JPH067108A - ステビア甘味物質の抽出分離方法 - Google Patents
ステビア甘味物質の抽出分離方法Info
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- JPH067108A JPH067108A JP4165053A JP16505392A JPH067108A JP H067108 A JPH067108 A JP H067108A JP 4165053 A JP4165053 A JP 4165053A JP 16505392 A JP16505392 A JP 16505392A JP H067108 A JPH067108 A JP H067108A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステビア葉のアルコール抽出液から着色物質
や蛋白質等の不純物を簡単な操作で効率よく除去でき、
高純度のステビア甘味物質を得る。 【構成】 ステビア葉をメタノール等の水溶性アルコー
ルで抽出した後、この抽出液にアルコール/水の容量比
が20/80〜60/40となるように水を加え、よく
混合する。この混合液を分画分子量が2万〜15万の限
外濾過膜で分離した後、さらにその濾液を分画分子量が
1000〜1万の限外濾過膜で分離する。
や蛋白質等の不純物を簡単な操作で効率よく除去でき、
高純度のステビア甘味物質を得る。 【構成】 ステビア葉をメタノール等の水溶性アルコー
ルで抽出した後、この抽出液にアルコール/水の容量比
が20/80〜60/40となるように水を加え、よく
混合する。この混合液を分画分子量が2万〜15万の限
外濾過膜で分離した後、さらにその濾液を分画分子量が
1000〜1万の限外濾過膜で分離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステビア甘味物質の抽
出分離方法に関するものであり、さらに詳しくはステビ
ア・レバウジアナの葉の中に含まれる甘味物質であるス
テビオシド、レバウディオシドAおよびこれらに類縁の
化学構造を有する甘味物質(以下、ステビア甘味物質と
いう)をアルコールにより抽出して分離するステビア甘
味物質の抽出分離方法に関する。
出分離方法に関するものであり、さらに詳しくはステビ
ア・レバウジアナの葉の中に含まれる甘味物質であるス
テビオシド、レバウディオシドAおよびこれらに類縁の
化学構造を有する甘味物質(以下、ステビア甘味物質と
いう)をアルコールにより抽出して分離するステビア甘
味物質の抽出分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステビア甘味物質は、ステビア葉を水ま
たは水溶性アルコール等の溶媒で抽出することにより得
られる。しかし、この抽出液中にはステビア甘味物質の
他に糖類、蛋白質、無機元素等、分子量や極性の異なる
種々の不純物が多量に含まれている。また、これらの物
質中には着色物質も多く含まれている。例えば、ステビ
ア葉を水で抽出した場合、抽出液は茶褐色ないし黒褐色
を呈し、メタノールで抽出した場合、抽出液は濃緑色を
呈する。ステビア葉から利用価値の高いステビア甘味物
質を得るには、これらの不純物をできる限り除去しなけ
ればならない。
たは水溶性アルコール等の溶媒で抽出することにより得
られる。しかし、この抽出液中にはステビア甘味物質の
他に糖類、蛋白質、無機元素等、分子量や極性の異なる
種々の不純物が多量に含まれている。また、これらの物
質中には着色物質も多く含まれている。例えば、ステビ
ア葉を水で抽出した場合、抽出液は茶褐色ないし黒褐色
を呈し、メタノールで抽出した場合、抽出液は濃緑色を
呈する。ステビア葉から利用価値の高いステビア甘味物
質を得るには、これらの不純物をできる限り除去しなけ
ればならない。
【0003】これらの不純物を除去し、高純度のステビ
ア甘味物質を得る方法として既に多くの方法が提案され
ている。例えば、上記の方法で得られたステビア葉の抽
出液に凝集剤を加えて、抽出液中の不純物を凝集沈澱除
去する等の処理を行った後、抽出液を多孔性合成吸着樹
脂に通導し、この多孔性合成吸着樹脂に吸着されたステ
ビア甘味物質を溶媒で溶出し、得られたステビア甘味物
質を含有した溶出液をイオン交換樹脂等で処理して精製
する方法がある。さらに、必要に応じて溶媒を留去後、
メタノール、エタノール等を添加し、ステビア甘味物質
を結晶化させる方法がある。
ア甘味物質を得る方法として既に多くの方法が提案され
ている。例えば、上記の方法で得られたステビア葉の抽
出液に凝集剤を加えて、抽出液中の不純物を凝集沈澱除
去する等の処理を行った後、抽出液を多孔性合成吸着樹
脂に通導し、この多孔性合成吸着樹脂に吸着されたステ
ビア甘味物質を溶媒で溶出し、得られたステビア甘味物
質を含有した溶出液をイオン交換樹脂等で処理して精製
する方法がある。さらに、必要に応じて溶媒を留去後、
メタノール、エタノール等を添加し、ステビア甘味物質
を結晶化させる方法がある。
【0004】しかし上記のような方法は、ステビア甘味
物質の精製効果には優れている反面、次のような問題点
がある。 1)抽出液を合成吸着樹脂に接触させるに先だって行う
凝集剤による凝集沈澱除去の前処理は、多量の凝集剤を
使用するため使用後の凝集沈澱物の処理等、その取扱い
が煩雑となる。 2)抽出液を合成吸着樹脂に接触させるに先だって行う
前処理において、クロロフィル等の脂溶性物質、蛋白質
等を抽出液から充分に除去しないと、合成吸着樹脂の再
生の際に多量の有機溶媒が必要になり、またこの樹脂の
劣化が早くなる。
物質の精製効果には優れている反面、次のような問題点
がある。 1)抽出液を合成吸着樹脂に接触させるに先だって行う
凝集剤による凝集沈澱除去の前処理は、多量の凝集剤を
使用するため使用後の凝集沈澱物の処理等、その取扱い
が煩雑となる。 2)抽出液を合成吸着樹脂に接触させるに先だって行う
前処理において、クロロフィル等の脂溶性物質、蛋白質
等を抽出液から充分に除去しないと、合成吸着樹脂の再
生の際に多量の有機溶媒が必要になり、またこの樹脂の
劣化が早くなる。
【0005】一方、限外濾過膜による分離法は、1)分
離時に相変化を必要としない、2)常温で分離が可能で
ある、3)必要エネルギーが少ない、4)工程の簡素化
が可能である、等の利点を備えており、近年、生化学物
質、食品関連物質の分離精製手段として注目を集めてい
る。
離時に相変化を必要としない、2)常温で分離が可能で
ある、3)必要エネルギーが少ない、4)工程の簡素化
が可能である、等の利点を備えており、近年、生化学物
質、食品関連物質の分離精製手段として注目を集めてい
る。
【0006】このような限外濾過膜を用いたステビア甘
味物質の分離方法として、特開昭51−52200号公
報には、ステビアを水で抽出し、この抽出液を限外濾過
法により処理し、分子ふるい効果により抽出液中の着色
物質を分離する方法が開示されている。
味物質の分離方法として、特開昭51−52200号公
報には、ステビアを水で抽出し、この抽出液を限外濾過
法により処理し、分子ふるい効果により抽出液中の着色
物質を分離する方法が開示されている。
【0007】しかしこの方法は、分子量の大きさだけで
分離する方法なので、ステビア甘味物質と類似の分子量
を有する不純物を多く含有している場合には、不純物の
除去が不十分であり、脱色率が低いという問題点があ
る。また膜透過液(濾液)の中のステビア甘味物質の含
有量が低いという問題点もある。
分離する方法なので、ステビア甘味物質と類似の分子量
を有する不純物を多く含有している場合には、不純物の
除去が不十分であり、脱色率が低いという問題点があ
る。また膜透過液(濾液)の中のステビア甘味物質の含
有量が低いという問題点もある。
【0008】また特開昭54−8768号公報および同
8769号公報には、ステビアの抽出液を限外濾過し、
この膜透過液に消石灰を添加し、着色成分を吸着させて
除去する方法が開示されている。しかしこの方法は、限
外濾過の他に消石灰の添加、分離操作が必要である。ま
た着色成分やその他の不純物の除去も不十分である。
8769号公報には、ステビアの抽出液を限外濾過し、
この膜透過液に消石灰を添加し、着色成分を吸着させて
除去する方法が開示されている。しかしこの方法は、限
外濾過の他に消石灰の添加、分離操作が必要である。ま
た着色成分やその他の不純物の除去も不十分である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決するため、着色物質や蛋白質等の不純物を
簡単な操作で効率よく除去することができ、高純度のス
テビア甘味物質を得ることができるステビア甘味物質の
抽出分離方法を提案することである。
問題点を解決するため、着色物質や蛋白質等の不純物を
簡単な操作で効率よく除去することができ、高純度のス
テビア甘味物質を得ることができるステビア甘味物質の
抽出分離方法を提案することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は次のステビア甘
味物質の抽出分離方法である。 (1)ステビア葉をアルコールで抽出したアルコール抽
出液に水を加えて混合した後、その混合液を限外濾過膜
で分離することを特徴とするステビア甘味物質の抽出分
離方法。 (2)アルコールがメタノールである上記(1)記載の
方法。 (3)アルコール/水の容量比が20/80〜60/4
0となるように水を添加する上記(1)または(2)記
載の方法。 (4)分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜で分離す
る上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の方法。 (5)分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜で分離し
た後、その濾液を分画分子量が1000〜1万の限外濾
過膜で分離する上記(1)ないし(3)のいずれかに記
載の方法。
味物質の抽出分離方法である。 (1)ステビア葉をアルコールで抽出したアルコール抽
出液に水を加えて混合した後、その混合液を限外濾過膜
で分離することを特徴とするステビア甘味物質の抽出分
離方法。 (2)アルコールがメタノールである上記(1)記載の
方法。 (3)アルコール/水の容量比が20/80〜60/4
0となるように水を添加する上記(1)または(2)記
載の方法。 (4)分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜で分離す
る上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の方法。 (5)分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜で分離し
た後、その濾液を分画分子量が1000〜1万の限外濾
過膜で分離する上記(1)ないし(3)のいずれかに記
載の方法。
【0011】本発明の方法では、まずステビア葉をアル
コールで抽出する。アルコールとしては、例えばメタノ
ール、エタノール等の水溶性アルコールがあげられる。
これらの中ではメタノールが好ましい。ステビア葉に対
するアルコールの割合は、乾燥したステビア葉1g重量
部に対してアルコール10〜30ml容量部、好ましく
は10〜20ml容量部である。
コールで抽出する。アルコールとしては、例えばメタノ
ール、エタノール等の水溶性アルコールがあげられる。
これらの中ではメタノールが好ましい。ステビア葉に対
するアルコールの割合は、乾燥したステビア葉1g重量
部に対してアルコール10〜30ml容量部、好ましく
は10〜20ml容量部である。
【0012】抽出温度は、常温〜80℃が好ましい。た
だし、メタノール、エタノールの場合には、常温〜沸点
までの温度で行う。このような条件で抽出することによ
り、ステビア甘味物質(ステビオシド、レバウディオシ
ドAおよびこれらに類縁の化学構造を有する甘味物質)
を含有するアルコール抽出液が得られる。この抽出液
は、クロロフィルを含有しているため濃緑色を呈してい
る。
だし、メタノール、エタノールの場合には、常温〜沸点
までの温度で行う。このような条件で抽出することによ
り、ステビア甘味物質(ステビオシド、レバウディオシ
ドAおよびこれらに類縁の化学構造を有する甘味物質)
を含有するアルコール抽出液が得られる。この抽出液
は、クロロフィルを含有しているため濃緑色を呈してい
る。
【0013】次に上記アルコール抽出液に水を加えてよ
く混合する。水の添加量は、アルコール/水の容量比が
20/80〜60/40、好ましくは25/75〜50
/50となるようにする。濃緑色のアルコール抽出液に
このような割合で水を加えると、アルコールに溶解しや
すく、かつ水に溶解しにくいクロロフィル等の脂溶性物
質や他の不純物の溶解度が低下し、これらが析出し、エ
マルジョン状になる。このエマルジョン状の混合液を限
外濾過膜で分離すると、析出物および高分子量の不純物
が除去されて、濾液部(透過部)に無色ないし淡黄色の
透明な液体が得られる。
く混合する。水の添加量は、アルコール/水の容量比が
20/80〜60/40、好ましくは25/75〜50
/50となるようにする。濃緑色のアルコール抽出液に
このような割合で水を加えると、アルコールに溶解しや
すく、かつ水に溶解しにくいクロロフィル等の脂溶性物
質や他の不純物の溶解度が低下し、これらが析出し、エ
マルジョン状になる。このエマルジョン状の混合液を限
外濾過膜で分離すると、析出物および高分子量の不純物
が除去されて、濾液部(透過部)に無色ないし淡黄色の
透明な液体が得られる。
【0014】限外濾過は、一般に採用されている方法で
行うことができるが、次に示す方法で行うのが好まし
い。まず前記エマルジョン状の混合液を分画分子量が2
万〜15万、好ましくは5万〜15万の限外濾過膜で濾
過する。これにより混合液中の固体粒子状の不純物や溶
解している高分子量の不純物が濃縮部(非透過部)に残
留して除去される。次いで、その濾液を分画分子量が1
000〜1万、好ましくは1000〜5000の限外濾
過膜で濾過する。これにより、ステビア甘味物質に比較
して高分子量物質のうち、5万〜15万の限外濾過膜で
は除去されなかった高分子量の不純物が濃縮部に除去さ
れる。
行うことができるが、次に示す方法で行うのが好まし
い。まず前記エマルジョン状の混合液を分画分子量が2
万〜15万、好ましくは5万〜15万の限外濾過膜で濾
過する。これにより混合液中の固体粒子状の不純物や溶
解している高分子量の不純物が濃縮部(非透過部)に残
留して除去される。次いで、その濾液を分画分子量が1
000〜1万、好ましくは1000〜5000の限外濾
過膜で濾過する。これにより、ステビア甘味物質に比較
して高分子量物質のうち、5万〜15万の限外濾過膜で
は除去されなかった高分子量の不純物が濃縮部に除去さ
れる。
【0015】分画分子量2万〜15万の限外濾過膜で濾
過するだけでも、着色物質やその他の不純物の大部分が
除去でき、無色ないし淡黄色の濾液が得られるので、分
画分子量1000〜1万の限外濾過膜による濾過は省略
することもできるが、分画分子量1000〜1万の限外
濾過膜でさらに濾過することにより、さらに純度の高い
ステビア甘味物質が得られる。
過するだけでも、着色物質やその他の不純物の大部分が
除去でき、無色ないし淡黄色の濾液が得られるので、分
画分子量1000〜1万の限外濾過膜による濾過は省略
することもできるが、分画分子量1000〜1万の限外
濾過膜でさらに濾過することにより、さらに純度の高い
ステビア甘味物質が得られる。
【0016】なお本発明において、分画分子量とは、平
均分子量が分画分子量の値であるデキストラン等の標準
物質を膜により濾過したとき、その阻止率が90%であ
ることを意味する。
均分子量が分画分子量の値であるデキストラン等の標準
物質を膜により濾過したとき、その阻止率が90%であ
ることを意味する。
【0017】上記のようにして抽出分離することによ
り、ステビア葉から無色ないし淡黄色でステビア甘味物
質の含有量の高い透明な分離液を得ることができる。こ
の分離液から溶媒を留去した後、減圧乾燥等の方法によ
り高純度のステビア甘味物質を得ることができる。
り、ステビア葉から無色ないし淡黄色でステビア甘味物
質の含有量の高い透明な分離液を得ることができる。こ
の分離液から溶媒を留去した後、減圧乾燥等の方法によ
り高純度のステビア甘味物質を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ステビア
葉のアルコール抽出液に水を加えて混合し、その混合液
を限外濾過膜で分離するようにしたので、アルコール抽
出液から着色物質や蛋白質等の不純物を簡単な操作で効
率よく除去することができ、高純度のステビア甘味物質
を得ることができる。また分画分子量が2万〜15万の
限外濾過膜で分離した後、その濾液を分画分子量が10
00〜1万の限外濾過膜で分離することにより、さらに
高純度のステビア甘味物質を得ることができる。
葉のアルコール抽出液に水を加えて混合し、その混合液
を限外濾過膜で分離するようにしたので、アルコール抽
出液から着色物質や蛋白質等の不純物を簡単な操作で効
率よく除去することができ、高純度のステビア甘味物質
を得ることができる。また分画分子量が2万〜15万の
限外濾過膜で分離した後、その濾液を分画分子量が10
00〜1万の限外濾過膜で分離することにより、さらに
高純度のステビア甘味物質を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例1 粉砕したステビア乾燥葉16.0gを、攪拌機および上
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、メタノール240mlを添加し、60℃で4時
間攪拌した。この操作により、ステビア甘味物質を含ん
だ濃緑色の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉
をTOYO5Bの濾紙により濾過し、さらに濾紙上に残
存したステビア葉を10mlのメタノールで洗浄し、同
様にTOYO5Bの濾紙で濾過した。2回の濾過によ
り、濃緑色の抽出液202ml(以下、A液という場合
がある)が得られた。
発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例1 粉砕したステビア乾燥葉16.0gを、攪拌機および上
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、メタノール240mlを添加し、60℃で4時
間攪拌した。この操作により、ステビア甘味物質を含ん
だ濃緑色の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉
をTOYO5Bの濾紙により濾過し、さらに濾紙上に残
存したステビア葉を10mlのメタノールで洗浄し、同
様にTOYO5Bの濾紙で濾過した。2回の濾過によ
り、濃緑色の抽出液202ml(以下、A液という場合
がある)が得られた。
【0020】このA液のうち90mlを共栓付きフラス
コに注入し、図1に示した手順でメタノールおよび水を
添加し、限外濾過を行った。まず、90mlの抽出液に
メタノール/水の容量比が50/50、混合液中の固形
物濃度が0.5%となるようにメタノールおよび水を添
加し、よく混合した。この混合液(以下、B液という場
合がある)は緑色に濁り、エマルジョン状を呈した。
コに注入し、図1に示した手順でメタノールおよび水を
添加し、限外濾過を行った。まず、90mlの抽出液に
メタノール/水の容量比が50/50、混合液中の固形
物濃度が0.5%となるようにメタノールおよび水を添
加し、よく混合した。この混合液(以下、B液という場
合がある)は緑色に濁り、エマルジョン状を呈した。
【0021】次いで、エマルジョン状の混合液を住友重
機エンバイロテック(株)製の膜分離試験装置「カーボ
セップマイクロモジュール」により、限外濾過膜分離を
行った。限外濾過膜分離は、分画分子量が15万のセラ
ミック製無機膜により行い、濾液280mlおよび濃縮
液48mlを得た。この濾液は淡黄色を呈し、透明であ
った。濾液280mlのうち40ml(以下、C液とい
う場合がある)を分析に供し、120mlを富士フィル
ター工業(株)製の限外濾過システム「ミニセット」を
用いて、分画分子量3000のポリエーテルスルフォン
製限外濾過膜により分離し、濾液80ml(以下、D液
という場合がある)および濃縮液27mlを得た。この
濾液は無色ないし淡黄色を呈し、透明であった。
機エンバイロテック(株)製の膜分離試験装置「カーボ
セップマイクロモジュール」により、限外濾過膜分離を
行った。限外濾過膜分離は、分画分子量が15万のセラ
ミック製無機膜により行い、濾液280mlおよび濃縮
液48mlを得た。この濾液は淡黄色を呈し、透明であ
った。濾液280mlのうち40ml(以下、C液とい
う場合がある)を分析に供し、120mlを富士フィル
ター工業(株)製の限外濾過システム「ミニセット」を
用いて、分画分子量3000のポリエーテルスルフォン
製限外濾過膜により分離し、濾液80ml(以下、D液
という場合がある)および濃縮液27mlを得た。この
濾液は無色ないし淡黄色を呈し、透明であった。
【0022】メタノール抽出および限外濾過膜による分
離により得られたA液、C液およびD液を、それぞれ溶
剤を留去後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その
後、下記の分析を各装置および条件により行った。
離により得られたA液、C液およびD液を、それぞれ溶
剤を留去後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その
後、下記の分析を各装置および条件により行った。
【0023】〔ステビオシド、レバウディオシドAの定
量分析〕 装置:(株)日立製作所製、L−6000型高速液体ク
ロマトグラフ カラム:MERCK社製、リクロソファー100NH2
(5μm) 温度:40℃ 移動相:アセトニトリル/水(80/20)、1.0m
l/min 検出波長:210nm ステビオシド、レバウディオシドAの含有率を、次の式
により計算した。
量分析〕 装置:(株)日立製作所製、L−6000型高速液体ク
ロマトグラフ カラム:MERCK社製、リクロソファー100NH2
(5μm) 温度:40℃ 移動相:アセトニトリル/水(80/20)、1.0m
l/min 検出波長:210nm ステビオシド、レバウディオシドAの含有率を、次の式
により計算した。
【数1】
【0024】〔脱色率〕上記のような方法でA液、C液
およびD液から得た固形物のそれぞれをメタノールに溶
解し、固形物濃度が0.4%のメタノール溶液をつく
り、その溶液の吸光度を測定した。以下、これらの吸光
度をそれぞれA液、C液、D液の吸光度という。 装置:(株)島津製作所製、自記分光光度計UV−21
00 吸光度測定波長:430nm 対照液:メタノール ここで、脱色率は上記の方法で測定した吸光度を用い
て、次の式より計算した。
およびD液から得た固形物のそれぞれをメタノールに溶
解し、固形物濃度が0.4%のメタノール溶液をつく
り、その溶液の吸光度を測定した。以下、これらの吸光
度をそれぞれA液、C液、D液の吸光度という。 装置:(株)島津製作所製、自記分光光度計UV−21
00 吸光度測定波長:430nm 対照液:メタノール ここで、脱色率は上記の方法で測定した吸光度を用い
て、次の式より計算した。
【数2】
【0025】〔蛋白質の定量分析〕Bradford法
でBio−Rad社の試薬を使用して分析した。蛋白質
除去率を、次の式により計算した。
でBio−Rad社の試薬を使用して分析した。蛋白質
除去率を、次の式により計算した。
【数3】
【0026】〔阻止率〕膜分離に供する液中のステビオ
シドまたはレバウディオシドAの濃度(C0)および濾
液中のステビオシドまたはレバウディオシドAの濃度
(C1)を測定し、次の式より計算した。 阻止率=(C0−C1)/C0×100(%)
シドまたはレバウディオシドAの濃度(C0)および濾
液中のステビオシドまたはレバウディオシドAの濃度
(C1)を測定し、次の式より計算した。 阻止率=(C0−C1)/C0×100(%)
【0027】膜分離条件および膜分離結果を表1に示
す。
す。
【表1】
【0028】表1に示されているように、ステビア葉を
メタノールで抽出した濃緑色の抽出液に水を添加してエ
マルジョン化した後、分画分子量15万の限外濾過膜で
濾過すると、96.5%の脱色率が得られた。脱色を目
的とする場合は、この分画分子量15万の限外濾過膜に
よる濾過のみでもよい。
メタノールで抽出した濃緑色の抽出液に水を添加してエ
マルジョン化した後、分画分子量15万の限外濾過膜で
濾過すると、96.5%の脱色率が得られた。脱色を目
的とする場合は、この分画分子量15万の限外濾過膜に
よる濾過のみでもよい。
【0029】さらに、この濾液を分画分子量3000の
限外濾過膜で分離すると、96.5%の脱色率が得られ
た。また、濾液固形物中のステビオシドおよびレバウデ
ィオシドAの含有率は、混合液中のそれに比べて、それ
ぞれ26%および28%増加し、蛋白質の除去率は、6
2.1%であった。
限外濾過膜で分離すると、96.5%の脱色率が得られ
た。また、濾液固形物中のステビオシドおよびレバウデ
ィオシドAの含有率は、混合液中のそれに比べて、それ
ぞれ26%および28%増加し、蛋白質の除去率は、6
2.1%であった。
【0030】実施例2 実施例1で得られたA液のうち90mlを共栓付きフラ
スコ注入し、図2に示した手順で水を添加し、限外濾過
を行った。まず、90mlの抽出液にメタノール/水の
容量比が25/75で、混合液中の固形物濃度が0.4
8%となるように水を添加し、よく混合した。この混合
液(以下、E液という場合がある)は緑色に濁りエマル
ジョン状を呈した。以下、実施例1と同様な方法で、分
画分子量が15万のセラミック製無機膜により濾過し、
濾液301mlおよび濃縮液45mlを得た。この濾液
は淡黄色を呈し、透明であった。濾液301mlのうち
40ml(以下、F液という場合がある)を分析に供
し、130mlを実施例1と同様な方法で分画分子量3
000のポリエーテルスルフォン製限外濾過膜により分
離し、濾液90ml(以下、G液という場合がある)お
よび濃縮液27mlを得た。この濾液は無色ないし淡黄
色を呈し、透明であった。
スコ注入し、図2に示した手順で水を添加し、限外濾過
を行った。まず、90mlの抽出液にメタノール/水の
容量比が25/75で、混合液中の固形物濃度が0.4
8%となるように水を添加し、よく混合した。この混合
液(以下、E液という場合がある)は緑色に濁りエマル
ジョン状を呈した。以下、実施例1と同様な方法で、分
画分子量が15万のセラミック製無機膜により濾過し、
濾液301mlおよび濃縮液45mlを得た。この濾液
は淡黄色を呈し、透明であった。濾液301mlのうち
40ml(以下、F液という場合がある)を分析に供
し、130mlを実施例1と同様な方法で分画分子量3
000のポリエーテルスルフォン製限外濾過膜により分
離し、濾液90ml(以下、G液という場合がある)お
よび濃縮液27mlを得た。この濾液は無色ないし淡黄
色を呈し、透明であった。
【0031】メタノール抽出および限外濾過膜による分
離により得られたF液およびG液を、それぞれ溶剤を留
去後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実
施例1と同様に分析を行った。膜分離条件および膜分離
結果を表2に示す。
離により得られたF液およびG液を、それぞれ溶剤を留
去後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実
施例1と同様に分析を行った。膜分離条件および膜分離
結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2に示されているように、ステビア葉を
メタノールで抽出した濃緑色の抽出液に水を添加しエマ
ルジョン化した後、分画分子量15万の限外濾過膜で濾
過すると、脱色率92.4%の淡黄色の透明な濾液が得
られた。
メタノールで抽出した濃緑色の抽出液に水を添加しエマ
ルジョン化した後、分画分子量15万の限外濾過膜で濾
過すると、脱色率92.4%の淡黄色の透明な濾液が得
られた。
【0034】さらに、この濾液を分画分子量3000の
限外濾過膜で分離すると、脱色率93.5%で蛋白質の
除去率は76.0%であった。また、濾液固形物中のス
テビオシドおよびレバウディオシドAの含有率は、混合
液中のそれに比べて、それぞれ17%および14%増加
した。
限外濾過膜で分離すると、脱色率93.5%で蛋白質の
除去率は76.0%であった。また、濾液固形物中のス
テビオシドおよびレバウディオシドAの含有率は、混合
液中のそれに比べて、それぞれ17%および14%増加
した。
【0035】比較例1 粉砕したステビア乾燥葉10.0gを、攪拌機および上
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、メタノール150mlを添加し、60℃で4時
間攪拌した。この操作により、ステビア甘味物質を含ん
だ濃緑色の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉
をTOYO5Bの濾紙により濾過し、さらに抽出液が分
離されたステビア葉を10mlのメタノールで洗浄し、
同様にTOYO5Bの濾紙で濾過した。2回の濾過によ
り、濃緑色の抽出液175mlが得られた。
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、メタノール150mlを添加し、60℃で4時
間攪拌した。この操作により、ステビア甘味物質を含ん
だ濃緑色の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉
をTOYO5Bの濾紙により濾過し、さらに抽出液が分
離されたステビア葉を10mlのメタノールで洗浄し、
同様にTOYO5Bの濾紙で濾過した。2回の濾過によ
り、濃緑色の抽出液175mlが得られた。
【0036】この抽出液のうち75mlを共栓付きフラ
スコに注入し、水を添加することなくメタノール70m
lを添加した。このメタノール混合液を実施例1と同様
な方法で分画分子量が15万のセラミック製無機膜によ
り濾過し、濾液113mlおよび濃縮液31mlを得
た。この濾液は濃緑色で限外濾過膜による脱色はできな
かった。
スコに注入し、水を添加することなくメタノール70m
lを添加した。このメタノール混合液を実施例1と同様
な方法で分画分子量が15万のセラミック製無機膜によ
り濾過し、濾液113mlおよび濃縮液31mlを得
た。この濾液は濃緑色で限外濾過膜による脱色はできな
かった。
【0037】比較例2 粉砕したステビア乾燥葉10.0gを、攪拌機および上
部に冷却部を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、水200mlを添加し、80℃で4時間攪拌し
た。この操作により、ステビア甘味物質を含んだ茶褐色
の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉をTOY
O5Bの濾紙により濾別し、さらに濾紙上に残存したス
テビア葉を10mlの水で洗浄し、同様にTOYO5B
の濾紙で濾過した。2回の濾過により、茶褐色の抽出液
190ml(以下、J液という場合がある)が得られ
た。
部に冷却部を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、水200mlを添加し、80℃で4時間攪拌し
た。この操作により、ステビア甘味物質を含んだ茶褐色
の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉をTOY
O5Bの濾紙により濾別し、さらに濾紙上に残存したス
テビア葉を10mlの水で洗浄し、同様にTOYO5B
の濾紙で濾過した。2回の濾過により、茶褐色の抽出液
190ml(以下、J液という場合がある)が得られ
た。
【0038】このJ液に抽出液中の固形物濃度が0.5
%となるように水を添加し、よく混合した(以下、K液
という場合がある)。このK液の300mlを実施例1
と同様に限外濾過システム「ミニセット」を用いて、分
画分子量1万のポリエーテルスルフォン製限外濾過膜に
より分離し、濾液248ml(以下、L液という場合が
ある)および濃縮液51mlを得た。この濾液は淡黄な
いし茶色を呈し、透明であった。
%となるように水を添加し、よく混合した(以下、K液
という場合がある)。このK液の300mlを実施例1
と同様に限外濾過システム「ミニセット」を用いて、分
画分子量1万のポリエーテルスルフォン製限外濾過膜に
より分離し、濾液248ml(以下、L液という場合が
ある)および濃縮液51mlを得た。この濾液は淡黄な
いし茶色を呈し、透明であった。
【0039】水抽出および限外濾過膜による分離により
得られたJ液およびL液を、それぞれ溶剤を留去後減圧
乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実施例1と
同様な方法で分析した。ただし、脱色率は固形物濃度
0.4%の水溶液を調製し、水を対照液として実施例1
と同様な方法で求めた。膜分離条件および膜分離結果を
表3に示す。
得られたJ液およびL液を、それぞれ溶剤を留去後減圧
乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実施例1と
同様な方法で分析した。ただし、脱色率は固形物濃度
0.4%の水溶液を調製し、水を対照液として実施例1
と同様な方法で求めた。膜分離条件および膜分離結果を
表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3に示されているように、ステビア葉を
水で抽出した茶褐色の抽出液を分画分子量1万の限外濾
過膜で濾過すると淡黄ないし茶色の透明な濾液が得られ
たが、その脱色率は73.0%で実施例1または実施例
2の脱色率に比べて低かった。また、濾液固形物中のス
テビオシドおよびレバウディオシドAの含有率は、混合
液中のそれに比べて増加はみられず、実施例のそれに比
べて少なかった。
水で抽出した茶褐色の抽出液を分画分子量1万の限外濾
過膜で濾過すると淡黄ないし茶色の透明な濾液が得られ
たが、その脱色率は73.0%で実施例1または実施例
2の脱色率に比べて低かった。また、濾液固形物中のス
テビオシドおよびレバウディオシドAの含有率は、混合
液中のそれに比べて増加はみられず、実施例のそれに比
べて少なかった。
【0042】比較例3 粉砕したステビア乾燥葉10.0gを、攪拌機および上
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、水200mlを添加し、80℃で4時間攪拌し
た。この操作により、ステビア甘味物質を含んだ茶褐色
の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉をTOY
O5Bの濾紙により濾別し、さらに濾紙上に残存したス
テビア葉を10mlの水で洗浄し、同様にTOYO5B
の濾紙で濾過した。2回の濾過により、茶褐色の抽出液
180mlが得られた。
部に冷却管を取付けた容量300mlの丸底フラスコに
仕込み、水200mlを添加し、80℃で4時間攪拌し
た。この操作により、ステビア甘味物質を含んだ茶褐色
の抽出液が得られた。この抽出液とステビア葉をTOY
O5Bの濾紙により濾別し、さらに濾紙上に残存したス
テビア葉を10mlの水で洗浄し、同様にTOYO5B
の濾紙で濾過した。2回の濾過により、茶褐色の抽出液
180mlが得られた。
【0043】この抽出液の40ml(以下、M液という
場合がある)を分析に供し、75mlに混合液中の固形
物濃度が0.9%となるようにメタノール75mlを添
加し、よく混合した。この混合液(以下、N液という場
合がある)中の下層に茶ないし灰色の沈澱物が生じた。
この沈澱物を含んだ混合液を遠心分離機で処理し沈澱物
を除去後、上澄み液140mlを得た。この上澄み液は
黄色ないし茶色を呈し、透明であった。
場合がある)を分析に供し、75mlに混合液中の固形
物濃度が0.9%となるようにメタノール75mlを添
加し、よく混合した。この混合液(以下、N液という場
合がある)中の下層に茶ないし灰色の沈澱物が生じた。
この沈澱物を含んだ混合液を遠心分離機で処理し沈澱物
を除去後、上澄み液140mlを得た。この上澄み液は
黄色ないし茶色を呈し、透明であった。
【0044】上澄み液140mlのうち110mlを実
施例1と同様に限外濾過膜試験機「カーボセップマイク
ロモジュール」を用いて、分画分子量2万のセラミック
製無機膜により処理し、濾液72ml(以下、P液とい
う場合がある)および濃縮液37mlを得た。この濾液
は淡黄ないし茶色を呈し、透明であった。
施例1と同様に限外濾過膜試験機「カーボセップマイク
ロモジュール」を用いて、分画分子量2万のセラミック
製無機膜により処理し、濾液72ml(以下、P液とい
う場合がある)および濃縮液37mlを得た。この濾液
は淡黄ないし茶色を呈し、透明であった。
【0045】水抽出および限外濾過膜による分離により
得られたM液、N液およびP液を、それぞれ溶剤を留去
後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実施
例1と同様な方法で分析した。膜分離条件および膜分離
結果を表4に示す。
得られたM液、N液およびP液を、それぞれ溶剤を留去
後減圧乾燥し、固形物の重量を測定した。その後、実施
例1と同様な方法で分析した。膜分離条件および膜分離
結果を表4に示す。
【0046】
【表4】
【0047】表4に示されているように、ステビア葉を
水で抽出し、メタノールを添加した混合液を分画分子量
2万の限外濾過膜で濾過すると淡黄ないし茶色の透明な
濾液が得られたが、その脱色率は74.0%で、実施例
1または実施例2の脱色率に比べて低かった。また、濾
液固形物中のステビオシドおよびレバウディオシドAの
含有率は、混合液中のそれに比べて増加はみられず、実
施例のそれに比べて少なかった。
水で抽出し、メタノールを添加した混合液を分画分子量
2万の限外濾過膜で濾過すると淡黄ないし茶色の透明な
濾液が得られたが、その脱色率は74.0%で、実施例
1または実施例2の脱色率に比べて低かった。また、濾
液固形物中のステビオシドおよびレバウディオシドAの
含有率は、混合液中のそれに比べて増加はみられず、実
施例のそれに比べて少なかった。
【図1】実施例1の分離方法を示す流れ図である。
【図2】実施例2の分離方法を示す流れ図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ステビア葉をアルコールで抽出したアル
コール抽出液に水を加えて混合した後、その混合液を限
外濾過膜で分離することを特徴とするステビア甘味物質
の抽出分離方法。 - 【請求項2】 アルコールがメタノールである請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 アルコール/水の容量比が20/80〜
60/40となるように水を添加する請求項1または2
記載の方法。 - 【請求項4】 分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜
で分離する請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 分画分子量が2万〜15万の限外濾過膜
で分離した後、その濾液を分画分子量が1000〜1万
の限外濾過膜で分離する請求項1ないし3のいずれかに
記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165053A JPH067108A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ステビア甘味物質の抽出分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165053A JPH067108A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ステビア甘味物質の抽出分離方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067108A true JPH067108A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15804946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4165053A Pending JPH067108A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ステビア甘味物質の抽出分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067108A (ja) |
Cited By (36)
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- 1992-06-23 JP JP4165053A patent/JPH067108A/ja active Pending
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