JPH0671217A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH0671217A
JPH0671217A JP22712692A JP22712692A JPH0671217A JP H0671217 A JPH0671217 A JP H0671217A JP 22712692 A JP22712692 A JP 22712692A JP 22712692 A JP22712692 A JP 22712692A JP H0671217 A JPH0671217 A JP H0671217A
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JP
Japan
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coating
coating film
curing
active energy
resin
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JP22712692A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Miyano
英和 宮野
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 UV硬化手段とそれ以外の硬化手段とにより
硬化する塗料を物品に塗布し、第一段階の硬化手段によ
って硬化塗膜を形成させ、次いで塗膜を研磨し、次いで
第一段階と異なる硬化手段によって塗膜をさらに硬化さ
せる塗装方法。 【効果】 鏡面性と表面硬度が優れた塗膜を短時間で容
易に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建材並びにテーブル、部
材等の表面に高硬度でかつ平滑な、活性エネルギー線
(以下UVと略称する)照射により硬化した塗膜を形成
させる所の塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴム集成材や木材を用いた卓上天
板、MDF(中質繊維板)機材上に塩化ビニル系樹脂を
ラッピングしたキッチンカウンター、住宅部材などの塗
装にUV硬化型塗料が良く用いられてきている。
【0003】このような機材に対しては表面が平滑で4
H以上の高い鉛筆硬度を有する鏡面仕上げがされてお
り、その鏡面性を出すためには最終のクリヤー塗装後に
塗膜の研磨を行うことにより、塗膜表面に生じている小
さなゆがみや大きなうねりを取る必要がある。
【0004】従来これらの塗装に用いられる塗料として
は、イソシアネートを官能基として持つ2液型のウレ
タン系塗料に代表される熱硬化性塗料、不飽和ポリエ
ステルタイプの樹脂に過酸化物や金属触媒を混合し重
合、促進させるレドックスタイプの硬化性塗料等が良く
用いられている。
【0005】これらの硬化性塗料は塗膜が完全に硬化す
るまでの時間が比較的長い為に溶剤等を脱離させた後、
表面加工のし易い硬度(鉛筆硬度でF〜3H程度)に塗
膜が硬化した時点で先述の表面加工を行っているのが現
状であり、工程に長時間かかるのが難点である。
【0006】一方、UV硬化型塗料によって機材上に高
硬度の鏡面性のある塗膜を形成させる場合、UV硬化
が、0.001 〜 1secと言う短時間で進行するので、塗膜
の硬化状態をコントロールすることがむずかしく、塗膜
の鉛筆硬度として4H以上の硬度を得ようとする場合、
その硬さ故に形成塗膜の研磨がやりづらくなることから
結局、3H以下の硬度を有する塗膜面しか得られない
か、又は研磨剤を順次細かくして多数回の研磨を行う等
の、多くの工程と労力をかけて塗膜面を平滑にしている
のが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の如き
現状に鑑み、UVによる硬化並びにUV以外の塗膜の硬
化工程により、高硬度でかつ平滑性の高い硬化塗膜を容
易に得る為の塗装方法に関する。
【0008】即ち、本発明者は、UV硬化手段と、それ
以外の硬化手段の少なくとも1種類の硬化手段により硬
化する塗料を用い、第一段階の硬化手段により、塗膜の
研磨が容易な硬化塗膜を形成させ、当該研磨の終了時に
第一段階と異なる硬化手段により塗膜を硬化させる事に
より、最終的に高硬度、かつ鏡面性の高い塗装物が容易
に得られる事を見いだし本発明に到達した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、活性エネルギ
ー線による硬化手段及び活性エネルギー線以外の硬化手
段により硬化し得る塗料を用いて物品を塗装する方法に
於いて、下記の3工程を順次行う事を特徴とする塗装方
法に関する。 第1の工程:塗料を物品に塗装した後、活性エネルギー
線を照射して塗装塗膜を硬化させる工程 第2の工程:第1の工程で得られた塗膜に研磨を施す工
程。 第3の工程:第2の工程で得られた塗膜を活性エネルギ
ー線による硬化方法で硬化させる工程。
【0010】さらに、本発明は、活性エネルギー線によ
る硬化手段及び活性エネルギー線以外の硬化手段により
硬化し得る塗料を用いて物品を塗装する方法に於いて下
記の3工程を順次行う事を特徴とする塗装方法に関す
る。 第1の工程:塗料を物品に塗装した後、活性エネルギー
線による硬化以外の方法で塗装塗膜を硬化させる工程 第2の工程:第1の工程で得られた塗膜に研磨を施す工
程。 第3の工程:第2の工程で得られた塗膜に活性エネルギ
ー線を照射して塗膜を硬化させる工程。
【0011】本発明で使用する塗料は、上記の条件を満
たす所の任意の塗料を使用する事が出来、上記のに関与
する成分数が、単独又は複数のいずれであっても良く任
意であるが、単独よりも複数の構成成分で上記の要件を
満たす事の方が塗料の設計のしやすさの面で有利である
ので通常UV硬化型塗料と、UV硬化以外の硬化手段に
より硬化する塗料とを組み合わせた塗料を使用するのが
よい。
【0012】又、UV硬化以外の硬化方法により硬化す
る塗料を2種以上任意に組み合わせて、本発明の塗料を
設計しても良い。また、塗膜の硬化とは、通常塗膜形成
成分の架橋化反応を意味し、ラッカー型塗料では、かか
る化学的反応は関与せず、ただ塗膜形成成分と共存する
溶剤成分の揮散により物理的に塗膜形成成分が見かけの
硬さ(鉛筆硬度)を示すに過ぎないのであるが、本発明
ではラッカー型塗料もUV硬化以外の硬化方法で硬化す
る塗料として定義する。
【0013】従って、より好ましくは、本発明は、
(1)UV硬化型塗料にUV硬化以外の硬化手段により
架橋化する塗料を5重量%以上含有する塗料を物品上に
塗装しUVによる硬化を行わせた後に研磨を行い、更に
その後にUV硬化以外の架橋化手段により硬化塗膜を得
る事を特徴とする塗装方法並びに、(2)UV硬化型塗
料にラッカー型塗料及びUV硬化以外の方法で硬化可能
な塗料の群より選ばれた塗料を5重量%以上含有する塗
料を物品上に塗装しUV硬化以外の硬化の後に研磨を行
い、更にその後に塗装面にUVを照射する事により、硬
化塗膜を得る事を特徴とする塗装方法に関する。
【0014】本発明に用いるUV硬化可能であって、か
つその他の硬化方法と組み合わせて硬化可能な塗料と
は、このような機能を有する単独成分からなる樹脂があ
ればそれを用いても良いが、先にも述べたように硬化方
法の異なる複数の機構成分で本発明の工程を設計する方
が硬度の面で調整し易いのでUVの照射によって硬化反
応を引き起こす樹脂と、ラッカーを含むUV硬化以外の
硬化を引き起こす樹脂成分との混合物を本発明の塗料と
して用いるのが好都合である。
【0015】UVを照射する事によって硬化反応を引き
起こす樹脂とは、例えば、(1)ビスフェノールA型、
ビスフェノールS型、ビスフェノールF型、エポキシ化
油型、フェノールノボラック型、又は脂環型等のエポキ
シ樹脂から誘導されるエポキシ(メタ)アクリレート樹
脂、(2)ポリウレタン(メタ)アクリレート樹脂、
(3)ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂、(4)
ポリオール(メタ)アクリレート樹脂、(5)不飽和ア
クリル側鎖を有するシリコン樹脂、(6)不飽和ポリエ
ステル樹脂等を挙げる事が出来る。これらの樹脂は単独
又は混合して使用する事が出来る。又、塗料の粘度低下
や他の目的の為に不飽和基を有するモノマーやオリゴマ
ー、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アク
リル酸プロピル、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリル酸、ジメチルアミノメチル(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート(平均分子量300)、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、トリアリルイソシア
ヌレート、トリアリルトリメート等を併用しても良い。
【0016】UVによる架橋化以外の硬化手段としては
ウレタン架橋型硬化、UV照射以外の方法で発生す
るラジカルを利用した架橋型硬化、エポキシ架橋型硬
化、メラミン樹脂架橋型硬化等を挙げる事が出来る。
【0017】ウレタン架橋型硬化 アクリロイル基、メタクリロイル基、アリル基、ビニル
基等の不飽和二重結合を分子末端及び分子鎖中に少なく
とも1個以上持つ光重合性オリゴマー及び上記官能基を
少なくとも1個以上持つモノマー単体又はそれらを混合
した物に光開始剤を添加したUV硬化型塗料(以下UV
塗料)に対し、イソシアネート系化合物とポリオール樹
脂を混合したもの並びにイソシアネート基を分子鎖中に
含有するUV塗料並びにUV塗料とポリオール樹脂を混
合したものを挙げることができる。上記のような塗料形
態で、UVによる硬化とイソシアネートによるウレタン
硬化型架橋を利用する方法である。
【0018】イソシアネート系化合物には例えば、トリ
レンジイソシアネート、キシリレンジイシシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタン-
4,4'-ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、1,4-テトラメチレンジイソシアネートなどや、ある
いはこれらのイソシアネート化合物とトリメチロールプ
ロパン、トリエチレングリコールなどとのアダクト体が
挙げられる。
【0019】ポリオール樹脂としては、アクリル樹脂ポ
リオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリ
オール、ポリカーボネートポリオール、ポリウレタンポ
リオール等を挙げる事が出来る。
【0020】UV照射以外の方法で発生するラジカル
を利用した架橋型硬化 過酸化ベンゾイル等の過酸化物や、アゾビスイソブチロ
ニトリル等の熱分解など、加熱により発生するラジカル
を利用し重合させる方法と、金属触媒等を利用した酸化
−還元反応(レドックス反応)を利用し常温硬化させる
方法であり、不飽和の二重結合を有する樹脂、例えば不
飽和ポリエステル樹脂と前記の触媒類との混合物が挙げ
られる。
【0021】レドックス反応とUV硬化反応は供にラジ
カルによる反応である為同一の樹脂を使用する事が出
来、過酸化物や金属触媒と光開始剤を樹脂中に同時に混
在させて使用されるが、添加量や反応時の温度等を変え
る事によりそれぞれ反応時のラジカル濃度をコントロー
ルし硬化状態を制御する必要がある。
【0022】用いられる過酸化物には、例えば、ベンゾ
イルパーオキシド、パラクロロベンゾイルパーオキシ
ド、アセチルパーオキシド、メチルエチルケトンパーオ
キシド、シクロヘキサノンパーオキシド等があり、又、
触媒にはナフテン酸コバルト等の金属石鹸類、ジメチル
アニリン、N,N−ジメチルパラトルイジン等のアミン
類、さらにはコバルト系促進剤と併用するβ−ジケトン
類などが挙げられる。
【0023】エポキシ架橋型硬化 ビスフェノールA型やノボラック型のエポキシ樹脂と第
一ジアミンとの混合による常温架橋や、第三アミン等の
塩基性触媒を含有するエポキシ樹脂と、末端にカルボン
酸を持つ樹脂(アクリル共重合体など)や、メチロール
基を持つ樹脂との架橋が該当する。
【0024】メラミン樹脂架橋型硬化 水酸基、カルボキシル基、アミド基を含む他の樹脂(例
えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂)
とメラミン樹脂との架橋反応を利用するもので、塩基性
触媒下で硬化反応が促進される。
【0025】尚、架橋化反応を伴わないが、溶剤を揮散
させる事によって塗膜を形成、硬化するラッカータイプ
(熱可塑性)樹脂を併用することができる。このラッカ
ータイプの樹脂にはアクリル樹脂、ニトロセルロース、
CAB(セルロースアセテートブチレート)、ポリ塩化
ビニル等が挙げられる。用いられる樹脂のTgは50℃
以上が望ましく、分子量が高いほど塗膜は安定するが、
用いる塗装方法によりその性状を選定する必要がある。
【0026】以上代表的架橋手段やラッカー型塗膜形成
手段を述べたが、UV硬化と併用する架橋手段はこれら
の事例に必ずしも限定されるものではなく、またこれら
の架橋手段に用いる樹脂等の諸材料はUVよる硬化反応
を阻害する物であってはならない。
【0027】又、UV硬化可能な樹脂とラッカーを含む
その他の硬化形態の樹脂とを混合する場合の混合比は、
第一段階終了時の塗膜硬度の範囲が鉛筆硬度で2B〜4
Hの範囲が望ましく、さらに望ましくはHB〜3Hの範
囲となるように選ぶ必要があり、又、その塗膜硬度の再
現性や塗料設計の信頼性を高めるために、前記混合比
(重量比)を5/95〜95/5の範囲内で選ぶ事が好
ましい。
【0028】本発明の塗料には、必要に応じて更にフィ
ラー、添加剤が配合されても良い。フィラーの例として
はシリカ、カリオン、クレー、長石粉、バライト等の充
填剤、酸化チタン、硫化亜鉛、フタロシアニン、酸化
鉄、カーボン、等の顔料が挙げられる。添加剤の例とし
ては流動調整剤、消泡剤、分散剤、染料、溶剤、紫外線
吸収剤、光安定剤等が挙げられる。
【0029】本発明の塗料は、塗料を作成する通常の方
法により、例えば、分散攪拌機、3本ロール、ニーダー
による混合、ボールミルによる混合、ダイノーミル、ペ
イントシェーカーによる混合により、均一に混練され作
成される。
【0030】本発明の塗料を塗装するには、目的に応じ
て種々の方法が用いられる。具体的には、エアー(エア
レス)スプレー塗装、静電スプレー塗装、ロールコータ
ー塗装、フローコーター塗装、ハケ塗り、バキューム塗
装、ディッピング等の塗装方法を挙げることができる。
【0031】塗装される物品としては木材、プラスチッ
ク、金属、石材等の板又はシートが挙げられる。
【0032】UV硬化は、空気中で行っても良いが塗布
物の硬化時に不活性ガス中でUVを照射すると表面皮膜
物性を著しく向上させる事が出来、その際、UV硬化可
能な樹脂に対して光重合開始剤を3重量%以下の量で含
むUV硬化型塗料を用いる事が出来る。
【0033】UVを発生する光源としては公知の活性光
源、例えばカーボンアーク、水銀蒸気アーク、キセノン
アーク、その他から発生する光を用いれば良い。
【0034】又、(活性エネルギー線)として、加速エ
ネルギーが 0.1 〜 3 Mev である電子線を用いても良
く、その場合は例えば、コッククロフト型、バンデグラ
フ型、ダイナミトロン型、高周波型、エレクトロカーテ
ン型、直線型、絶縁コア変圧器型、などの電子線加速器
を利用する事が出来る。
【0035】UV以外の架橋手段における硬化方法もし
くはラッカー型の樹脂の硬化における加熱時間や温度に
付いては使用する塗料や被塗布物の種類により様々であ
るが、被塗物がポリ塩化ビニルの場合は60℃以下、又
木材の場合は100℃以下の加熱温度とすることが望ま
しく、この場合は塗料として比較的低温硬化可能な塗料
を選べば、塗装物の熱劣化を最低限に抑え、かつ十分に
硬化した塗膜を得る事が出来る。加熱方法は特に限定さ
れないが、広く一般に行われている方法、例えば熱風に
よる乾燥、遠赤外線による加熱、誘電加熱等を用いる事
が出来る。
【0036】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例によって何等限定され
るものではない。部は全て重量部を表し、硬度は(JI
SK 5400 - 8.4)の鉛筆硬度を意味するものとする。
【0037】実施例1 下記のUV硬化型組成物とCABラッカーを混合した配
合を、分散攪拌機で十分攪拌し塗料を作成した。
【0038】この塗料を、あらかじめ目止め処理を行っ
た突き板合板上に、スプレーにて約125μm厚で塗装し、
乾燥機( 70 ℃、10分)で溶剤を揮散させ、硬度HB
の塗膜を形成させた後、バフ研磨の表面加工を行った。
【0039】さらに80 W/cm 2灯の高圧水銀ランプ(ラ
インスピード 5 m/sec 即ち 320 mjの光エネルギーに相
当)を用い、板面上 15 cm の距離より照射し塗膜を硬
化させたところ、4Hの硬度を有する鏡面塗膜を得る事
が出来た。
【0040】 アクリルウレタン型ハードコート樹脂 30部 (荒川化学(株)製ビームセット570) セルロースアセテートブチレート 10部 (イーストマンケミカル社製CAB381−20) ベンゾインエーテル系光重合開始剤 3部 (チバガイギー社製イルガーキュアー184) アクリル樹脂系レベリング剤 0.3部 (楠本化成(株)製LC−951) 酢酸エチル 57部
【0041】実施例2 下記配合からなるUV硬化型樹脂組成物に有機過酸化物
を配合し、あらかじめ目止め処理を行った突き板合板上
に、スプレーにて 約 125μm厚で塗布し、80 W/cm 2灯
の高圧水銀ランプ(ラインスピード 5 m/sec 即ち 320
mj)を用い、板面より 15 cm の距離から照射し塗膜を
硬化させた。
【0042】得られた塗膜につき硬度を測定し、バフ研
磨を行った。さらに 90 ℃、30分の加熱後一晩放置し、
翌日その部分の塗膜表面硬度を測定した。
【0043】 不飽和ポリエステルオリゴマー 57部 (大日本インキ化学工業(株)製ディオバーCN−75
2) スチレンモノマー 25部 ベンジルジメチルケタール 3部 (チバガイギー社製イルガーキュアー651) ジアリルパーオキサイド 15部 (日本油脂(株)製ナイパーBO)
【0044】上記条件で測定した結果UV硬化直後の塗
膜はHの硬度を有し、翌日硬度を測定した値は5Hの硬
度があり、研磨による鏡面性も十分であった。
【0045】実施例3 下記配合からなるUV硬化型樹脂組成物にイソシアネー
トを配合し、あらかじめ目止め処理を行った突き板合板
上にスプレーにて 125μm厚で塗布し、80 W/cm2灯の高
圧水銀ランプ(ラインスピード 5 m/sec、即ち 320 m
j)を用い、板面より15cmの距離から照射し塗膜を硬化
させた。得られた塗膜につき硬度を測定したところ、硬
度はHであった。
【0046】その後バフ研磨を行い、さらに常温(25
℃)で3日間放置した後、塗装表面の硬度を測定した所
4Hの硬度を有していた。
【0047】 ウレタンアクリレートオリゴマー 60部 (大日本インキ化学工業(株)製ユニディックV421
0) ベンゾインエーテル系光開始剤 3部 (チバガイギー社製イルガーキュアー184) 酢酸エチル 20部 MDI系イソシアネート 17部 (三菱化成ダウ(株)製パピ135)
【0048】
【発明の効果】本発明の塗装方法は、UV照射による架
橋化とそれ以外の硬化との組み合わせによる架橋硬化方
法であるため、前記の第一の工程終了時には塗膜を容易
に表面加工(バフ、研磨)する事が出来るので、従来困
難であった4H以上の高硬度で平滑な塗装物、つまり鏡
面性と表面硬度が共に優れた塗膜を容易に得ることがで
きる画期的な塗装方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 T 8720−4D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性エネルギー線による硬化手段及び活
    性エネルギー線以外の硬化手段により硬化し得る塗料を
    用いて物品を塗装する方法に於いて、下記の3工程を順
    次行う事を特徴とする塗装方法。 第1の工程:塗料を物品に塗装した後、活性エネルギー
    線を照射して塗装塗膜を硬化させる工程 第2の工程:第1の工程で得られた塗膜に研磨を施す工
    程。 第3の工程:第2の工程で得られた塗膜を活性エネルギ
    ー線による硬化以外の方法で硬化させる工程。
  2. 【請求項2】 活性エネルギー線による硬化手段及び活
    性エネルギー線以外の硬化手段により硬化し得る塗料を
    用いて物品を塗装する方法に於いて、下記の3工程を順
    次行う事を特徴とする塗装方法。 第1の工程:塗料を物品に塗装した後、活性エネルギー
    線による硬化以外の方法で塗装塗膜を硬化させる工程。 第2の工程:第1の工程で得られた塗膜に研磨を施す工
    程。 第3の工程:第2の工程で得られた塗膜に活性エネルギ
    ー線を照射して塗膜を架橋化させる工程。
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Cited By (7)

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