JPH0671922A - サーマルプリントヘッド - Google Patents
サーマルプリントヘッドInfo
- Publication number
- JPH0671922A JPH0671922A JP23032292A JP23032292A JPH0671922A JP H0671922 A JPH0671922 A JP H0671922A JP 23032292 A JP23032292 A JP 23032292A JP 23032292 A JP23032292 A JP 23032292A JP H0671922 A JPH0671922 A JP H0671922A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- common electrode
- heating element
- print head
- thermal print
- resistance value
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱記録の濃度むらを解消する。
【構成】 共通電極12を介して発熱素子14に供給さ
れる電力が全ての発熱14について等しくなるように、
選択的に除去される共通電極12の端部12a,12b
を補正することによって、発熱素子の幅dまたは長さを
増減し、電気抵抗値の調整を行う。これによって、内側
寄りの発熱素子を駆動するときに、共通電極によって生
じる電圧降下を補償して、外側寄りの発熱素子も内側寄
りの発熱素子に等しい電力を供給することができる。
れる電力が全ての発熱14について等しくなるように、
選択的に除去される共通電極12の端部12a,12b
を補正することによって、発熱素子の幅dまたは長さを
増減し、電気抵抗値の調整を行う。これによって、内側
寄りの発熱素子を駆動するときに、共通電極によって生
じる電圧降下を補償して、外側寄りの発熱素子も内側寄
りの発熱素子に等しい電力を供給することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置など
の記録装置や、プリンタなどの印字装置に用いられる、
サーマルプリントヘッドに関する。
の記録装置や、プリンタなどの印字装置に用いられる、
サーマルプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置には、図8
図示のサーマルプリントヘッド1が感熱記録用に用いら
れている。サーマルプリントヘッド1は、セラミックな
どの耐熱性を有する電気絶縁性基板上に形成される。こ
の基板の表面上には、主走査線方向に平行な1辺に沿っ
て共通電極2が形成される。共通電極2の両端には、共
通電極の長手方向と垂直な方向に延びる共通電極ライン
3,4がそれぞれ接続される。共通電極2の長手方向と
平行な仮想線であるヒータライン5上には、複数の発熱
素子6a,6bが形成される。各発熱素子6a,6b
は、一端が共通電極2に共通接続され、他端が複数の個
別電極ライン7a,7bにそれぞれ接続される。複数の
個別電極ライン7a,7bは、複数の駆動用IC8a,
8bに接続される。各駆動用IC8a,8b内には、各
発熱素子6a,6bを駆動するための駆動回路が含まれ
る。駆動回路が能動化されると、電源から共通電極ライ
ン3,4を介して発熱素子6a,6bに電流が流れるよ
うに、個別電極ライン7a,7bが駆動される。駆動さ
れた各発熱素子6a,6bはジュール熱によって発熱
し、感熱記録紙や熱転写リボンによる感熱記録を行う。
図示のサーマルプリントヘッド1が感熱記録用に用いら
れている。サーマルプリントヘッド1は、セラミックな
どの耐熱性を有する電気絶縁性基板上に形成される。こ
の基板の表面上には、主走査線方向に平行な1辺に沿っ
て共通電極2が形成される。共通電極2の両端には、共
通電極の長手方向と垂直な方向に延びる共通電極ライン
3,4がそれぞれ接続される。共通電極2の長手方向と
平行な仮想線であるヒータライン5上には、複数の発熱
素子6a,6bが形成される。各発熱素子6a,6b
は、一端が共通電極2に共通接続され、他端が複数の個
別電極ライン7a,7bにそれぞれ接続される。複数の
個別電極ライン7a,7bは、複数の駆動用IC8a,
8bに接続される。各駆動用IC8a,8b内には、各
発熱素子6a,6bを駆動するための駆動回路が含まれ
る。駆動回路が能動化されると、電源から共通電極ライ
ン3,4を介して発熱素子6a,6bに電流が流れるよ
うに、個別電極ライン7a,7bが駆動される。駆動さ
れた各発熱素子6a,6bはジュール熱によって発熱
し、感熱記録紙や熱転写リボンによる感熱記録を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からの図8図示の
ようなサーマルプリントヘッド1においては、各個別電
極ライン7a,7bは、ほぼ同一の長さ、幅および厚み
で形成され、電気抵抗値がほぼ等しくなるように設計さ
れている。また、共通電極2の幅や厚みも一定であり、
各発熱素子6a,6bの抵抗値も一定に設計される。こ
のため、共通電極2内の電圧降下によって、共通電極2
の端から端まで一定の電力が供給されるのではなく、中
央付近の発熱素子6bへの供給電力が少なくなる。特
に、プリンタなどにおいては、ファクシミリ装置等と異
なって印字率が高く、全発熱素子6a,6bが発熱に近
い状態となることが多いので、外側寄りの発熱素子6a
と、内側寄りの発熱素子6bとの発熱量むらが記録結果
の濃度むらとして目立ち易い。
ようなサーマルプリントヘッド1においては、各個別電
極ライン7a,7bは、ほぼ同一の長さ、幅および厚み
で形成され、電気抵抗値がほぼ等しくなるように設計さ
れている。また、共通電極2の幅や厚みも一定であり、
各発熱素子6a,6bの抵抗値も一定に設計される。こ
のため、共通電極2内の電圧降下によって、共通電極2
の端から端まで一定の電力が供給されるのではなく、中
央付近の発熱素子6bへの供給電力が少なくなる。特
に、プリンタなどにおいては、ファクシミリ装置等と異
なって印字率が高く、全発熱素子6a,6bが発熱に近
い状態となることが多いので、外側寄りの発熱素子6a
と、内側寄りの発熱素子6bとの発熱量むらが記録結果
の濃度むらとして目立ち易い。
【0004】このような問題を解決するため、次のよう
な対策が考えられている。
な対策が考えられている。
【0005】 共通電極2の幅を大きくして、電気抵
抗を小さくし、電圧降下の影響を小さくする。
抗を小さくし、電圧降下の影響を小さくする。
【0006】 全ての発熱素子6a,6bを同時には
駆動せず、分割駆動によって駆動電流を低減する。
駆動せず、分割駆動によって駆動電流を低減する。
【0007】 分割駆動と併用して、印字エネルギー
の位置による調整を行う。
の位置による調整を行う。
【0008】上述のような対策は、次のような問題点を
生じ、有効な対策とはなり得ない。すなわち、の対策
については、共通電極2の幅の拡大はサーマルプリント
ヘッド1の大型化を招き、サーマルプリントヘッド1の
製造コストを上昇させる。の分割印字では、1ライン
の印字に要する時間が長くなり、感熱記録の高速化がで
きなくなる。の印字エネルギーの調整は、制御駆動用
ICなどのコストが高くなり、サーマルプリントヘッド
としての製造原価が上昇する。
生じ、有効な対策とはなり得ない。すなわち、の対策
については、共通電極2の幅の拡大はサーマルプリント
ヘッド1の大型化を招き、サーマルプリントヘッド1の
製造コストを上昇させる。の分割印字では、1ライン
の印字に要する時間が長くなり、感熱記録の高速化がで
きなくなる。の印字エネルギーの調整は、制御駆動用
ICなどのコストが高くなり、サーマルプリントヘッド
としての製造原価が上昇する。
【0009】本発明の目的は、製造コスト上昇および記
録速度の減少を防ぎ、かつ記録結果の濃度むらが生じな
いサーマルプリントヘッドを提供することである。
録速度の減少を防ぎ、かつ記録結果の濃度むらが生じな
いサーマルプリントヘッドを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の発熱素
子が直線状に配列されて形成され、各発熱素子の一端は
配列方向に延びる共通電極に接続され、各発熱素子の他
端は各発熱素子毎に設けられる個別電極にそれぞれ接続
されるサーマルプリントヘッドにおいて、各発熱素子
は、共通電極を介して供給される電力が全ての発熱素子
について等しくなるように、電気抵抗値が調整されて形
成されることを特徴とするサーマルプリントヘッドであ
る。
子が直線状に配列されて形成され、各発熱素子の一端は
配列方向に延びる共通電極に接続され、各発熱素子の他
端は各発熱素子毎に設けられる個別電極にそれぞれ接続
されるサーマルプリントヘッドにおいて、各発熱素子
は、共通電極を介して供給される電力が全ての発熱素子
について等しくなるように、電気抵抗値が調整されて形
成されることを特徴とするサーマルプリントヘッドであ
る。
【0011】また本発明は、前記共通電極の少なくとも
一端から電力が供給され、前記発熱素子の電気抵抗値が
発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるように、各
発熱素子の幅または長さが調整されて形成されることを
特徴とする。
一端から電力が供給され、前記発熱素子の電気抵抗値が
発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるように、各
発熱素子の幅または長さが調整されて形成されることを
特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、サーマルプリントヘッドには
複数の発熱素子が直線状に配列されて設けられる。各発
熱素子の一端は配列方向に延びる共通電極に共通接続さ
れる。各発熱素子の他端は、複数の個別電極にそれぞれ
接続される。各発熱素子は、共通電極を介して供給され
る電力が全ての発熱素子について等しくなるように、電
気抵抗値が調整されて形成される。共通電極を介して供
給される電力が各発熱素子について等しいので、発熱素
子毎の発生熱量の差は小さく、感熱記録の結果には濃度
むらが生じない。各発熱素子の電気抵抗を調整するだけ
で濃度むらの発生を防止することができるので、記録速
度の減少を防ぎ、製造コストの上昇も抑えることができ
る。
複数の発熱素子が直線状に配列されて設けられる。各発
熱素子の一端は配列方向に延びる共通電極に共通接続さ
れる。各発熱素子の他端は、複数の個別電極にそれぞれ
接続される。各発熱素子は、共通電極を介して供給され
る電力が全ての発熱素子について等しくなるように、電
気抵抗値が調整されて形成される。共通電極を介して供
給される電力が各発熱素子について等しいので、発熱素
子毎の発生熱量の差は小さく、感熱記録の結果には濃度
むらが生じない。各発熱素子の電気抵抗を調整するだけ
で濃度むらの発生を防止することができるので、記録速
度の減少を防ぎ、製造コストの上昇も抑えることができ
る。
【0013】また本発明に従えば、発熱素子の電気抵抗
値が発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるように
各発熱素子の幅または長さが調整されて形成される。こ
れによって共通電極の断面積が一定で、単位長さ当りの
電気抵抗値が一定であり、個別電極と発熱素子とを接続
する導電路の電気抵抗値も一定であるとき、一定間隔に
配列される発熱素子に対して、等しい駆動電力を供給す
ることができる。
値が発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるように
各発熱素子の幅または長さが調整されて形成される。こ
れによって共通電極の断面積が一定で、単位長さ当りの
電気抵抗値が一定であり、個別電極と発熱素子とを接続
する導電路の電気抵抗値も一定であるとき、一定間隔に
配列される発熱素子に対して、等しい駆動電力を供給す
ることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるサーマルプ
リントヘッド11の発熱抵抗素子14付近の断面構造を
示す。アルミナセラミックなどの電気絶縁性基板20の
上にSiO2 ガラスなどによる蓄熱層21が形成され
る。蓄熱層21が形成された電気絶縁性基板20上に
は、スパッタリング法によって窒化タンタルTa3N4な
どのような発熱抵抗体層22が形成される。発熱抵抗体
層22の上には、アルミニウムAlや銅Cuなどの金属
薄膜がスパッタリング法などによって形成される。この
金属薄膜は、フォトリソグラフィ法によって選択的に除
去され、共通電極12および個別電極ライン15に分離
するとともに、発熱抵抗素子14が形成される。表面に
は、窒化ケイ素Si3N4などからなる保護層23が形成
される。注目すべきは、共通電極12を介して発熱素子
14に供給される電力が全ての発熱14について等しく
なるように、選択的に除去される共通電極12の端部1
2a,12bを補正することによって、発熱素子の幅d
または長さを増減し、電気抵抗値の調整を行うことであ
る。
リントヘッド11の発熱抵抗素子14付近の断面構造を
示す。アルミナセラミックなどの電気絶縁性基板20の
上にSiO2 ガラスなどによる蓄熱層21が形成され
る。蓄熱層21が形成された電気絶縁性基板20上に
は、スパッタリング法によって窒化タンタルTa3N4な
どのような発熱抵抗体層22が形成される。発熱抵抗体
層22の上には、アルミニウムAlや銅Cuなどの金属
薄膜がスパッタリング法などによって形成される。この
金属薄膜は、フォトリソグラフィ法によって選択的に除
去され、共通電極12および個別電極ライン15に分離
するとともに、発熱抵抗素子14が形成される。表面に
は、窒化ケイ素Si3N4などからなる保護層23が形成
される。注目すべきは、共通電極12を介して発熱素子
14に供給される電力が全ての発熱14について等しく
なるように、選択的に除去される共通電極12の端部1
2a,12bを補正することによって、発熱素子の幅d
または長さを増減し、電気抵抗値の調整を行うことであ
る。
【0015】図2は、図1図示のサーマルプリントヘッ
ド11の外形を示す。サーマルプリントヘッド11は、
ヒータライン5が形成されるヘッド基板部30と、記録
装置への電気的接続のためのプリント基板部31から構
成される。プリント基板部31には、取付用のねじ孔3
2も設けられる。
ド11の外形を示す。サーマルプリントヘッド11は、
ヒータライン5が形成されるヘッド基板部30と、記録
装置への電気的接続のためのプリント基板部31から構
成される。プリント基板部31には、取付用のねじ孔3
2も設けられる。
【0016】図5および図6は、図1図示の実施例の発
熱素子14を用いたサーマルプリントヘッド11におけ
る長手方向に対する特性値変化を示す。図3はヘッド基
板の共通電極12内の電圧降下の変化を示し、図4は共
通電極12の抵抗値の変化を示し、図5は発熱素子14
の電気抵抗値の変化を示し、図6は全配線抵抗の変化を
示す。図3において、図7図示の両側の共通電極ライン
3,4から電力を供給すると、共通電極12による電圧
降下は中央部で最大となる放物線形状を示す。これは、
共通電極ライン3,4の抵抗値が図4で示されるように
1次関数で表され、その値が中央部で最大値となってい
るためである。直線上に配列されている各発熱素子14
の電気抵抗を、図4図示の直線と対称な図5図示のよう
な直線に従って変化させると、共通電極12および発熱
素子14に供給される電力は、図6図示のように一定の
値となる。
熱素子14を用いたサーマルプリントヘッド11におけ
る長手方向に対する特性値変化を示す。図3はヘッド基
板の共通電極12内の電圧降下の変化を示し、図4は共
通電極12の抵抗値の変化を示し、図5は発熱素子14
の電気抵抗値の変化を示し、図6は全配線抵抗の変化を
示す。図3において、図7図示の両側の共通電極ライン
3,4から電力を供給すると、共通電極12による電圧
降下は中央部で最大となる放物線形状を示す。これは、
共通電極ライン3,4の抵抗値が図4で示されるように
1次関数で表され、その値が中央部で最大値となってい
るためである。直線上に配列されている各発熱素子14
の電気抵抗を、図4図示の直線と対称な図5図示のよう
な直線に従って変化させると、共通電極12および発熱
素子14に供給される電力は、図6図示のように一定の
値となる。
【0017】図7は、発熱抵抗素子27の抵抗値の調整
によって共通電極2の電圧降下分が補償される過程を示
す。図7図示のように、ヒータライン5は長さLを有
し、中央の点Aを通る中心線に対し線対称であり、両側
の共通電極ライン3,4から電流Iが供給される場合を
想定する。すなわちB点から供給される電流Iは、共通
電極ライン3,4内の抵抗値R0による電圧降下を受け
てヒータライン5両端の点C,Cに至る。点C間の共通
電極2の電気抵抗値は、単位長さ当りr(Ω/mm)と
なるように、幅および厚みが一定に形成される。しか
も、点Aに関して線対称であるので、図7図示の左側の
長さL/2の部分についてだけ考慮すればよい。左側の
点Cからxだけ離れた位置における共通電極2の電気抵
抗値は、次の数1の式によって表される。
によって共通電極2の電圧降下分が補償される過程を示
す。図7図示のように、ヒータライン5は長さLを有
し、中央の点Aを通る中心線に対し線対称であり、両側
の共通電極ライン3,4から電流Iが供給される場合を
想定する。すなわちB点から供給される電流Iは、共通
電極ライン3,4内の抵抗値R0による電圧降下を受け
てヒータライン5両端の点C,Cに至る。点C間の共通
電極2の電気抵抗値は、単位長さ当りr(Ω/mm)と
なるように、幅および厚みが一定に形成される。しか
も、点Aに関して線対称であるので、図7図示の左側の
長さL/2の部分についてだけ考慮すればよい。左側の
点Cからxだけ離れた位置における共通電極2の電気抵
抗値は、次の数1の式によって表される。
【0018】
【数1】
【0019】ここでR0は、共通電極ライン3,4の電
気抵抗値である。単位長さ当り、発熱素子6a,6bに
流れる電流が一定値iであるとすると、xの位置におけ
る共通電極2中を流れる電流I(x)の値は次の数2の
式によって与えられる。
気抵抗値である。単位長さ当り、発熱素子6a,6bに
流れる電流が一定値iであるとすると、xの位置におけ
る共通電極2中を流れる電流I(x)の値は次の数2の
式によって与えられる。
【0020】
【数2】
【0021】中央部のA点ではI(x)は0になるか
ら、このような境界条件下でI(x)は次の数3の式に
よって表される。
ら、このような境界条件下でI(x)は次の数3の式に
よって表される。
【0022】
【数3】
【0023】共通電極2は、単位長さ当りrの抵抗値を
有するので、その電圧降下E(x)は次の数4の式のよ
うに表される。
有するので、その電圧降下E(x)は次の数4の式のよ
うに表される。
【0024】
【数4】
【0025】数4に示されるように電圧が変化する共通
電極2から、単位長さ当りiの電流を流すためには、発
熱素子および個別電極の等価抵抗W(x)は、次の数5
の式によって表される必要がある。
電極2から、単位長さ当りiの電流を流すためには、発
熱素子および個別電極の等価抵抗W(x)は、次の数5
の式によって表される必要がある。
【0026】
【数5】
【0027】ここで、a,bは定数を示す。等価抵抗W
(x)が図5のように2次関数として変化すれば、単位
長さ当りの電流iは一定となる。この一定の電流iでジ
ュール熱による発熱量を均一化するためには、発熱素子
の電気抵抗値も一定にする必要がある。このため、W
(x)として必要な電気抵抗値の変化は、発熱素子6
a,6bの電気抵抗値の調整を行うことによって達成さ
せる必要がある。
(x)が図5のように2次関数として変化すれば、単位
長さ当りの電流iは一定となる。この一定の電流iでジ
ュール熱による発熱量を均一化するためには、発熱素子
の電気抵抗値も一定にする必要がある。このため、W
(x)として必要な電気抵抗値の変化は、発熱素子6
a,6bの電気抵抗値の調整を行うことによって達成さ
せる必要がある。
【0028】たとえば、発熱素子14の幅dで電気抵抗
値を調整する場合には、図8図示のようなサーマルプリ
ントヘッド中央部1aは、サーマルプリントヘッド両端
部1b,1cに比べて、各発熱素子14の幅dを徐々に
広くしてゆく、また、発熱素子14の長さで電気抵抗値
を調整する場合には、サーマルプリントヘッド中央部1
aは、サーマルプリントヘッド両端部1b,1cに比べ
て発熱素子14の長さを徐々に短くしてゆく。
値を調整する場合には、図8図示のようなサーマルプリ
ントヘッド中央部1aは、サーマルプリントヘッド両端
部1b,1cに比べて、各発熱素子14の幅dを徐々に
広くしてゆく、また、発熱素子14の長さで電気抵抗値
を調整する場合には、サーマルプリントヘッド中央部1
aは、サーマルプリントヘッド両端部1b,1cに比べ
て発熱素子14の長さを徐々に短くしてゆく。
【0029】このようにして、各発熱素子14の電気抵
抗を共通電極ライン3,4の抵抗値に対応して1次関数
となるように調整するだけで、共通電極2および発熱素
子14に供給される電力を一定に保つことができる。
抗を共通電極ライン3,4の抵抗値に対応して1次関数
となるように調整するだけで、共通電極2および発熱素
子14に供給される電力を一定に保つことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発熱素子
の電気抵抗値を変えて、共通電極を介して供給される電
力が全ての発熱素子について等しくなるように調整し、
感熱記録結果の濃度むらを防止することができる。複数
の発熱素子を同時に駆動しても濃度むらが生じないの
で、分割駆動の必要はなく、迅速に感熱記録が可能であ
る。駆動回路などの構成も単純でよく、共通電極の電気
抵抗値も特別に小さくなるようにする必要はない。これ
によってサーマルプリントヘッドの製造コストの上昇を
防ぐことができる。
の電気抵抗値を変えて、共通電極を介して供給される電
力が全ての発熱素子について等しくなるように調整し、
感熱記録結果の濃度むらを防止することができる。複数
の発熱素子を同時に駆動しても濃度むらが生じないの
で、分割駆動の必要はなく、迅速に感熱記録が可能であ
る。駆動回路などの構成も単純でよく、共通電極の電気
抵抗値も特別に小さくなるようにする必要はない。これ
によってサーマルプリントヘッドの製造コストの上昇を
防ぐことができる。
【0031】また本発明によれば、発熱素子の電気抵抗
値は、発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるよう
に各発熱素子の幅または長さが調整されて形成されるの
で、共通電極を介して供給される電力を全ての発熱素子
について等しくすることができ、感熱記録の濃度むらの
発生を防止することができる。
値は、発熱素子の配列方向に沿って2次関数となるよう
に各発熱素子の幅または長さが調整されて形成されるの
で、共通電極を介して供給される電力を全ての発熱素子
について等しくすることができ、感熱記録の濃度むらの
発生を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例によるサーマルプリントヘッ
ド1の発熱素子14の付近の構造を示す断面図である。
ド1の発熱素子14の付近の構造を示す断面図である。
【図2】図1図示の実施例によるサーマルプリントヘッ
ドの概略的な平面図である。
ドの概略的な平面図である。
【図3】図1図示の実施例の共通電極12における電圧
降下の変化を示すグラフである。
降下の変化を示すグラフである。
【図4】図1および図7におけるサーマルプリントヘッ
ド1,11の共通電極ライン3,4の電気抵抗の変化を
示すグラフである。
ド1,11の共通電極ライン3,4の電気抵抗の変化を
示すグラフである。
【図5】図1図示の実施例のサーマルプリントヘッド1
1の発熱素子14の電気抵抗の変化を示すグラフであ
る。
1の発熱素子14の電気抵抗の変化を示すグラフであ
る。
【図6】図1図示の実施例の発熱素子14および共通電
極12により供給される電力の変化を示すグラフであ
る。
極12により供給される電力の変化を示すグラフであ
る。
【図7】共通電極2による電圧降下を計算するための等
価抵抗を示す図である。
価抵抗を示す図である。
【図8】従来からのサーマルプリントヘッド1の概略的
な電極配置を示す平面図である。
な電極配置を示す平面図である。
1,11 サーマルプリントヘッド 2,12 共通電極 12a,12b 共通電極の端部 3,4 共通電極ライン 5 ヒータライン 14,6a,6b 発熱素子 20 電気絶縁性基板 21 蓄熱層 22 発熱抵抗体層 23 保護層
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の発熱素子が直線状に配列されて形
成され、各発熱素子の一端は配列方向に延びる共通電極
に接続され、各発熱素子の他端は各発熱素子毎に設けら
れる個別電極にそれぞれ接続されるサーマルプリントヘ
ッドにおいて、 各発熱素子は、共通電極を介して供給される電力が全て
の発熱素子について等しくなるように、電気抵抗値が調
整されて形成されることを特徴とするサーマルプリント
ヘッド。 - 【請求項2】 前記共通電極の少なくとも一端から電力
が供給され、前記発熱素子の電気抵抗値が発熱素子の配
列方向に沿って2次関数となるように、各発熱素子の幅
または長さが調整されて形成されることを特徴とする請
求項1記載のサーマルプリントヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23032292A JPH0671922A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | サーマルプリントヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23032292A JPH0671922A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | サーマルプリントヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671922A true JPH0671922A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16906021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23032292A Pending JPH0671922A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | サーマルプリントヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671922A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103381711A (zh) * | 2012-05-04 | 2013-11-06 | 山东华菱电子有限公司 | 热敏打印头修阻方法及装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP23032292A patent/JPH0671922A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103381711A (zh) * | 2012-05-04 | 2013-11-06 | 山东华菱电子有限公司 | 热敏打印头修阻方法及装置 |
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