JPH0673438U - リニアベアリングの給油装置 - Google Patents
リニアベアリングの給油装置Info
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- JPH0673438U JPH0673438U JP2055693U JP2055693U JPH0673438U JP H0673438 U JPH0673438 U JP H0673438U JP 2055693 U JP2055693 U JP 2055693U JP 2055693 U JP2055693 U JP 2055693U JP H0673438 U JPH0673438 U JP H0673438U
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- groove
- ball
- oil
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- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 claims abstract description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案はリニアベアリングに対する給油を
目的とした考案である。 【構成】 ボール循環路を有するリテーナー(R)のボ
ール循環路のボールが無負荷の状態で転動する側のボー
ル溝(1B)の側壁の張出(D)を外筒(H)の内面に
圧接して嵌合し、これが両端にエンドキャップを装着す
ることにより生ずる各ボール循環路の空所を油室(F)
とし、外筒(H)の外周にリング状の溝(M)を刻設
し、該溝(M)の底部にして各油室(F)に通ずる給油
孔(H1)を穿設してなるリニアベアリング(K)をハ
ウジング(P)に嵌合し、ハウジングにはリング状の溝
(M)に合致する位置に給油孔(P1)を穿設し、これ
にニップル(N)を装着してなるものである。
目的とした考案である。 【構成】 ボール循環路を有するリテーナー(R)のボ
ール循環路のボールが無負荷の状態で転動する側のボー
ル溝(1B)の側壁の張出(D)を外筒(H)の内面に
圧接して嵌合し、これが両端にエンドキャップを装着す
ることにより生ずる各ボール循環路の空所を油室(F)
とし、外筒(H)の外周にリング状の溝(M)を刻設
し、該溝(M)の底部にして各油室(F)に通ずる給油
孔(H1)を穿設してなるリニアベアリング(K)をハ
ウジング(P)に嵌合し、ハウジングにはリング状の溝
(M)に合致する位置に給油孔(P1)を穿設し、これ
にニップル(N)を装着してなるものである。
Description
【0001】
この考案は、リニアベアリングの給油装置に係わるものである。
【0002】
従来、リニアベアリングに給油する方法はベアリング内側のボール露出孔より リテーナーにより内部に無理に充填する方法が取られていたものである。 従って、本考案の如き装置は存在しない。参考文献としては実公昭51ー10 278号、ボールスプラインの注油装置が存在するが、本考案とは異質のもので ある。
【0003】
従来のリニアベアリングに給油する方法は極めて原始的であり、かつまた、各 ボール循環路に均一に全列数給油することは不可能な状態で給油されており、こ れを所要工作機器に使用した場合には、ベアリングに油切れが生じた場合でも直 ちに給油することが不可能であった。 従って、ベアリングの各部が磨耗し、がたを生じ、勢い精密機器の性能に大き な影響を与える課題があった。
【0004】
この考案は上記のような課題を解決するために次の手段を採用したものである 。 すなわち、二条のボール溝(1A)(1B)をエンドレスに連通し、一方のボ ール溝(1A)にはボール露出孔(2)を成形し、該ボール溝(1A)と他方の ボール溝(1B)を連通する個所を所要勾配の坂路(3)に成形することにより 、該ボール溝(1B)の側壁を張出(D)してボール循環路を数条成形してなる リテーナー(R)を外筒(H)に嵌合し、またボール循環路の張出(D)を外筒 (H)の内周面に圧接し、更に外筒(H)の両端にエンドキャップ(E)を装着 することによりボール循環路と外筒間に油室(F)を構成し、外筒(H)の外周 側にはリング状の溝(M)を刻設し、該溝(M)の底部にして上記各列の油室( F)毎に給油孔(H1)を穿設してなるリニアベアリング(K)を所望形状のハ ウジング(P)に嵌合固定し、ハウジング(P)には外筒(H)の溝(M)に合 致する給油孔(P1)を穿設し、これにはニップル(N)を装着し、ボール循環 路全列数に均一に給油可能にしてなることを特徴とするリニアベアリングの給油 装置としたものである。 また、シャフトにモーメント荷重や高負荷が加わるような工作機器の場合には 特にリテーナーを複数一体成形することによりこの課題を解決したものである。
【0005】
第一実施例 この実施例のリニアベアリングのリテーナー(R)は六条のボール循環路によ りなる。 ボール循環路は二条のボール溝(1A)(1B)がエンドレスに連通されて平 面略長楕円をなし、一方のボール溝(1A)にはボール(B)が負荷の状態で転 動するためのボール露出孔(2)が設けられ、他方の無負荷の状態でボール(B )が転動するボール溝(1B)に導かれ、しかもこの連絡路はボール(B)が負 荷の状態で転動し、駆け昇り駆け降りのために約8°の勾配をとった坂路(3) により構成されるものである。 従って、この無負荷の状態でボール(B)が転動するボール溝(1B)は側壁 が張出された形状をなし、リテーナー(R)の端面より見るとこの張出(D)は ボール循環路を挟んで六条成形され、恰も花形の形状としてあり(図4参照)、 外筒(H)に嵌合するとこの張出(D)が外筒(H)の内周面に圧接し、谷に当 たるボール循環路と外筒(H)の内周面に隙間を生じ、外筒(H)の両端に装着 するエンドキャップ(E)とによりこの空間が油室(F)として構成されるもの である。
【0006】 外筒(H)の外周面にはリング状の溝(M)が刻設され、これが底部には上記 各油室(F)に連通する給油孔(H1)が穿設されてなるものである。 上記構成よりなるリニアベアリング(K)は適宜外形をなすハウジング(P) に嵌合装着されるものであり、ハウジング(P)には外筒(H)のリング状の溝 (M)に合致する位置に給油孔(P1)が穿設され、これにはグリースポンプの 給油圧力により開口を閉鎖するボールが内部のスプリングを押圧して開口する構 造のニップル(N)が装着されて構成される。 尚、図中(Z)は外筒(H)に成形した鍔で、ハウジング(P)に固定するた めに使用される。
【0007】
上記の如く構成されるリニアベアリングの各油室(F)にニップル(N)より グリースポンプにより給油すると、油は給油孔(P1)より外筒(P)の溝(M )に流れ、更に油室(F)に通ずる各給油孔(H1)より油室(F)に流れ込み 、油室(F)に油は充満し、ベアリングのボール(B)がボール溝を無限に転動 することによりボール循環路の全列部に均一に導かれるものである。
【0008】 第二実施例 この実施例のリニアベアリングの給油装置の原理は第一実施例と同様であり、 只この実施例の場合にはシャフトのモーメント荷重や高負荷に対応するため上記 第一実施例と同一構造のリテーナーが同一軸線上にリテーナーのボール循環路を 接して一体成形されるものである。 上記リテーナー(R)を嵌合する外筒(H)は第一実施例と同様であり、只長 さが相違するのでリテーナー(R)を嵌合し、両端にエンドキャップ(E)を装 着することは同様である。 従って外筒(H)の内周面に圧接する張出(D)とエンドキャップ(E)とに より構成される油室(F)もその長さが第一実施例と相違するだけである。 しかし、油室(F)に臨む給油孔(H1)は各ボール循環路がリテーナー(R )の中央において隣接する位置に臨み、油が両側のボール循環路に行き渡るよう に構成してある。 すなわち、外筒(H)の外周溝(M)を外筒(H)の中央位置に刻設し、これ が底部に各油室(F)に臨む給油孔(H1)を穿設してなるものである。 上記リニアベアリング(K)は所要外形のハウジング(P)に嵌合固定し、ハ ウジング(P)には外筒(H)の溝(M)に通ずる位置に給油孔(P1)を穿設 して、これにはニップル(N)を装着してなるものである。 尚、リテーナー(R)の各部の符号は第一実施例と同様であるから構造の説明 は省略する。
【0009】
この実施例はリテーナー(R)を二個接続したのと同一作用をなすものである からニップル(N)より給油すると油は給油孔(P1)より外筒(H)の溝(M )に流れ,更に給油孔(H1)より夫々の油室(F)に流れ込むものであり、こ の場合、油室(F)に通ずる給油孔(H1)は両者のボール循環路の中央に位置 して油室を充満せしめるものであるから、第一実施例に比較して給油時間が長く かかることは各給油孔の直径の調節により緩和できるものであり、これが作用は 第一実施例と差異はないものである。
【0010】
この考案は上記の如く構成されるから、第一に、従来至難であったリニアベア リングに対する給油作業を簡単に、尚且つ全ボール循環路に均一に給油を実施で きる利点がある。 第二に、給油を簡単に実施できるのでボールに対する油切れを防止することが 可能であり、ベアリングの寿命を高める利点がある。 第三に、リテーナーの構造により生ずるボール循環路と外筒間の空間を油室( F)に利用できるので特別従来のリニアベアリングに油室を設ける必要がなく、 単に外筒にリング状の溝と油室(F)に通ずる給油孔(H1)を加工するだけで 足りるから既存のリニアベアリングをそのまま利用できる経済性がある。 第四に、油室(F)に油を貯蔵できるので給油回数を少なくすることが可能と なる利点がある。 第五に、給油された油はボール露出孔以外より漏洩するおそれがないから油の 浪費を防止できる利点がある。
添付図面はこの考案の実施例を示し
【図1】第一実施例の縦断側面図
【図2】同上要部の横断面図
【図3】リテーナーの平面図
【図4】同上横断面図
【図5】第二実施例の縦断側面図
【図6】同上要部の横断面図
【図7】リテーナーの平面図
【図8】同上横断面図
1A ボール溝 2B ボール溝 2 ボール露出孔 3 坂路 H 外筒 H1 給油孔 M リング状溝 E エンドキャップ P ハウジング P1 給油孔 N ニップル D 張出 F 油室 K リニアベアリング
Claims (2)
- 【請求項1】 二条のボール溝(1A)(1B)をエン
ドレスに連通し、一方のボール溝(1A)にはボール露
出孔(2)を成形し、該ボール溝(1A)と他方のボー
ル溝(1B)を連通する個所を所要勾配の坂路(3)に
成形することにより、該ボール溝(1B)の側壁を張出
(D)してボール循環路を数条成形してなるリテーナー
(R)を外筒(H)に嵌合し、またボール循環路の張出
(D)を外筒(H)の内周面に圧接し、更に外筒(H)
の両端にエンドキャップ(E)を装着することによりボ
ール循環路と外筒(H)間に油室(F)を構成し、外筒
(H)の外周側にはリング状の溝(M)を刻設し、該溝
(M)の底部にして上記各列の油室(F)毎に給油孔
(H1)を穿設してなるリニアベアリング(K)を所望
形状のハウジング(P)に嵌合固定し、ハウジング
(P)には外筒(H)の溝(M)に合致する給油孔(P
1)を穿設し、これにはニップル(N)を装着してなる
ことを特徴とするリニアベアリングの給油装置。 - 【請求項2】 上記構成よりなるリテーナー(R)を二
個同一軸線上に各ボール循環路を近接して一体成形して
なるリテーナー(R)を外筒(H)に嵌合し、リテーナ
ー(R)の張出(D)を外筒(H)の内周面に圧接し、
外筒(H)に装着するエンドキャップ(E)によりボー
ル循環路と外筒(H)間に油室(F)を構成し、外筒
(H)の外周側にしてリテーナー(R)の中央位置に当
たる個所にはリング状の溝(M)を刻設し、該溝(M)
の底部にして油室(F)毎に給油孔(H1)を穿設して
なるリニアベアリング(K)を所望外形のハウジング
(P)に嵌合装着し、ハウジング(P)には外筒(H)
の溝(M)に合致する給油孔(P1)を穿設し、これに
はニップル(N)を装着してなることを特徴とする請求
項1記載のリニアベアリングの給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020556U JPH0743483Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | リニアベアリングの給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020556U JPH0743483Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | リニアベアリングの給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673438U true JPH0673438U (ja) | 1994-10-18 |
| JPH0743483Y2 JPH0743483Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12030438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993020556U Expired - Lifetime JPH0743483Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | リニアベアリングの給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743483Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09112554A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-05-02 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動転がり軸受及びこれを具備した軸受装置 |
| JP2007155036A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Thk Co Ltd | リニアブッシュ及びその製造方法 |
| JP2015113979A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 上銀科技股▲フン▼有限公司 | 潤滑構造を備えたボールスプライン装置 |
| DE102023133761A1 (de) * | 2023-12-04 | 2025-06-05 | Hiwin Technologies Corp. | Kugelkeilverzahnung mit schmiermittelkanal |
| US12352313B2 (en) | 2023-12-04 | 2025-07-08 | Hiwin Technologies Corp. | Ball spline with lubrication passage |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4850138A (ja) * | 1971-10-28 | 1973-07-14 | ||
| JPS5637140U (ja) * | 1979-08-28 | 1981-04-09 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP1993020556U patent/JPH0743483Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4850138A (ja) * | 1971-10-28 | 1973-07-14 | ||
| JPS5637140U (ja) * | 1979-08-28 | 1981-04-09 |
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| JP2007155036A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Thk Co Ltd | リニアブッシュ及びその製造方法 |
| JP2015113979A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 上銀科技股▲フン▼有限公司 | 潤滑構造を備えたボールスプライン装置 |
| DE102023133761A1 (de) * | 2023-12-04 | 2025-06-05 | Hiwin Technologies Corp. | Kugelkeilverzahnung mit schmiermittelkanal |
| US12352313B2 (en) | 2023-12-04 | 2025-07-08 | Hiwin Technologies Corp. | Ball spline with lubrication passage |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0743483Y2 (ja) | 1995-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |