JPH0670334A - バースト信号発生回路 - Google Patents

バースト信号発生回路

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JPH0670334A
JPH0670334A JP24129592A JP24129592A JPH0670334A JP H0670334 A JPH0670334 A JP H0670334A JP 24129592 A JP24129592 A JP 24129592A JP 24129592 A JP24129592 A JP 24129592A JP H0670334 A JPH0670334 A JP H0670334A
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Hiroyuki Hatano
裕之 秦野
Teiichi Murakami
禎一 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】NTSC方式とPAL方式の双方に適用可能で
あって、全回路がIC化可能なバースト信号発生回路を
実現する。 【構成】動作電流選択回路11は、NTSC方式選択時
には混合回路1と電流値I1の定電流回路3との接続を
確立し、PAL方式選択時には混合回路1aと合計電流
値I1+I2の定電流回路3,3aとの接続を確立す
る。そして、バーストフラグパルスBFPを受けると、
接続された混合回路にその動作電流が流されて、この動
作電流の値に応じた振幅の合成信号F’が生成される。
これにより、バンドパスフィルタにおける通過率の相違
が相殺され、何れの方式にも適合したバースト信号が出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バースト信号発生回
路に関し、詳しくは、いわゆるテレビやVTR,ビデオ
カメラ等のカラー映像機器,カラー映像信号処理装置な
どの映像信号処理回路に用いられる回路であって、カラ
ーテレビジョン放送における規格であるNTSC方式や
PAL方式等により定められる複合映像信号(いわゆる
コンポジットカラー映像信号、以下コンポジット信号と
略記する)の一部としてそれを構成するための信号であ
るバースト信号を発生するバースト信号発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式やPAL方式等により定め
られるコンポジット信号の波形例を図3に示す。この例
のコンポジット信号Aは、テレビ画面上の1走査線に対
応する信号である(図3(a)参照)。これは、水平同
期信号HSYNC,バースト信号C,映像信号Dの3つ
の信号が合成されたものである。水平同期信号HSYN
Cは、水平走査の開始等のタイミングを定める基準とな
る基本的な同期信号である(図3(b)参照)。
【0003】バースト信号Cは、受信側あるいは復調側
で色搬送波との同期を採ることができるように挿入され
る信号である(図3(c)参照)。色信号は、輝度信号
の搬送波とは異なる色信号用の副搬送波いわゆる色搬送
波によって変調される。この色信号を復調するためには
復調側でも色搬送波の位相を知ることが必要だからであ
る。映像信号Dは、1走査線分の映像信号である(図3
(d)参照)。その中には輝度信号や色信号等が含まれ
る。
【0004】上記のバースト信号は、通常、コンポジッ
ト信号内で水平同期信号から所定の期間後の一定区間に
含まれていなければならない。この区間がバースト区間
であり、このタイミングを示す信号がバーストフラグパ
ルスBFPである(図3(e)参照)。そして、バース
ト信号発生回路は、上記の色搬送波またはこれに対して
周期が等しくて位相が同期している発振信号F(図3
(f)参照)と、バーストフラグパルスBFPとから、
バースト信号Cを発生する回路である。
【0005】図4に、NTSC方式に適合する従来のバ
ースト信号発生回路の例を示す。ここで、1は混合回
路、2はバンドパスフィルタ、3は定電流回路である。
混合回路1は、色搬送波と同一周期の発振信号Fa(図
5(a)参照)と、発振信号Faと逆位相の発振信号F
b(図5(b)参照)とを受ける。そして、これらの発
振信号Fa,Fbを混合することにより、位相等がNT
SC方式に適合する合成信号F’(図5(c)参照)を
生成する。
【0006】もっとも、混合回路1と定電流回路3とス
イッチ回路SW1とは、この順に電源Vccと接地GND
との間に接続されており、このスイッチ回路SW1はバ
ーストフラグパルスBFPを受けて開閉する。このた
め、スイッチ回路SW1が導通して定電流回路3を介す
る動作電流(I1)が流されているときだけ混合回路1
は動作する。そこで、合成信号F’はその間だけ出力さ
れる。すなわち、合成信号F’は、単なる発振信号では
なくて、コンポジット信号のバースト区間に対応して発
振する信号である。バンドパスフィルタ2は、合成信号
F’から余分な高調波や低周波成分を除去してNTSC
方式に適合するバースト信号Cを出力する。
【0007】また、図6に、PAL方式に適合する従来
のバースト信号発生回路の例を示す。その構成は、図4
のバースト信号発生回路の構成とほぼ同様である。ただ
し、相違点が2つある。第1の相違点は、入力信号の1
つである発振信号Faに代わる発振信号Fc(図7
(a)参照)について、発振信号Fb(図7(b)参
照)に対してその位相が90°異なる(走査線ごとに9
0°進んだり遅れたりする)ことである。これにより、
合成信号F”は、発振信号Faに対して位相が135°
又は225°異なり、その値が2段に変わる信号となる
(図7(c)参照)。
【0008】第2の相違点は、定電流回路3に代わる定
電流回路4が、電流値(I1+I2)の動作電流を流す
ことである。これにより、合成信号F”の振幅は合成信
号F’の振幅よりも大きくなる。そうしないと、合成信
号F”の波形が合成信号F’の波形と異なることに起因
してこれらがバンドパスフィルタ2を通過するときの割
合が異なり、その結果、出力信号であるバースト信号C
のレベルが合わなくなるからである。この合成信号F”
がバンドパスフィルタ2を通過することで、PAL方式
に適合したバースト信号Cが生成される(図7(d)参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバー
スト信号発生回路では、NTSC方式用の場合もPAL
方式用の場合も、その回路構成はほとんど同じである。
しかし、混合回路に流す動作電流は異なる。このため、
バースト信号発生回路のIC化に際しては、動作電流の
値を定めるための定電流回路をも内蔵する場合には2種
類の別のICとする必要があり、1種類のICに共通化
を図る場合には定電流回路を外付けする必要があり、全
回路を1つのICに内蔵することは困難であった。
【0010】ICが共通化できないとICの生産性が悪
く、また、全回路がIC化できないと機器や装置の小形
化が図れないので、問題である。この発明の目的は、こ
のような従来技術の問題点を解決するものであって、N
TSC方式とPAL方式の双方に適用可能であって、全
回路がIC化可能なバースト信号発生回路を実現するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のバースト信号発生回路の構成は、NTSC
方式の色搬送波の周期に等しい周期の第1の発振信号
と、前記第1の発振信号に対して位相の反転している第
2の発振信号とを受け、第1の動作電流が流されている
ときに前記第1,第2の発振信号を混合することによ
り、前記NTSC方式の前記色搬送波に適合し且つ前記
第1の動作電流の電流値に応じた振幅を有する第1の混
合信号を、出力する第1の混合回路と、PAL方式の色
搬送波の周期に等しい周期の第3の発振信号と、前記第
3の発振信号に対して位相の90°異なる第4の発振信
号とを受け、第2の動作電流が流されているときに前記
第3,第4の発振信号を混合することにより、前記PA
L方式の前記色搬送波に適合し且つ前記第2の動作電流
の電流値に応じた振幅を有する第2の混合信号を、出力
する第2の混合回路と、前記NTSC方式と前記PAL
方式の何れかを選択する選択信号と、選択された方式の
複合映像信号内のバースト区間を示すバーストパルスと
を受け、前記選択信号が前記NTSC方式を示している
ときに前記バーストパルスを受けて前記第1の動作電流
を流し、前記選択信号が前記PAL方式を示していると
きに前記バーストパルスを受けて前記第1の動作電流よ
りも大きな電流値の第2の動作電流を流す動作電流選択
回路と、前記第1の混合信号と前記第2の混合信号とか
ら又はこれらの合成信号から所定の帯域内の周波数成分
を通過させるバンドパスフィルタと、を備え、前記複合
映像信号に適合するバースト信号が前記バンドパスフィ
ルタから出力されるものである。
【0012】
【作用】このような構成のこの発明のバースト信号発生
回路では、NTSC方式が選択されているときにはその
方式に適合する第1の混合信号が生成されるように第1
の動作電流が流され、PAL方式が選択されているとき
にはその方式に適合する第2の混合信号が生成されるよ
うに第2の動作電流が流される。そこで、バンドパスフ
ィルタの入力信号の振幅がこれらの動作電流に応じて定
められる。つまり、バンドパスフィルタの通過率の低い
第2の混合信号は、減衰量が大きいことに対応して、こ
の段階で第1の混合信号よりも大きな振幅とされる。
【0013】これにより、NTSC方式とPAL方式の
何れが選択されても、適切なレベルのバースト信号が出
力される。しかも、選択信号により選択することで両方
式に対処可能でもある。また、従来は外付けせざるを得
なかった定電流回路が動作電流選択回路の中に取り込ま
れて、第1,第2の動作電流が選択信号によって選択さ
れる構成となったので、定電流回路をも含めてほぼ全回
路がIC化可能である。
【0014】
【実施例】以下、この発明の構成のバースト信号発生回
路の一実施例について説明する。図1は、それに発振回
路を付加した状態のブロック図である。ここで、1,1
aは混合回路、2はバンドパスフィルタ、3,3aは定
電流回路、5は発振回路、10は選択合成回路、11は
動作電流選択回路である。以下に、その構成と作用を詳
述する。バースト信号発生回路は、大きく分けて、前段
の選択合成回路10と後段のバンドパスフィルタ2から
なる。
【0015】選択合成回路10は、後述される混合回路
1,1aと動作電流選択回路11とからなる。そして、
ほぼ常時発振状態にある発振信号等を受けて、それから
所定のタイミングだけ発振状態にある合成信号F’を生
成する。バンドパスフィルタ2は、合成信号F’から余
分な高調波や低周波成分を除去して、NTSC方式やP
AL方式に適合する波形のバースト信号Cを生成し、出
力する。また、バースト信号発生回路に前置される発振
回路5は、バースト信号発生回路への入力として必要な
3つの発振信号Fa(第1の発振信号に相当),発振信
号Fb(第2及び第3の発振信号に相当),発振信号F
c(第4の発振信号に相当)を、発生する回路である。
【0016】これらの発振信号Fa,Fb,Fcは、そ
の周期が色搬送波の周期に等しく、その位相は水平同期
信号HSYNCに同期している。そして、発振信号Fa
の位相を基準位相すなわち位相角0°とすると、発振信
号Fbの位相角は180°である。さらに、発振信号F
cの位相角は、発振信号Faのそれと90°異なるが、
1走査線ごとに90°進んだり90°遅れたりするもの
である。すなわちその位相角は90°又は270°であ
る。
【0017】混合回路1は、従来と同様の構成であり、
発振信号Faと発振信号Fbを受け、動作電流(I1)
が流されているときには、これらの発振信号Fa,Fb
を混合することにより動作電流(I1)に応じた振幅の
混合信号Fnを生成する。この混合信号Fnはワイヤー
ドORされた後に合成信号F’とされるが、この混合信
号Fnのみが出力されているときの合成信号F’の位相
等がNTSC方式に適合することは、従来例において既
述した通りである。
【0018】混合回路1aは、混合回路1と同様の構成
であり、発振信号Fbと発振信号Fcを受け、動作電流
(I1+I2)が流されているときには、これらの発振
信号Fb,Fcを混合することにより、位相角が走査線
ごとに交互に135°又は225°となる混合信号Fp
を生成する。混合信号Fpの振幅は、動作電流(I1+
I2)に応じた大きさである。この混合信号Fpは混合
信号FnとワイヤードORされて合成信号F’となる。
この混合信号Fpのみが出力されているときの合成信号
F’の位相等がPAL方式に適合することも、やはり従
来例において既述した通りである。
【0019】動作電流選択回路11は、電流値I1を流
す定電流回路3と、電流値I2を流す定電流回路3a
と、スイッチ回路SW1,SW2,SW3とからなる回
路である。スイッチ回路SW1は、NTSC方式とPA
L方式の何れか一方を選択する信号である選択信号NT
PALを受けて、混合回路1と混合回路1aの何れかの
動作電流のラインを、選択的に定電流回路側へ接続す
る。スイッチ回路SW2は、やはり選択信号NTPAL
を受けて、定電流回路3aの電流ラインを開閉する。ス
イッチ回路SW3は、バースト信号Cがコンポジット信
号に挿入されるべきタイミングすなわちバースト区間を
示すバーストフラグパルスBFPに従って開閉する。
【0020】そこで、選択信号NTPALによりNTS
C方式が選択されているときには、スイッチ回路SW2
が遮断して定電流I2が遮断され、スイッチ回路SW3
が混合回路1側に導通して定電流回路3と混合回路1と
の接続が確立されている。この状態でバーストフラグパ
ルスBFPを受けると、そのパルス期間だけスイッチ回
路SW1が導通して定電流回路3による定電流I1が混
合回路1の動作電流として流される。上述の如く、これ
に対応して混合信号Fnが生成される。
【0021】また、選択信号NTPALによりPAL方
式が選択されているときには、スイッチ回路SW2が導
通して定電流I2が定電流I1に加わり、さらに、スイ
ッチ回路SW3が混合回路1a側に導通して定電流回路
3,3aと混合回路1aとの接続が確立されている。こ
の状態でバーストフラグパルスBFPを受けると、その
パルス期間だけスイッチ回路SW1が導通して定電流回
路3と定電流回路3aとによる定電流I1+I2が混合
回路1aの動作電流として流される。やはり上述の如
く、これに対応して混合信号Fpが生成される。
【0022】このような構成により、NTSC方式が選
択されているときには動作電流(I1)が流されてそれ
に応じた振幅の合成信号F’が生成され(なお、その波
形については図5(c)参照)、PAL方式が選択され
ているときには動作電流(I1+I2)が流されてそれ
に応じた振幅の合成信号F’が生成される(なお、その
波形については図7(c)参照)。したがって、その波
形等に起因してバンドパスフィルタ2での通過率が異な
っていても、動作電流によって予めバンドパスフィルタ
2の入力信号の振幅が調整されているので、実装や調整
の困難なバンドパスフィルタ2の変更を何ら行うことな
くNTSC方式とPAL方式の双方に対処することがで
きる。
【0023】また、従来外付けされていた定電流回路
が、スイッチ回路とともに動作電流選択回路に含められ
た。よって、外部からは、選択信号NTPALとバース
トフラグパルスBFPを受ければ十分であり、選択合成
回路10は全て1チップにIC化することができる。そ
の結果、NTSC方式とPAL方式とに関して、回路や
ICの共用化が達成できる。なお、上記の選択合成回路
の具体的な回路構成例を、図2に、2つ示す。これらの
回路においては、混合回路1と混合回路1aとが同時に
は動作しないことから、電源側の抵抗が混合回路1と混
合回路1aとで共用されて一層の簡素化が図られてい
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明の構成のバースト信号発生回路にあっては、混合回
路およびその動作電流が選択可能である。その結果、N
TSC方式とPAL方式の双方に適用が可能になり、し
かも、ほぼ全回路のIC化が可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の構成のバースト信号発生回
路の一実施例についてのブロック図である。
【図2】図2は、この発明の構成のバースト信号発生回
路における選択合成回路の具体的な回路例である。
【図3】図3は、コンポジットカラー映像信号における
バースト信号の位置付けを説明するための波形図であ
る。
【図4】図4は、従来のNTSC方式用のバースト信号
発生回路である。
【図5】図5は、その回路における信号の波形例であ
る。
【図6】図6は、従来のPAL方式用のバースト信号発
生回路である。
【図7】図7は、その回路における信号の波形例であ
る。
【符号の説明】
1,1a 混合回路 2 バンドパスフィルタ 3,3a,4 定電流回路 5 発振回路 10 選択合成回路 11 動作電流選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式の色搬送波の周期に等しい周
    期の第1の発振信号と、前記第1の発振信号に対して位
    相の反転している第2の発振信号とを受け、第1の動作
    電流が流されているときに前記第1,第2の発振信号を
    混合することにより、前記NTSC方式の前記色搬送波
    に適合し且つ前記第1の動作電流の電流値に応じた振幅
    を有する第1の混合信号を、出力する第1の混合回路
    と、 PAL方式の色搬送波の周期に等しい周期の第3の発振
    信号と、前記第3の発振信号に対して位相の90°異な
    る第4の発振信号とを受け、第2の動作電流が流されて
    いるときに前記第3,第4の発振信号を混合することに
    より、前記PAL方式の前記色搬送波に適合し且つ前記
    第2の動作電流の電流値に応じた振幅を有する第2の混
    合信号を、出力する第2の混合回路と、 前記NTSC方式と前記PAL方式の何れかを選択する
    選択信号と、選択された方式の複合映像信号内のバース
    ト区間を示すバーストパルスとを受け、前記選択信号が
    前記NTSC方式を示しているときに前記バーストパル
    スを受けて前記第1の動作電流を流し、前記選択信号が
    前記PAL方式を示しているときに前記バーストパルス
    を受けて前記第1の動作電流よりも大きな電流値の第2
    の動作電流を流す動作電流選択回路と、 前記第1の混合信号と前記第2の混合信号とから又はこ
    れらの合成信号から所定の帯域内の周波数成分を通過さ
    せるバンドパスフィルタと、 を備え、前記複合映像信号に適合するバースト信号が前
    記バンドパスフィルタから出力されることを特徴とする
    バースト信号発生回路。
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