JPH067113U - 耐雷地線 - Google Patents

耐雷地線

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JPH067113U
JPH067113U JP5167992U JP5167992U JPH067113U JP H067113 U JPH067113 U JP H067113U JP 5167992 U JP5167992 U JP 5167992U JP 5167992 U JP5167992 U JP 5167992U JP H067113 U JPH067113 U JP H067113U
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JP
Japan
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ground wire
resistant
heat
lightning
wire
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Pending
Application number
JP5167992U
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English (en)
Inventor
武男 宗像
裕章 島崎
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 無機質耐熱材3bを導電性金属シース3aで
被覆した一本以上の耐熱素線3を、地線2の外周上に密
装巻回し、或いは、地線2に撚合して耐雷地線1を構成
した。 【効果】 耐雷地線1に落雷があると、地線2の外周上
に密装巻回した耐熱素線3の導電性金属シース3aは損
傷するが、導電性金属シース3a内の無機質耐熱材3b
によりアーク熱は遮断され地線2の損傷は防止される。
また、地線2に耐熱素線3を混撚した場合には、地線2
を構成する1本のセグメント導体が直撃雷により損傷、
溶損しても、耐熱素線3がアーク熱を遮断するので他の
セグメント導体の損傷、溶損は有効に防止され地線の損
傷を最小限に止めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は耐雷地線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、架空地線は雷撃によるアークエネルギーで送電線が溶損するのを防止す ると共に、電磁誘導障害防止に使用されている。また、近年においては複合架空 地線(0PGW)の出現に伴い架空地線は情報伝送路としての役割を担うように なり、その重要性は飛躍的に増大している。このため、雷撃による架空地線の損 傷は各方面に多大な損害を与える。
【0003】 上記、架空地線の損傷を防止した耐雷地線として、
【0004】 (1)鋼心をスムースボディ撚線により構成し、その外周に必要な断面積構成 となるようにアルミパイプを多層に被覆させ、アルミパイプの層間に高融点材料 を設けた耐雷地線(特開平2−273408号公報参照)や、
【0005】 (2)複数本の導電性金属素線を撚合した地線の最外層に溶損層を設けた所謂 アーマロッド的考えに基づく耐雷地線(電気共同研究第43巻第3号 昭和63 年1月発行参照)、
【0006】 (3)断面セグメント形状の素線間にヒレ付素線を混在させて撚合した地線の 最外層上に溶損層を設け、地線と溶損層との間に熱絶縁特性に優れた空隙層を設 けた耐雷地線(電気学会全国大会論文N0.1213参照)、
【0007】 (4)地線を構成する最外層素線を高融点材料(例えば、セラミック)で被覆 した耐雷地線(電気学会全国大会論文N0.1213参照)、
【0008】 (5)その全長を多区分に区分した架空線外周に各区間毎に螺旋状に予め成形 された金属体よりなる溶損体を前記架空線の全外周面を覆うように巻装密着させ た耐雷地線(実公平1−41132号参照)が知られている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように構成した各耐雷地線においては以下のような問題 点がある。
【0010】 (1)に挙げた耐雷地線においては、アルミパイプの層間に高融点材料を設け る製造工程が複雑で生産性が極めて悪いばかりでなく、電線外径が大きく重量も 嵩むという問題点がある。
【0011】 (2)に挙げた耐雷地線においては、雷撃による溶損層のアーク溶損が地線に 及ぶのを防止するため、溶損層に大径の導電性金属素線が使用されているために 重量が嵩み、また、地線と溶損層とが密着しているために、雷撃によるアークエ ネルギーが大きいと溶損層の損傷に止まらず地線まで損傷する危険性がある。
【0012】 (3)に挙げた耐雷地線においては、電気学会全国大会論文N0.1213に 記載されているように耐アーク特性には優れているが、機械的特性に問題点があ る。即ち、地線は延線時に5〜10カ所以上の金車を通過し、場合によっては高 張力でさらに多数回金車を通過する。この際、鉄塔間の高低差が大きいと金車抵 抗も大きく、垂直分力による圧潰力によってヒレが潰れて、溶損層に大きなニッ キングが生じると共に、その笑いも大きく、所定の空隙が得られず、更には、溶 損層が内部素線と密着し十分な耐雷効果が得られなくなるおそれがある。
【0013】 (4)に挙げた耐雷地線においては、最外層素線に高融点材料(例えば、セラ ミック)を厚くコーティングすることが困難なばかりでなく、電気学会全国大会 論文N0.1213に記載されているように前述した(3)の耐雷地線に比べ耐 雷効果も期待できない。
【0014】 (5)に挙げた耐雷地線においては、架線後所定の区間毎に溶損体を密装、密 着する手間が掛かり、また、電線外径が大きくなり重量も嵩むという問題点があ る。
【0015】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、軽量で耐雷特性に優れた耐雷地線 を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案は、無機質耐熱材を導電性金属シースで被覆した1本以上の耐熱素線を 地線外周上に密装巻回し、或いは、地線に撚合して耐雷地線を構成し従来の問題 点を解消したものである。
【0017】
【作用】
地線は送電線の雷撃によるアーク溶損や断線を防止すると共に、電磁誘導障害 を防止し、且つ、情報伝送路として機能する。
【0018】 耐熱素線は雷撃によるアーク熱を遮断するように機能する。即ち、耐熱素線に 落雷があると導電性金属シースは損傷するが、該導電性金属シース内の無機質耐 熱材によりアーク熱は遮断され、地線がアーク熱により損傷するのを防止する。 また、耐熱素線を地線に混撚した場合には、地線を構成する一本のセグメント 導体が直撃雷により損傷、溶損しても、耐熱素線がアーク熱を遮断するので、他 のセグメント導体の損傷、溶損は有効に防止され、地線の損傷は最小限に止めら れる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の一実施例を示す 横断面図、図2は側面図で、図において1は耐雷地線、2は該耐雷地線1を構成 する地線で、アルミ、銅、ステンレス等の導電性金属からなるパイプ2a上に、 アルミ、銅等からなるセグメント導体2bを撚合して構成されている。2cは鋼 線等からなるテンションメンバーである。3は地線2上に密装巻回された耐熱素 線で、該耐熱素線3は酸化マグネシウム、石綿、石膏等の無機質耐熱材3bを、 銅、ステンレス等からなる導電性金属シース3aで被覆して構成されている。
【0020】 なお、上記耐熱素線3を地線2上に密装密着させて設けるには、一本の耐熱素 線3を地線2上に密装密着させて巻回し、或いは、予め1〜3mのスパイラル状 に成形した複数本の耐熱素線3を地線2上に密装密着させて設ける。また、耐熱 素線3には架設状態において張力を分担させないようにする。
【0021】 上述のように構成した本考案の耐雷地線1に落雷があると、耐熱素線3を構成 する導電性金属シース3aは雷撃によるアークエネルギーにより損傷するが、無 機質耐熱材3bによりアーク熱は遮断され、地線2の損傷は防止される。
【0022】 図3は本考案の他の実施例を示す説明図で、アルミ、銅、鋼等の金属導体3c を酸化マグネシウム、石綿、石膏等の無機質耐熱材3bで覆い、その上にアルミ 等からなる導電性金属シース3aを被せてセグメント状に形成した複数本の耐熱 素線3を、鋼、ステンレス、銅等からなる高融点の金属線をアルミ等で被覆した セグメント導体2b、2b間に混在させて撚合し、耐雷地線1を構成したもので ある。
【0023】 上述のように耐雷地線1を構成することにより、耐雷地線1を構成する一本の セグメント導体2bが直撃雷によるアークエネルギーで損傷、溶損しても、該セ グメント導体2bと隣り合う耐熱素線3がアーク熱を遮断するので、他のセグメ ント導体2bがアーク熱により損傷することはなく、地線の損傷は最小限に止め られる。また、耐熱素線3を構成する導電性金属シース3a内の金属導体3cも 無機質耐熱材3bにより断熱されるので損傷することはなく地線の電気的、機械 的強度は確実に維持される。
【0024】 図4は本考案のさらに他の実施例を示す説明図で、アルミ、銅、鋼等の金属導 体3cを酸化マグネシウム、石綿、石膏等の無機質耐熱材3bで覆い、その上に アルミ等からなる導電性金属シース3aを被せた複数本の耐熱素線3を地線2上 に撚合して耐雷地線1を構成したものである。
【0025】 上述のように耐雷地線1を構成することにより、前述したように雷撃によるア ークエネルギーにより導電性金属シース3aは損傷するが、無機質耐熱材3bに よりアーク熱は遮断されるので地線2が損傷することはなく、また、導電性金属 シース3a内の金属導体3cも無機質耐熱材3bにより断熱されているので断線 することはなく、電気的、機械的強度は確実に維持される。
【0026】 なお、図3及び図4に示すように耐熱素線3を、金属導体3cを酸化マグネシ ウム、石綿、石膏等の無機質耐熱材3bで覆い、その上にアルミ等からなる導電 性金属シース3aを被せて構成することにより、導電性金属シース3aを地線2 を構成するセグメント導体2aと同一金属「例えばアルミ」とし、金属導体3c を耐熱性及び抗張力に優れた金属線「例えばステンレス」として耐雷性及び機械 的強度を向上させることができる。 即ち、接触腐食傾向の著しいアルミとステンレスの場合には、水分があると局 部電池作用を引き起こすが、導電性金属シース3aと金属導体3cとの間には無 機質耐熱材3bが介在しているので、局部電池作用を引き起こすおそれは全くな く、耐雷性及び機械的強度に優れた耐雷地線が得られる。また、直撃雷による地 線の損傷を最小限に止めるために導電性金属シース3aを銅シースとした場合に は、銅シース3aに亜鉛、又は、錫メッキを施し、地線2との間に生じる局部電 池作用を防止することで、耐雷効果を向上させることができる。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、無機質耐熱材3bを導電性金属シース3aで被 覆した1本以上の耐熱素線3を地線2の外周上に密装巻回し、或いは、地線2に 撚合して耐雷地線1を構成したことにより、従来欠点を一掃し、軽量で、耐雷特 性に優れた耐雷地線1を提供し得るという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横断面図
【図2】側面図
【図3】本考案の他の実施例を示す横断面図
【図4】本考案の他の実施例を示す横断面図
【符号の説明】
1 耐雷地線 2
地線 3 耐熱素線 3a
導電性金属シース 3b 無機質耐熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質耐熱材を導電性金属シースで被覆
    した1本以上の耐熱素線を地線外周上に密装巻回し、或
    いは、地線に撚合したことを特徴とする耐雷地線。
JP5167992U 1992-06-30 1992-06-30 耐雷地線 Pending JPH067113U (ja)

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JP5167992U JPH067113U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 耐雷地線

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JP5167992U JPH067113U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 耐雷地線

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013251101A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 高周波電流用電線

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