JPH0668811U - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH0668811U JPH0668811U JP1864893U JP1864893U JPH0668811U JP H0668811 U JPH0668811 U JP H0668811U JP 1864893 U JP1864893 U JP 1864893U JP 1864893 U JP1864893 U JP 1864893U JP H0668811 U JPH0668811 U JP H0668811U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネルゲートの改造、修理が容易となると
共に、トンネルゲート形成面への離型剤の塗布を容易と
する。 【構成】 金型2のキャビティ8に通じる傾斜通路6の
先端部に金型キャビティの側壁に開口するゲート7を形
成した金型において、該傾斜通路6とゲート7を形成す
る部位を切刃部4とゲート本体3とに分割して金型2と
別体に作り、これらを組合せて金型に入子式に固定す
る。また、切刃部を形成する面にポリテトラフルオロエ
チレンの被膜を施す。切刃部の改造、修理が容易とな
り、また、切刃部に対する離型剤の塗布が容易となり、
適正な厚みと接着力で被覆でき、金型に付着し易い性質
の樹脂を成形材料に使用する場合でも、切刃部やトンネ
ル内への樹脂の付着が防止できる。
共に、トンネルゲート形成面への離型剤の塗布を容易と
する。 【構成】 金型2のキャビティ8に通じる傾斜通路6の
先端部に金型キャビティの側壁に開口するゲート7を形
成した金型において、該傾斜通路6とゲート7を形成す
る部位を切刃部4とゲート本体3とに分割して金型2と
別体に作り、これらを組合せて金型に入子式に固定す
る。また、切刃部を形成する面にポリテトラフルオロエ
チレンの被膜を施す。切刃部の改造、修理が容易とな
り、また、切刃部に対する離型剤の塗布が容易となり、
適正な厚みと接着力で被覆でき、金型に付着し易い性質
の樹脂を成形材料に使用する場合でも、切刃部やトンネ
ル内への樹脂の付着が防止できる。
Description
【0001】
本考案は、合成樹脂の射出成形に使用されるゲート方式の射出成形用金型に関 するものである。
【0002】
合成樹脂の射出成形には、ゲート方式の金型が使用されている。この金型を図 7に示す。図7Aは型を閉じた状態、図7Bは型を開いて製品を脱型する状態を 示す。 上型1と下型50は、パーティングラインPで型合せされ、溶融樹脂は、上型 1の注入口からランナー5、トンネル6を経て樹脂充填口であるゲート7からキ ャビティ8に充填される。このように、トンネル6及びゲート7はパーティング ラインPより下の下型50に形成されているので、成形後、型開きして突き出し ピン9,10を作動させると、図7Bに示すように、製品Wとランナー部W’と は、ゲート7の切刃部で自動的に切断されて上昇し、脱型される。 実開平3−50415号公報には、上記のようなゲート方式の金型において、 ランナー部の突き出し方向をトンネル6の傾斜に合わせた金型が記載されている 。 上記の射出成形用金型は、トンネルゲートを下型に一体的に形成したものであ るが、図8に示すように、トンネル71とその先端にゲート72を一体に形成し た入子式トンネルゲート70を予め作り、これを下型に形成した凹部に取付けて ゲート方式の金型としたものもある。
【0003】 また、特開昭61−16823号公報には、金型の表面にフッ素樹脂などの離 型剤を被着させたモールド金型が記載されている。
【0004】
前記従来のトンネル方式の金型では、トンネル及びゲートを下型に一体的に形 成するので、ゲートの切刃部の磨耗、変形、欠損などの修理が困難であり、ゲー トの断面を縮小方向に変更することも難しい。
【0005】 また、ポリエステルエラストマー(商品名:ベクスロイ、ジュポン社製)を用 いた成形では、樹脂の冷却固化に伴い金型の温度が下がると、樹脂が金型表面に 付着する性質がある。トンネル方式の金型では、図9に示すように、トンネルゲ ート61の刃先部の内面の先端部63及び外面62(製品成形部)のゲート近傍 64に固化した樹脂が付着してしまう。 そうなると、製品Wに欠肉65が発生すると共に、トンネルゲート61が詰ま って樹脂の注入に支障が出る。
【0006】 本考案は、上記の問題点を解決し、トンネルゲートの改造、修理が容易となる と共に、トンネルゲート形成面への離型剤の塗布が容易となるゲート方式の射出 成形用金型を提供することを目的とするものである。
【0007】
本考案は、金型のキャビティに通じるトンネル状の傾斜通路を金型のパーティ ングライン以下に形成し、該傾斜通路の先端部に金型キャビティの側壁に開口す るゲートを形成した金型において、該傾斜通路とゲートを形成する部位を切刃部 とゲート本体とに分割して金型と別体に作り、これらを組合せて金型に入子式に 固定するか、該傾斜通路の一面とゲートを形成する切刃部を金型と別体に作り、 該切刃部を金型に固定して傾斜通路とゲートを形成する。 また、これらの切刃部の少なくともゲートを形成する近傍の面にポリテトラフ ルオロエチレンの被膜を形成する。
【0008】
切刃部を金型と別体に作ってこれを金型に固定するようにしたので、切刃部の 改造、修理が容易となり、また、切刃部に対する離型剤の塗布が容易となり、適 正な厚みと接着力で被覆できる。 切刃部の内外面にポリテトラフルオロエチレンをコーティングすると、金型に 付着し易い性質の樹脂を成形材料に使用する場合でも、切刃部やトンネル内への 樹脂の付着が防止できる。
【0009】
図1は本考案の第1実施例を示すもので、型を閉じた状態を断面で示す。 上型1には樹脂の注入口1aと樹脂の流路となるランナー5を形成し、下型2 には凹部を形成してゲート本体3と切刃部4を組合せた入子式トンネルゲート( 第3図で詳細に説明する)を取付ける。 上下型1,2は、パーティングラインPで型合せされ、溶融樹脂は、上型1の 注入口1aからランナー5、トンネル6を経て樹脂充填口であるゲート7からキ ャビティ8に充填される。このように、入子式トンネルゲートのトンネル6及び ゲート7はパーティングラインPより下の下型2に取付けられているので、図2 に示すように、成形後、型開きして突き出しピン9,10を作動させると、製品 Wとランナー部W’とは、ゲート7の切刃部で自動的に切断されて上昇し、脱型 される。
【0010】 図3は入子式トンネルゲートを分解して下型2への取付け方を示す斜視図で、 図3Aはゲート切刃、図3Cはゲート本体を示し、図3Bはゲート切刃を図3A の状態から180度回転させた裏面を示す。 切刃部4には、トンネルの一面を形成する傾斜面4aとその裏面に製品成形面 となる面4bを形成すると共に、底面に溝4cを設ける。ゲート本体3には、ト ンネルの他の一面を形成する傾斜面3aを形成すると共に、その両側に突条3c を設ける。 このゲート本体3に切刃部4をボルト31とネジ孔32とで取付けると、突条 3cと溝4cとが嵌合し、内部にトンネルが形成されると共に、面4bの下端面 にゲートが形成される。 この切刃部4を取付けたゲート本体3を、図3Dに示す下型2に形成した凹部 にボルト33とネジ孔342とで取付ける。この際、ゲート本体3の底面に形成 した突部3bを下型2の凹部2aに嵌合させる。
【0011】 図1において、成形時に注入樹脂の圧力が切刃部4の傾斜面4aに加わるが、 その上方向の分力は上型1の型締め圧で受け、水平(右)方向の分力は、底面の 溝4cがゲート本体3の突条3cに嵌合しており、ゲート本体3はその底面に形 成した突部3bが下型2の凹部2aに嵌合しているので充分対抗できる。 また、成形後、製品を取り出す際のゲート切断時の応力に対しては、ボルト3 1,33の締付けで保持する。したがって、入子式トンネルゲートを分割型とし たが、強度的に問題はない。
【0012】 図4に第2の実施例を示し、図中、図1と同一符号を付した部位は、同様な部 位を示す。この実施例は、第1実施例における切刃部に相当する部分のみを下型 と別体に作り、ゲート本体に相当する部分は、下型に形成したものである。 下型20にトンネル6の一面を形成する傾斜面22を設け、その前後に形成し た凹部に、トンネル6の他面を形成する傾斜面23を有するゲート切刃21を嵌 合し、押えブロック23で保持する。この場合も、ゲート切刃21の底面に形成 した溝24を下型20の突条に嵌合して、成形時における注入樹脂の圧力に対抗 させる。
【0013】 次に、ゲート切刃の先端部内外面に樹脂が付着固化することを防止する第3実 施例について説明する。図5は、第1実施例と同様に入子式トンネルゲートを分 割型としたものである。 図5に示すように、切刃部40の内外面41,42にポリテトラフルオロエチ レン(PTFE)をコーティングする。このコーティングは、少なくとも切刃部 40の先端近傍に施す。これにより、ポリエステルエラストマー樹脂を成形材料 に使用する場合でも、トンネル内及び切刃部への樹脂の付着が防止できる。 このPTFEのコーティングは、従来の下型にトンネルゲートを一体的に形成 したもの(図7、図9)でも、図8に示す一体に形成した入子式トンネルゲート でも、トンネル内面へのコーティングが困難であるが、この実施例では、入子式 トンネルゲートを分割式としたので、図6に示すように、切刃部40のトンネル 内面41及び成形面42へのコーティングが容易であり、適正な厚みと接着力で 被覆できる。 また、図4に示す第2実施例においても、切刃部21を下型20と別体に形成 してあるので、同様である。
【0014】
本考案は、トンネルゲートの改造、修理が容易となる。また、ゲート内面への 離型剤の塗布が容易、適正に行え、金型に付着し易い性質の樹脂を用いて成形す る場合においても、製品不良の発生やゲートの詰まりが防止できる。
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【0005】 また、ポリエステルエラストマー(商品名:ベクスロイ、デュポン社製)を用 いた成形では、金型表面温度が樹脂溶融温度以上にし達した後樹脂の冷却固化に 伴い金型の温度が下がると、樹脂が金型表面に付着する性質がある。トンネル方 式の金型では、図9に示すように、トンネルゲート61の刃先部の内面の先端部 63及び外面62(製品成形部)のゲート近傍64に固化した樹脂が付着してし まう。 そうなると、製品Wに欠肉65が発生すると共に、トンネルゲート61が詰ま って樹脂の注入に支障が出る。
【図1】本考案の第1実施例の断面図。
【図2】第1実施例の脱型時の断面図。
【図3】第1実施例の入子式トンネルゲートの取付け方
を示す分解斜視図。
を示す分解斜視図。
【図4】本考案の第2実施例の断面図。
【図5】本考案の第3実施例の断面図。
【図6】第3実施例のゲート切刃の分解斜視図。
【図7】従来のトンネルゲート式金型の断面図。
【図8】従来の入子式トンネルゲートの斜視図。
【図9】従来のトンネルゲート式金型の脱型時の断面
図。
図。
1 上型 2 下型 3 ゲート本体 4 切刃部
5 ランナー 6 トンネル 7 ゲート 8 キャビティ 9,
10 突き出しピン
5 ランナー 6 トンネル 7 ゲート 8 キャビティ 9,
10 突き出しピン
Claims (3)
- 【請求項1】 金型のキャビティに通じるトンネル状の
傾斜通路を金型のパーティングライン以下に形成し、該
傾斜通路の先端部に金型キャビティの側壁に開口するゲ
ートを形成した金型において、該傾斜通路とゲートを形
成する部位を切刃部とゲート本体とに分割して金型と別
体に作り、これらを組合せて金型に入子式に固定したこ
とを特徴とする射出成形用金型。 - 【請求項2】 金型のキャビティに通じるトンネル状の
傾斜通路を金型のパーティングライン以下に形成し、該
傾斜通路の先端部に金型キャビティの側壁に開口するゲ
ートを形成した金型において、該傾斜通路の一面とゲー
トを形成する切刃部を金型と別体に作り、該切刃部を金
型に固定して傾斜通路とゲートを形成したことを特徴と
する射出成形用金型。 - 【請求項3】 切刃部の少なくともゲートを形成する近
傍の面にポリテトラフルオロエチレンの被膜を形成した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の射出成形
用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993018648U JP2591951Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993018648U JP2591951Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668811U true JPH0668811U (ja) | 1994-09-27 |
| JP2591951Y2 JP2591951Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=11977444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993018648U Expired - Fee Related JP2591951Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591951Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107030976A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-08-11 | 嘉兴信元精密模具科技有限公司 | 一种用于注塑模具潜伏式浇口的切割结构 |
| CN121061081A (zh) * | 2025-10-24 | 2025-12-05 | 金永和精工制造股份有限公司 | 一种顶出自动切蜡口模具 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP1993018648U patent/JP2591951Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| CN107030976A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-08-11 | 嘉兴信元精密模具科技有限公司 | 一种用于注塑模具潜伏式浇口的切割结构 |
| CN121061081A (zh) * | 2025-10-24 | 2025-12-05 | 金永和精工制造股份有限公司 | 一种顶出自动切蜡口模具 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2591951Y2 (ja) | 1999-03-10 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |