JPH0670542A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0670542A
JPH0670542A JP22167192A JP22167192A JPH0670542A JP H0670542 A JPH0670542 A JP H0670542A JP 22167192 A JP22167192 A JP 22167192A JP 22167192 A JP22167192 A JP 22167192A JP H0670542 A JPH0670542 A JP H0670542A
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transformer
winding
power supply
inductance
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JP22167192A
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Yoshikiyo Futagawa
良清 二川
Haruo Hachiman
晴夫 八幡
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一次側は自励振型で二次側に高周波電力を送
出のみで、二次側で直流安定化することにより総合変換
効率の向上と発生ノイズの低減を図る。 【構成】 導通方向にバイアスされた主トランジスタ対
21と主トランスT3とコンデンサ−とでなる直交変換
部20と、主トランスT3の帰還電圧を処理して発振周
波数を確定する方向切換部60と、トランスT4と、主
トランジスタ対21の制御極にトランスT4よりの信号
を整形して与える整形部対40と、よりなる帰還ル−プ
を形成し、二次側で交流直流変換して安定化する交直変
換部を有する電源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源に係
り、特に主トランスを用いて一次側と二次側と絶縁した
電源装置であり、変換効率の高い二次側からフィ−ド・
バック無しの主トランスの二次側に高周波電力を放出す
る直交(直流−交流)変換部と、二次側でノイズの極め
て少ない直流安定化する交直(交流−直流)変換部を有
する電源装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源は電子機器の小型化に
呼応して数十年前より種々提案されて、小型化と同時に
効率の向上とノイズの低減の努力が払われて来ている。
【0003】図10はこれらの従来技術による実施例を
示すもので、これはCQ出版(1990年3月発行)の
スイッチング・レギュレタ設計ノウハウ中の145頁図
5−9を簡略化したものである。
【0004】図10で、VpとGND1は入力直流電源
端子とその電圧を表し、GND1は一次側の接地も表
す。入力直流電源は例えば商用電源(100ボルト近辺
系と230ボルト近辺系がある)を整流したものであ
る。
【0005】1は補助電源で起動時に必要なもので、起
動後は切断されて微少電力消費型になっている。2は駆
動回路でほぼ安定した発振周波数を発振して、逆相のパ
ルス幅が変調される出力2aと2bを有している。T1と
T2はトランスで、出力2aと2bを伝送する。3は直
交変換部で、ダイオド6aと6bを併設した主トランジス
タ対5aと5b、入力電圧Vpを2分するコンデンサ−対
7aと7b、巻線L1、L4、L2、L3を有する主トランス
T3より構成されている。主トランジスタ対5aと5bの
べ−ス極はトランスT1とT2に接続されており交互に
導通し、主トランスT3の巻線L1の電流方向を交互に
変えて、二次巻線に高周波電力を放出する。
【0006】主トランスT3の巻線名称はインダクタン
スの値も表し、巻線L2、L3は中間タップ付で示す。
ダイオド6a、6bの動作は主トランスT3の励磁電流エ
ネルギ−を入力電源に帰還して電力消費を低減させるも
のである。
【0007】巻線L4は起動後平滑回路4を通して駆動
回路2に電力を供給する。8は二次側の出力1又は2の
誤差検出回路で、整流回路と平滑回路も含む。誤差検出
回路8の誤差信号はフィ−ドバックライン9を介して駆
動回路2に与えられる。フィ−ドバックライン9は一次
側と二次側との絶縁の為にフォトカプラ又はトランスが
用いれる。この帰還ル−プで駆動回路2はパルス幅変調
した駆動信号をトランスT1とT2を介して主トランジ
スタ5aと5bの導通幅を変調させ、主トランスT3の二
次側への高周波(数十〜数百KHz)電力伝送を変調す
る。この結果二次側の出力1または2は安定化される。
【0008】次に、各部の動作波形の概略を図11で説
明する。図中実線と点線は負荷が大きい場合と小さい場
合の例をそれぞれ示す。(a)と(b)は主トランジスタ
対5aと5bの通電関係を示し、(c)は巻線L1に流れ
る励磁電流を示す。この様に励磁電流が三角波なので他
の巻線に誘起される電圧は矩形波となる。(d)は負荷
による電流波形を示しているが、実際はこの様な鋭利な
ものではない。また、巻線L1に流れる電流は(c)と
(d)との和になる。
【0009】この様な誤差信号を一次側にフィ−ドバッ
クさせる従来の方式は、多出力電源には向かない。それ
は着目安定化出力によって巻線L1に流れる電流が大き
く変化し、小さい場合は磁束の発生がなくなり各巻線に
誘起電圧が発生しなくなるからである。
【0010】そこで、図10の従来技術では、ダミー負
荷を設けて主トランスT3の磁束発生を持続させるか、
安定化した出力より別の電圧の出力を作り出すかしてい
る。何れにしても無駄な電力消費が増加して総合効率が
低下する。又、二次側から一次側へフィ−ドバックさせ
ることは交流的結合が強くなり、ノイズ伝導上も問題が
ある。
【0011】このノイズ発生を抑える方法として、図示
してないがU.S.Patent 4,415,959(NOV.15,1983)の様に
電流と電圧又は両方共に共振弧を描かせてスイッチング
素子の開閉時にはほぼ電力消費がないようにして、元々
高調波成分の少ないゼロクロス・スイッチング電源が提
案されている。しかし、一次側と二次側とのフィ−ドバ
ックによるノイズ結合の問題点は依然として残ってお
り、逆に、他励方式の為余計な補助電源、二個の駆動ト
ランスを必要とし、複雑になると共にコスト上昇を招く
問題点も有している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な問題
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、第一に、スイッチング素子による電力消費を低減し
て総合効率を高めた電源装置の提供することである。第
二に、一次側では入力電源を自己発振型のコンバ−タで
一定周波数の高周波電力を二次側に送出し、二次側でゼ
ロクロス・スイッチングによる出力安定化によるノイズ
発生の抑制と一次側と二次側との結合を主トランスのみ
として相互伝導ノイズを低減した電源装置の提供にあ
る。第三に、上記目的を遂行するに、高価な構成要素を
増加させることなくコスト・パフォ−マンスの良い電源
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明の電源装置は、一次
側に励磁巻線と帰還巻線を、二次側に出力巻線を有する
第1の主トランスと、直流電源から該第1のトランスの
励磁巻線に交番する電流を流し、交流に変換する同極性
のトランジスタ対からなる直交変換部と、該直交変換部
に、所定の一方向性の駆動信号を与える整形部対と、該
整形部対に略50%デユ−テイの駆動信号を交互に与え
る一次巻線と二個の二次巻線を有する第2のトランス
と、前記第1のトランスの帰還巻線より伝達方向と電力
を受けて単数の時定数回路で方向切換周波数を確定し、
前記第2のトランスの一次巻線に交番する電流を流す方
向切換部と、前記第1のトランスの出力巻線の高周波を
直流に変換する交直変換部とよりなることを請求項1の
特徴とし、前記方向切換部が、前記第2のトランスの一
次巻線に流す電流方向を切換る主極を直列にした第1の
異極性のトランジスタ対と、該第1の異極性のトランジ
スタ対の制御極に流れ込む前記第1のトランスの帰還巻
線よりの電流を前記単数の時定数回路を共有して交互に
遮断する第2の異極性のトランジスタ対よりなることを
請求項2の特徴とし、前記整形部対が、前記直交変換部
の前記同極性のトランジスタ対を導通せしめる一方向性
素子と、入力方向の反転時に前記同極性のトランジスタ
対の制御極を短絡する短絡手段よりなることを請求項3
の特徴とし、前記整形部対に入力電圧を遅らせて前記同
極性の主トランジスタ対の制御極に与えるタイマを設け
てなることを請求項4の特徴とし、前記交直変換部が、
前記主トランスの二次巻線のリ−ク・インダクタンス又
は付加インダクタンスとの和インダクタンス、一方向性
素子、系の周期に同期してスイッチされるスイッチ手
段、前記リ−ク・インダクタンス又は前記付加インダク
タンスとの和インダクタンスと共振弧電流を流す一方向
性素子を併設したコンデンサ−をそれぞれ直列接続した
ものと、前記コンデンサ−に直列に接続した充分大きな
値の平滑インダクタンスと平滑コンデンサ−とからなる
出力手段と、この出力手段の出力電圧と基準値と比較す
る比較手段と、よりなり該比較手段の出力極性により系
の動作周期に同期して前記スイッチ手段に制御信号を与
える構成とすることを請求項5の特徴とする。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に於ける具体的な回路
構成を示す図であり、交直変換部は省略してある。以
下、図10と同じ番号及び符号は同じ意味を有するもの
とする。
【0015】20は直交変換部で図10の直交変換部3
の主トランジスタ対5aと5bをFET(電界効果型トラン
ジスタ)の主トランジスタ対21aと21bに変更したも
である。
【0016】FETには、寄生ダイオド22aと22bがあ
り外付け不要で便利である反面、寄生のゲ−ト・ソ−ス
間とドレイン・ソ−ス間及び図示してないドレイン・ゲ
−ト間容量の24a、24b、23a、23bが大きい(1
000pF以上)という問題がある。そこで、主トラン
ジスタ対21a、21bを電源投入時に通電させて系が自
起動発振するように作動させるためのバイアス抵抗25
a、25b、26a、26bの値を十分大きくして寄生容量
24a、24b、23a、23bとの時定数が系の発振周波
数の周期より相当大きくして起動後は影響を与えないよ
うにしてある。
【0017】整流部40a、40bは、入力電圧が±矩形
波であるのを+矩形波にし、立ち上がりを遅らせ立ち下
りは速くして、交互に通電する主トランジスタ対21
a、21bが同時通電しないようにしている。これがデッ
ドタイムと称するもので、この間に寄生容量23a、2
3bとインダクタンスL1と電圧共振させて充放電によ
る電力消費をさせることなく、通電しようとする主トラ
ンジスタ対21の一方のドレイン・ソ−ス間の電圧をゼ
ロとでき、ゼロ電圧スイッチングができる。又、一方向
電圧にすることにより、寄生容量24、24の充放電に
よる電力消費を4分の1にできる。これらにより本発明
は変換効率が向上する特徴を有する。
【0018】さて、整形部40(以下、添字を省略して
説明する場合がある)の構成は、方向性を決めるダイオ
ド41と、立ち上りを決める寄生容量24と抵抗42、
立ち下りを決めるトランジスタ45と43とべ−ス抵抗
48、49、44と負荷抵抗47とダイオド46で構成
される。エミッタ側が負になると抵抗48と49により
べ−ス電流が流れトランジスタ45は導通する。する
と、コレクタも負になり抵抗44を介してべ−ス電流が
流れトランジスタ43も導通する。これで、寄生容量2
4に蓄積していた電荷を急速に放出させる。ダイオド4
6はトランジスタ45の逆バイアスによる破壊防止と起
動時にトランジスタ43が導通して主トランジスタ対2
1が通電出来ず自起動性の喪失するを防止している。
【0019】60は方向切換部で、所定の時定数(これ
が発振周波数の周期の半分である)により帰還巻線L
4、L5の電力と方向性を使用・検知して正帰還ル−プ
を形成するようにトランスT4の一次巻線に交互に電流
を切換える。トランスT4の二次巻線は整形部40に接
続する。尚、トランスT3、T4に付した各巻線の黒点
は極性を表し、図示の接続で正帰還ル−プを形成する。
【0020】巻線L4はコンデンサ−63aと63bをダ
イオド64a、64bを介して急速に充電する。コンデン
サ−対63、トランジスタ対61、ダイオド対62は直
交変換部20のそれらに対応するもので、コンデンサ−
対63は特に必要とするもではない。主トランジスタ2
1aが導通すると巻線L5は正の誘起電圧を発生して抵
抗66aを介してトランジスタ61aを導通させる。トラ
ンスT4は整形部40aを作動させて主トランジスタ2
1aの導通を維持する。やがて、抵抗69と逆方向に接
続したゼ−ナ・ダイオド対68による±定電圧源により
時定数回路(可変抵抗Rtとコンデンサ−Ct)の電圧
がトランジスタ67aのべ−ス・エミッタ間飽和電圧(V
th1とする)に達するとトランジスタ61aを遮断する。
ここで、トランスT4の磁束が減少し始め、二次側は逆
電圧が発生して、主トランジスタ21aが遮断し、デッ
ドタイム経過後主トランジスタ21bが導通し始める。
【0021】今度は、巻線L5の誘起電圧は負となり所
定の時定数で、抵抗66bで導通していたトランジスタ
61bをトランジスタ67bで遮断する。このサイクルを
繰り返して時定数回路に関係付けられた安定した発振周
波数で、図1の回路は発振を持続する。発振周波数が安
定なことは、商用電源との接続時に、相互の伝導ノイズ
を防止するフィルタ設計が容易となる。更に、本発明は
高調波の発生を極力抑えるものなので、益々容易とな
る。
【0022】以上の動作波形を示すのが図2である。
(a)はトランジスタ対61の一方のON-OFF動作を示
す。点線Aは時定数で遮断されない場合に、持続する状
態を示す。(b)はトランジスタ対67のべ−ス極の電
圧変化を示す。(c)はトランジスタ対67のONタイミ
ングを示し、上側がトランジスタ67aのONを下側がト
ランジスタ67bのONをそれぞれ示す。(d)と(e)は
整形部対40の両者の出力電圧波形を示す。Vth2は主ト
ランジスタ対21のONするゲ−ト極の閾値である。
(f)と(g)は主トランジスタ対21が交互にデッドタ
イムをもってONする様子を示す。
【0023】次に、図3で本発明の整形部対の他の実施
例を説明する。図1の整形部対はデッドタイムを設ける
に抵抗とトランジスタの寄生容量による時定数と、トラ
ンジスタの閾値で決定したが、値のバラツキでデットタ
イムを決定するのが困難な場合がある。図3の回路は、
それを改善すべく、デットタイムを決定するタイマ80
を挿入している。タイマ80の構成は、逆方向に接続し
たゼ−ナ・ダイオド対83と抵抗84による±の定電圧
源と、コンデンサ−Ct1と抵抗Rt1による時定数回路と、
べ−ス・エミッタ間にダイオドを配したトランジスタ8
1とである。ここで、トランスT4の二次側が正になる
と、コンデンサ−Ct1の充電電圧は+Vth1から負方向に向
いトランジスタ81のべ−ス・エミッタ間飽和電圧(-V
th1)にクランプされる。これ以後、トランジスタ81
はONを持続する。正確なデッドタイムが設定出来ること
になる。
【0024】次に、図4で本発明の特徴をまとめる。
(a)と(b)は主トランジスタ21のデッドタイムを有
してON-OFFのタイミングを示す。(c)は主トランスT
3の励磁電流を示し、点線はダイオド対22に励磁電流
が流れている区間を示す。(d)は後述する負荷電流を
共振弧にした場合の一次側換算した電流を示す。(e)
は主トランジスタ21のドレイン・ソ−ス間電圧を示
し、前縁と後縁にコンデンサ−対23とインダクタンス
L1との電圧共振弧も示す。(f)は改善された主トラ
ンジスタ21のスイッチング電力損失を示し、極めて改
良されたことを示すため、点線で従来技術による場合を
併記してある。これは、負荷に対しては電流と電圧共に
ゼロクロス・スイッチングであり、励磁電流に対しては
ゼロ電圧・スイッチング特性が得られることによる。従
来技術ではスイッチング作動の切換時のスイッチング損
失が大きいばかりでなく、ここで大きなリンギング又は
スパイクが発生して、大きなノイズ発生の原因となって
いる。
【0025】次に、図5と図6で本発明の方向切換部6
0の他の実施例を説明する。図5は部分図であるが、図
1で主トランスT3の巻線L5をやめて、トランスT4
上の巻線Lbに変えたもので動作上では変わらない。図
6で図1との相違点は、主トランスT3の帰還巻線を一
個に、トランスT4の一次巻線を対にしてトランジスタ
対61の両方のコレクタ側にしたことである。その他は
ほぼ同じである。この場合は、一次巻線の励磁電流の吸
収はゼ−ナ・ダイオド90aと90bとでダイオド91a
と91bで方向を決めて実行する。これで僅少であるが
効率が低下するが、回路構成が簡単になる利点がある。
【0026】次に、図7、図8、図9で二次側の交直変
換部について説明する。図7は二次側の等価回路を示す
もので、(a)が実体図で(b)がその等価回路を示す。
100aと100bは整流用のダイオドである。Leはリ
−ク・インダクタンスを表し、kは一次巻線L1と二次
巻線L2との結合係数である。Le=L2(1−k2
の関係である。E2=1/2×Ns/Np×Vpで、Nsは一次巻線
数、Npは二次巻線数、E2は二次の出力電圧である。
【0027】図8は上記の等価回路を用いて、本発明の
交直変換の実施例を示す。101はトランジスタ、T5
はトランジスタ101を駆動するトランスである。Cは
Leと所定周波数で共振するコンデンサ−である。ダイ
オド102はコンデンサ−Cの電圧Vcが大きな負にな
るのを防止する。103と104は平滑用のコイルとコ
ンデンサ−である。コイル103のインダクタンスLs
は、Ls>>Leである。クロック発生器105は主ト
ランスT3の他の二次巻線よりクロックを生成するもの
で、周波数は系の発振周波数の二倍である。Voutと
GND2は安定化された出力であり、GND2は二次側
の接地も表す。比較器107は出力Voutと基準電圧
と比較して比較信号を駆動回路106に与える。駆動回
路106はクロック発生器105のクロックに同期して
所定の幅で駆動トランスT5を駆動し、トランジスタ1
01を通電させる。この様な帰還ル−プで図8は直流安
定化出力を得る。
【0028】この様子を示すのが、図9である。(a)
はクロック発生器105のクロックである。(b)はコ
ンデンサ−Cの共振電流である。順次、電流が減少して
るのは共振回路に印加される起電力E2-Vcが小さくな
ることによる。(c)はコンデンサ−Cの充電電圧Vc
を示す。トランジスタ101のコレクタ・エミッタ間電
圧はインダクタンスLeとコンデンサ−Cとで受持つの
で、ON・OFF時共にほぼゼロである。即ち、ゼロ電圧ス
イッチングである。これを一次側変換して示したのが図
4である。
【0029】従って、一次側・二次側共にスイッチング
損失を低減出来、総合変換効率が向上する。例えば、数
百ワットの出力で、従来では精々80%に対して90%
以上も得られる。これにより、熱発生が減少して電源装
置の放熱設計が簡単になる。以上述べた実施例で、商用
電源使用の場合で特に高耐圧が必要な素子は主トランジ
スタ対21とコンデンサ−対7が主たるもので、本発明
は安価に構成出来るのである。
【0030】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成によれば、一次
側で主トランスの帰還巻線から方向切換部、トランス、
整形部対、直交変換部との帰還ル−プで適切なデッドタ
イムの設定により簡単な構成で直交変換効率の向上と、
二次側ではインダクタンスとコンデンサ−との共振によ
るゼロクロス・スイッチングによる交直変換効率の向上
とにより総合効率の向上が図れる。また、高調波成分の
少ないスイッチングによるノイズとコスト低減の効果が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於ける具体的な回路構成を示
す図。
【図2】図1の各部の動作波形を示す図。
【図3】本発明の整形対部の他の実施例を示す図。
【図4】本発明の効果説明する図。
【図5】本発明の方向切換部の他の実施例を示す図。
【図6】本発明の方向切換部の他の実施例を示す図。
【図7】二次側の等価回路を示す図。
【図8】本発明の二次側でのゼロクロス・スイッチング
による安定化直流を得る回路構成を示す図。
【図9】図8の動作波形を示す図。
【図10】従来技術による実施例を示す図。
【図11】図10の動作波形を示す図。
【符号の説明】
1…補助電源 2、106…駆動回路 3、20…直交変換部 4…平滑回路 8…誤差検出回路 40…整形部 60…方向切換部 80…タイマ 105…クロック発生器 107…比較器 5、21、43、45、48、61、67、81、10
1…トランジスタ 6、22、41、46、62、64、65、82、9
1、100、102…ダイオド 68、83、90…ゼ−ナ・ダイオド 7、23、24、63、Ct、Ct1、C…コンデンサ
− (以上添字省略) T1、T2、T3、T4、T5…トランス GND1、GND2…一次側と二次側の接地 Vp…入力電源端子又は電圧 L1、L2、L3、L4、L5、Lb、Le、Ls…巻
線又はインダクタンス Vc…コンデンサ−Cの充電電圧 Np、Ns…巻数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側に励磁巻線と帰還巻線を、二次側
    に出力巻線を有する第1の主トランスと、直流電源から
    該第1のトランスの励磁巻線に交番する電流を流し、交
    流に変換する同極性のトランジスタ対からなる直交変換
    部と、 該直交変換部に、所定の一方向性の駆動信号を与える整
    形部対と、 該整形部対に略50%デユ−テイの駆動信号を交互に与
    える一次巻線と二個の二次巻線を有する第2のトランス
    と、 前記第1のトランスの帰還巻線より伝達方向と電力を受
    けて単数の時定数回路で方向切換周波数を確定し、前記
    第2のトランスの一次巻線に交番する電流を流す方向切
    換部と、 前記第1のトランスの出力巻線の高周波を直流に変換す
    る交直変換部よりなることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記方向切換部が、前記第2のトランス
    の一次巻線に流す電流方向を切換る主極を直列にした第
    1の異極性のトランジスタ対と、 該第1の異極性のトランジスタ対の制御極に流れ込む前
    記第1のトランスの帰還巻線よりの電流を前記単数の時
    定数回路を共有して交互に遮断する第2の異極性のトラ
    ンジスタ対よりなる請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記整形部対が、前記直交変換部の前記
    同極性のトランジスタ対を導通せしめる一方向性素子
    と、 入力方向の反転時に前記同極性のトランジスタ対の制御
    極を短絡する短絡手段よりなる請求項1記載の電源装
    置。
  4. 【請求項4】 前記整形部対に入力電圧を遅らせて前記
    同極性の主トランジスタ対の制御極に与えるタイマを設
    けてなる請求項1及び3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記交直変換部が、前記主トランスの二
    次巻線のリ−ク・インダクタンス又は付加インダクタン
    スとの和インダクタンス、一方向性素子、系の周期に同
    期してスイッチされるスイッチ手段、前記リ−ク・イン
    ダクタンス又は前記付加インダクタンスとの和インダク
    タンスと共振弧電流を流す一方向性素子を併設したコン
    デンサ−をそれぞれ直列接続したものと、前記コンデン
    サ−に直列に接続した充分大きな値の平滑インダクタン
    スと平滑コンデンサ−とからなる出力手段と、この出力
    手段の出力電圧と基準値と比較する比較手段と、よりな
    り該比較手段の出力極性により系の動作周期に同期して
    前記スイッチ手段に制御信号を与える構成とする請求項
    1、2、3、4に記載の電源装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254195A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Fuji Electric Holdings Co Ltd 直流‐直流変換装置
JP2025542054A (ja) * 2023-11-23 2025-12-25 深▲セン▼市恒運昌真空技術股▲フン▼有限公司 高周波電源のプッシュプル式並列駆動出力システム
JP2025542053A (ja) * 2023-11-23 2025-12-25 深▲セン▼市恒運昌真空技術股▲フン▼有限公司 プッシュプル式分離型インバータ駆動回路

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