JPH067224B2 - アルバダ式逆ガリレオフアインダ− - Google Patents

アルバダ式逆ガリレオフアインダ−

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JPH067224B2
JPH067224B2 JP21379184A JP21379184A JPH067224B2 JP H067224 B2 JPH067224 B2 JP H067224B2 JP 21379184 A JP21379184 A JP 21379184A JP 21379184 A JP21379184 A JP 21379184A JP H067224 B2 JPH067224 B2 JP H067224B2
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JP
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lens
albada
eyepiece
mark
finder
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和夫 木村
太郎 渋谷
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Minolta Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、負の屈折力をもつ前群と正の屈折力をもつ後
群とからなり、更にアルバダ式のインファインダー表示
が可能なカメラのファインダー光学系に関する。
従来、上述の如きアルバダ式逆ガリレオファインダーと
して、2枚の凹レンズからなる前群と1枚の正レンズか
らなる後群とを有する3群3枚構成のものは知られてい
る。(例えば、時開昭50−27539号公報,特開昭
59−33419号公報,及び特開昭59−23330
号公報など)すなわち、この構成は、第7図図示のよう
に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ
(Lo1)及び第2レンズ(Lo2)で物体の虚像を形成し、
それを正の屈折力を有する第3レンズ(Le)を通して拡
大して見るようになっている。(P)は視野枠などのマー
ク(M)を有するガラス板で、第2レンズ(Lo2)の瞳側の
面(Υ4)を反射面とすることでマーク(M)の像がイン
ファインダー表示される。このような構成にすることに
よって、前群の負の屈折力を第1・第2レンズ(Lo1)
(Lo2)に分担させて、歪曲収差の発生を抑えることが
できるという利点がある。
一方、インファインダー表示を除いた通常の逆ガリレオ
ファインダーは、第8図図示のように、負の屈折力を有
する対物レンズ(Lo)の正の屈折力を有する接眼レンズ
(Le)との2群2枚構成からなっている。ここで、第7
図図示のアルバダ式逆ガリレオファインダーと第8図図
示の単なる逆ガリレオファインダーとを比較すると、ア
ルバダ式のインファインダー表示をすることによってレ
ンズ系の構成枚数が明らかに1枚多くなり、従って、組
立及び調整が複雑になる上にコストアップにもなる。
本発明は、上記従来の欠点を解消し、2群2枚ながらア
ルバダ式インファインダー表示が可能なファインダーを
提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する為に、本発明に係るアルバダ式逆ガ
リレオファインダーは、第1図図示のように、物体側か
ら順に、負の屈折力を有する単レンズからなる対物レン
ズ(Lo)と、正の屈折力を有する単レンズからなる接眼
レンズ(Le)との2群2枚構成からなり、接眼レンズ
(Le)の物体側の面(Υ3)を反射面とするとともに、
以下の条件を満足することを特徴とするものである。
(I) 0.35<Γ<0.8 (II) 0.1<d2/d3<0.8 (III) 0.5<d3/L<0.9 但し、ここで、Γはファインダー倍率、 d2は対物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)と接眼レンズ
(Le)の物体側の面(Υ3)との軸上面間隔, d3;接眼レンズ(Lo)の軸上厚, L;ファインダー全長, である。
以下、本発明について詳述する。まず、第8図図示の逆
ガリレオファインダーにおいて、レンズ系を構成する4
面(Υ1)〜(Υ4)のうち、アルバダ用の反射面とし
て、対物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)を用いること
について検討してみる。いま、対物レンズ(Lo)の焦点
距離をfo,接眼レンズ(Le)の焦点距離をfeとし、両
レンズ間の空気間隔をlとする。Υ1〜Υ4を各面
(Υ1)〜(Υ4)の曲率半径とする。すると、ファイン
ダー倍率Γは Γ≒−fo/fe …(1) で近似される。そして、ファインダー視度を、一般的に
好ましいとされている−1ディオプターにする為の条件
は、 fe≒−fo+l …(2) となる。ここで、ファインダー倍率Γとして、一般的な
値である0.5を採用すると、(1)(2)式より、 fe≒−2fo≒2l (l>0) …(3) が得られる。そして、接眼レンズ(Le)の物体側の面
(Υ3)上にマーク(M)が設けられるとすると、対物レ
ンズ(Lo)による物体の像とマーク(M)の像とが、同時
に、パララックスもなくはっきりと観察される為には、
両者の視度をほぼ一致させねばならない。
ここで、マーク(M)の像を−1ディオプターにする為の
条件は、 1/l−1/(fe−l)≒2/Υ2 …(4) となり、(3)式を代入すると、 1/l−1/l≒2/Υ2 ∴Υ2≒∝ …(5) が得られる。すわち、このような構成にすると、対物レ
ンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)の屈折力がゼロになるの
で、対物レンズ(Lo)の負の屈折力を全てその物体側の
面(Υ1)で担うことになってしまい、該面(Υ1)の屈
折力が強くなりすぎてたる型の歪曲収差が著しく大きく
なる。従って、2群2枚構成の逆ガリレオファインダー
において、対物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)を反射
面として用いてアルバダ式のインファインダー表示を行
うことはできない。
尚、ここで、ファインダー倍率Γを0.5より小さくす
ると、上記演算から明らかなようにΥ2<0となり、対
物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)が凸面となって正の
屈折力を有するので、対物レンズ(Lo)の物体側の面
(Υ1)の屈折力はますます強くせねばならなくなり、
歪曲収差は更に大きく発生する。一方、ファインダー倍
率Γを0.5より大きくすると、対物レンズ(Lo)の瞳
側の面(Υ2)は凹面となり、(1)(2)式から対物レンズ
(Lo)の屈折力o(=1/fo)は逆に小さくなるの
で、収差補正上、好ましい。
そこで、本発明においては、逆ガリレオファインダーの
接眼レンズ(Le)の物体側の面(Υ3)をアルバダ用反
射面とするとともに接眼レンズ(Le)の芯厚を厚くし
て、歪曲収差を悪化させることなく実用性のあるファイ
ンダー倍率を2群2枚構成で得ることを特徴とする。
条件(I)はファインダー倍率Γの範囲を規定するもので
ある。条件(I)の下限を越えると、前述のように、歪曲
収差を良好に補正することが困難となる。一方、条件
(I)の上限を越えると、対物レンズの外径が大きくなり
すぎてコンパクト性が損なわれる。
条件(II)は、対物レンズ(Lo)と接眼レンズ(Le)との
間の空気間隔と、接眼レンズ(Le)の芯厚との比を規定
するものである。条件(II)の下限を越えると、Υ2とΥ3
との曲率が互いに近くなるので、対物レンズ(Lo)に求
められる負の屈折力をその物体側の面(Υ1)に負担さ
せることになり歪曲収差の補正が困難になる。一方、条
件(II)の上限を越えると、接眼レンズ(Le)が厚くなり
すぎて、視野枠の視度を合わせる為にはΥ3の曲率をき
つくせねばならず、従って収差が悪くなる。
条件(III)は、接眼レンズ(Le)の芯厚が厚いことを示
すものである。条件(III)の下限を越えると、条件(II)
の上限を越えたときと同様に、歪曲収差を良好に補正す
ることが困難となる。一方、条件(III)の上限を越える
と、対物レンズ(Lo)に負の屈折力をもたせることがで
きなくなり、逆ガリレオファインダーが構成しにくくな
る。
以下、本発明の実施例を表を用いて示す。表中、Υi
は、物体側から数えて第i番目の面の曲率半径,diは物
体側から数えて第i番目の軸上面間隔,ni,νiは物体側
から数えて第i番目の物質の屈折率及びアッベ数であ
る。更に、表中、*はその面が非球面であることを示
し、その非球面形状は次式にてあらわされる。
但し、ここで、 X;損点からの光軸方向距離, Y;光軸からの光軸垂直方向距離, Co;損点における基準曲率, ε;非球面係数, Ci;第i次の変形項, である。
本実施例において、接眼レンズ(Le)の物体側の面(Υ
3)はアルバダ用反射面として用いられ、その瞳側の面
(Υ4)上に視野枠などのマーク(M)が設けられてい
る。本実施例の収差を第2図に示す。
本実施例は、実施例1よりもファインダー倍率Γを少し
小さくするとともに、それによる歪曲収差の悪化を、対
物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)に非球面を導入して
補正したものである。本実施例の収差を第3図に示す。
本実施例は、更に、ファインダー倍率Γを小さくし、対
物レンズ(Lo)の両面(Υ1)(Υ2)に非球面を導入し
て、歪曲収差を補正したものであり、その収差を第4図
に示す。
本実施例は、接眼レンズ(Le)の瞳側に透明な保護板
(PL)を配し、その物体側の面(Υ5)に視野枠などの
マークを設けたものである。また、本実施例において
は、対物レンズ(Lo)の瞳側の面(Υ2)及び接眼レン
ズ(Le)の瞳側の面(Υ4)にそれぞれ非球面を導入し
たので、第5図の収差図に示すごとく、被写体像の非点
収差及び歪曲収差のみならず、視野枠像の非点収差につ
いてもきわめて良好に補正されている。更に、本実施例
においては、保護板(PL)として平行平板ガラスが用い
られているのでこの保護板(PL)が近軸諸値や収差に及
ぼく影響はほとんどなく、プラスチックからなるレンズ
の防塵を行うことができる。また、平行平板ガラスから
なる保護板(PL)の物体側の面(Υ5)にマークを設け
るので、曲面からなる接眼レンズ(Le)の瞳側の面(Υ
4)にマークを設ける場合に比べて作業性が向上し、マ
ークに対する防塵効果もある。
本実施例においては、対物レンズ(Lo)と接眼レンズ
(Le)とが接近しているので、第6図図示のように、対
物レンズ(Lo)の後部に段差を設けてここに接眼レンズ
(Le)を嵌め込み、更に、接眼レンズ(Le)の後部に段
差を設けてここに保護板(PL)を嵌め込めばファインダ
ー光学系を一体化することができ、レンズの偏心誤差が
生じにくくなり片ボケが少なくなる。更に、組立後のゴ
ミの侵入も防止できる。
尚、以上のような構成により、本発明においては、従来
アルバダ式逆ガリレオファインダーとほぼ同等の外形寸
法に対し、倍率を相対的に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1〜3の構成を示すレンズ縦断面
図、第2〜4図はそれぞれ実施例1〜3の諸収差を示す
収差図、第5図は実施例4の諸収差を示す収差図、第6
図はその構成を示すレンズ縦断面図、第7図は従来のア
ルバダ式逆ガリレオファインダーの構成を示すレンズ縦
断面図、第8図は従来の逆ガリレオファインダーの構成
を示すレンズ縦断面図である。 (Lo);対物レンズ, (Le);接眼レンズ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、負の屈折力を有する単レ
    ンズからなる対物レンズと、正の屈折力を有する単レン
    ズからなる接眼レンズとの2群2枚構成からなり、接眼
    レンズの物体側の面を反射面とするとともに、以下の条
    件を満足することを特徴とするアルバダ式逆ガリレオフ
    ァインダー: 0.35<Γ<0.8 0.1<d2/d3<0.8 0.5<d3/L<0.9 但し、ここで、 Γ;ファインダー倍率, d2;対物レンズの瞳側の面と接眼レンズの物体側の面と
    の軸上面間隔, d3;接眼レンズの軸上厚, L;ファインダー全長, である。
  2. 【請求項2】接眼レンズの瞳側の面上に、視野枠、測距
    マーク,測光マークなどのインファインダー表示される
    べきマークを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のアルバダ式逆ガリレオファインダー。
  3. 【請求項3】接眼レンズの瞳側に、透明な保護板を配
    し、この保護板上に視野枠,測距マーク,測光マークな
    どのインファインダー表示されるべきマークを設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアルバダ式
    逆ガリレオファインダー。
  4. 【請求項4】対物レンズはプラスチックからなり、少な
    くとも一面に非球面を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載のアルバ
    ダ式逆ガリレオファインダー。
  5. 【請求項5】接眼レンズはプラスチツクからなり、その
    瞳側の面が非球面であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第4項までのいずれかに記載のアルバダ式
    逆ガレリオファインダー。
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JP2582446B2 (ja) * 1989-11-22 1997-02-19 日新工機株式会社 フイルム一体型カメラ用広角レンズ
US6031670A (en) * 1990-08-28 2000-02-29 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Wide-angle lens
TW297100B (ja) * 1994-07-25 1997-02-01 Philips Electronics Nv

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