JPH05248458A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH05248458A
JPH05248458A JP4047328A JP4732892A JPH05248458A JP H05248458 A JPH05248458 A JP H05248458A JP 4047328 A JP4047328 A JP 4047328A JP 4732892 A JP4732892 A JP 4732892A JP H05248458 A JPH05248458 A JP H05248458A
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JP
Japan
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lid
caliper
hole
disc brake
piston
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Application number
JP4047328A
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English (en)
Inventor
Kinzo Kobayashi
金蔵 小林
Shinichi Izumi
愼一 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャリパ6のシリンダ部11の底部12にシ
リンダ部11の内径より小径の貫通孔13を設け、蓋体
23を該貫通孔13に該蓋体23の軸部24において設
けかつ軸部24より大径のフランジ部25をシリンダ部
11の底部12に当接させている。 【効果】 シリンダ部11とピストン9との間に導入さ
れるブレーキ液の液圧を、蓋体23のフランジ部25か
らシリンダ部11の底部12に作用させることになるた
め、蓋体23およびキャリパ6の接合部の強度をそれほ
ど上げることなく信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の制動用に用い
られるディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキは、そのキャリパにピ
ストンを摺動自在に嵌入するためのシリンダ部が設けら
れているが、このシリンダ部を加工するために、シリン
ダ部に対向して設けられた爪部(反作用部)に半円弧状
の切り欠き(リセス)を設けているのが一般的である。
一方、ディスクブレーキの別形式として、製造を容易に
する目的から、ピストンが摺動自在に嵌入されるシリン
ダ部の底部に貫通孔を設けかつ該貫通孔に蓋体を接合し
て構成するものが開示されている(特公昭61−523
31号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記キャリパの爪部に
切り欠きを設けた構成の一般的なディスクブレーキで
は、該切り欠きの存在によってキャリパの剛性が不足し
またパッドの押圧方法が限られてしまうため、いわゆる
ディスクブレーキの鳴き防止の性能が最善のものとはい
えなかった。また、上記別形式のディスクブレーキにお
いては、貫通孔と蓋体との接合面にシール部材が設けら
れているものの、該接合面の隙間に直接ブレーキ液圧が
作用することになるためシール性が十分ではなく、液漏
れを生じやすいという問題があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、爪部の形状
を任意に設定できるようにするためキャリパに蓋体を設
けた構成を採用し、かつキャリパと蓋体との接合部の信
頼性が高いディスクブレーキを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のディスクブレーキは、爪部
と該爪部に対向して設けられたシリンダ部とを有するキ
ャリパと、前記シリンダ部内に摺動自在に嵌入されるピ
ストンと、該ピストンの摺動により該ピストンと前記爪
部とで挾持されディスクに接触するパッドとを有し、前
記シリンダ部の底部に貫通孔を設けかつ該貫通孔にシー
ル部材を介して蓋体を接合して構成されるものであっ
て、前記貫通孔は前記シリンダ部の内径より小径に形成
されており、前記蓋体は、前記貫通孔に設けられる軸部
と、該軸部より大径で前記シリンダ部の底部に当接する
フランジ部とを有することを特徴としている。
【0006】また、本発明の請求項2記載のディスクブ
レーキは、上記請求項1記載のものに加えて、前記蓋体
の軸部が、前記フランジ部を前記シリンダ部の底部に当
接させた状態で、前記キャリパから突出しかつ外周にオ
ネジが形成された突出部を有しており、該突出部のオネ
ジに螺合して前記蓋体を前記キャリパに固定するナット
部材を設けてなることを特徴としている。
【0007】さらに、本発明の請求項3記載のディスク
ブレーキは、上記請求項1記載のものに加えて、前記キ
ャリパの貫通孔内周にメネジを形成し、前記蓋体の軸部
の外周に、該貫通孔のメネジに螺合するオネジを形成し
てなることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載のディスクブレーキによ
れば、蓋体に作用する液圧をフランジ部からシリンダ部
の底部に作用させることになるため、蓋体とキャリパと
の接合部の強度をそれほど上げることなく信頼性を向上
させることができ、しかも蓋体の変位が少なくなるため
シール部材への影響が少なくなり、シール性を向上する
ことができる。
【0009】また、本発明の請求項2記載のディスクブ
レーキによれば、上記請求項1記載のものの作用に加え
て、蓋体をシリンダ部の爪部側から挿入し軸部を貫通孔
に嵌合させフランジ部をシリンダ部の底部に当接させた
状態とし、この状態でキャリパから突出する突出部の外
周のオネジにナット部材を螺合して、該蓋体をキャリパ
に固定することになる。したがって、キャリパから突出
する突出部にキャリパ外でナット部材を回転させて螺合
させるという簡単な作業で蓋体のキャリパへの固定を行
なうことができる。
【0010】さらに、本発明の請求項3記載のディスク
ブレーキによれば、上記請求項1記載のものの作用に加
えて、貫通孔内周に形成されたメネジに蓋体の軸部外周
に形成されたオネジを螺合させて蓋体をキャリパに固定
することになる。したがって、部品点数を最小限に抑え
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例によるディスクブ
レーキを図1〜図4を参照して以下に説明する。
【0012】図において、符号1はディスクブレーキを
示している。このディスクブレーキ1は車両の非回転部
に固定されるキャリア2と、このキャリア2にディスク
3を挾むよう配設された一対のパッド4と、キャリア2
の二ケ所の摺動案内部5によってディスク3の軸線方向
に摺動自在となるよう支持されたキャリパ6とから主に
構成されている。ここで、両パッド4はキャリア2の摺
動案内部5の内側位置に相互に対向するように設けられ
た一対のパッドガイド7によりディスク3の軸線に沿う
方向へ摺動自在となるよう支持されている。そして、こ
のディスクブレーキ1は、図示せぬブレーキペダルが踏
み込まれると、キャリパ6のブリッジ部8を介して一方
側に設けられたピストン9と該ピストン9と対向するよ
う他方側に設けられた爪部10とがディスク3を介して
両パッド4を両側から挾持してこれらをディスク3方向
に押圧し、これにより、両パッド4とディスク3とを接
触させこれらの間に摩擦を発生させて車輪の回転を弱め
車両を制動するようになっている。
【0013】上記キャリパ6には、上記ピストン9を摺
動自在に嵌入させるシリンダ部11が爪部10と対向し
て設けられており、このシリンダ部11の反爪部10側
の底部12には、シリンダ部11と同一軸線上に該シリ
ンダ部11の内径より所定量小径の貫通孔13がキャリ
パ6を貫通して設けられている。ここで、キャリパ6の
反爪部10側の端面14はディスク3の軸線に直交して
形成されている。
【0014】上記シリンダ部11は、その中間部分に設
けられた、ピストン9の外径より若干大径のピストン摺
動穴部15と、該ピストン摺動穴部15の反ディスク3
側から底部12にかけて設けられた該ピストン摺動穴部
15より若干大径の穴部16とを有しており、またピス
トン摺動穴部15のディスク3側には、一端がピストン
9のディスク3側の外周面に嵌着されるブーツ17の他
端が嵌着する、ピストン摺動穴部15より所定量大径の
嵌着溝18が全周に形成されており、そのさらにディス
ク3側の端部には該ブーツ17の伸縮部19を収納す
る、ピストン摺動穴部15より所定量大径の収納穴部2
0が設けられている。ここで、ピストン摺動穴部15に
は、該ピストン摺動穴部15とピストン9の外周面との
隙間を介してブレーキ液が漏れるのを防ぐピストンシー
ル部材21を嵌入させるピストンシール溝22が所定位
置に全周に形成されている。ここで、ピストンシール部
材21は、ピストンシール溝22のピストン移動方向前
後に設けられた図示せぬ溝・切欠等とピストン9のロー
ルバック作用(制動後のピストン9の戻り)を行なって
いる。
【0015】なお、上記したシリンダ部11およびこれ
に形成されたピストンシール溝22等は、キャリパ6の
爪部10に反する側に設けられた貫通孔13から工具が
挿入されて加工されることになるため、該工具と爪部1
0との干渉を考慮する必要がなくその製造が非常に容易
となり、しかも爪部10に該工具を通過させるリセスが
不要となるため、該爪部10のパッド4を押える面積や
剛性が増大しディスクブレーキの鳴きを抑制することが
できる。
【0016】キャリパ6の貫通孔13には、該貫通孔1
3を閉塞する蓋体23が設けられている。この蓋体23
は、貫通孔13に嵌合する軸部24と、該軸部24のシ
リンダ部11側に設けられた、該軸部24より大径かつ
ピストン摺動穴部15より小径のフランジ部25とを有
している。そして、このフランジ部25にはシリンダ部
9の底部12に当接する当接面26に、蓋体23とキャ
リパ6との接合面を介してブレーキ液が漏れるのを防ぐ
蓋体シール部材27aが嵌入される蓋体シール溝27が
設けられている。ここで、蓋体23の軸部24には、該
軸部24を貫通孔13に嵌合させかつフランジ部25の
当接面26をシリンダ部11の底部12に当接させた状
態でキャリパ6の端面14から反爪部10側に突出する
突出部28が設けられており、該突出部28の外周部に
はオネジ29が形成されている。また蓋体23の中央に
はその軸線に沿ってブレーキ液供給穴30が設けられて
おり、突出部28の反フランジ部25側の端面31に
は、ブレーキ液をシリンダ部11に導入するための図示
せぬ配管部材を通すための円柱状の凸部32がニケ所設
けられている。
【0017】ここで、図示せぬ配管部材は、その配管部
を両凸部32間に通した状態でその先端の口金をブレー
キ液供給穴30に図示せぬユニオンボルト等で固定する
ようになっており、このユニオンボルトをブレーキ液供
給穴30に螺合させる(または螺合を解除する)際に、
配管部が凸部32の一方に当接してその回り止めがなさ
れるようになっている。なお、この凸部32は、ユニオ
ンボルト螺合時に当接する側の一ケ所のみ設けることも
可能であり、また凸部32の代わりに、配管部材を通す
べく蓋体23の端面31に一段凹んだ形状の凹部を形成
することも可能である。
【0018】そして、キャリパ6から突出する蓋体23
の突出部28のオネジ29には、リング状のワッシャ3
3をキャリパ6の端面14との間で挾持しつつ概略リン
グ状のナット部材34がその内周のメネジ35で螺合さ
れており、このナット部材34の外周部には、図示せぬ
螺合用具を係合させるための係合溝部36が所定のピッ
チで複数設けられている。そして、このナット部材34
の蓋体23への螺合により該蓋体23はキャリパ6に固
定されることになる。
【0019】このような構成のディスクブレーキ1にお
いては、シリンダ部11に嵌入されたピストン9を摺動
させるため蓋体23のブレーキ液供給穴30に取り付け
られた図示せぬ配管部材からシリンダ部11とピストン
9との間にブレーキ液が導入されることになるが、この
ブレーキ液の液圧は、蓋体23の反貫通孔13側の端面
37に、これを貫通孔13側に押圧する方向に作用する
ことになる。そして、この蓋体23に作用する液圧をフ
ランジ部25からシリンダ部11の底部12に作用させ
ることになるため、蓋体23とキャリパ6との接合部の
強度をそれほど上げることなく信頼性を向上させること
ができ、しかも蓋体23の変位が少なくなるため蓋体シ
ール部材27aへの影響が少なくなり、シール性を向上
することができる。また接合部の強度をそれほど上げる
必要がないため、ナット部材34の締め付けトルクを低
減させても十分な信頼性が得られることになるため、組
付作業が容易となる。
【0020】しかも、この第1実施例においては、キャ
リパ6から突出する突出部28の外周のオネジ29にキ
ャリパ6外でナット部材34を回転させて螺合させると
いう簡単な作業で蓋体23のキャリパ6への固定を行な
うことができる。すなわちナット部材34を螺合させる
ための螺合用工具に干渉するものがないため、螺合用工
具を容易に回転させることができ、また機械を用いて自
動的に螺合させる場合にも機械側との干渉を考慮するこ
となく容易に実施することができる。
【0021】さらに、蓋体23を、キャリパ6に対して
回転させることなく該キャリパ6に固定することができ
るため、蓋体23に設けられた凸部32の方向すなわち
図示せぬ配管部材を延ばす方向を車体への取り付け等に
応じて任意に位置設定できることになる。
【0022】次に、本発明の第2実施例によるディスク
ブレーキについて図5を参照して以下に説明する。な
お、この第2実施例は、第1実施例に対して蓋体シール
部材の位置等が相違しているため、この相違部分を中心
に説明し、同様の部分には同一の符号を付しその説明は
略す。
【0023】第2実施例のディスクブレーキ1において
は、蓋体23の、貫通孔13に嵌合する軸部24の外周
部に蓋体シール溝38を設けており、この蓋体シール溝
38に蓋体シール部材39が嵌入されている。このよう
な構成とすることにより、貫通孔13の内径とシリンダ
部11の内径との差(図5に半径分の差をDで示す)を
小さく(すなわちシリンダ部11の径が既定であれば貫
通孔13の径を大きく)することができる。
【0024】したがって、第2実施例のディスクブレー
キ1は、上記第1実施例のディスクブレーキと同様の効
果を奏することは勿論、シリンダ部11等を加工するた
め貫通孔13から挿入される図示せぬ加工工具の、回転
軸と加工位置との間のオーバーハング量を小さくするこ
とができるため、加工がさらに容易となり、加工精度も
向上することになる。
【0025】次に、本発明の第3実施例によるディスク
ブレーキについて図6〜図8を参照して以下に説明す
る。なお、この第3実施例は、第1実施例に対して蓋体
の取付構造等が相違しているため、この相違部分を中心
に説明し、同様の部分には同一の符号を付しその説明は
略す。
【0026】第3実施例のディスクブレーキ1において
は、キャリパ6のシリンダ部11の底部12に貫通して
設けられた、シリンダ部11より所定量小径の貫通孔1
3の内周にメネジ40が形成されている。また、蓋体2
3の軸部24の外周には、該蓋体23のフランジ部25
をシリンダ部11の底部12に当接させた状態で上記メ
ネジ40に対応する位置にオネジ41が形成されてお
り、また、該蓋体23のキャリパ6の端面14から突出
する突出部28の外周部には、該蓋体23を締め付ける
工具を係合させる切り欠き28aが相互に平行をなすよ
う二ケ所設けられている(図8参照)。そして、フラン
ジ部25に設けられた蓋体シール溝27に蓋体シール部
材27aを設けた状態で、蓋体23をシリンダ部11の
爪部10側の開口部から挿入し、該蓋体23のフランジ
部25をシリンダ部11の底部12に当接するまで軸部
24のオネジ41をメネジ40が形成された貫通孔13
に螺合させることにより、該蓋体23はキャリパ6に固
定されることになる。
【0027】したがって、第3実施例のディスクブレー
キ1は、上述した第1実施例のディスクブレーキと同様
に、シリンダ部11およびこれに形成されたピストンシ
ール溝22等が、貫通孔13から工具が挿入されて加工
されることになるため該工具と爪部10との干渉を考慮
する必要がなくその製造が非常に容易となり、しかも爪
部10に該工具を通過させるリセスが不要となるため該
爪部10のパッド4を押える面積や剛性が増大しディス
クブレーキの鳴きを抑制することができるという効果
と、シリンダ部11とピストン9との間に導入されたブ
レーキ液の液圧が、蓋体23の反貫通孔13側の端面3
7に作用することになり、この蓋体23に作用する液圧
をフランジ部25からシリンダ部11の底部12に作用
させることになるため、蓋体23とキャリパ6との接合
部の強度をそれほど上げることなく信頼性を向上させる
ことができ、しかも蓋体23の変位が少なくなるため蓋
体シール部材27aへの影響が少なくなってシール性を
向上することができるという効果を奏することは勿論、
さらに、キャリパ6の貫通孔13を閉塞するため必要な
部品が、蓋体23および蓋体シール部材27aのみとな
り、部品点数を低減することができる。そして、これに
よってキャリパ6を軽量にすることができ、また部品コ
ストも低減することができる。
【0028】本発明の第4実施例によるディスクブレー
キについて図9を参照して以下に説明する。なお、この
第4実施例は、上記第3実施例に対して蓋体とキャリパ
との接合面の外側に臨む部分にダストブーツを設けた点
が相違しているため、この相違部分を中心に以下に説明
し、同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0029】第4実施例のディスクブレーキ1におい
て、蓋体23には、フランジ部25をシリンダ部11の
底部12に当接するまで軸部24を貫通孔13に螺合し
た状態で、キャリパ6の端面14から突出する突出部2
8の外周部に一段凹んだ蓋体側係止溝42が全周に設け
られており、また、キャリパ6の端面14側の外周部に
も一段凹んだキャリパ側溝部43が全周に設けられてい
る。そして、これら溝部42,43の間には、これら溝
部42,43にそれぞれ弾性力により嵌着する嵌着部4
4,45とこれら嵌着部44,45間を隙間なく連結さ
せる連結部46とを有する、弾性材料により一体成形さ
れたダストブーツ47が設けられている。
【0030】したがって、第4実施例のディスクブレー
キ1は、上記第3実施例のディスクブレーキと同様の効
果を奏することは勿論、さらに、ダストブーツ47が蓋
体23とキャリパ6との接合面と外部とを遮断し、該接
合面に水およびホコリ等がおよぶのを防ぐことになるた
め、この接合面にサビ等を生じることがなく、蓋体シー
ル部材27aの交換時等必要に応じて蓋体23をキャリ
パ6から容易に取り外すことができることになる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のディスクブレーキによれば、キャリパに貫通孔を
設け該貫通孔に蓋体を接合する構成を採用したため爪部
にリセスが不要でディスクブレーキの鳴きを防止するこ
とができ、しかも、シリンダ部とピストンとの間に導入
されるブレーキ液の液圧すなわち蓋体に作用する液圧を
フランジ部からシリンダ部の底部に作用させることにな
るため、蓋体とキャリパとの接合部の強度をそれほど上
げることなく信頼性を向上させることができ、しかも蓋
体の変位が少なくなるためシール部材への影響が少なく
なり、シール性を向上することができる。
【0032】また、本発明の請求項2記載のディスクブ
レーキによれば、上記請求項1記載のものの効果に加え
て、蓋体をシリンダ部の爪部側から挿入し軸部を貫通孔
に嵌合させフランジ部をシリンダ部の底部に当接させた
状態とし、この状態でキャリパから突出する突出部の外
周のオネジにナット部材を螺合して、該蓋体をキャリパ
に固定することになる。したがって、キャリパから突出
する突出部にキャリパ外でナット部材を回転させて螺合
させるという簡単な作業で蓋体のキャリパへの固定を行
なうことができ、作業性が大幅に向上することになる。
【0033】さらに、本発明の請求項3記載のディスク
ブレーキによれば、上記請求項1記載のものの効果に加
えて、貫通孔内周に形成されたメネジに蓋体の軸部外周
に形成されたオネジを螺合させて蓋体をキャリパに固定
することになるため、部品点数を最小限に抑えることが
できる。したがって、キャリパを軽量にすることがで
き、部品コストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるディスクブレーキを
示す側断面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるディスクブレーキを
示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるディスクブレーキを
図1におけるA方向からみた図であって、右側部分を断
面としたものである。
【図4】本発明の第1実施例によるディスクブレーキを
図1におけるB方向からみた図である。
【図5】本発明の第2実施例によるディスクブレーキを
示す側断面図である。
【図6】本発明の第3実施例によるディスクブレーキを
示す側断面図である。
【図7】本発明の第3実施例によるディスクブレーキを
示す平面図である。
【図8】本発明の第3実施例によるディスクブレーキを
図6におけるC方向からみた図である。
【図9】本発明の第4実施例によるディスクブレーキを
示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクブレーキ 3 ディスク 4 パッド 6 キャリパ 9 ピストン 10 爪部 11 シリンダ部 12 底部 13 貫通孔 23 蓋体 24 軸部 25 フランジ部 28 突出部 29 突出部外周のオネジ 34 ナット部材 40 メネジ 41 軸部外周のオネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爪部と該爪部に対向して設けられたシリ
    ンダ部とを有するキャリパと、前記シリンダ部内に摺動
    自在に嵌入されるピストンと、該ピストンの摺動により
    該ピストンと前記爪部とで挾持されディスクに接触する
    パッドとを有し、 前記シリンダ部の底部に貫通孔を設けかつ該貫通孔にシ
    ール部材を介して蓋体を接合して構成されるディスクブ
    レーキにおいて、 前記貫通孔は前記シリンダ部の内径より小径に形成され
    ており、 前記蓋体は、前記貫通孔に設けられる軸部と、該軸部よ
    り大径で前記シリンダ部の底部に当接するフランジ部と
    を有することを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の軸部は、前記フランジ部を前
    記シリンダ部の底部に当接させた状態で、前記キャリパ
    から突出しかつ外周にオネジが形成された突出部を有し
    ており、 該突出部のオネジに螺合して前記蓋体を前記キャリパに
    固定するナット部材を設けてなることを特徴とする請求
    項1記載のディスクブレーキ。
  3. 【請求項3】 前記キャリパの貫通孔内周にメネジを形
    成し、前記蓋体の軸部の外周に、該貫通孔のメネジに螺
    合するオネジを形成してなることを特徴とする請求項1
    記載のディスクブレーキ。
JP4047328A 1992-03-04 1992-03-04 ディスクブレーキ Pending JPH05248458A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1256740A2 (en) 2001-05-10 2002-11-13 Sumitomo (Sei) Brake Systems, Inc. Hydraulic disc brake
EP1826448A1 (en) * 2006-02-24 2007-08-29 Hitachi, Ltd. Disk brake
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