流を与える検知電流源部と、前記複数の再生ヘッドそれ
ぞれに対応して設けられ、前記複数の再生ヘッド出力を
伝達する複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサそ
れぞれと直列に接続される複数のスイッチ部と、前記複
数のスイッチ部に接続され、前記複数のスイッチ部によ
り選択された前記再生ヘッド出力を増幅する増幅部と、
前記検知電流源部の検知電流の選択と前記複数のスイッ
チ部の開閉を同期して制御する制御部とを備えることに
より、簡易な構成で、複数個の再生ヘッド出力を時分割
で増幅する再生増幅回路における出力のオフセット電圧
発生を防止し、出力信号の波形クリップを防止すること
ができる。
【0039】(3)上記(1)または(2)において前
記再生ヘッドに前記検知電流源部の検知電流が供給開始
された後に該再生ヘッドに接続されている前記スイッチ
部を導通状態とし、前記再生ヘッドに前記検知電流源部
の検知電流が供給停止される前に該再生ヘッドに接続さ
れている前記スイッチ部を非導通状態とするスイッチ制
御部を備えることにより、上記(1)または(2)で述
べた効果に加えて、増幅部出力の雑音発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1における再生増幅回路の構成
を示すブロック図
【図2】請求項1の実施例における波形図
【図3】本発明の請求項2における再生増幅回路の構成
を示すブロック図
【図4】請求項2の実施例における波形図
【図5】本発明の請求項3における再生増幅回路の構成
を示すブロック図
【図6】請求項3の実施例における波形図
【図7】従来の再生増幅回路の構成を示すブロック図
【図8】従来の再生増幅回路における波形図
【符号の説明】
1、11、12 再生ヘッド 2、20 検知電流源部 3、30 制御部 4、41、42 コンデンサ 5、50 増幅部 6、61、61 スイッチ部 7 スイッチ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から信号を再生する再生ヘッド
    と、前記再生ヘッドに検知電流を与える検知電流源部
    と、前記検知電流源部の検知電流の断続を制御する制御
    部と、前記再生ヘッド出力を伝達するコンデンサと、前
    記コンデンサと直列に接続され、前記制御部により開閉
    を制御されるスイッチ部と、前記スイッチ部に接続さ
    れ、前記再生ヘッド出力を増幅する増幅部とを備え、前
    記制御部は前記検知電流源部の検知電流の断続と前記ス
    イッチ部の開閉を同期して制御することを特徴とした再
    生増幅回路。
  2. 【請求項2】 記録媒体から信号を再生する複数の再生
    ヘッドと、前記複数の再生ヘッドに選択的に検知電流を
    与える検知電流源部と、前記検知電流源部の検知電流の
    選択を制御する制御部と、前記複数の再生ヘッドそれぞ
    れに対応して設けられ、前記複数の再生ヘッド出力を伝
    達する複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサそれ
    ぞれと直列に接続され、前記制御部によりに開閉を制御
    される複数のスイッチ部と、前記複数のスイッチ部に接
    続され、前記複数のスイッチ部により選択された前記再
    生ヘッド出力を増幅する増幅部とを備え、前記制御部は
    前記検知電流源部の検知電流の選択と前記複数のスイッ
    チ部の開閉を同期して制御することを特徴とした再生増
    幅回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ部の開閉を制御するスイッ
    チ制御部を設け、前記スイッチ制御部は、前記再生ヘッ
    ドに前記検知電流源部の検知電流が供給開始された後に
    該再生ヘッドに接続されている前記スイッチ部を導通状
    態とし、前記再生ヘッドに前記検知電流源部の検知電流
    が供給停止される前に前記スイッチ部を非導通状態とす
    ることを特徴とした請求項1または請求項2記載の再生
    増幅回路。
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