JPH0669443B2 - 医療用導電性粘着剤およびそれを用いた医療用粘着電極 - Google Patents
医療用導電性粘着剤およびそれを用いた医療用粘着電極Info
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- JPH0669443B2 JPH0669443B2 JP61001927A JP192786A JPH0669443B2 JP H0669443 B2 JPH0669443 B2 JP H0669443B2 JP 61001927 A JP61001927 A JP 61001927A JP 192786 A JP192786 A JP 192786A JP H0669443 B2 JPH0669443 B2 JP H0669443B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた導電性と粘着性とを有する医療用導電性
粘着剤,および該粘着剤の層を電極板表面に設けた医療
用粘着電極に関する。
粘着剤,および該粘着剤の層を電極板表面に設けた医療
用粘着電極に関する。
(従来の技術) 心電計,筋電計,脳波計,低周波数治療器,手術用電気
メスなどの医療用電気機器を使用する場合には,皮膚表
面に信号用電極やアース用電極を貼付し,皮膚表面の所
定場所とこれら機器とを電気的に接続したり皮膚表面を
接地することが行われる。医療用電極の素材や形状,さ
らにはその電極の皮膚表面への固定手段について種々の
改良がなされている。例えば次の例がある。
メスなどの医療用電気機器を使用する場合には,皮膚表
面に信号用電極やアース用電極を貼付し,皮膚表面の所
定場所とこれら機器とを電気的に接続したり皮膚表面を
接地することが行われる。医療用電極の素材や形状,さ
らにはその電極の皮膚表面への固定手段について種々の
改良がなされている。例えば次の例がある。
(1)電解質を含有する導電性のペースト,クリーム,
水性ゲルなどの導電性媒体で金属製電極板を皮膚表面に
貼付する方法。
水性ゲルなどの導電性媒体で金属製電極板を皮膚表面に
貼付する方法。
(2)導電性液体またはゲル状物質を包含したスポン
ジ,電極板および貼付用粘着シートを一体化した医療用
電極のスポンジ面を皮膚表面に圧接し,該シートで固定
する方法。および, (3)導電性を有する粘着剤の層を電極板表面に設けた
粘着電極を用いる方法。
ジ,電極板および貼付用粘着シートを一体化した医療用
電極のスポンジ面を皮膚表面に圧接し,該シートで固定
する方法。および, (3)導電性を有する粘着剤の層を電極板表面に設けた
粘着電極を用いる方法。
これらの方法のうち(3)の粘着電極を用いる方法が簡
便であり,電極を長時間皮膚表面に貼付しても導電性の
変化が少なく,かつ電極が比較的安価に製造されるため
好適である。このような粘着電極に使用されうる粘着剤
としては,例えば,次のような導電性粘着剤が提案され
ている。
便であり,電極を長時間皮膚表面に貼付しても導電性の
変化が少なく,かつ電極が比較的安価に製造されるため
好適である。このような粘着電極に使用されうる粘着剤
としては,例えば,次のような導電性粘着剤が提案され
ている。
特開昭52-95895号公報に開示された電極の粘着剤は,
α,β−オレフィン性不飽和カルボン酸と末端が第4ア
ンモニウム基である1価もしくは多価アルコールとのエ
ステルを含むポリマーと多価アルコールとを含有する。
α,β−オレフィン性不飽和カルボン酸と末端が第4ア
ンモニウム基である1価もしくは多価アルコールとのエ
ステルを含むポリマーと多価アルコールとを含有する。
特開昭56-36939号公報に開示された電極の粘着剤は,
(メタ)アクリル酸,マレイン酸などの有機カルボン酸
の塩(アルカリ金属塩,アミン塩など)を5モル%以上
の割合で含むポリマーとグリセリンなどの多価アルコー
ルとを含有する。
(メタ)アクリル酸,マレイン酸などの有機カルボン酸
の塩(アルカリ金属塩,アミン塩など)を5モル%以上
の割合で含むポリマーとグリセリンなどの多価アルコー
ルとを含有する。
特開昭56-36940号公報に開示された電極の粘着剤は,
ポリアクリル酸,ポリビニルアルコールなどの非イオン
性親水性ポリマーとグリセリンなどの水溶性可塑剤とを
含有する。
ポリアクリル酸,ポリビニルアルコールなどの非イオン
性親水性ポリマーとグリセリンなどの水溶性可塑剤とを
含有する。
しかし,上記3例の粘着剤の導電性は,いずれも充分で
あるとはいえない。特に,の粘着剤はそれ自体の導電
性は極めて低く,塩化ナトリウムなどの電解質を配合す
る必要がある。粘着性に関してもいずれもが不充分であ
り,電極を長時間にわたり皮膚表面に接着させておくこ
とができない。一般に,粘着剤の粘着性を高く設定する
と導電性が低下し,導電性を高く設定すると粘着性が低
下する傾向がある。
あるとはいえない。特に,の粘着剤はそれ自体の導電
性は極めて低く,塩化ナトリウムなどの電解質を配合す
る必要がある。粘着性に関してもいずれもが不充分であ
り,電極を長時間にわたり皮膚表面に接着させておくこ
とができない。一般に,粘着剤の粘着性を高く設定する
と導電性が低下し,導電性を高く設定すると粘着性が低
下する傾向がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の欠点を解決するものであり,その目
的とするところは,各種医療用測定機器などに利用され
得,優れた導電性と粘着性とを有する導電性粘着剤を提
供することにある。本発明の他の目的は,上記優れた性
質を有する粘着剤の層を電極板表面に設けた医療用粘着
電極を提供することにある。
的とするところは,各種医療用測定機器などに利用され
得,優れた導電性と粘着性とを有する導電性粘着剤を提
供することにある。本発明の他の目的は,上記優れた性
質を有する粘着剤の層を電極板表面に設けた医療用粘着
電極を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の導電性粘着剤は,置換置換アンモニオ基を有す
るポリマー,水および塩化マグネシウムを含有し,その
ことにより上記目的が達成される。
るポリマー,水および塩化マグネシウムを含有し,その
ことにより上記目的が達成される。
本発明の導電性粘着剤は,置換アンモニオ基を有するポ
リマー;水;塩化マグネシウム;およびハイドロキノン
および/もしくはハイドロキノン誘導体からなる腐食防
止剤;を含有し,そのことにより上記目的が達成され
る。
リマー;水;塩化マグネシウム;およびハイドロキノン
および/もしくはハイドロキノン誘導体からなる腐食防
止剤;を含有し,そのことにより上記目的が達成され
る。
本発明の医療用粘着電極は,導電性粘着剤層が電極板の
少なくとも一部に設けられ,該粘着剤は,置換アンモニ
オ基を有するポリマー,水および塩化マグネシウムを含
有し,そのことにより上記目的が達成される。
少なくとも一部に設けられ,該粘着剤は,置換アンモニ
オ基を有するポリマー,水および塩化マグネシウムを含
有し,そのことにより上記目的が達成される。
本発明の医療用導電性粘着剤の主成分であるポリマー
は,次の構造式を有する(メタ)アクリルアミド誘導体
(I)および/もしくは(メタ)アクリル酸エステル誘
導体(II)を共重合成分(第1共重合成分)として含有
する共重合体である。
は,次の構造式を有する(メタ)アクリルアミド誘導体
(I)および/もしくは(メタ)アクリル酸エステル誘
導体(II)を共重合成分(第1共重合成分)として含有
する共重合体である。
(ここで,R1はHまたはCH3;R2は炭素数1〜6の飽和炭
化水素基;R3,R4およびR5は炭素数1〜4のアルキル基;
そしてXはCl,Brなどのハロゲン原子である) (ここで,R6はHまたはCH3;R7は炭素数1〜6の飽和炭
化水素基またはヒドロキシル基を有する炭素数1〜6の
飽和炭化水素基;R8,R9およびR10は炭素数1〜4のアル
キル基;そしてXはCl,Brなどのハロゲン原子であ
る)。
化水素基;R3,R4およびR5は炭素数1〜4のアルキル基;
そしてXはCl,Brなどのハロゲン原子である) (ここで,R6はHまたはCH3;R7は炭素数1〜6の飽和炭
化水素基またはヒドロキシル基を有する炭素数1〜6の
飽和炭化水素基;R8,R9およびR10は炭素数1〜4のアル
キル基;そしてXはCl,Brなどのハロゲン原子であ
る)。
上記構造式で示される化合物のうち,(メタ)アクリル
アミド誘導体(I)としては,2(アクリルアミド)エチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド,2(メタクリルア
ミド)エチルトリメチルアンモニウムクロライド,3(ア
クリルアミド)プロピルトリメチルアンモニウムクロラ
イド,3(メタクリルアミド)プロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド,3(メタクリルアミド)プロピルジエ
チルメチルアンモニウムクロライド,3(メタクリルアミ
ド)プロピルトリメチルアンモニウムブロマイド,3(ア
クリルアミド)イソペンチルトリメチルアンモニウムク
ロライドなどがある。(メタ)アクリル酸エステル誘導
体(II)としては,2(アクリルオキシ)エチルトリメチ
ルアンモニウムクロライド,2(メタクリルオキシ)エチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド,3(アクリルオキ
シ)プロピルトリメチルアンモニウムクロライド,3(メ
タクリルオキシ)プロピルトリメチルアンモニウムクロ
ライド,3(メタクリルオキシ)2−ヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロライドなどがある。
アミド誘導体(I)としては,2(アクリルアミド)エチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド,2(メタクリルア
ミド)エチルトリメチルアンモニウムクロライド,3(ア
クリルアミド)プロピルトリメチルアンモニウムクロラ
イド,3(メタクリルアミド)プロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド,3(メタクリルアミド)プロピルジエ
チルメチルアンモニウムクロライド,3(メタクリルアミ
ド)プロピルトリメチルアンモニウムブロマイド,3(ア
クリルアミド)イソペンチルトリメチルアンモニウムク
ロライドなどがある。(メタ)アクリル酸エステル誘導
体(II)としては,2(アクリルオキシ)エチルトリメチ
ルアンモニウムクロライド,2(メタクリルオキシ)エチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド,3(アクリルオキ
シ)プロピルトリメチルアンモニウムクロライド,3(メ
タクリルオキシ)プロピルトリメチルアンモニウムクロ
ライド,3(メタクリルオキシ)2−ヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロライドなどがある。
上記第1共重合成分とともに共重合体を形成する共重合
成分(第2共重合成分)としては,ブチルアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート,2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト,2−ヒドロキシプロピルメタクリレート,ブチレング
リコールモノアクリレート,ブチレングリコールモノメ
タクリレート,エチルアクリレート,ブトキシエチルア
クリレート,ブトキシエチルメタクリレート,エトキシ
ブチルアクリレート,テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート,グリセリンモノアクリレート,グリセリンモノメ
タクリレート,ポリエチレングリコールモノアクリレー
ト,ポリエチレングリコールモノメタクリレート,ポリ
プロピレングリコールモノアクリレート,ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート,アクリルアミド,メ
タクリルアミド,N−ジメチルアクリルアミド,N−ジエチ
ルアクリルアミド,N−ブトキシメチルアクリルアミド,
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド,ジメチルア
ミノエチルメタクリレート,ジエチルアミノエチルアク
リレート,ジエチルアミノエチルメタクリレート,酢酸
ビニル,プロピオン酸ビニル,ビニルピロリドン,ジア
セトンアクリルアミドなどがある。第1および第2共重
合成分はそれぞれ2種以上混合されていてもよい。
成分(第2共重合成分)としては,ブチルアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート,2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト,2−ヒドロキシプロピルメタクリレート,ブチレング
リコールモノアクリレート,ブチレングリコールモノメ
タクリレート,エチルアクリレート,ブトキシエチルア
クリレート,ブトキシエチルメタクリレート,エトキシ
ブチルアクリレート,テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート,グリセリンモノアクリレート,グリセリンモノメ
タクリレート,ポリエチレングリコールモノアクリレー
ト,ポリエチレングリコールモノメタクリレート,ポリ
プロピレングリコールモノアクリレート,ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート,アクリルアミド,メ
タクリルアミド,N−ジメチルアクリルアミド,N−ジエチ
ルアクリルアミド,N−ブトキシメチルアクリルアミド,
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド,ジメチルア
ミノエチルメタクリレート,ジエチルアミノエチルアク
リレート,ジエチルアミノエチルメタクリレート,酢酸
ビニル,プロピオン酸ビニル,ビニルピロリドン,ジア
セトンアクリルアミドなどがある。第1および第2共重
合成分はそれぞれ2種以上混合されていてもよい。
上記第2共重合成分のうち比較的共重合性の低い単量体
は,共重合体の高い単量体,例えば,ブチルアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート,ビニルピロリドン,酢酸ビニル,
と混合して後述の共重合反応に供することが推奨され
る。
は,共重合体の高い単量体,例えば,ブチルアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート,ビニルピロリドン,酢酸ビニル,
と混合して後述の共重合反応に供することが推奨され
る。
共重合体中には第1共重合成分が20〜80重量%の割合
で,そして第2共重合成分が80〜20重量%の割合で含有
される。第1共重合成分が過少であると実質的に導電性
が得られず,過剰であると得られる粘着剤の凝集力が低
下する。
で,そして第2共重合成分が80〜20重量%の割合で含有
される。第1共重合成分が過少であると実質的に導電性
が得られず,過剰であると得られる粘着剤の凝集力が低
下する。
共重合体を用いて調製される粘着剤の導電性は,主とし
て,共重合体中の第1共重合成分に起因する。そのた
め,粘着剤の導電性の度合は,共重合体中に第1共重合
成分が占める割合と該共重合体が粘着剤中に占める割合
との両者によって決まる。例えば,第1共重合成分の比
較的少ない共重合体は,導電性を確保するために,粘着
剤中に比較的多量に含有される必要がある。導電性はさ
らに第1共重合成分中のアンモニウム窒素と関係する。
第1共重合成分の分子量が大きいと相対的に分子中にア
ンモニウム窒素の占める割合が小さくなるため,必要な
導電性を得るためには第1共重合成分の含有量を大きく
する必要がある。導電性の度合は第1共重合成分の化学
構造によっても異なる。第1共重合成分が(メタ)アク
リルアミド誘導体である場合には(メタ)アクリル酸エ
ステル誘導体である場合に比べると,得られる粘着剤の
導電性が高い。そのため,(メタ)アクリル酸エステル
誘導体を用いた場合には第1共重合成分量をやや多くす
る必要がある。第1および第2共重合成分はそれぞれ2
種以上が混合されていてもよい。
て,共重合体中の第1共重合成分に起因する。そのた
め,粘着剤の導電性の度合は,共重合体中に第1共重合
成分が占める割合と該共重合体が粘着剤中に占める割合
との両者によって決まる。例えば,第1共重合成分の比
較的少ない共重合体は,導電性を確保するために,粘着
剤中に比較的多量に含有される必要がある。導電性はさ
らに第1共重合成分中のアンモニウム窒素と関係する。
第1共重合成分の分子量が大きいと相対的に分子中にア
ンモニウム窒素の占める割合が小さくなるため,必要な
導電性を得るためには第1共重合成分の含有量を大きく
する必要がある。導電性の度合は第1共重合成分の化学
構造によっても異なる。第1共重合成分が(メタ)アク
リルアミド誘導体である場合には(メタ)アクリル酸エ
ステル誘導体である場合に比べると,得られる粘着剤の
導電性が高い。そのため,(メタ)アクリル酸エステル
誘導体を用いた場合には第1共重合成分量をやや多くす
る必要がある。第1および第2共重合成分はそれぞれ2
種以上が混合されていてもよい。
上記第1共重合成分および第2共重合成分(いずれも単
量体)を通常のラジカル重合法,例えば,溶液重合法に
より重合反応に供して,共重合体が得られる。溶液重合
方法による場合は,溶媒としては,使用する各単量体お
よび生成する共重合体を溶解させうる溶媒が利用され
る。このような溶媒は,使用する単量体の組成により異
なるが,例えば,アルコール,水−アルコール混液(ア
ルコールは,メタノール,エタノール,イソプロパノー
ルなど)が用いられる。
量体)を通常のラジカル重合法,例えば,溶液重合法に
より重合反応に供して,共重合体が得られる。溶液重合
方法による場合は,溶媒としては,使用する各単量体お
よび生成する共重合体を溶解させうる溶媒が利用され
る。このような溶媒は,使用する単量体の組成により異
なるが,例えば,アルコール,水−アルコール混液(ア
ルコールは,メタノール,エタノール,イソプロパノー
ルなど)が用いられる。
共重合体を得るには,例えば,まず,上記の各単量体と
溶媒とを還流冷却器付き反応器に仕込む。単量体の仕込
濃度は30〜80%が好適である。次に,反応器内を窒素な
どの不活性ガスにより置換し,加熱・撹拌しながら触媒
の投入を開始する。触媒は,重合反応に通常用いられる
アゾビス系,過酸化物系などが好適に用いられる。触媒
量は,通常,全単量体のモル数の0.1〜1.0モル%の範囲
が採用される。触媒は全量の1/20〜1/5の量ずつ適
宜分割して反応液に投入される。触媒投入間隔は,使用
する触媒の半減期の0.2〜1.5倍とすることが好ましい。
反応温度は通常50〜80℃である。特に単量体の仕込濃度
が50%以上の場合には,反応系に数回〜十数回にわたり
溶媒を加えて粘度を低下させる濃度漸減法により暴走反
応やゲル化が起こらないようにすることが好ましい。反
応時間は単量体組成,触媒の種類や量,反応条件などに
より異なるが,通常,約20〜50時間である。このように
して,共重合体を含む粘稠な溶液が得られる。
溶媒とを還流冷却器付き反応器に仕込む。単量体の仕込
濃度は30〜80%が好適である。次に,反応器内を窒素な
どの不活性ガスにより置換し,加熱・撹拌しながら触媒
の投入を開始する。触媒は,重合反応に通常用いられる
アゾビス系,過酸化物系などが好適に用いられる。触媒
量は,通常,全単量体のモル数の0.1〜1.0モル%の範囲
が採用される。触媒は全量の1/20〜1/5の量ずつ適
宜分割して反応液に投入される。触媒投入間隔は,使用
する触媒の半減期の0.2〜1.5倍とすることが好ましい。
反応温度は通常50〜80℃である。特に単量体の仕込濃度
が50%以上の場合には,反応系に数回〜十数回にわたり
溶媒を加えて粘度を低下させる濃度漸減法により暴走反
応やゲル化が起こらないようにすることが好ましい。反
応時間は単量体組成,触媒の種類や量,反応条件などに
より異なるが,通常,約20〜50時間である。このように
して,共重合体を含む粘稠な溶液が得られる。
このようにして得られた共重合体は,粘着剤の主成分と
なる。この共重合体は共重合成分の種類や量により,そ
れ自体で粘着性を有する場合もあるが,通常,非粘着性
で乾燥状態では比較的もろく硬い樹脂状である。乾燥状
態では導電性も発現されない。しかし,これに水が加え
られると,共重合体は軟化して粘着性を有し,粘着剤と
して機能するようになる。内部凝集力も適度となり粘弾
性的性質を有し導電性を示すようになる。
なる。この共重合体は共重合成分の種類や量により,そ
れ自体で粘着性を有する場合もあるが,通常,非粘着性
で乾燥状態では比較的もろく硬い樹脂状である。乾燥状
態では導電性も発現されない。しかし,これに水が加え
られると,共重合体は軟化して粘着性を有し,粘着剤と
して機能するようになる。内部凝集力も適度となり粘弾
性的性質を有し導電性を示すようになる。
水の量は共重合成分の組成,粘着剤層の厚み,所望する
粘着性の度合などにより異なるが,通常,共重合体100
重量部に対して5〜50重量部の範囲である。共重合体中
に第1共重合成分の占める割合が大きいほど共重合体を
軟化するための水および後述の塩化マグネシウムを多量
に必要とする。水の量が過少であると粘着性が発現され
ないばかりか導電性も得られない。共重合体に水が含有
されて軟化し,粘着剤として機能する状態であれば導電
性も充分である。水の量が過剰であると得られる粘着剤
の接着性は増大するが,軟化し流動性を有するようにな
る。
粘着性の度合などにより異なるが,通常,共重合体100
重量部に対して5〜50重量部の範囲である。共重合体中
に第1共重合成分の占める割合が大きいほど共重合体を
軟化するための水および後述の塩化マグネシウムを多量
に必要とする。水の量が過少であると粘着性が発現され
ないばかりか導電性も得られない。共重合体に水が含有
されて軟化し,粘着剤として機能する状態であれば導電
性も充分である。水の量が過剰であると得られる粘着剤
の接着性は増大するが,軟化し流動性を有するようにな
る。
粘着剤には,上記共重合体および水のほか塩化マグネシ
ウムが含有される。塩化マグネシウムは水を粘着剤中に
所定の割合で保持する機能を有する。例えば,塩化マグ
ネシウムが存在すると粘着剤中の水分が蒸発により消失
するのが防止される。共重合体が乾燥状態で全く水分を
含有しない場合も塩化マグネシウムが含有されている
と,空気中の水分を吸収する結果,粘着剤が一定割合で
水分を含有するようになる。塩化マグネシウムの量は共
重合体成分の組成,粘着剤層の厚み,所望する粘着性の
度合などにより異なるが,通常,共重合体100重量部に
対して6〜50重量部の範囲である。過少であると粘着性
が発現されないばかりか導電性も得られない。水を一定
の割合で保持することができないため導電性が不安定と
なる場合もある。過剰であると含有される水分量が過剰
となるため,軟化し流動性を有するようになる。
ウムが含有される。塩化マグネシウムは水を粘着剤中に
所定の割合で保持する機能を有する。例えば,塩化マグ
ネシウムが存在すると粘着剤中の水分が蒸発により消失
するのが防止される。共重合体が乾燥状態で全く水分を
含有しない場合も塩化マグネシウムが含有されている
と,空気中の水分を吸収する結果,粘着剤が一定割合で
水分を含有するようになる。塩化マグネシウムの量は共
重合体成分の組成,粘着剤層の厚み,所望する粘着性の
度合などにより異なるが,通常,共重合体100重量部に
対して6〜50重量部の範囲である。過少であると粘着性
が発現されないばかりか導電性も得られない。水を一定
の割合で保持することができないため導電性が不安定と
なる場合もある。過剰であると含有される水分量が過剰
となるため,軟化し流動性を有するようになる。
粘滝剤にはさらに必要に応じて金属の腐食防止剤が含有
される。腐食防止剤としては,ハイドロキノンおよび/
もしくはハイドロキノン誘導体が用いられる。ハイドロ
キノン誘導体としては,例えば,ハイドロキノンモノメ
チルエーテル,ハイドロキノンモノエチルエーテル,ハ
イドロキノンモノプロピルエーテル,ハイドロキノンモ
ノブチルエーテルなどのハイドロキノンモノアルキルエ
ーテルがある。これらは2種以上混合されて用いられて
もよい。
される。腐食防止剤としては,ハイドロキノンおよび/
もしくはハイドロキノン誘導体が用いられる。ハイドロ
キノン誘導体としては,例えば,ハイドロキノンモノメ
チルエーテル,ハイドロキノンモノエチルエーテル,ハ
イドロキノンモノプロピルエーテル,ハイドロキノンモ
ノブチルエーテルなどのハイドロキノンモノアルキルエ
ーテルがある。これらは2種以上混合されて用いられて
もよい。
このような腐食防止剤は,通常,共重合体100重量部あ
たり15重量部以下の割合で粘着剤中に配合される。過剰
であると粘着剤の粘着性が低下する。さらに,腐食防止
剤が原因となって粘着剤が皮膚刺激性を有する場合もあ
る。腐食防止効果を得るには通常,0.5重量部以上の腐食
防止剤を必要とする。0.5〜15重量部の範囲で腐食防止
剤が加えられた粘着剤はアルミニウムや錫などの金属を
全く腐食しないか,製品化された場合に実用上全く問題
のない程度に腐食速度が遅い。しかも,粘着剤の導電性
および粘着性に影響を与えることがなく,皮膚に対する
刺激もない。腐食防止剤の作用機構の詳細は不明である
が,腐食防止剤が,腐食反応を引き起こすと考えられる
酸素ラジカルや腐食反応に関与する他のラジカルをトラ
ップして腐食反応を防止もしくは遅延させるものと考え
られる。
たり15重量部以下の割合で粘着剤中に配合される。過剰
であると粘着剤の粘着性が低下する。さらに,腐食防止
剤が原因となって粘着剤が皮膚刺激性を有する場合もあ
る。腐食防止効果を得るには通常,0.5重量部以上の腐食
防止剤を必要とする。0.5〜15重量部の範囲で腐食防止
剤が加えられた粘着剤はアルミニウムや錫などの金属を
全く腐食しないか,製品化された場合に実用上全く問題
のない程度に腐食速度が遅い。しかも,粘着剤の導電性
および粘着性に影響を与えることがなく,皮膚に対する
刺激もない。腐食防止剤の作用機構の詳細は不明である
が,腐食防止剤が,腐食反応を引き起こすと考えられる
酸素ラジカルや腐食反応に関与する他のラジカルをトラ
ップして腐食反応を防止もしくは遅延させるものと考え
られる。
本発明の粘着剤中に例えば腐食防止剤が含有される場合
には,通常,共重合体,水,塩化マグネシウムおよび腐
食防止剤の合計量中に共重合体が60〜90重量%の割合
で,水が3〜30重量%の割合で,塩化マグネシウムが4
〜40重量%の割合で,そして腐食防止剤が0.3〜12重量
%の割合で含有される。
には,通常,共重合体,水,塩化マグネシウムおよび腐
食防止剤の合計量中に共重合体が60〜90重量%の割合
で,水が3〜30重量%の割合で,塩化マグネシウムが4
〜40重量%の割合で,そして腐食防止剤が0.3〜12重量
%の割合で含有される。
上記腐食防止剤の他に,粘着剤中にはさらに必要に応じ
て充填剤(増量剤),粘着剤を皮膜としたときの強度調
整剤(凝集力調整剤),粘着性調整剤,導電性調整剤な
どの添加剤が含有される。これらのうち,充填剤には,
炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,亜鉛華,塩化カル
シウム,タルク,無水ケイ酸などの無機充填剤;ポリス
チレン,ポリメチルメタクリレート,ポリアミド,ポリ
エステル,ポリウレタンなどの非水溶性樹脂でなる有機
充填剤がある。充填剤はいずれも微粉末状で使用され
る。皮膜強度調整剤には,ポリビニルアルコール,ポリ
ビニルピロリドン,ポリアクリル酸ナトリウム,ビニル
メチルエーテル−無水マレイン酸共重合体,ヒドロキシ
エチルセルロース,カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム,アラビアゴム,膠,トラガカントゴム,カラヤゴ
ムなどがある。粘着性調整剤には,グリセリン,ジグリ
セリン,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール,ブチレングリコール,アミレングリコール,ト
リメチロールエタン,ソルビトール,ジエタノールアミ
ン,アルキル硫酸トリエタノールアミン,脂肪酸ジエタ
ノールアミド,アミノアルキルプロパノールなどがあ
る。導電性調整剤には,ベヘニルトリメチルアンモニウ
ムクロライド,ラウリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド,オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ド,ジメチルドデシルアンモニウム酢酸などがある。上
記,添加剤の量は個々により異なるが,通常,共重合
体,水および塩化マグネシウムの合計重量の約40重量%
以下,好ましくは約30重量%以下である。過剰である
と,例えば,粘着剤の粘着性や導電性が低下する。
て充填剤(増量剤),粘着剤を皮膜としたときの強度調
整剤(凝集力調整剤),粘着性調整剤,導電性調整剤な
どの添加剤が含有される。これらのうち,充填剤には,
炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,亜鉛華,塩化カル
シウム,タルク,無水ケイ酸などの無機充填剤;ポリス
チレン,ポリメチルメタクリレート,ポリアミド,ポリ
エステル,ポリウレタンなどの非水溶性樹脂でなる有機
充填剤がある。充填剤はいずれも微粉末状で使用され
る。皮膜強度調整剤には,ポリビニルアルコール,ポリ
ビニルピロリドン,ポリアクリル酸ナトリウム,ビニル
メチルエーテル−無水マレイン酸共重合体,ヒドロキシ
エチルセルロース,カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム,アラビアゴム,膠,トラガカントゴム,カラヤゴ
ムなどがある。粘着性調整剤には,グリセリン,ジグリ
セリン,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール,ブチレングリコール,アミレングリコール,ト
リメチロールエタン,ソルビトール,ジエタノールアミ
ン,アルキル硫酸トリエタノールアミン,脂肪酸ジエタ
ノールアミド,アミノアルキルプロパノールなどがあ
る。導電性調整剤には,ベヘニルトリメチルアンモニウ
ムクロライド,ラウリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド,オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ド,ジメチルドデシルアンモニウム酢酸などがある。上
記,添加剤の量は個々により異なるが,通常,共重合
体,水および塩化マグネシウムの合計重量の約40重量%
以下,好ましくは約30重量%以下である。過剰である
と,例えば,粘着剤の粘着性や導電性が低下する。
本発明の粘着剤を調製するには,例えば,まず,上記共
重合反応により調製された共重合体溶液に必要に応じて
溶媒を添加し粘度調整を行う。これに水および塩化マグ
ネシウム,さらに必要に応じて,上記腐食防止剤,充填
剤,皮膜強度調整剤などが加えられて粘着剤溶液が得ら
れる。塩化マグネシウムは市販されている6水和物(Mg
Cl2・6H2O)を利用するのが便利である。通常,塩化マ
グネシウムは濃厚水溶液として,そして,腐食防止剤は
水やアルコールの濃厚溶液として添加される。水の量
は,過剰であっても過少であってもよく,粘着剤調製
後,乾燥もしくは調湿を行うことにより所望の粘着性を
有する粘着剤が得られる。
重合反応により調製された共重合体溶液に必要に応じて
溶媒を添加し粘度調整を行う。これに水および塩化マグ
ネシウム,さらに必要に応じて,上記腐食防止剤,充填
剤,皮膜強度調整剤などが加えられて粘着剤溶液が得ら
れる。塩化マグネシウムは市販されている6水和物(Mg
Cl2・6H2O)を利用するのが便利である。通常,塩化マ
グネシウムは濃厚水溶液として,そして,腐食防止剤は
水やアルコールの濃厚溶液として添加される。水の量
は,過剰であっても過少であってもよく,粘着剤調製
後,乾燥もしくは調湿を行うことにより所望の粘着性を
有する粘着剤が得られる。
本発明の医療用粘着電極に用いられる電極板の材質とし
ては錫,アルミニウム,ニッケル,鉛,クロム,銀,
金,白金,鉄,銅やこれらの合金などが用いられる。特
に,導電性に優れかつ比較的安価な錫,アルミニウムお
よび錫−アルミニウム合金が好適に用いられる。これら
金属を厚さ20〜200μmの金属箔として,あるいは補強
用裏打部材とのラミネート体として電極板が形成され
る。電極板の大きさはその用途により異なるが,例えば
心電計の電極である場合には,その直径は20〜50mmであ
る。補強用裏打部材には,例えば,ポリエチレンテレフ
タレート,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビ
ニル,ナイロン,ポリウレタン,エチレン−酢酸ビニル
共重合体,エチレン−アクリル酸エステル共重合体,繊
維素誘導体などの樹脂でなるフィルムもしくはシート;
天然繊維,合成繊維などを用いた紙,織布および不織
布;がある。補強用裏打部材自体がラミネート体であっ
てもよい。
ては錫,アルミニウム,ニッケル,鉛,クロム,銀,
金,白金,鉄,銅やこれらの合金などが用いられる。特
に,導電性に優れかつ比較的安価な錫,アルミニウムお
よび錫−アルミニウム合金が好適に用いられる。これら
金属を厚さ20〜200μmの金属箔として,あるいは補強
用裏打部材とのラミネート体として電極板が形成され
る。電極板の大きさはその用途により異なるが,例えば
心電計の電極である場合には,その直径は20〜50mmであ
る。補強用裏打部材には,例えば,ポリエチレンテレフ
タレート,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビ
ニル,ナイロン,ポリウレタン,エチレン−酢酸ビニル
共重合体,エチレン−アクリル酸エステル共重合体,繊
維素誘導体などの樹脂でなるフィルムもしくはシート;
天然繊維,合成繊維などを用いた紙,織布および不織
布;がある。補強用裏打部材自体がラミネート体であっ
てもよい。
粘着電極を調製するには,例えばこのような導電性基材
上に水,塩化マグネシウムなどが加えられた上記粘着剤
溶液を連続状にあるいは所望の電極のサイズにあわせて
スポット状に流延する。これを適度な粘着性を有する程
度にまで乾燥させるか,完全に乾燥させて水分やアルコ
ールを除去した後,適当な湿度の雰囲気中に放置して水
分を吸収させて粘着性を発現させる。このようにして形
成された粘着剤層表面には,通常,粘着剤層の保護のた
め剥離紙が貼付される。粘着剤層を形成するには,粘着
剤溶液を剥離紙上に流延・乾燥した後,導電性基材表面
に転写してもよい。粘着剤層の厚みは100〜1000μm,好
ましくは100〜600μmである。このように比較的薄い層
であっても充分な粘着性が得られる。このようにして粘
着剤層が形成された導電性基材は,例えば,剥離紙をあ
てたまま打抜加工に供され,所望の形状の粘着電極が得
られる。導電性基材を所望の形状に調製してからこれに
粘着剤層を形成してもよい。
上に水,塩化マグネシウムなどが加えられた上記粘着剤
溶液を連続状にあるいは所望の電極のサイズにあわせて
スポット状に流延する。これを適度な粘着性を有する程
度にまで乾燥させるか,完全に乾燥させて水分やアルコ
ールを除去した後,適当な湿度の雰囲気中に放置して水
分を吸収させて粘着性を発現させる。このようにして形
成された粘着剤層表面には,通常,粘着剤層の保護のた
め剥離紙が貼付される。粘着剤層を形成するには,粘着
剤溶液を剥離紙上に流延・乾燥した後,導電性基材表面
に転写してもよい。粘着剤層の厚みは100〜1000μm,好
ましくは100〜600μmである。このように比較的薄い層
であっても充分な粘着性が得られる。このようにして粘
着剤層が形成された導電性基材は,例えば,剥離紙をあ
てたまま打抜加工に供され,所望の形状の粘着電極が得
られる。導電性基材を所望の形状に調製してからこれに
粘着剤層を形成してもよい。
第1図および第2図に示すように,本発明の粘着電極1
は,例えば,円盤状の金属箔製電極板11と,この電極板
11の片面に設けた導電性粘着剤層12とを有する。導電性
粘着剤層12の表面(被測定者の皮膚表面に接触する側)
にはシリコーンなどを薄く塗布・キュアー処理した剥離
紙13が張りつけられる。この剥離紙13は導電性粘着剤層
12を保護するものであり,該電極を皮膚に取りつけると
きに剥離される。電極板11の一部には外側方に突出する
突起部110が設けられる。突起部110には粘着剤層が設け
られておらず,第3図に示すように,この突起部110に
導線31を介して心電計などの医療用電気機器3に電気的
に接続される。突起部110への導線の接続はクリップな
どを介して行われる。電極板としては,金属箔と裏打部
材とのラミネート体を用いることもできる。ラミネート
体を用いる場合の金属箔の厚みは10〜50μmが適当であ
る。このような電極としては,金属箔製電極板11の代わ
りにラミネート体を用いたこと以外は,第1図および第
2図と同様の構造をもつ電極が用いられうる。さらに,
第4図および第5図に示すように,補強用裏打部材211
と金属箔212とのラミネート体でなる電極板21の突起部2
10の一部に金属製端子213を貫通させた電極も好適に用
いられる。この金属製端子213は導電性に優れた鉄,ニ
ッケルなどで形成される。電極板21の金属箔面に金属製
端子213が突出した部分には,該金属製端子213が皮膚と
接触するのを避けるために,絶縁シート214が接着され
る。突起部210の裏打部材面から突出した金属製端子213
の先端にクリップなどで導線が接続され,該導線を介し
て電極2と医療用電気機器が接続される。第5図におい
て22および23は第2図の12および13と同様,それぞれ粘
着剤層および剥離紙を示す。
は,例えば,円盤状の金属箔製電極板11と,この電極板
11の片面に設けた導電性粘着剤層12とを有する。導電性
粘着剤層12の表面(被測定者の皮膚表面に接触する側)
にはシリコーンなどを薄く塗布・キュアー処理した剥離
紙13が張りつけられる。この剥離紙13は導電性粘着剤層
12を保護するものであり,該電極を皮膚に取りつけると
きに剥離される。電極板11の一部には外側方に突出する
突起部110が設けられる。突起部110には粘着剤層が設け
られておらず,第3図に示すように,この突起部110に
導線31を介して心電計などの医療用電気機器3に電気的
に接続される。突起部110への導線の接続はクリップな
どを介して行われる。電極板としては,金属箔と裏打部
材とのラミネート体を用いることもできる。ラミネート
体を用いる場合の金属箔の厚みは10〜50μmが適当であ
る。このような電極としては,金属箔製電極板11の代わ
りにラミネート体を用いたこと以外は,第1図および第
2図と同様の構造をもつ電極が用いられうる。さらに,
第4図および第5図に示すように,補強用裏打部材211
と金属箔212とのラミネート体でなる電極板21の突起部2
10の一部に金属製端子213を貫通させた電極も好適に用
いられる。この金属製端子213は導電性に優れた鉄,ニ
ッケルなどで形成される。電極板21の金属箔面に金属製
端子213が突出した部分には,該金属製端子213が皮膚と
接触するのを避けるために,絶縁シート214が接着され
る。突起部210の裏打部材面から突出した金属製端子213
の先端にクリップなどで導線が接続され,該導線を介し
て電極2と医療用電気機器が接続される。第5図におい
て22および23は第2図の12および13と同様,それぞれ粘
着剤層および剥離紙を示す。
(作用) 本発明によれば,このように,導電性と粘着性とに優れ
た粘着剤が得られる。粘着剤の導電性や粘着性の度合
は,使用する共重合体の組成や塩化マグネシウムの量で
調整することができ,所望の粘着剤が容易に得られる。
共重合体の調製も容易であり,安価に粘着剤が得られ
る。本発明の粘着剤の層を電極板表面に設けた粘着電極
は導電性に優れるため,例えば,心電計などの測定機器
に利用すると良好な測定感度が得られる。このような電
極は従来の導電性ゲルを用いて電極を貼付する方法など
に比べるとその使用方法が極めて簡単である。粘着電極
の調製も容易である。
た粘着剤が得られる。粘着剤の導電性や粘着性の度合
は,使用する共重合体の組成や塩化マグネシウムの量で
調整することができ,所望の粘着剤が容易に得られる。
共重合体の調製も容易であり,安価に粘着剤が得られ
る。本発明の粘着剤の層を電極板表面に設けた粘着電極
は導電性に優れるため,例えば,心電計などの測定機器
に利用すると良好な測定感度が得られる。このような電
極は従来の導電性ゲルを用いて電極を貼付する方法など
に比べるとその使用方法が極めて簡単である。粘着電極
の調製も容易である。
腐食防止剤の加えられた粘着剤は金属を腐食しないた
め,電極を長時間保存しても電極板が腐食を受けて導電
性が変化することがなく,また,粘着剤自体の導電性が
変化することもない。導電性に優れるが比較的腐食を受
けやすい錫やアルミニウムを電極板として使用すること
が可能となったため,感度の良い粘着電極を安価に調製
することができる。粘着剤は皮膚刺激性がないため電極
を長時間皮膚表面に貼付してもかぶれが生じにくい。
め,電極を長時間保存しても電極板が腐食を受けて導電
性が変化することがなく,また,粘着剤自体の導電性が
変化することもない。導電性に優れるが比較的腐食を受
けやすい錫やアルミニウムを電極板として使用すること
が可能となったため,感度の良い粘着電極を安価に調製
することができる。粘着剤は皮膚刺激性がないため電極
を長時間皮膚表面に貼付してもかぶれが生じにくい。
(実施例) 本発明を実施例につき説明する。
実施例1−1 (A)粘着剤の調製:(メタ)アクリルアミド誘導体
(第1共重合成分)として3(メタクリルアミド)プロ
ピルトリメチルアンモニウムクロライド42重量部,第2
共重合成分としてアクリル酸ブチル58重量部,そして溶
媒としてエチルアルコール−水混液(90:10)を還流冷
却装置をそなえた反応容器に仕込み,50%溶液とした。N
2気流下,撹拌しながら50℃で12時間,60℃で12時間,さ
らに70℃で24時間反応を行なった。重合触媒としてはア
ゾビスイソブチロニトリルを上記モノマーの合計量の0.
4重量%をエチルアルコール−酢酸エチル混液(90:10)
に0.4重量%となるように溶解して用いた。触媒は50℃
では6時間おきに2回,60℃では4時間おきに3回,そ
して70℃では3時間おきに7回に分割して反応系に投入
した。重合反応中に反応液の粘度が著しく上昇した場合
には,撹拌が困難となりゲル化や暴走反応が起こるおそ
れもあるため,溶媒で反応液を希釈した。得られた反応
液は粘稠な透明溶液であった。この反応液(共重合体溶
液)を溶媒で希釈し後述の塩化マグネシウムなどを配合
するのに適した粘度(ポリマー成分28〜32%)とした。
この溶液のポリマー成分100重量部に対して塩化マグネ
シウム6水和物(MgCl2・6H2O)30重量部(MgCl2として
14重量部)を60%水溶液として添加し,粘着剤溶液を得
た。
(第1共重合成分)として3(メタクリルアミド)プロ
ピルトリメチルアンモニウムクロライド42重量部,第2
共重合成分としてアクリル酸ブチル58重量部,そして溶
媒としてエチルアルコール−水混液(90:10)を還流冷
却装置をそなえた反応容器に仕込み,50%溶液とした。N
2気流下,撹拌しながら50℃で12時間,60℃で12時間,さ
らに70℃で24時間反応を行なった。重合触媒としてはア
ゾビスイソブチロニトリルを上記モノマーの合計量の0.
4重量%をエチルアルコール−酢酸エチル混液(90:10)
に0.4重量%となるように溶解して用いた。触媒は50℃
では6時間おきに2回,60℃では4時間おきに3回,そ
して70℃では3時間おきに7回に分割して反応系に投入
した。重合反応中に反応液の粘度が著しく上昇した場合
には,撹拌が困難となりゲル化や暴走反応が起こるおそ
れもあるため,溶媒で反応液を希釈した。得られた反応
液は粘稠な透明溶液であった。この反応液(共重合体溶
液)を溶媒で希釈し後述の塩化マグネシウムなどを配合
するのに適した粘度(ポリマー成分28〜32%)とした。
この溶液のポリマー成分100重量部に対して塩化マグネ
シウム6水和物(MgCl2・6H2O)30重量部(MgCl2として
14重量部)を60%水溶液として添加し,粘着剤溶液を得
た。
(B)粘着剤の粘着性評価・鉛60重量%および錫40重量
%である合金の厚さ43μmのシートとポリエチレンテレ
フタレート(PET)の厚さ50μmのシートとのラミネー
ト体を導電性基材とした。この導電性基材の金属面に
(A)項で得られた粘着剤溶液を乾燥後の厚みが180〜2
00μmとなるように流延した。これを乾燥した後,再び
常温で高湿度雰囲気(70〜75%RH)下に放置し,調湿を
行った。粘着剤層が適当な粘着性を有するようになった
とき(最も優れた粘着性を有するようになったとき)調
湿をやめ,粘着剤層表面を保護用PETシートでおおい水
分の蒸発もしくは吸湿が起こらないようにした。保護用
シートは,PETシート表面にシリコーン剥離剤が塗布・キ
ュアリング加工されたものである。
%である合金の厚さ43μmのシートとポリエチレンテレ
フタレート(PET)の厚さ50μmのシートとのラミネー
ト体を導電性基材とした。この導電性基材の金属面に
(A)項で得られた粘着剤溶液を乾燥後の厚みが180〜2
00μmとなるように流延した。これを乾燥した後,再び
常温で高湿度雰囲気(70〜75%RH)下に放置し,調湿を
行った。粘着剤層が適当な粘着性を有するようになった
とき(最も優れた粘着性を有するようになったとき)調
湿をやめ,粘着剤層表面を保護用PETシートでおおい水
分の蒸発もしくは吸湿が起こらないようにした。保護用
シートは,PETシート表面にシリコーン剥離剤が塗布・キ
ュアリング加工されたものである。
形成された粘着剤層に指で触れてみたところ優れた粘着
性を有していることがわかった。粘着剤層の粘着力値を
プローブタック法(ASTM D 2979)により測定した。別
に,粘着剤層に含有される水分を加熱減量法で測定し
た。それぞれの結果を表1に示す。実施例1−2〜1−
5(B)項の結果もあわせて表1に示す。表1における
粘着性の項で○印は指で触れてみたときに優れた粘着性
を示すことを表す。
性を有していることがわかった。粘着剤層の粘着力値を
プローブタック法(ASTM D 2979)により測定した。別
に,粘着剤層に含有される水分を加熱減量法で測定し
た。それぞれの結果を表1に示す。実施例1−2〜1−
5(B)項の結果もあわせて表1に示す。表1における
粘着性の項で○印は指で触れてみたときに優れた粘着性
を示すことを表す。
(C)粘着剤の導電性評価:(B)項で使用したものと
同質の導電性基材の金属表面に(B)項に準じて少なく
とも2cm×2cmの大きさの粘着剤層を形成し,かつ,粘着
剤層が設けられない部分の巾が1cm以上存在するように
なして,これを下部電極とした。別に上部電極として同
質の導電性基材(2cm×3cm)を準備し,この基材金属面
の2cm/2cmの領域が下部電極の粘着剤層に接するように
密着させて試験片を調製した。上部電極の下部電極粘着
剤層と接しないで余った1cmの部分を90゜折り返して上
部電極端子とし,下部電極の粘着剤層が形成されていな
い部分を下部電極端子とした。上部電極端子および下部
電極端子にそれぞれ導線を接続し,粘着剤層を介して10
Hz,10mVの正弦波電圧を印加した。そのときに流れる電
流値Iを測定した。この電流値から上記試験片の電気抵
抗値R(インピーダンス)を算出した。
同質の導電性基材の金属表面に(B)項に準じて少なく
とも2cm×2cmの大きさの粘着剤層を形成し,かつ,粘着
剤層が設けられない部分の巾が1cm以上存在するように
なして,これを下部電極とした。別に上部電極として同
質の導電性基材(2cm×3cm)を準備し,この基材金属面
の2cm/2cmの領域が下部電極の粘着剤層に接するように
密着させて試験片を調製した。上部電極の下部電極粘着
剤層と接しないで余った1cmの部分を90゜折り返して上
部電極端子とし,下部電極の粘着剤層が形成されていな
い部分を下部電極端子とした。上部電極端子および下部
電極端子にそれぞれ導線を接続し,粘着剤層を介して10
Hz,10mVの正弦波電圧を印加した。そのときに流れる電
流値Iを測定した。この電流値から上記試験片の電気抵
抗値R(インピーダンス)を算出した。
上記測定は23℃,63%RHで行った。その結果を表1に示
す。実施例1−2〜1−5(C)項および比較例1−1
〜1−2(B)項の結果もあわせて表1に示す。
す。実施例1−2〜1−5(C)項および比較例1−1
〜1−2(B)項の結果もあわせて表1に示す。
実施例1−2 (A)粘着剤の調製:第1共重合成分の量を38重量部と
し,第2共重合成分としてアクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピルを62重量部の割合で用いて共重合体を調製し,MgC
l2・6H2Oの添加量を28重量部(MgCl2として13重量部)
としたこと以外は実施例1−1(A)項と同様である。
し,第2共重合成分としてアクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピルを62重量部の割合で用いて共重合体を調製し,MgC
l2・6H2Oの添加量を28重量部(MgCl2として13重量部)
としたこと以外は実施例1−1(A)項と同様である。
(B)粘着剤の粘着性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
実施例1−3 (A)粘着剤の調製:第1共重合成分として2(メタク
リルオキシ)エチルトリメチルアンモニウムクロライド
25重量部および3(アクリルアミド)プロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライド25重量部を,そして第2共重
合成分としてアクリル酸2−ヒドロキシエチル20重量部
およびアクリル酸2−ヒドロキシプロピル30重量部を用
いて共重合体を調製し,MgCl2・6H2Oの添加量を35重量部
(MgCl2として16重量部)としたこと以外は実施例1−
1(A)項と同様である。
リルオキシ)エチルトリメチルアンモニウムクロライド
25重量部および3(アクリルアミド)プロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライド25重量部を,そして第2共重
合成分としてアクリル酸2−ヒドロキシエチル20重量部
およびアクリル酸2−ヒドロキシプロピル30重量部を用
いて共重合体を調製し,MgCl2・6H2Oの添加量を35重量部
(MgCl2として16重量部)としたこと以外は実施例1−
1(A)項と同様である。
(B)粘着剤の粘着性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
実施例1−4 (A)粘着剤の調製:第1共重合成分として3(アクリ
ルアミド)イソペンチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド55重量部を,そして第2共重合成分としてアクリル
酸ブチル25重量部およびアクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル20重量部を用いて共重合体を調製し,MgCl2・6H2Oの添
加量を43重量部(MgCl2として20重量部)としたこと以
外は実施例1−1(A)項と同様である。
ルアミド)イソペンチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド55重量部を,そして第2共重合成分としてアクリル
酸ブチル25重量部およびアクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル20重量部を用いて共重合体を調製し,MgCl2・6H2Oの添
加量を43重量部(MgCl2として20重量部)としたこと以
外は実施例1−1(A)項と同様である。
(B)粘着剤の粘着性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
実施例1−5 (A)粘着剤の調製:第1共重合成分として3(アクリ
ルオキシ)プロピルトリメチルアンモニウムクロライド
65重量部を,そして第2共重合成分としてビニルピロリ
ドン20重量部および酢酸ビニル15重量部を用いて共重合
体を調製し,MgCl2・6H2Oの添加量を50重量部(MgCl2と
して23重量部)としたこと以外は実施例1−1(A)項
と同様である。
ルオキシ)プロピルトリメチルアンモニウムクロライド
65重量部を,そして第2共重合成分としてビニルピロリ
ドン20重量部および酢酸ビニル15重量部を用いて共重合
体を調製し,MgCl2・6H2Oの添加量を50重量部(MgCl2と
して23重量部)としたこと以外は実施例1−1(A)項
と同様である。
(B)粘着剤の粘着性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(B)項に準じて粘着性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
比較例1−1 (A)粘着剤の調製:ポリビニルピロリドン(Kollidon
K-90;商品名)100重量部およびグリセリン55重量部を
含有するアルコール濃厚溶液を調製し,これを粘着剤溶
液とした。
K-90;商品名)100重量部およびグリセリン55重量部を
含有するアルコール濃厚溶液を調製し,これを粘着剤溶
液とした。
(B)粘着剤の導電性評価:本比較例(A)項で得られ
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
比較例1−2 (A)粘着剤の調製:ポリビニルピロリドン100重量部
およびグリセリン55重量部を含有するアルコール濃厚溶
液を調製した。これに塩化ナトリウム20重量部を含有す
る濃厚水溶液を加えて粘着剤溶液を調製した。
およびグリセリン55重量部を含有するアルコール濃厚溶
液を調製した。これに塩化ナトリウム20重量部を含有す
る濃厚水溶液を加えて粘着剤溶液を調製した。
(B)導電性評価:本比較例(A)項で得られた粘着剤
を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性を評価し
た。
を用い,実施例1−1(C)項に準じて導電性を評価し
た。
表1から本発明の導電性粘着剤は優れた粘着性と導電性
とを有することがわかる。実施例1−1〜1−5の粘着
剤を用いて直径3cmの心電計用粘着電極を調製すると,
得られる電極の抵抗値は約760〜1160Ωと計算される。
通常,心電計用粘着電極は抵抗値が4kΩ以下であれば実
用上問題がなく,この値と比べても本発明の粘着剤の導
電性が優れていることがわかる。
とを有することがわかる。実施例1−1〜1−5の粘着
剤を用いて直径3cmの心電計用粘着電極を調製すると,
得られる電極の抵抗値は約760〜1160Ωと計算される。
通常,心電計用粘着電極は抵抗値が4kΩ以下であれば実
用上問題がなく,この値と比べても本発明の粘着剤の導
電性が優れていることがわかる。
実施例2−1 (A)粘着剤の調製:ポリマー溶液にさらに腐食防止剤
としてハイドロキノン2重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−1(A)項と同様である。
としてハイドロキノン2重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−1(A)項と同様である。
(B)粘着剤の腐食性評価:(A)項で得られた粘着剤
溶液を錫基材およびアルミニウム基材上にそれぞれ塗布
・乾燥し,厚さ約180〜200μmの粘着剤層を形成した。
実施例1(B)項と同様に調湿を行い,粘着剤層を保護
用シートで覆った。ここで使用した錫基材は厚さ15μm
の錫箔と厚さ50μmのPETフィルムのラミネート体であ
る。錫箔面にはその粘着剤層が設けられるべき領域のみ
予め3mm間隔で切り込み線が形成されており,この面に
上記粘着剤層を形成した。アルミニウム基材としては厚
さ30μmの軟質アルミニウム箔を利用した。粘着剤層が
形成された各基材を60℃,75%RHの条件下で放置し,基
材が所定の程度にまで腐食されるのに要する時間を測定
した。ここで,所定の程度にまで腐食されるとは,錫基
材を用いた場合には錫箔面が25%の割合で腐食された状
態を示す。アルミニウム基材を用いた場合には,基材10
cm2あたりに1個の割合で孔が生じた状態を示す。この
実施例では240時間放置したが錫基材の場合もアルミニ
ウム基材の場合も上記程度にまで腐食されることはなか
った。実施例2−2〜2−5(B)項の結果もあわせて
表2に示す。
溶液を錫基材およびアルミニウム基材上にそれぞれ塗布
・乾燥し,厚さ約180〜200μmの粘着剤層を形成した。
実施例1(B)項と同様に調湿を行い,粘着剤層を保護
用シートで覆った。ここで使用した錫基材は厚さ15μm
の錫箔と厚さ50μmのPETフィルムのラミネート体であ
る。錫箔面にはその粘着剤層が設けられるべき領域のみ
予め3mm間隔で切り込み線が形成されており,この面に
上記粘着剤層を形成した。アルミニウム基材としては厚
さ30μmの軟質アルミニウム箔を利用した。粘着剤層が
形成された各基材を60℃,75%RHの条件下で放置し,基
材が所定の程度にまで腐食されるのに要する時間を測定
した。ここで,所定の程度にまで腐食されるとは,錫基
材を用いた場合には錫箔面が25%の割合で腐食された状
態を示す。アルミニウム基材を用いた場合には,基材10
cm2あたりに1個の割合で孔が生じた状態を示す。この
実施例では240時間放置したが錫基材の場合もアルミニ
ウム基材の場合も上記程度にまで腐食されることはなか
った。実施例2−2〜2−5(B)項の結果もあわせて
表2に示す。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤溶液と本実施例(B)項で利用したのと同様の
錫基材(但し上板電極には切込み線は形成されていな
い)とを用いて実施例1(C)項に準じて試験片を調製
しその電気抵抗値を測定した。次にこの試験片を(B)
項と同様の条件下(60℃,75%RH)で保存した後,240時
間後に再び測定を行い,インピーダンスを算出した。実
施例2−2〜2−5(C)項の結果もあわせて表2に示
す。
た粘着剤溶液と本実施例(B)項で利用したのと同様の
錫基材(但し上板電極には切込み線は形成されていな
い)とを用いて実施例1(C)項に準じて試験片を調製
しその電気抵抗値を測定した。次にこの試験片を(B)
項と同様の条件下(60℃,75%RH)で保存した後,240時
間後に再び測定を行い,インピーダンスを算出した。実
施例2−2〜2−5(C)項の結果もあわせて表2に示
す。
(D)粘着剤の粘着性評価:本実施例(C)項で高温項
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。その
結果を表2に示す。表2において○印は粘着性が実験前
とほぼ変わりのないことを,△印は粘着性を有するが,
その度合がかなり低下していることを示す。実施例2−
2〜2−5(D)項の結果もあわせて表2に示す。
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。その
結果を表2に示す。表2において○印は粘着性が実験前
とほぼ変わりのないことを,△印は粘着性を有するが,
その度合がかなり低下していることを示す。実施例2−
2〜2−5(D)項の結果もあわせて表2に示す。
実施例2−2 (A)粘着剤の調製:ポリマー溶液にさらに腐食防止剤
としてハイドロキノンモノメチルエーテル5重量部を濃
厚水溶液として添加したこと以外は実施例1−2(A)
項と同様である。
としてハイドロキノンモノメチルエーテル5重量部を濃
厚水溶液として添加したこと以外は実施例1−2(A)
項と同様である。
(B)粘着剤の腐食性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
(D)粘着剤の粘着性評価:本実施例(C)項で高温高
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
実施例2−3 (A)粘着剤の調製:ポリマー溶液にさらに腐食防止剤
としてハイドロキノンモノエチルエーテル8重量部を濃
厚水溶液として添加したこと以外は実施例1−3(A)
項と同様である。
としてハイドロキノンモノエチルエーテル8重量部を濃
厚水溶液として添加したこと以外は実施例1−3(A)
項と同様である。
(B)粘着剤の腐食性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
(D)粘着剤の粘着性評価:本実施例(C)項で高温高
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
実施例2−4 (A)粘着剤の調製:ポリマー溶液にさらに腐食防止剤
としてハイドロキノン8重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−4(A)項と同様である。
としてハイドロキノン8重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−4(A)項と同様である。
(B)粘着剤の腐食性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
(D)粘着剤の粘着性評価:本実施例(C)項で高温高
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
実施例2−5 (A)粘着剤の調製:ポリマー溶液にさらに腐食防止剤
としてハイドロキノン11重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−5(A)項と同様である。
としてハイドロキノン11重量部を濃厚水溶液として添加
したこと以外は実施例1−5(A)項と同様である。
(B)粘着剤の腐食性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(B)項に準じて腐食性
を評価した。
(C)粘着剤の導電性評価:本実施例(A)項で得られ
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
た粘着剤を用いて実施例2−1(C)項に準じて導電性
を評価した。
(D)粘着剤の粘着性評価:本実施例(C)項で高温高
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
湿度下に保存した後の粘着剤の粘着性を評価した。
実施例3−1 実施例1−1で得られた粘着剤を用い,実施例2−1に
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
実施例3−2 実施例1−2で得られた粘着剤を用い,実施例2−1に
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
実施例3−3 実施例1−3で得られた粘着剤を用い,実施例2−1に
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
実施例3−4 実施例1−4で得られた粘着剤を用い,実施例2−1に
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
実施例3−5 実施例1−5で得られた粘着剤を用い,実施例2−1に
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
準じて粘着剤の腐食性,導電性および粘着性の評価を行
った。それぞれの結果を表2に示す。
表2から,腐食防止剤が添加された本発明の導電性粘着
剤は錫やアルミニウムなどの金属を腐食せず,導電性や
粘着性も変化しないことがわかる。このような粘着剤を
用いて調製した粘着電極は長期間の保存が可能である。
剤は錫やアルミニウムなどの金属を腐食せず,導電性や
粘着性も変化しないことがわかる。このような粘着剤を
用いて調製した粘着電極は長期間の保存が可能である。
(発明の効果) 本発明によれば,このように,導電性と粘着性とに優れ
た粘着剤が得られる。このような粘着剤の層を電極板表
面に設けた本発明の粘着電極は,皮膚への粘着性に優
れ,かつ優れた導電性を有するため,例えば,心電計な
どの医療用測定機器に利用すると良好な測定感度が得ら
れる。腐食防止剤の加えられた粘着剤は金属を腐食しな
いため,粘着電極を長期間保存することが可能である。
電極板として,錫,アルミニウムなどの導電性に優れ,
かつ比較的安価な金属を選択できるため,精度の高い電
極が安価で製造されうる。電極は長時間保存しても電極
板が腐食を受けて導電性が変化することがなく,かつ粘
着剤自体の導電性が変化することもない。粘着剤の皮膚
刺激性もないため,電極を長時間皮膚表面に貼付しても
かぶれが生じにくい。このような粘着電極は心電計,筋
電計,脳波計,低周波治療器などの医療用電気機器に広
く利用され得る。
た粘着剤が得られる。このような粘着剤の層を電極板表
面に設けた本発明の粘着電極は,皮膚への粘着性に優
れ,かつ優れた導電性を有するため,例えば,心電計な
どの医療用測定機器に利用すると良好な測定感度が得ら
れる。腐食防止剤の加えられた粘着剤は金属を腐食しな
いため,粘着電極を長期間保存することが可能である。
電極板として,錫,アルミニウムなどの導電性に優れ,
かつ比較的安価な金属を選択できるため,精度の高い電
極が安価で製造されうる。電極は長時間保存しても電極
板が腐食を受けて導電性が変化することがなく,かつ粘
着剤自体の導電性が変化することもない。粘着剤の皮膚
刺激性もないため,電極を長時間皮膚表面に貼付しても
かぶれが生じにくい。このような粘着電極は心電計,筋
電計,脳波計,低周波治療器などの医療用電気機器に広
く利用され得る。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の医療用粘着電極
の一例を示す平面図および側面図,第3図は粘着電極の
使用状態を示す説明図,そして第4図および第5図はそ
れぞれ本発明の医療用粘着電極の他の例を示す平面図お
よび側面図である。 1,2……粘着電極,11,21……電極板,12,22……粘着剤層,
110,210……突起部。
の一例を示す平面図および側面図,第3図は粘着電極の
使用状態を示す説明図,そして第4図および第5図はそ
れぞれ本発明の医療用粘着電極の他の例を示す平面図お
よび側面図である。 1,2……粘着電極,11,21……電極板,12,22……粘着剤層,
110,210……突起部。
Claims (9)
- 【請求項1】置換アンモニオ基を有するポリマー,水お
よび塩化マグネシウムを含有する医療用導電性粘着剤。 - 【請求項2】前記ポリマーが 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルアミド
基とアミド結合により結合した化学構造の(メタ)アク
リルアミド誘導体,および/もしくは 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルオキシ
基とエステル結合により結合した化学構造の(メタ)ア
クリル酸エステル誘導体, を共重合成分とする共重合体である特許請求の範囲第1
項に記載の粘着剤。 - 【請求項3】前記ポリマー100重量部に対して前記水が
5〜50重量部の割合で,そして前記塩化マグネシウムが
6〜50重量部の割合で含有される特許請求の範囲第1項
に記載の粘着剤。 - 【請求項4】置換アンモニオ基を有するポリマー;水;
塩化マグネシウム;およびハイドロキノンおよび/もし
くはハイドロキノン誘導体からなる腐食防止剤;を含有
する医療用導電性粘着剤。 - 【請求項5】前記ポリマーが 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルアミド
基とアミド結合により結合した化学構造の(メタ)アク
リルアミド誘導体,および/もしくは 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルオキシ
基とエステル結合により結合した化学構造の(メタ)ア
クリル酸エステル誘導体, を共重合成分とする共重合体である特許請求の範囲第4
項に記載の粘着剤。 - 【請求項6】前記ポリマー100重量部に対して前記水が
5〜50重量部の割合で,前記塩化マグネシウムが6〜50
重量部の割合で,そして前記腐食防止剤が0.5〜15重量
部の割合で含有される特許請求の範囲第4項に記載の粘
着剤。 - 【請求項7】導電性粘着剤層が電極板の少なくとも一部
に設けられた医療用粘着電極であって,該粘着剤は,置
換アンモニオ基を有するポリマー,水および塩化マグネ
シウムを含有する,医療用粘着電極。 - 【請求項8】前記ポリマーが 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルアミド
基とアミド結合により結合した化学構造の(メタ)アク
リルアミド誘導体,および/もしくは 置換アンモニオ基を有する基が(メタ)アクリルオキシ
基とエステル結合により結合した化学構造の(メタ)ア
クリル酸エステル誘導体, を共重合成分とする共重合体である特許請求の範囲第7
項に記載の医療用粘着電極。 - 【請求項9】前記粘着剤は,前記ポリマー100重量部に
対して前記水を5〜50重量部の割合で,そして前記塩化
マグネシウムを6〜50重量部の割合で含有する特許請求
の範囲第7項に記載の医療用粘着電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61001927A JPH0669443B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 医療用導電性粘着剤およびそれを用いた医療用粘着電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61001927A JPH0669443B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 医療用導電性粘着剤およびそれを用いた医療用粘着電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159639A JPS62159639A (ja) | 1987-07-15 |
| JPH0669443B2 true JPH0669443B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=11515233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61001927A Expired - Lifetime JPH0669443B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 医療用導電性粘着剤およびそれを用いた医療用粘着電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669443B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005334263A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Tokuyama Corp | イオントフォレーシス装置及びイオン交換膜 |
| JP2013034699A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Hitachi Chemical Co Ltd | 生体信号計測用電極、並びに、その使用方法及び製造方法 |
| US9642548B2 (en) | 2012-05-28 | 2017-05-09 | Nipro Corporation | Electrode pad for use on living organism |
-
1986
- 1986-01-08 JP JP61001927A patent/JPH0669443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62159639A (ja) | 1987-07-15 |
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