JPH0669456U - 車両用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディ - Google Patents

車両用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディ

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JPH0669456U
JPH0669456U JP1178693U JP1178693U JPH0669456U JP H0669456 U JPH0669456 U JP H0669456U JP 1178693 U JP1178693 U JP 1178693U JP 1178693 U JP1178693 U JP 1178693U JP H0669456 U JPH0669456 U JP H0669456U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】弾性シール材によるシリンダ孔底部の液封を廃
止し、弾性シール材の液圧変形による液圧損失をなくし
て、良好なブレーキフィーリングを得る。 【構成】一方の作用部3aに、シリンダ孔5とこれより
も小径の加工孔10とからなる貫通孔11を形成する。
加工孔10を塞ぐプラグ12に大径部12bを設け、該
大径部12bの栓体部側面に、環状のシール部12eを
形成する。プラグ12を加工孔10にねじ螺合し、大径
部12bをシリンダ孔5内に配設して、シール部12e
を、シリンダ孔5と加工孔10との間の段部13に当接
させる。シール部12eと段部13とに、プラグ12と
加工孔10とのねじ螺合による締付けトルクを、圧着方
向に作用させて、シリンダ孔5の底部を液封する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車や自動二輪車等の車両に用いられる車両用ディスクブレーキ のピストン対向型キャリパボディに係り、詳しくはシリンダ孔の加工時に用いら れるシリンダ孔後部の加工孔にプラグを取付けて、シリンダ孔の底部を閉塞する 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ピストン対向型のキャリパボディでは、ディスクロータの両側に配設される作 用部の対向部分にシリンダ孔が位置していて、シリンダ孔の間に充分な加工スペ ースがとれないことから、作用部を一対のピースに分割して、それぞれにシリン ダ孔を加工したのち、ボルトで連結した分割型が知られている。しかし、この分 割型は、一体型に較べて剛性力に劣り、特に分断されるディスク外側のブリッジ 部では、制動反力が集中するため、充分な剛性力を確保することがむずかしいこ とから、例えば特開昭47−31059号公報に示されるように、シリンダ孔の 加工手段を変更して剛性力を確保した一体型の構造が提案されている。
【0003】 この技術は、一対の作用部のいずれか一方に、ディスクロータ側へ開口する大 径のシリンダ孔を形成し、該シリンダ孔の後部に、反ディスクロータ側へ開口す る小径の加工孔を連設して貫通孔となし、この貫通孔を通して、他方の作用部に 有底のシリンダ孔を穿設したのち、加工孔をプラグを取付けて、シリンダ孔の底 部を閉塞している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の構造では、シリンダ孔の液封に、Oリング等の弾性シール材が用いられ るが、この弾性シール材は、シリンダ孔底部の液圧室に供給される圧液によって 変形し、制動時のブレーキ系統内部に余分な液圧損失を生じることとなるため、 ブレーキフィーリングの悪いものとなっていた。
【0005】 例えば、弾性シール材の変形で、液圧室へ供給される圧液が増加すると、ブレ ーキペダルのストロークが延び、ブレーキフィーリングがふわふわとした剛性感 のないものになるばかりか、ペダルストロークが必要以上に長くなる。このよう に、弾性シール材の変形による影響は、決して少なくなく、弾性シール材の使用 を極力なくすことが望まれる。
【0006】 そこで本考案は、加工孔に連設されるシリンダ孔底部の液封に、液圧で変形す ることのないシール構造を用いて、ブレーキフィーリングを高めた構造を提供す ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、第1の考案は、ディスクロータの両側部に一対の 作用部を配設し、該作用部のいずれか一方に、ディスクロータ側のシリンダ孔と 、このシリンダ孔とは口径の異なる反ディスクロータ側の加工孔とを連ねた貫通 孔を形成し、該貫通孔を通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ孔を穿設す ると共に、前記加工孔にプラグを取付けて、前記一方の作用部のシリンダ孔の底 部を閉塞する車両用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディにおいて 、前記プラグに、前記一方の作用部のシリンダ孔と前記加工孔間の段部に当接す る環状のシール部を形成して、該プラグを加工孔にねじ螺合し、該ねじ螺合の締 付けトルクにて、前記シール部と段部とを圧着方向に付勢して、前記一方の作用 部の底部を液封する。
【0008】 また、第2の考案では、ディスクロータの両側部に一対の作用部を配設し、 作用部のいずれか一方に、ディスクロータ側のシリンダ孔と、このシリンダ孔よ りも小径な反ディスクロータ側の加工孔とを連ねた貫通孔を形成し、該貫通孔を 通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ孔を穿設すると共に、前記加工孔に プラグを取付けて、前記一方の作用部のシリンダ孔の底部を閉塞する車両用ディ スクブレーキのピストン対向型キャリパボディにおいて、前記プラグの一端に、 前記一方の作用部のシリンダ孔に収容される大径部を設け、該大径部に、一方の 作用部のシリンダ孔と加工孔間の段部と当接する環状のシール部を形成し、前記 プラグを前記加工孔に嵌合して、大径部を一方の作用部のシリンダ孔内に配置す ると共に、該プラグの外面に、加工孔よりも大径の当て板を挟んで取付けボルト をねじ螺合し、該ねじ螺合の締付けトルクにて、前記シール部と段部とを圧着方 向に付勢して、前記一方の作用部の底部を液封する。
【0009】 更に、第3の考案として、ディスクロータの両側部に一対の作用部を配設し、 該作用部のいずれか一方に、ディスクロータ側のシリンダ孔と、このシリンダ孔 よりも小径な反ディスクロータ側の加工孔とを連ねた貫通孔を形成し、該貫通孔 を通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ孔を穿設すると共に、前記加工孔 にプラグを取付けて、前記一方の作用部のシリンダ孔の底部を閉塞する車両用デ ィスクブレーキのピストン対向型キャリパボディにおいて、前記プラグの一端に 、前記一方の作用部のシリンダ孔に収容される大径部を設け、該大径部に、一方 の作用部のシリンダ孔と加工孔間の段部と当接する環状のシール部を形成し、前 記プラグを前記加工孔に嵌合して、大径部を一方の作用部のシリンダ孔内に配置 すると共に、該プラグの外面に、加工孔よりも大径の頭部を有する取付けボルト をねじ螺合し、該ねじ螺合の締付けトルクにて、前記シール部と段部とを圧着方 向に付勢して、前記一方の作用部の底部を液封する。
【0010】 また、第4の考案では、第1〜第3考案のプラグにユニオン孔を貫通形成し、 このユニオン孔に、ユニオンボルトを用いてブレーキ配管を接続し、液圧マスタ シリンダからの圧液をシリンダ孔に導入する。
【0011】 これらの考案では、キャリパボディとプラグとを、硬度の異なる異種金属で形 成すると、キャリパボディの貫通孔の段部とプラグのシール部とのシール性を一 層高めることができて好ましい。また、貫通孔の段部とプラグのシール部の一方 または双方をテーパ状に形成してもよく、双方をテーパ状とした場合には、シー ル部が面当たりとなる。
【0012】
【作用】
上述の各構成によれば、ねじ螺合による締付けトルクが、プラグのシール部と キャリパボディの貫通孔の段部とを圧着させる方向の推力として作用し、このシ ール部と段部との圧着が、金属同士でシールするいわゆるメタルコンタクトシー ルとなり、従来の弾性シールが不要となる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を、図面に基づいて説明する。
【0014】 図1は、本考案の第1実施例を示すもので、ディスクブレーキ1は、ディスク ロータ2と、該ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケッ ト(図示せず)と、該キャリパブラケットに保持されるキャリパボディ3と、該 ボディの作用部3a,3bの間に、ディスクロータ2を挟んで配設される一対の 摩擦パッド4,4とからなっている。
【0015】 キャリパボディ3は、ディスクロータ2の両側に配設される上述の作用部3a ,3bに、ディスクロータ側へ開口する有底のシリンダ孔5,6を対向配置し、 これらシリンダ孔5,6に、それぞれピストン7を内挿したピストン対向型で、 両作用部3a,3bは、ディスクロータ2の外側を跨ぐブリッジ部3cにて一体 につながれている。
【0016】 摩擦パッド4は、ディスクロータ2の側面と摺接するライニング4aと、金属 製の裏板4bとを接合して構成したもので、両摩擦パッド4,4は、裏板4bの 上部吊下げ片4cに、ブリッジ部3cの内側でディスクロータ2を跨いで懸装さ れるハンガーピン8を挿通して、作用部3a,3bとディスクロータ2との間に 、ディスク軸方向へ移動可能に吊持される。
【0017】 シリンダ孔5,6の底部には、ピストン7の内挿によって、それぞれ液圧室9 が画成される。一方の作用部3aの液圧室9には、公知の液圧マスタシリンダに つながれたブレーキ配管が接続され、更に他方の作用部3bの液圧室9と連通孔 (いずれも図示せず)にて接続されている。ブレーキ操作によって液圧マスタシ リンダに発生した圧液は、ブレーキ配管を通して一方の液圧室9に供給され、更 に連通孔を介して他方の液圧室9へ供給される。液圧室9,9に供給された圧液 は、シリンダ孔5,6のピストン7,7を開口部方向へ押し出し、摩擦パッド4 ,4のライニング4a,4aをディスクロータ2の側面へ押圧して、制動作用が 行なわれる。
【0018】 一方の作用部3aには、シリンダ孔5に連続する小径の加工孔10が、反ディ スクロータ側へ開口して設けられており、これらシリンダ孔5と加工孔10とで 、段付きの貫通孔11が構成される。この貫通孔11と他方の作用部3bのシリ ンダ孔6は、キャリパボディ3の成形時に、加工孔10よりもやや小径に鋳抜か れ、成型後の切削加工によって、それぞれ所定の大きさに形成されるもので、他 方の作用部3bのシリンダ孔6は、一方の作用部3aの貫通孔11を通して加工 される。
【0019】 加工孔10の開口側にはめねじ10aが刻設され、該加工孔10に、シリンダ 孔5の底壁となるプラグ12が螺着される。プラグ12は、加工孔10と同径の 栓体部12aと、シリンダ孔5と同径の大径部12bとからなっている。栓体部 12aの端部外周にはおねじ12cが刻設され、端面中央に六角形の工具掛け孔 12dが凹設されると共に、大径部12bの栓体部側面に、テーパ状にカットさ れた環状のシール部12eを持っている。上記プラグ12は、シリンダ孔5側か ら差し込まれ、栓体部12aのおねじ12cを加工孔10のめねじ10aにねじ 込んで取付けられる。
【0020】 プラグ12の大径部12bは、上述の取付けによって、シリンダ孔5内に配設 され、大径部12bのシール部12eは、シリンダ孔5と加工孔10との間の段 部13に当接する。段部13は、シール部12eが当接する角部が、テーパ状に カットされており、段部13との当接を密着性の高い面当たりとしている。
【0021】 おねじ12cとめねじ10aとの螺合による締付けトルクは、シール部12e と段部13とを圧着方向に付勢する推力として作用し、シリンダ孔5と加工孔1 0との間を液封して、液圧室9からの液漏れを防止する。このシール構造は、金 属同士の圧着でシールを行なう、いわゆるメタルコンタクトシールで、キャリパ ボディ3とプラグ12の材料に、例えばアルミ合金と鋳鉄等の硬度の異なる金属 の組合わせを用いると、締付けトルクで潰れた軟質金属が硬質金属に密着して、 シール性を一層高めることができて好ましい。
【0022】 本実施例はこのように、一方の作用部3aに、加工用の加工孔10と共に形成 されるシリンダ孔5の底部を、加工孔10に取付けられるプラグ12で塞ぎ、該 プラグ12に設けたシール部12eを、ねじ螺合の締付けトルクで、シリンダ孔 5及び加工孔10間の段部13に圧着させて液封するもので、Oリングを液圧室 内部の液圧で変形させて、液圧損失を招くことがなくなるので、剛性感のある良 好なブレーキフィーリングが得られ、またペダルストロークを短縮して、制動力 を向上することができる。
【0023】 図2は、本考案の第2実施例を示すもので、一方の作用部3aのシリンダ孔5 には、反ディスクロータ側に開口する大径の加工孔20が連設され、これらシリ ンダ孔5と加工孔20とで、段付きの貫通孔21が構成される。加工孔20の開 口部側にはめねじ20aが刻設され、また加工孔20とシリンダ孔5間の段部2 2は、角部がテーパ状にカットされている。
【0024】 加工孔20に取付けられるプラグ23は、非回転体の栓体24と回転体の止め ナット25とに分割形成されている。栓体24には、先端部外周をテーパ状にカ ットした環状のシール部24aが形成され、外周面に凹設されたシール溝24b にOリング26が嵌着される。止めナット25の外周面にはおねじ25aが刻設 され、該ナット25の外端面中央に、工具掛け孔25bが凹設される。
【0025】 上述のプラグ23は、栓体24を加工孔20の内側に収容し、該栓体24の外 側に、止めナット25を螺着して取付けられる。栓体24と止めナット25は、 加工孔20の内部で凹凸嵌合され、段部22に当接するシール部24aを、おね じ25aとめねじ20aの螺合による締付けトルクによって、圧着方向に付勢し ている。
【0026】 本実施例はこのように、段部22とシール部24aとの圧着によるメタルコン タクトシールの外側に、Oリング26を併用してシール性の一層の向上を図って いる。また本実施例では、Oリング26に、プラグ23のねじ込みによる損傷を 与えないために、非回転体の栓体24を用いたが、Oリング26を併用しない場 合には、一体型のプラグで差支えない。
【0027】 図3は、本考案の第3実施例を示し、一方の作用部3aには、シリンダ孔5と これよりも小径の加工孔30とをディスク軸方向に連続させた段付きの貫通孔3 1が設けられる。プラグ32は、小径の栓体部32aと大径部32bとからなっ ており、栓体部32aの外周面にシール溝32cが形成され、該シール溝32c にOリング33が嵌着されると共に、外端面中央にめねじ孔32dが形成されて いる。大径部32bの栓体部側面は、テーパ面を有する環状のシール部32eと なっており、プラグ32は、シリンダ孔5側から差し込んで、栓体部32aを加 工孔10に嵌合し、シール部32eを段部34に当接させて、大径部32bをシ リンダ孔5内に収容する。
【0028】 プラグ32のめねじ孔32dには、取付けボルト35が、当て板36を介して ねじ込まれ、プラグ32は、取付けボルト35の締付けトルクにて外方向へ牽引 され、当て板36と大径部32bとで、加工孔30の外側壁を挟持するようにし て取付けられる。また、シール部32eは、上述の第1及び第2実施例と同様に 段部34に面当たりで圧着され、Oリング33と共にシリンダ孔5の底部を液密 にシールする。
【0029】 図4は、第3実施例を変形した本考案の第4実施例で、プラグ32は、第3実 施例のめねじ孔に代わるユニオン孔32fを、プラグ32の内外に貫通形成して 、液圧マスタシリンダからの圧液を導入できるようにした点で、第3実施例と異 なっている。
【0030】 上記ユニオン孔32fは、大径部32b側が小径に絞られ、また栓体部32a 側にめねじ32gが形成されていて、該めねじ32gにユニオンボルト40が螺 着される。プラグ32の栓体部32aとユニオンボルト40の頭部40aとの間 には、当て板36と共に、ブレーキ配管41の端部に取付けられたバンジョー4 2が挟着される。
【0031】 プラグ32は、ユニオンボルト40の締付けトルクにて外方向へ牽引され、該 ボルト40の頭部40aとプラグ32の大径部32bとで、加工孔30の外周壁 を挟むようにして取付けられ、また液圧マスタシリンダで発生した圧液が、ユニ オンボルト40とユニオン孔32fを通して、液圧室9へ導入される。
【0032】 図5は、第4実施例の変形例を示す本考案の第5実施例で、本実施例は、第4 実施例の当て板に代えて、取付けボルト50を用いている。
【0033】 取付けボルト50は、頭部50aが加工孔30よりも大径に形成されており、 また中心軸上には、めねじ孔50bが貫通形成されている。プラグ32は、めね じ32gにねじ込まれる取付けボルト50の締付けトルクによって、外方向へ牽 引され、該ボルト50の頭部50aとプラグ32の大径部32bとで、加工孔3 0の外周壁を挟持するように取付けられる。
【0034】 また、取付けボルト50のめねじ孔50bには、ユニオンボルト40が、ブレ ーキ配管41のバンジョー42を介して螺着され、第4実施例と同様に、液圧マ スタシリンダの圧液を液圧室9へ導入する。
【0035】 上述の第4,第5実施例では、プラグを利用して圧液を導入するようにしたの で、キャリパボディに、ユニオンボス部の成形やユニオン孔の加工が不要となり 、成形型を簡素化できて、型代の低コスト化が図れると共に製品の離型に優れ、 しかも、ユニオン孔の加工ミスがなくなるので、製品化率に優れる。また、この 圧液の導入は、第1,第2実施例にも適用が可能で、これらの場合には、ユニオ ンボルトをプラグのユニオン孔に直接螺着して、ブレーキ配管のバンジョーを取 付ける。
【0036】 尚、プラグのシール部と段部との当接は、一方のみをテーパ面としてもよく、 或いは双方を、締付けトルクの作用方向と直交方向の面としてもよい。更に、各 実施例のOリングは、より一層の安全性を目的に設けられたもので、シリンダ孔 の底部は、シール部と段部とによる内側のメタルコンタクトシールによって充分 に液封され、Oリングに従来のような圧液による変形は生じないから、液損によ ってブレーキフィーリングを低下することはない。またこのOリングは省略して も差支えない。
【0037】
【考案の効果】
本考案は以上のように、一方の作用部にシリンダ孔と共に形成されるシリンダ 加工用の加工孔にプラグを取付け、該プラグのシール部と、シリンダ孔及び加工 孔間の段部とに、ねじ螺合の締付けトルクを圧着方向に作用させて、シリンダ孔 の底部を液封したので、Oリング等の弾性シール材を用いた場合に較べて、弾性 シール材の撓みで、液圧損失を招くことがなくなるので、剛性感のある良好なブ レーキフィーリングを得ることができ、またペダルストロークを短くできるので 制動力の向上にもつながる。
【0038】 更にこのプラグに、液圧マスタシリンダからの圧液を導入するユニオンボルト を取付けることにより、キャリパボディに、ユニオンボス部の成形やユニオン孔 の加工が不要となり、成形型を簡素化できて、型代の低コスト化が図れると共に 製品の離型に優れ、しかも、ユニオン孔の加工ミスがなくなるので、製品化率に 優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【図2】本考案の第2実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【図3】本考案の第3実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【図4】本考案の第4実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【図5】本考案の第5実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパボディ 3a…一方の作用部 3b…他方の作用部 4…摩擦パッド 5…一方の作用部3aのシリンダ孔 6…他方の作用部3bのシリンダ孔 7…ピストン 9…液圧室 10…シリンダ孔5に連設される小径の加工孔 10a…加工孔10の外周に形成されるおねじ 11…シリンダ孔5と加工孔10とからなる段付きの貫
通孔 12…加工孔10に螺着されるプラグ 12a…プラグ12の栓体部 12b…プラグ12の大径部 12c…プラグ12のおねじ 12d…プラグ12の工具掛け孔 12e…大径部12bに形成される周状のシール部 13…シリンダ孔5と加工孔10との間の段部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの両側部に一対の作用部
    を配設し、該作用部のいずれか一方に、ディスクロータ
    側のシリンダ孔と、このシリンダ孔とは口径の異なる反
    ディスクロータ側の加工孔とを連ねた貫通孔を形成し、
    該貫通孔を通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ
    孔を穿設すると共に、前記加工孔にプラグを取付けて、
    前記一方の作用部のシリンダ孔の底部を閉塞する車両用
    ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディにお
    いて、前記プラグに、前記一方の作用部のシリンダ孔と
    前記加工孔間の段部に当接する環状のシール部を形成し
    て、該プラグを加工孔にねじ螺合し、該ねじ螺合の締付
    けトルクにて、前記シール部と段部とを圧着方向に付勢
    して、前記一方の作用部の底部を液封したことを特徴と
    する車両用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパ
    ボディ。
  2. 【請求項2】 ディスクロータの両側部に一対の作用部
    を配設し、該作用部のいずれか一方に、ディスクロータ
    側のシリンダ孔と、このシリンダ孔よりも小径な反ディ
    スクロータ側の加工孔とを連ねた貫通孔を形成し、該貫
    通孔を通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ孔を
    穿設すると共に、前記加工孔にプラグを取付けて、前記
    一方の作用部のシリンダ孔の底部を閉塞する車両用ディ
    スクブレーキのピストン対向型キャリパボディにおい
    て、前記プラグの一端に、前記一方の作用部のシリンダ
    孔に収容される大径部を設け、該大径部に、一方の作用
    部のシリンダ孔と加工孔間の段部と当接する環状のシー
    ル部を形成し、前記プラグを前記加工孔に嵌合して、大
    径部を一方の作用部のシリンダ孔内に配置すると共に、
    該プラグの外面に、加工孔よりも大径の当て板を挟んで
    取付けボルトをねじ螺合し、該ねじ螺合の締付けトルク
    にて、前記シール部と段部とを圧着方向に付勢して、前
    記一方の作用部の底部を液封したことを特徴とする車両
    用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディ。
  3. 【請求項3】 ディスクロータの両側部に一対の作用部
    を配設し、該作用部のいずれか一方に、ディスクロータ
    側のシリンダ孔と、このシリンダ孔よりも小径な反ディ
    スクロータ側の加工孔とを連ねた貫通孔を形成し、該貫
    通孔を通して、前記作用部の他方に有底のシリンダ孔を
    穿設すると共に、前記加工孔にプラグを取付けて、前記
    一方の作用部のシリンダ孔の底部を閉塞する車両用ディ
    スクブレーキのピストン対向型キャリパボディにおい
    て、前記プラグの一端に、前記一方の作用部のシリンダ
    孔に収容される大径部を設け、該大径部に、一方の作用
    部のシリンダ孔と加工孔間の段部と当接する環状のシー
    ル部を形成し、前記プラグを前記加工孔に嵌合して、大
    径部を一方の作用部のシリンダ孔内に配置すると共に、
    該プラグの外面に、加工孔よりも大径の頭部を有する取
    付けボルトをねじ螺合し、該ねじ螺合の締付けトルクに
    て、前記シール部と段部とを圧着方向に付勢して、前記
    一方の作用部の底部を液封したことを特徴とする車両用
    ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボディ。
  4. 【請求項4】 前記プラグにユニオン孔を貫通形成し、
    該ユニオン孔に、ユニオンボルトにてブレーキ配管を接
    続したことを特徴とする請求項1,2または3記載の車
    両用ディスクブレーキのピストン対向型キャリパボデ
    ィ。
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