JPH0670854B2 - 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 - Google Patents
磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法Info
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- JPH0670854B2 JPH0670854B2 JP60280761A JP28076185A JPH0670854B2 JP H0670854 B2 JPH0670854 B2 JP H0670854B2 JP 60280761 A JP60280761 A JP 60280761A JP 28076185 A JP28076185 A JP 28076185A JP H0670854 B2 JPH0670854 B2 JP H0670854B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粒子表面がスピネル型フェライト(Co2+xFe
2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x+
y≦1)で変成されているマグネトプランバイト型板状
BaO・nFe2O3微粒子からなる磁気記録用板状Baフェライ
ト微粒子粉末及びその製造法である。
2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x+
y≦1)で変成されているマグネトプランバイト型板状
BaO・nFe2O3微粒子からなる磁気記録用板状Baフェライ
ト微粒子粉末及びその製造法である。
近年、例えば、特開昭55−86103号公報にも述べられて
いる通り、適当な抗磁力と大きな磁化値を有し、且つ、
適当な平均粒度を有する温度安定性に優れた強磁性の非
針状粒子が記録用磁性材料、特に垂直磁気記録用磁性材
料として要望されつつある。
いる通り、適当な抗磁力と大きな磁化値を有し、且つ、
適当な平均粒度を有する温度安定性に優れた強磁性の非
針状粒子が記録用磁性材料、特に垂直磁気記録用磁性材
料として要望されつつある。
一般に、強磁性の非針状粒子としてはBaフェライト粒子
がよく知られている。
がよく知られている。
従来から板状Baフェライトの製造法の一つとして、Baイ
オンとFe(III)とが含まれたアルカリ性懸濁液を反応
装置としてオートクレーブを用いて水熱処理をする方法
(以下、これを単に水熱処理法という。)が知られてい
る。
オンとFe(III)とが含まれたアルカリ性懸濁液を反応
装置としてオートクレーブを用いて水熱処理をする方法
(以下、これを単に水熱処理法という。)が知られてい
る。
先ず、磁気特性について言えば、磁気記録用板状Baフェ
ライト粒子粉末の抗磁力は、一般に300〜10000e程度の
ものが要求されており、上記水熱処理法において生成Ba
フェライト微粒子粉末の抗磁力を低減させ適当な抗磁力
とする為にフェライト中のFe(III)の一部をCo(I
I)、Ti(IV)又はMn、Zn、等の2価の金属イオンM(I
I)で置換することが提案されている。
ライト粒子粉末の抗磁力は、一般に300〜10000e程度の
ものが要求されており、上記水熱処理法において生成Ba
フェライト微粒子粉末の抗磁力を低減させ適当な抗磁力
とする為にフェライト中のFe(III)の一部をCo(I
I)、Ti(IV)又はMn、Zn、等の2価の金属イオンM(I
I)で置換することが提案されている。
磁化値は、出来るだけ大きいことが必要であり、この事
実は、例えば特開昭56−149328号公報の「‥‥磁気記録
媒体材料に使われるマグネトプランバイトフェライトに
ついては可能な限り大きな飽和磁化‥‥が要求され
る。」と記載されている通りである。
実は、例えば特開昭56−149328号公報の「‥‥磁気記録
媒体材料に使われるマグネトプランバイトフェライトに
ついては可能な限り大きな飽和磁化‥‥が要求され
る。」と記載されている通りである。
また、板状Baフェライト粒子粉末は、温度が高くなる
程、抗磁力が上昇する傾向にあり、温度に対する磁気的
(特に、抗磁力)安定性(以下、単に、温度安定性とい
う。)が劣る。
程、抗磁力が上昇する傾向にあり、温度に対する磁気的
(特に、抗磁力)安定性(以下、単に、温度安定性とい
う。)が劣る。
次に、磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の粒度に
ついて言えば、出来るだけ微細な粒子、殊に0.3μm以
下であることが要求されている。
ついて言えば、出来るだけ微細な粒子、殊に0.3μm以
下であることが要求されている。
この事実は、例えば、特開昭56−125219号公報の「‥‥
垂直磁化記録が面内記録に対して、その有為性が明らか
となるのは、記録波長が1μm以下の領域である。しか
してこの波長領域で十分な記録・再生を行うためには、
上記フェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が望まし
い。しかし0.01μm程度となると、所望の強磁性を呈し
ないため、適切な結晶粒径としては0.01〜0.3μm程度
が要求される。」なる記載等の通りである。
垂直磁化記録が面内記録に対して、その有為性が明らか
となるのは、記録波長が1μm以下の領域である。しか
してこの波長領域で十分な記録・再生を行うためには、
上記フェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が望まし
い。しかし0.01μm程度となると、所望の強磁性を呈し
ないため、適切な結晶粒径としては0.01〜0.3μm程度
が要求される。」なる記載等の通りである。
適当な抗磁力と大きな磁化値を有し、且つ、適当な平均
粒度を有する温度安定性に優れた板状Baフェライト粒子
粉末は、現在最も要求されているところであるが、上述
した通りの水熱処理法においては、反応条件を選ぶこと
によって各種のBaフェライト粒子が沈澱してくる。この
沈澱粒子は通常六角板状を呈しており、生成条件によっ
てその粒度分布や平均径が相違することによって磁気的
性質が異なる。
粒度を有する温度安定性に優れた板状Baフェライト粒子
粉末は、現在最も要求されているところであるが、上述
した通りの水熱処理法においては、反応条件を選ぶこと
によって各種のBaフェライト粒子が沈澱してくる。この
沈澱粒子は通常六角板状を呈しており、生成条件によっ
てその粒度分布や平均径が相違することによって磁気的
性質が異なる。
本発明者は、永年に亘り、水熱処理法による板状Baフェ
ライト粒子の研究及び開発に携わっているものである
が、その過程において反応条件によって平均径0.05〜0.
3μmを有する板状Baフェライト粒子が得られるという
知見を得ている。
ライト粒子の研究及び開発に携わっているものである
が、その過程において反応条件によって平均径0.05〜0.
3μmを有する板状Baフェライト粒子が得られるという
知見を得ている。
しかしながら、上記平均径0.05〜0.3μmを有する板状B
aフェライト粒子は、大きな磁化値、殊に40emug-1以上
を得ようとすれば、抗磁力10000e以上のものしか得られ
なかった。
aフェライト粒子は、大きな磁化値、殊に40emug-1以上
を得ようとすれば、抗磁力10000e以上のものしか得られ
なかった。
また、抗磁力300〜1000 Oeを有する板状Baフェライト
粒子の温度安定性は3〜6 Oe/℃程度であり、温度安
定性に劣ったものであった。
粒子の温度安定性は3〜6 Oe/℃程度であり、温度安
定性に劣ったものであった。
そこで、適当な抗磁力と大きな磁化値を有し、且つ、適
当な平均粒度を有する温度安定性に優れた板状Baフェラ
イト粒子を得る方法の確立が強く要望されている。
当な平均粒度を有する温度安定性に優れた板状Baフェラ
イト粒子を得る方法の確立が強く要望されている。
本発明は、上述したところに鑑み、適当な抗磁力と大き
な磁化値を有し、且つ、適当な平均粒度を有する温度安
定性に優れた板状Baフェライト粒子を得るべく種々検討
を重ねた結果、本発明に到達したものである。
な磁化値を有し、且つ、適当な平均粒度を有する温度安
定性に優れた板状Baフェライト粒子を得るべく種々検討
を重ねた結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、粒子表面がスピネル型Coフェライト
(Co2+xFe2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、
0<x+y≦1)で変成されているマグネトプランバイ
ト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子からなる磁
気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びマグネトプラ
ンバイト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子と、
該マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子中の
全Fe(III)に対し、Co2+又はCo2+及びFe2+を0.1〜35.0
原子%の割合で含むpH8.0〜14.0のアルカリ懸濁液とを
混合し、該混合液を50〜100℃の温度範囲で加熱処理す
ることにより、前記マグネトプランバイト型板状BaO・n
Fe2O3微粒子の粒子表面をスピネル型Coフェライト(Co
2+xFe2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<
x+y≦1)で変成させることよりなる磁気記録用板状
Baフェライト微粒子粉末の製造法である。
(Co2+xFe2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、
0<x+y≦1)で変成されているマグネトプランバイ
ト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子からなる磁
気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びマグネトプラ
ンバイト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子と、
該マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子中の
全Fe(III)に対し、Co2+又はCo2+及びFe2+を0.1〜35.0
原子%の割合で含むpH8.0〜14.0のアルカリ懸濁液とを
混合し、該混合液を50〜100℃の温度範囲で加熱処理す
ることにより、前記マグネトプランバイト型板状BaO・n
Fe2O3微粒子の粒子表面をスピネル型Coフェライト(Co
2+xFe2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<
x+y≦1)で変成させることよりなる磁気記録用板状
Baフェライト微粒子粉末の製造法である。
先ず、本発明において最も重要な点は、マグネトプラン
バイト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子と、該
マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子中の全F
e(III)に対し、Co2+又はCo2+及びFe2+を0.1〜35.0原
子%の割合で含むpH8.0〜14.0のアルカリ懸濁液とを混
合し、該混合液を50〜100℃の温度範囲で加熱処理した
場合には、上記マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O
3微粒子の粒子表面をスピネル型Coフェライト(Co2+xFe
2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x+
y≦1)で変成させることができ、その結果、マグネト
プランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子の抗磁力を300〜
1000 Oeとし、且つ、磁化値を高めることができ、しか
も、温度安定性を改善することができる点である。
バイト型板状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子と、該
マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子中の全F
e(III)に対し、Co2+又はCo2+及びFe2+を0.1〜35.0原
子%の割合で含むpH8.0〜14.0のアルカリ懸濁液とを混
合し、該混合液を50〜100℃の温度範囲で加熱処理した
場合には、上記マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O
3微粒子の粒子表面をスピネル型Coフェライト(Co2+xFe
2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x+
y≦1)で変成させることができ、その結果、マグネト
プランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒子の抗磁力を300〜
1000 Oeとし、且つ、磁化値を高めることができ、しか
も、温度安定性を改善することができる点である。
本発明において、Coフェライトの変成率は、主に過剰の
NaOH濃度や加熱温度によって左右され、生成したスピネ
ル型Coフェライトで変成されたマグネトプランバイト型
BaO・nFe2O3微粒子の磁性や電導性は組成やCoフェライ
ト変成率によって左右される。
NaOH濃度や加熱温度によって左右され、生成したスピネ
ル型Coフェライトで変成されたマグネトプランバイト型
BaO・nFe2O3微粒子の磁性や電導性は組成やCoフェライ
ト変成率によって左右される。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べる。
本発明におけるマグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O
3微粒子は、水溶液中から生成したマグネトプランバイ
ト型板状BaO・nFe2O3微粒子をそのまま用いてもよく、
また、該マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒
子を500〜900℃の温度範囲で加熱処理することによって
磁化値が高められたマグネトプランバイト型板状BaO・n
Fe2O3微粒子を用いてもよく、いずれの場合にも同様な
効果を得ることができる。
3微粒子は、水溶液中から生成したマグネトプランバイ
ト型板状BaO・nFe2O3微粒子をそのまま用いてもよく、
また、該マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒
子を500〜900℃の温度範囲で加熱処理することによって
磁化値が高められたマグネトプランバイト型板状BaO・n
Fe2O3微粒子を用いてもよく、いずれの場合にも同様な
効果を得ることができる。
本発明におけるCo2+又はCo2+及びFe2+の量は、板状BaO
・nFe2O3微粒子中の全Fe(III)に対し0.1〜35.0原子%
である。
・nFe2O3微粒子中の全Fe(III)に対し0.1〜35.0原子%
である。
0.1原子%未満である場合には、Coフェライトによる変
成が十分ではない。
成が十分ではない。
35.0原子%を越える場合には、温度安定性に対する効果
が十分ではない。
が十分ではない。
本発明におけるマグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O
3微粒子とCo2+又はCo2+及びFe2+を含むアルカリ懸濁液
との混合順序は、いずれが先でも、また、同時でもよ
い。
3微粒子とCo2+又はCo2+及びFe2+を含むアルカリ懸濁液
との混合順序は、いずれが先でも、また、同時でもよ
い。
本発明におけるpHは8.0〜14.0である。pHが8.0未満であ
る場合にはCo2+又はCo2+及びFe2+の水酸化物が安定して
存在し難い。また、強アルカリ性であればCo2+又はCo2+
並びにFe2+の水酸化物は安定して存在し、同時にCo2+又
はCo2+及びFe2+の水酸化物によるマグネトプランバイト
型板状Baフェライト粒子の変成反応も生起するので工業
的効果を考慮すればpHは14.0以下で充分本発明の目的は
達成できる。
る場合にはCo2+又はCo2+及びFe2+の水酸化物が安定して
存在し難い。また、強アルカリ性であればCo2+又はCo2+
並びにFe2+の水酸化物は安定して存在し、同時にCo2+又
はCo2+及びFe2+の水酸化物によるマグネトプランバイト
型板状Baフェライト粒子の変成反応も生起するので工業
的効果を考慮すればpHは14.0以下で充分本発明の目的は
達成できる。
本発明における加熱温度は、50〜100℃である。
50℃未満である場合には、本発明におけるCo2+又はCo2+
及びFe2+の水酸化物によるマグネトプランバイト型板状
Baフェライト粒子の変成反応は生起し難くなる。また、
100℃を越えても変成反応は生起するが、水溶液中で行
われることを考慮すれば、100℃以下の温度で充分に本
発明の目的を達成することができる。
及びFe2+の水酸化物によるマグネトプランバイト型板状
Baフェライト粒子の変成反応は生起し難くなる。また、
100℃を越えても変成反応は生起するが、水溶液中で行
われることを考慮すれば、100℃以下の温度で充分に本
発明の目的を達成することができる。
次に、実施例及び比較例により本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径
は、電子顕微鏡写真により測定した値である。
は、電子顕微鏡写真により測定した値である。
また、磁化値は粉末状態で10 KOeの磁場において測定
したものでり、抗磁力は充填度1.6g/cm3において測定
した値で示したものである。
したものでり、抗磁力は充填度1.6g/cm3において測定
した値で示したものである。
板状Baフェライト粒子粉末の温度安定性は、20℃におけ
る抗磁力値と120℃における抗磁力値との差を120℃と20
℃との温度差(100℃)で除した値をOe/℃で示した。
る抗磁力値と120℃における抗磁力値との差を120℃と20
℃との温度差(100℃)で除した値をOe/℃で示した。
実施例1 水熱処理法により生成した板状Baフェライト粒子粉末を
800℃で加熱することにより得られた平均径が0.2〜0.3
μmのマグネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150
g(比表面積S値25m2/g、磁化M値52emug-1、抗磁力H
c 3500 Oe)と0.17molのFe(OH)2及び0.017molのCo
(OH)2を含むアルカリ懸濁液とを混合(Fe(III)に
対しFe(II)及びCo(II)が11.6原子%に該当する。)
し、次いで水を添加することにより、全容1.5(pH12.
3)とした後、該混合液の温度を加熱によって90℃と
し、この温度で1時間液を攪拌した。
800℃で加熱することにより得られた平均径が0.2〜0.3
μmのマグネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150
g(比表面積S値25m2/g、磁化M値52emug-1、抗磁力H
c 3500 Oe)と0.17molのFe(OH)2及び0.017molのCo
(OH)2を含むアルカリ懸濁液とを混合(Fe(III)に
対しFe(II)及びCo(II)が11.6原子%に該当する。)
し、次いで水を添加することにより、全容1.5(pH12.
3)とした後、該混合液の温度を加熱によって90℃と
し、この温度で1時間液を攪拌した。
生成した黒褐色粒子粉末は、別、水洗し、アセトン処
理した後、室温で乾燥した。
理した後、室温で乾燥した。
電子顕微鏡観察の結果、反応前後に於ける粒子形状や大
きさに著しい差は見出せなかった。
きさに著しい差は見出せなかった。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値24m2/gであ
り、抗磁力Hc 960 Oe、磁化M値58emug-1であった。
り、抗磁力Hc 960 Oe、磁化M値58emug-1であった。
また、温度安定性は−0.8 Oe/℃であった。
得られた黒褐色粒子粉末は、図1に示すX線回折図及び
螢光X線分析の結果、マグネトプランバイト型Baフェラ
イトとスピネル型Coフェライトのピークを示し、二相構
造を示していることがわかる。図1中、ピークAはマグ
ネトプランバイト型Baフェライトのピークを示し、ピー
クBはスピネル型Coフェライトのピークを示す。
螢光X線分析の結果、マグネトプランバイト型Baフェラ
イトとスピネル型Coフェライトのピークを示し、二相構
造を示していることがわかる。図1中、ピークAはマグ
ネトプランバイト型Baフェライトのピークを示し、ピー
クBはスピネル型Coフェライトのピークを示す。
実施例2 水熱処理法により得られた平均径が0.15〜0.25μmのマ
グネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150g(比表
面積S値31m2/g、磁化M値36emug-1、抗磁力Hc 1050
Oeと0.21molのFe(OH)2及び0.01molのCo(OH)2を
含むアルカリ懸濁液とを混合(Fe(III)に対しFe(I
I)及びCo(II)は13.6原子%に該当する。)し、次い
で水を添加することにより、全容1.5(pH12.4)とし
た後、該混合液の温度を加熱によって90℃とし、この温
度で1時間液を攪拌した。
グネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150g(比表
面積S値31m2/g、磁化M値36emug-1、抗磁力Hc 1050
Oeと0.21molのFe(OH)2及び0.01molのCo(OH)2を
含むアルカリ懸濁液とを混合(Fe(III)に対しFe(I
I)及びCo(II)は13.6原子%に該当する。)し、次い
で水を添加することにより、全容1.5(pH12.4)とし
た後、該混合液の温度を加熱によって90℃とし、この温
度で1時間液を攪拌した。
生成した黒褐色粒子粉末は、別、水洗し、アセトン処
理した後、室温で乾燥した。
理した後、室温で乾燥した。
電子顕微鏡観察の結果、反応前後に於ける粒子形状や大
きさに著しい差は見出せなかった。
きさに著しい差は見出せなかった。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値27m2/gであ
り、抗磁力Hc 700 Oe、磁化M値45emug-1であった。
り、抗磁力Hc 700 Oe、磁化M値45emug-1であった。
また、温度安定性は−0.5 Oe/℃であった。
この黒褐色粒子粉末は、X線回折及び螢光X線分析の結
果、スピネル型Coフェライトとマグネトプランバイト型
Baフェライトのピークを示しており、二相構造を示して
いることがわかる。
果、スピネル型Coフェライトとマグネトプランバイト型
Baフェライトのピークを示しており、二相構造を示して
いることがわかる。
実施例3 水熱処理法により生成した板状Baフェライト粒子粉末を
850℃で加熱するにより得られた平均径が0.2〜0.3μm
のマグネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150g
(比表面積S値28m2/g、磁化M値57emug-1、抗磁力Hc
4000 Oe)と0.31molのFe(OH)2及び0.02molのCo
(OH)2を含むアルカリ懸濁液と混合(Fe(III)に対
し、Fe(II)及びCo(II)が20.4原子%に該当する。)
し、次いで水を添加することにより、全容1.5(pH12.
5)とした後、該混合液の温度を加熱によって70℃と
し、この温度で1時間液を攪拌した。
850℃で加熱するにより得られた平均径が0.2〜0.3μm
のマグネトプランバイト型板状BaO・6Fe2O3粒子150g
(比表面積S値28m2/g、磁化M値57emug-1、抗磁力Hc
4000 Oe)と0.31molのFe(OH)2及び0.02molのCo
(OH)2を含むアルカリ懸濁液と混合(Fe(III)に対
し、Fe(II)及びCo(II)が20.4原子%に該当する。)
し、次いで水を添加することにより、全容1.5(pH12.
5)とした後、該混合液の温度を加熱によって70℃と
し、この温度で1時間液を攪拌した。
生成した黒褐色粒子粉末は、別、水洗し、アセトン処
理した後、室温で乾燥した。
理した後、室温で乾燥した。
電子顕微鏡観察の結果、反応前後に於ける粒子形状や大
きさに著しい差は見出せなかった。
きさに著しい差は見出せなかった。
得られた黒褐色粒子粉末は、比表面積S値24m2/gであ
り、抗磁力Hc 800 Oe、磁化M値64emug-1であった。
り、抗磁力Hc 800 Oe、磁化M値64emug-1であった。
また、温度安定性は−1.5 Oe/℃であった。
また、得られた黒褐色粒子粉末は、X線回折及び螢光X
線分析の結果、スピネル型Coフェライトとマグネトプラ
ンバイト型Baフェライトのピークを示しており、二相構
造を示していることがわかる。
線分析の結果、スピネル型Coフェライトとマグネトプラ
ンバイト型Baフェライトのピークを示しており、二相構
造を示していることがわかる。
本発明に係る板状Baフェライト粒子粉末は、前出実施例
に示した通り、10 KOeの磁場における磁化M値が40emu
/g以上であって、抗磁力Hcが300〜1000 Oeであり、
温度安定性に優れている粒子表面がスピネル型Coフェラ
イト変成された平均径0.05〜0.3μmを有するマグネト
プランバイト型BaO・nFe2O3微粒子を得ることができる
ので、磁気記録用磁性材料、特に垂直磁気記録用磁性材
料として好適である。
に示した通り、10 KOeの磁場における磁化M値が40emu
/g以上であって、抗磁力Hcが300〜1000 Oeであり、
温度安定性に優れている粒子表面がスピネル型Coフェラ
イト変成された平均径0.05〜0.3μmを有するマグネト
プランバイト型BaO・nFe2O3微粒子を得ることができる
ので、磁気記録用磁性材料、特に垂直磁気記録用磁性材
料として好適である。
また、本発明により得られるマグネトプランバイト型板
状Baフェライト微粒子は、粒子表面がスピネル型Coフェ
ライトで変成されている為、粒子表面全体が改質され、
しかも電気抵抗が低くなる。
状Baフェライト微粒子は、粒子表面がスピネル型Coフェ
ライトで変成されている為、粒子表面全体が改質され、
しかも電気抵抗が低くなる。
図1は、実施例1で得られた黒褐色粒子粉末のX線回折
図である。 図1中、ピークAはマグネトプランバイト型Baフェライ
トのピークを示し、ピークBはスピネル型Coフェライト
のピークを示す。
図である。 図1中、ピークAはマグネトプランバイト型Baフェライ
トのピークを示し、ピークBはスピネル型Coフェライト
のピークを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審判の合議体 審判長 堀 泰雄 審判官 海老澤 良輔 審判官 仁木 由美子 (56)参考文献 特開 昭59−172148(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】粒子表面がスピネル型Coフェライト(Co2+
xFe2+yO・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x
+y≦1)で変成されているマグネトプランバイト型板
状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子からなる磁気記録
用板状Baフェライト微粒子粉末。 - 【請求項2】マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3
(4≦n≦6)微粒子と、該マグネトプランバイト型板
状BaO・nFe2O3(4≦n≦6)微粒子中の全Fe(III)に
対し、Co2+又はCo2+及びFe2+を0.1〜35.0原子%の割合
で含むpH8.0〜14.0のアルカリ懸濁液とを混合し、該混
合液を50〜100℃の温度範囲で加熱処理することによ
り、前記マグネトプランバイト型板状BaO・nFe2O3微粒
子の粒子表面をスピネル型Coフェライト(Co2+xFe2+yO
・Fe2O3但し、0<x≦1、0≦y<1、0<x+y≦
1)で変成させることを特徴とする磁気記録用板状Baフ
ェライト微粒子粉末の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60280761A JPH0670854B2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60280761A JPH0670854B2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62139123A JPS62139123A (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0670854B2 true JPH0670854B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17629584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60280761A Expired - Fee Related JPH0670854B2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670854B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5358660A (en) * | 1988-01-14 | 1994-10-25 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Magnetic particles for perpendicular magnetic recording |
| DE68925157T2 (de) * | 1988-06-28 | 1996-09-05 | Toda Kogyo Corp | Plättchenförmige feine Ferritteilchen, geeignet zur Verwendung bei magnetischer Aufzeichnung und Verfahren zur Herstellung derselben |
| JPH0287606A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-28 | Hitachi Maxell Ltd | 強磁性粉末およびそれを用いた磁気記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59172148A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP60280761A patent/JPH0670854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62139123A (ja) | 1987-06-22 |
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