JPH0668415A - Vtr用磁気ヘッド - Google Patents
Vtr用磁気ヘッドInfo
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- JPH0668415A JPH0668415A JP4223684A JP22368492A JPH0668415A JP H0668415 A JPH0668415 A JP H0668415A JP 4223684 A JP4223684 A JP 4223684A JP 22368492 A JP22368492 A JP 22368492A JP H0668415 A JPH0668415 A JP H0668415A
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Landscapes
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- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 VTRの小型化、長時間記録やテレビの高画
質化に対応可能で、高周波帯域での記録再生特性の良好
なVTR用磁気ヘッドを提供する。 【構成】 モル%で、A(Fe2O3:25,MnO:3
0,ZnO:45)、B(Fe2O3:25,MnO:40,
ZnO:35)、C(Fe2O3:30,MnO:40,Zn
O:30)、D(Fe2O3:58,MnO:12,ZnO:3
0)、E(Fe2O3:58,MnO:4,ZnO:38)、F
(Fe2O3:51,MnO:4,ZnO:45)の各点を結
んだA−B−C−D−E−Fに囲まれた範囲内の組成の
非磁性Mn−Zn単結晶フェライトで構成された1対の
コア片11,12と、その一対のコア片11,12の少
なくとも一方の磁気ギャップ15の突合せ面に成膜され
た金属磁性膜14と、磁気ギャップ15とを有すること
を特徴とするVTR用磁気ヘッド。
質化に対応可能で、高周波帯域での記録再生特性の良好
なVTR用磁気ヘッドを提供する。 【構成】 モル%で、A(Fe2O3:25,MnO:3
0,ZnO:45)、B(Fe2O3:25,MnO:40,
ZnO:35)、C(Fe2O3:30,MnO:40,Zn
O:30)、D(Fe2O3:58,MnO:12,ZnO:3
0)、E(Fe2O3:58,MnO:4,ZnO:38)、F
(Fe2O3:51,MnO:4,ZnO:45)の各点を結
んだA−B−C−D−E−Fに囲まれた範囲内の組成の
非磁性Mn−Zn単結晶フェライトで構成された1対の
コア片11,12と、その一対のコア片11,12の少
なくとも一方の磁気ギャップ15の突合せ面に成膜され
た金属磁性膜14と、磁気ギャップ15とを有すること
を特徴とするVTR用磁気ヘッド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に小型、長時間記録の
VTRやS−VHS、Hi8ミリVTR等の高画質のV
TR、更にはHDTVに用いられる磁気ヘッドに関す
る。
VTRやS−VHS、Hi8ミリVTR等の高画質のV
TR、更にはHDTVに用いられる磁気ヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRの小型化、長時間記録やテ
レビの大画面化や高画質化に伴い、家庭用VTRの高画
質化が求められ、高密度記録化や短波長記録化、周波数
の広帯域化が進められている。これに対応して、VTR
用のテ−プはFe等の強磁性金属粉末の粒子サイズを細
かくしたメタルテ−プやCo−Ni磁性体を直接ベ−ス
フィルムに真空蒸着したテ−プを用いることにより保磁
力が1,000〜1,500(Oe)と高保磁力化する
傾向にある。こうした高保磁力のVTRテ−プに対して
は、従来の飽和磁束密度が5000G程度のMn−Zn
単結晶フェライトをコアに用いた磁気ヘッドでは、フェ
ライトコアが磁気飽和を起こして、十分な記録再生がで
きないという問題が顕著になってきた。また、Mn−Z
n単結晶フェライトは5MHz前後の周波数帯域での再
生出力は十分にあるが7〜8MHz以上の高周波帯域に
なると再生出力の低下が大きいという点をもっている。
そのために、センダストやアモルファス等の軟磁気特性
が良好で、飽和磁束密度が10,000G前後の金属磁
性膜を用いた磁気ヘッドが主流となってきた。図8はそ
の一例を示すMIG型の磁気ヘッドである。同図におい
て、10’は磁気ヘッドであり、高透磁率の磁性Mn−
Zn単結晶フェライトをコア片11’、12’とし、そ
の磁気ギャップ対向面に飽和磁束密度の高いセンダスト
やアモルファス等の金属磁性膜14’をスパッタリング
等で成膜し、一対のコア片11’、12’を磁気ギャッ
プとなる非磁性膜15’で接合しガラス13’で接合を
補強すると共にトラック幅を規制している。図9は最近
実用化され始めてきた積層型の磁気ヘッド20’を示す
図である。その磁気ヘッド20’は、セラミックス等の
非磁性基板21a’の側面に、同じくセンダストやアモ
ルファス等の金属磁性膜とSiO2等の非磁性膜をスパ
ッタリング等で交互に積層して積層膜24’を形成し、
その積層膜と非磁性基板21b’とをガラス等で接合し
てコア半体を作製する。次にこのコア半体と同様にして
作製した積層膜を非磁性基板22a’,22b’で挾持
したコア半体とを突合せ、磁気ギャップとなる非磁性膜
25’で接合し、ガラス23’でその接合を補強すると
共にトラック幅を規制している。
レビの大画面化や高画質化に伴い、家庭用VTRの高画
質化が求められ、高密度記録化や短波長記録化、周波数
の広帯域化が進められている。これに対応して、VTR
用のテ−プはFe等の強磁性金属粉末の粒子サイズを細
かくしたメタルテ−プやCo−Ni磁性体を直接ベ−ス
フィルムに真空蒸着したテ−プを用いることにより保磁
力が1,000〜1,500(Oe)と高保磁力化する
傾向にある。こうした高保磁力のVTRテ−プに対して
は、従来の飽和磁束密度が5000G程度のMn−Zn
単結晶フェライトをコアに用いた磁気ヘッドでは、フェ
ライトコアが磁気飽和を起こして、十分な記録再生がで
きないという問題が顕著になってきた。また、Mn−Z
n単結晶フェライトは5MHz前後の周波数帯域での再
生出力は十分にあるが7〜8MHz以上の高周波帯域に
なると再生出力の低下が大きいという点をもっている。
そのために、センダストやアモルファス等の軟磁気特性
が良好で、飽和磁束密度が10,000G前後の金属磁
性膜を用いた磁気ヘッドが主流となってきた。図8はそ
の一例を示すMIG型の磁気ヘッドである。同図におい
て、10’は磁気ヘッドであり、高透磁率の磁性Mn−
Zn単結晶フェライトをコア片11’、12’とし、そ
の磁気ギャップ対向面に飽和磁束密度の高いセンダスト
やアモルファス等の金属磁性膜14’をスパッタリング
等で成膜し、一対のコア片11’、12’を磁気ギャッ
プとなる非磁性膜15’で接合しガラス13’で接合を
補強すると共にトラック幅を規制している。図9は最近
実用化され始めてきた積層型の磁気ヘッド20’を示す
図である。その磁気ヘッド20’は、セラミックス等の
非磁性基板21a’の側面に、同じくセンダストやアモ
ルファス等の金属磁性膜とSiO2等の非磁性膜をスパ
ッタリング等で交互に積層して積層膜24’を形成し、
その積層膜と非磁性基板21b’とをガラス等で接合し
てコア半体を作製する。次にこのコア半体と同様にして
作製した積層膜を非磁性基板22a’,22b’で挾持
したコア半体とを突合せ、磁気ギャップとなる非磁性膜
25’で接合し、ガラス23’でその接合を補強すると
共にトラック幅を規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す磁性Mn−
Zn単結晶フェライトコア片に金属磁性膜を用いたMI
G型の磁気ヘッドは、単結晶フェライトの加工性が良好
でテ−プとの摩耗特性に優れた磁気ヘッドである。しか
しながら、単結晶フェライトは磁歪定数が大きい為に、
VTRテ−プとの摺動によるノイズが大きく、また、イ
ンダクタンスが大きい為に高周波帯域での再生出力が低
下したり、ノイズが発生しやすいという欠点がある。更
に、金属磁性膜とフェラトコアとが反応してその境界に
擬似ギャップを生じ、磁気ギャップと干渉しあって、再
生出力の周波数にうねりが発生し、そのために、高品質
化した再生画像に揺らぎや劣化を生じ易い。一方、図9
に示す非磁性基板でコアと金属磁性膜の積層膜を挾持し
た積層型の磁気ヘッドは、インダクタンスが小さく、磁
歪定数も小さくでき、かつ、構造上狭トラック化が容易
で高密度、短波長記録に適した磁気ヘッドである。しか
し、非磁性基板を構成するセラミックスは多結晶の組織
であるために、クラックやチッピング等が発生し易く加
工性に問題がある材料である。また、テ−プとの摺動特
性がそれほど良くなく偏摩耗を起こし、積層膜と非磁性
コアとの間に段差を生じたり、テ−プとの疑着による面
荒れを発生し易い等の欠点がある。
Zn単結晶フェライトコア片に金属磁性膜を用いたMI
G型の磁気ヘッドは、単結晶フェライトの加工性が良好
でテ−プとの摩耗特性に優れた磁気ヘッドである。しか
しながら、単結晶フェライトは磁歪定数が大きい為に、
VTRテ−プとの摺動によるノイズが大きく、また、イ
ンダクタンスが大きい為に高周波帯域での再生出力が低
下したり、ノイズが発生しやすいという欠点がある。更
に、金属磁性膜とフェラトコアとが反応してその境界に
擬似ギャップを生じ、磁気ギャップと干渉しあって、再
生出力の周波数にうねりが発生し、そのために、高品質
化した再生画像に揺らぎや劣化を生じ易い。一方、図9
に示す非磁性基板でコアと金属磁性膜の積層膜を挾持し
た積層型の磁気ヘッドは、インダクタンスが小さく、磁
歪定数も小さくでき、かつ、構造上狭トラック化が容易
で高密度、短波長記録に適した磁気ヘッドである。しか
し、非磁性基板を構成するセラミックスは多結晶の組織
であるために、クラックやチッピング等が発生し易く加
工性に問題がある材料である。また、テ−プとの摺動特
性がそれほど良くなく偏摩耗を起こし、積層膜と非磁性
コアとの間に段差を生じたり、テ−プとの疑着による面
荒れを発生し易い等の欠点がある。
【0004】本発明者等は、先に特開平3−12666
2号公報において磁気ヘッド用の非磁性Mn−Znフェ
ライトを、特開平3−127315号公報において非磁
性Mn−Znフェライトでスライダ−を構成したコンポ
ジット型の浮上式磁気ヘッドを提案している。しかしな
がら、先に開示した発明は、主組成にCaO,MgO,
ZrO2等の添加物必須とした非磁性のMn−Znフェ
ライトであって、多結晶では有効であったが、単結晶で
は品質の良好な単結晶ができず実用に供し得ないもので
あった。本発明者等は単結晶の育成条件を更に検討する
と共に、CaO等を添加せず、組成範囲を更に限定する
ことにより、高品質の非磁性のMn−Zn単結晶フェラ
イトを育成することを可能とした。そして、その非磁性
のMn−Zn単結晶フェライトを基板に用いることによ
り、加工性が良好で、摺動ノイズが小さく、高周波帯域
でのヘッド特性が良好で、かつ、長寿命のVTR用磁気
ヘッドを提供することができた。
2号公報において磁気ヘッド用の非磁性Mn−Znフェ
ライトを、特開平3−127315号公報において非磁
性Mn−Znフェライトでスライダ−を構成したコンポ
ジット型の浮上式磁気ヘッドを提案している。しかしな
がら、先に開示した発明は、主組成にCaO,MgO,
ZrO2等の添加物必須とした非磁性のMn−Znフェ
ライトであって、多結晶では有効であったが、単結晶で
は品質の良好な単結晶ができず実用に供し得ないもので
あった。本発明者等は単結晶の育成条件を更に検討する
と共に、CaO等を添加せず、組成範囲を更に限定する
ことにより、高品質の非磁性のMn−Zn単結晶フェラ
イトを育成することを可能とした。そして、その非磁性
のMn−Zn単結晶フェライトを基板に用いることによ
り、加工性が良好で、摺動ノイズが小さく、高周波帯域
でのヘッド特性が良好で、かつ、長寿命のVTR用磁気
ヘッドを提供することができた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドはモ
ル%で、A(Fe2O3:25,MnO:30,ZnO:4
5)、B(Fe2O3:25,MnO:40,ZnO:35)、
C(Fe2O3:30,MnO:40,ZnO:30)、D(F
e2O3:58,MnO:12,ZnO:30)、E(Fe2O
3:58,MnO:4,ZnO:38)、F(Fe2O3:5
1,MnO:4,ZnO:45)の各点を結んだA−B−
C−D−E−Fに囲まれた範囲内の組成の非磁性のMn
−Zn単結晶フェライトを用いたVTR用磁気ヘッドで
ある。その一つは、1対のコア片を非磁性のMn−Zn
単結晶フェライトで構成し、その少なくとも一方のコア
片の磁気ギャップ対向面に、金属磁性膜を成膜したMI
G型のVTR用磁気ヘッドである。金属磁性膜は一方の
コア片にのみ成膜しても良いし、双方のコア片に成膜し
ても良い。他の一つは、非磁性のMn−Zn単結晶フェ
ライトで基板を構成し、その基板で金属磁性膜と非磁性
膜との積層膜を挾持した一対のコア片と、そのコア片の
突合せ面に磁気ギャップを形成した積層型のVTR用磁
気ヘッドである。
ル%で、A(Fe2O3:25,MnO:30,ZnO:4
5)、B(Fe2O3:25,MnO:40,ZnO:35)、
C(Fe2O3:30,MnO:40,ZnO:30)、D(F
e2O3:58,MnO:12,ZnO:30)、E(Fe2O
3:58,MnO:4,ZnO:38)、F(Fe2O3:5
1,MnO:4,ZnO:45)の各点を結んだA−B−
C−D−E−Fに囲まれた範囲内の組成の非磁性のMn
−Zn単結晶フェライトを用いたVTR用磁気ヘッドで
ある。その一つは、1対のコア片を非磁性のMn−Zn
単結晶フェライトで構成し、その少なくとも一方のコア
片の磁気ギャップ対向面に、金属磁性膜を成膜したMI
G型のVTR用磁気ヘッドである。金属磁性膜は一方の
コア片にのみ成膜しても良いし、双方のコア片に成膜し
ても良い。他の一つは、非磁性のMn−Zn単結晶フェ
ライトで基板を構成し、その基板で金属磁性膜と非磁性
膜との積層膜を挾持した一対のコア片と、そのコア片の
突合せ面に磁気ギャップを形成した積層型のVTR用磁
気ヘッドである。
【0006】
【作用】本発明のVTR用磁気ヘッドは、非磁性Mn−
Zn単結晶フェライトでコア片を構成し、金属磁性膜を
用いているので摺動ノイズ発生が少なく、またインダク
タンスが小さく高周波帯域でのノイズの発生も少なく、
良好なヘッド特性を有している。更に、高飽和磁束密度
の金属磁性膜を用いているので、高密度記録に対応でき
る。一方、非磁性Mn−Zn単結晶フェライトは非磁性
であること、熱膨張係数が(82〜98)×10-7/℃
で、磁性フェライトの110×10-7/℃前後に比較し
てやや小さいことを除くと、ビッカ−ス硬度が600〜
700kg/mm2と適度な硬さでありテ−プとの摺動によ
る摩耗も少なく、加工性も良好で、長寿命の磁気ヘッド
を得ることができる。
Zn単結晶フェライトでコア片を構成し、金属磁性膜を
用いているので摺動ノイズ発生が少なく、またインダク
タンスが小さく高周波帯域でのノイズの発生も少なく、
良好なヘッド特性を有している。更に、高飽和磁束密度
の金属磁性膜を用いているので、高密度記録に対応でき
る。一方、非磁性Mn−Zn単結晶フェライトは非磁性
であること、熱膨張係数が(82〜98)×10-7/℃
で、磁性フェライトの110×10-7/℃前後に比較し
てやや小さいことを除くと、ビッカ−ス硬度が600〜
700kg/mm2と適度な硬さでありテ−プとの摺動によ
る摩耗も少なく、加工性も良好で、長寿命の磁気ヘッド
を得ることができる。
【0007】
(実施例)モル%で(Fe2O3:45,MnO:17,
ZnO:38)と(Fe2O3:30,MnO:35,Z
nO:35)の2種類の組成を配合した材料を、ライカ
イ機で乾式混合した後1200℃で3時間仮焼した。そ
の後白金ルツボに入れ温度1650℃、酸素雰囲気中で
育成後窒素雰囲気に切替え、ルツボを降下させて、先端
から徐々に冷却させ非磁性単結晶フェライトを製作し
た。この非磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いて磁
気ヘッドを作製し特性の比較を行なった。 (実施例1)モル%で(Fe2O3:45,MnO:1
7,ZnO:38)の非磁性のMn−Zn単結晶フェラ
イトを用い、図1に示すMIG型の磁気ヘッドを作製し
た。図1において、10は磁気ヘッド、11,12は非
磁性のMn−Zn単結晶フェライトコア片、13は補強
ガラス、14はスパッタリングにより成膜したFe−A
l−Si系の金属磁性膜である。比較のためにモル%
で、(Fe2O3:54,MnO:30,ZnO:16)
の磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いて同様の磁気
ヘッドを作製し、それぞれの自己録再の再生出力特性の
比較を行なった。ヘッド主構成と条件は下記に示す。 金属磁性膜:Fe−Al−Si系 磁性膜の膜厚:2μm 積層膜の膜厚:10μm トラック幅:20μm ギャップ長:0.35μm ギャップ深さ:25μm テ−プ:メタルテ−プ 相対速度:5.6m/sec 図6はその測定結果を示す図である。比較例の磁性Mn
−Zn単結晶フェライトを用いた磁気ヘッドでは、擬似
ギャップや摺動ノイズの影響のために、うねり現象が見
られ、高周波帯域側での再生出力の低下が著しい。一方
本発明の非磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いた磁
気ヘッドはうねり現象の発生も無く、高周波帯域での再
生出力の低下も小さく、磁気ヘッド特性に優れている。
ZnO:38)と(Fe2O3:30,MnO:35,Z
nO:35)の2種類の組成を配合した材料を、ライカ
イ機で乾式混合した後1200℃で3時間仮焼した。そ
の後白金ルツボに入れ温度1650℃、酸素雰囲気中で
育成後窒素雰囲気に切替え、ルツボを降下させて、先端
から徐々に冷却させ非磁性単結晶フェライトを製作し
た。この非磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いて磁
気ヘッドを作製し特性の比較を行なった。 (実施例1)モル%で(Fe2O3:45,MnO:1
7,ZnO:38)の非磁性のMn−Zn単結晶フェラ
イトを用い、図1に示すMIG型の磁気ヘッドを作製し
た。図1において、10は磁気ヘッド、11,12は非
磁性のMn−Zn単結晶フェライトコア片、13は補強
ガラス、14はスパッタリングにより成膜したFe−A
l−Si系の金属磁性膜である。比較のためにモル%
で、(Fe2O3:54,MnO:30,ZnO:16)
の磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いて同様の磁気
ヘッドを作製し、それぞれの自己録再の再生出力特性の
比較を行なった。ヘッド主構成と条件は下記に示す。 金属磁性膜:Fe−Al−Si系 磁性膜の膜厚:2μm 積層膜の膜厚:10μm トラック幅:20μm ギャップ長:0.35μm ギャップ深さ:25μm テ−プ:メタルテ−プ 相対速度:5.6m/sec 図6はその測定結果を示す図である。比較例の磁性Mn
−Zn単結晶フェライトを用いた磁気ヘッドでは、擬似
ギャップや摺動ノイズの影響のために、うねり現象が見
られ、高周波帯域側での再生出力の低下が著しい。一方
本発明の非磁性Mn−Zn単結晶フェライトを用いた磁
気ヘッドはうねり現象の発生も無く、高周波帯域での再
生出力の低下も小さく、磁気ヘッド特性に優れている。
【0008】(実施例2)モル%で、(Fe2O3:3
0,MnO:35,ZnO:35)の非磁性Mn−Zn
単結晶フェライトを用い図2に示す積層型の磁気ヘッド
を作製した。図2において、20は磁気ヘッド、21
a,21b,22a,22bは非磁性基板、23は補強
ガラス、24は積層膜、25は磁気ギャップである。こ
の積層型ヘッドと実施例1で用いたモル%で、(Fe2
O3:54,MnO:30,ZnO:16)の磁性Mn
−Zn単結晶フェライトでコア片を構成したMIG型の
磁気ヘッドのC/Nの周波数特性の比較を行なった。ヘ
ッド主構成と条件は下記に示す。 金属磁性膜:Fe−Al−Si系 積層膜:5μm×4層 非磁性膜:100nm トラック幅:20μm ギャップ長:0.35μm ギャップ深さ:25μm テ−プ:メタルテ−プ 相対速度:5.6m/sec 図7にその結果を示す。記録していない未使用のS−V
HSのテ−プを用い摺動ノイズの比較を行なった。MI
G型の磁気ヘッドではテ−プとの摺動ノイズが発生しC
/Nが低下しているが、本発明の磁気ヘッドでほとんど
ノイズの発生がなく、特に高周波帯域でのノイズ低減の
効果が大きくなっている。次に、実施例1,2で用いた
本発明の磁気ヘッドとMnO−NiO系のセラミックス
を用いた磁気ヘッドとの摺動摩耗特性の比較を行なっ
た。本発明の磁気ヘッドは適度に摩耗し、金属磁性薄膜
との偏摩耗や面荒れも発生せず良好な摺動特性を有する
ことが認められた。以上平行なMIG型と積層型を例に
とり説明したが、本発明は図4に示す台形型、図5に示
す傾斜型に磁気ヘッドに適用してもその効果に変りは無
いのは当然である。
0,MnO:35,ZnO:35)の非磁性Mn−Zn
単結晶フェライトを用い図2に示す積層型の磁気ヘッド
を作製した。図2において、20は磁気ヘッド、21
a,21b,22a,22bは非磁性基板、23は補強
ガラス、24は積層膜、25は磁気ギャップである。こ
の積層型ヘッドと実施例1で用いたモル%で、(Fe2
O3:54,MnO:30,ZnO:16)の磁性Mn
−Zn単結晶フェライトでコア片を構成したMIG型の
磁気ヘッドのC/Nの周波数特性の比較を行なった。ヘ
ッド主構成と条件は下記に示す。 金属磁性膜:Fe−Al−Si系 積層膜:5μm×4層 非磁性膜:100nm トラック幅:20μm ギャップ長:0.35μm ギャップ深さ:25μm テ−プ:メタルテ−プ 相対速度:5.6m/sec 図7にその結果を示す。記録していない未使用のS−V
HSのテ−プを用い摺動ノイズの比較を行なった。MI
G型の磁気ヘッドではテ−プとの摺動ノイズが発生しC
/Nが低下しているが、本発明の磁気ヘッドでほとんど
ノイズの発生がなく、特に高周波帯域でのノイズ低減の
効果が大きくなっている。次に、実施例1,2で用いた
本発明の磁気ヘッドとMnO−NiO系のセラミックス
を用いた磁気ヘッドとの摺動摩耗特性の比較を行なっ
た。本発明の磁気ヘッドは適度に摩耗し、金属磁性薄膜
との偏摩耗や面荒れも発生せず良好な摺動特性を有する
ことが認められた。以上平行なMIG型と積層型を例に
とり説明したが、本発明は図4に示す台形型、図5に示
す傾斜型に磁気ヘッドに適用してもその効果に変りは無
いのは当然である。
【0009】
【発明の効果】本発明の高品質のVTR用磁気ヘッドに
より、高周波帯域でもノイズが少ない高画質で、長寿命
の磁気ヘッドが可能となった。
より、高周波帯域でもノイズが少ない高画質で、長寿命
の磁気ヘッドが可能となった。
【図1】本発明の一例を示すVTR用磁気ヘッドの斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の一例を示すVTR用磁気ヘッドの斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の非磁性Mn−Zn単結晶フェライトコ
アの組成範囲を示す図である。
アの組成範囲を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の示すVTR用磁気ヘッド
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例の示すVTR用磁気ヘッド
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】本発明と比較例の磁気ヘッドの自己録再の再生
出力特性を示す図である。
出力特性を示す図である。
【図7】本発明と比較例の磁気ヘッドのC/Nの周波数
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図8】従来のVTR用磁気ヘッドの基本構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】従来のVTR用磁気ヘッドの基本構成を示す斜
視図である。
視図である。
10 VTR用磁気ヘッド 11 非磁性Mn−Zn単結晶フェライトコア片 12 非磁性Mn−Zn単結晶フェライトコア片 13 ボンディングガラス 14 金属磁性膜 15 磁気ギャップ 20 VTR用磁気ヘッド 21 非磁性Mn−Zn単結晶フェライトコア片 22 非磁性Mn−Zn単結晶フェライトコア片 23 ボンディングガラス 24 積層膜 25 磁気ギャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 モル%で、 A(Fe2O3:25,MnO:30,ZnO:45)、 B(Fe2O3:25,MnO:40,ZnO:35)、 C(Fe2O3:30,MnO:40,ZnO:30)、 D(Fe2O3:58,MnO:12,ZnO:30)、 E(Fe2O3:58,MnO:4,ZnO:38)、 F(Fe2O3:51,MnO:4,ZnO:45) の各点を結ぶA−B−C−D−E−Fに囲まれた範囲内
の組成の非磁性のMn−Zn単結晶フェライトで構成さ
れた一対のコア片と、その一対のコア片の少なくとも一
方のコア片の磁気ギャップ対向面に成膜された金属磁性
膜と、磁気ギャップとを有することを特徴とするMIG
型のVTR用磁気ヘッド。 - 【請求項2】 モル%で、 A(Fe2O3:25,MnO:30,ZnO:45)、 B(Fe2O3:25,MnO:40,ZnO:35)、 C(Fe2O3:30,MnO:40,ZnO:30)、 D(Fe2O3:58,MnO:12,ZnO:30)、 E(Fe2O3:58,MnO:4,ZnO:38)、 F(Fe2O3:51,MnO:4,ZnO:45) の各点を結ぶA−B−C−D−E−Fに囲まれた範囲内
の組成の非磁性のMn−Zn単結晶フェライトで構成さ
れた基板で挾持された、金属磁性膜と非磁性膜との積層
膜で構成された一対のコア片と、そのコア片の突合せ面
に形成された磁気ギャップとを有することを特徴とする
積層型のVTR用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223684A JPH0668415A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Vtr用磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223684A JPH0668415A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Vtr用磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668415A true JPH0668415A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16802030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223684A Pending JPH0668415A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Vtr用磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668415A (ja) |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP4223684A patent/JPH0668415A/ja active Pending
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