JPH0671359B2 - スピーカ用振動板およびその製造方法 - Google Patents
スピーカ用振動板およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0671359B2 JPH0671359B2 JP2395888A JP2395888A JPH0671359B2 JP H0671359 B2 JPH0671359 B2 JP H0671359B2 JP 2395888 A JP2395888 A JP 2395888A JP 2395888 A JP2395888 A JP 2395888A JP H0671359 B2 JPH0671359 B2 JP H0671359B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- speaker
- mold
- sheet
- cavity
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スピーカの磁気回路に形成されている磁気ギ
ャップに挿入されるボイスコイルが取付けられ、このボ
イスコイルに流れる信号電流によって生ずるボイスコイ
ルの振動が伝達され、この振動を空中に伝播するための
スピーカ用振動板およびその製造方法に関する。
ャップに挿入されるボイスコイルが取付けられ、このボ
イスコイルに流れる信号電流によって生ずるボイスコイ
ルの振動が伝達され、この振動を空中に伝播するための
スピーカ用振動板およびその製造方法に関する。
従来のシュート用振動板としては、パルプを主体とする
複合材料がその主体を占めていたが、近来高分子化学の
発達によってスピーカの振動板に適する材料が現われ、
射出成形によってスピーカの振動板が作られることもあ
る。
複合材料がその主体を占めていたが、近来高分子化学の
発達によってスピーカの振動板に適する材料が現われ、
射出成形によってスピーカの振動板が作られることもあ
る。
このような振動板の射出成形用の金型を第5図に、射出
成形された振動板を第6図に示す。
成形された振動板を第6図に示す。
第5図の金型は、雄型1aと雌型1bとによって振動板3と
同形状のキャビティ2が形成される。
同形状のキャビティ2が形成される。
そして、このキャビティ2に連通する射出ノズル2aから
溶融した樹脂が射出されてキャビティ2に充満し、その
凝固を待って雄型1aと雌型1bを開き、振動板3の形状に
凝固した樹脂を取り出す。
溶融した樹脂が射出されてキャビティ2に充満し、その
凝固を待って雄型1aと雌型1bを開き、振動板3の形状に
凝固した樹脂を取り出す。
この樹脂に対して射出ノズル2に該当する部分等を除去
し、振動板3とした後に、エッジ等を取り付けていたも
のである。
し、振動板3とした後に、エッジ等を取り付けていたも
のである。
従来のこのような射出成形による振動板3は、単一の材
質で形成されるため、スピーカとして要求される特性を
充分に満足することができず、他の材質と貼り合せて複
合材料として使用されることがある。
質で形成されるため、スピーカとして要求される特性を
充分に満足することができず、他の材質と貼り合せて複
合材料として使用されることがある。
このような場合には、数枚を貼り合せる手数を必要とす
る。
る。
又、このような射出成形の振動板では、この振動板が自
由に振動できるように、別材質で形成したエッジを振動
板3の周縁に貼り付けることになるため、エッジの形
成、貼り付け等の手数が必要となる。
由に振動できるように、別材質で形成したエッジを振動
板3の周縁に貼り付けることになるため、エッジの形
成、貼り付け等の手数が必要となる。
本発明は、従来の射出成形の振動板の前述の問題点を除
去し、真空成形された振動板と射出成形された振動板を
一体的に、同時に形成し、複合材料として振動板の特性
を高めると共に、複合材料とするための貼り合せの手数
を必要とせず、且つエッジの別成形や貼り付けの手数を
必要としないようにすることもできるスピーカ用振動板
およびその製造方法を提供することを目的とする。
去し、真空成形された振動板と射出成形された振動板を
一体的に、同時に形成し、複合材料として振動板の特性
を高めると共に、複合材料とするための貼り合せの手数
を必要とせず、且つエッジの別成形や貼り付けの手数を
必要としないようにすることもできるスピーカ用振動板
およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために、金型の振動板形
状のキャビティの一面に吸引孔を形成し、これを熱可塑
性のシートを当接して真空成形した後に、キャビティ内
に樹脂を射出成形して前記シートと一体成形することを
要旨とするものである。
状のキャビティの一面に吸引孔を形成し、これを熱可塑
性のシートを当接して真空成形した後に、キャビティ内
に樹脂を射出成形して前記シートと一体成形することを
要旨とするものである。
次に、本発明の実施の一例を第1図〜第4図について説
明する。
明する。
本実施例に使用する金型は、第1図のように、第4図の
振動板4と同型状のキャビティ5を雄型6aと雌型6bとで
形成し、且つキャビティ5の周縁で雄型6aと雌型6bとが
接する部分には、エッジ7となるべき同心円の波型8が
形成されている。
振動板4と同型状のキャビティ5を雄型6aと雌型6bとで
形成し、且つキャビティ5の周縁で雄型6aと雌型6bとが
接する部分には、エッジ7となるべき同心円の波型8が
形成されている。
そして雄型6aには、そのキャビティ5を形成する部分の
全面には、小径の吸引孔9が穿設され、又雌型6bのキャ
ビティ5を形成する部分の中心に、射出孔となるゲート
10が形成されている。
全面には、小径の吸引孔9が穿設され、又雌型6bのキャ
ビティ5を形成する部分の中心に、射出孔となるゲート
10が形成されている。
このような金径を分離した状態で、第2図に示すよう
に、熱可塑性のシート11、例えば0.1〜0.2ミリ厚の塩化
ビニール、ポリエステル、ポリウレタン等のシートを当
接し、その周囲を雄型6aに密着させる。
に、熱可塑性のシート11、例えば0.1〜0.2ミリ厚の塩化
ビニール、ポリエステル、ポリウレタン等のシートを当
接し、その周囲を雄型6aに密着させる。
そして、熱可塑性のシート11を加熱しながら吸引孔9か
ら雄型6aとシート11間の空気を吸い出し、シート11の全
面を雄型6aに密着させる真空成形法によって、第3図の
ようにシート11を振動板形状に成形する。
ら雄型6aとシート11間の空気を吸い出し、シート11の全
面を雄型6aに密着させる真空成形法によって、第3図の
ようにシート11を振動板形状に成形する。
この時、波型8に接する部分が後にエッジ7となるべき
同心円の波型となる。
同心円の波型となる。
このようにして、シート11の成型が完了した時点で雄型
6aと雌型6bを第1図のように接させ、ゲート10から溶融
状態にある樹脂12を射出し、キャビティ5に樹脂12が充
満した状態となった時、金型を冷却して樹脂12を凝固さ
せる。
6aと雌型6bを第1図のように接させ、ゲート10から溶融
状態にある樹脂12を射出し、キャビティ5に樹脂12が充
満した状態となった時、金型を冷却して樹脂12を凝固さ
せる。
この射出成形に使用される樹脂としては、比弾性率およ
び内部損失の点から、ポリプロピレンの単体、ポリプロ
ピレン60〜90wt%+マイカ10〜40wt%、ポリプロピレン
60〜90wt%+炭素繊維10〜40wt%等が適している。な
お、厚みとしては0.2〜0.5mmが適当である。
び内部損失の点から、ポリプロピレンの単体、ポリプロ
ピレン60〜90wt%+マイカ10〜40wt%、ポリプロピレン
60〜90wt%+炭素繊維10〜40wt%等が適している。な
お、厚みとしては0.2〜0.5mmが適当である。
この時、樹脂に鱗片状黒鉛、マイカ等を混入すれば、中
心から放射状に流れるフローマークが振動板4の表面に
現われ、又ガラス短繊維等を混入すれば、フローマーク
が現われ、美観を呈すると共に、強度を上げることがで
きる。
心から放射状に流れるフローマークが振動板4の表面に
現われ、又ガラス短繊維等を混入すれば、フローマーク
が現われ、美観を呈すると共に、強度を上げることがで
きる。
そして、この樹脂12の射出成形によって、シート11とは
溶着され、一体化して複合材となるものである。
溶着され、一体化して複合材となるものである。
このようにして樹脂12が凝固した振動板4を雄型6aと雌
型6bとを分離することによって金型から取り出し、ゲー
ト10の除去、シート11のエッジ7の外周部の切断等の作
業を経て振動板4は製造されるものである。
型6bとを分離することによって金型から取り出し、ゲー
ト10の除去、シート11のエッジ7の外周部の切断等の作
業を経て振動板4は製造されるものである。
本発明は叙上のように、真空成形された熱可塑性シート
と、射出成形された樹脂とを溶着により一体化して、一
つの射出成形機で製造できる。
と、射出成形された樹脂とを溶着により一体化して、一
つの射出成形機で製造できる。
従って、複数の別材質の層を重合した複合材のスピーカ
用振動板が貼り合せる工程を要せずに製造できるばかり
でなく、エッジをも同時に形成することも可能なので、
製造工程が大巾に簡略化される。
用振動板が貼り合せる工程を要せずに製造できるばかり
でなく、エッジをも同時に形成することも可能なので、
製造工程が大巾に簡略化される。
そのために、複合材の良特性のスピーカ用振動板が、大
量に、且つ廉価に提供できるものである。
量に、且つ廉価に提供できるものである。
第1図は本発明の一実施例の金型の成型状態を示す断面
図、 第2図は雄型の断面とシートの斜面図、 第3図は第2図の成型状態の断面図、 第4図は本発明によるスピーカ用振動板の断面図、 第5図は従来のスピーカ用振動板の成型金型の断面図、 第6図は第5図で製造されたスピーカ用振動板の正面図
である。 4……振動板、5……キャビティ、6a……雄型、6b……
雌型、7……エッジ、8……波型、9……吸引孔、10…
…ゲート、11……シート、12……樹脂。
図、 第2図は雄型の断面とシートの斜面図、 第3図は第2図の成型状態の断面図、 第4図は本発明によるスピーカ用振動板の断面図、 第5図は従来のスピーカ用振動板の成型金型の断面図、 第6図は第5図で製造されたスピーカ用振動板の正面図
である。 4……振動板、5……キャビティ、6a……雄型、6b……
雌型、7……エッジ、8……波型、9……吸引孔、10…
…ゲート、11……シート、12……樹脂。
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性シートを加熱、吸引してエッジ部
分まで一体的に形成した振動板シートと、該シートの一
面に射出成形によって前記エッジを除いて一体的に形成
した樹脂とによって複合材としたことを特徴とするスピ
ーカ用振動板。 - 【請求項2】スピーカの振動板形状のキャビティを有す
る射出成形用の金型の、スピーカの振動板の一面を形成
する面に吸引孔を形成し、この金型面に熱可塑性のシー
トを当接して加熱、真空吸引する真空成形により、スピ
ーカの振動板形状に前記シートを成形し、次に前記金型
のキャビティ内に樹脂を射出してスピーカ用振動板を形
成することを特徴とするスピーカ用振動板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2395888A JPH0671359B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | スピーカ用振動板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2395888A JPH0671359B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | スピーカ用振動板およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01200900A JPH01200900A (ja) | 1989-08-14 |
| JPH0671359B2 true JPH0671359B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12125056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2395888A Expired - Lifetime JPH0671359B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | スピーカ用振動板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671359B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002159093A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Kyowa Leather Cloth Co Ltd | 発泡スピーカー振動板エッジ材およびその製造方法 |
| JP4414809B2 (ja) * | 2004-04-26 | 2010-02-10 | パイオニア株式会社 | 電気音響変換器用振動板の製造方法 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP2395888A patent/JPH0671359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01200900A (ja) | 1989-08-14 |
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